JP5717458B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Description
前記溝部は、光軸方向に異なる位置にあって光軸周りに、前記第1の突起部との係合領域として第1の長さで形成された第1の領域と第2の長さで形成された第2の領域とを備え、前記第1の領域と第2の領域とは傾斜部で繋がれており、
前記溝部に係合する前記第1の突起部は、前記第1の長さ又は第2の長さのいずれか短い方よりも、狭い範囲で前記直進溝にて複数に分割されており、
前記移動カム環には、前記複数に分割されている前記第1の突起部の隙間を通過する第2の突起部が、前記複数に分割されている前記第1の突起部が光軸方向に導入する導入部に設けられている。
以下、図1から図5を参照して、本発明の第1の実施例による、撮像装置について説明する。第1の実施例は移動カム環が直進筒に対して定位置回転する構成のものである。
図1は本発明の適用されるカメラであり、1はカメラ本体である。このカメラ本体1には撮影レンズの焦点距離が変更可能なレンズ鏡筒2が設けられている。レンズ鏡筒2の被写体側の面である前面にはカメラの電源ON・OFFに従って撮影レンズの光路を開閉するレンズバリア装置3が備えられている。また、カメラ本体1の上面には被写体に照明光を照射するストロボ装置を構成する発光窓部4が設けられ、カメラ本体1の前面にはファインダ窓5が設けられている。
図2にレンズ鏡筒2の分解斜視図を示す。7は1群撮影レンズを保持し、前述のレンズバリア装置3を備える第1のレンズ保持ユニット、8は光量を調節する絞り機構を備える絞りユニットである9は2群撮影レンズを保持し、防振レンズ機構とシャッターを備える第2のレンズ保持ユニットである。10は第1のレンズ保持ユニット7、絞りユニット8及び第2のレンズ保持ユニット9の光軸方向のの移動を規定するカム溝を内側に備える移動カム環である。この移動カム環10は、鏡筒駆動モーター13より動力を伝達されるギア部を有する。
次に、移動カム環10と直進筒11について図3〜5を用いて説明する。図3は移動カム環10と直進筒11の分解斜視図であり、直進筒11には3箇所角度等分に設けられ径方向外側に突出した突起部11aが備わっている。また、移動カム環10には直進筒11の突起部11aが係合する溝部10aが備わっているの。溝部10aが移動カム環10にあるので、移動カム環10が回転しても、突起部11aが溝部10aを通過することができる。また、移動カム環10には、直進筒11の組み込みの際に突起部11aが光軸方向に通過する導入部10bが備わっている。移動カム環10に直進筒11を組み込んで、移動カム環10を回転させると、直進筒11の突起部11aが移動カム環10の先の溝部10aの被写体側と撮像面側の面に挟み込まれて係合する。この係合により、移動カム環10は直進筒11と一体的に光軸方向に進退することが可能となる。移動カム環10の溝部10aは光軸方向の一定位置に一周形成されているため、直進筒11に対して移動カム環11は定位置で回転することになる。なお、溝部10aは必ずしも一周形成されていなくても移動カム環との相対的な回転量に応じて必要な角度に形成するようにすればよい。
以下、図6から図10を参照して、本発明の第2の実施例による、撮像装置について説明する。実施例2は直進筒が移動カム環に対して光軸方向に相対的に往復運動する構成のものである。実施例2も実施例1と同様に、図1のカメラに適用される。
移動カム環10と直進筒11の動きについて図6と図7を用いて説明する。図6は移動カム環10と直進筒11を組み込んだときの被写体側からみた正面図と、その側面図である。図7は移動カム環10の内面展開図である。
図8は移動カム環10と直進筒11の分解斜視図であある。直進筒11には、径方向外側に突出した突起部11aが周方向に3箇所設けられている。直進筒11の突起部11aには傾斜部11cが角の4箇所に施されている。移動カム環10の溝部10aには、回転した際に直進筒11の傾斜部11cと当接する傾斜部10dが施されている。この傾斜部10dが施されていることで移動カム環10に対して直進筒11が、光軸方向に相対移動可能となっている。
図9と図10は移動カム環10の内面展開図からカム溝を削除して移動カム環10の溝部10aと直進筒11の突起部11aの位置関係を簡潔に示した模式図である。なお、図9と図10では組み込みの導入部10bの位相が異なっている。
10a 溝部
10b 導入部
10c 突起部
10d 傾斜部
11 直進筒
11a 突起部
11b 直進溝
11c 傾斜部
Claims (4)
- レンズを保持し光軸方向へ移動するレンズ保持ユニットと、前記レンズ保持ユニットの光軸方向への移動を規定するカム溝が形成された移動カム環と、前記レンズ保持ユニットの回転方向の規制を行う直進溝と、前記移動カム環に形成された溝部に係合する第1の突起部とを有し、前記移動カム環の内側に配置される直進部材とを備え、
前記溝部は、光軸方向に異なる位置にあって光軸周りに、前記第1の突起部との係合領域として第1の長さで形成された第1の領域と第2の長さで形成された第2の領域とを備え、前記第1の領域と第2の領域とは傾斜部で繋がれており、
前記溝部に係合する前記第1の突起部は、前記第1の長さ又は第2の長さのいずれか短い方よりも、狭い範囲で前記直進溝にて複数に分割されており、
前記移動カム環には、前記複数に分割されている前記第1の突起部の隙間を通過する第2の突起部が、前記複数に分割されている前記第1の突起部が光軸方向に導入する導入部に設けられていることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記直進部材は、前記第1の突起部と前記溝部との係合により、前記移動カム環の光軸方向の移動と一体となって光軸方向に移動することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記第1の突起部には、前記傾斜部と当接する傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ鏡筒を有する撮像装置。
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JP2011022857A JP5717458B2 (ja) | 2011-02-04 | 2011-02-04 | レンズ鏡筒 |
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JP2011022857A JP5717458B2 (ja) | 2011-02-04 | 2011-02-04 | レンズ鏡筒 |
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Family Applications (1)
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2011
- 2011-02-04 JP JP2011022857A patent/JP5717458B2/ja active Active
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