JP5822557B2 - レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents

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本発明は、カムの動作により変倍又は合焦動作を行うレンズ鏡筒に関する。
従来から、カムの動作によりレンズ群を移動させ、ズーム(変倍)又はフォーカス(合焦)動作を行うレンズ鏡筒が知られている。特許文献1には、広画角および高ズーム比で高い光学性能を有する4群ズームレンズが開示されている。特許文献2には、固定環の外径側にズームカム環を配置し、固定環の内径側に4群カム環を配置したレンズ鏡筒が開示されている。このような構成によれば、固定環およびズームカム環を光軸後方側に延長できない場合でも、4群カム環を固定環の内径側に配置することで第4レンズ群が保持可能となり、レンズ鏡筒を大型化することなくズーム構成を成立させることができる。
特開2010−276656号公報 特開2009−63675号公報
ところで、特許文献1に開示されたズームレンズにおいて、設計値通りの高い光学性能を実現するには、第3レンズ群と第4レンズ群の相対的な光軸に対する倒れの向き合い、平行偏芯、群間隔において、高い光学保持精度が必要となる。しかしながら、特許文献2に開示されたレンズ鏡筒では、3群移動筒の内径に4群移動筒を径嵌合しているため、4群移動筒の3群移動筒に対する平行偏芯と倒れの量は、その嵌合ガタ量に依存する。4群移動筒の倒れ量を小さくするには、嵌合ガタ量を小さくし、かつ4群移動筒の光軸方向の長さを確保して嵌合長を長くとる必要がある。このため、ズームをテレ側に作動させた際、3群移動筒と4群移動筒が接近し、4群移動筒のストロークが制限される場合がある。
また、4群カム環の光軸方向の位置精度は、3群移動筒の4群用補助カムピンと4群補助カム溝によって決定される。このため、第3レンズ群と第4レンズ群の光軸方向の群間隔精度は、上述の構成要素の部品誤差により影響を受ける場合がある。また、ズーム操作環を回転させた際の3群移動筒と4群移動筒の動き出しのタイムラグにより、第3レンズ群と第4レンズ群の光軸方向の群間隔の誤差が、ズームピント移動の原因になる場合がある。
そこで本発明は、レンズ鏡筒の外径を大型化することなく、光学性能を向上させたレンズ鏡筒および光学機器を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、光軸方向に延びる直進溝が設けられた固定筒と、前記固定筒の外径側に配置され、光軸周りに回転可能な第一カム筒と、前記固定筒の内径側に配置され、前記第一カム筒と同期して回転可能な第二カム筒と、前記第二カム筒に保持され、前記光軸方向に移動可能な複数の移動筒と、前記複数の移動筒にそれぞれ固定された複数のカムフォロアと、前記複数の移動筒のうち、前記光軸方向において最も端にある移動筒に、前記第二カム筒の端面から前記光軸方向に離間して固定され、前記第二カム筒の内径より大きく、前記固定筒の内径より小さい外径を有する光量調整機構を有し、前記複数のカムフォロアは、前記固定筒に設けられた前記直進溝に係合している。
また、前記レンズ鏡筒を有する光学機器も本発明の他の一側面を構成する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、レンズ鏡筒の外径を大型化することなく、光学性能を向上させたレンズ鏡筒および光学機器を提供することができる。
本実施例におけるレンズ鏡筒の断面図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒の要部の分解斜視図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、本実施例におけるレンズ鏡筒の概略構成について説明する。図1は、本実施例におけるレンズ鏡筒のワイド状態の断面図である。図2は、本実施例におけるレンズ鏡筒の要部の分解斜視図である。カメラ本体1(撮像装置)には、交換レンズ2(レンズ鏡筒)が着脱可能に取り付けられてカメラシステム(光学機器)を構成している。カメラ本体1の内部には、撮像素子1aが設けられている。交換レンズ2は、被写体側(図1中の左側)から順に、第1レンズ群L1〜第4レンズ群L4を備えた4群構成のズームレンズである。第1レンズ群L1〜第4レンズ群L4は、ズーム動作に際して光軸OAの方向(光軸方向)に移動する変倍レンズ群である。また第2レンズ群L2は、フォーカス動作に際して光軸方向に移動する合焦レンズ群でもある。
マウント11は、交換レンズ2をカメラ本体1に取り付けるためのバヨネット部を有する。調整環13は、外装環12のフランジ部と当接し、またその反対面においてマウント11と当接し、マウント11と外装環12との間に挟み込まれ、ビスによってマウント11と共に外装環12に固定されている。固定筒14には、外装環12がビスにて固定されている。固定筒14は、その外周部にバヨネット爪14aを有する。
第一カム筒15は、固定筒14の外径側に配置され(外径部に径嵌合され)、光軸OAの周り(光軸周り)に回転可能に構成されている。第一カム筒15は、バヨネット溝部15aが固定筒14のバヨネット爪14aと係合されることで、固定筒14に対して定位置回転可能に保持されている。第二カム筒16は、固定筒14の内径側に配置され(内径部に径嵌合され)、第一カム筒15と同期して回転可能に構成されている。第二カム筒16には、連結用カムフォロア17(連結部)が円周3等分の位置に固定されている。連結用カムフォロア17は、固定筒14に設けられた第二カム筒用カム溝14b(カム溝)、および、第一カム筒15に設けられて光軸方向に延びる第二カム筒用直進溝15b(直進溝)に係合している。第二カム筒16は、第一カム筒15の回転に同期して光軸周りに回転しながら光軸方向に進退可能に構成されている。
18は、第3レンズ群L3を保持する3群移動筒(第一移動筒)である。3群移動筒18は、第二カム筒16に保持され、光軸方向に移動可能に構成されている。3群移動筒18には、3群移動筒カムフォロア19(第一カムフォロア)が円周3等分の位置に固定されている。3群移動筒カムフォロア19は、光軸方向に延びるように固定筒14に設けられた後群用直進溝14c(直進溝)、および、第二カム筒16に設けられた3群用カム溝16a(第一カム溝)に係合している。20は、第4レンズ群L4を保持する4群保持枠である。4群保持枠20には、不図示の平行偏芯および倒れ調整機構のための調整偏芯コロが固定されており、調整偏芯コロは4群移動筒21(第二移動筒)に保持されている。4群移動筒21には、4群移動筒カムフォロア22(第二カムフォロア)が円周3等分の位置に固定されている。4群移動筒カムフォロア22は、光軸方向に延びるように固定筒14に設けられた後群用直進溝14c(直進溝)、および、第二カム筒16に形成された4群用カム溝16b(第二カム溝)に係合している。このように、本実施例の3群移動筒カムフォロア19および4群移動筒カムフォロア22は、固定筒14に設けられた共通の直進溝(後群用直進溝14c)に係合している。また4群移動筒21は、3群移動筒18と同様に、第二カム筒16に保持され光軸方向に移動可能に構成されている。本実施例では、同一部材である第二カム筒16に形成された3群用カム溝16aおよび4群用カム溝16bに、3群移動筒18および4群移動筒21がそれぞれ保持されている。また、3群用カム溝16aおよび4群用カム溝16bは、同一工程で加工されている。
23は絞りユニット(光量調整機構)であり、駆動部23a、主絞り部23b、および、副絞り部23c部を備えて構成される。24は、直進筒である。直進筒24の端面には、第1レンズ群L1を保持する1群保持枠25がビスにて固定されている。直進筒24には、不図示の直進筒移動コロがビスにて固定されている。直進筒移動コロは、固定筒14に形成された光軸方向に延伸した1群用直進溝14d、および、第一カム筒15に形成された1群用カム溝15cに係合されている。
26は、2群移動筒である。2群移動筒26の外径部には、2群移動筒カムフォロア27が円周3等分の位置に固定されている。2群移動筒カムフォロア27は、固定筒14に形成された2群用カム溝14e、および、第一カム筒15に形成された光軸方向に延伸した2群用直進溝15dに係合されている。28は、フォーカスカム筒である。フォーカスカム筒28の外径部には、有底のフォーカスカム溝28aが形成されており、2群移動筒26の内径部に固定されたフォーカスコロ29と係合している。
30は、第2レンズ群L2を保持する2群保持枠である。2群保持枠30はフォーカスカム筒28に固定されている。31は、回転伝達部材である。回転伝達部材31は、後述するフォーカスユニットからの出力をフォーカスカム筒28に伝達するための部材であり、フォーカスカム筒28にビスにて固定されている。32はフォーカスユニットベースであり、主として振動型モータおよび差動機構により構成されるフォーカスユニット33を保持している。フォーカスユニットベース32は、ビスにて固定筒14に固定されている。34はマニュアルリングであり、フォーカスユニットベース32に対して定位置での回転が可能に保持されている。マニュアルリング34の外周には、マニュアルリングゴム35が巻き付けられている。フォーカスユニット33は、主として振動型モータおよび差動機構により構成されており、振動型モータのロータ回転量およびマニュアルリング34の回転量に応じた回転量をフォーカスキー(不図示)に出力する。フォーカスキーは、回転伝達部材31と係合している。
36はズームリングである。ズームリング36は、ズーム操作時に使用者が回転操作する部材であり、外装環12に対して定位置での回転が可能に保持されている。ズームリング36には、ズームキー(不図示)がビスにて固定されている。ズームキーは、第一カム筒15に形成されたズームキー係合溝15eに係合し、ズームリング36を回転させるとその回転力によりズームキーを介して一体的に第一カム筒15を回転させることができる。ズームリング36の外周には、ズームゴム37が巻き付けられている。38は、ズームリング36の外径部に巻きつけられ、調整環13の内径との間で狭持されたテレンプであり、防滴および防塵のために配置されている。39は、カメラ本体1と交換レンズ2との隙間を防滴および防塵するためのマウントゴムである。
40は、ズームリング36にビス止めされたズームブラシである。ズームブラシ40は、エンコーダフレキシブル基板41のグレイコードパターン上を摺動し、ズームリング36とエンコーダフレキシブル基板41との位置関係を検出するために用いられる。42はメイン基板である。メイン基板42は、フォーカスユニット33、絞りユニット23、および、エンコーダフレキシブル基板41と可撓性フレキシブル基板を介して、または直接に電気的接続され、各種制御を行う。接点ブロック(不図示)は、マウント11にビス止めされてメイン基板42とフレキシブル基板を介して接続され、カメラ本体1との通信および電源の供給を行うために設けられている。43は裏蓋であり、マウント11にスナップ結合して有害光をカットしている。
次に、本実施例におけるズーム操作時の各群の動作について説明する。ズームリング36が操作されると、その回転力はズームキーを介して第一カム筒15に伝達される。第1レンズ群L1は、1群保持枠25が直進筒24に固定されているため、直進筒24の移動量と第1レンズ群L1の移動量は互いに等しい。直進筒24に固定された直進筒移動コロは、第一カム筒15の回転により、第一カム筒15の1群用カム溝15cと固定筒14の1群用直進溝14dと交点の移動に従って、光軸方向に直進移動する。
第2レンズ群L2は、2群保持枠30がフォーカスカム筒28に固定されているため、フォーカスカム筒28の移動量と第2レンズ群L2の移動量は互いに等しい。フォーカスカム筒28を保持する2群移動筒26には、2群移動筒カムフォロア27が固定されている。2群移動筒カムフォロア27は、第一カム筒15の回転により、固定筒14の2群用カム溝14eと第一カム筒15の2群用直進溝15dとの交点の移動に従って、第一カム筒15の回転と同期しながら光軸方向に回転移動する。2群移動筒26が回転すると、2群移動筒26の内径部に固定されたフォーカスコロ29も一体的に回転移動する。このため、フォーカスカム筒28に形成されたフォーカスカム溝28aの使用点が変化する。したがって、ズーム操作時の第2レンズ群L2の移動量は、2群移動筒26の移動量とフォーカスカム溝28aの使用点変化分の合算値となる。なお、フォーカスカム筒28には回転伝達部材31が固定されており、回転伝達部材31の回転はフォーカスユニット33のフォーカスキーによって規制されている。このため、ズーム操作時においてフォーカスカム筒28は回転しない。したがって、第2レンズ群L2は、ズーム操作時において直進移動となる。
第3レンズ群L3を保持する3群移動筒18には3群移動筒カムフォロア19が固定され、第二カム筒16に保持されている。第二カム筒16には、連結用カムフォロア17が固定されている。連結用カムフォロア17は、第一カム筒15の回転により、固定筒14の第二カム筒用カム溝14bと第一カム筒15の第二カム筒用直進溝15bとの交点の移動に従って、第一カム筒15の回転と同期しながら光軸方向に回転移動する。3群移動筒カムフォロア19は、第二カム筒16の回転により、第二カム筒16の3群用カム溝16aと固定筒14の後群用直進溝14cとの交点の移動に従って、光軸方向に直進移動する。したがって、ズーム操作時における第3レンズ群L3の移動量は、第二カム筒16の移動量と、第二カム筒16の3群用カム溝16aと固定筒14の後群用直進溝14cとの交点の移動量との合算値となる。なお本実施例では、第二カム筒16の3群用カム溝16aをリードの無い周溝としているため、第二カム筒16の移動量と第3レンズ群L3の移動量は互いに等しい。
第4レンズ群L4を保持する4群保持枠20は、4群移動筒21に保持されている。4群移動筒21には、4群移動筒カムフォロア22が固定されている。4群移動筒カムフォロア22は、上述の3群移動筒カムフォロア19と同様に、第二カム筒16の回転により、第二カム筒16の4群用カム溝16bと固定筒14の後群用直進溝14cとの交点の移動に従って、光軸方向に直進移動する。したがって、ズーム操作時における第4レンズ群L4の移動量は、第二カム筒16の移動量と、第二カム筒16の4群用カム溝16bと固定筒14の後群用直進溝14cとの交点の移動量の合算値となる。
絞りユニット23は、3群移動筒18にビスにて固定されている。絞りユニット23は、第二カム筒16に固定された連結用カムフォロア17(連結部)よりも被写体側に配置されており、本実施例では第二カム筒16の被写体側端面よりも被写体側に配置されている。換言すると、絞りユニット23は、3群移動筒18および4群移動筒21のうち最も被写体側にある一方に固定されている。このような構成により、絞りユニット23の最外径を固定筒14の内径部まで近接させることができる。このため、大口径レンズなどの外径が大きい絞りユニットでも、レンズ鏡筒の外径を大きくすることなく固定筒14の内径部に配置することができる。絞りユニット23の副絞り部23c部には、回転伝達部23dが一体的に形成されている。回転伝達部23dは、固定筒14の副絞り用カム14fと係合している。したがって、3群移動筒18が光軸方向に移動するのに伴い、回転伝達部23dが光軸周りに回転し、副絞り羽根を開閉する。
本実施例の構成によれば、同一部材(本実施例では第二カム筒16)に形成された3群用カム溝16aと4群用カム溝16bに、3群移動筒18と4群移動筒21がそれぞれ保持されている。第二カム筒16のそれぞれのカム溝は同一工程で加工されるため、3群用カム溝16aと4群用カム溝16bの間隔を高精度に設定することができる。また、第二カム筒16の外径部(固定筒14の内径部との径嵌合部)に対する3群用カム溝16aと4群用カム溝16bの倒れに関しても、これらのカム溝は同一工程で加工されているため、倒れ方向は同一となる。したがって、3群移動筒18と4群移動筒21の光軸方向の群間隔を高精度に設定することができる。また、相対的な倒れ量を少なくして保持することが可能となる。
また本実施例では、3群移動筒18に固定された3群移動筒カムフォロア19と4群移動筒21に固定された4群移動筒カムフォロア22とが同一の直進溝(固定筒14の後群用直進溝14c)に係合している。このため、光軸中心からの平行偏芯の相対誤差も小さく抑えることができる。なお本実施例では、移動筒に固定されるカムフォロアの円周方向の等分差誤差および光軸方向の相誤差によって発生する平行偏芯と倒れを修正するため、4群移動筒21と4群保持枠20との間に公知の調整機構を備えている。
次に、フォーカス操作時における各群の動作について説明する。オートフォーカス時には、フォーカスユニット33内の振動型モータの駆動により、マニュアルフォーカス時にはマニュアルリング34を回転させることにより、それぞれフォーカスキーを回転させる。フォーカスキーが回転すると、回転伝達部材31が固定されているフォーカスカム筒28が回転する。これにより、2群保持枠30に保持された第2群レンズL2は、フォーカスカム筒28に設けられたフォーカスカム溝28aの軌跡に沿って光軸方向に回転しながら進退し、フォーカシングを行うことができる。
本実施例によれば、レンズ鏡筒の外径を大型化することなく、光学性能を向上させたレンズ鏡筒および光学機器を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
14…固定筒
15…第一カム筒
16…第二カム筒
17…連結用カムフォロア
18…3群移動筒(第一移動筒)
19…3群移動筒カムフォロア(第一カムフォロア)
21…4群移動筒(第二移動筒)
22…4群移動筒カムフォロア(第二カムフォロア)
23…絞りユニット(光量調整機構)

Claims (8)

  1. 光軸方向に延びる直進溝が設けられた固定筒と、
    前記固定筒の外径側に配置され、光軸周りに回転可能な第一カム筒と、
    前記固定筒の内径側に配置され、前記第一カム筒と同期して回転可能な第二カム筒と、
    前記第二カム筒に保持され、前記光軸方向に移動可能な複数の移動筒と、
    前記複数の移動筒にそれぞれ固定された複数のカムフォロアと、
    前記複数の移動筒のうち、前記光軸方向において最も端にある移動筒に、前記第二カム筒の端面から前記光軸方向に離間して固定され、前記第二カム筒の内径より大きく、前記固定筒の内径より小さい外径を有する光量調整機構を有し、
    前記複数のカムフォロアは、前記固定筒に設けられた前記直進溝に係合している、ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記複数のカムフォロアは、前記固定筒に設けられた共通の前記直進溝に係合していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第二カム筒は、前記第一カム筒の回転に同期して前記光軸周りに回転しながら前記光軸方向に進退可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第二カム筒に固定された連結用カムフォロアを更に有し、
    前記連結用カムフォロアは、前記固定筒に設けられたカム溝および前記第一カム筒に設けられて前記光軸方向に延びる直進溝に係合していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記光量調整機構は、前記複数の移動筒のうち、前記光軸方向において最も被写体側にある移動筒に固定されていることを特徴とする請求項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記第二カム筒には複数のカム溝が設けられており、
    前記複数のカム溝には前記複数の移動筒がそれぞれ保持されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記第一カム溝および前記第二カム溝は、同一工程で加工されていることを特徴とする請求項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする光学機器。
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