JP6436787B2 - ズームレンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器 - Google Patents
ズームレンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6436787B2 JP6436787B2 JP2015004029A JP2015004029A JP6436787B2 JP 6436787 B2 JP6436787 B2 JP 6436787B2 JP 2015004029 A JP2015004029 A JP 2015004029A JP 2015004029 A JP2015004029 A JP 2015004029A JP 6436787 B2 JP6436787 B2 JP 6436787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- focus
- cam ring
- zoom lens
- optical axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/10—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
- G02B7/102—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Lenses (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
Description
ズームレンズ枠がフォーカスカム環と共に光軸方向に移動することで、フォーカスカム環をフォーカスキーのみに係合させる。特に、ズームレンズ枠の移動軌跡とフォーカスカム環の移動軌跡が似ている場合に有効となる。
(ズームレンズ鏡筒)
以下、図1乃至図14を参照して、本発明の実施形態に係るズームレンズ鏡筒について説明する。
本実施形態においては、図1に示すように、静止画および動画撮影を行うズームレンズにおけるレンズ群として物体側より順に第1群L1、第2群L2、第3群L3を備える。そして、図11に示すように、フォーカスに際し、第2群L2が光軸方向に移動する。また、図11に示すように、ズームに際し、第1群L1、第2群L2、第3群L3がそれぞれ異なる移動量で光軸方向に移動する(図1は、本発明の実施形態に係るズームレンズ鏡筒のワイド状態を示す一方、図2はテレ状態を示す)。
本実施形態においては、後に詳述するように、フォーカスに際し、キー部材の回転によりフォーカスカム環を回転させてフォーカスレンズ枠(第2群L2を保持)を光軸方向に移動させる。また、ズームに際し、ズームレンズ枠をフォーカスカム環と共に光軸方向に移動させるとき、後に詳述するように、第1、第2の回転伝達部の光軸方向の相対位置変化によってフォーカスカム環を回転させフォーカスレンズ枠を光軸方向に移動させる。
図1で、1は固定筒を示しており、像側である後端1aはカメラ本体と結合するためのマウント部材(不図示)や、外装部材を固定するために使用される。2はズーミング(ズームに際しての操作)を行うためのズームカム環を示し、内周が固定筒1に嵌合し、定位置回転可能に保持されている。なお、図1で、14は電磁絞りユニットを示し、公知の技術によるもので図示しない駆動回路と電気的に接続されているものである。
図1で、3は直進筒を示し、物体側である先端に1群鏡筒4をコロ4aによって保持している。1群鏡筒4には、レンズ群として第1群L1が押え環4b等によって固定されている。直進筒3は固定筒1の外周に移動自在に嵌合し、さらに周方向に3つのキー部材を有し(不図示)、固定筒1の外周に設けた直進溝に係合することで、光軸方向に直進移動自在に保持されている。そして、直進筒3の内周には、図4に示すように有底の1群カム3aを有し、ズームカム環2の先端外周に設けたコロ2aが係合している。
図1で、5はレンズ群として第2群L2を保持した2群鏡筒(フォーカスレンズ枠)を示す。また、6はレンズ群として第3群L3を保持した3群鏡筒を示す。7はズームレンズ枠としての3群ベース枠を示し、3群鏡筒6を複数のコロ6a、6b(図7)によって保持している。コロ6a、6bは、それぞれ3群ベース枠7に対して、3群鏡筒6を偏心、倒れ調整して固定するためのものであるが、周知の技術であり説明は省略する。
図1で、10は回転リングを示し、固定筒1の内周に径嵌合部10aで嵌合し、バヨネット部10bが、固定筒1のバヨネット溝1bに係合することで、定位置回転自在に保持されている。回転リング10には、フォーカスカム環8に回転力を伝えるキー部材としてのフォーカスキー11がビス11aによって取り付けられている。
次に、本実施形態に係わるズーム駆動機構に関して説明する。図11は、本実施形態に係るズームレンズの駆動軌跡を表した線図である。図中、ワイドからテレにズーミングするに従って、各群が図のように移動する。図中、左側が物体側である。2群(第2群L2)はズームおよびフォーカスで移動するレンズ群であり、至近での位置を点線で示している。各ズームポジションで、無限から至近までに移動する量は同じである。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、フォーカス群のズーム駆動のためのカムを必要としないため、ズームカム環2の全長を短くでき、ズームレンズ全体の小型化が可能となる。また、フォーカス群を他のズーム群と一体的に駆動し、他の群との差分を、他のズーム群と一体で移動するフォーカスカム環8を回転させることで実現させている。このため、新たに単独で駆動するフォーカスカム環を追加する必要が無く、省スペースかつコンパクトなレンズ鏡筒を実現できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
上述した実施形態では、ズーミングによる3群(第3群L3)に対する2群(第2群L2)の動きが比例関係、すなわち、3群(第3群L3)の動きを直線カムで動かした場合には、2群(第2群L2)の動きも直線になるような光学設計であった。しかし、比例関係にない、すなわち2群(第2群L2)または3群(第3群L3)が非直線カムで動かす必要がある場合には、フォーカスキー11のカム溝11bを非直線にしても良い。
また、上述した実施形態では、フォーカスキー11にカム溝11b、フォーカスカム環8にコロ8bを設けて回転力伝達構造としている。これは、従来より加工実績があり、がたつきをコロの径を変えることで調整可能なため、この構成がより安定した性能を維持できるからである。しかし、本発明はこの構成に限られることはなく、フォーカスキー11を端面カムにし、フォーカスカム環8側にはそれに係合する凹部または凸部を設けて、常に端面カムに接するように付勢構造を設けても良い。
また、上述した実施形態では、静止画および動画撮影を行うズームレンズに関して説明したが、プロジェクタ等の投射レンズや複写機等の結像光学系などズームおよびフォーカス調整のあるズームレンズ鏡筒、光学機器において同様な効果が得られる。
Claims (8)
- ズーム及びフォーカスで光軸方向に移動するフォーカスレンズ枠と、
回転により前記フォーカスレンズ枠を光軸方向に移動させるフォーカスカム環と、
回転により前記フォーカスカム環に回転力を伝えるキー部材と、
前記フォーカスカム環と共に光軸方向に移動するズームレンズ枠と、
を有するズームレンズ鏡筒であって、
前記フォーカスカム環に設けられる第1の回転伝達部と、
第1の回転伝達部と係合し、前記キー部材に設けられる第2の回転伝達部と、
を有し、
フォーカスに際し、前記キー部材の回転により前記フォーカスカム環を回転させて前記フォーカスレンズ枠を光軸方向に移動させ、
ズームに際し、前記ズームレンズ枠を前記フォーカスカム環と共に光軸方向に移動させるとき、前記第1、第2の回転伝達部の光軸方向の相対位置変化によって前記フォーカスカム環を回転させて前記フォーカスレンズ枠を光軸方向に移動させることを特徴とするズームレンズ鏡筒。 - 前記第1の回転伝達部はカムフォロアであり、前記第2の回転伝達部は光軸に平行でないカム溝であることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ鏡筒。
- レンズ群として、物体側より順に第1群、第2群、第3群を備え、
フォーカスに際し、光軸方向に移動する前記第2群を前記フォーカスレンズ枠は保持し、
ズームに際し、光軸方向に移動する前記第1群、前記第2群および前記第3群を回転により作用させるズームカム環を有することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ鏡筒。 - ズームに際し、前記第2群の移動量を前記第3群の移動量に比例させ、
前記第2群、前記第3群の移動量の差を前記フォーカスカム環の回転により補償することを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ鏡筒。 - 前記第3群を保持する第3レンズ枠と、
回転により前記第3レンズ枠および前記ズームレンズ枠を光軸方向に移動させるズームカム環と、
を有することを特徴とする請求項3または4に記載のズームレンズ鏡筒。 - 前記フォーカスカム環は、3箇所のフォーカスカム溝を備え、
前記第2群を保持する第2レンズ枠が、前記フォーカスカム溝に係合する3箇所のコロを有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ鏡筒。 - 前記フォーカスカム環は、前記ズームレンズ枠の外周に回転自在に嵌合されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ鏡筒。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ鏡筒を有することを特徴とする光学機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004029A JP6436787B2 (ja) | 2015-01-13 | 2015-01-13 | ズームレンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器 |
US14/984,193 US10054760B2 (en) | 2015-01-13 | 2015-12-30 | Zoom lens barrel and optical apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004029A JP6436787B2 (ja) | 2015-01-13 | 2015-01-13 | ズームレンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016130760A JP2016130760A (ja) | 2016-07-21 |
JP6436787B2 true JP6436787B2 (ja) | 2018-12-12 |
Family
ID=56367426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015004029A Active JP6436787B2 (ja) | 2015-01-13 | 2015-01-13 | ズームレンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10054760B2 (ja) |
JP (1) | JP6436787B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12044831B2 (en) | 2021-09-03 | 2024-07-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system having cemented lens including negative lens, image pickup apparatus, in-vehicle system, and moving apparatus |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3060773A1 (fr) * | 2016-12-20 | 2018-06-22 | Thales | Zoom optique a pupille mobile |
CN106842485B (zh) * | 2017-04-17 | 2023-08-18 | 福建福光天瞳光学有限公司 | 三片式远红外电动整组调焦型非制冷镜头 |
JP6971817B2 (ja) * | 2017-12-06 | 2021-11-24 | キヤノン株式会社 | レンズ装置および撮像装置 |
CN111343443B (zh) * | 2020-04-27 | 2020-09-01 | 成都极米科技股份有限公司 | 一种光学变焦的对焦方法、投影装置及存储介质 |
CN111443451A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-07-24 | 深圳市沃特隆科技有限公司 | 一种用于相机外接的360度拍摄外侧镜头及其使用方法 |
JP2022109354A (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-28 | キヤノン株式会社 | レンズ装置、撮像装置、及び撮像システム |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5689375A (en) | 1992-10-19 | 1997-11-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical apparatus |
US6333825B1 (en) | 1999-07-07 | 2001-12-25 | Asahi Kogaku Kogyo Kabuhsiki Kaisha | Vari-focal lens |
JP2001021789A (ja) | 1999-07-13 | 2001-01-26 | Canon Inc | フレキシブルプリント基板の装着構造 |
JP4497612B2 (ja) | 1999-12-28 | 2010-07-07 | キヤノン株式会社 | レンズ駆動装置およびこれを備えた光学機器 |
JP4556283B2 (ja) * | 2000-04-20 | 2010-10-06 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
JP4539696B2 (ja) * | 2007-09-04 | 2010-09-08 | ソニー株式会社 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
JP2009151232A (ja) | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Canon Inc | ズームレンズ |
JP5266948B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2013-08-21 | 株式会社タムロン | インナーフォーカスズームレンズ鏡筒 |
JP5197292B2 (ja) | 2008-10-09 | 2013-05-15 | キヤノン株式会社 | 光学機器 |
JP5817098B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2015-11-18 | リコーイメージング株式会社 | バリフォーカルレンズ鏡筒 |
JP5585719B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2014-09-10 | コニカミノルタ株式会社 | ズームレンズ,撮像光学装置及びデジタル機器 |
JP5935387B2 (ja) * | 2012-02-28 | 2016-06-15 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
-
2015
- 2015-01-13 JP JP2015004029A patent/JP6436787B2/ja active Active
- 2015-12-30 US US14/984,193 patent/US10054760B2/en active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12044831B2 (en) | 2021-09-03 | 2024-07-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system having cemented lens including negative lens, image pickup apparatus, in-vehicle system, and moving apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016130760A (ja) | 2016-07-21 |
US20160202448A1 (en) | 2016-07-14 |
US10054760B2 (en) | 2018-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6436787B2 (ja) | ズームレンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器 | |
JP4953874B2 (ja) | レンズ鏡胴、撮像装置および情報端末装置 | |
JP5011793B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP5838326B2 (ja) | レンズ鏡筒およびカム機構 | |
JP5448630B2 (ja) | レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器 | |
JP5272579B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP3416317B2 (ja) | レンズ鏡筒及びそれを用いた光学機器 | |
JP2013003452A (ja) | レンズ鏡筒およびカメラシステム | |
WO2014129276A1 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
JP7191660B2 (ja) | レンズ鏡筒および光学機器 | |
US10634828B2 (en) | Diaphragm apparatus, lens apparatus, and imaging apparatus | |
JP6004223B2 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
JP5573026B2 (ja) | レンズ鏡筒及びカメラ | |
JP5883260B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP2007003581A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2007333764A (ja) | レンズ鏡筒、カメラ | |
JP5822557B2 (ja) | レンズ鏡筒および光学機器 | |
JP2016130763A (ja) | レンズ鏡筒、光学機器、および、撮像装置 | |
JPH08211435A (ja) | ズーム式レンズ鏡筒を備えた沈胴式カメラ | |
WO2021140989A1 (ja) | レンズ鏡筒及び光学機器 | |
JP5197292B2 (ja) | 光学機器 | |
JP2005077425A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2010271525A (ja) | レンズ鏡筒及びその組立方法 | |
JP4660141B2 (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP2019200441A (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181010 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181016 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181113 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6436787 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03 |