JP2005172953A - レンズ鏡筒およびカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 導入部およびカム部を交差させても、レンズ保持部材の駆動を安定して行うことができるレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】 それぞれ光軸方向に移動可能な第1および第2のレンズ保持部材(300、400)と、第1および第2のレンズ保持部材をそれぞれ光軸方向に駆動するための第1および第2のカム部が形成されたカム部材(100)とを有し、第1のカム部には、撮影に使用される第1の駆動領域と撮影に使用されない第2の駆動領域とが形成され、カム部材には、第1のカム部に第1のレンズ保持部材を係合させるための第1の導入部と、第2のカム部に第2のレンズ保持部材を係合させるための第2の導入部とが形成され、かつ第2の導入部は第1のカム部との交差部を有し、交差部は、第2の駆動領域内に設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 それぞれ光軸方向に移動可能な第1および第2のレンズ保持部材(300、400)と、第1および第2のレンズ保持部材をそれぞれ光軸方向に駆動するための第1および第2のカム部が形成されたカム部材(100)とを有し、第1のカム部には、撮影に使用される第1の駆動領域と撮影に使用されない第2の駆動領域とが形成され、カム部材には、第1のカム部に第1のレンズ保持部材を係合させるための第1の導入部と、第2のカム部に第2のレンズ保持部材を係合させるための第2の導入部とが形成され、かつ第2の導入部は第1のカム部との交差部を有し、交差部は、第2の駆動領域内に設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、レンズ鏡筒およびカメラに関するものである。
従来、複数のレンズ群を1つの鏡筒で駆動する構成において、レンズ群を鏡筒内に導入するための導入部をレンズ群の数に応じた分だけ設けると、鏡筒の強度が低下したり、レンズ群を駆動するためのカム溝の設計自由度が低下したりする。そこで、これらの弊害を避けるために、レンズ群の導入部を同一位相に設けた構成のレンズ鏡筒がある(例えば、特許文献1参照)。
また、複数のレンズ群の駆動カム溝が交差して光学性能が低下してしまうのを避けるために、レンズ群導入部から最も離れたレンズ群を駆動するカム溝を他のカム溝と干渉しない領域まで回避するように構成されたレンズ鏡筒がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−211292号公報
特開2001−183568号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、複数のカム溝が干渉しない状態、即ち鏡筒の回転量が少ない場合にしか利用できないという問題点がある。いわゆるステップズーム方式のレンズ鏡筒は、撮影可能なポジション数(ズームポジションの数)を増加させるために、鏡筒の回転量(回転角度)を多く設定する必要があるが、この回転量を多くすればカム溝同士が干渉してしまうという問題点がある。
また、特許文献2に記載の構成では、各レンズ群を駆動するカム溝同士の間に干渉回避用のカム溝を形成するだけのスペースが必要となり、レンズ鏡筒が大型化したり、光学設計の自由度が低下したりするという問題点がある。
本発明のレンズ鏡筒は、それぞれ光軸方向に移動可能な第1および第2のレンズ保持部材と、第1および第2のレンズ保持部材をそれぞれ光軸方向に駆動するための第1および第2のカム部が形成されたカム部材とを有し、第1のカム部には、撮影に使用される第1の駆動領域と撮影に使用されない第2の駆動領域とが形成され、カム部材には、第1のカム部に第1のレンズ保持部材を係合させるための第1の導入部と、第2のカム部に第2のレンズ保持部材を係合させるための第2の導入部とが形成され、かつ第2の導入部は第1のカム部との交差部を有し、交差部は、第2の駆動領域内に設けられていることを特徴とする。
上記のレンズ鏡筒は、該レンズ鏡筒からの光束を光電変換する撮像素子を有するカメラに設けることができる。
本発明によれば、第1のカム部および第2の導入部が交差する交差部を有していても、この交差部を第1のカム部のうち撮影に使用されない第2の駆動領域内に設けることで、撮影を行う際に、第1のカム部のうち第1の駆動領域によって第1のレンズ保持部材を安定して駆動することができる。しかも、交差部を有することで、第1および第2のカム部の設計の自由度を高めることができる。
第1のカム部に、第1の駆動領域と第2の駆動領域とを交互に形成することで、例えば、ズーミングおよびフォーカシングを交互に行う、いわゆるステップズームタイプのレンズ鏡筒に本発明を適用することができる。すなわち、交差部を有することで、カム部材の動作量(例えば、回転量)を増やすことができ、ズームポジションを増やすことができる。
第2の駆動領域に、第1の駆動領域に移動する第1のレンズ保持部材と第1のカム部との係合関係を調整するための第3の駆動領域を設定し、交差部を、第2の駆動領域内であって第3の駆動領域外に設ければ、第1のカム部によって第1のレンズ保持部材を駆動する際に、第1のレンズ保持部材の交差部を通過する回数を少なくすることができる。
第1および第2の導入部を、カム部材の同一端部から第1および第2のカム部に繋げ、かつ第1の導入部と第2の導入部の一部とを相互に重ねることにより、カム部材における第1の導入部および第2の導入部の形成スペースを小さくすることができる。
カム部材の厚さ方向において、第1のカム部および第1の導入部の寸法と、第2のカム部および第2の導入部の寸法とを異ならせることで、第1のカム部に係合する第1のレンズ保持部材が、交差部において第2の導入部に誤って係合してしまうのを防止することができる。具体的には、第2のカム部および第2の導入部の寸法を、第1のカム部および第1の導入部の寸法よりも小さくすることにより、第1のカム部および第2の導入部との間(交差部)に、段差を生じさせ、第1のカム部の駆動領域を確保することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
図7は、本発明の実施例1であるレンズ鏡筒を備えたカメラの概略断面図である。同図において、本実施例のレンズ鏡筒1内には、撮影光学系を構成する複数のレンズ群が配置されており、このレンズ鏡筒1は、カメラ本体2に備え付けられている。レンズ鏡筒1内を通過した被写体光束は、カメラ本体2内に設けられたCCDやCMOSイメージセンサ等の撮像素子3で受光される。
撮像素子3は被写体光を光電変換して、この電気信号を蓄積するとともに、蓄積した電荷を画像信号として出力する。撮像素子3の出力信号は、カメラ本体2内に設けられた信号処理回路において所定の処理(色処理等)が施された後、カメラ本体2に設けられた表示部に撮影画像として表示されたり、記録媒体に記録されたりする。
図1は、本発明の実施例1であるレンズ鏡筒の分解斜視図である。同図において、第1の鏡筒(カム部材)100は、この内周面に第1のレンズ群(不図示)を保持する第1保持部材(第1のレンズ保持部材)300と第2のレンズ群(不図示)を保持する第2保持部材(第2のレンズ保持部材)400を光軸方向に駆動するためのカム溝部を有している。また、第1の鏡筒100内には、第2の鏡筒200が収納される。
第1の鏡筒100と第2の鏡筒200は、光軸周りにおいて相対回転可能に構成されているとともに、光軸方向にはそれぞれ移動できないように構成されている。
第2の鏡筒200の先端には、第3のレンズ群を保持する第3保持部材500が固定されている。
第1の鏡筒100および第2の鏡筒200のうち一方を光軸周りで固定し、他方を光軸周りに回転させると、第1保持部材300および第2保持部材400は、第1の鏡筒100の内周面に形成されたカム溝部との係合作用によって光軸方向に移動可能となる。本実施例では、第1の鏡筒100を光軸周りに回転させ、第2の鏡筒200を固定した構成としている。すなわち、第1の鏡筒100は、不図示の動力伝達機構を介して駆動源600と連結されており、駆動源600からの駆動力を受けることにより、図1の矢印Xで示すように光軸周りに回転可能となる。なお、第1の鏡筒100を光軸周りで固定し、第2の鏡筒200を光軸周りに回転させる構成としてもよい。
図2は、本実施例であるレンズ鏡筒の外観斜視図であって、図1で説明した部材を組み立てた状態を示す。
第2の鏡筒200の外周後端部にはヘリコイド202が設けられており、このヘリコイド202は、不図示の鏡筒部材の内周面に形成されたヘリコイドと係合している。そして、第2の鏡筒200は、上記の鏡筒部材との係合作用によって光軸方向に駆動される。
第2の鏡筒200の外周であって、ヘリコイド202の近傍には、複数のバヨネット爪203が設けられており、これらのバヨネット爪203が第1の鏡筒100に係合することで、第2の鏡筒200および第1の鏡筒は光軸周りに相対的に回転可能となるとともに、光軸方向に一体的に移動可能となっている。
第1保持部材300および第2保持部材400は、第2の鏡筒200に対して結像面側(ヘリコイド202側)から組み込みことができるようになっている。すなわち、第2の鏡筒200の内周面のうちヘリコイド202が形成された領域と対向する領域には、光軸方向(第2の鏡筒200の長手方向)に延びる溝部204が、周方向3箇所に形成されている。そして、これらの溝部204に対して、第1保持部材300の外周に設けられた駆動ピン301や第2保持部材400の外周に設けられた駆動ピン401を、位相を合わせた状態で挿入させることで、第1保持部材300および第2保持部材400を第2の鏡筒200内に組み込むことができる。
ここで、溝部204と同じ位相角度には、第2の鏡筒200の光軸方向に延びる直進穴部201が設けられているため、各駆動ピン301、401は、同一の直進穴部201に係合することになる。
また、図2では不図示であるが、第2の鏡筒200の外周側には第1の鏡筒100が配置されることになるが、第1の鏡筒100の像面側端部には、後述するように導入溝部(103)が形成されている。この導入溝部に第1保持部材300の駆動ピン301や第2保持部材400の駆動ピン401を挿入させることによって、後述するように駆動ピン301、401を第1の鏡筒100の内周面に形成されたカム溝部に係合させることができる。
上述した構成において、第1の鏡筒100が駆動源からの駆動力を受けて光軸周りに回転すると、第1保持部材300の駆動ピン301と、第2保持部材400の駆動ピン401とが第1の鏡筒100の内周面に形成されたカム溝部からの回転力を受ける。
ここで、駆動ピン301、304は、第2の鏡筒200に設けられた直進穴部201に係合して光軸周りの回転が阻止されているため、第1の鏡筒100のカム溝部に沿って移動し、カム溝部のカムリフトに応じた量だけ光軸方向に移動することになる。これにより、第1保持部材(第1のレンズ群)300および第2保持部材(第2のレンズ群)400が光軸方向に移動することになる。
図3は、第1の鏡筒100の断面斜視図である。
同図において、第1の鏡筒100の内周面には、第1保持部材(第1のレンズ群)300を駆動するための第1のカム溝部(第1のカム部)101と、第2保持部材(第2のレンズ群)400を駆動するための第2のカム溝部(第2のカム部)102とが設けられている。また、第1の鏡筒100の後端部には、上述したように、駆動ピン301および駆動ピン401を同一位相で組み込むための第1の導入溝部(第1の導入部)103が設けられている。
駆動ピン401を第2のカム溝部102に導くための第2の導入溝部(第2の導入部)104は、この一部が第1の導入溝部103と重複している。また、ポイントA1は、第2の導入溝部104と、第1のカム溝部101とが交差するポイントである。
図4は、第1の鏡筒100の内面展開図である。本実施例のレンズ鏡筒は、所謂ステップズーム方式のレンズ鏡筒に対して適用されるものであり、カム溝部101、102は、変倍領域と焦点調節領域とを交互に繰り返す階段状のカム溝形状となっている。なお、カム溝部101、102の形状は、図4に示す形状に限定されるものではなく、ズーミングおよびフォーカシングを交互に行うことができれば、いかなる形状であってもよい。例えば、第1のカム溝部101を図4に示すような形状とし、第2のカム溝部102を直線的な形状としてもよい。
本実施例のレンズ鏡筒において、第1保持部材300および第2保持部材400のそれぞれには、上述したように、この周方向において120°の角度範囲をもって3本の駆動ピン301、401が設けられている。このため、カム溝部101、102は、駆動ピン301、401の数に応じた数(3本)だけ第1の鏡筒100の内周面に形成されている。
ここで、本実施例のレンズ鏡筒が撮影可能な状態にある場合において、第1保持部材(第1のレンズ群)300は、第1のカム溝部101のうちワイド位置101Wとテレ位置101Tとの間で移動可能となる。このワイド位置101Wおよびテレ位置101T間の領域が、撮影領域となる。そして、第1のカム溝部101のうちワイド位置101Wよりも先端側の領域が、レンズ鏡筒がカメラ本体内に収納された状態(沈胴状態)にあるときに駆動ピン301が移動する領域(沈胴領域)となる。
また、第2保持部材(第2のレンズ群)400は、第2のカム溝部102のうちワイド位置102Wとテレ位置102Tとの間で移動可能となる。このワイド位置102Wおよびテレ位置102T間の領域が、撮影領域となる。そして、第2のカム溝部102のうちワイド位置102Wよりも先端側の領域が、レンズ鏡筒が沈胴状態にあるときに駆動ピン401が移動する領域(沈胴領域)となる。
第1保持部材300および第2保持部材400を、上述した撮影領域および沈胴領域の間を移動させるためには、第1の鏡筒100を光軸周りに200°以上回転させる必要がある。
図5は、第1のカム溝部101と第2の導入溝部104とが交差するポイントA1付近の詳細図である。
ポイントA1は、第1のカム溝部101において、撮影動作を行う際に使用される第1の領域(焦点調節領域、第1の駆動領域)B1と第2の領域(焦点調節領域、第1の駆動領域)B2との間に位置する変倍動作に用いられる領域(変倍領域、第2の駆動領域)C内に設けられている。変倍領域Cは、段階的なズーミングを行う際に使用される領域であって、撮影動作を行う際には用いられない領域である。
また、ポイントA1は、変倍領域Cのうち、第2の領域B2に対する撮影待機位置であるポイントA2よりも第1の領域B1に近い位置に設けられている。
また、ポイントA1は、変倍領域Cのうち、第2の領域B2に対する撮影待機位置であるポイントA2よりも第1の領域B1に近い位置に設けられている。
本実施例では、レンズ鏡筒の駆動を行う際に、第1保持部材300(第2保持部材400)の第1のカム溝部101(第2のカム溝102)に対する片寄せを行っている。すなわち、レンズ鏡筒をワイド側からテレ側に駆動する場合には、図5において駆動ピン301が撮影待機位置A2を一旦通り過ぎてから再び撮影待機位置A2まで戻るように第1の鏡筒100の駆動制御を行っている。一方、レンズ鏡筒をテレ側からワイド側に駆動する場合には、図5において駆動ピン301が撮影待機位置A2に到達した時点で第1の鏡筒100の駆動制御を停止させるようにしている。
このような片寄せ動作を行うことによって、駆動ピン301および第1のカム溝部101の係合ガタによる影響を考慮に入れた状態で、レンズ群の光軸方向における位置精度を高めることができる。
ここで、上述したポイントA1は、変倍領域Cのうち片寄せ動作に使用される領域以外の領域C’、すなわち、上述した片寄せ動作の際に駆動ピン301が撮影待機位置A2を一旦通り過ぎてから再び撮影待機位置A2に戻るまでの往復領域(第3の駆動領域)以外の領域C’内に設けられている。
レンズ鏡筒を変倍動作させる場合には、駆動ピン301が領域B1と領域B2との間を移動し、変倍動作を行うたびにポイントA1を通過することになる。ここで、本実施例では、上述したように変倍領域Cのうち上記往復領域以外の領域内にポイントA1を設けているため、駆動ピン301がポイントA1を通過する回数を少なくさせることができる。
レンズ鏡筒を変倍動作させる場合には、駆動ピン301が領域B1と領域B2との間を移動し、変倍動作を行うたびにポイントA1を通過することになる。ここで、本実施例では、上述したように変倍領域Cのうち上記往復領域以外の領域内にポイントA1を設けているため、駆動ピン301がポイントA1を通過する回数を少なくさせることができる。
一方、駆動ピン401は、第1の鏡筒100内への組み込み時にのみポイントA1を通過するだけであり、レンズ鏡筒が撮影状態および沈胴状態にあるときには、ポイントA1を通過することはなく、ポイントA1におけるカム溝部の交差による影響を受けない。
ここで、図6に示すように、第1のカム溝部101の溝深さL101(第1の鏡筒100の厚さ方向における長さ)は、第2のカム溝部102の溝深さL102(第1の鏡筒100の厚さ方向における長さ)よりも深く(L101>L102)形成されている。また、第1の導入溝部103の溝深さは第1のカム溝部101の溝深さと略等しくなっており、第2の導入溝部104の溝深さは第2のカム溝部102の溝深さと略等しくなっている。
しかも、第1のカム溝部101に係合する駆動ピン301は、第1のカム溝部101の溝形状に略沿った形状に形成されている。
このため、駆動ピン301は、第1のカム溝部101よりも溝の浅い第2のカム溝部102に入り込むことはない。すなわち、レンズ鏡筒の変倍動作に応じて、駆動ピン301が第1のカム溝部101におけるポイントA1を通過するとき、第1のカム溝部101および第2のカム溝部102の段差(溝深さの違い)によって第2のカム溝部102に入り込むことはなく、第1のカム溝部101に沿って移動するようになる。
また、第2の領域B2(特定のズームポジション)で撮影を行う場合には、まず駆動ピン301(第1保持部材300)が撮影待機位置A2で待機しており、撮影時(焦点調節時)に撮影待機位置A2から第2の領域B2内に移動することになる。このとき、駆動ピン301は、ポイントA1を通過しないため、撮影動作(駆動ピン301の移動)に影響を与えることはない。
第1の領域B1で撮影を行う場合には、ポイントA3で示す位置が撮影待機位置となる。ここで、焦点調節時には、駆動ピン301が撮影待機位置A3から第1の領域B1内に移動することになるが、ポイントA1を通過することがないため、駆動ピン301の動作に影響を与えることはなく、ポイントA1以外の領域において駆動ピン301のカム駆動を安定して行うことができる。
100:第1の鏡筒
101:第1のカム溝部
101W:第1のカム溝部のWIDE位置
101T:第1のカム溝部のTELE位置
102:第2のカム溝部
102W:第2のカム溝部のWIDE位置
102T:第2のカム溝部のTELE位置
103:第1の導入溝部
104:第2の導入溝部
200:第2の鏡筒
201:直進溝部
202:ヘリコイド
203:バヨネット爪
300:第1保持部材
301:駆動ピン
400:第2保持部材
401:駆動ピン
500:第3保持部材
101:第1のカム溝部
101W:第1のカム溝部のWIDE位置
101T:第1のカム溝部のTELE位置
102:第2のカム溝部
102W:第2のカム溝部のWIDE位置
102T:第2のカム溝部のTELE位置
103:第1の導入溝部
104:第2の導入溝部
200:第2の鏡筒
201:直進溝部
202:ヘリコイド
203:バヨネット爪
300:第1保持部材
301:駆動ピン
400:第2保持部材
401:駆動ピン
500:第3保持部材
Claims (7)
- それぞれ光軸方向に移動可能な第1および第2のレンズ保持部材と、
前記第1および第2のレンズ保持部材をそれぞれ光軸方向に駆動するための第1および第2のカム部が形成されたカム部材とを有し、
前記第1のカム部には、撮影に使用される第1の駆動領域と撮影に使用されない第2の駆動領域とが形成され、
前記カム部材には、前記第1のカム部に前記第1のレンズ保持部材を係合させるための第1の導入部と、前記第2のカム部に前記第2のレンズ保持部材を係合させるための第2の導入部とが形成され、かつ前記第2の導入部は前記第1のカム部との交差部を有し、
前記交差部は、前記第2の駆動領域内に設けられていることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記第1のカム部には、前記第1の駆動領域と前記第2の駆動領域とが交互に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記第2の駆動領域には、前記第1の駆動領域に移動する前記第1のレンズ保持部材と前記第1のカム部との係合関係を調整するための第3の駆動領域が設定されており、
前記交差部は、前記第2の駆動領域内であって前記第3の駆動領域外に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第1および第2の導入部は、前記カム部材の同一端部から前記第1および第2のカム部に繋がり、かつ前記第1の導入部と前記第2の導入部の一部とが相互に重なっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のレンズ鏡筒。
- 前記カム部材の厚さ方向において、前記第1のカム部および第1の導入部の寸法と、前記第2のカム部および第2の導入部の寸法とが異なることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のレンズ鏡筒。
- 前記第2のカム部および第2の導入部の前記寸法が、前記第1のカム部および第1の導入部の前記寸法よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
- 請求項1から6のいずれか1つに記載のレンズ鏡筒と、
該レンズ鏡筒からの光束を光電変換する撮像素子とを有することを特徴とするカメラ。
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