JP2011022321A - レンズ鏡筒及びカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】回転筒と直進ガイドとの間のガタ付きを低減するレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】本発明のレンズ鏡筒3は係合部84を有し、第1方向に直進する第1筒状部材20と、第1筒状部材に回転可能に第1筒状部材と直進する第2筒状部材40とを有する。それら筒状部材に連動して、撮影状態及び非撮影状態とを取るレンズ群L1,L2と、第1筒状部材に形成された第1面80Aと、第2筒状部材に形成された第2面43Aと、それらの面間に介在する弾性部材90と、弾性部材に形成され、それらの面の他方への非当接部92と前記他方と摺動可能な当接部とを有し、非撮影状態から撮影状態に移行時に、前記他方の非当接部への対面位置から当接部への当接位置への移行により、係合部と被係合部との間を非付勢状態から付勢状態にし、レンズ群が撮影状態の場合は前記他方を当接部へ当接する位置に維持し、係合部と被係合部との間を付勢状態に保つ。
【選択図】図7

Description

本発明は、レンズ鏡筒及びカメラに関するものである。
複数のレンズ群を備え、レンズ群の位置を移動させることにより焦点距離等を変更するズームレンズがある。そしてズームレンズにおいて、レンズ群の位置決め精度を向上させるため、レンズ群を移動させる回転筒とレンズ群をガイドする直進ガイドとの間のガタ付きを低減する構造が設けられているものがある。このような構造としては、レンズ群をガイドする直進ガイドにばねの一端を固定し、ばねの他端を保持部材に固定し、その保持部材を固定筒に設けられた直進ガイド溝に沿って一定の範囲内で移動させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−90266号公報
しかし、上記従来技術の構造によると、保持部材を設けたり、固定筒に直進ガイド溝を設けたりする必要があり、機構が複雑になる。
本発明の目的は、レンズ群を移動させる回転筒とレンズ群をガイドする直進ガイドとの間のガタ付きを簡単な構造で低減することのできるレンズ鏡筒及びカメラを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、周面に設けられた係合部(84)を有するとともに第1の方向に直進する第1筒状部材(20)と、前記係合部(84)に対して、前記第1の方向の移動が規制され且つ周方向に回転可能な状態で係合する被係合部(84)を有し、該係合部(84)と該被係合部(84)との係合により前記第1筒状部材(20)に対して回転可能な状態で前記第1筒状部材(20)とともに直進する第2筒状部材(40)と、前記第1筒状部材(20)の直進及び前記第2筒状部材(40)の回転に連動して、撮影用の配置となる撮影状態、及び前記撮影用の配置以外の配置となる非撮影状態とを取り得る複数のレンズ群(L1,L2)と、前記第1筒状部材(20)に形成され、前記第1の方向に垂直な第1面(80A)と、前記第2筒状部材(40)に形成され、前記第1面(80A)と対面する第2面(43A)と、前記第1面(80A)と前記第2面(43A)に挟まれる位置であって、前記第1面(80A)と前記第2面(43A)との一方に固定される弾性部材(90)と、前記弾性部材(90)に形成され、前記第1面(80A)と前記第2面(43A)との他方に当接しない非当接部(92)と、前記弾性部材(90)に形成され、前記第1面(80A)と前記第2面(43A)との他方に摺動可能に当接する当接部(92)とを有し、前記レンズ群(L1,L2)が前記非撮影状態から前記撮影状態に移行する過程で、前記第1面(80A)と前記第2面(43A)との他方が前記非当接部(92)に対面する位置から前記当接部(92)へ当接する位置へ移行することにより、前記係合部(84)と前記被係合部(84)との間を非付勢状態から付勢状態に移行させ、前記レンズ群(L1,L2)が前記撮影状態の場合は前記第1面(80A)と前記第2面(43A)との他方が前記当接部(92)へ当接する位置に維持されることで前記係合部(84)と前記被係合部(84)との間を付勢状態に保つこと、を特徴とするレンズ鏡筒(3)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒(3)であって、前記弾性部材(90)の前記非当接部(91)に、前記第1面(80A)と前記第2面(43A)の前記一方に、該一方に固定される装着部(94a)が設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒(3)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレンズ鏡筒(3)であって、前記弾性部材(90)における前記非当接部(91)から前記当接部(92)への移行部分に、傾斜部(93)が設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒(3)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒(3)を備えるカメラ(1)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、レンズ群を移動させる回転筒とレンズ群をガイドする直進ガイドとの間のガタ付きを簡単な構造で低減することのできるレンズ鏡筒及びカメラを提供することができる。
撮影待機状態におけるカメラの縦断面を概念的に示す図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるB−B断面図である。 カメラの鏡筒のテレ端における一部断面斜視図である。 レンズ鏡筒の伸縮作動状態を説明する概念図であって、(a)は沈胴状態,(b)は撮影待機状態,(c)は最伸長状態をそれぞれ示す。 円形板バネを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 円形板バネが装着された直進ガイド筒とカム内筒とが組み立てられた状態を斜め背面側から見た斜視図である。 図7を背面側から見た図であって、連動ピンの移動と円形板バネとの関係を示す。 連動ピンの移動と円形板バネの形状との関係を説明する展開図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、撮影待機状態におけるカメラ1の縦断面を概念的に示す図である。図2は、図1におけるA−A断面図である。図3は、図1におけるB−B断面図である。図4は、カメラ1のレンズ鏡筒3のテレ端における一部断面斜視図である。図5は、レンズ鏡筒3の伸縮作動状態を説明する概念図であって、(a)は沈胴状態,(b)は撮影待機状態(ワイド端),(c)は最伸長状態(テレ端)をそれぞれ示す。
なお、各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラ1の位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とする。また、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。さらに、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。また、以下の説明では、特に言及しない限り、撮影光学系における固定光学系の光軸OAと平行な方向の移動を「直進」、光軸OA周りの移動を「回転」という。また、撮影光学系の光軸OAと平行な方向を「前後」とし、被写体側を「前面側」、他端側を「背面側」とそれぞれいう。
カメラ1は、ボディ部2とレンズ鏡筒3とから構成されたデジタルカメラある。
レンズ鏡筒3は、不使用時にはボディ部2に没入し、使用時にはボディ部2から突出し、さらに焦点距離を変化(ズーミング)させることのできる、いわゆる沈胴式のズームレンズである。すなわち、レンズ鏡筒3は、電源が不投入の非撮影状態においては図5(a)に示すようにボディ部2の内部に収縮収容され(沈胴状態)、電源が投入されると図5(b)に示すようにボディ部2の前面側に突出して撮影待機状態となる。本実施形態の構成では、撮影待機状態はズームにおけるワイド(広角)端に設定されている。レンズ鏡筒3は、このワイド端である撮影待機状態から、図5(c)に示すテレ(望遠)端まで伸長する。
なお、本発明は、デジタルカメラに限定されるものではなく、たとえばフィルムを用いるスチルカメラにも適用可能である。
ボディ部2は、ボディ筐体2Aの内部にセンサユニット4を備えている。
センサユニット4は、CCD等の撮像素子4Aを備えている。センサユニット4は、撮像素子4Aの撮像面がレンズ鏡筒10の光軸OAと直交する姿勢で、ボディ筐体2Aに固定されている。センサユニット4は、レンズ鏡筒3によって撮像素子4Aの撮像面に結像された画像を電気信号に変換して出力する。
レンズ鏡筒3は、前述したように、焦点距離が可変なズームレンズである。レンズ鏡筒3は、当該カメラ1における結像光学系を構成する2組のレンズ群(第1レンズ群L1および第2レンズ群L2)を備えている。第1レンズ群L1および第2レンズ群L2は、被写体像をセンサユニット4における撮像素子4Aの撮像面に結像させる。レンズ鏡筒3は、第1レンズ群L1および第2レンズ群L2の光軸OA方向における変位によって、焦点距離が変化する。
そして、カメラ1は、レンズ鏡筒3が備えるレンズ群(第1レンズ群L1および第2レンズ群L2)が被写体像光をセンサユニット4における撮像素子4Aの受光面に結像させ、撮影者による図示しないレリーズボタンの押圧操作によって、センサユニット40が電気信号に変換した被写体の画像情報を、図示しない記憶装置に記録(撮影)する。これら撮影を含むカメラ10における全ての動作制御は、図示しない制御装置によって行われる。
つぎに、本発明の特徴部分を構成するレンズ鏡筒3について、前述した図1〜図5に加えて図6〜図9を参照して詳細に説明する。
図6は、円形板バネ90を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。図7は、円形板バネ90が装着された直進ガイド筒20とカム内筒40とが組み立てられた状態を斜め背面側から見た斜視図である。図8は、図7の背面図に相当する、連動ピン43の移動と円形板バネ90との関係を説明する図である。図9は、連動ピン43の移動と円形板バネ90の形状との関係を説明する展開図である。
レンズ鏡筒3は、対物(被写体)側から順に、第1鏡筒10、直進ガイド筒20、カム外筒30が、順次大径化する多段式に配設されている。カム外筒30は、ボディ筐体2Aと一体に構成された固定筒60に設けられている。また、第1鏡筒10の内部にはカム内筒40が配設され、さらにカム内筒40の内部には第2鏡筒50が配設されている。すなわち、カム内筒40は、外周側の第1鏡筒10と、内周側の第2鏡筒50との間に設けられている。
固定筒60は、軸方向(光軸OA方向)に所定長さの円筒状を呈している。
固定筒60の内周面には、カム外筒30の移動を案内する直進溝61と、カム外筒30を移動駆動するヘリコイド溝62とが、形成されている。直進溝61は、光軸OAと平行に(Z軸方向に)延設されている。ヘリコイド溝62は、光軸OAに対して所定の角度を有して(周方向において光軸OA方向の位置が変位する螺旋状に)形成されている。直進溝61とヘリコイド溝62とは、たとえば、それぞれ周方向に2条ずつ形成されている。
直進溝61には、後述するカム外筒30における端面板70のガイド突起71が、摺動移動可能に嵌合している。
ヘリコイド溝62には、カム外筒30の外周に突設された駆動ピン31が摺動移動可能に嵌合している。
カム外筒30は、固定筒60の内周に嵌合する円筒状であって、光軸OA方向に所定長さに形成されている。
カム外筒30の外周には、ヘリコイド溝62に摺動移動可能に嵌合する駆動ピン31が突設されている。
カム外筒30の内周面には、カム内筒40を移動駆動するカム溝32と、カム内筒40の移動を案内する直進連動溝33とが形成されている。
カム溝32は、周方向において光軸OA方向の位置が所定の関係で変位するように形成されている。カム溝32は、本実施形態では、周方向に3条形成されている。カム溝32には、後述する直進ガイド筒20におけるカムピン21が嵌合している。
直進連動溝33は、光軸OAと平行に形成されている。直進連動溝33は、周方向に所定間隔で2条形成されている。直進連動溝33には、後述するカム内筒40に植設された連動ピン43が摺動移動可能に嵌合している。
カム外筒30の背面側の端部には、端面板70が設けられている。端面板70は、カム外筒30の端部に、光軸OA方向に相対移動不能且つ相対回転は可能として設けられている。
端面板70は、その外周縁に、ガイド突起71を備えている。ガイド突起71は、固定筒60の直進溝61と対応して設けられており、固定筒60の直進溝61に摺動移動可能に嵌合している。
また、端面板70は、その前面側に後述するカム内筒40の移動を案内する直進ガイド72を備えている。
直進ガイド72は、光軸OAを中心とする円弧状で周方向に所定幅を有する薄い板状であって、光軸OA方向に所定の長さに形成されている。直進ガイド72は、周方向に略等間隔(すなわち略180°間隔)で2カ所設けられている。直進ガイド72は、後述する直進ガイド筒20における直進ガイド孔83に、摺動移動可能として嵌合している。
カム外筒30は、図示しない駆動モータ等によって回転駆動され、固定筒60に対して回転するようになっている。
カム外筒30は、回転駆動されることによって、固定筒60のヘリコイド溝62によって駆動ピン31を介して移動操作され、ヘリコイド溝62の変位に従って光軸OA方向に移動する。一方、端面板70は、その備える直進ガイド72が固定等60の直進溝61に規制されるため、回転することなくカム外筒30に伴って光軸OA方向に移動する。すなわち、カム外筒30は回転しつつ直進し、端面板70は回転することなく直進する。
直進ガイド筒20は、図4に示すように、本体部20Aと、2群直進ガイド基部80の2部品を組み立てて形成され、光軸OA方向に所定幅を有する概略円筒状部材である。
直進ガイド筒20の外周には、カムピン21が突設されている。カムピン21は、周方向に所定間隔で3カ所設けられている。各カムピン21は、それぞれカム外筒30の内周面に形成されたカム溝32に摺動移動可能に嵌合している。
直進ガイド筒20の内周面には、第1直進ガイド溝22が形成されている。
第1直進ガイド溝22は、所定幅で所定深さに形成されている。第1直進ガイド溝22は、周方向に所定間隔で3カ所設けられている。第1直進ガイド溝22には、後述する第1レンズ鏡筒10における直進突起11が摺動移動可能に嵌合している。
また、直進ガイド筒20は、図2および図6に示すように、その内周側に、2群直進ガイド81(81A,81B)を備えている。
2群直進ガイド81は、周方向に等間隔で2カ所(すなわち180°間隔)に設けられている。一方の2群直進ガイド81Aは、周方向に所定幅の平板状に形成されている。他方の2群直進ガイド81Bは、光軸OAを中心とする円弧状であって、その幅は2群直進ガイド81Aより狭い。
2群直進ガイド81(81A,81B)は、直進ガイド筒20の背面側端部の内周側に突設された支持腕部82(82A,82B)の内周側先端部から、光軸OAと平行に前面側に向かって所定長さに延設されている。これにより、2群直進ガイド81(81A,81B)は、直進ガイド筒20の内周側に配置されたカム内筒40のさらに内周側に位置している。すなわち、カム内筒40の背面側に位置する支持腕部82が直進ガイド筒20の内周側に位置するカム内筒40の背面側を迂回して、干渉を回避した状態でカム内筒40の内周側に2群直進ガイド81を支持している。これにより、2群直進ガイド81は、カム内筒40と径方向において重合して位置している。
2群直進ガイド81(81A,81B)は、後述する第2鏡筒50における直進ガイドスリット54に、摺動移動可能に嵌合している。
また、支持腕部82(82A,82B)には、直進ガイド孔83が形成されている。直進ガイド孔83は、カム外筒30に装着された端面板70における直進ガイド72と対応する形状で、支持腕部82を光軸OA方向前後に貫通して形成されている。直進ガイド孔83には、前述したように、直進ガイド72が摺動移動可能に嵌合している。
直進ガイド筒20は、さらに、その背面側端部の内周側に係合内縁部84を備えている。
係合内縁部84は、直進ガイド筒20の背面側の端面に沿って、略矩形の断面形状で内周側に突出形成されている。係合内縁部84は、2群直進ガイド81(82A,82B)の形成域を除く領域に形成されている。係合内縁部84は、後述するカム内筒40に形成された係合溝44に、摺動移動可能に嵌合している。
上記のように構成された直進ガイド筒20は、カム外筒30の回転(および回転に伴う直進)に伴って、そのカム溝32によってカムピン21を介して移動操作され、端面板70の直進ガイド72に沿って直進移動する。
第1鏡筒10は、直進ガイド筒20の内周に嵌合する円筒状に形成されている。
第1鏡筒10の前面側には、第1レンズ群L1が装着されている。
第1鏡筒10の外周には、直進突起11が突設されている。直進ガイド突起11は、直進ガイド筒20における第1直進ガイド溝22と対応して、周方向に3カ所設けられている。前述したように、直進突起11は、直進ガイド筒20の第1直進ガイド溝22に摺動移動可能に嵌合している。
また、第1鏡筒10の内周には、駆動カムピン12が突設されている。駆動カムピン12は、後述するカム内筒40の外周面に形成された外周カム溝41に摺動移動可能に嵌合している。
これにより、第1鏡筒10は、直進ガイド筒20の第1直進ガイド溝22に沿って光軸OA方向に移動可能に設けられている。第1鏡筒10の移動操作は、後述するカム内筒40の回転に伴ってその外周カム溝41によって駆動カムピン12を介して行われるようになっている。
カム内筒40は、第1鏡筒10の内周に嵌合する外径の円筒状に形成されている。また、その内径は、第2鏡筒50の外周に嵌合するように設定されている。
カム内筒40は、外周面に第1鏡筒10を駆動する外周カム溝41が形成され、内周面に第2鏡筒50を駆動する内周カム溝42が形成されている。すなわち、カム内筒40は、その内外周面にカム溝(外周カム溝41および内周カム溝42)が形成されている。
外周カム溝41は、周方向において光軸OA方向の位置が所定の関係で変位するように形成されている。外周カム溝41には、前述したように、第1鏡筒10の内周に突設された駆動カムピン12が摺動移動可能に嵌合している。
内周カム溝42は、周方向において光軸OA方向の位置が所定の関係で変位するように形成されている。内周カム溝42には、後述する第2鏡筒50の外周に突設されたカムピン53が摺動移動可能に嵌合している。
また、カム内筒40の背面側の端部近傍に、係合溝44が光軸OAと直交する周方向に形成されている。係合溝44には、直進ガイド筒20における係合内縁部84が、周方向には移動可能(回転可能)且つ光軸OA方向には移動不能に嵌合している。
さらに、カム内筒40の背面側の端部の外周側に、連動ピン43が突設されている。
連動ピン43は、カム内筒40の周方向に等間隔で2本(すなわち光軸OAに対して対称となる位置にそれぞれ)設けられている。連動ピン43は、その軸方向をカム内筒40の径方向に沿って(光軸OAから放射状に)設けられている。連動ピン43は、ステンレス合金鋼等によって所定径の軸状に形成され、カム内筒40に植設(またはインサート成形)されている。なお、連動ピン43はカム内筒40と同素材で一体成形しても良い。
連動ピン43は、直進ガイド筒20の背面側に位置し、前述したようにカム外筒30の直進連動溝33に摺動移動可能に嵌合している。
上記構成のカム内筒40は、カム外筒30の回転に連動ピン43を介して連動回転する。また、係合溝44には、カム外筒30の回転によって直進移動する直進ガイド筒20における係合内縁部84が嵌合しているため、カム内筒40は、直進ガイド筒20に伴って直進移動する。
すなわち、カム内筒40は、カム外筒30の回転に伴って回転し、カム外筒30の回転による直進ガイド筒20の直進に伴って直進移動する。
カム外筒30に対するカム内筒40の直進方向の相対移動は、連動ピン43が直進連動溝33に沿って移動することで許容される。
カム内筒40は、その回転によって、外周側に位置する前述した第1鏡筒10(第1レンズ群L1)と、内周側に位置する後述する第2鏡筒50(第2レンズ群L2)の両者を、移動操作する。
上記のような構成では、直進ガイド筒20とカム内筒40とは、相対回転はするが、光軸方向OAにおける位置は変わらない。従って、カム内筒40が備える連動ピン43は、直進ガイド筒20に対して回転はするが、直進ガイド筒20の背面側の端面に対する光軸OA方向における相対位置は変化しない。
直進ガイド筒20における背面側の端面80Aは、光軸OAと直交する平面状に形成されている。そして端面80Aと、その端面80Aと対面する、連動ピン43の周面43Aとの間に円形板バネ90が設けられている。
円形板バネ90は、少なくとも当該レンズ鏡筒3のズーミング範囲における直進ガイド筒20に対する連動ピン43の回動範囲において、両者の間隔を広げる方向に付勢するように構成されている。この円形板バネ90については、後に詳述する。
第2鏡筒50は、カム内筒40の内周に嵌合する略円筒状の外周部51と、第2レンズ群L2を支持する内周部52とを備えている。
内周部52には、第2レンズ群L2が装着されている。
外周部51の外周には、カムピン53が突設されている。カムピン53は、カム内筒40における内周カム溝42と対応して周方向に所定間隔で複数設けられている。前述したように、カムピン53は、カム内筒40における内周カム溝42に摺動移動可能に嵌合している。
また、外周部51は、直進ガイドスリット54(54A,54B)を備えている。直進ガイドスリット54(54A,54B)は、それぞれ直進ガイド筒20における2群直進ガイド81(82A,82B)と対応する位置に設定されている。
直進ガイドスリット54は、2群直進ガイド81と対応する幅で、外周部51を光軸OA方向に貫通して形成されている。直進ガイドスリット54には、前述したように、2群直進ガイド81が光軸OA方向に摺動移動可能に嵌合している。
これにより、第2鏡筒50は、直進ガイド筒20における2群直進ガイド81に規定されて光軸OA方向に移動可能に設けられている。
第2鏡筒50は、カム内筒40の回転によるカム内筒40における内周カム溝42の光軸OA方向における変位に従ってカムピン53を介して移動操作され、群直進ガイド81に沿って直進駆動される。前述したように、カム内筒40はカム外筒30の回転に伴って回転する。従って、第2鏡筒50は、カム外筒30の回転によって直進駆動される。
上記のように構成されたレンズ鏡筒3は、図示しない駆動モータによるカム外筒30の回転駆動によって、第1レンズ群L1(第1鏡筒10)および第2レンズ群L2(第2鏡筒50)が光軸方向に移動操作される。これに伴って、レンズ鏡筒3は、伸縮する。すなわち、レンズ鏡筒3は、図5(a)に示す沈胴状態と図5(c)に示すテレ端との間で、途中図5(b)に示す撮影待機状態(ワイド端)を挟んで伸縮する。
図5(a)に示す沈胴状態は、固定筒60の内部に、カム外筒30、直進ガイド筒20、第1鏡筒10、カム内筒40および第2鏡筒50が、略重合した状態で格納されている。この沈胴状態は、カメラ1の電源が不投入の非撮影時における状態である。
沈胴状態から、カメラ1の電源が投入(ON)されると、カム外筒30が所定角度回転駆動されて、図1および図5(b)に示す撮影待機状態(ワイド端)となる。
すなわち、カム外筒30が回転駆動されると、カム外筒30は回転しつつ直進し、固定筒60から所定位置まで突出する。このカム外筒30の回転および直進に伴って、カム内筒40も回転しつつ直進する。このカム内筒40の直進により、直進ガイド筒20が直進する。また、カム内筒40の回転によって、第1鏡筒10(第1レンズ群L1)と第2鏡筒50(第2レンズ群L2)とが所定の関係で直進操作される。これにより、第1レンズ群Lと第2レンズ群L2とが、当該レンズ鏡筒3におけるワイド端における焦点距離の位置となる。
レンズ鏡筒3は、撮影時においてはこのワイド端である撮影待機状態を基準位置として、カメラ1の操作に応じて望遠側にズーミングする。望遠側へのズーミングは、カム外筒30が、固定筒60から突出した位置で、前述した沈胴状態から撮影待機状態への駆動と連続する同方向にさらに所定角度回転することによって行われる。
望遠側へのズーミングは、カム外筒30の回転駆動によってカム内筒40が回転しつつ直進し、これに伴って直進ガイド筒20が直進する。また、カム内筒40の回転によって、第1鏡筒10(第1レンズ群L1)と第2鏡筒50(第2レンズ群L2)とが所定の関係で直進操作される。
図4および図5(c)に示すテレ端では、第1レンズ群Lと第2レンズ群L2とが、当該レンズ鏡筒3における最長の焦点距離の位置となる。これが、レンズ鏡筒3の最も伸長した状態である。
つぎに、直進ガイド筒20と、カム内筒40における連動ピン43の間に介設された円形板バネ90の構成および作用について詳細に説明する。
図6に示すように、円形板バネ90は、直進ガイド筒20の背面側の端面と対応する円環状に、バネ性を有する金属(たとえばステンレス合金鋼等)の薄板によって形成されている。なお、円形板バネ90を形成する素材は、金属に限らず合成樹脂等であっても良い。
円形板バネ90は、カム内筒40の連動ピン43と対応するように、非当接部91と当接部92との組を備えている。前述したように、連動ピン43は、光軸OAに対して対称に2本設けられており、従って、非当接部91と当接部92との組は、光軸OAに対して点対称に形成されている。
非当接部91は、直進ガイド筒20の背面側の端面と接触して、当該直進ガイド筒20に装着される部位である。一方、当接部92は、非当接部91から中心軸方向(Z軸方向)所定量変位して(立ち上がって)おり、付勢作用を行う部位である。
非当接部91における、当接部92との境界部位は、緩い所定角度の傾斜連続部93となっている。すなわち、非当接部91から当接部92へは、傾斜連続部93を介してなだらかに連続するようになっている。
円形板バネ90の非当接部91の内周側には、直進ガイド筒20への装着部94(94A,94B)が、直進ガイド筒20における2群直進ガイド81(81A,81B)と対応する位置に、それぞれ設けられている。
装着部94は、直進ガイド筒20の支持腕部82(82A,82B)を挟むように配設された、一対の装着突起94aを備えている。装着突起94aは、円形板バネ90の内周側に中心に向けて所定高さに突設されている。
そして、円形板バネ90は、図7に示すように、直進ガイド筒20の各支持腕部82に、各装着部94(94A,94B)がそれぞれに嵌って、非当接部91がその端面に接触した状態で直進ガイド筒20に装着される。この装着された状態において、当接部92は直進ガイド筒20の端面より背面側(Z軸マイナス側)に所定量突出する。そして、当接部92は、直進ガイド筒20の端面側に押圧されると弾性変形して弾性復帰力を生ずる。
自由状態における、当接部92の非当接部91からの突出量(すなわち、直進ガイド筒20の端面から背面側への突出量)は、直進ガイド筒20と、カム内筒40における連動ピン43との間隔より大きく設定されている。これにより、連動ピン43が円形板バネ90の当接部92に位置すると、連動ピン43は当接部92と当接しこれを弾性変形させる(図9中に破線で示す)。その結果、円形板バネ90(当接部92)の弾性復帰力が、直進ガイド筒20と連動ピン43との間隔を広げる方向に作用する。
一方、連動ピン43が円形板バネ90の非当接部91に位置すると、連動ピン43は円形板バネ90と当接せず、何らの付勢力も生じさせない。
前述したように、レンズ鏡筒3は、カム外筒30の回転によってカム内筒40を回転駆動し、沈胴状態から撮影待機状態(ワイド端)へ、さらにテレ端へと第1レンズ群L1および第2レンズ群L2を駆動する。その際、直進ガイド筒20とカム内筒40とは、光軸方向OAにおける位置は変わらず相対回転する。すなわち、連動ピン43は、カム内筒40の回転に伴って、直進ガイド筒20との一定の間隔で回動する。
このため、カム内筒40の回転によって、連動ピン43が円形板バネ90の当接部92に位置している間(回転範囲で)、円形板バネ90によってカム内筒40(連動ピン43)が、直進ガイド筒20に対して背面側に向けて(Z軸マイナス方向に)押圧付勢される。
円形板バネ90による押圧付勢力は、直進ガイド筒20における係合内縁部84に対して、カム内筒40における係合溝44を背面側に向けて(Z軸マイナス方向に)押圧するように作用する。これにより、係合内縁部84と係合溝44との嵌合隙間は、一方側(背面側)に偏在することとなり、直進ガイド筒20に対するカム内筒40のガタ付きを防ぐことができる。その結果、カム内筒40と直進ガイド筒20とがガタ付くことに起因する、ピント位置ズレや光学性能の劣化を抑制できる。
ここで、円形板バネ90における当接部92は、図7〜図9に示すように、カム内筒40が備える連動ピン43が、撮影待機状態(ワイド端)とテレ端との間で移動する範囲(ズーム移動範囲)に設定されている。
すなわち、沈胴状態(沈胴位置)では連動ピン43は円形板バネ90における非当接部91と対応しており、カム内筒40が沈胴状態から撮影待機状態へ回転する際には(スタンバイ移動範囲では)、連動ピン43は撮影待機状態(撮影待機位置)となる所定角度手前において当接部92と対応する(傾斜連続部93を介して当接部92に乗り上げる)。そして、連動ピン43は、ズーム移動範囲全域において当接部92と対応し続けるように設定されている。
たとえば、沈胴状態(沈胴位置)を0°として、撮影待機位置までのスタンバイ移動範囲におけるカム内筒40の回転角度を、図8中反時計回りに40°、撮影待機位置からテレ端までのズーム移動範囲におけるカム内筒40の回転角度をさらに60°(沈胴位置からテレ端までの回転角度100°)とした場合、当接部92は、35°から105°までの70°の範囲に設定される。
上記のような構成により、円形板バネ90による付勢は、沈胴状態(沈胴位置)から撮影待機状態(撮影待機位置)の所定量手前で開始し、ズーム移動範囲全域において行われる。
連動ピン43が非当接部91から当接部92に移動することによる円形板バネ90による付勢の開始は、傾斜連続部93を介して円滑に行われ、引っかかりやショックを生ずることはない。
これにより、ズーム移動範囲においては、円形板バネ90による押圧付勢力で直進ガイド筒20とカム内筒40とのガタ付きを防ぐことができる。一方、不撮影時であるスタンバイ移動範囲においては、円形板バネ90は直進ガイド筒20にカム内筒40を押圧せず、その結果、摺動抵抗が少なく軽快で迅速な相対回転動作が可能となる。この場合、係合内縁部84と係合溝44との嵌合隙間による直進ガイド筒20に対するカム内筒40のガタ付きは生じ得るが、撮影状態でないために問題はない。
すなわち、沈胴状態から撮影待機状態へのスタンバイ移動範囲は少ない摺動抵抗で迅速に駆動し、撮影を行うズーム移動範囲においては直進ガイド筒20に対するカム内筒40のガタ付きを抑えてピント位置ズレ等を防ぎ、高い光学性能を得ることができる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)レンズ鏡筒3は、カム外筒30によって直進移動操作される直進ガイド筒20の背面と、カム内筒40をカム外筒30と連動回転させる連動ピン43との間に、円形板バネ90が介設されている。円形板バネ90は、カム内筒40を直進ガイド筒20に対して背面側に向けて押圧付勢している。これにより、直進ガイド筒20の係合内縁部84とカム内筒40の係合溝44との嵌合隙間を背面側に偏在させて、カム内筒40と直進ガイド筒20とのガタ付きを防ぐことができる。その結果、カム内筒40と直進ガイド筒20とのガタ付きに起因するピント位置ズレや光学性能の劣化を抑制でき、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の位置精度を高めることができ、高い光学性能が得られる。また、簡単な構造でガタ付きが防止できるので、設計の自由度が高く、コストを低く抑えることができる。
(2)円形板バネ90は、連動ピン43と干渉しない非当接部91と、連動ピン43によって弾性変形されて付勢力を生ずる当接部92と、を備えている。連動ピン43は、スタンバイ移動範囲では非当接部91と対応し、ズーム移動範囲では当接部92と対応する。これにより、レンズ鏡筒3は、ズーム移動範囲においては、直進ガイド筒20に対するカム内筒40のガタ付きを防いで光学性能の劣化を抑制することができる。一方、不撮影時であるスタンバイ移動範囲においては摺動抵抗が少なくカメラの電源投入時に鏡筒を撮影待機位置へと駆動することができる。
(3)円形板バネ90の非当接部91における当接部92との境界部位は、緩い所定角度の傾斜連続部93となっている。これにより、連動ピン43の、非当接部91から当接部92への移動は傾斜連続部93を介して円滑に行われ、引っかかりやショックを生ずることはない。
(4)円形板バネ90の非当接部91に、直進ガイド筒20への装着部94(94A,94B)が形成されている。このため、当接部92のバネ力に悪影響を与えることなく、直進ガイド筒20への円形板バネ90の装着が可能となる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、直進ガイド筒20と連動ピン43との間に、カム内筒40を直進ガイド筒20に対して背面側に押圧付勢する円形板バネ90が介設されている。しかし、カム内筒40を直進ガイド筒20に対して付勢する付勢手段の配設位置および付勢方向は、これに限定されるものではない。たとえば、連動ピン43の背面側設けた付勢手段によって、カム内筒40を直進ガイド筒20に対して前面側に向かって(Z軸プラス方向に)付勢するように構成しても良い。
(2)また、本実施形態における円形板バネ90は円環状であるが、付勢手段は必ずしも円環状である必要はなく、周方向に分断された形状であっても良い。
(3)本実施形態では、カム内筒40をカム外筒30と連動回転させる連動ピン43は、周方向に2本備える構成である。しかし、連動ピン43の数はこれに限らず、たとえば3本としても良く、さらに、カム内筒40をカム外筒30と連動させる部材は、連動可能であれば形状はピン状でなくても良い。
(4)本実施形態では、カム内筒40に連動ピン43を設け、直進ガイド筒20に円形板バネ90が固定されている構成について説明したが、本発明はこれに限定されず、直進ガイド筒20にピンが形成され、かつカム内筒40に円形板バネ90を固定する面が設けられる構成であってもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、3:レンズ鏡筒、20:直進ガイド筒、23:係合突部、40:カム内筒、43:連動ピン、44:係合溝、90:円形板バネ、91:非当接部、92:当接部、93:傾斜連続部、L1:第1レンズ群、L2:第2レンズ群、OA:光軸

Claims (4)

  1. 周面に設けられた係合部を有するとともに第1の方向に直進する第1筒状部材と、
    前記係合部に対して、前記第1の方向の移動が規制され且つ周方向に回転可能な状態で係合する被係合部を有し、該係合部と該被係合部との係合により前記第1筒状部材に対して回転可能な状態で前記第1筒状部材とともに直進する第2筒状部材と、
    前記第1筒状部材の直進及び前記第2筒状部材の回転に連動して、撮影用の配置となる撮影状態、及び前記撮影用の配置以外の配置となる非撮影状態とを取り得る複数のレンズ群と、
    前記第1筒状部材に形成され、前記第1の方向に垂直な第1面と、
    前記第2筒状部材に形成され、前記第1面と対面する第2面と、
    前記第1面と前記第2面に挟まれる位置であって、前記第1面と前記第2面との一方に固定される弾性部材と、
    前記弾性部材に形成され、前記第1面と前記第2面との他方に当接しない非当接部と、
    前記弾性部材に形成され、前記第1面と前記第2面との他方に摺動可能に当接する当接部とを有し、
    前記レンズ群が前記非撮影状態から前記撮影状態に移行する過程で、前記第1面と前記第2面との他方が前記非当接部に対面する位置から前記当接部へ当接する位置へ移行することにより、前記係合部と前記被係合部との間を非付勢状態から付勢状態に移行させ、前記レンズ群が前記撮影状態の場合は前記第1面と前記第2面との他方が前記当接部へ当接する位置に維持されることで前記係合部と前記被係合部との間を付勢状態に保つこと、を特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、前記弾性部材の前記非当接部に、前記第1面と前記第2面の前記一方に、該一方に固定される装着部が設けられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項2に記載のレンズ鏡筒であって、前記弾性部材における前記非当接部から前記当接部への移行部分に、傾斜部が設けられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えるカメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013125252A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Konica Minolta Advanced Layers Inc レンズ鏡筒及びレンズユニット
JP2014505276A (ja) * 2011-02-11 2014-02-27 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド ズームレンズ鏡筒組立体
JP2014202416A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ装置

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