JP2016122067A - レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズ鏡筒に衝撃が加わっても、レンズ鏡筒の機能を確保することを目的とする。
【解決手段】レンズ鏡筒は、第1のレンズと、前記第1のレンズを光軸方向に沿ってガイドする第1の固定筒と、第2のレンズと、前記第2のレンズを光軸方向に沿ってガイドする第2の固定筒と、前記第1の固定筒および前記第2の固定筒の外周に配置されカム溝を有するカム筒と、を備え、前記第1の固定筒は、第1の規制面を有し、前記第2の固定筒は、前記カム溝に嵌合するフォロアピンと、前記フォロアピンの基端側で前記第1の規制面と径方向に重なり合う第2の規制面と、を有する。
【選択図】図10
【解決手段】レンズ鏡筒は、第1のレンズと、前記第1のレンズを光軸方向に沿ってガイドする第1の固定筒と、第2のレンズと、前記第2のレンズを光軸方向に沿ってガイドする第2の固定筒と、前記第1の固定筒および前記第2の固定筒の外周に配置されカム溝を有するカム筒と、を備え、前記第1の固定筒は、第1の規制面を有し、前記第2の固定筒は、前記カム溝に嵌合するフォロアピンと、前記フォロアピンの基端側で前記第1の規制面と径方向に重なり合う第2の規制面と、を有する。
【選択図】図10
Description
本発明は、光軸方向への繰り出しおよび繰り込みが可能なレンズ鏡筒および光学機器に関する。
銀塩フィルムを用いるフィルムカメラや撮像素子を用いるデジタルカメラ等の撮像装置には、従来からレンズ鏡筒が広く利用されている。レンズ鏡筒は、非撮影時(すなわち、カメラの電源がオフのとき)の小型化や、撮影時(すなわち、カメラの電源がオンのとき)の焦点距離の変更のために撮影レンズの繰り出しおよび繰り込みが可能である。
このレンズ鏡筒を用いることによって、例えば、撮影レンズの焦点距離を変更することができるズームカメラのみならず、焦点距離を固定した単焦点カメラであっても非撮影時にカメラを小型化することが可能になる。
このレンズ鏡筒を用いることによって、例えば、撮影レンズの焦点距離を変更することができるズームカメラのみならず、焦点距離を固定した単焦点カメラであっても非撮影時にカメラを小型化することが可能になる。
近年、市場の要求に伴い、ズームカメラは焦点距離の比(ズーム倍率)と撮像素子が大きくなる傾向にある。そのため、カメラに備えられる撮影レンズの移動量(すなわち、レンズの繰り出し量・繰り込み量)が大きくなる傾向にある。
同じくカメラの携帯性の向上という市場の要求に伴い、カメラの小型化が求められており、様々な小型化技術も開示されている。つまり、小型で高倍率のカメラが求められている。
同じくカメラの携帯性の向上という市場の要求に伴い、カメラの小型化が求められており、様々な小型化技術も開示されている。つまり、小型で高倍率のカメラが求められている。
小型で高倍率のカメラを実現するためには、カメラに備えられるレンズ鏡筒の小型・高倍率化が必須である。ズーム倍率の大きなカメラは、撮影レンズの移動距離が大きいことから、レンズ鏡筒の駆動機構(レンズ駆動機構)も大型化して重量が重くなる傾向にある。
例えば、特許文献1には、ガイド軸の光軸に対する倒れ精度を向上させてレンズ群の倒れを抑制し、光学性能を向上させたズームレンズ鏡筒が開示されている。
しかしながら、レンズ鏡筒の駆動機構の重量が重くなると、落下等によって衝撃がレンズ鏡筒の径方向に大きく加わる。通常、レンズ鏡筒はフォロアピンとカム溝とが径方向に嵌合し、フォロアピンがカム溝に沿って摺動することで、レンズ鏡筒の繰り出し、繰り込みが可能である。したがって、レンズ鏡筒に対する径方向への衝撃により、フォロアピンがカム溝から抜け、レンズ鏡筒が正常に動作しなくなるという問題がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、レンズ鏡筒に衝撃が加わっても、レンズ鏡筒の機能を確保することを目的とする。
本発明は、第1のレンズと、前記第1のレンズを光軸方向に沿ってガイドする第1の固定筒と、第2のレンズと、前記第2のレンズを光軸方向に沿ってガイドする第2の固定筒と、前記第1の固定筒および前記第2の固定筒の外周に配置されカム溝を有するカム筒と、を備え、前記第1の固定筒は、第1の規制面を有し、前記第2の固定筒は、前記カム溝に嵌合するフォロアピンと、前記フォロアピンの基端側で前記第1の規制面と径方向に重なり合う第2の規制面と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、レンズ鏡筒に衝撃が加わっても、レンズ鏡筒の機能を確保することができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同一部材については同一番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、光学機器としてのカメラの外観斜視図である。なお、以下に示す各図では、適宜、被写体側を前側F、撮影者側を後側R、上側U、下側Lとして示している。
カメラ1は、カメラ筐体2、レンズ鏡筒3、発光部4、レリーズボタン5等を備える。
カメラ筐体2は、撮像素子を始めとする構成部材を収納する。レンズ鏡筒3は、撮影レンズの焦点距離を変更可能とし、カメラ筐体2の前側に配置される。発光部4は、被写体に照明光を照射するストロボ装置の一部を構成する。また、発光部4は、カメラ筐体2内に収納できるように配置される。レリーズボタン5は、カメラ筐体2の上面に配置され、撮像準備動作(焦点調節動作および測光動作)および撮影動作(フィルムや撮像素子への露光)を開始させるためのボタンである。
なお、図1は、カメラの代表的な構成を示しているが、本発明の構成は図1に示す構成に限定されるものではない。
図1は、光学機器としてのカメラの外観斜視図である。なお、以下に示す各図では、適宜、被写体側を前側F、撮影者側を後側R、上側U、下側Lとして示している。
カメラ1は、カメラ筐体2、レンズ鏡筒3、発光部4、レリーズボタン5等を備える。
カメラ筐体2は、撮像素子を始めとする構成部材を収納する。レンズ鏡筒3は、撮影レンズの焦点距離を変更可能とし、カメラ筐体2の前側に配置される。発光部4は、被写体に照明光を照射するストロボ装置の一部を構成する。また、発光部4は、カメラ筐体2内に収納できるように配置される。レリーズボタン5は、カメラ筐体2の上面に配置され、撮像準備動作(焦点調節動作および測光動作)および撮影動作(フィルムや撮像素子への露光)を開始させるためのボタンである。
なお、図1は、カメラの代表的な構成を示しているが、本発明の構成は図1に示す構成に限定されるものではない。
次に、レンズ鏡筒3の構成について説明する。
図2は、レンズ鏡筒の全体を示す分解斜視図である。図3は、第1の固定筒を示す図である。図4は、第2の固定筒を示す図である。図5は、レンズ鏡筒の沈胴状態を示す断面図である。図6は、レンズ鏡筒の撮影状態(WIDE)を示す断面図である。図7は、レンズ鏡筒の撮影状態(TELE)を示す断面図である。
レンズ鏡筒3は、1群レンズユニット10、2群レンズユニット20、3群レンズユニット30、4群レンズユニット40、5群レンズユニット50、6群レンズユニット60、第1の固定筒70、第2の固定筒90、カム筒110、センサ保持部120等を備える。
図2は、レンズ鏡筒の全体を示す分解斜視図である。図3は、第1の固定筒を示す図である。図4は、第2の固定筒を示す図である。図5は、レンズ鏡筒の沈胴状態を示す断面図である。図6は、レンズ鏡筒の撮影状態(WIDE)を示す断面図である。図7は、レンズ鏡筒の撮影状態(TELE)を示す断面図である。
レンズ鏡筒3は、1群レンズユニット10、2群レンズユニット20、3群レンズユニット30、4群レンズユニット40、5群レンズユニット50、6群レンズユニット60、第1の固定筒70、第2の固定筒90、カム筒110、センサ保持部120等を備える。
1群レンズユニット10は、1群レンズホルダ11と、1群レンズ12とを有する。1群レンズホルダ11は、略筒状に形成され、1群レンズ12を保持する。また、1群レンズホルダ11は、内周に3本のフォロアピン13が120°間隔で組み込まれている(図5〜図7を参照)。
2群レンズユニット20は、2群レンズホルダ21と、防振レンズとしての2群レンズ22、2群ベース23とを有する(図5〜図7を参照)。2群ベース23は、2群レンズ22を保持する。2群レンズホルダ21は、略筒状に形成され、2群レンズ22を保持した2群ベース23を光軸(OA)に対して直交する平面内で移動可能に保持する。2群レンズホルダ21は、外周に3本のフォロアピン24が120°間隔で組み込まれている。
2群レンズユニット20は、2群レンズホルダ21と、防振レンズとしての2群レンズ22、2群ベース23とを有する(図5〜図7を参照)。2群ベース23は、2群レンズ22を保持する。2群レンズホルダ21は、略筒状に形成され、2群レンズ22を保持した2群ベース23を光軸(OA)に対して直交する平面内で移動可能に保持する。2群レンズホルダ21は、外周に3本のフォロアピン24が120°間隔で組み込まれている。
3群レンズユニット30は、3群レンズホルダ31と、3群レンズ32とを有する(図5〜図7を参照)。3群レンズホルダ31は、3群レンズ32を保持する。3群レンズ32は、第1のレンズの一例である。
4群レンズユニット40は、4群レンズホルダ41と、4群レンズ42とを有する(図5〜図7を参照)。4群レンズホルダ41は、4群レンズ42を保持する。4群レンズホルダ41は、図示しないフォロアピンが組み込まれている。
4群レンズユニット40は、4群レンズホルダ41と、4群レンズ42とを有する(図5〜図7を参照)。4群レンズホルダ41は、4群レンズ42を保持する。4群レンズホルダ41は、図示しないフォロアピンが組み込まれている。
5群レンズユニット50は、5群レンズホルダ51と、5群レンズ52とを有する(図5〜図7を参照)。5群レンズホルダ51は、5群レンズ52を保持する。5群レンズホルダ51は、フォロアピンと静圧ピンが組み込まれている。また、5群レンズホルダ51は、3群レンズホルダ31と光量調節部材53とがビスによって固定されている。
6群レンズユニット60は、6群レンズホルダ61と、フォーカスレンズとしての6群レンズ62とを有する。6群レンズホルダ61は、6群レンズ62を保持する。6群レンズホルダ61は、コイル63が接着固定されている(図5〜図7を参照)。
6群レンズユニット60は、6群レンズホルダ61と、フォーカスレンズとしての6群レンズ62とを有する。6群レンズホルダ61は、6群レンズ62を保持する。6群レンズホルダ61は、コイル63が接着固定されている(図5〜図7を参照)。
第1の固定筒70は、1群レンズホルダ11から5群レンズホルダ51を直進規制する。第1の固定筒70は、外周に3本のフォロアピン71が120°間隔で一体に形成されている(図2、図3(a)等を参照)。また、第1の固定筒70は、図示しない静圧ピンが120°間隔で一体に形成されている。第1の固定筒70は直進キーと直進溝とが設けられ、1群レンズホルダ11および2群レンズホルダ21を光軸方向に移動可能にそれぞれ直進規制している。
また、第1の固定筒70は、内部に図示しないガイドバー保持部が設けられ、2本の第1のガイドバー72(図2を参照)を光軸方向に沿って保持する。3群レンズホルダ31、4群レンズホルダ41および5群レンズホルダ51は、第1の固定筒70に保持された2本の第1のガイドバー72によって光軸方向にガイドされる。
また、第1の固定筒70は、内部に図示しないガイドバー保持部が設けられ、2本の第1のガイドバー72(図2を参照)を光軸方向に沿って保持する。3群レンズホルダ31、4群レンズホルダ41および5群レンズホルダ51は、第1の固定筒70に保持された2本の第1のガイドバー72によって光軸方向にガイドされる。
また、第1の固定筒70は、後側に3つの凹状の嵌合溝部73(73a〜73c)が形成される。嵌合溝部73は、光軸に対して直交する方向から見て略矩形状であって、第2の固定筒90の後述する嵌合突部94(94a〜94c)がそれぞれ嵌合される。
ここで、図3(a)、(b)を参照して、第1の固定筒70の嵌合溝部73bについて説明する。図3(a)は、第1の固定筒の斜視図である。図3(b)は、図3(a)のI−I線断面図である。図3(b)に示すように、嵌合溝部73bの内縁部74は段状に形成される。具体的には、内縁部74のうち内周面75側には、対向する内縁部74に向かって互いに突出する第1の突出部77を有する。ここでは、図3(b)に示す第1の突出部77は、周方向に沿って突出する。
ここで、図3(a)、(b)を参照して、第1の固定筒70の嵌合溝部73bについて説明する。図3(a)は、第1の固定筒の斜視図である。図3(b)は、図3(a)のI−I線断面図である。図3(b)に示すように、嵌合溝部73bの内縁部74は段状に形成される。具体的には、内縁部74のうち内周面75側には、対向する内縁部74に向かって互いに突出する第1の突出部77を有する。ここでは、図3(b)に示す第1の突出部77は、周方向に沿って突出する。
したがって、嵌合溝部73bは、外周面76側の溝幅w1に比べて内周面75側の溝幅w2が狭くなるように形成される。第1の突出部77のうち外周面76側が、周方向に沿った第1の規制面78を構成する。本実施形態の第1の固定筒70は、第1の突出部77および第1の規制面78が、嵌合溝部73bの内縁部74の全周に亘って形成される。したがって、嵌合溝部73bのうち前側は、第1の突出部77が光軸方向の後側に向かって突出し、第1の規制面78は光軸方向に沿って形成される。
なお、嵌合溝部73a、73cも同様に構成される。
なお、嵌合溝部73a、73cも同様に構成される。
第2の固定筒90は、6群レンズホルダ61を光軸方向に移動可能に支持する。第2の固定筒90は、外周に3本のフォロアピン91(91a〜91c)が一体に形成されている(図2、図4(a)、(b)等を参照)。第2の固定筒90は、内部に図示しないガイドバー保持部が設けられ、2本の第2のガイドバー92(図2を参照)を光軸方向に沿って保持する。6群レンズホルダ61は、第2の固定筒90に保持された2本の第2のガイドバー92によって光軸方向にガイドされる。
また、図5〜図7に示すように、第2の固定筒90は、マグネット99を囲むように配置されるヨーク93が固定されている。第2の固定筒90のマグネット99と、6群レンズホルダ61のコイル63とは、第2の固定筒90内で対向して配置される。したがって、6群レンズホルダ61のコイル63に電流を流すと、マグネット99の磁場によってコイル63にローレンツ力が働き、6群レンズホルダ61を光軸方向に駆動させることができる。このように、6群レンズホルダ61を光軸方向に駆動することで、6群レンズ62も同様に光軸方向に移動してピント合わせが行われる。
また、第2の固定筒90は、後側に3本のフォロアピン91(91a〜91c)に近接して、3つの嵌合突部94(94a〜94c)が形成される(図4等を参照)。嵌合突部94(94a〜94c)は、光軸に対して直交する方向から見て略矩形状であって、第1の固定筒70の嵌合溝部73(73a〜73c)に嵌合する。
ここで、図4(a)、(b)を参照して、第2の固定筒90の嵌合突部94bについて説明する。図4(a)は、第2の固定筒の斜視図である。図4(b)は、図4(a)のII−II線断面図である。図4(b)に示すように、嵌合突部94bは、第2の固定筒90の外周面95から径方向に突出する。嵌合突部94bの外縁部96は段状に形成される。具体的には、外縁部96のうちフォロアピン91b側には、互いに相反する方向に向かって突出する第2の突出部97を有する。すなわち、フォロアピン91bの基端側に、第2の突出部97が形成される。ここでは、図4(b)に示す第2の突出部97は、周方向に沿って突出する。
ここで、図4(a)、(b)を参照して、第2の固定筒90の嵌合突部94bについて説明する。図4(a)は、第2の固定筒の斜視図である。図4(b)は、図4(a)のII−II線断面図である。図4(b)に示すように、嵌合突部94bは、第2の固定筒90の外周面95から径方向に突出する。嵌合突部94bの外縁部96は段状に形成される。具体的には、外縁部96のうちフォロアピン91b側には、互いに相反する方向に向かって突出する第2の突出部97を有する。すなわち、フォロアピン91bの基端側に、第2の突出部97が形成される。ここでは、図4(b)に示す第2の突出部97は、周方向に沿って突出する。
したがって、嵌合突部94bは、フォロアピン91b側の幅s1に比べて外周面95側の幅s2が狭くなるように形成される。第2の突出部97のうち外周面95と対面する面が、周方向に沿った第2の規制面98を構成する。本実施形態の第2の固定筒90は、第2の突出部97および第2の規制面98が、嵌合突部94の外縁部96の全周のうち後側を除いて形成される。したがって、図4(a)に示すように、嵌合突部94のうち前側は、第2の突出部97が光軸方向の前側に向かって突出し、第2の規制面98が光軸方向に沿って形成される。
また、図4(b)に示すように、嵌合突部94bの外周面101のうち、前側にフォロアピン91bが形成されている。フォロアピン91bは、光軸方向に対して直交する方向から見て周方向に長い略楕円状あるいは長円状である。なお、フォロアピン91b内には2つの肉抜用孔が形成されている。
また、嵌合突部94bの後面には、光軸方向の後側に向かって突出する位置決めピン100が挿入されている。
なお、嵌合突部94a、94cも同様に構成される。
また、嵌合突部94bの後面には、光軸方向の後側に向かって突出する位置決めピン100が挿入されている。
なお、嵌合突部94a、94cも同様に構成される。
カム筒110は、1群レンズホルダ11から5群レンズホルダ51を光軸方向に駆動する。カム筒110は、第1の固定筒70および第2の固定筒90の外周に配置される。カム筒110の外周には、フォロアピン13と嵌合する1群カム溝111(図5〜図7を参照)や、ギア部112(図1を参照)が形成される。また、カム筒110の内周には、フォロアピン24と嵌合する2群カム溝113や、フォロアピン91と嵌合するカム溝114(後述する図9を参照)等、各々のフォロアピンとそれぞれ嵌合する複数のカム溝が形成される。更に、カム筒110の内周には、静圧ピンと一定の隙間を有し対向するカム溝が形成される。
センサ保持部120は、保持ベース121と、撮像素子122と、ズーム駆動部123とを有する(図2を参照)。保持ベース121は、略円板状に形成され、中央に撮像素子122を光軸に対して撮像面が直交する状態で保持する。ズーム駆動部123は、ズームモータ、ギア列を有する。ズーム駆動部123はギア列がカム筒110のギア部112に噛合してカム筒110を光軸回りに回転させる。
また、センサ保持部120は、第1の固定筒70および第2の固定筒90をビス等を用いて固定する。保持ベース121には、第2の固定筒90を所定の位置で位置決めして固定するために、第2の固定筒90の位置決めピン100が挿入される位置決め孔124が形成される。
また、センサ保持部120は、第1の固定筒70および第2の固定筒90をビス等を用いて固定する。保持ベース121には、第2の固定筒90を所定の位置で位置決めして固定するために、第2の固定筒90の位置決めピン100が挿入される位置決め孔124が形成される。
次に、レンズ鏡筒3におけるズーム動作について説明する。
カメラ1を起動すると、センサ保持部120のズーム駆動部123のズームモータに通電が開始され、ズームモータに連結されたギア列が回転する。ギア列の回転に伴い、ギア列と噛合するギア部112によってカム筒110が光軸回りに回転する。
カム筒110が回転すると、センサ保持部120に固定された第1の固定筒70のフォロアピン71とカム溝との嵌合によって、カム筒110が回転しながらカム溝に沿って光軸方向に移動する。
カメラ1を起動すると、センサ保持部120のズーム駆動部123のズームモータに通電が開始され、ズームモータに連結されたギア列が回転する。ギア列の回転に伴い、ギア列と噛合するギア部112によってカム筒110が光軸回りに回転する。
カム筒110が回転すると、センサ保持部120に固定された第1の固定筒70のフォロアピン71とカム溝との嵌合によって、カム筒110が回転しながらカム溝に沿って光軸方向に移動する。
カム筒110の回転に伴い、1群レンズホルダ11から5群レンズホルダ51はそれぞれのフォロアピンとカム溝の嵌合により、カム溝に沿って直進溝、ガイドバーに直進規制されながら、それぞれ光軸方向に移動する。このようにして、カム筒110自体の光軸方向移動量と、カム筒110に対する各レンズホルダの光軸方向移動量とを加算し、各レンズ群の光軸方向における間隔を変化させることによってズーム動作させる(図6および図7を参照)。
(第1の実施形態)
次に、フォロアピン91がカム筒110のカム溝114から抜け出ない構成について図8〜図12を参照して説明する。
図8は、第1の固定筒70と第2の固定筒90とを組み合わせた状態を後側から見た斜視図である。
第1の固定筒70と第2の固定筒90とは、図3に示す状態から互いに光軸方向に近接させることで組み付けることができる。図8に示すように、第1の固定筒70と第2の固定筒90とが組み付けられた状態では、第1の固定筒70内に第2の固定筒90が嵌まり込む。また、第2の固定筒90の嵌合突部94bが、第1の固定筒70の嵌合溝部73bに嵌合する。このとき、図8に示すように、第1の固定筒70の外周面76と嵌合突部94の外周面101とが面一になり、嵌合突部94bの外周面101に形成されたフォロアピン91bが、第1の固定筒70の外周面76から露出し、外周面76よりも外側に突出する。なお、嵌合突部94a、94cと、嵌合溝部73a、73cとの嵌合も同様である。
次に、フォロアピン91がカム筒110のカム溝114から抜け出ない構成について図8〜図12を参照して説明する。
図8は、第1の固定筒70と第2の固定筒90とを組み合わせた状態を後側から見た斜視図である。
第1の固定筒70と第2の固定筒90とは、図3に示す状態から互いに光軸方向に近接させることで組み付けることができる。図8に示すように、第1の固定筒70と第2の固定筒90とが組み付けられた状態では、第1の固定筒70内に第2の固定筒90が嵌まり込む。また、第2の固定筒90の嵌合突部94bが、第1の固定筒70の嵌合溝部73bに嵌合する。このとき、図8に示すように、第1の固定筒70の外周面76と嵌合突部94の外周面101とが面一になり、嵌合突部94bの外周面101に形成されたフォロアピン91bが、第1の固定筒70の外周面76から露出し、外周面76よりも外側に突出する。なお、嵌合突部94a、94cと、嵌合溝部73a、73cとの嵌合も同様である。
図9は、各構成部材を組み付けたレンズ鏡筒3を光軸方向に対して直交する方向に切断した断面図であり、フォロアピン91を通る位置で切断している。なお、図9では、1群レンズユニット10を省略している。
図9に示すように、第1の固定筒70の外周面76から突出した、第2の固定筒90のフォロアピン91はそれぞれカム筒110の内周に形成されたカム溝114に嵌合する。
図9に示すように、第1の固定筒70の外周面76から突出した、第2の固定筒90のフォロアピン91はそれぞれカム筒110の内周に形成されたカム溝114に嵌合する。
図10は、図9に示すA部を拡大した断面図である。
図10に示すように、嵌合突部94bと嵌合溝部73bとが嵌合した状態では、嵌合溝部73bの第1の突出部77が嵌合突部94bの第2の突出部97よりも径方向における内側(光軸中心側)に位置する。すなわち、第1の突出部77と第2の突出部97とは径方向で重なり合う。したがって、第1の突出部77の第1の規制面78と、第2の突出部97の第2の規制面98とが径方向で重なり合い、互いに対面する。なお、フォロアピン91を通る位置で切断した場合に限られず、嵌合突部94bと嵌合溝部73bとが位置する範囲内であれば、光軸方向に対して直交する方向の何れの位置で切断しても、第1の規制面78と第2の規制面98とは径方向で重なり合う。
図10に示すように、嵌合突部94bと嵌合溝部73bとが嵌合した状態では、嵌合溝部73bの第1の突出部77が嵌合突部94bの第2の突出部97よりも径方向における内側(光軸中心側)に位置する。すなわち、第1の突出部77と第2の突出部97とは径方向で重なり合う。したがって、第1の突出部77の第1の規制面78と、第2の突出部97の第2の規制面98とが径方向で重なり合い、互いに対面する。なお、フォロアピン91を通る位置で切断した場合に限られず、嵌合突部94bと嵌合溝部73bとが位置する範囲内であれば、光軸方向に対して直交する方向の何れの位置で切断しても、第1の規制面78と第2の規制面98とは径方向で重なり合う。
図11は、図9に示すIII−III線を切断した断面図である。
図11に示すように、第1の固定筒70の外周面76から突出した、第2の固定筒90のフォロアピン91bはカム筒110の内周に形成されたカム溝114に嵌合する。
図12は、図11に示すB部を拡大した断面図である。
図12に示すように、嵌合突部94bと嵌合溝部73bとが嵌合した状態では、嵌合溝部73bの第1の突出部77が嵌合突部94bの第2の突出部97よりも径方向における内側(光軸中心側)に位置する。すなわち、第1の突出部77と第2の突出部97とは径方向で重なり合う。したがって、第1の突出部77の第1の規制面78と、第2の突出部97の第2の規制面98とが径方向で重なり合い、互いに対面する。
図11に示すように、第1の固定筒70の外周面76から突出した、第2の固定筒90のフォロアピン91bはカム筒110の内周に形成されたカム溝114に嵌合する。
図12は、図11に示すB部を拡大した断面図である。
図12に示すように、嵌合突部94bと嵌合溝部73bとが嵌合した状態では、嵌合溝部73bの第1の突出部77が嵌合突部94bの第2の突出部97よりも径方向における内側(光軸中心側)に位置する。すなわち、第1の突出部77と第2の突出部97とは径方向で重なり合う。したがって、第1の突出部77の第1の規制面78と、第2の突出部97の第2の規制面98とが径方向で重なり合い、互いに対面する。
次に、本実施形態のレンズ鏡筒3の作用について説明する。ここでは、カメラ1を落下させてしまい、レンズ鏡筒3に衝撃が加わった場合を想定する。
レンズ鏡筒3に衝撃が加わると、カム筒110を介してフォロアピン91bを径方向に移動させる力が働き、フォロアピン91bはカム筒110のカム溝114から抜け出ようとする。このとき、図10および図12に示すように、フォロアピン91bの基端側に形成された第1の突出部97の第2の規制面98と、第1の固定筒70に形成された第1の突出部77の第1の規制面78とが径方向に重なり合っている。したがって、フォロアピン91bが径方向に移動しようとしても、第1の規制面78が、第2の規制面98からの力を受けて、その移動を規制する。すなわち、フォロアピン91bの径方向の変形が低減あるいは規制されるために、フォロアピン91bがカム溝114から抜け出るのを防止することができ、レンズ鏡筒3に衝撃が加わってもレンズ鏡筒3の機能を確保できる。なお、嵌合突部94a、94cおよび嵌合溝部73a、73cでも同様に作用する。
レンズ鏡筒3に衝撃が加わると、カム筒110を介してフォロアピン91bを径方向に移動させる力が働き、フォロアピン91bはカム筒110のカム溝114から抜け出ようとする。このとき、図10および図12に示すように、フォロアピン91bの基端側に形成された第1の突出部97の第2の規制面98と、第1の固定筒70に形成された第1の突出部77の第1の規制面78とが径方向に重なり合っている。したがって、フォロアピン91bが径方向に移動しようとしても、第1の規制面78が、第2の規制面98からの力を受けて、その移動を規制する。すなわち、フォロアピン91bの径方向の変形が低減あるいは規制されるために、フォロアピン91bがカム溝114から抜け出るのを防止することができ、レンズ鏡筒3に衝撃が加わってもレンズ鏡筒3の機能を確保できる。なお、嵌合突部94a、94cおよび嵌合溝部73a、73cでも同様に作用する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では嵌合溝部73と嵌合突部94との嵌合状態が、第1の実施形態と同様であるが、第2のガイドバー92の配置を変更している。
図13は、第2の実施形態に係るレンズ鏡筒3を後側から見た図である。なお、第1の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して、適宜その説明を省略する。
本実施形態では、フォロアピン91aに近接して配置される位置決めピン100は、フォロアピン91aと径方向に重なり合う。すなわち、フォロアピン91aのピン幅Paを光軸方向に延ばした範囲内に位置決めピン100が配置される。また、第2のガイドバー92は、フォロアピン91aと径方向に重なり合う。すなわち、フォロアピン91aのピン幅Paを光軸方向に延ばした範囲内に第2のガイドバー92が配置される。
第2の実施形態では嵌合溝部73と嵌合突部94との嵌合状態が、第1の実施形態と同様であるが、第2のガイドバー92の配置を変更している。
図13は、第2の実施形態に係るレンズ鏡筒3を後側から見た図である。なお、第1の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して、適宜その説明を省略する。
本実施形態では、フォロアピン91aに近接して配置される位置決めピン100は、フォロアピン91aと径方向に重なり合う。すなわち、フォロアピン91aのピン幅Paを光軸方向に延ばした範囲内に位置決めピン100が配置される。また、第2のガイドバー92は、フォロアピン91aと径方向に重なり合う。すなわち、フォロアピン91aのピン幅Paを光軸方向に延ばした範囲内に第2のガイドバー92が配置される。
また、フォロアピン91bに近接して配置される位置決めピン100は、フォロアピン91bと径方向に重なり合う。すなわち、フォロアピン91bのピン幅Pbを光軸方向に延ばした範囲内に位置決めピン100が配置される。
また、第2のガイドバー92は、フォロアピン91cと径方向に重なり合う。すなわち、フォロアピン91cのピン幅Pcを光軸方向に延ばした範囲内に第2のガイドバー92が配置される。
また、第2のガイドバー92は、フォロアピン91cと径方向に重なり合う。すなわち、フォロアピン91cのピン幅Pcを光軸方向に延ばした範囲内に第2のガイドバー92が配置される。
次に、本実施形態のレンズ鏡筒3の作用について説明する。ここでは、カメラ1を落下させてしまい、レンズ鏡筒3に衝撃が加わった場合を想定する。
レンズ鏡筒3に衝撃が加わると、カム筒110を介してフォロアピン91を径方向に移動させる力が働き、フォロアピン91はカム筒110のカム溝114から抜け出ようとする。このとき、フォロアピン91は、径方向に重なり合って位置決めピン100および第2のガイドバー92の少なくとも何れかが配置されている。したがって、フォロアピン91が径方向に移動しようとしても、位置決めピン100および第2のガイドバー92の少なくとも何れかが、その移動を規制する。すなわち、フォロアピン91の径方向の変形が低減あるいは規制されるために、フォロアピン91がカム溝114から抜け出るのを防止することができ、レンズ鏡筒3に衝撃が加わってもレンズ鏡筒3の機能を確保できる。
レンズ鏡筒3に衝撃が加わると、カム筒110を介してフォロアピン91を径方向に移動させる力が働き、フォロアピン91はカム筒110のカム溝114から抜け出ようとする。このとき、フォロアピン91は、径方向に重なり合って位置決めピン100および第2のガイドバー92の少なくとも何れかが配置されている。したがって、フォロアピン91が径方向に移動しようとしても、位置決めピン100および第2のガイドバー92の少なくとも何れかが、その移動を規制する。すなわち、フォロアピン91の径方向の変形が低減あるいは規制されるために、フォロアピン91がカム溝114から抜け出るのを防止することができ、レンズ鏡筒3に衝撃が加わってもレンズ鏡筒3の機能を確保できる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上述した実施形態を適時組み合わせてもよい。
上述した実施形態は、カメラに適用する場合について説明したが、この場合に限られず、繰り出しおよび繰り込みが可能なレンズ鏡筒を用いた光学機器に適用することができる。
上述した実施形態は、カメラに適用する場合について説明したが、この場合に限られず、繰り出しおよび繰り込みが可能なレンズ鏡筒を用いた光学機器に適用することができる。
上述した実施形態の1群レンズユニット10から6群レンズユニット60の構成は、一例であって、必要に応じてレンズユニットを増減することができる。
上述した実施形態では、第1の突出部77および第2の突出部97は、周方向および光軸方向に突出する場合について説明したが、この場合に限られず、周方向または光軸方向の何れかの方向に突出していてもよい。したがって、第1の規制面78および第2の規制面98も、周方向または光軸方向の何れかの方向に沿って形成されていてもよい。
上述した実施形態では、第1のレンズが3群レンズ32である場合について説明したが、第1のレンズは、4群レンズ42または5群レンズ52であってもよい。
上述した実施形態では、第1の突出部77および第2の突出部97は、周方向および光軸方向に突出する場合について説明したが、この場合に限られず、周方向または光軸方向の何れかの方向に突出していてもよい。したがって、第1の規制面78および第2の規制面98も、周方向または光軸方向の何れかの方向に沿って形成されていてもよい。
上述した実施形態では、第1のレンズが3群レンズ32である場合について説明したが、第1のレンズは、4群レンズ42または5群レンズ52であってもよい。
1:カメラ 2:カメラ筐体 3:レンズ鏡筒 4:発光部 5:レリーズボタン 10:1群レンズユニット 20:2群レンズユニット 30:3群レンズユニット 40:4群レンズユニット 50:5群レンズユニット 60:6群レンズユニット 70:第1の固定筒 78:第1の規制面 90:第2の固定筒 92:第2のガイドバー 98:第2の規制面 100:位置決めピン 110:カム筒 114:カム溝 120:センサ保持部
Claims (5)
- 第1のレンズと、
前記第1のレンズを光軸方向に沿ってガイドする第1の固定筒と、
第2のレンズと、
前記第2のレンズを光軸方向に沿ってガイドする第2の固定筒と、
前記第1の固定筒および前記第2の固定筒の外周に配置されカム溝を有するカム筒と、を備え、
前記第1の固定筒は、第1の規制面を有し、
前記第2の固定筒は、前記カム溝に嵌合するフォロアピンと、前記フォロアピンの基端側で前記第1の規制面と径方向に重なり合う第2の規制面と、を有することを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記第2の規制面は、周方向および光軸方向の少なくとも何れかの方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記第2の固定筒を位置決めピンを介して位置決めするセンサ保持部を備え、
前記位置決めピンは、前記フォロアピンと径方向において重なり合うことを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第2の固定筒は、前記第2のレンズをガイドするガイドバーが光軸方向に沿って配置され、
前記ガイドバーは、前記フォロアピンと径方向において重なり合うことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 請求項1ないし4の何れか1項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261105A JP2016122067A (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | レンズ鏡筒および光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014261105A JP2016122067A (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | レンズ鏡筒および光学機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016122067A true JP2016122067A (ja) | 2016-07-07 |
Family
ID=56327375
Family Applications (1)
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JP2014261105A Pending JP2016122067A (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | レンズ鏡筒および光学機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016122067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107817570A (zh) * | 2016-09-13 | 2018-03-20 | 柯尼卡美能达株式会社 | 透镜镜筒 |
-
2014
- 2014-12-24 JP JP2014261105A patent/JP2016122067A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN107817570A (zh) * | 2016-09-13 | 2018-03-20 | 柯尼卡美能达株式会社 | 透镜镜筒 |
CN107817570B (zh) * | 2016-09-13 | 2021-04-13 | 柯尼卡美能达株式会社 | 透镜镜筒 |
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