JP2010008634A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ鏡筒の小型化を図りつつ、カム筒がカム作用を及ぼす回転角度を大きく設定できるようにする。
【解決手段】光軸回りに回転するカム筒30、カム筒のカム溝に挿入されるフォロワピンを有する複数の移動枠41,51、カム筒と移動枠の間に配置されて移動枠の回転を規制するべくフォロワピンを光軸方向にガイドするガイドスリット61a,61bを有するガイド筒60を備え、カム筒30は、複数のカム溝33、34にフォロワピン42,52をそれぞれ導き入れるべく形成された複数の導入溝を有し、複数の導入溝は、光軸方向に伸長する直線導入溝34aと、光軸方向に伸長すると共に直線導入溝からカム筒の回転方向に離れるようにその途中が屈曲する屈曲導入溝33aを含む。これによれば、カム筒の小型化を達成しつつ、カム作用を及ぼす回転角度を増加させることができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、レンズを保持したレンズ枠(レンズ群)等を含む移動枠を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒に関し、特に、光軸方向にカム作用を及ぼすカム筒により、複数の移動枠を光軸方向に相対的に移動させ得るレンズ鏡筒に関する。
従来のレンズ鏡筒としては、光軸方向にガイドするガイド溝(回転規制溝)を有する円筒状の固定筒(ガイド筒)、固定筒の外側において同軸上に回転可能に配置されると共に光軸方向にカム作用を及ぼす3種類のカム溝を有する円筒状のカム筒(カム環)、固定筒の内側に配置されてそれぞれのガイド溝に通され光軸回りの回転が規制されつつカム筒のカム溝に挿入されるフォロワピンを有する3つの移動枠等を備え、カム筒を回転させることで、3つの移動枠のフォロワピンを固定筒の共通のガイド溝(回転規制溝)によりガイドしつつ、3つの移動枠を光軸方向に相対的に移動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、沈胴型のズームレンズの市場においては、高倍率化が望まれており、その要求を満たすためには、多くのレンズ枠を設けかつそれぞれのレンズ枠を相対的に大きく移動させる必要がある。
そこで、上記従来のレンズ鏡筒ように、一つのカム筒にて全てのレンズ枠(移動枠)を移動させようとすると、カム筒に対して各々のレンズ枠に対応するカム溝を互いに干渉しないように設けなければならない。それ故に、カム筒の回転角度が制限されてレンズ枠の十分な移動量を確保するのが困難になり、又、移動量を確保しようとすると、カム溝の複雑化やカム筒の大型化、さらに複雑なカムを形成することで高コスト化となり、レンズ鏡筒全体として複雑化、大型化、高コスト化を招くことになる。
また、上記従来のレンズ鏡筒においては、3つの移動枠のフォロワピンが共通のガイド溝にガイドされるように、光軸方向に平行な直線上に配列されている(3つの移動枠のフォロワピンが周方向において同一の角度位置に配置されている)ため、3つの移動枠の相対的な移動量が相互に制約を受ける場合があり、又、3つの移動枠を光軸方向に互いに近づけるカムプロフィルの場合には3種類のカム溝が互いに接近して形成されるため、カム筒の機械的強度が低下するという問題がある。
他のレンズ鏡筒として、2つの移動枠のフォロワピンが共通のガイド溝にガイドされるように、光軸方向に平行な直線上に配列されたものが知られているが、このレンズ鏡筒においても、同様に生じる問題である(例えば、特許文献2参照)。
そこで、図14に示すように、例えば、2つの移動枠を光軸方向Lに相対的に移動させる場合において、ガイド筒1に2つのガイド溝1a,1bを設け、カム筒2に各々の移動枠のフォロワピンP1,P2を導入する直線状の導入溝2a,2b及び導入溝2a,2bに連続するカム溝2a´,2b´を設け、さらに、回転移動量(レンズ枠の移動量)を大きく設定しようとすると、それぞれのカム溝2a´,2b´が周方向(カム筒の回転方向)において互いに接近した形態となり、ガイド筒1のガイド溝1a,1b同士も接近した(間隔Dの)形態となって、機械的強度の低下を招くことになる。
特開2000−321476号公報 特開2002−107599号公報
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、レンズ枠を含む複数の移動枠を備えたレンズ鏡筒において、構造の簡素化、低コスト化、小型化、機械的強度の確保等を図りつつ、複数の移動枠(レンズ枠)を光軸方向に相対的に移動させることができ、高倍率のズームレンズに適したレンズ鏡筒を提供することにある。
本発明のレンズ鏡筒は、光軸回りの回転により光軸方向にカム作用を及ぼす複数のカム溝を有するカム筒と、カム筒の内側に配置されると共にカム溝に挿入されるフォロワピンを有する複数の移動枠と、カム筒と移動枠の間に配置されて移動枠の回転を規制するべくフォロワピンを光軸方向にガイドするガイドスリットを有するガイド筒とを備えたレンズ鏡筒であって、上記カム筒は、複数のカム溝にフォロワピンをそれぞれ導き入れるべく複数のカム溝にそれぞれ対応して形成された複数の導入溝を有し、複数の導入溝は、光軸方向に伸長するように形成された直線導入溝と、光軸方向に伸長すると共に直線導入溝からカム筒の回転方向に離れるようにその途中が屈曲して形成された屈曲導入溝とを含む、ことを特徴としている。
この構成によれば、複数の移動枠には、フォロワピンが直線導入溝に挿入された後にその直線導入溝に連続して形成されたカム溝に挿入される移動枠、フォロワピンが屈曲導入溝に挿入された後にその屈曲導入溝に連続して形成されたカム溝に挿入される移動枠が含まれ、カム筒が回転すると、フォロワピンがガイド筒のガイドスリットにより光軸回りの回転が規制されつつ光軸方向にガイドされて、複数の移動枠が光軸方向にカム作用を受けて移動する。
このように、フォロワピンをカム溝に導入する導入溝として、直線導入溝だけでなく、屈曲導入溝を設けたことにより、カム筒の小型化を達成しつつ、カム溝同士の干渉及びカム溝と導入溝との干渉を防止してカム溝の長さを長く設定する(カム作用を及ぼす回転角度を増加させる)ことができると共にカム溝を回転方向に対して急峻に設定することができる。また、各々のカム溝に挿入されるフォロワピン同士をカム筒の回転方向において離隔して(すなわち、カム溝同士の移相をずらして)配置することができる。それ故に、ガイド筒に形成されるガイドスリット同士の間隔を広げることができ、機械的強度を確保することができる。
上記構成において、複数の移動枠は、光軸方向の前方から後方に向けて順に配列された第1移動枠及び第2移動枠を含み、第1移動枠は第1フォロワピンを有し、第2移動枠は第2フォロワピンを有し、複数のカム溝は、第1フォロワピンを挿入する第1カム溝と、第2フォロワピンを挿入する第2カム溝を含み、ガイド筒のガイドスリットは、第1フォロワピンをガイドする第1ガイドスリットと、第2フォロワピンをガイドする第2ガイドスリットを含み、屈曲導入溝は、第1カム溝に連続するように形成され、直線導入溝は、第2カム溝に連続するように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1移動枠は、第1フォロワピンがガイド筒の第1ガイドスリットに通されつつ屈曲導入溝から第1カム溝に挿入されることでカム筒に組み付けられ、第2移動枠は、第2フォロワピンがガイド筒の第2ガイドスリットに通されつつ直線導入溝から第2カム溝に挿入されることでカム筒に組み付けられる。そして、カム筒が回転すると、ガイド筒により回転が規制されつつ、第1移動枠及び第2移動枠は、光軸方向にカム作用を受けて移動する。
ここで、屈曲導入溝を設けたことにより、カム筒の回転方向(周方向)において第1カム溝の起点を第2カム溝の起点から遠ざけることができ、それ故に、カム筒の小型化を達成しつつ、第1カム溝と第2カム溝の干渉及び第2カム溝と屈曲導入溝との干渉を防止して第1カム溝及び第2カム溝の長さを長く設定する(カム作用を及ぼす回転角度を増加させる)ことができると共に第1カム溝及び第2カム溝を急峻に設定することができる。また、第1フォロワピンと第2フォロワピンをカム筒の回転方向において離隔して配置することができ、それ故に、第1ガイドスリットと第2ガイドスリットの間隔を広げることができ、機械的強度を確保することができる。
上記構成において、光軸方向にカム作用をなすカム溝を有する固定筒をさらに含み、カム筒は、光軸回りに回転しつつ固定筒のカム溝によりカム作用を受けて光方向に移動するように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、カム筒が回転すると、固定筒のカム作用を受けてカム筒が光軸方向に移動し、複数の移動枠は、光軸方向に移動するカム筒のカム作用を受けて、光軸方向に移動する。
したがって、固定筒のカム作用にカム筒のカム作用を重ね合わせた量だけ、複数の移動枠を光軸方向に移動させることができる。
上記構成において、ガイド筒は、固定筒により光軸回りの回転が規制されつつ、カム筒と一体的に光軸方向に移動するように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、ガイド筒はカム筒と一体となって光軸方向に移動するため、小型化及び短小化を達成しつつ、複数の移動枠の回転を規制することができる。
上記構成において、ガイド筒は、その外周面から径方向外向きに突出する掛止突起と、その外周面から径方向外向きに突出する回転規制片を有し、カム筒は、掛止突起を受け入れて周方向への相対的な移動を許容するべく,屈曲導入溝及び直線導入溝と交差するように形成された環状溝を有し、固定筒は、回転規制片を受け入れて光軸方向にガイドするように形成されたガイド溝を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、掛止突起が環状溝に嵌め込まれることで、ガイド筒はカム筒と一体となって光軸方向に移動するように連結されると共に、カム筒がガイド筒に対して回転するように連結され、さらに、ガイド筒の回転規制片が固定筒のガイド溝に挿入されることで、ガイド筒が光軸回りの回転を規制されつつ光軸方向に移動自在に連結される。
上記構成をなすレンズ鏡筒によれば、構造の簡素化、低コスト化、小型化、機械的強度の確保等を達成しつつ、複数の移動枠(レンズ枠)を光軸方向に相対的に移動させることができ、高倍率のズームレンズに適したレンズ鏡筒を得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図13は、本発明に係るレンズ鏡筒を組み込んだレンズ駆動装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の正面図、図2は装置の分解斜視図、図3はレンズ鏡筒の一部を示す分解斜視図、図4はレンズ鏡筒に含まれる固定筒を示す展開図、図5は固定筒の一部を示す部分展開図、図6はレンズ鏡筒に含まれるカム筒を示す斜視図、図7はカム筒を示す展開図、図8はカム筒の一部を示す部分展開図、図9はレンズ鏡筒に含まれるガイド筒を示す斜視図、図10はガイド筒を示す部分展開図、図11はレンズ鏡筒が沈胴位置にある状態を示す装置の断面図、図12はレンズ鏡筒が広角端位置にある状態を示す装置の断面図、図13はレンズ鏡筒が望遠端位置にある状態を示す装置の断面図である。
このレンズ駆動装置は、図1及び図2に示すように、ベース10、ベース10に固着された固定筒20、固定筒20の内側において回転及び光軸方向Lに移動自在に支持されたカム筒30、カム筒30の内側において光軸方向Lにそれぞれ移動自在に支持された第1レンズ群40及び第2レンズ群50、第1レンズ群40及び第2レンズ群50の回転を規制しつつ光軸方向Lにガイドするガイド筒60、第2レンズ群50の後方に配置されてガイド筒60に固定された第3レンズ群70、第3レンズ群70の後方に配置されてベース10に対して光軸方向Lに移動自在に支持された第4レンズ群80、カム筒30を駆動する駆動機構90、第4レンズ群80を駆動する駆動機構100、第1レンズ群40と第2レンズ群50を互いに光軸方向Lに引き寄せてガタ寄せを行うスプリング(不図示)等を備えている。
ベース10は、図1、図2、図11ないし図13に示すように、フィルタプレート11、撮像素子としてのCCD12、ガイドシャフト13、固定筒20が固定される環状の固定部14等を備えている。また、ベース10は、固定部14の周りにおいて、駆動機構90,100を保持するように形成されている。
固定筒20は、図2、図4、図5、図11ないし図13に示すように、ベース10の固定部14に固定されるべく、光軸方向Lに軸心をもつように樹脂材料により円筒状に形成され、その内周面20aにおいて、周方向において等間隔(約120度ごと)に配置され後述する3つのフォロワピン31に対してカム作用を及ぼす3つのカム溝21(図においては一部を省略)、後述するガイド筒60の回転規制片64を受け入れて光軸方向Lにガイドするガイド溝22等を備えている。
カム溝21は、図5に示すように、後述するカム筒30が一方向に回転することにより、沈胴位置→広角端位置→中間位置→望遠端位置にそれぞれ連続的に位置付けるように、カム筒30(のフォロワピン31)に対して光軸方向Lにカム作用を及ぼすように形成されている。
カム筒30は、図2、図3、図6ないし図8に示すように、固定筒20の内側に入れ子状に同軸に配置されるべく、樹脂材料により円筒状に形成され、その外周面30aにおいて、周方向において等間隔(約120度ごと)に配置された3つのフォロワピン31、外部から回転駆動力が伝えられる円弧状の歯列部32等を備え、又、その内周面30bにおいて、光軸方向Lにおいて第1レンズ群40にカム作用を及ぼす3つの第1カム溝33、第1カム溝33に連続して形成された屈曲導入溝33a、光軸方向Lにおいて第2レンズ群50にカム作用を及ぼす3つの第2カム溝34、第2カム溝34に連続して形成された直線導入溝34a、光軸方向Lの後端側において後述するガイド筒60の掛止突起62を受け入れる環状溝35等を備えている。
フォロワピン31は、固定筒20のカム溝21に挿入されて、光軸方向Lにカム作用を受けるようになっている。
歯列部32は、後述する駆動機構90の歯車92aと噛合するように形成されている。
第1カム溝33は、溝底をもたない貫通孔として形成されており、後述する第1レンズ群40の第1フォロワピン42を受け入れて、光軸方向Lにカム作用を及ぼすように形成されている。
屈曲導入溝33aは、図6ないし図8に示すように、カム筒30の光軸方向Lにおける後端にて開口して光軸方向Lに伸長すると共にその途中領域が直線導入溝34aからカム筒30の回転方向に離れるようにクランク状に(2つの90度屈曲をなすように)屈曲して形成され、その前端側が第1カム溝33に連続するように形成されている。また、屈曲導入溝33aは、カム筒30の後端から2度目の屈曲領域まで、有底状の凹状断面をなすように形成されている。このように、屈曲導入溝33aの一部を有底状の凹状断面とすることで、カム筒30の機械的強度を確保することができる。
すなわち、屈曲導入溝33aは、第1レンズ群40をカム筒30に組み込む際に、第1フォロワピン42をカム筒30の後端から受け入れて、第1カム溝33に導き入れるようになっている。
また、第1カム溝33は、図8に示すように、カム筒30が一方向に回転することにより、第1レンズ群40を、沈胴位置→広角端位置→中間位置→望遠端位置にそれぞれ連続的に位置付けるように、第1フォロワピン42に対して光軸方向Lにカム作用を及ぼすようになっている。
第2カム溝34は、溝底をもたない貫通孔として形成されており、後述する第2レンズ群50の第2フォロワピン52を受け入れて、光軸方向Lにカム作用を及ぼすように形成されている。
直線導入溝34aは、図6ないし図8に示すように、カム筒30の光軸方向Lにおける後端にて開口して光軸方向Lに伸長するように形成され、その前端側が第2カム溝34に連続するように形成されている。
すなわち、直線導入溝34aは、第2レンズ群50をカム筒30に組み込む際に、第2フォロワピン52をカム筒30の後端から受け入れて、第2カム溝34に導き入れるようになっている。
また、第2カム溝34は、図8に示すように、カム筒30が一方向に回転することにより、第2レンズ群50を、沈胴位置→広角端位置→中間位置→望遠端位置にそれぞれ連続的に位置付けるように、第2フォロワピン52に対して光軸方向Lにカム作用を及ぼすようになっている。
ここでは、フォロワピンをカム溝に導入する導入溝として、直線導入溝34aだけでなく、屈曲導入溝33aを設けたことにより、カム筒30の小型化を達成しつつ、第1カム溝33と第2カム溝34の干渉及び第2カム溝34と屈曲導入溝33aとの干渉を防止して、第1カム溝33及び第2カム溝34の長さを長く設定する(カム作用を及ぼす回転角度を増加させる)ことができる。
具体的には、図8に示すように、カム筒30の回転方向(周方向)において、第1カム溝33の起点(第1フォロワピン42の沈胴位置)と第2カム溝34の起点(第2フォロワピン52の沈胴位置)との間隔を大きく設定する(第1カム溝33の起点を第2カム溝34の起点から遠ざける)ことができ、それ故に、カム筒30の小型化を達成しつつ、第1カム溝33と第2カム溝34の干渉及び第2カム溝34と屈曲導入溝33aとの干渉を防止して、第1カム溝33及び第2カム溝34の長さを長く設定する(カム作用を及ぼす回転角度を増加させる)ことができる。さらに、第1カム溝33と第2カム溝34を、回転方向に対して大きく傾けて設定することができる。
また、第1カム溝33に挿入される第1フォロワピン42と第2カム溝34に挿入される第2フォロワピン52とを、カム筒30の回転方向において離隔して(すなわち、第1カム溝33と第2カム溝34の移相をずらして)配置することができるため、後述するガイド筒60に形成される第1ガイドスリット61aと第2ガイドスリット61bの間隔(図10参照)を広げることができ、機械的強度を確保することができる。
環状溝35は、図7に示すように、屈曲導入溝33a及び直線導入溝34aと交差するように形成され、後述するガイド筒60の掛止突起62をバヨネット式により受け入れて、カム筒30とガイド筒60を光軸方向Lに一体的に移動させつつ、ガイド筒60に対してカム筒30の光軸回りの回転を許容するようになっている。
したがって、環状溝35に掛止突起62が嵌め込まれることにより、カム筒30は、ガイド筒60と一体となって光軸方向Lに移動すると共にガイド筒60に対して光軸回りに回転するように、ガイド筒60と連結される。
第1レンズ群40は、図2、図11ないし図13に示すように、樹脂材料により略円筒状に形成されてレンズG1を保持する第1移動枠としての第1レンズ枠41、第1レンズ枠41の外周面において周方向に等間隔(120度の角度ごとに)に形成されて第1カム溝33に挿入される3つの第1フォロワピン42等を備えている。
第1フォロワピン42は、その先端領域が第1カム溝33に摺動自在に挿入され、その付根領域が後述するガイド筒60の第1ガイドスリット61aに摺動自在に挿入されるように形成されている。そして、第1レンズ群40は、カム筒30の回動により第1カム溝33からカム作用を受けて、光軸方向Lにおいて前進及び後退するようになっている。
第2レンズ群50は、図2、図11ないし図13に示すように、樹脂材料により略円筒状に形成されレンズG2を保持する第2移動枠としての第2レンズ枠51、第2レンズ枠51の外周面において周方向に等間隔(120度の角度ごとに)に形成されて第2カム溝34に挿入される3つの第2フォロワピン52等を備えている。
第2フォロワピン52は、その先端領域が第2カム溝34に摺動自在に挿入され、その付根領域が後述するガイド筒60の第2ガイドスリット61bに摺動自在に挿入されるように形成されている。そして、第2レンズ群50は、カム筒30の回転により第2カム溝34からカム作用を受けて、光軸方向Lにおいて前進及び後退するようになっている。
ガイド筒60は、図2、図9、図10、図11ないし図13に示すように、円筒部61、円筒部61の後方領域において径方向外向きに突出する3つの掛止突起62、円筒部61の後端において径方向外向きに延在する環状のフランジ部63、フランジ部63から径方向にさらに突出する回転規制片64、第3レンズ群70をバヨネット式により結合するための略L字状の連結溝65等を備えている。
円筒部61は、図2、図9ないし図13に示すように、第1レンズ枠41の第1フォロワピン42を受け入れて光軸方向Lにガイドする3つの第1ガイドスリット61a、第2レンズ枠51の第2フォロワピン52を受け入れて光軸方向Lにガイドする3つの第2ガイドスリット61bを画定している。
掛止突起62は、カム筒30の環状溝35に対して、バヨネット式により掛止されて、カム筒30がガイド筒60に対して相対的に回転するのを許容しつつ、ガイド筒60をカム筒30と一体的に光軸方向Lに移動させるものである。
回転規制片64は、その自由端側が固定筒20のガイド溝22に挿入されて光軸方向Lにガイドされることで、ガイド筒60が光軸回りに回転するのを規制しつつ、光軸方向Lに移動するのを許容するように形成されている。
すなわち、ガイド筒60は、第1レンズ群40(第1レンズ枠41)及び第2レンズ群50(第2レンズ枠51)とカム筒30との間に配置されて、カム筒30と一体的に光軸方向Lに移動すると共に、第1レンズ群40及び第2レンズ群50を光軸回りの回転を規制しつつ光軸方向Lへ往復動自在にガイドするようになっている。
ここでは、カム筒30の回転方向(周方向)において第1カム溝33の起点を第2カム溝34の起点から遠ざけたことにより(すなわち、第1フォロワピン42と第2フォロワピン52をカム筒30の回転方向において離隔して配置したことにより)、図10に示すように、第1ガイドスリット61aと第2ガイドスリット61bの間隔D´を、図14に示す従来例の間隔Dに比べて広げることができ、機械的強度を確保することができる。
第3レンズ群70は、図2、図3、図11ないし図13に示すように、樹脂材料により略円筒状に形成されレンズG3を保持する移動枠としての第3レンズ枠71、第3レンズ枠71の外周面から環状に突出してガイド筒60の内周面に嵌合される環状凸部72、環状凸部72の外周面から突出すると共に周方向に等間隔(120度の角度ごとに)に形成されてガイド筒60の連結溝65に挿入される3つの連結ピン73、環状凸部72の背面に設けられた3つのネジ穴74等を備えている。
そして、第3レンズ群70は、ガイド筒60と一体的に光軸方向Lに移動するように、ガイド筒60に固定されるようになっている。
すなわち、図3に示すように、第3レンズ枠71の環状凸部72が、ガイド筒60の内周面に後方Rから嵌合されて、連結ピン73が連結溝65に挿入され、第3レンズ枠71を所定角度回転することにより、第3レンズ枠71はガイド筒60に対してバヨネット式にて連結される。
その後、固定リング75が後方Rから近づけられて、突起75aが第2ガイドスリット61bに挿入され、ネジBを貫通孔75bに通してネジ穴74に捩じ込むことにより、第3レンズ枠71は、ガイド筒60に回転不能に固定されることになる。
このように、第3レンズ枠70は、カム筒30と一体的に光軸方向Lに移動するガイド筒60に固定されているため、カム筒30と一体的にすなわち固定筒20のカム溝21が及ぼすカム作用により光軸方向Lに移動するようになっている。
したがって、フォロワピン等を設けて専用の駆動機構で駆動する必要がなく、第3レンズ群70の構造を簡素化することができる。
第4レンズ群80は、図2、図11ないし図13に示すように、レンズG4を保持する第4レンズ枠81、ガイドシャフト13に連結される連結部82、駆動機構100に連結される連結部83等を備えている。そして、第4レンズ群80は、ベース10に対して光軸方向Lに移動自在に支持されている。
駆動機構90は、カム筒30を光軸方向Lに駆動するものであり、図1に示すように、ベース10に固定されたモータ91、カム筒30の歯列部32と噛合する歯車92aを含む歯車列92等を備えている。
そして、駆動機構90は、モータ91を回転させることにより、カム筒30を光軸方向Lに移動させる(繰り出させる又は繰り込ませる)ようになっている。
すなわち、モータ91が回転すると、歯車92aを含む歯車列92を介して、カム筒30が、固定筒20に対して相対的に回転しつつカム溝21のカム作用により、図5に示すように、沈胴位置→広角端位置→中間位置→望遠端位置まで繰り出す。
そして、第1レンズ群40及び第2レンズ群50は、それぞれカム筒30の第1カム溝33及び第2カム溝34のカム作用により、図8に示すように、沈胴位置→広角端位置→中間位置→望遠端位置まで、光軸方向Lにおいて相対的に移動する。
ここで、第1レンズ群40、第2レンズ群50、第3レンズ群70は、図11に示すように後退して入れ子状に収納された非撮影時の沈胴位置から、図12に示すように光軸方向Lにおいてそれぞれ繰り出した広角端撮影位置を経て、図13に示す望遠端撮影位置までの間を移動して、ズーミング動作を行うようになっている。
駆動機構100は、第4レンズ群80を光軸方向Lに駆動するものであり、図1に示すように、固定筒20の外側に配置されたモータ101、モータ101により駆動される歯車列(不図示)、歯車列により回転駆動されるリードスクリュー(不図示)、第4レンズ枠81の連結部83に保持されリードスクリューに螺合したナット(不図示)等を備えている。
そして、駆動機構100は、モータ101を回転させることにより、第4レンズ群80を光軸方向Lにおいて移動(前進及び後退)させて合焦動作を行うようになっている。
すなわち、第4レンズ群80は、図11に示す沈胴位置→図12に示す広角端撮影位置→図13に示す望遠端撮影位置に、第1レンズ群40、第2レンズ群50及び第3レンズ群70が連続的に移動するズーミングに応じて、合焦動作を行うようになっている。
次に、上記のレンズ鏡筒を備えるレンズ駆動装置がデジタルカメラに搭載された場合の一般的な動作について説明する。
先ず、非撮影時において、第1レンズ群40、第2レンズ群50、第3レンズ群70、第4レンズ群80及びカム筒30は、図11に示すように、光軸方向Lの後方Rに向けて後退した沈胴位置にある。
この沈胴位置から、駆動機構90によりカム筒30が回転させられると、フォロワピン31がカム溝21に案内されて移動し、カム筒30は光軸方向Lの前方Fに向かって繰り出し始める。また、カム筒30の回転により、第1フォロワピン42及び第2フォロワピン52が、それぞれ第1ガイドスリット61a及び第2ガイドスリット61bにより光軸方向Lにのみ案内されつつ、それぞれ第1カム溝33及び第2カム溝34によるカム作用を受けることで、第1レンズ群40及び第2レンズ群50は光軸回りの回転が規制されつつ光軸方向Lに移動し、第3レンズ群70はガイド筒60(及びカム筒30)と一体となって光軸方向Lに移動し、又、駆動機構100により第4レンズ群80が適宜光軸方向Lに移動して、図12に示す広角端撮影位置に至る。
この広角端撮影位置において、駆動機構90がさらに駆動されると、カム筒30は回転しつつ光軸方向Lにさらに移動し、第1フォロワピン42及び第2フォロワピン52が、それぞれ第1ガイドスリット61a及び第2ガイドスリット61bにより光軸方向Lにのみ案内されつつ、それぞれ第1カム溝33及び第2カム溝34によるカム作用を受けることで、第1レンズ群40及び第2レンズ群50は光軸回りの回転が規制されつつ光軸方向Lに移動し、又、駆動機構100により第4レンズ群80が適宜光軸方向Lに移動して、図13に示す望遠端撮影位置に至る。
このように、第1レンズ群40及び第2レンズ群50は、カム筒30のカム作用を受けて光軸方向Lに移動し、第3レンズ群70は、ガイド筒60及びカム筒30を介して固定筒20のカム作用を受けて光軸方向Lに移動するように形成されている。
上記実施形態においては、固定筒20のカム作用を受けて光軸方向Lに移動する移動枠として、ガイド筒60に固定された第3レンズ枠71を示したが、これに限定されるものではなく、所定の連動機構を設けてカム筒30の移動に連動させることにより、固定筒20のカム作用を受けて光軸方向Lに移動するレンズ枠を採用してもよく、又、固定筒20のカム溝21により直接カム作用を受けるようにフォロワピンを設け、専用の駆動機構により駆動されるレンズ枠を採用してもよい。
上記実施形態においては、光軸方向Lに移動自在に配置された複数の移動枠として、第1レンズ枠41、第2レンズ枠51、及び第3レンズ枠71を示し、かつ、カム筒30によりカム作用を受ける複数の移動枠として、第1レンズ枠41及び第2レンズ枠51を示したが、これに限定されるものではなく、複数の移動枠として4つ以上のレンズ枠を採用してもよく、又、レンズを保持するレンズ枠に限らず、絞り機構を保持する絞り枠あるいはその他の機能部品を保持した移動枠を採用してもよい。
以上述べたように、本発明のレンズ鏡筒は、構造の簡素化、低コスト化、小型化、機械的強度の確保等を達成しつつ、複数の移動枠(レンズ枠)を光軸方向に相対的に移動させることができるため、小型化が望まれる高倍率のズームレンズ等を搭載するデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等に適用できるのは勿論のこと、銀塩フィルム式のカメラあるいはその他のレンズ鏡筒を要するレンズ光学系においても有用である。
本発明に係るレンズ鏡筒を組み込んだレンズ駆動装置の一実施形態を示す正面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置に含まれるレンズ鏡筒の一部を示す分解斜視図である。 レンズ鏡筒に含まれる固定筒を示す展開図である。 レンズ鏡筒に含まれる固定筒の一部を示す部分展開図である。 レンズ鏡筒に含まれるカム筒を示す斜視図である。 レンズ鏡筒に含まれるカム筒を示す展開図である。 レンズ鏡筒に含まれるカム筒の一部を示す部分展開図である。 レンズ鏡筒に含まれるガイド筒を示す斜視図である。 レンズ鏡筒に含まれるガイド筒の一部を示す部分展開図である。 レンズ鏡筒が沈胴位置にある状態を示すレンズ駆動装置の断面図である。 レンズ鏡筒が広角端撮影位置にある状態を示すレンズ駆動装置の断面図である。 レンズ鏡筒が望遠端撮影位置にある状態を示すレンズ駆動装置の断面図である。 従来のレンズ鏡筒を示す展開図である。
符号の説明
L 光軸方向
F 前側
R 後側
G1,G2,G3,G4 レンズ
10 ベース
11 フィルタプレート
12 CCD
13 ガイドシャフト
20 固定筒
21 カム溝
22 ガイド溝
30 カム筒
30a 外周面
30b 内周面
31 フォロワピン
32 歯列部
33 第1カム溝
33a 屈曲導入溝
34 第2カム溝
34a 直線導入溝
35 環状溝
40 第1レンズ群
41 第1レンズ枠(第1移動枠)
42 第1フォロワピン
50 第2レンズ群
51 第2レンズ枠(第2移動枠)
52 第2フォロワピン
60 ガイド筒
60 円筒部
61a 第1ガイドスリット
61b 第2ガイドスリット
62 掛止突起
63 フランジ部
64 回転規制片
65 L字状の連結溝
70 第3レンズ群
71 第3レンズ枠
72 環状凸部
73 連結ピン
74 ネジ穴
75 固定リング
75a 突起
75b 貫通孔
B ネジ
80 第4レンズ群
81 第4レンズ枠
82,83 連結部
90 駆動機構
91 モータ
92 歯車列
92a 歯車
100 駆動機構
101 モータ

Claims (5)

  1. 光軸回りの回転により光軸方向にカム作用を及ぼす複数のカム溝を有するカム筒と、前記カム筒の内側に配置されると共に前記カム溝に挿入されるフォロワピンを有する複数の移動枠と、前記カム筒と前記移動枠の間に配置されて前記移動枠の回転を規制するべく前記フォロワピンを光軸方向にガイドするガイドスリットを有するガイド筒と、を備えたレンズ鏡筒であって、
    前記カム筒は、前記複数のカム溝に前記フォロワピンをそれぞれ導き入れるべく、前記複数のカム溝にそれぞれ対応して形成された複数の導入溝を有し、
    前記複数の導入溝は、光軸方向に伸長するように形成された直線導入溝と、光軸方向に伸長すると共に前記直線導入溝から前記カム筒の回転方向に離れるようにその途中が屈曲して形成された屈曲導入溝とを含む、
    ことを特徴するレンズ鏡筒。
  2. 前記複数の移動枠は、光軸方向の前方から後方に向けて順に配列された第1移動枠及び第2移動枠を含み、
    前記第1移動枠は、第1フォロワピンを有し、
    前記第2移動枠は、第2フォロワピンを有し、
    前記複数のカム溝は、前記第1フォロワピンを挿入する第1カム溝と、前記第2フォロワピンを挿入する第2カム溝を含み、
    前記ガイド筒のガイドスリットは、前記第1フォロワピンをガイドする第1ガイドスリットと、前記第2フォロワピンをガイドする第2ガイドスリットを含み、
    前記屈曲導入溝は、前記第1カム溝に連続するように形成され、
    前記直線導入溝は、前記第2カム溝に連続するように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 光軸方向にカム作用をなすカム溝を有する固定筒をさらに含み、
    前記カム筒は、光軸回りに回転しつつ前記固定筒のカム溝によりカム作用を受けて光軸方向に移動するように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記ガイド筒は、前記固定筒により光軸回りの回転が規制されつつ、前記カム筒と一体的に光軸方向に移動するように形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記ガイド筒は、その外周面から径方向外向きに突出する掛止突起と、その外周面から径方向外向きに突出する回転規制片を有し、
    前記カム筒は、前記掛止突起を受け入れて相対的な回転を許容するべく,前記屈曲導入溝及び直線導入溝と交差するように形成された環状溝を有し、
    前記固定筒は、前記回転規制片を受け入れて光軸方向にガイドするように形成されたガイド溝を有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。

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