JP5272542B2 - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、互いに並列に配置された第1ガイド軸、第2ガイド軸、および第3ガイド軸と、第1レンズを保持するとともに、前記第1ガイド軸に係合する第1係合部と、該第1係合部に対して前記第1レンズの像側寄りの位置で前記第2ガイド軸に係合する第2係合部と、前記第2係合部よりも前記第1レンズの像側寄りの位置で前記第3ガイド軸に係合する第3係合部とを有する第1保持部材と、前記第1レンズとは異なる第2レンズを保持して前記第1保持部材と独立して移動可能であるとともに、前記第2ガイド軸に対して前記第2係合部よりも前記第2レンズの物体側寄りの位置で係合する第4係合部と、該第4係合部よりも前記第2レンズの像側寄りの位置で前記第1ガイド軸に係合する第5係合部と、前記第4係合部よりも前記第2レンズの像側寄りの位置で前記第3ガイド軸に係合する第6係合部とを有する第2保持部材とを有することを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒において、前記第6係合部は、前記第5係合部よりも前記第2レンズの物体側寄りの位置で前記第3ガイド軸に係合することを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のレンズ鏡筒において、前記保持部材の数は、前記ガイド軸の数以下であることを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒において、前記第2保持部材は、前記第2レンズを保持する第2レンズ枠と、前記第1レンズに対して前記第2レンズ枠と反対側に配置され、前記第1および第2レンズとは異なる第3レンズを保持する第3レンズ枠とを有し、前記第2レンズ枠は、前記第3、第6および第5係合部の少なくとも1つを有するとともに、前記第3レンズ枠は、前記第3、第6および第5係合部の残りを有することを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のレンズ鏡筒において、前記第2保持部材は、前記第2レンズ枠と第3レンズ枠を一体的に有することを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒において、前記レンズ鏡筒が有する光学系の物側に配置され、前記光学系の第1の結像特性を調節可能な前側レンズ群と、前記光学系の像側に配置され、前記光学系の第2の結像特性を調節可能な後側レンズ群とを有し、前記第1保持部材と第2保持部材は、前記後側レンズ群を保持することを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のレンズ鏡筒において、前記後側レンズ群は、前記第1保持部材と前記第2保持部材の前記光軸方向の位置を変更することにより、前記光学系の焦点距離を調節可能としたことを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載のレンズ鏡筒において、前記前側レンズ群は、前記ガイド軸の少なくとも1つに支持されていることを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置である。
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態のレンズ鏡筒3について説明する。図1は第1実施形態のレンズ鏡筒3が装着されたカメラ1の概略側面図である。図2(a)はレンズ鏡筒3の内部を概略的に示した図、図3はレンズ鏡筒3における係合部の配置を説明する図である。なお、以下に示す図において、撮影者が光軸Aを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラ1の位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向、上側に向かう方向をYプラス方向、被写体に向かう方向(物体側)をZプラス方向とする。
図4(a)は本発明の第2実施形態のレンズ鏡筒の内部を概略的に示した図である。第2実施形態において、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付す。第2実施形態は、レンズをそれぞれ有する3つのレンズ保持枠(図示省略)が光軸Aに沿った方向に移動可能となっている。
図5〜図7は、本発明の第3実施形態を示す。この実施形態において、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付す。第3実施形態は、複数のレンズが組付けられたレンズ組立体100に本発明を適用したものである。
(1)本実施形態によると、光軸方向の端部に位置する係合部が互いに異なるガイド軸に支持されるようにした。これにより、レンズが移動するために必要なレンズ鏡筒の長さを短縮することができ、レンズ鏡筒のコンパクト化が可能になる。
(2)それぞれのレンズ保持枠を保持する係合部がそれぞれのガイド軸に保持される点を結んだ螺旋状の軌跡が、互いに交差しない多条ネジ状であるため、レンズ駆動時にレンズ保持枠が干渉することがない。
第3実施形態においては、第1レンズ保持枠31と第3レンズ保持枠33とにおいて、ガイド軸に対する係合部が分散して配置されている。このため、オフセット位置に配置される係合部のガイド軸に対する取り付けが容易になる。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上述の実施形態では、カメラに着脱可能なレンズ鏡筒について説明したが、本発明はこれに限定されず、レンズ鏡筒はカメラと一体型のものであってもよい。
(2)また、上述の実施形態では、ガイド軸が3本のものを例にして説明したが本発明はこれに限定されず、ガイド軸の本数は2本であっても3本以上であってもよい。
また、ガイド軸の間隔は等間隔のものに限られない。図8(a)はガイド軸が2本の場合の変形形態におけるレンズ鏡筒の内部を概略的に示した図であり、図8(b)は係合部の配置を説明する図である。図示するように、本変形形態のレンズ鏡筒は、互いに並列に配置された2本の第1ガイド軸7および第2ガイド軸5を備える。そして、第1レンズ12aを保持するとともに、第1ガイド軸7に係合する第1係合部14cと、第1係合部14cに対して第1レンズの像側寄りの位置で第2ガイド軸5に係合する第2係合部14aとを有する第1保持部材12を備える。
さらに第1レンズ12aとは異なる第2レンズ11aを保持して第1保持部材12と独立して移動可能であるとともに、第2ガイド軸5に対して第2係合部14aよりも第2レンズの物体側寄りの位置で係合する第2係合部13aと、第3係合部13aよりも第2レンズ11aの像側寄りの位置で第1ガイド軸7に係合する第4係合部13cとを有する第2保持部材11とを有する。
(3)上述の実施形態では、レンズ保持枠が3つある例までを説明したが、ガイド軸の数以下であれば、レンズ保持枠は3以上であってもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (9)
- 互いに並列に配置された第1ガイド軸、第2ガイド軸、および第3ガイド軸と、
第1レンズを保持するとともに、前記第1ガイド軸に係合する第1係合部と、該第1係合部に対して前記第1レンズの像側寄りの位置で前記第2ガイド軸に係合する第2係合部と、前記第2係合部よりも前記第1レンズの像側寄りの位置で前記第3ガイド軸に係合する第3係合部とを有する第1保持部材と、
前記第1レンズとは異なる第2レンズを保持して前記第1保持部材と独立して移動可能であるとともに、前記第2ガイド軸に対して前記第2係合部よりも前記第2レンズの物体側寄りの位置で係合する第4係合部と、該第4係合部よりも前記第2レンズの像側寄りの位置で前記第1ガイド軸に係合する第5係合部と、前記第4係合部よりも前記第2レンズの像側寄りの位置で前記第3ガイド軸に係合する第6係合部とを有する第2保持部材とを有することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
前記第6係合部は、前記第5係合部よりも前記第2レンズの物体側寄りの位置で前記第3ガイド軸に係合することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1または2に記載のレンズ鏡筒において、
前記保持部材の数は、前記ガイド軸の数以下であることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記第2保持部材は、前記第2レンズを保持する第2レンズ枠と、前記第1レンズに対して前記第2レンズ枠と反対側に配置され、前記第1および第2レンズとは異なる第3レンズを保持する第3レンズ枠とを有し、
前記第2レンズ枠は、前記第3、第6および第5係合部の少なくとも1つを有するとともに、前記第3レンズ枠は、前記第3、第6および第5係合部の残りを有することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項4に記載のレンズ鏡筒において、
前記第2保持部材は、前記第2レンズ枠と第3レンズ枠を一体的に有することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記レンズ鏡筒が有する光学系の物側に配置され、前記光学系の第1の結像特性を調節可能な前側レンズ群と、前記光学系の像側に配置され、前記光学系の第2の結像特性を調節可能な後側レンズ群とを有し、
前記第1保持部材と第2保持部材は、前記後側レンズ群を保持することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項6に記載のレンズ鏡筒において、
前記後側レンズ群は、前記第1保持部材と前記第2保持部材の前記光軸方向の位置を変更することにより、前記光学系の焦点距離を調節可能としたことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項6または7に記載のレンズ鏡筒において、
前記前側レンズ群は、前記ガイド軸の少なくとも1つに支持されていることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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