JP4924632B2 - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
下記の特許文献1には、カム機構により複数のレンズ群を個別に移動させて、焦点位置と焦点距離とを変化させる内焦式ズームレンズ鏡筒の構造が記載される。
特開2000−089086号公報
従来の内焦式ズームレンズ鏡筒では、カム機構の精度が光学性能に影響するため、ガイドバーで直進方向の移動を案内する方式とし、カム機構を簡略化することが考えられる。しかしながら、ズーム光学系とフォーカシング光学系とを共にガイドバー方式とする際に光学系のチルトやシフトをより抑制する必要があった。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明の第1の態様として、第1光学部品を保持する第1保持枠に対して第1光学部品の光軸方向に沿って設けられた中空軸である第1案内軸と、第1案内軸の外周部と係合し、第1案内軸を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、第1光学部品とは異なる第2光学部品を保持する第2保持枠に対して第2光学部品の光軸方向に沿って設けられ、第1案内軸の中空部に挿通されて支持され、第1案内軸に対して光軸方向に移動可能な第2案内軸とを備えるレンズ鏡筒が提供される。
また、本発明の第2の態様として、上記レンズ鏡筒と、第1光学部品と第2光学部品とを含む光学系による像を撮像する撮像部とを備えた撮像装置が提供される。
上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
広角端に変倍したレンズ鏡筒100の断面図である。 望遠端に変倍したレンズ鏡筒100の断面図である。 望遠端において合焦したレンズ鏡筒100の断面図である。 レンズ鏡筒100の他の構造を示す断面図である。 レンズ鏡筒100のまた他の構造を示す断面図である。 レンズ鏡筒100の更に他の構造を示す断面図である。 撮像装置300の模式的断面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、レンズ鏡筒100の断面図である。レンズ鏡筒100は、共通の光軸X上に順次配列された6群のレンズL1、L21、L22、L3、L4、L5を備える。レンズL1、L21、L22、L3、L4、L5は、それぞれレンズ枠160、191、192、70、80、90に保持される。なお、レンズ鏡筒100は内焦式ズームレンズであり、図はレンズ鏡筒100が広角端にある状態を示す。
レンズ鏡筒100は、イメージセンサ等を含む撮像部200に対して固定される固定筒110を有する。固定筒110の前端側外周には、互いに同軸な内筒140、中筒150、外筒161およびズームリング130が内側からこの順に配される。
また、固定筒110外側の後端寄り(図中の右寄り)には、ピントリング120が回転自在に配される。更に、固定筒110内側には、固定筒110に対して回転自在に配されたカム筒170と、カム筒170の更に内側に、光軸Xと平行に配された一対のガイドパイプ102、106および一対のガイドバー104、108とが配される。
固定筒110は、図中で右端になる後端にマウント113を有する。マウント113により撮像部200に対して結合された固定筒110は、固定筒110後端のマウント面115が撮像部200の前面に密接する。これにより、レンズ鏡筒100全体が、撮像部200に対して位置決めされる。
固定筒110の後寄り外周には、モータ室117をなす空洞が形成される。モータ室117には、図示していないモータが収容される。また、モータ室117の内部には、伝達部材122の一端が配される。伝達部材122は、ピントリング120またはモータのいずれかから選択的に駆動力を受けて、固定筒110の外周に沿って、光軸Xを中心に回転する。
内筒140は、光軸X方向に配された直溝142と、直溝142とは異なる位置に配された逃げ穴144と、後端近傍において径方向内側に向かって突出するカムフォロワ146とを有する。カムフォロワ146は、固定筒110に光軸X方向に形成された長穴118を貫通する。これにより、内筒140は、固定筒110に対して、回転することなく光軸X方向に移動する。
また、カムフォロワ146の先端は、カム筒170のカム溝175に係合する。これにより、カム筒170が回転した場合に、内筒140を光軸X方向に移動させる駆動力が、カム溝175からカムフォロワ146に伝えられる。
中筒150は、径方向外側に向かって突出するカムフォロワ152と、光軸Xに対して傾斜したカム溝154と、光軸X方向に配された直溝156とを有する。また、中筒150は、係合溝158において、内筒140の係合突起148に係合する。これにより、中筒150は、光軸X方向については固定筒110に対して内筒140と一体的に移動しつつ、光軸X回りについては回転自在となる。
外筒161は、その径方向内側に向かって突出するカムフォロワ162を有する。カムフォロワ162は、中筒150のカム溝154と、内筒140の直溝142とに係合する。また、外筒161の前端は、レンズL1を保持するレンズ枠160に結合される。
ズームリング130は、外部から回転操作された場合に、固定筒110の回りを回転する。また、ズームリング130は、光軸X方向と平行に延在する直線状の案内溝132を内面に有する。案内溝132は、中筒150のカムフォロワ152に係合する。これにより、ズームリング130が回転操作された場合、中筒150も光軸Xの回りに回転する。
カム筒170は、固定筒110の内側に回転自在に配される。また、カム筒170は、それぞれが光軸Xに傾斜して配されたカム溝171、173、175と、前端に連結部材174を介して固定されたカムフォロワ172とを有する。
カムフォロワ172は、内筒140の逃げ穴144を通じて、中筒150の直溝156に係合する。カム溝171は、レンズ枠192に設けられたカムフォロワ194に係合する。カム溝173は、固定筒110の内面に突出して固定されたカムピン114に係合する。カム溝175は、内筒140のカムフォロワ146に係合する。
一対のガイドパイプ102、106はそれぞれ中空軸であり、固定筒110の内面に配された支持部112に支持されて、光軸Xに対して互いに対称に配される。一対のガイドバー104、108は、それぞれ、ガイドパイプ102、106に挿通される。
複数の支持部112のうち、図中で上側に位置するガイドパイプ102を支持する一対の支持部112は、それぞれ、ガイドパイプ102の外周と相補的な形状の嵌合穴111を有する。ガイドパイプ102は、嵌合穴111に摺動可能に挿通される。これにより、ガイドパイプ102は軸方向には移動するが、他の方向への変位は規制される。
なお、ガイドパイプ102を支持する一対の支持部112は、より広い間隔で配することが好ましい。これにより、ガイドパイプ102と嵌合穴111との不可避な間隙に起因するガイドパイプ102のぶれを抑制することができる。
支持部112のうち、図中で下側に位置するガイドパイプ106を支持する支持部112は、ガイドパイプ102の外径と同じ間隔の平行面を含むU字溝116を有する。ガイドパイプ106は、U字溝116に摺動可能に挿通される。これにより、ガイドパイプ106は軸方向には移動するが、紙面に交差する方向への変位が規制される。
なお、ガイドパイプ106を規制する支持部112は、他方のガイドパイプ102を軸としたレンズ枠192の回転を規制することを目的として設けられる。また、レンズ枠192の光軸Xに対する傾きは、ガイドパイプ102により規制されている。
従って、ガイドパイプ106を規制する支持部112は単一であっても差し支えない。ただし、ガイドパイプ102、106が円滑に移動することを配慮すると、ガイドパイプ106を支持する支持部112は、ガイドパイプ102を支持する一対の支持部112に対して、光軸X方向について中央に配されることが好ましい。
ガイドパイプ102、106の一端はいずれも、レンズ枠192に結合されている。従って、ガイドパイプ102、106およびレンズ枠192は一体的に移動する。これにより、レンズ枠192がガイドパイプ102を軸として回転することが、ガイドパイプ106により規制される。従って、レンズ枠192は、光軸X方向には移動するが、その他の方向には変位しない。
ガイドバー104、108は、ガイドパイプ102、106に摺動可能に挿通される。また、ガイドバー104、108の一端はいずれも、レンズ枠191に結合される。これにより、レンズ枠191は、光軸X方向には移動するが、その他の方向には変位しない。
なお、ガイドバー104、108は、一対のガイドパイプ102、106によって支持され、位置決めされる。このため、ガイドバー104、108が位置決めされる支持スパンは、ガイドパイプ102、106を支持する支持部112の間隔よりも広い。これにより、ガイドバー104、108は、より安定した状態でレンズ枠191を案内する。
また、この実施形態では、レンズ枠191を案内するガイドバー104、108は、レンズ枠192を案内するガイドパイプ102、106と同軸に配されている。しかしながら、レンズ枠191、192を案内する部材の関係は同軸配置に限られない。
即ち、ガイドパイプ102、106およびガイドバー104、108によるレンズ枠191、192の案内機構は、レンズ枠191、192の移動を光軸X方向に案内しつつ、光軸Xに交差する方向への変位を規制する構造であれば、様々な形態を採り得る。具体的には、支持部112の嵌合穴111またはU字溝116の内部を互いに相補的な断面形状で複数に分割する組み合わせ、例えば、円形の嵌合穴111に対して半円形の断面形状を有する一対のガイド軸を組み合わせて用いることができる。
レンズ鏡筒100は更に、固定筒110の前端に、固定筒110の内外にわたって配された連動環180を備える。連動環180は、光軸Xと平行に配された直溝184に係合する伝達部材122の先端部124から回転駆動力を受けて、固定筒110の外周面と、カム筒170の内面とに沿って光軸Xの回りを回転する。
また、連動環180は、径方向内側に向かって突出するカムピン182を有する。カムピン182は、レンズ枠192に形成された周溝196を貫通して、その先端を、レンズ枠191に形成されたカム溝193に係合させる。これにより、連動環180は、レンズ枠192に妨げられることなく回転して、カム溝193に駆動力を伝達する。
また、他のレンズL3、L4、L5については、レンズ鏡筒100を変倍する場合に限って移動させればよいので、既存の移動機構を用いることができる。即ち、カム筒170および固定筒に設けたカム溝および直溝によりレンズ枠70、80、90を案内して移動させてもよい。また、ガイドパイプ102、106を利用してレンズ枠70、80、90を案内する構造としてもよい。
図2は、レンズ鏡筒100の断面図であって、レンズ鏡筒100が望遠端までズームされた状態を示す。図1と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省き、レンズ鏡筒100のズーム動作について主に説明する。
レンズ鏡筒100において、ズームリング130が光軸Xの回りに回転する回転操作を受けた場合、案内溝132に係合するカムフォロワ152を通じて回転駆動力が伝えられた中筒150が回転する。中筒150が回転した場合、外筒161は、カム溝154からカムフォロワ162に伝えられた駆動力により、直溝142に沿って光軸X方向に移動する。これにより、外筒161の先端に結合されたレンズ枠160と、レンズ枠160に保持されたレンズL1とが一体的に移動する。
また、中筒150が回転した場合、直溝156に係合するカムフォロワ172を通じて、カム筒170にも回転が伝えられる。これにより、カム筒170は、光軸Xの回りに回転する。
カム筒170が回転した場合、カム溝171に係合するカムフォロワ194を通じてレンズ枠192が駆動される。レンズ枠192は、ガイドパイプ102、106に案内されて、レンズL22と共に光軸X方向に移動する。また、光軸X方向に移動するレンズ枠192は、周溝196を貫通するカムピン182にも駆動力を伝え、連動環180およびレンズ枠191も移動させる。これにより、レンズ枠191に保持されたレンズL21も光軸X方向に移動する。
なお、カムピン182およびカムフォロワ194は、それぞれ、連動環180またはレンズ枠192の周方向について、ガイドパイプ102およびガイドバー104の、より近傍に配されることが好ましい。これにより、カムピン182またはカム溝171によるレンズ枠191、192の駆動効率を向上させることができる。
更に、カム筒170が回転した場合、カム溝173に係合するカムピン114は固定筒110に固定されているので、カム筒170自身も固定筒110の内面に沿って光軸X方向に移動する。また更に、カム筒170が回転した場合、カム溝175に係合するカムフォロワ146にも駆動力が伝達される。これにより、カムフォロワ146は、内筒140を、光軸X方向に移動させる。
これらの一連の動作により、レンズ鏡筒100は延伸または短縮され、レンズL1およびレンズL2を前進させると共に、それらの間隔を拡げる。なお、図示を省いた機構により、他のレンズL3、L4、L5も移動して相互の間隔が変化する。従って、レンズ鏡筒100全体の焦点距離が変化する。
なお、外筒161およびズームリング130の間には、固定筒110に対して同軸に装着されたカバー筒165が配される。カバー筒165は、外筒161に連れ従って進退して、外筒161およびズームリング130の間を封止する。これにより、レンズ鏡筒100の内部に塵芥が浸入することが防止される。
図3は、レンズ鏡筒100の合焦動作を説明する断面図であり、図2に対照して描かれる。図1および図2と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
ピントリング120が回された場合、または、モータにより伝達部材122が駆動された場合、伝達部材122は、固定筒110の外周面に沿って、光軸Xの周りに回転する。伝達部材122の回転駆動力は、直溝184の側壁を介して連動環180に伝達される。
連動環180の周方向の回転に伴って、カムピン182は固定筒110の周方向に回転する。カムピン182は、周溝196およびカム溝193の内部を周方向に移動する。周溝196は、レンズ枠192の周方向に延在するので、カムピン182が回転してもレンズ枠192の光軸X方向の位置は変化しない。
一方、カム溝193は光軸Xに対して傾斜して形成されるので、レンズ枠191は、ガイドバー104、108に案内されて光軸X方向に移動する。このように、合焦動作においては、他のレンズL1、L22、L3、L4、L5を移動させることなく、レンズL21が移動する。
図4は、レンズ鏡筒100の他の構造を示す断面図である。このレンズ鏡筒100は、以下に説明する部分を除いて、図1、図2および図3に示したレンズ鏡筒100と共通の構造を有する。そこで、図1および図2と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
レンズ鏡筒100において、レンズL21を保持するレンズ枠191は後方に延長され、カム筒170のカム溝171に係合するカムフォロワ194を有する。また、レンズ枠191は、連動環180のカムピン182を挿通させる周溝195を有する。
連動環180は、固定筒110の内側において、カム筒170およびレンズ枠191の間を後方に延長される。また、連動環180のカムピン182は、レンズ枠191の周溝195を貫通した後、レンズ枠192に形成されたカム溝198に、先端を係合させる。
このレンズ鏡筒100においてピントリング120またはモータにより伝達部材122が回転駆動された場合、伝達部材122の回転駆動力は、直溝184の側壁を介して連動環180に伝達される。連動環180の回転に伴って回転するカムピン182は、カムピン182は、周溝195およびカム溝198の内部を周方向に移動する。周溝195は、レンズ枠191の周方向に延在するので、カムピン182が回転してもレンズ枠191の光軸X方向の位置は変化しない。
一方、カム溝198は光軸Xに対して傾斜して形成されるので、レンズ枠192は、ガイドパイプ102、106に案内されて光軸X方向に移動する。このように、合焦動作においては、他のレンズL1、L21、L3、L4、L5を移動させることなく、レンズL22が移動する。
図5は、レンズ鏡筒100のまた他の構造を示す断面図である。なお、他の図と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
レンズ鏡筒100において、ズームリング130、内筒140、中筒150および外筒161の構造は、図1から図3までに示したレンズ鏡筒100と変わらない。それに対して、連動環180は省かれ、レンズ枠192に、ガイドバー104を挿通されたリニアアクチュエータ127が配される。
リニアアクチュエータ127は、光軸X方向の両端をレンズ枠192の一部に挟まれて、レンズ枠192に対する光軸X方向への変位を規制される。また、リニアアクチュエータ127は、駆動信号を供給されて動作した場合に、ガイドバー104を光軸X方向に移動させる。
また、リニアアクチュエータ127は、動作していない場合に、ガイドバー104を把持して、レンズ枠192に対するガイドバー104の光軸X方向の変位を規制する。換言すれば、動作していないリニアアクチュエータ127は、レンズ枠192が光軸X方向に移動した場合に、ガイドバー104も一体的に移動させる。
なお、ガイドバー104に対する駆動力と保持力とを備えたリニアアクチュエータ127としては、例えば、圧電材料、電歪材料等の電気機械変換素子を用いたアクチュエータを例示できる。また、リニアアクチュエータ127において、磁力アクチュエータのように自己保持機能を持たないデバイスにより駆動力を発生させる場合は、ガイドバー104を把持する機構を別途設けてもよい。
また、このレンズ鏡筒100においては、ピントリング120は、独立して回転自在に固定筒110に装着される。また、ピントリング120の内側に、回転量検出部121および鏡筒制御部123が配される。更に、ガイドバー104の後端に、移動量検出部125が配される。
回転量検出部121は、外部からの回転操作により回転したピントリング120の回転量を検出して、回転量に応じた電気信号である回転量信号を発生する。回転量信号は、鏡筒制御部123に送信される。
このような回転量検出部121としては、例えば、ピントリング120と共に回転するロータリスケールと、そのスケールを計数する光学センサを用いて形成できる。また、ピントリング120と共に回転する磁性体と、当該磁性体の移動により生じる磁界の変化を計測する磁気センサを用いても形成できる。ただし、これらは一例に過ぎず、他の構造とすることを妨げない。
移動量検出部125は、ガイドバー104が移動した場合に、ガイドバー104の移動量を計測して、移動量に応じた電気信号である移動量信号を発生する。移動量信号は、鏡筒制御部123に送信される。
このような移動量検出部125は、例えば、ガイドバー104と一体的に移動するリニアスケールとそのスケールを計数する光学センサにより形成できる。また、ガイドバー104と共に移動する磁性体と、当該磁性体の移動により生じる磁界の変化を計測する磁気センサによっても形成できる。ただし、これらは一例に過ぎず、他の構造とすることを妨げない。
鏡筒制御部123は、ピントリング120が回転操作を受けた場合に、回転量検出部121から回転量信号を受信して、当該回転量信号に応じた駆動信号をリニアアクチュエータ127に供給する。リニアアクチュエータ127は、供給された駆動信号に応じて動作して、ガイドバー104を軸方向に移動させる。これにより、レンズL22を保持したレンズ枠192を単独で光軸X方向に移動させることができるので、レンズ鏡筒100の光学系を合焦させることができる。
なお、撮像部200のオートフォーカス機構によりレンズ鏡筒100が合焦する場合は、撮像部200からの指示に従って鏡筒制御部123が駆動信号を発生する。これにより、オートフォーカスであっても、マニュアルフォーカスであっても、共通のリニアアクチュエータ127を用いてレンズL22を移動させることができる。
また、鏡筒制御部123は、移動量検出部125から移動量信号を受信して、ガイドバー104の移動量を検知する。これにより、リニアアクチュエータ127に供給する駆動信号を補正して、合焦に求められる移動量に応じてレンズL22を正確に移動させることができる。
レンズ鏡筒100においてズームリング130が回転操作された場合は、回転するカム筒170のカム溝171から、カムフォロワ194を通じて駆動力が伝達され、ガイドパイプ102、106に案内されたレンズ枠192が光軸X方向に移動する。このとき、動作していないリニアアクチュエータ127は、ガイドバー104を把持してレンズ枠192と一体的に移動させる。これにより、2つのレンズL21、L22は一体的に移動して、レンズ鏡筒100の焦点距離を変化させる。
図6は、レンズ鏡筒100の更に他の構造を示す断面図である。このレンズ鏡筒100は、以下に説明する部分を除くと、図5に示したレンズ鏡筒100と同じ構造を有する。そこで、共通な要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
レンズ鏡筒100において、レンズL21を保持するレンズ枠191は後方に延長され、カム筒170のカム溝171に係合するカムフォロワ197を有する。また、レンズ枠191は、ガイドパイプ102、106に結合される。これにより、ズームリング130が回転操作されてカム筒170が回転した場合には、レンズ枠191が光軸X方向に移動する。なお、レンズ枠192は、ガイドバー104、108に結合される。
また、ガイドバー104を挿通されたリニアアクチュエータ127は、レンズ枠191に、軸方向にはさまれて保持される。これにより、リニアアクチュエータ127が動作した場合は、ガイドバー104がレンズ枠191に対して軸方向に移動する。
鏡筒制御部123は、ピントリング120が回転操作を受けた場合に、回転量検出部121から回転量信号を受信して、当該回転量信号に応じた駆動信号をリニアアクチュエータ127に供給する。リニアアクチュエータ127は、供給された駆動信号に応じて動作して、ガイドバー104を軸方向に移動させる。これにより、レンズL21を保持したレンズ枠191が単独で光軸X方向に移動して、レンズ鏡筒100の光学系を合焦させる。
図7は、レンズ鏡筒100を備えた撮像装置300の構造を模式的に示す図である。なお、図面の記載が煩雑になることを避ける目的で、図7においてはレンズ鏡筒100を模式的に記載した。
ただし、図4におけるレンズ鏡筒100は、レンズ枠80に絞り装置222を備えることを除き、図1から図3までに示したレンズ鏡筒100と同じ構造を有する。そこで、共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省いた。
撮像装置300は、レンズ鏡筒100および撮像部200を含む。レンズ鏡筒100は、撮像部200のマウント部260に着脱自在に装着される。
撮像装置300に装着されたレンズ鏡筒100は、図示していない接続端子を介して、撮像部200に対して電気的にも結合される。これにより、レンズ鏡筒100は、撮像部200から電力を供給される。また、レンズ鏡筒100側らか撮像部200側に信号も送信される。
撮像部200は、主鏡240、ペンタプリズム270、接眼光学系290を含む光学系と、主制御部250とを収容する。主鏡240は、レンズ鏡筒100の光学系を介して入射した入射光の光路上に傾斜して配置される待機位置と、入射光を避けて上昇する撮影位置(図中に点線で示す)との間を移動する。
待機位置にある主鏡240は、入射光の大半を、上方に配置されたフォーカシングスクリーン272に導く。フォーカシングスクリーン272は、レンズ鏡筒100の光学系が合焦した場合に像を結ぶ位置に配置され、当該像を可視化する。
フォーカシングスクリーン272に結像された画像は、ペンタプリズム270を介して接眼光学系290から観察される。これにより、接眼光学系290からは、フォーカシングスクリーン272上の映像を正像として見ることができる。
ペンタプリズム270および接眼光学系290の間にはハーフミラー292が配置される。ハーフミラー292は、ファインダLCD294に形成された表示画像を、フォーカシングスクリーン272の映像に重畳させる。これにより、接眼光学系290の出射端において、フォーカシングスクリーン272の映像と、ファインダLCD294の映像とを併せて見ることができる。なお、ファインダLCD294には、撮像装置300の撮影条件、設定条件等の情報が表示される。
また、ペンタプリズム270の出射光の一部は、測光部280に導かれる。測光部280は、入射光の強度およびその分布等を測定して、撮影条件を決定する場合に測定結果を参照させる。
一方、入射光の入射面に対する主鏡240の裏面には、副鏡242が配置される。副鏡242は、主鏡240を透過した入射光の一部を、下方に配置された焦点検出装置230に導く。これにより、主鏡240が待機位置にある場合は、焦点検出装置230が光学系の焦点調整状態を検出する。なお、主鏡240が撮影位置に移動した場合は、副鏡242も入射光の光路から退避する。
レンズ鏡筒100からの入射光に対して主鏡240の後方には、シャッタ220、光学フィルタ212および撮像素子210が光軸に沿って配置される。シャッタ220が開放される場合は、その直前に主鏡240が撮影位置に移動するので、入射光は直進して撮像素子210に入射される。これにより、入射光の形成する画像が、撮像素子210において電気信号に変換される。
また、撮像部200は、レンズ鏡筒100に対して背面において、外部に面したメインLCD296を備える。メインLCD296は、撮像部200に対する各種の設定情報を表示する他、主鏡240が撮影位置に移動している場合に撮像素子210に形成された画像を表示することもできる。
主制御部250は、上記のような種々の動作を総合的に制御する。また、撮像部200側の焦点検出装置230が検出した被写体までの距離の情報を参照して、レンズ鏡筒100を駆動するオートフォーカス機構を形成できる。更に、焦点検出装置230がレンズ鏡筒100の動作量を参照して、フォーカスエイド機構を形成することもできる。
更に、主制御部250は、レンズ鏡筒100のマイクロプロセッサと情報を交換して、絞り装置222の開閉等も制御する。更に、主制御部250は、露出の自動化、シーンモードの実行、ブラケット撮影の実行等にも寄与する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることは当業者に明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書および図面に示した装置、システム、プログラムおよび方法における動作、手順、ステップおよび段階等の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
70、80、90、160、191、192 レンズ枠、100 レンズ鏡筒、102、106 ガイドパイプ、104、108 ガイドバー、110 固定筒、111 嵌合穴、112 支持部、113 マウント、114、182 カムピン、115 マウント面、116 U字溝、117 モータ室、118 長穴、120 ピントリング、121 回転量検出部、122 伝達部材、123 鏡筒制御部、124 先端部、125 移動量検出部、127 リニアアクチュエータ、130 ズームリング、132 案内溝、140 内筒、142、156、184 直溝、144 逃げ穴、146、152、162、172、194、197 カムフォロワ、148 係合突起、150 中筒、154、171、173、175、193、198 カム溝、158 係合溝、161 外筒、165 カバー筒、170 カム筒、174 連結部材、180 連動環、195、196 周溝、200 撮像部、210 撮像素子、212 光学フィルタ、220 シャッタ、222 絞り装置、230 焦点検出装置、240 主鏡、242 副鏡、250 主制御部、260 マウント部、270 ペンタプリズム、272 フォーカシングスクリーン、280 測光部、290 接眼光学系、292 ハーフミラー、294 ファインダLCD、296 メインLCD、300 撮像装置

Claims (8)

  1. 第1光学部品を保持する第1保持枠に対して前記第1光学部品の光軸方向に沿って設けられた中空軸であって、端部に前記第1保持枠が結合された第1案内軸と、
    前記第1案内軸の外周部と係合し、前記第1案内軸を前記光軸方向に移動可能に支持する支持部材であって、前記第1案内軸に係合する第1係合部と前記第1係合部に対して前記光軸方向に間隔をおいて前記第1案内軸に係合する第2係合部とを有する支持部材と、
    前記第1光学部品とは異なる第2光学部品を保持する第2保持枠に対して前記第2光学部品の光軸方向に沿って設けられ、前記第1案内軸の中空部に挿通されて支持され、前記第1案内軸に対して前記光軸方向に移動可能であって、前記支持部材から見て、前記第1保持枠が結合される前記第1案内軸の端部と同じ側の端部に前記第2保持枠が結合された第2案内軸と
    前記第1案内軸の端部と同じ側の端部に前記第1保持枠が結合され、前記光軸方向に移動可能に支持された第3案内軸と、
    前記光軸方向について前記第1係合部及び前記第2係合部との中央で前記第3案内軸を支持する他の支持部材と、
    前記第1案内軸の端部と同じ側の端部に前記第2保持枠が結合され、前記第3案内軸に規制されて前記第3案内軸に対して前記光軸方向に移動可能な第4案内軸と
    を備えるレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載レンズ鏡筒であって、
    前記第1案内軸に対して前記第2案内軸を移動することにより、前記第1光学部品および前記第2光学部品を含む光学系の結像位置を変化させるレンズ鏡筒。
  3. 請求項1また請求項2に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1案内軸が前記第2案内軸を支持する間隔は、前記第1係合部と前記第2係合部との間隔よりも大きいレンズ鏡筒。
  4. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1保持枠を駆動する駆動部材を更に備え、
    前記第1保持枠は、前記第1案内軸の近傍に設けられた係合部により前記駆動部材の駆動力を受けることを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1保持枠の周方向に沿って前記第1保持枠に設けた溝を介して前記第2保持枠と係合することにより、前記第1案内軸の前記光軸方向の移動による前記第1保持枠の移動に伴って前記第2保持枠と一体的に前記光軸方向に移動する係合部材を備え、
    前記係合部材を前記第1保持枠の周方向に移動することにより、前記第2保持枠を前記第1保持枠に対して前記光軸方向に移動する
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記係合部と前記第2保持枠との係合範囲は、前記第2案内軸の近傍とすることを特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1案内軸に設けられ、前記第2案内軸を前記第1案内軸に対して移動させるアクチュエータを備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載レンズ鏡筒と、
    前記第1光学部品と前記第2光学部品とを含む光学系による像を撮像する撮像部と
    を備える撮像装置。
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