JP2007212691A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納状態でのスペース効率に優れたコンパクトなレンズ鏡筒を得る。
【解決手段】撮影状態では撮影光学系を構成する複数の光学要素を同一の撮影光軸上に直列状に位置させ、撮影を行わない収納状態では、該複数の光学要素のうち少なくとも2つの退避光学要素を残りの光学要素の光軸から偏心した径方向位置にそれぞれ方向を異ならせて退避させ、かつ該2つの退避光学要素をそれぞれ後退させて、該2つの退避光学要素を撮影光軸と直交する同一平面内に隣接させて位置させたレンズ鏡筒。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮影を行わないとき撮影状態よりも全長を短くした収納状態にすることが可能なレンズ鏡筒に関する。
カメラの小型化の要求はとどまるところが無く、非撮影状態に撮影レンズを短縮させる収納(沈胴)タイプのレンズ鏡筒は一層の収納長の短縮が求められている。出願人はその解決手段の一つとして、特許文献1の沈胴式レンズ鏡筒を提案した。このレンズ鏡筒は、撮影状態では複数の光学要素を同一光軸上に位置させ、沈胴状態では、複数の光学要素の一部を残りの光学要素の光軸とは異なる位置に退避させ、かつ該退避した光学要素と、撮影光軸上に残る光学要素の少なくとも一部とをそれぞれ光軸方向後方に後退させることを特徴としている。
特開2003-315861号公報
上記特許文献1のレンズ鏡筒は収納状態での大幅な短縮が可能になっているが、本発明は、さらに収納状態でのスペース効率に優れて小型化が可能なレンズ鏡筒を得ることを目的とする。
本発明は、撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒であって、撮影状態では該複数の光学要素を同一の撮影光軸上に直列状に位置させ、撮影を行わない収納状態では、該複数の光学要素のうち少なくとも2つの退避光学要素を残りの光学要素の光軸から偏心した径方向位置にそれぞれ方向を異ならせて退避させ、かつ該2つの退避光学要素をそれぞれ後退させて、該2つの退避光学要素を撮影光軸と直交する同一平面内に隣接させて位置させたことを特徴とする。
この本発明のレンズ鏡筒の具体的構成として、少なくとも撮影状態から収納状態になるとき光軸方向後方へ後退する第1と第2の光軸方向移動環と、第1の光軸方向移動環に光軸と直交する平面に沿って移動可能に支持され、2つの退避光学要素の一方を保持する第1の退避光学要素保持部材と、第2の光軸方向移動環に光軸と直交する平面に沿って移動可能に支持され、2つの退避光学要素の他方を保持する第2の退避光学要素保持部材と、撮影状態では、2つの退避光学要素をそれぞれ撮影光軸上の直列位置に位置させるように第1と第2の退避光学要素保持部材を保持する撮影位置保持手段と、撮影状態から収納状態になるとき、第1と第2の光軸方向移動環の移動に応じて、2つの退避光学要素の退避位置に向けて第1と第2の退避光学要素保持部材を移動させる退避移動手段とを有することが好ましい。
例えば、撮影状態から収納状態になるとき、第1と第2の光軸方向移動環が撮影状態での光軸方向間隔よりも互いに接近する相対移動を行い、退避移動手段は、第1の光軸方向移動環と第2の退避光学要素保持部材に設けられ、第1と第2の光軸方向移動環が接近するとき互いに当接して退避方向への移動分力を第2の退避光学要素保持部材に与える押圧カム機構と、第2の光軸方向移動環と第1の退避光学要素保持部材に設けられ、第1と第2の光軸方向移動環が接近するとき互いに当接して退避方向への移動分力を第1の退避光学要素保持部材に与える押圧カム機構とを備えた構成にするとよい。
あるいは、撮影状態から収納状態になるとき、第1と第2の光軸要素保持部材が撮影状態での光軸方向間隔よりも互いに接近する相対移動を行い、退避移動手段は、第1の退避光学要素保持部材と第2の退避光学要素保持部材に設けられ、該第1と第2の退避光学要素保持部材が接近するとき当接して該第1と第2の退避光学要素保持部材に対してそれぞれの退避方向への移動分力を与える押圧カム機構によって構成してもよい。
2つの退避光学要素の光軸方向の厚みを略等しくし、収納状態では、該2つの退避光学要素の前端部と後端部の光軸方向位置がそれぞれ略一致するようにすると、収納時のスペース効率が良い。
また、2つの退避光学要素をそれぞれレンズ群とし、この退避する2つのレンズ群の外径サイズの和と略等しい外径の大径レンズ群を退避しない光学要素として設けると、さらに収納時のスペース効率を良くすることができる。
本発明はまた、撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒であって、撮影状態では該複数の光学要素を同一の撮影光軸上に直列状に位置させ、撮影を行わない収納状態では、該複数の光学要素のうち少なくとも2つの退避光学要素を、撮影状態での一方の退避光学要素の正面投影領域の一部に他方の退避光学要素の一部が重なるように撮影光軸と直交する方向へ離間して移動させ、かつ該2つの退避光学要素をそれぞれ後退させて、該2つの退避光学要素を撮影光軸と直交する同一平面内に隣接させて位置させることを特徴としている。
以上の本発明によれば、収納状態でのスペース効率に優れたコンパクトなレンズ鏡筒を得ることができる。
図1と図2に側断面を示すデジタルカメラのズームレンズ鏡筒11は、撮影時には図1のように被写体側へ繰り出されて光軸方向に長くなり、撮影を行わないときは図2のように光軸方向長さが短縮される。図1では、ズームレンズ鏡筒11の上半断面がワイド端、下半断面がテレ端の撮影状態を示している。なお、図2の収納状態では、ズームレンズ鏡筒11は図示を省略したカメラボディ内に沈胴される。
ズームレンズ鏡筒11は、固定環12、ヘリコイド環13、第1繰出筒14、直進案内環15、第2繰出筒16、カム環17、第2直進案内環18、3群支持環(光軸方向移動環)19、2群支持環(光軸方向移動環)20、1群支持筒21といった略同心の複数の環状(筒状)部材を備えている。
ズームレンズ鏡筒11の撮像光学系は、物体側から順に第1レンズ群LG1、第2レンズ群(退避光学要素)LG2、第3レンズ群(退避光学要素)LG3、シャッタS及び絞りA、第4レンズ群LG4、ローパスフィルタLGF及びCCD22を備えている。この撮像光学系の構成レンズ群では第1レンズ群LG1の外径が最も大きく、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の外径の和が第1レンズ群LG1の外径サイズと概ね等しくなっている。また、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3は光軸方向の厚みが略等しい。第1レンズ群LG1からCCD22までの各光学要素は、図1及び図3に示す撮影状態においてそれぞれの中心が共通の撮影光軸(共通光軸)ZP上に位置するように、光軸方向へ直列状に配置される。この撮影光軸ZPは、先に挙げた複数の環状(筒状)部材の共通中心軸と略一致する。ズーミングは、第1レンズ群LG1から第3レンズ群LG3をそれぞれ撮影光軸ZPに沿って所定の軌跡で進退させることによって行い、フォーカシングは同方向への第4レンズ群LG4の移動で行う。なお、以下の説明中で「光軸方向」とは撮影光軸ZPと平行な方向を意味し、被写体側を前方、像面側を後方とする。
固定環12はカメラボディ内に固定されており、この固定環12の後部に固定ホルダ23が固定されている。固定ホルダ23にはCCD22とローパスフィルタLGFが支持されている。
第4レンズ群LG4を保持する4群レンズ枠30は、不図示のガイド軸を介して撮影光軸ZPと平行な方向に直進案内されており、同じく不図示のフォーカスモータによって光軸方向に進退移動させることができる。
ズームレンズ鏡筒11は不図示のズームモータを備え、このズームモータの駆動力は、減速ギヤ機構を介してズームギヤ31に伝達される。ズームギヤ31は、撮影光軸ZPと平行なギヤ軸によって固定環12に軸支されている。固定環12の内側にはヘリコイド環13が支持されている。ヘリコイド環13は、ズームギヤ31によって回転駆動され、固定環12との間に設けたヘリコイド機構を介して回転しながら光軸方向に移動する。第1繰出筒14は、ヘリコイド環13と共に回転及び光軸方向移動を行うように結合されている。
ヘリコイド環13と第1繰出筒14の内側には、直進案内環15が支持されている。直進案内環15は、固定環12の内周面に形成した直線溝12aを介して光軸方向に直進案内されており、ヘリコイド環13と第1繰出筒14に対しては、相対回転は可能で光軸方向に共に移動するように係合している。
直進案内環15には、内周面と外周面を貫通する貫通ガイド溝15aが形成されている。貫通ガイド溝15aは、撮影光軸ZPに対して斜行するリード溝部分を有していて、カム環17の外周面に設けた外径突起17aが摺動可能に嵌まっている。外径突起17aはさらに、第1繰出筒14の内周面に形成した撮影光軸ZPと平行な回転伝達溝14aに係合しており、カム環17は第1繰出筒14と共に回転される。カム環17は、外径突起17aが貫通ガイド溝15aのリード溝部分の案内を受けることによって回転しながら光軸方向に進退される。
直進案内環15は、その内周面に形成した撮影光軸ZPと平行な直線溝15bによって、第2直進案内環18と第2繰出筒16を光軸方向に直進案内している。第2直進案内環18は、3群支持環19と2群支持環20をそれぞれ光軸方向に直進案内し、第2繰出筒16は1群支持筒21を光軸方向へ直進案内する。第2直進案内環18と第2繰出筒16はそれぞれ、カム環17に対して相対回転可能かつ光軸方向に一体に移動するように支持されている。
図9ないし図20に示すように、3群支持環19と2群支持環20はそれぞれ、撮影光軸ZPに対して略直交する円板状のフランジ部19a、20aと、このフランジ部19a、20aの外縁部に周方向に交互に配した3つの部分円筒部19b、20bと3つの空隙部19c、20cを有している。3群支持環19と2群支持環20は、部分円筒部19bを空隙部20cに嵌入させ、部分円筒部20bを空隙部19cに嵌入させることによって、互いのフランジ部19a、20aが近接する位置まで接近させることができる(図2参照)。部分円筒部19b、20bの外周面にはそれぞれ、第2直進案内環18に設けたキー突起18a(図1)に対して摺接自在に嵌まる撮影光軸ZPと平行な直線溝19d、20dが形成されており、このキー突起18aと直線溝19d及び直線溝20dの係合関係によって3群支持環19と2群支持環20が光軸方向に直進案内されている。
カム環17の内周面に形成した2群案内カム溝17bと3群案内カム溝17cに対し、2群支持環20の外周面に設けた2群用カムフォロア20eと3群支持環19の外周面に設けた3群用カムフォロア19eがそれぞれ係合している。3群支持環19と2群支持環20はそれぞれ第2直進案内環18を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環17が回転すると、2群案内カム溝17bと3群案内カム溝17cの形状に従って、3群支持環19と2群支持環20がそれぞれ光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
直進案内環15によって光軸方向へ直進案内された第2繰出筒16は、その内周面に形成された直線溝16aを介して1群支持筒21を光軸方向へ直進案内している。1群支持筒21は内径方向に突出する1群用カムフォロア21aを有し、この1群用カムフォロア21aが、カム環17の外周面に形成した1群案内カム溝17dに摺動可能に嵌合している。1群支持筒21内には、1群調整環32を介して1群レンズ枠33が支持されている。1群レンズ枠33は第1レンズ群LG1を保持している。
第3レンズ群LG3と第4レンズ群LG4の間には、シャッタSと絞りAを有するシャッタユニット34が支持されている。シャッタユニット34は、3群支持環19のフランジ部19aの後面側に固定されている。
図9ないし図12に示すように、3群支持環19の内側には、第3レンズ群LG3を保持する3群レンズ枠(退避光学要素保持部材)40が、撮影光軸ZPと平行な退避回動軸41を中心として回動可能に支持されている。また、2群支持環20の内側には、第2レンズ群LG2を保持する2群レンズ枠(退避光学要素保持部材)50が、撮影光軸ZPと平行な退避回動軸51を中心として回動可能に支持されている。
3群レンズ枠40は、第3レンズ群LG3を保持する筒状のレンズ保持部40aと、レンズ保持部40aから外径方向へ延出された腕部40bと、この腕部40bの先端に設けた筒状の軸受部40cとを有し、軸受部40cの軸穴に退避回動軸41が挿通される。退避回動軸41の前端部は押さえ板42の軸支持穴42aに支持され、後端部は3群支持環19の軸支持穴19f(図11、図12、図17及び図18)に支持されている。押さえ板42は、一対の位置決め穴42bに位置決め突起19gを係合させた状態で3群支持環19に固定される。押さえ板42の固定には不図示のビスが用いられる。このビスは押さえ板42のビス挿通穴42cに挿通されて、3群支持環19のビス穴19hに螺合される。3群レンズ枠40は、軸受部40cの近傍にカム当接部(退避移動手段)40dを有している。カム当接部40dは光軸方向前方に向く突出部であり、押さえ板42には該カム当接部40dの前方延長上に位置させてカム突起挿通穴42dが形成されている。
退避回動軸41を介して3群支持環19に軸支された3群レンズ枠40は、図15及び図19に示す撮影位置と、図16及び図20に示す退避位置との間を、退避回動軸41を中心として回動(揺動)することができる。撮影位置では第3レンズ群LG3の光軸が撮影光軸ZP上と一致し、退避位置では、第3レンズ群LG3が撮影光軸ZPに対して下方に移動して、第3レンズ群LG3の光軸が図中にZR-3で示す位置に変位される。この退避状態での第3レンズ群LG3の光軸ZR-3は、撮影光軸ZPと略平行である。図15と図16から分かるように、図16の退避状態における第3レンズ群LG3(3群レンズ枠40のレンズ保持部40a)は、その一部が図15の撮影状態にあるときの第2レンズ群LG2(2群レンズ枠50のレンズ保持部50a)の正面投影領域の一部と重なるように退避される。3群レンズ枠40は、撮影位置に向けて3群付勢ばね(撮影位置保持手段)43(図19及び図20に矢印で概念的に示す)によって付勢されている。
図14、図19及び図20に示すように、2群支持環20には、カム当接部40dに対向する退避カム突起(退避移動手段)44が設けられている。退避カム突起44の先端部(光軸方向の後端部)にカム当接部40dに当接可能な退避カム面44aが形成されていて、該退避カム面44aとカム当接部40dが当接した状態で2群支持環20と3群レンズ枠40を光軸方向で互いに接近させる力が与えられると、カム面44aの作用によって、3群レンズ枠40が3群付勢ばね43の付勢力に抗して撮影位置から退避位置へと回動される。なお、退避カム面44aがカム当接部40dに当接する際は、退避カム突起44が押さえ板42のカム突起挿通穴42dに挿通される。
2群レンズ枠50は、第2レンズ群LG2を保持する環状のレンズ保持部50aと、レンズ保持部50aから径方向へ延出された腕部50bと、この腕部50bの先端に設けた筒状の軸受部50cとを有し、軸受部50cの軸穴に退避回動軸51が挿通される。退避回動軸51の前端部は押さえ板52の軸支持穴52aに支持され、後端部は2群支持環20の軸支持穴20f(図9、図10、図19及び図20)に支持されている。押さえ板52は、一対の位置決め穴52bに位置決め突起20gを係合させた状態で2群支持環20に固定される。押さえ板52の固定には不図示のビスが用いられる。このビスは押さえ板52のビス挿通穴52cに挿通されて、2群支持環20のビス穴20hに螺合される。2群レンズ枠50は、軸受部50cの近傍に、光軸方向後方に向くカム当接部(退避移動手段)50dを有している。
退避回動軸51を介して2群支持環20に軸支された2群レンズ枠50は、図15及び図17に示す撮影位置と、図16及び図18に示す退避位置との間を、退避回動軸51を中心として回動(揺動)することができる。撮影位置では第2レンズ群LG2の光軸が撮影光軸ZP上と一致し、退避位置では、第2レンズ群LG2が撮影光軸ZPに対して上方に移動して、第2レンズ群LG2の光軸が図中にZR-2で示す位置に変位される。この退避状態での第2レンズ群LG2の光軸ZR-2は、撮影光軸ZPと略平行である。図15と図16から分かるように、図16の退避状態にあるときの第2レンズ群LG2(2群レンズ枠50のレンズ保持部50a)は、その一部が図15の撮影状態にあるときの第3レンズ群LG3(3群レンズ枠40のレンズ保持部40a)の正面投影領域の一部と重なるように退避される。2群レンズ枠50は、撮影位置に向けて2群付勢ばね(撮影位置保持手段)53(図17及び図18に矢印で概念的に示す)によって付勢されている。
図11ないし図13、図17及び図18に示すように、3群支持環19には、カム当接部50dに対向する退避カム突起(退避移動手段)54が設けられている。退避カム突起54の先端部(光軸方向の前端部)にカム当接部50dに当接可能な退避カム面54aが形成されていて、該退避カム面54aとカム当接部50dが当接した状態で3群支持環19と2群レンズ枠50を光軸方向で互いに接近させる力が与えられると、カム面54aの作用によって、2群レンズ枠50が2群付勢ばね53の付勢力に抗して撮影位置から退避位置へと回動される。押さえ板52には、退避カム突起54の前方延長上に位置させてカム突起挿通穴52dが形成されており、3群支持環19と2群レンズ枠50が最も接近した状態では、退避カム突起54の先端部がカム突起挿通穴52dに挿通される。
3群支持環19のフランジ部19aの中央部に略円形の撮影開口19iが形成され、この撮影開口19iの下方に幅狭有底凹部19j、上方に幅広有底凹部19kが形成されている。幅狭有底凹部19jと幅広有底凹部19kはそれぞれ、フランジ部19aの前面側に形成されている。また、幅狭有底凹部19jの一側部には弧状貫通溝19mが形成されている。幅狭有底凹部19jは、撮影位置と退避位置の間の3群レンズ枠40のレンズ保持部40aの移動軌跡に沿う湾曲形状の有底溝として形成されていて、3群レンズ枠40の回動位置に関わりなく、該幅狭有底凹部19jには常にレンズ保持部40aの後端部が進入している。幅広有底凹部19kには、2群レンズ枠50が退避位置に回動された状態でレンズ保持部50aの後端部が進入することができる。弧状貫通溝19mには、レンズ保持部40aから後方に突出するストッパ突起(撮影位置保持手段)40eが挿入されている。弧状貫通溝19mは、3群レンズ枠40が撮影位置と退避位置の間を揺動する際のストッパ突起40eの移動軌跡と一致しており、図15のようにストッパ突起40eが弧状貫通溝19mの一端部(撮影位置保持手段)に当接することによって、3群レンズ枠40が撮影位置に保持される。
2群支持環20のフランジ部20aには、撮影光軸ZPを含む中心領域から上方に向けて、レンズ保持部50aを挿入可能な幅広貫通部20iが形成され、この幅広貫通部20iの下部にレンズ保持部40aを挿入可能な幅狭貫通部20jが形成されている。幅広貫通部20iと幅狭貫通部20jは互いに連通している。幅広貫通部20iは、撮影位置と退避位置の間の2群レンズ枠50の移動軌跡に沿う湾曲形状の貫通溝として形成されており、2群レンズ枠50の回動位置に関わりなく、常にレンズ保持部50aが幅広貫通部20iに挿入された状態にある。レンズ保持部50aの後端部は、フランジ部20aよりも若干後方に突出されている。
2群レンズ枠50は、レンズ保持部50aから外径方向に突出するストッパ突起(撮影位置保持手段)50eを有し、図15に示すように、このストッパ突起50eが2群支持環20の位置規制ボス(撮影位置保持手段)20kに当接することによって、2群レンズ枠50が撮影位置に保持される。
以上の構造からなるズームレンズ鏡筒11は次のように動作する。図2の鏡筒収納状態において不図示のメインスイッチをオンすると、ズームモータが鏡筒繰出方向に駆動されてズームギヤ31が回転する。ズームギヤ31の回転によりヘリコイド環13と第1繰出筒14がヘリコイド機構によって前方へ回転繰出される。直進案内環15は、ヘリコイド環13及び第1繰出筒14と共に前方に直進移動する。このとき、第1繰出筒14から回転力が付与されるカム環17は、直進案内環15の前方への直進移動分と、該直進案内環15との間に設けたリード構造(貫通ガイド溝15aのリード溝部分と外径突起17a)による繰出分との合成移動を行う。
図2の収納状態では、2群支持環20内の2群レンズ枠50は、3群支持環19に設けた退避カム突起54の作用によって撮影光軸ZPから上方に外れた退避位置(第2レンズ群LG2の光軸がZR-2となる位置)に保持され、3群支持環19内の3群レンズ枠40は、2群支持環20に設けた退避カム突起44の作用によって撮影光軸ZPから下方に外れた退避位置(第3レンズ群LG3の光軸がZR-3となる位置)に保持されている(図16、図18、図20)。このとき、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3は、撮影光軸ZPと直交する平面内で互いに隣接して位置されている。ここでカム環17が回転すると、その内側では、第2直進案内環18を介して直進案内された2群支持環20と3群支持環19が、2群案内カム溝17bと2群用カムフォロア20e、3群案内カム溝17cと3群用カムフォロア19eの関係によって、それぞれ光軸方向に所定の軌跡で移動される。収納状態からの鏡筒繰出時には、2群支持環20と3群支持環19が互いに離間する方向に移動される。その結果、3群レンズ枠40は、3群支持環19がズーム領域まで繰り出される途中で退避カム突起44から離れて、3群付勢ばね43の付勢力によって第3レンズ群LG3の光軸を撮影光軸ZPと一致させる撮影位置に回動する(図15、図19)。また、2群レンズ枠50は、2群支持環20がズーム領域まで繰り出される途中で退避カム突起54から離れて、2群付勢ばね53の付勢力によって第2レンズ群LG2の光軸を撮影光軸ZPと一致させる撮影位置に回動する(図15、図17)。以後、ズームレンズ鏡筒11を再び収納位置に移動させるまでは、3群レンズ枠40と2群レンズ枠50はそれぞれ撮影位置に保持される。
また、カム環17が回転すると、該カム環17の外側では、第2繰出筒16を介して直進案内された1群支持筒21が、1群案内カム溝17dと1群用カムフォロア21aの関係によって光軸方向に所定の軌跡で移動される。
すなわち、撮像面(CCD受光面)に対する第1レンズ群LG1の繰出位置は、固定環12に対するカム環17の前方移動量と、該カム環17に対する1群支持筒21のカム繰出量との合算値として決まる。また、第2レンズ群LG2の繰出位置は、固定環12に対するカム環17の前方移動量と、該カム環17に対する2群支持環20のカム繰出量との合算値として決まる。同様に、第3レンズ群LG3の繰出位置は、固定環12に対するカム環17の前方移動量と、該カム環17に対する3群支持環19のカム繰出量との合算値として決まる。ズーミングは、この第1レンズ群LG1、第2レンズ群LG2及び第3レンズ群LG3が互いの空気間隔を変化させながら撮影光軸ZPに沿って移動することにより行われる。図2の収納位置から鏡筒繰出を行うと、まず図1の上半断面に示すワイド端の繰出状態になり、さらにズームモータを鏡筒繰出方向に駆動させると、同図の下半断面に示すテレ端の繰出状態となる。図1から分かるように、本実施形態のズームレンズ鏡筒11は、テレ端では第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2の間隔が大きく、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の間隔は小さい。一方ワイド端では、第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2が互いの接近方向に移動して間隔が小さくなり、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3は互いの離間方向に移動して間隔が大きくなる。このような第1レンズ群LG1、第2レンズ群LG2及び第3レンズ群LG3の空気間隔の変化は、各カム溝2群案内カム溝17b、3群案内カム溝17c及び1群案内カム溝17dの軌跡によって与えられるものである。
ズームレンズ鏡筒11がワイド端からテレ端までの撮影可能状態にあるとき、測距手段によって得られた被写体距離情報に応じてAFモータを駆動することにより、4群レンズ枠30が撮影光軸ZPに沿って移動してフォーカシングが実行される。
メインスイッチをオフすると、ズームモータが鏡筒収納方向に駆動され、ズームレンズ鏡筒11は上記の繰出動作とは逆の収納動作を行い、図2の収納状態になる。この収納位置への移動の途中で、3群レンズ枠40が撮影位置から退避位置に回動されつつ(図20)3群支持環19と共に後退し、2群レンズ枠50も撮影位置から退避位置に回動されつつ(図18)2群支持環20と共に後退する。この3群レンズ枠40と2群レンズ枠50の退避動作の詳細を図5ないし図7に示している。
図5は、撮影状態から収納状態に移行する途中において、前述の退避回動を行う直前での第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3、3群支持環19と2群支持環20の相対位置関係を示している。ワイド端からテレ端までの撮影状態では同図に示す光軸方向間隔WSまで第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3が接近することはない。
ワイド端からズームレンズ鏡筒11が収納方向に動作されると、カム環17の2群案内カム溝17bと3群案内カム溝17cの軌跡に従って、3群支持環19と2群支持環20は互いの光軸方向距離が接近する。すなわち、3群支持環19に保持された3群レンズ枠40と2群支持環20が互いに接近し、2群支持環20に保持された2群レンズ枠50と3群支持環19が互いに接近する。すると、3群支持環19に設けた退避カム突起54がカム当接部50dに当接し、3群支持環19と2群支持環20の相対接近動作に応じて、図6に示すように2群レンズ枠50が2群付勢ばね53に抗して退避位置方向(上方)へ回動され始める。また、2群支持環20に設けた退避カム突起44がカム当接部40dに当接し、3群支持環19と2群支持環20の相対接近動作に応じて、3群レンズ枠40が3群付勢ばね43に抗して退避位置方向(下方)へ回動され始める。
図7は、3群レンズ枠40と2群レンズ枠50のそれぞれの退避位置への回動が完了した状態を示している。前述の通り、3群レンズ枠40と2群レンズ枠50はそれぞれ、第2レンズ群LG2(2群レンズ枠50のレンズ保持部50a)の一部が、撮影状態(図15)にあるときの第3レンズ群LG3(3群レンズ枠40のレンズ保持部40a)の正面投影領域の一部と重なるように退避移動され、第3レンズ群LG3(3群レンズ枠40のレンズ保持部40a)の一部が撮影状態(図15)にあるときの第2レンズ群LG2(2群レンズ枠50のレンズ保持部50a)の正面投影領域の一部と重なるように退避移動される。換言すれば、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3が互いに径方向へ向けて譲り合うようにして退避移動する。この3群レンズ枠40と2群レンズ枠50の退避回動動作の間、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3は光軸方向において徐々に接近しているが、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の干渉(接触)が生じる前にそれぞれが退避位置まで移動されるように、カム形状などが設定されている。3群レンズ枠40と2群レンズ枠50がそれぞれ退避位置への回動を開始するタイミングと回動を完了するタイミングは、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の干渉が生じない範囲でそれぞれ任意に定めることができる。例えば、3群レンズ枠40と2群レンズ枠50が同時に撮影位置から退避位置への回動を開始するように構成してもよいし、退避回動の開始に時間差を設けてもよい。退避位置まで回動された3群レンズ枠40は、次の鏡筒繰出動作が行われるまでの間、退避カム突起44との係合関係によって退避位置に保持され続ける。また、2群レンズ枠50も退避カム突起54との係合関係によって退避位置に保持され続ける。
図7の退避回動完了状態ではズームレンズ鏡筒11はまだ図2の収納状態には達しておらず、鏡筒収納動作に応じて3群支持環19と2群支持環20はさらに接近する。すると、退避位置に保持された3群レンズ枠40のレンズ保持部40aが幅狭貫通部20jに挿入されてフランジ部20aより前方に突出する。これによって、2群支持環20は、3群レンズ枠40のレンズ保持部40aや第3レンズ群LG3と干渉することなく、図8に示すようにフランジ部20aをフランジ部19aに近接させる位置まで3群支持環19に対して接近することができる。また図8に示す3群支持環19と2群支持環20の最接近状態では、退避位置に保持された2群レンズ枠50のレンズ保持部50aの後端部が幅広有底凹部19k内に進入する。この図8の状態が、図2及び図4に示すズームレンズ鏡筒11の収納状態である。図8から分かるように、鏡筒収納状態では、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3が撮影光軸ZPと直交する同一平面内(ズームレンズ鏡筒11の径方向)に隣接して位置されている。そのため、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3を光軸方向に並べたまま収納動作を行う場合に比べて、ズームレンズ鏡筒11の光軸方向収納長(厚み)を小さくすることが可能になっている。
特に本実施形態では、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の光軸方向の厚みが略等しく、収納状態では、該第2レンズ群LG2の前端部位置と第3レンズ群LG3の前端部位置が略一致し、第2レンズ群LG2の後端部位置と第3レンズ群LG3の後端部位置が略一致しているため、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3が占める光軸方向スペースが、収納状態では撮影状態の約半分で済んでいる。
また、図2、図4及び図16から分かるように、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3がそれぞれ、撮影状態での一方の正面投影領域の一部と重なるように(譲り合うように)他方が撮影光軸ZPから退避移動され、収納状態では鏡筒の径方向(光軸直交平面方向)に隣接した状態に位置される。そして、鏡筒の径方向(光軸直交平面方向)に並べて収納された第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の外径サイズの和が、最も大径のレンズ群である第1レンズ群LG1の外径サイズと概ね等しく、第1レンズ群LG1の背後に重なるように第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3を収納させている。つまり、撮影光軸ZPを中心とする径方向スペースに関して、退避レンズ群である第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3は、撮影光軸ZPに対して退避しない第1レンズ群LG1の外径に概ね収まる状態で収納されるので、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3を径方向に重ねて収納しても、収納時の光学系の最大径は増大しない。また、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3が互いに譲り合うように退避されるため、撮影光軸ZPに対する第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3の退避移動量を小さくすることができる。したがって、光軸方向のみならず、径方向にも極めてスペース効率の良いコンパクトな収納構造となっている。
以上の3群レンズ枠40と2群レンズ枠50の退避回動動作が行われている最中に、カム環17は光軸方向後方に後退しており、該カム環17に支持される3群支持環19と2群支持環20は、互いに接近しながら全体として光軸方向後方に移動している。そして、図2の鏡筒収納状態になると、第1繰出筒14、直進案内環15、第2繰出筒16、カム環17、1群支持筒21が互いに鏡筒径方向に重なった位置関係になり、ズームレンズ鏡筒11全体の長さが短くなる。前述の通り、この収納状態では、第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3が径方向に重なっていてズームレンズ鏡筒11の厚みが小さくなっているが、さらに、図2及び図4から分かるように、この第2レンズ群LG2と第3レンズ群LG3に対して第1レンズ群LG1と第4レンズ群LG4が近接されており、ズームレンズ系全体がコンパクトに収納されている。
以上の実施形態では、3群レンズ枠40と2群レンズ枠50を退避位置へ回動させるための手段として、3群支持環19の退避カム突起54と2群支持環20の退避カム突起44を備えている。しかし、これとは異なる位置に退避移動手段を設けることも可能である。図21と図22は、退避移動手段の異なる実施形態を示している。この実施形態では、先の実施形態の退避カム突起44、54に代えて、2群レンズ枠150と3群レンズ枠140に、退避移動手段である退避カム突起144、154が設けられている。2群レンズ枠150と3群レンズ枠140はそれぞれ、先の実施形態の2群レンズ枠50と3群レンズ枠40に相当する部材であり、先の実施形態と共通する部分については同じ符号を付けて説明を省略する。
撮影状態では、2群レンズ枠150と3群レンズ枠140は、図21のように撮影光軸ZPに沿う方向に離間する直列状の位置関係を保っており、それぞれのレンズ枠に保持されるレンズ群(図示略)の光軸が撮影光軸ZPと一致している。撮影状態から収納状態に移行するとき、2群レンズ枠150と3群レンズ枠140が互いの接近方向へ相対移動される。すると、2群レンズ枠150に設けた退避カム突起144と、3群レンズ枠140に設けた退避カム突起154が互いに接近し、それぞれのカム突起の先端部に形成された退避カム面144a、154aが当接する。退避カム面144a、154aは、光軸方向の接近移動に応じて2群レンズ枠150と3群レンズ枠140に退避回動方向へ移動分力を与える形状をなしている。したがって、退避カム面144a、154aの形状に応じて、図22のように2群レンズ枠150と3群レンズ枠140が互いに撮影光軸ZPに対して上下方向に回動され、レンズ保持部50aとレンズ保持部40aが鏡筒径方向に重なった収納状態とすることができる。2群レンズ枠150と3群レンズ枠140が退避位置へ回動された状態では、退避カム突起144、154の側面が互いに当接して、2群レンズ枠150と3群レンズ枠140を当該退避位置に保持させる。
以上、図示実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、以上の実施形態は、4群構成のズームレンズ系において第2レンズ群と第3レンズ群を退避レンズ群としているが、本発明は、これ以外のレンズ群構成のレンズ鏡筒にも適用が可能である。
本発明を適用したズームレンズ鏡筒の撮影状態における側断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の収納状態の側断面図である。 図1の撮影状態における主な光学要素の位置関係を示す側断面図である。 図2の鏡筒収納状態における主な光学要素の位置関係を示す側断面図である。 撮影状態から収納状態に移行する途中において、退避回動を行う直前の状態での第2レンズ群と第3レンズ群、及び2群支持環と3群支持環の位置関係を示す側断面図である。 撮影状態から収納状態に移行する途中において、退避位置への移動を行っている途中の状態を示す側断面図である。 図6の状態からさらに収納側へ進み、第2レンズ群と第3レンズ群がそれぞれの退避位置へ達した状態を示す側断面図である。 鏡筒収納状態における第2レンズ群と第3レンズ群、及び2群支持環と3群支持環の位置関係を示す側断面図である。 2群レンズ枠と3群レンズ枠をそれぞれ撮影位置に保持させた状態での、2群レンズ枠と2群支持環、3群レンズ枠と3群支持環の分解斜視図である。 2群レンズ枠と3群レンズ枠をそれぞれ退避位置に保持させた状態での、2群レンズ枠と2群支持環、3群レンズ枠と3群支持環の分解斜視図である。 図9とは角度を異ならせて示した、2群レンズ枠と3群レンズ枠をそれぞれ撮影位置に保持させた状態での、2群レンズ枠と2群支持環、3群レンズ枠と3群支持環の分解斜視図である。 図10とは角度を異ならせて示した、2群レンズ枠と3群レンズ枠をそれぞれ退避位置に保持させた状態での、2群レンズ枠と2群支持環、3群レンズ枠と3群支持環の分解斜視図である。 3群支持環における退避カム形状を示す、2群レンズ枠と3群支持環の分解斜視図である。 2群支持環における退避カム形状を示す、3群レンズ枠と2群支持環の分解斜視図である。 撮影状態における2群レンズ枠と3群レンズ枠の位置関係を示す正面図である。 鏡筒収納状態における2群レンズ枠と3群レンズ枠の位置関係を示す正面図である。 撮影状態における3群支持環と2群レンズ枠の位置関係を示す、光軸方向前方から見た正面図である。 鏡筒収納状態における3群支持環と2群レンズ枠の位置関係を示す、光軸方向前方から見た正面図である。 撮影状態における2群支持環と3群レンズ枠の位置関係を示す、光軸方向後方から見た背面図である。 鏡筒収納状態における2群支持環と3群レンズ枠の位置関係を示す、光軸方向後方から見た背面図である。 退避レンズ群の保持枠自体に退避カム突起を設けた実施形態を示す斜視図である。 図21の実施形態において退避カム突起の作用によって、2つのレンズ枠が互いに退避位置へ回動された状態を示す斜視図である。
符号の説明
11 ズームレンズ鏡筒
12 固定環
13 ヘリコイド環
14 第1繰出筒
15 直進案内環
16 第2繰出筒
17 カム環
18 第2直進案内環
19 3群支持環(光軸方向移動環)
19m 弧状貫通溝
20 2群支持環(光軸方向移動環)
20k 位置規制ボス(撮影位置保持手段)
21 1群支持筒
22 CCD
34 シャッタユニット
40 140 3群レンズ枠(退避光学要素保持部材)
40d 50d カム当接部(退避移動手段)
40e 50e ストッパ突起(撮影位置保持手段)
41 51 退避回動軸
42 52 押さえ板
43 3群付勢ばね(撮影位置保持手段)
44 54 144 154 退避カム突起(退避移動手段)
44a 54a 144a 154a 退避カム面
50 150 2群レンズ枠(退避光学要素保持部材)
53 2群付勢ばね(撮影位置保持手段)
LG1 第1レンズ群
LG2 第2レンズ群(退避光学要素)
LG3 第3レンズ群(退避光学要素)
LG4 第4レンズ群
LGF ローパスフィルタ
ZP 撮影光軸

Claims (7)

  1. 撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒であって、
    撮影状態では該複数の光学要素を同一の撮影光軸上に直列状に位置させ、
    撮影を行わない収納状態では、該複数の光学要素のうち少なくとも2つの退避光学要素を残りの光学要素の光軸から偏心した径方向位置にそれぞれ方向を異ならせて退避させ、かつ該2つの退避光学要素をそれぞれ後退させて、該2つの退避光学要素を撮影光軸と直交する同一平面内に隣接させて位置させたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1記載のレンズ鏡筒において、
    少なくとも撮影状態から収納状態になるとき光軸方向後方へ後退する第1と第2の光軸方向移動環と、
    第1の光軸方向移動環に光軸と直交する平面に沿って移動可能に支持され、上記2つの退避光学要素の一方を保持する第1の退避光学要素保持部材と、
    第2の光軸方向移動環に光軸と直交する平面に沿って移動可能に支持され、上記2つの退避光学要素の他方を保持する第2の退避光学要素保持部材と、
    撮影状態では、上記2つの退避光学要素をそれぞれ上記撮影光軸上の直列位置に位置させるように上記第1と第2の退避光学要素保持部材を保持する撮影位置保持手段と、
    撮影状態から収納状態になるとき、上記第1と第2の光軸方向移動環の移動に応じて、上記2つの退避光学要素の上記退避位置に向けて上記第1と第2の退避光学要素保持部材を移動させる退避移動手段と、
    を有しているレンズ鏡筒。
  3. 請求項2記載のレンズ鏡筒において、上記第1と第2の光軸方向移動環は、撮影状態から収納状態になるとき、撮影状態での光軸方向間隔よりも互いに接近する相対移動を行い、
    上記退避移動手段は、
    第1の光軸方向移動環と第2の退避光学要素保持部材に設けられ、第1と第2の光軸方向移動環が接近するとき互いに当接して上記退避方向への移動分力を第2の退避光学要素保持部材に与える押圧カム機構と、
    第2の光軸方向移動環と第1の退避光学要素保持部材に設けられ、第1と第2の光軸方向移動環が接近するとき互いに当接して上記退避方向への移動分力を第1の退避光学要素保持部材に与える押圧カム機構と、
    を有しているレンズ鏡筒。
  4. 請求項2記載のレンズ鏡筒において、上記第1と第2の光軸要素保持部材は、撮影状態から収納状態になるとき、撮影状態での光軸方向間隔よりも互いに接近する相対移動を行い、
    上記退避移動手段は、第1の退避光学要素保持部材と第2の退避光学要素保持部材に設けられ、該第1と第2の退避光学要素保持部材が接近するとき当接して該第1と第2の退避光学要素保持部材に対してそれぞれの上記退避方向への移動分力を与える押圧カム機構を有しているレンズ鏡筒。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項記載のレンズ鏡筒において、上記2つの退避光学要素は光軸方向の厚みが略等しく、収納状態では、該2つの退避光学要素の前端部と後端部の光軸方向位置がそれぞれ略一致しているレンズ鏡筒。
  6. 請求項1ないし5いずれか1項記載のレンズ鏡筒において、上記2つの退避光学要素はそれぞれレンズ群であり、収納状態で撮影光軸から径方向に退避しない光学要素は、この退避する2つのレンズ群の外径サイズの和と略等しい外径の大径レンズ群を有しているレンズ鏡筒。
  7. 撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒であって、
    撮影状態では該複数の光学要素を同一の撮影光軸上に直列状に位置させ、
    撮影を行わない収納状態では、該複数の光学要素のうち少なくとも2つの退避光学要素を、撮影状態での一方の退避光学要素の正面投影領域の一部に他方の退避光学要素の一部が重なるように撮影光軸と直交する方向へ離間して移動させ、かつ該2つの退避光学要素をそれぞれ後退させて、該2つの退避光学要素を撮影光軸と直交する同一平面内に隣接させて位置させることを特徴とするレンズ鏡筒。
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