JP2010271525A - レンズ鏡筒及びその組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カム筒の外径を大きくすることなく、カム筒と固定筒の間に弾性部材を組込み性良く狭持させることができ、嵌合ガタを効果的に軽減することができるレンズ鏡筒が得ること。
【解決手段】 固定筒と、該固定筒に嵌合する複数のカム溝を周上に有するカム筒と、該カム筒の回転に連動して光軸方向に移動するレンズ保持部材と、固定筒又はカム筒の一方に設けた窪みに挿設され、該固定筒と該カム筒の間に狭持された弾性部材とを有するレンズ鏡筒であって、該固定筒又は該カム筒の一方には該弾性部材が該窪みに挿設することができる大きさの切り欠き部が形成されており、該切り欠き部の少なくとも一部と該弾性部材の少なくとも一部は光軸方向での位置が一致していること。
【選択図】 図2

Description

本発明はレンズ鏡筒及びその組立方法に関し、例えばレンズを保持するレンズ保持部材をカム筒の回転に連動して光軸方向に移動させる構成のレンズ鏡筒を有するデジタルカメラやビデオカメラ等に好適なものである。
ビデオカメラ、デジタルカメラ等の光学機器(撮像装置)においては、フォーカスやズーミングのためにレンズ群を保持するレンズ保持部材を光軸方向に移動させている。このときのレンズ鏡筒は光軸に平行な直進ガイド溝を設けた固定筒と、該固定筒と径嵌合し光軸回りに回転可能に支持されたカム溝を有するカム筒とを用いている。そしてレンズ保持部材の一部にカムフォロアを一体的に設け、このカムフォロアが固定筒の直進ガイド溝とカム筒のカム溝に係合するようにしている。そして、カム筒を光軸回りに回転させることでカム溝の形状に沿ってレンズ保持部材が光軸方向に進退する構成としている。
上記構成のレンズ鏡筒において、固定筒とカム筒の嵌合ガタを防止するようにしたレンズ鏡筒が知られている(特許文献1)。特許文献1ではカム筒の径方向の移動によって生じるカムフォロアとカム溝の当り点のずれに伴うレンズ保持部材の倒れを防止するため、カム筒の外周面に弾性部材を設けている。これにより、カム筒を光軸に対して調心させることができるため、光学性能の向上及び、該レンズ保持部材がフォーカスレンズ群の場合は合焦精度の向上を図るようにしている。
特開2000−266981号公報
特許文献1に開示されたレンズ鏡筒は、カム筒の外周面側にカム筒に回転力を伝達するための回転出力部材を係合させている。そしてカム筒の外周面に板ばねより成る弾性部材を配置することで回転出力部材の内周面を付勢している。そのため、弾性部材をカム筒に配置するためのスペースをカム筒の外径部に確保する必要があるためレンズ鏡筒の外径が大きくなる傾向があった。
特許文献1のレンズ鏡筒において、固定筒の外径部に弾性部材を配置するための窪みを設け、固定筒とカム筒に弾性部材を狭持させて、カム筒の内周面を付勢する手法が考えられる。この手法によれば、固定筒に設けた窪みに弾性部材を配置するため、カム筒の外径を大きくすることなくカム筒を光軸に対して調心させ嵌合ガタを軽減することができる。このとき、固定筒とカム筒の間に弾性部材を狭持させるためには、カム筒を固定筒に組み込む前に、弾性部材を固定筒に組み込んでおく必要がある。このため、カム筒を組み込む際に固定筒に設けた弾性部材とカム筒が接触干渉してカム筒の組込性が悪くなってくる。また、固定筒にカム筒を組み込んだ後に弾性部材を狭持させるためには、カム筒の回転使用範囲外に弾性部材を組み込むための組み込み用工具穴が必要となる。その結果、カム筒の加工工程が増えて加工コストが高くなる。
本発明は、カム筒の外径を大きくすることなく、カム筒と固定筒の間に弾性部材を組込み性良く狭持させることができ、嵌合ガタを効果的に軽減することができるレンズ鏡筒及びその組立方法の提供を目的とする。
本発明のレンズ鏡筒は、固定筒と、該固定筒に嵌合する複数のカム溝を周上に有するカム筒と、該カム筒の回転に連動して光軸方向に移動するレンズ保持部材と、固定筒又はカム筒の一方に設けた窪みに挿設され、該固定筒と該カム筒の間に狭持された弾性部材とを有するレンズ鏡筒であって、該固定筒又は該カム筒の一方には該弾性部材が該窪みに挿設することができる大きさの切り欠き部が形成されており、該切り欠き部の少なくとも一部と該弾性部材の少なくとも一部は光軸方向での位置が一致していることを特徴としている。
又、本発明のレンズ鏡筒の組立方法は、固定筒と、該固定筒に嵌合する複数のカム溝を有するカム筒と、該カム筒と該固定筒との間に狭持された弾性部材と、該カム筒の回転に連動して光軸方向に移動するレンズ保持部材と、を有するレンズ鏡筒の組立方法において、該弾性部材は該カム筒又は該固定筒のうち外側の筒に設けた切り欠き部より内側の筒に設けた窪みに組み込むことにより、該カム筒と該固定筒との間に狭持されており、該切り欠き部と該弾性部材の少なくとも一部は組み立て後、光軸方向で一致するように構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、カム筒の外径を大きくすることなく、カム筒と固定筒の間に弾性部材を組込み性良く狭持させることができ、嵌合ガタを効果的に軽減することができるレンズ鏡筒が得られる。
本発明の実施例を示す一眼レフカメラに取り付ける交換可能なレンズ鏡筒の縦断面図 本発明の実施例を示す一眼レフカメラに取り付ける交換可能なレンズ鏡筒の分解斜視図 本発明の実施例の第一の組込状態を示した分解斜視図 本発明の実施例のWIDE状態での斜視図(レンズ保持枠組み込み前状態) 本発明の実施例のTELE状態での斜視図(レンズ保持枠組み込み前状態) 本発明の実施例の第二の組込状態を示した分解斜視図
以下に本発明の実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のレンズ鏡筒を参考の為、後述する部材に付した符番を用いて説明すると次のとおりである。
本発明のレンズ鏡筒は、固定筒1と、固定筒1に嵌合する複数のカム溝2aを周上に有するカム筒2とを有している。更にカム筒2の回転に連動して光軸方向に移動するレンズ保持部材3と、固定筒1又はカム筒2の一方(実施例では固定筒1であるがカム筒2であっても良い。)に設けた窪み1cに挿設され、固定筒1とカム筒2の間に狭持された弾性部材5とを有している。このとき固定筒1又はカム筒2の一方(実施例ではカム筒2であるが固定筒1であっても良い。)には弾性部材5が窪み1cに挿設することができる程の大きさの切り欠き部2dが形成されている。そして切り欠き部2dの少なくとも一部と弾性部材5の少なくとも一部は光軸方向での位置が一致している。
本発明のレンズ鏡筒の組立方法では、レンズ鏡筒が固定筒1と、固定筒1に嵌合する複数のカム溝2aを有するカム筒2を有している。更にカム筒2と固定筒1との間に狭持された弾性部材5と、カム筒2の回転に連動して光軸方向に移動するレンズ保持部材3と、を有している。弾性部材5はカム筒2又は固定筒1のうち外側の筒(例えばカム筒2)に設けた切り欠き部2dより内側の筒(固定筒1)に設けた窪み1cに組み込むことにより、カム筒2と固定筒1との間に狭持されている。このとき切り欠き部2dの少なくとも一部と弾性部材5の少なくとも一部は組み立て後、光軸方向の位置が一致するように構成されている。
[実施例1]
以下、本発明のレンズ鏡筒の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。図1は本実施例のレンズ鏡筒の縦断面図、図2はその分解斜視図である。図1、図2において、1は固定筒であり、不図示のカメラ本体等に対し着脱可能に装着されている。固定筒1には周方向等分に光軸方向に延在する複数の案内溝1aが設けられている。固定筒1の外周面1bはカム筒2の内径面2bが径嵌合している。カム筒2には周方向等分に複数のカム溝2aが設けられている。固定筒1に形成されたバヨネット爪1cとカム筒2に形成された周溝部2cが係合し、カム筒2は光軸方向への移動が規制されている。
3はズーミング用又はフォーカス用の移動レンズ群Lを保持するレンズ保持部材で、前記固定筒1の内径部に光軸方向に移動可能に嵌合されている。本実施例ではレンズ保持部材3はズーミングの際に移動する。4は該レンズ保持部材3に植設されたカムフォロアで、前記固定筒1の案内溝1aを貫通して前記カム筒2のカム溝2aに当接されている。ここで、該案内溝1a、カム溝2a及びカムフォロア4は駆動機構の一部を構成している。カム筒2は不図示のフォーカス駆動装置、もしくはズーム駆動手段からの回転力を該カム筒2に伝達するための回転出力部材(不図示)によって光軸周りに回転する。5は弾性部材で、例えばゴムより成っている。弾性部材5は固定筒1の光軸に対し円周方向で3箇所等分に、該固定筒1の外周面に設けられた窪み1c(1c−1〜1c−3)に挿設され、カム筒2の内周面2fと狭持されている。これによって、該カム筒2の内周面2fを付勢している。
次に、本実施例のレンズ鏡筒の組立て手順について図3〜図6を用いて説明する。本実施例のレンズ鏡筒は、レンズ保持部材3を光軸方向に移動させてズーミングをする構成を有している。図3は固定筒1の窪み1cに弾性部材5を組み込む第一の組込状態を示した分解斜視図である。図4は本実施例のレンズ鏡筒のレンズ保持枠3を組み込む前の固定筒1とカム筒2のWIDE(広角端)状態での斜視図である。図5は本実施例のレンズ鏡筒のレンズ保持枠3を組み込む前の固定筒1とカム筒2のTELE(望遠端)状態での斜視図である。図6は固定筒1の窪み1c−2に弾性部材5を組み込む第二の組込状態を示した分解斜視図である。
前述の通り、カム筒2は固定筒1とバヨネットにて定位置回転可能なように保持されている。弾性部材5は、カム筒2を固定筒1に組み込んだ後、カム筒2に設けられた切り欠き形状(切り欠き部)2dの開口部から固定筒1の窪み1c-1に組み込まれる(図3・第一の組込状態)。このとき、カム筒2の切り欠き形状2dの幅(円周方向の幅)は、弾性部材5の円周方向の幅より大きい。又、切り欠き部2dの大きさは、弾性部材5を組み込むことのできる程度の大きさである。
ここで、カム筒2はアルミなどの金属材料を切削加工によって作成されている。カム筒2は内外径部を旋盤等で加工した後、円周上にカム溝2aをカム溝加工機によって作成する。カム溝2aを加工する際、カム筒2の内外径部の位相基準からカム溝2aの位相位置を割り出すため、カム筒2の光軸方向に直交する端面に加工基準溝2dを設けている。即ち本実施例では、切り欠き部2dは、カム筒2に設けられており、切り欠き形状2dは、カム溝2aを切削加工する際に用いる加工基準溝を構成している。
本実施例において、カム筒2に設けられた切り欠き形状2dは、カム溝2aを加工する際に設けられた加工基準溝と兼ねることで、弾性部材5を組み込むための組み込み用工具穴を専用に設ける必要がない。したがって、カム筒2の加工工程が増えることがない。図3の第一の組込状態からカム筒2を矢印方向に回転させると図4のレンズ鏡筒のWIDE状態の位相となる。カム筒2をさらに同方向(矢印方向)に回転させると、図5のレンズ鏡筒のTELE状態の位相となる。この図4のWIDE状態から図5のTELE状態までのカム筒2の回転使用範囲において、固定筒1の窪み1cに組み込んだ弾性部材5はカム筒2に設けられたカム溝2a及び切り欠き形状2dに掛からない位置(露出しない位置)に配置されている。このように本実施例では弾性部材5は、カム筒2の回転使用範囲において、カム筒2に設けられたカム溝2aおよび切り欠き形状2dにおいて露出しない箇所に配置されている。
図3の第一の組込状態からカム筒2を矢印方向に120°回転させると、カム筒2の切り欠き形状2dと固定筒1の窪み1c-2の位相が一致する(図6・第二の組込状態)。図6の第二の組込状態において、図3の第一の組込状態と同様、弾性部材5を固定筒1の窪み1c-2に組み込む。図6の第二の組込状態からカム筒2をさらに矢印方向に120°回転させると、カム筒2の切り欠き形状2dと固定筒1の窪み1c-3の位相が一致するため、前述と同様に固定筒1の窪み1c−3に弾性部材5を組み込む。なお、弾性部材5の組み込みは光軸に対し対向する2ケ所としてもよいし、固定筒1とカム筒2の嵌合ガタを片寄せするため、弾性部材5の配置箇所を2ヶ所とした際の間隔を光軸に対して180°より狭い角度に設定してもよい。
前述の通り、弾性部材5をカム筒2の切り欠き形状2dの開口部から固定筒1の窪み1cに組み込む際、カム筒2を回転させながら複数の弾性部材5を順次固定筒1の窪み1cに組み込む。そのため、弾性部材5の使用個数に関わらず、弾性部材5の配置箇所はカム筒2に設けた切り欠き形状2dと光軸方向において同一である必要がある。また、弾性部材5は、カム筒2が固定筒1に嵌合するためのカム筒2の挿入側2eとは逆側のカム筒2の内周面2fを径方向に付勢するよう、固定筒1とカム筒2の間に狭持されている。これは、カム筒2の挿入側2eには、周溝部2cや固定筒1に形成されたバヨネット爪1cの挿入口が形成されているため、弾性部材5が付勢できる円周面が配置することが困難なためである。
このように本実施例では、弾性部材5は、カム筒2が固定筒1に嵌合するための挿入側2eとは逆側の位置において、固定筒1又はカム筒2を径方向に付勢している。固定筒1の窪み1c-3へ弾性部材5を配置した後、カム筒2を図4のWIDE状態の位相まで回転させた後、レンズ保持部材3を固定筒1の内周部に挿入する。次に、レンズ保持部材3を固定筒1の直進ガイド溝(案内溝)1aと、カム筒2のカム溝2aと、レンズ保持部材3のカムフォロア取付座3aが一致する箇所まで移動させ、カムフォロア4をレンズ保持部材3に挿入し、ビスにて固定する。
以上の構成の本実施例のレンズ鏡筒の動作について説明する。まず、レンズ鏡筒を不図示のカメラボディ(カメラ本体)に装着し、不図示のズーム駆動手段を駆動させると、回転出力部材(不図示)を回転させることにより、カム筒2が回動する。これに伴ってカム筒2のカム溝2aが移動し、レンズ保持部材3に挿設したカムフォロア4が固定筒1の案内溝1aに沿って駆動され、レンズ保持部材3すなわち移動レンズ群Lが光軸方向に移動してズームングが行われる。ここで、固定筒1の外周面には光軸に対し円周方向で3箇所等分に弾性部材5が設けられてカム筒2の内周面を径方向に付勢している。このため、カム筒2は固定筒1に対し調心された状態となる。そのため、撮影位置(縦位置撮影、横位置撮影)及びカム筒2の回動時の固定筒1とカム筒2の嵌合ガタによるカム筒2の径方向の移動が抑えられる。したがって、それによって生じるカムフォロア4とカム溝面2aの当り点のずれが防止され、移動レンズ群Lの倒れが防止されるので、光学性能が低下することがない。尚、本実施例において、固定筒1の内側へカム筒2を嵌合するようにしても良い。尚、本実施例ではズーム光学系に適用したものであるが、フォーカス光学系に適用してもよい。さらに弾性部材5はゴムを使用しているが、板バネ等の弾性を有するものであれば、何を用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されないことは言うまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。以上のように実施例によれば、カム筒の外径を大きくすることなく、カム筒と固定筒の間に弾性部材を狭持させる際、組込性がよく、またカム筒に専用の組み込み用工具穴を設ける必要のないレンズ鏡筒及びそれを有する光学機器が得られる。
1は固定筒、1cは窪み、2はカム筒、2aはカム溝、2dは切り欠き部、3はレンズ保持部材、4はカムフォロア、5は弾性部材

Claims (6)

  1. 固定筒と、該固定筒に嵌合する複数のカム溝を周上に有するカム筒と、該カム筒の回転に連動して光軸方向に移動するレンズ保持部材と、固定筒又はカム筒の一方に設けた窪みに挿設され、該固定筒と該カム筒の間に狭持された弾性部材とを有するレンズ鏡筒であって、該固定筒又は該カム筒の一方には該弾性部材が該窪みに挿設することができる大きさの切り欠き部が形成されており、該切り欠き部の少なくとも一部と該弾性部材の少なくとも一部は光軸方向での位置が一致していることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記弾性部材は、前記カム筒が前記固定筒に嵌合するための挿入側とは逆側の位置において、該固定筒又はカム筒を径方向に付勢していることを特徴とする請求項1のレンズ鏡筒。
  3. 前記弾性部材は、前記カム筒の回転使用範囲において、該カム筒に設けられた該カム溝および該切り欠き形状において露出しない箇所に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記切り欠き部は、前記カム筒に設けられており、該切り欠き形状は、該カム溝を切削加工する際に用いる加工基準溝を構成していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項のレンズ鏡筒を有することを特徴とする光学機器。
  6. 固定筒と、該固定筒に嵌合する複数のカム溝を有するカム筒と、該カム筒と該固定筒との間に狭持された弾性部材と、該カム筒の回転に連動して光軸方向に移動するレンズ保持部材と、を有するレンズ鏡筒の組立方法において、該弾性部材は該カム筒又は該固定筒のうち外側の筒に設けた切り欠き部より内側の筒に設けた窪みに組み込むことにより、該カム筒と該固定筒との間に狭持されており、該切り欠き部と該弾性部材の少なくとも一部は組み立て後、光軸方向で一致するように構成されていることを特徴とするレンズ鏡筒の組立方法。
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