JP2009169388A - レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置およびレンズ鏡胴用筒 - Google Patents

レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置およびレンズ鏡胴用筒 Download PDF

Info

Publication number
JP2009169388A
JP2009169388A JP2008251520A JP2008251520A JP2009169388A JP 2009169388 A JP2009169388 A JP 2009169388A JP 2008251520 A JP2008251520 A JP 2008251520A JP 2008251520 A JP2008251520 A JP 2008251520A JP 2009169388 A JP2009169388 A JP 2009169388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
lens barrel
rotating cylinder
protrusion
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008251520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5298737B2 (ja
Inventor
Terunori Koyama
輝憲 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2008251520A priority Critical patent/JP5298737B2/ja
Priority to PCT/JP2008/073498 priority patent/WO2009078491A1/en
Priority to KR1020107014343A priority patent/KR101170245B1/ko
Priority to US12/746,439 priority patent/US8075206B2/en
Priority to CN200880121566.2A priority patent/CN101903817B/zh
Priority to EP08862300.4A priority patent/EP2220530B1/en
Publication of JP2009169388A publication Critical patent/JP2009169388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5298737B2 publication Critical patent/JP5298737B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

【課題】回転筒と直進キーをバヨネット式連結構造で連結したレンズ鏡胴において、どのような繰り出し状態において衝撃力が加わっても、連結を外れ難くする。
【解決手段】固定筒1と、第1回転筒2と、第1回転筒2とともに軸線方向には一体的に移動する直進キー3と、第2回転筒4と、を備え、直進キー3は外周面に3つ以上の突起を有し、第1回転筒2は内周面に直進キーの各突起に対応しかつ各突起の形に対応した形の3つ以上の切り欠きを有し、各切り欠きは第1回転筒の軸線と平行に形成されて直進キーの各突起が挿入され、各切り欠きの終端は周方向の溝25に続き、溝25に各突起が導き入れられて第1回転筒2と直進キー3が結合され、直進キー3は、第2回転筒に設けられているピンに対する逃げ孔36を有し、3つ以上の突起のうち少なくとも2つの突起は軸線方向において逃げ孔36と重ならない位置に設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、耐衝撃性を強化することができるレンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置およびレンズ鏡胴用筒に関するものである。
カメラなどの撮影レンズを保持するレンズ鏡胴は、カメラ本体に装着されている状態においても、あるいは、一眼レフカメラ用レンズ鏡胴のようにカメラ本体から分離されている状態においても、誤って取り落とし、あるいは物に衝突させるなどして大きな衝撃を与えることがある。
レンズ鏡胴のレンズ駆動機構には各種の形式があり、その一つに、相対移動する筒状の部材相互を、突起と切り欠きおよび周方向の溝との嵌まり合いによって結合する、いわゆるバヨネット嵌合を採用したものがある。バヨネット嵌合を採用したレンズ鏡胴によれば、上記突起が筒状の部材の機構的に強度の弱い部分に配置されていると、上記のように大きな衝撃が加わったとき、筒状の部材が変形してバヨネット嵌合が外れ、以後、円滑な動作ができなくなり、あるいは動作そのものが不可能になることがある。
上記の不具合が生じる理由をより具体的に説明する。上記相対移動する筒状の部材相互は、一方の部材に形成されている直進溝に沿って他方の部材の突起を嵌めて中心軸線方向に相対移動させ、さらに、上記筒状の部材相互を中心軸線周りに相対回転させることにより上記直進溝につながる周方向の溝に上記突起を導き入れ、筒状の部材相互を結合している。かかる結合構造を、本明細書ではバヨネット結合という。上記突起を有する部材は、ズーミング時などにレンズ枠を光軸方向に移動させるためのピンに対する逃げ溝を備え、あるいはカム溝などを周方向の広い範囲にわたって備えている場合がある。このような逃げ溝、あるいはカム溝などが形成されていると、上記筒状の部材の強度が低下する。特に、軸線方向において上記逃げ溝、あるいはカム溝などが重なっている範囲では強度が不足しがちであり、この範囲に上記突起が設けられていると、衝撃力が加わったときに、突起を有する部材は突起周辺が変形しやすく、突起が溝から外れやすくなる。すなわちバヨネット嵌合が外れやすくなる。
バヨネット嵌合を外れにくくするには、上記突起の幅、すなわち筒状の部材の軸線を中心とした周方向の広がり寸法を大きくすることが考えられる。しかし、上記突起の幅を若干広くした程度では効果が薄く、幅を大幅に増やすと、機械的強度の点では効果が大きくなるが、筒状の部材の周方向における突起の前側と後ろ側の平行度を高精度に加工する必要があり、製造が難しくなる。
また、バヨネット嵌合を外れにくくするためにバヨネット嵌合をより深くすることが行われている。あるいは、衝撃力を受けても筒状の部材が変形しないように、筒状の部材をアルミニウム合金の棒材から切削加工することによって製作し、筒状の部材の機械的な強度を高めることが行われている。このように構成することにより、衝撃力によって筒状の部材が変形してもバヨネット嵌合が外れることを回避することができ、あるいは、筒状の部材の変形自体を少なくすることができる。
しかし、バヨネット嵌合をより深くする対処方法では、嵌合形状を備えた部材の径方向の厚さ寸法を大幅に厚くする必要があり、レンズ鏡胴が大径化する難点がある。また、筒状の部材をアルミニウム合金の棒材から切削加工することによって制作すると、製作に長時間を要し、生産性が悪いという難点があり、さらに、合成樹脂で製作した筒状の部材と比較すると、重量が重く、鏡胴を繰り出した状態で先端部が下方に傾く難点がある。
筒状の部材をバヨネット嵌合により連結したレンズ鏡胴の公知例として特許文献1記載の発明がある。この公知例は、バヨネット式連結の回転角度を増加させ、自重による移動群レンズの倒れを抑えるとともに外力に耐えるために強度を向上させることを目的としている。この目的を達成するために、径方向に張り出す複数の突起を有する第1環状部材と、上記突起に対応した形状の複数の切り欠きを有する第2環状部材とを備え、上記切り欠きに上記突起を挿入し、第1環状部材と第2環状部材を相対回転可能に、かつ、軸線方向には一体的に動くようにバヨネット嵌合している。そして、上記突起とこの突起が挿入される切り欠きとの組み合わせごとに、突起形状を異ならせたことを特徴としている。
特開2003−322786号公報
しかし、特許文献1記載の発明によれば、突起とこの突起が挿入される切り欠きは、これらの組み合わせごとに径方向の寸法も異ならせることによって所期の効果を得るものであるから、レンズ鏡胴の大きさ、特に径方向の大きさが大きくなるという難点がある。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたもので、回転筒と直進筒を、突起とこの突起が挿入される切り欠きを有する連結構造で連結したレンズ鏡胴において、上記突起を有する部材が、レンズ枠を光軸方向に移動させるためのピンに対する逃げ溝を備え、上記突起を設ける位置を上記逃げ溝との関係において工夫することにより、レンズ鏡胴がどのような繰り出し状態において衝撃力が加わっても、上記突起と切り欠きの嵌合を外れ難くしたレンズ鏡胴を提供することを目的とする。
本発明はまた、上記レンズ鏡胴を用いたカメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置および上記レンズ鏡胴に必須のレンズ鏡胴用筒を提供することを目的とする。
本発明にかかるレンズ鏡胴は、
固定筒と、
上記固定筒に対し軸線周りに回転可能に配置されている第1回転筒と、
第1回転筒の内周側に配置され前記第1回転筒とともに軸線方向には一体的に移動し、軸線の周りには相対回転する円筒形状の直進筒と、
上記直進筒の内周側に配置されている第2回転筒と、を備え、
上記直進筒は外周面に径方向外側に張り出す3つ以上の突起を有し、
第1回転筒は内周面に上記直進筒の各突起に対応しかつ各突起の形に対応した形の3つ以上の切り欠きを有し、
第1回転筒の上記3つ以上の切り欠きはそれぞれ第1回転筒の軸線と平行に形成されて上記直進筒の各突起が挿入され、
上記各突起が挿入される上記各切り欠きの終端は周方向の溝に続いていて、この周方向の溝に各突起が導き入れられることにより第1回転筒と直進筒が結合され、
上記直進筒は、第2回転筒に設けられているピンに対する貫通孔を有し、上記3つ以上の突起のうち少なくとも2つの突起は上記貫通孔と軸線方向において重ならない位置に設けられていることを最も主要な特徴とする。
第1回転筒と直進筒の組み付け位置から収納位置までの第1回転筒と直進筒の相対回転角度をα、
収納位置から最も近い撮影位置までの第1回転筒と直進筒の相対回転角度をβ、
上記最も近い撮影位置から最も遠い撮影位置までの第1回転筒と直進筒の相対回転角度をγ、
としたとき、3つ以上の突起は、
第1突起と第2突起は周方向にほぼ180°間隔で配置され、
第1突起および第2突起よりも周方向の幅の狭い第3突起が、第1突起から第1回転筒の回転方向においてα+β未満の角度ずらして配置されているとなおよい。
直進筒の突起は3つ以上設けられているため、バヨネット結合された状態で第1回転筒と直進筒は相対回転動作を安定に行うことができる。直進筒は、第2回転筒に設けられているピンに対する貫通孔を、周方向の所定の角度範囲にわたって有していて、直進筒の機械的強度低下要因となっているが、直進筒に設けられている少なくとも2つの突起は、上記貫通孔と軸線方向において重ならない位置に設けられているため、レンズ鏡胴あるいはこのレンズ鏡胴を備えたカメラなどが落下などによって衝撃力を受けても、直進筒の上記少なくとも2つの突起が設けられている部分の機械的強度は維持される。そのため、上記少なくとも2つの突起部分の変形は防止され、あるいは変形しても僅かな範囲にとどめることができ、バヨネット結合が外れることはなく、第1回転筒と直進筒の正常な相対移動を確保することができる。
そのほか、本発明にかかるレンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置および画像入力装置の以下に述べる実施例によれば、多くの効果を得ることができる。
図1乃至図5において、符号5はレンズ鏡胴のベース部材を示しており、ベース部材5は固定筒1を備えている。固定筒1の内周側には第1回転筒2が嵌められ、第1回転筒2の内周側にはその後端側(図4において右端側)から円筒形状の直進筒3が嵌められている。固定筒1と直進筒3は、後で詳細に説明するようにいわゆるバヨネット結合になっている。固定筒1の内周面には比較的ピッチの大きい雌型のヘリコイド11が形成されるとともに、中心軸線と平行に直進溝12が複数個所に形成されている。上記ヘリコイド11には、第1回転筒2の後端部外周に突出して形成された雄型のヘリコイド28が嵌っている。上記ヘリコイド28は、図5に示すように、極短い突形のヘリコイドで、第1回転筒2の周方向の複数個所に形成されている。
第1回転筒2の後端部外周には、ヘリコイド28を周方向に囲むようにしてラック29が形成されている。このラック29には、モータによって回転駆動される図示されないピニオンが噛み合っている。したがって、上記ピニオンがモータによって回転駆動されると、雄型のヘリコイド28が雌型のヘリコイド11に案内されることにより第1回転筒2が固定筒1内において中心軸線周りに回転しながら中心軸線方向(以下「光軸方向」という)前後に移動するようになっている。上記ピニオンは、第1回転筒2が前後に移動してもラック29との噛み合いが外れないように軸方向の寸法が長くなっている。
直進筒3は後端部外周に半径方向外側に向かって突出した複数個の突起38を有していて、これらの突起38は固定筒1の直進溝12に嵌まっている。したがって、直進筒3は直進溝12にガイドされて中心軸線方向に直進移動し、中心軸線の周りに回転することはできない。
第1回転筒2の内周面には、複数個の切り欠きが、それぞれ光軸と平行に形成されている。この実施例では、図6、図8に示すように、第1の切り欠き21、第2の切り欠き22、第3の切り欠き23、第4の切り欠き24からなる4つの切り欠きが形成されている。これらの切り欠きは第1回転筒2の前端部において周方向に形成された溝25に連続している。第1回転筒2の内周面にはまた、後で説明する第2回転筒4のピン42が嵌まる2本の直進溝26が、上記4つの切り欠きの位置を避けて光軸と平行に形成されている。
直進筒3の前端部外周面には上記4つの切り欠き21,22,23,24にそれぞれ対応する第1の突起31、第2の突起32、第3の突起33、第4の突起34が形成されている。図7に示すように、これら4つの突起31,32,33,34の高さすなわち直進筒3の本体から半径方向外側への突出寸法はほぼ同じになっている。上記4つの突起は、それぞれの突起に対応して設けられた上記各切り欠きに沿って挿入されたあと、第1回転筒2と直進筒3が中心軸線周りに相対回転させられることにより、上記各突起が上記各切り欠きの前端に続く上記周方向の溝25に導き入れられている。したがって、直進筒3は、上記各突起が上記周方向の溝25に嵌まることによって、第1回転筒2と一体的に中心軸線方向に移動するようになっており、また、中心軸線周りには第1回転筒2に対して相対回転可能になっている。この第1回転筒2の直進筒3の結合構造はバヨネット結合構造の一種である。直進筒3の前端部内周面には雌型のヘリコイド37が形成されている。
第1回転筒2の内周側には第2回転筒4が嵌められている。図5に示すように、第2回転筒4の後端部外周面には雄型のヘリコイド43が形成され、このヘリコイド43が形成された部分の一部に適宜数の円柱状のピン42が立てられている。図4に示すように、上記ヘリコイド43は直進筒3のヘリコイド37と噛み合い、上記ピン42は、直進筒3の周壁に形成された貫通孔36を貫通して第1回転筒2の直進溝26(図6参照)に嵌まっている。この直進溝26は、第1回転筒2の回転力を、上記ピン42を介して第2回転筒4に回転力を伝達すると共に、第1回転筒2に対して第2回転筒4を光軸方向に相対移動させる働きをしている。すなわち、第1回転筒2が光軸周りに回転すると、この回転力が上記直進溝26からピン42に伝えられ、第2回転筒4が第1回転筒2とともに光軸周りに回転する。直進筒3に対して第2回転筒4が回転することにより、上記ヘリコイド43と直進筒3のヘリコイド37との噛み合いによって第2回転筒4が光軸方向に進退する。上記ピン42は、第2回転筒4の回転によりヘリコイド37,43のピッチに対応して回転しつつ移動するので、ピン42が直進筒3と干渉しないように、上記貫通孔36は、ヘリコイド37,43のピッチと同じピッチで、かつ、上記ピン42から離間するようにピン42の直径よりいくらか幅広に形成されている。
第2回転筒4の内周面には適宜数のカム溝44が形成されている。第2回転筒4の内周側には、レンズ保持筒が嵌められ、レンズ保持筒の内周側には直進筒3に類する筒型の第2の直進筒が嵌められている。上記レンズ保持枠は、例えば第1レンズ群を保持していて、第2回転筒4の回転により第1レンズ群とともに光軸方向に移動する。上記第2の直進筒の内周側には例えば第2レンズ群を保持したレンズ枠が嵌められ、第2レンズ群は第2直進筒の光軸方向への移動に伴い、適宜のカム溝に案内されて光軸方向に移動するようになっている。ただし、本発明はレンズ枠の移動機構を要旨とするものではないから、その詳細な説明は省略する。
ここまで説明してきたレンズ鏡胴は、沈胴式のズームレンズに適用することができる。そこで、各構成部材を固定筒1の内周に向かって後退させた収納状態から、固定枠1から各部材を撮影可能な状態まで繰り出す動作、さらに、収納位置から最も近い撮影位置(例えば広角端)から最も遠い撮影位置(例えば望遠端)までの間の動作について説明しておく。
前述のモータの駆動によって第1回転筒2が回転駆動されると、第1回転筒2はそのヘリコイド28が固定筒1のヘリコイド11にリードされて光軸方向に移動する。第1回転筒2の内周側に嵌められている直進筒3は、その突起38が固定筒1の直進溝12に嵌まり、また、前述のとおり、4つの突起31,32,33,34が第1回転筒2の前記周方向の溝25に嵌まっているため、光軸周りに回転することなく、第1回転筒2の光軸方向への移動と共に光軸方向に移動する。第1回転筒2の内周面に形成されている前記直進溝26に、第2回転筒4に立てられかつ直進筒3の貫通孔36を貫通しているピン42が嵌まっているため、第1回転筒2が回転することによりこの回転力が第2回転筒4に伝達され、第2回転筒4も光軸周りに回転する。第2回転筒4が回転すると、そのヘリコイド43と直進筒3のヘリコイド37との噛み合いにより第2回転筒4は光軸方向に進退する。
図1は、第1回転筒1、直進筒3および第2回転筒4が後退して固定筒1の内周側に収納された沈胴状態を示している。図2および図4は、第1回転筒1および直進筒3が固定筒1から繰り出され、さらに直進筒3から第2回転筒4が繰り出されて、収納位置から最も近い撮影位置(例えば広角端)に至った状態を示している。図3は、第1回転筒1および直進筒3が固定筒1からさらに繰り出され、さらに直進筒3から第2回転筒4が繰り出されて、収納位置から最も遠い撮影位置(例えば望遠端)に至った状態を示している。
本発明の構成上の特徴は、上記のように構成されたレンズ鏡胴において、回転筒と、この回転筒とともに軸線方向には一体的に移動し、軸線の周りには相対回転する直進筒との結合構造にある。以下、この結合構造について具体的に説明する。
前述のとおり、第1回転筒2と直進筒3は、4つの突起31,32,33,34と、4つの切り欠き21,22,23,24を経由した周方向の溝25との嵌まり合いによって結合している。この結合は、上記4つの突起を上記4つの切り欠きに沿って挿入し、この挿入の終端位置で、第1回転筒2を直進筒3に対して図8乃至図12において反時計方向に相対回転させ、上記4つの突起を第1回転筒2の周方向の溝25に嵌合させることによって行われる。
図8は、上記4つの突起を上記4つの切り欠きに沿って挿入しているときの様子を示している。図8に示すように、直進筒3の第1突起31と第2突起32は周方向に180°間隔で、したがって直進筒3の中心軸線を挟んで互いに正反対の位置に配置されている。第3突起33は、第1突起31の配置位置に対して反時計方向に90°よりも小さい角度で回転した位置に配置されている。直進筒3の中心軸線に対する第1突起31と第3突起33の開き角度をAとする。第4突起34は、第1突起31の配置位置に対して時計方向に上記角度Aよりも小さい角度で回転した位置に配置されている。直進筒3の中心軸線に対する第2突起32と第4突起34の開き角度をBとすると、角度Bは角度Aよりも大きく140°程度になっている。
第1突起31と第2突起32の周方向の幅は、第3突起33、第4突起34の周方向の幅よりも大きくなっている。図示の実施例のように、2個一対の突起、すなわち第1突起31と第2突起32を周方向に180°間隔で形成するとともに、これらの突起31,32の周方向の幅を例えば30°程度に作成すれば、落下時などの衝撃力に対しては強くなる。しかし、突起が2つだけでは、第1回転筒と直進筒相互の平行度を保つことは難しい。そこで、上記2個一対の突起に加えて、これらの突起からそれぞれ周方向に90°ずれた位置に幅の小さな突起を配置することが考えられる。しかし、第1回転筒と直進筒が90°相対回転するごとに、幅の小さい突起が幅の大きい切り欠きに対向することになって突起と切り欠きの嵌合が外れ、不安定となる。
そこで、本発明の実施例では、まず、直進筒3に配置する2個一対の第1突起31と第2突起32を周方向に180°間隔で形成するとともに、これらの突起31,32の周方向の幅を比較的広くして、落下時などの衝撃力に対する強度を十分に確保している。これに加えて、第1、第2の突起31,32の幅よりも幅の小さい第3、第4の突起33、34を配置し、かつ、第3突起33を第1突起31から90°よりも小さい角度Aだけ離れた位置に、第4突起34を第1突起31から第3突起33とは反対向きに上記角度Aよりも小さい角度Bだけ離れた位置に配置している。そのため、第1回転筒2と直進筒3の相対回転により、第3、第4の突起33,34の一つが第1、第2の突起31,32に対応する幅広の第1、第2の切り欠き21,22の一つに対向しても、第3、第4の突起33,34の他の一つはどの切り欠きにも対向することはないから、突起と切り欠きの嵌合が外れることはなく、バヨネット結合が常時安定に保持される。
図8は本発明の実施例にかかるレンズ鏡胴の組み付け段階における第1回転筒2と直進筒3との相対位置関係を示している。この組み付け段階では、直進筒3の4つの突起31,32,33,34が第1回転筒2の4つの切り欠き21,22,23,24に沿って挿入される。4つの切り欠き21,22,23,24の横断面形状および大きさは、直進筒3を中心軸線方向から見たときの4つの突起31,32,33,34の形状および大きさに合わせて形成されている。
4つの突起31,32,33,34が4つの切り欠き21,22,23,24への挿入終端に至ったところで、図9に示すように第1回転筒2を反時計方向に比較的小さな角度α(10°程度)だけ相対回転させ、各突起31,32,33,34を第1回転筒2の前記周方向の溝25に導き入れてバヨネット結合する。この図9に示す位置が組み付けの最終位置であり、かつ、各構成部材が固定筒1内に収納された沈胴位置である。
図10は、図9に示す沈胴位置から撮影位置にするために、第1回転筒1を反時計方向に回転させて各構成部材を固定筒1から繰り出す途中の段階を示している。第1回転筒1の回転角度は、図8に示す組み付け段階の位置に対して角度Aであり、第3突起33が第1切り欠き21に対向している。第3突起33の周方向の幅は第1切り欠き21の周方向の幅よりも小さいが、各突起31,32,33,34は前述のとおりの相対角度位置関係になっているため、第3突起33以外の3つの突起は、どの切り欠きとも対向することはなく、バヨネット結合は安定に保持される。また、図10に示す態様は、沈胴位置から撮影位置に至る途中の態様であって、この態様で留まることはほとんどありえないから、第3突起33が第1切り欠き21から外れることはない。
第1回転筒1を反時計方向に回転させると、前記沈胴位置すなわち各部材の収納位置から図11に示す最も近い撮影位置に至る。収納位置から最も近い撮影位置までの第1回転筒2と直進筒3の相対回転角度をβとすると、図8に示す組み付け段階からの第1回転筒2の回転角度はα+βである。この撮影位置は、例えば広角端である。α+βと上記角度Aの関係は(α+β)>Aの関係にある。
第1回転筒1をさらに反時計方向に回転させると、各レンズ群が第1回転筒1の回転角度に対応して定められた割合で光軸方向に移動し、焦点距離が連続して変化する。図12はこのようにして収納位置から最も遠い撮影位置、例えば望遠端まで移動したときの第1回転筒2と直進筒3の相対位置を示す。最も近い撮影位置から最も遠い撮影位置までの第1回転筒と直進筒の相対回転角度をγとすると、図8に示す組み付け段階からの第1回転筒2の回転角度はα+β+γである。α+β+γと前記角度Bとの関係は(α+β+γ)<Bの関係にある。
図9に示す組み付け完了態様でありかつ沈胴態様から、図12に示す最も遠い撮影位置に至るまでに、4つの突起31,32,33,34のうちいずれか一つが4つの切り欠き21,22,23,24のうちの一つと対向することがありえるが、他の突起は切り欠きと対向することはないから、バヨネット結合は安定に保持される。
直進筒3に設けられている対をなす第1突起31と第2突起32はいわばメインの突起であって、これらの突起31,32の配置位置は直進筒3に形成されている前記貫通孔36との位置関係において本発明特有の工夫がなされている。図13は、円筒形状の直進筒3を平板状に展開したものである。図13に示すように、直進筒3は二つの貫通孔36を周方向に180°間隔で有している。各貫通孔36の周方向の開き角度をDとすると、角度Dは180°よりも小さく、例えば150°程度の角度になっていて、直進筒3を軸線方向から見て二つの貫通孔36のいずれにも重ならない領域が周方向の2箇所にある。この領域にそれぞれ上記対をなす第1突起31と第2突起32が配置され、第3、第4突起33,34は貫通孔36と直進筒3の軸線方向において重なる位置に配置されている。
直進筒3は、貫通孔36が存在することにより、貫通孔36と重なる領域の強度が低下する。しかし、上記のように、メインの突起である第1突起31と第2突起32は貫通孔36と重ならない領域に形成されているため、第1、第2突起31,32を配置した周辺部の強度は低下しにくい。したがって、レンズ鏡胴の落下などによって上記第1突起31と第2突起32に衝撃力が加わっても、直進筒3は第1突起31と第2突起32の周辺が変形しにくく、第1突起31と第2突起32の突出量を多くしなくてもバヨネット結合が外れることはない。よって、レンズ鏡胴の大径化を回避することができる。
第3突起33は第2突起32より幅が狭く、第4突起34は第1突起より幅が狭い。そのため、図12に示すように、最も遠い撮影位置に至る段階で第3切り欠き23が第2突起32の位置を通過するとき、切り欠き23が突起32から外れることはない。また、図10に示す位置に至る段階で第4切り欠き24が第1突起31の位置を通過するとき、切り欠き24が突起31から外れることもない。
さらに、第4突起34とこれに対応する第4切り欠き24の幅は、第2突起32とこれに対応する第2切り欠き22の幅よりも狭くなっているが、前述のとおり、(α+β+γ)<Bの関係にあるため、第2切り欠き22が第4突起34の位置に至ることはない(図12参照)。よって、第2切り欠き22と第4突起34の係合が外れることはない。
このように、直進筒3の光軸方向の強度が強固な部分にメインとなる2つの突起31,32を配置することで、第1回転筒と直進筒の結合強度を主に確保し、第3、第4の突起33,34で結合強度を補助的に確保し、落下等による衝撃に強い構造を実現している。メインの突起31,32に加えて、第3、第4の突起33,34を設けることにより、第1回転筒2と直進筒3とのバヨネット結合を安定化させ、レンズ鏡胴の先端部の下方への傾きを少なくすることができる。
図示の実施例では、メインとなる2つの突起31,32のほかに、補助的な第3、第4の突起33,34を配置して、合計4つの突起とこれに対応する4つの切り欠きを配置している。しかし、メインとなる2つの突起のほかに補助的な突起は少なくとも1つ、合計3つの突起があればよく、合計4つ以上の突起があってもよい。
直進筒3の前記4つの突起31,32,33,34の高さは、互いに異なっていても差し支えないが、図7を参照して説明したように、上記複数の突起の高さをほぼ同じにすれば、これらの突起が挿入される第1回転筒2の切り欠き21,22,23,24の深さを均一にすることができるため、第1回転筒2の肉厚を薄くすることができ、結果としてレンズ鏡胴全体の径方向の寸法を小さくすることができる。
本発明にかかるレンズ鏡胴は、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置などに適用することができる。カメラは撮影レンズを備えていて、この撮影レンズの鏡胴として、これまで説明してきたレンズ鏡胴を適用することができる。かかるカメラによれば、大きな衝撃力が加わっても故障しにくい利点がある。
PDA、携帯電話などの携帯型情報端末装置はカメラを備えたものがあり、このカメラの撮影レンズ鏡胴として、これまで説明してきたレンズ鏡胴を適用することができる。かかる携帯型情報端末装置によれば、大きな衝撃力が加わっても故障しにくい利点がある。
撮影レンズを備え、撮影レンズによって結像された画像情報を電気的な信号に変換して入力する画像入力装置がある。この画像入力装置の撮影レンズ鏡胴として、これまで説明してきたレンズ鏡胴を適用することができる。かかる画像入力装置によれば、大きな衝撃力が加わっても故障しにくい利点がある。
本発明にかかるレンズ鏡胴の実施例であって収納状態を示す斜視図である。 上記実施例の第1撮影状態を示す斜視図である。 上記実施例の第2撮影状態を示す斜視図である。 上記実施例の第1撮影状態を示す縦断面図である。 上記実施例の分解斜視図である。 上記実施例の第1回転筒の内周展開図である。 上記実施例の直進筒の正面図である。 上記実施例の組み付け状態における第1回転筒と直進筒の相対位置関係を示す正面図である。 上記実施例の組み付け状態から収納状態に移行した状態における第1回転筒と直進筒の相対位置関係を示す正面図である。 上記実施例の収納状態から撮影状態に移行する途中の状態における第1回転筒と直進筒の相対位置関係を示す正面図である。 上記実施例が最も近い撮影位置に移行した状態における第1回転筒と直進筒の相対位置関係を示す正面図である。 上記実施例が最も遠い撮影位置に移行した状態における第1回転筒と直進筒の相対位置関係を示す正面図である。 上記実施例中の直進筒を示す展開図である。
符号の説明
1 固定筒
2 (第1)回転筒
3 直進筒
4 第2回転筒
5 ベース部材
11 ヘリコイド
12 直進溝
21 第1切り欠き
22 第2切り欠き
23 第3切り欠き
24 第4切り欠き
25 周方向の溝
26 直進溝
28 ヘリコイド
29 ラック
31 第1突起
32 第2突起
33 第3突起
34 第4突起
36 貫通孔
37 ヘリコイド
38 突起
42 ピン
43 ヘリコイド
44 カム溝

Claims (12)

  1. 固定筒と、
    上記固定筒に対し軸線周りに回転可能に配置されている第1回転筒と、
    第1回転筒の内周側に配置され前記第1回転筒とともに軸線方向には一体的に移動し、軸線の周りには相対回転する円筒形状の直進筒と、
    上記直進筒の内周側に配置されている第2回転筒と、を備え、
    上記直進筒は外周面に径方向外側に張り出す3つ以上の突起を有し、
    第1回転筒は内周面に上記直進筒の各突起に対応しかつ各突起の形に対応した形の3つ以上の切り欠きを有し、
    第1回転筒の上記3つ以上の切り欠きはそれぞれ第1回転筒の軸線と平行に形成されて上記直進筒の各突起が挿入され、
    上記各突起が挿入される上記各切り欠きの終端は周方向の溝に続いていて、この周方向の溝に各突起が導き入れられることにより第1回転筒と直進筒が結合され、
    上記直進筒は、第2回転筒に設けられているピンに対する貫通孔を有し、上記3つ以上の突起のうち少なくとも2つの突起は上記貫通孔と軸線方向において重ならない位置に設けられているレンズ鏡胴。
  2. 直進筒が有する3つ以上の突起は、高さが同じである請求項1記載のレンズ鏡胴。
  3. 第1回転筒、直進筒、第2回転筒を固定筒の内周に収納することができる沈胴式のレンズ鏡胴であって、各突起が周方向の溝に導きいれられかつ第1回転筒と直進筒を一定角度相対回転した位置を組み付け位置とした請求項1記載のレンズ鏡胴。
  4. 第1回転筒と直進筒は、組み付け位置から一定角度相対回転した位置が、第1回転筒、直進筒、第2回転筒が固定筒の内周に収納された収納位置であり、第1回転筒と直進筒をさらに相対回転させることにより、第1回転筒、直進筒、第2回転筒が固定筒から前方に繰り出した撮影位置となる請求項3記載のレンズ鏡胴。
  5. 撮影位置は、第1回転筒と直進筒の相対回転により、収納位置から最も近い撮影位置から最も遠い撮影位置までの範囲で連続可変である請求項4記載のレンズ鏡胴。
  6. 第1回転筒と直進筒の組み付け位置から収納位置までの第1回転筒と直進筒の相対回転角度をα、
    収納位置から最も近い撮影位置までの第1回転筒と直進筒の相対回転角度をβ、
    上記最も近い撮影位置から最も遠い撮影位置までの第1回転筒と直進筒の相対回転角度をγ、
    としたとき、3つ以上の突起は、
    第1突起と第2突起は周方向にほぼ180°間隔で配置され、
    第1突起および第2突起よりも周方向の幅の狭い第3突起が、第1突起から第1回転筒の回転方向においてα+β未満の角度ずらして配置されている請求項5記載のレンズ鏡胴。
  7. 第1突起よりも周方向の幅の狭い第4突起が、第2突起から第1回転筒の回転方向においてα+β+γ以上の角度ずらして配置されている請求項6記載のレンズ鏡胴。
  8. 第2回転筒に設けられているピンは、直進筒に設けられている貫通孔を貫通し、第1回転筒の内周に形成されている直進溝に係合して第1回転筒の回転力を第2回転筒に伝達するピンである請求項1記載のレンズ鏡胴。
  9. 撮影レンズを備えたカメラであって、撮影レンズの鏡胴は請求項1乃至8のいずれかに記載のレンズ鏡胴であるカメラ。
  10. カメラを備えた携帯型情報端末装置であって、カメラの撮影レンズの鏡胴は請求項1乃至8のいずれかに記載のレンズ鏡胴である携帯型情報端末装置。
  11. 撮影レンズを備え、撮影レンズによって結像された画像情報を電気的な信号に変換して入力する画像入力装置であって、上記撮影レンズの鏡胴は請求項1乃至8のいずれかに記載のレンズ鏡胴である画像入力装置。
  12. 円筒形状の第2の筒と嵌まり合ってレンズ鏡胴を構成する円筒形状の筒であって、
    上記筒は、外周面に径方向外側に張り出す3つ以上の突起と、レンズ鏡胴を構成する第3の筒に設けられているピンに対する貫通孔とを有し、
    上記3つ以上の突起のうち少なくとも2つの突起は軸線方向において上記貫通孔と重ならない位置に設けられているレンズ鏡胴用筒。
JP2008251520A 2007-12-18 2008-09-29 レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置およびレンズ鏡胴用筒 Expired - Fee Related JP5298737B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008251520A JP5298737B2 (ja) 2007-12-18 2008-09-29 レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置およびレンズ鏡胴用筒
PCT/JP2008/073498 WO2009078491A1 (en) 2007-12-18 2008-12-17 Lens barrel, camera, portable data terminal equipment, image input equipment, and cylinder for lens barrel
KR1020107014343A KR101170245B1 (ko) 2007-12-18 2008-12-17 렌즈 배럴, 카메라, 휴대형 데이터 단말 장치, 화상 입력 장치 및 렌즈 배럴용 실린더
US12/746,439 US8075206B2 (en) 2007-12-18 2008-12-17 Lens barrel, camera, portable data terminal equipment, image input equipment, and cylinder for lens barrel
CN200880121566.2A CN101903817B (zh) 2007-12-18 2008-12-17 透镜镜筒以及用于透镜镜筒的圆筒
EP08862300.4A EP2220530B1 (en) 2007-12-18 2008-12-17 Lens barrel, camera, portable data terminal equipment, image input equipment, and cylinder for lens barrel

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007325957 2007-12-18
JP2007325957 2007-12-18
JP2008251520A JP5298737B2 (ja) 2007-12-18 2008-09-29 レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置およびレンズ鏡胴用筒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009169388A true JP2009169388A (ja) 2009-07-30
JP5298737B2 JP5298737B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=40795601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008251520A Expired - Fee Related JP5298737B2 (ja) 2007-12-18 2008-09-29 レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置およびレンズ鏡胴用筒

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8075206B2 (ja)
EP (1) EP2220530B1 (ja)
JP (1) JP5298737B2 (ja)
KR (1) KR101170245B1 (ja)
CN (1) CN101903817B (ja)
WO (1) WO2009078491A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102141718A (zh) * 2010-02-03 2011-08-03 佳能株式会社 摄像设备
JP2012189831A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Ricoh Co Ltd レンズ鏡胴、撮像装置、情報装置および画像入力装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD865030S1 (en) 2010-04-09 2019-10-29 Sony Corporation Camera
USD810809S1 (en) * 2010-05-11 2018-02-20 Sony Corporation Video camera
JP2012018387A (ja) 2010-06-07 2012-01-26 Ricoh Co Ltd レンズ鏡胴
JP2016126243A (ja) 2015-01-07 2016-07-11 株式会社リコー カメラ装置
CN107295298B (zh) * 2016-04-11 2020-12-15 罗伯特·博世有限公司 摄像机
CN106526780A (zh) * 2016-12-16 2017-03-22 福建福光光电科技有限公司 一种变焦镜头焦距调节限位结构
JP6828696B2 (ja) * 2018-01-17 2021-02-10 カシオ計算機株式会社 回転体をレバー操作で回転させる操作装置及びその操作装置を備える投影装置
CN112637461B (zh) * 2020-12-21 2022-08-19 维沃移动通信有限公司 电子设备及摄像模组

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09211292A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Canon Inc レンズ鏡筒及びそれを用いた光学機器
JP2003255212A (ja) * 2002-02-27 2003-09-10 Olympus Optical Co Ltd レンズ鏡筒
JP2004258635A (ja) * 2003-02-03 2004-09-16 Pentax Corp レンズ鏡筒

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09203842A (ja) * 1996-01-26 1997-08-05 Nikon Corp レンズ鏡筒
JPH11183771A (ja) 1997-12-24 1999-07-09 Canon Inc 連結装置、レンズ鏡筒およびカメラ
US6813093B2 (en) 2002-02-27 2004-11-02 Olympus Corporation Lens barrel
US6989944B2 (en) 2001-09-18 2006-01-24 Olympus Corporation Camera
JP2003322786A (ja) 2002-04-30 2003-11-14 Canon Inc レンズ鏡筒
US6963694B2 (en) 2002-08-27 2005-11-08 Pentax Corporation Lens barrel
US7025512B2 (en) * 2002-08-27 2006-04-11 Pentax Corporation Retracting mechanism of a retractable lens
JP4575114B2 (ja) * 2003-12-24 2010-11-04 オリンパス株式会社 ズームレンズ鏡筒
JP4571811B2 (ja) * 2004-02-16 2010-10-27 Hoya株式会社 レンズ鏡筒のカム機構
JP5073172B2 (ja) 2005-03-17 2012-11-14 株式会社リコー ディジタルカメラ及び携帯型情報端末装置
JP4688208B2 (ja) * 2005-10-18 2011-05-25 株式会社リコー レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置
JP5006576B2 (ja) 2006-05-26 2012-08-22 株式会社リコー レンズ鏡胴、このレンズ鏡胴を用いたカメラ、デジタルカメラ、携帯型情報端末装置、及び、画像入力装置
CN100510831C (zh) * 2006-12-31 2009-07-08 深圳市大族激光科技股份有限公司 变倍扩束镜
JP2009069290A (ja) 2007-09-11 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 撮像装置、レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09211292A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Canon Inc レンズ鏡筒及びそれを用いた光学機器
JP2003255212A (ja) * 2002-02-27 2003-09-10 Olympus Optical Co Ltd レンズ鏡筒
JP2004258635A (ja) * 2003-02-03 2004-09-16 Pentax Corp レンズ鏡筒

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102141718A (zh) * 2010-02-03 2011-08-03 佳能株式会社 摄像设备
JP2012189831A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Ricoh Co Ltd レンズ鏡胴、撮像装置、情報装置および画像入力装置
US8687298B2 (en) 2011-03-10 2014-04-01 Ricoh Company, Ltd. Lens barrel and imaging device

Also Published As

Publication number Publication date
EP2220530A1 (en) 2010-08-25
EP2220530B1 (en) 2014-05-21
CN101903817B (zh) 2012-08-22
WO2009078491A1 (en) 2009-06-25
EP2220530A4 (en) 2012-09-26
US8075206B2 (en) 2011-12-13
US20100247092A1 (en) 2010-09-30
CN101903817A (zh) 2010-12-01
KR101170245B1 (ko) 2012-07-31
JP5298737B2 (ja) 2013-09-25
KR20100087046A (ko) 2010-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5298737B2 (ja) レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置、画像入力装置およびレンズ鏡胴用筒
JP4793674B2 (ja) レンズ鏡胴
JP5765617B2 (ja) レンズ鏡胴、撮像装置、情報装置および画像入力装置
JP2008090266A (ja) レンズ駆動装置、ズームレンズ駆動装置およびカメラ
JP2006201252A (ja) 撮像装置
JP2015083999A (ja) レンズ鏡筒
JP2006317809A (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2010054645A (ja) レンズ駆動装置およびカメラ
JP2003090947A (ja) ズームレンズ鏡筒
JP2010049022A (ja) レンズ駆動装置、レンズ鏡胴およびカメラ
JP2009069290A (ja) 撮像装置、レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置
JP2005172953A (ja) レンズ鏡筒およびカメラ
JP4966615B2 (ja) レンズ鏡胴、及び撮像装置
JP2009186529A (ja) レンズ鏡筒の進退カム機構
JP2009128472A (ja) レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置
JP5754949B2 (ja) ズームレンズ鏡筒およびデジタルカメラ
JP2017126013A (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2008158256A (ja) レンズ鏡胴
JP2006215421A (ja) レンズ鏡筒
JP5043489B2 (ja) レンズ鏡胴および撮影装置
JP2005189443A (ja) レンズ鏡筒およびカメラ
JPH08211435A (ja) ズーム式レンズ鏡筒を備えた沈胴式カメラ
JP5504106B2 (ja) レンズ鏡胴及び撮像装置
JP2010008634A (ja) レンズ鏡筒
JP2008076580A (ja) レンズ鏡胴、及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121120

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130603

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees