JP2013003452A - レンズ鏡筒およびカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が可能で、高精度で組立容易なレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒は、カム筒と、レンズを含み、カム筒の内径に第1のカムフォロワにより保持され、カム筒の回転により光軸方向に移動可能な鏡筒と、カム筒の内径に第2のカムフォロワにより保持され、鏡筒に対して相対移動可能な移動筒と、鏡筒または移動筒の一方に保持されたシリンダ本体、鏡筒または移動筒の他の一方に保持されてシリンダ本体に対し直進移動可能なスライダ、および、シリンダ本体およびスライダの内部に設けられた圧縮コイルスプリングを備えて構成されたスプリングユニットとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、焦点調節動作が可能なレンズ鏡筒に関する。
従来から、焦点調節動作を行うために、カムにカムフォロワを係合させてレンズ群を移動させるレンズ鏡筒がある。このとき、カムとカムフォロワとの間に嵌合ガタが存在すると、レンズ群が不安定に傾く等の現象が生じ、レンズ鏡筒の精度が劣化して所望の光学性能を得ることができない場合がある。このため、レンズ群同士の動作や姿勢変動による傾きを抑制するため、レンズ群間にコイルバネなどの付勢部材を配置して片寄せすることにより、カムとカムフォロワとの間の嵌合ガタを除去したレンズ鏡筒がある。
特許文献1には、固定部と移動群との間に圧縮コイルバネを配置してコイルバネのコイル端を当接部材に係合させることで、カムとカムフォロワの回転方向のガタを除去する構成が開示されている。特許文献2には、二つの移動群に複数の引張りコイルバネを係合させて互いに引き合うことで、カムとカムフォロワのガタを防止する構成が開示されている。
実開平06−025818号公報 特開2000−075191号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、付勢部材である圧縮コイルバネを配置するため、レンズ群の外径と鏡筒の内径の間に光軸周りに全周つながる圧縮コイルバネのスペースが必要となる。このため、レンズユニット全体の小型化という要求を満たすことが困難である。また、特許文献2の構成に表される構成では、引張りコイルバネの端部をレンズ鏡筒に結合させるため、引張りコイルバネのフックをレンズ鏡筒に引っ掛ける作業とそのスペースが必要となる。
そこで本発明は、小型化が可能で、高精度で組立容易なレンズ鏡筒を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、カム筒と、レンズを含み、前記カム筒の内径に第1のカムフォロワにより保持され、該カム筒の回転により光軸方向に移動可能な鏡筒と、前記カム筒の内径に第2のカムフォロワにより保持され、前記鏡筒に対して相対移動可能な移動筒と、前記鏡筒または前記移動筒の一方に保持されたシリンダ本体、該鏡筒または該移動筒の他の一方に保持されて該シリンダ本体に対し直進移動可能なスライダ、および、該シリンダ本体および該スライダの内部に設けられた圧縮コイルスプリングを備えて構成されたスプリングユニットとを有する。
本発明の他の側面としてのカメラシステムは、撮像装置本体と、前記撮像装置本体に対して交換可能に取り付けられる前記レンズ鏡筒とを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、小型化が可能で、高精度で組立容易なレンズ鏡筒を提供することができる。
本実施例におけるレンズ鏡筒の断面図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒の部分分解図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒のWIDE状態の拡大断面図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒のTELE状態の拡大断面図である。 本実施例におけるスプリングユニットの断面図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。本実施例のレンズ鏡筒は、不図示のカメラ本体(撮像装置本体)に交換可能に取り付けられることにより、カメラシステムとして用いられる。
図1は本実施例におけるレンズ鏡筒100の断面図、図2はレンズ鏡筒100の部分分解図、図5(a)〜(c)はレンズ鏡筒100に設けられたスプリングユニット50の断面図である。図1において、レンズ鏡筒100は、カメラ本体(不図示)に取り付けるためのマウント2を有し、マウント2にはカメラ本体とレンズ鏡筒100との間の通信を行うためのコネクタ26が設けられている。マウント2は、マウントリング3を挟みつつ固定筒1にビスにより取り付けられ、固定筒1は案内筒4にビスにより固定される。
案内筒4は、その外径にカム筒5が嵌合しており、バヨネット係合により光軸OAの位置(光軸位置)を保持したまま定位置回転が可能に構成されている。またカム筒5の外径には、直進筒6が1群コロ7により保持され、さらに直進筒6には1群レンズを含む1群鏡筒9が保持されている。直進筒6は、カム筒5の回転により、光軸OAの方向(光軸方向)に直進移動する。
案内筒4の内径には、2群移動筒10がカムフォロワ(不図示)により保持されている。また2群移動筒10の内径には、フォーカスカム環11がカムフォロワ(不図示)により保持されている。さらに、フォーカスカム環11の内径には、2群レンズを含む2群鏡筒12が一体的に保持されている。カム筒5の回転により、2群移動筒10は回転しつつ光軸方向にも移動する。またフォーカスカム環11は、2群移動筒10の内周部に取り付けられたカムフォロワ(不図示)と係合して回転することにより、フォーカスカム11aに沿って光軸方向にも移動する。また、案内筒4の内径には、サブカム筒8が案内筒4とカム筒5にカムフォロワ(不図示)が係合することにより保持され、カム筒5の回転によりサブカム筒8(カム筒)が回転しつつ光軸方向に進退する。
サブカム筒8の内径には、3群レンズ(レンズ)を含む3群鏡筒13(鏡筒)が第1のカムフォロワ(不図示)により保持され、サブカム筒8が回転移動することにより、サブカム筒8の光軸方向の移動量と同量だけ直進移動する。また3群鏡筒13には、3群鏡筒13の直進移動により開口径が変化するように構成された副絞りユニット14bと、一体的に構成された絞りユニット14aとが取り付けられ、フレキシブル印刷配線板14c(図2)により制御基板27に接続されている。さらにサブカム筒8の内径には、4群移動筒15(移動筒)が第2のカムフォロワ(不図示)により保持され、サブカム筒8に設けられたカムと案内筒4に設けられた直進溝とに係合することにより、サブカム筒8の移動と合成された量だけ光軸方向に移動する。また4群移動筒15には4群連絡筒16が保持されている。さらに4群連絡筒16には、4群レンズを含む4群鏡筒17が固定されている。案内筒4にはさらにフォーカスユニットベース30が保持され、フォーカスユニットベース30は振動波モータを含むフォーカス駆動ユニットの本体部品として構成されている。フォーカス駆動ユニットの構成に関する説明は省略する。
固定筒1の外径側には、ズーム操作環24が固定筒1と嵌合をとりつつバヨネット結合され、定位置回転可能に構成されている。また、ズーム操作環24に一体的に取り付けられたズームキー(不図示)が固定筒1の回転領域を制限する当接部に当接することにより、回転領域が制限されている。このため、ズーム操作環24は、所定の回転領域でのみ回転可能に構成されている。
フォーカスユニットベース30の1群鏡筒9側にはフォーカス操作環21が配置され、フォーカス操作環21はフォーカスユニットベース30に固定された定位置コマ(不図示)と係合することにより定位置回転を行う。またフォーカス操作環21は、マニュアル連絡環31と回転方向に係合し、フォーカス操作環21を手動操作することによりマニュアル連絡環31を回転させることが可能である。さらに、フォーカスユニットベース30の1群鏡筒9側先端には、補強リング19を挟持しつつフロントリング18および化粧リング20が固定されている。
図2は、レンズ鏡筒100における3群鏡筒13および4群鏡筒17の周囲の構成を示す部分分解図である。図2に示されるように、3群鏡筒13には絞りユニット14が固定されている。14cは、絞りユニット14と制御基板27とを電気的に接続するためのフレキシブル印刷配線板である。また3群鏡筒13には、スプリングユニット50を保持するための保持部13aが設けられている。保持部13aは、3群鏡筒13のカムフォロワ保持部(不図示)の間であって、かつ、フレキシブル印刷配線板14cと干渉しない光軸周りの位置に3箇所設けられている。すなわちスプリングユニット50は、光軸直交方向における光軸からの高さが光軸方向に配置されたフレキシブル印刷配線板14cと同じ高さで、かつ、光軸周方向においてフレキシブル印刷配線板14cと異なる位置に配置されている。このため、フレキシブル印刷配線板14cとスプリングユニット50の干渉を回避することができる。また、4群移動筒15には、3群鏡筒13に保持されたスプリングユニット50が当接する当接部15aが、光軸周りの位置に3箇所設けられている。
次に、図5を参照して、スプリングユニット50の構成について説明する。図5(a)〜(c)は、スプリングユニット50の各圧縮状態における断面図である。図5(a)は、スプリングユニット50をレンズ鏡筒100に組み込む前の状態であるスプリングユニット50の自由状態を示す。図5(b)は、WIDE状態(広角状態)でのスプリングユニット50の状態を示す。図5(c)は、TELE状態(望遠状態)でのスプリングユニット50の状態を示す。
図5(a)〜(c)において、50aはシリンダ本体、50bはスライダ、50cは圧縮コイルスプリングである。このようにスプリングユニット50は、シリンダ本体50a、スライダ50b、および、圧縮コイルスプリング50cを備えて構成される。シリンダ本体50aは、3群鏡筒13に設けられた保持部13aに保持されている。スライダ50bは、4群移動筒15(4群鏡筒)に設けられた当接部15aに当接(保持)されてシリンダ本体50aに対し直進移動可能に構成されている。圧縮コイルスプリング50cは、シリンダ本体50aおよびスライダ50bの内部に設けられている。
圧縮コイルスプリング50cは、シリンダ本体50aに挿入され、スライダ50bが圧縮コイルスプリング50cの自由長を圧縮した状態でシリンダ本体50aに組み込まれている。スライダ50bがシリンダ本体50aに組み込まれた後、シリンダ本体50aの口元部を加締めている。このため、スライダ50bがシリンダ本体50aから外れることはない。図5(a)と図5(b)とを比較してわかるように、圧縮コイルスプリング50cの自由長は、WIDE状態での圧縮コイルスプリング50cの長さよりも僅かに長くなるように構成されている。このように、スプリングユニット50の自由長は、3群鏡筒13(第1の部材)と4群移動筒15(第2の部材)との間の最大間隔(図5(b)のWIDE状態)よりも長い。また、スプリングユニット50の最大圧縮時の長さは、3群鏡筒13と4群移動筒15との間の最少間隔(図5(c)のTELE状態)よりも短い。このような構成により、スプリングユニット50は3群鏡筒13と4群移動筒15の可動範囲を制限することはない。このため、3群鏡筒13と4群移動筒15の間の可動範囲において、スプリングユニット50の付勢力が常に働くようにしつつ、レンズ鏡筒100の組立を容易にすることができる。また、圧縮コイルスプリング50cの自由長は、シリンダ本体50aに対するスライダ50bの最大可動範囲よりも長い。このため、内包される圧縮コイルスプリング50cの自由長を確保してもスプリングユニット50自体の自由長を制限することが可能であり、レンズ鏡筒100の組立容易性をさらに向上させることができる。
図3は、レンズ鏡筒100がWIDE状態の場合における3群鏡筒13、4群移動筒15、および、スプリングユニット50の状態を示す拡大断面図である。図4は、TELE状態の場合における同部分の拡大断面図である。図2乃至図4に示されるように、3群鏡筒13(保持部13a)はシリンダ本体50aを保持し、4群移動筒15(当接部15a)にはシリンダ本体50aの内周で伸縮するスライダ50bの端面が当接して保持される。
本実施例のスプリングユニット50は、第1の部材である3群鏡筒13と、第1の部材に対して相対移動可能な第2の部材である4群移動筒15との間に保持されている。第1の部材としては、移動部材又は固定部材のいずれでもよい。また本実施例では、シリンダ本体50aが第1の部材である3群鏡筒13に保持され、スライダ50bが第2の部材である4群移動筒15に保持されているが、これに限定されるものではない。シリンダ本体50aを第1の部材または第2の部材の一方で保持し、スライダ50bを第1の部材または第2の部材の他の一方で保持されるように構成されていればよい。
次に、撮影者がレンズ鏡筒100のズーム動作を行った場合(ズーム操作環24が操作された場合)の動作について説明する。図1において、ズーム操作環24が操作されると、その回転力はズームキー(不図示)を介してカム筒5へ伝達され、カム筒5はバヨネット結合している案内筒4の外径で定位置回転を行う。またカム筒5の外径には、直進筒6が1群コロ7により保持され、さらに直進筒6には1群レンズを含む1群鏡筒9が保持されているため、1群鏡筒9はカム筒5の回転により光軸方向に直進移動を行う。
案内筒4の内径には、2群移動筒10がカムフォロワ(不図示)により保持され、また2群移動筒10の内径には、フォーカスカム環11がカムフォロワ(不図示)により保持されている。さらにフォーカスカム環11の内径には、2群レンズを含む2群鏡筒12が一体的に保持されている。カム筒5の回転により、案内筒4に設けられたカム(不図示)に沿って2群移動筒10は回転しつつ光軸方向にも移動する。このとき、キー係合部材(不図示)がフォーカスキー(不図示)と係合しているため、フォーカスカム環11と一体的に保持されている2群鏡筒12は、フォーカスカム11aの移動量に従って光軸方向に直進移動する。
案内筒4の内径には、サブカム筒8が、案内筒4に設けられたカムとカム筒5に設けられたカムに対しカムフォロワ(不図示)が係合することにより保持され、カム筒5の回転によりサブカム筒8が回転しつつ光軸方向に進退する。サブカム筒8の内径には、3群レンズを含む3群鏡筒13が、案内筒4に設けられたカムとカム筒5に設けられた直進溝に対しカムフォロワ(不図示)により保持される。そして、サブカム筒8が回転移動することにより、サブカム筒8の光軸方向の移動量と同量だけ直進移動する。3群鏡筒13に、絞りユニット14aとともに一体的に固定された副絞りユニット14bは、案内筒4に設けられたカムにより3群鏡筒13の直進移動により開口径が変化し、不要光束をカットする。
またサブカム筒8の内径には、4群移動筒15が、カムフォロワ(不図示)により保持され、サブカム筒8に設けられたカムと案内筒4に設けられた直進溝とに係合することにより、サブカム筒8の移動と合成された量だけ光軸方向に移動する。また4群移動筒15には4群連絡筒16が保持され、4群連絡筒16には4群レンズを含む4群鏡筒17が固定されている。さらに、4群移動筒15には3群鏡筒13に保持されたスプリングユニット50のスライダ50bが当接し、可動範囲全域において3群鏡筒13と4群移動筒15とが互いに離れる方向に付勢力を働かせることで、カムとカムフォロワの間の嵌合ガタを除去している。このようなズーム操作環24の回転動作により、1群鏡筒9、2群鏡筒12、3群鏡筒13、および、4群鏡筒17はそれぞれ、互いの間隔を変えつつ直進移動し、焦点距離を変化させることが可能となる。
次に、撮影者がフォーカス操作環21を操作した場合について再度説明する。フォーカス操作環21は、フォーカスユニットベース30の外径で定位置回転する構造を有し、撮影者がフォーカス操作環21を回転させることにより、合焦位置を変化させることが可能である。フォーカス操作環21の回転力は、フォーカス駆動ユニットの差分作動機構を介してフォーカスキー(不図示)を回転させるように働く。フォーカスキーは、キー係合部材(不図示)を介して、フォーカスカム環11に一体的に保持された2群鏡筒12(合焦レンズ群)をフォーカスカム11aに沿って回転移動させ、他のレンズ群に対し間隔を変化させることで合焦位置を調節可能としている。
次に、撮影者がカメラ本体(撮像装置本体)を操作し、カメラ本体からの駆動情報に基づいて、オートフォーカスでフォーカス駆動ユニットを動作させる場合のレンズ鏡筒100の動作について説明する。フォーカス駆動ユニットの内部には前述の振動波モータが設けられており、振動波モータは、カメラ本体からの信号に基づいて、レンズ鏡筒100の内部で演算処理された信号により駆動される。振動波モータの回転力は、差分作動機構を介してフォーカスキー36を回転させるように働く。そして、撮影者がフォーカス操作環21を回転させた場合と同様の作用により、2群鏡筒12(合焦レンズ群)はフォーカスカム環11に設けられたフォーカスカム11aに沿って回転進退し、自動合焦を行う。
本実施例において、スプリングユニット50は、3群鏡筒13および4群移動筒15に対して光軸周りに3箇所配置しているが、これに限定されるものではない。スプリングユニット50を3箇所よりも多くまたは少なく配置してもよい。また本実施例では、光軸周りにおける3箇所のカムとカムフォロワにより移動群を保持しているが、例えばバーとスリーブによる保持機構を用いて、バーに近接させた1箇所のみでガタを効果的に除去することができる。また、シリンダ本体を固定部に保持し、シリンダ自体に移動する鏡筒が保持される構成とすることにより、鏡筒の短縮時に全長自体を短縮可能なレンズ鏡筒を構成することができる。
本実施例によれば、嵌合ガタにより生じるレンズ群の傾きを抑制する機構を小型で容易に実現することができる。このため本実施例によれば、小型化が可能で、高精度で組立容易なレンズ鏡筒を提供することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
13…3群鏡筒
15…4群移動筒
50…スプリングユニット
50a…シリンダ本体
50b…スライダ
50c…圧縮コイルスプリング
100…レンズ鏡筒

Claims (5)

  1. カム筒と、
    レンズを含み、前記カム筒の内径に第1のカムフォロワにより保持され、該カム筒の回転により光軸方向に移動可能な鏡筒と、
    前記カム筒の内径に第2のカムフォロワにより保持され、前記鏡筒に対して相対移動可能な移動筒と、
    前記鏡筒または前記移動筒の一方に保持されたシリンダ本体、該鏡筒または該移動筒の他の一方に保持されて該シリンダ本体に対し直進移動可能なスライダ、および、該シリンダ本体および該スライダの内部に設けられた圧縮コイルスプリングを備えて構成されたスプリングユニットと、を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記スプリングユニットは、光軸直交方向における光軸からの高さが光軸方向に配置されたフレキシブル印刷配線板と同じ高さで、かつ、光軸周方向において該フレキシブル印刷配線板と異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記スプリングユニットの自由長は、前記鏡筒と前記移動筒との間の最大間隔よりも長く、
    前記スプリングユニットの最大圧縮時の長さは、前記鏡筒と前記移動筒との間の最少間隔よりも短いことを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記圧縮コイルスプリングの自由長は、前記シリンダ本体に対する前記スライダの最大可動範囲よりも長いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 撮像装置本体と、
    前記撮像装置本体に対して交換可能に取り付けられる請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒と、を有することを特徴とするカメラシステム。
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