JP5338085B2 - レンズ鏡筒、光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒及び光学機器に関するものである。
従来、レンズ鏡筒としては、光軸方向に移動するレンズをコイルバネによって光軸方向に付勢することによって、このレンズのがたつきを抑制するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−297234号公報
この従来のレンズ鏡筒は、レンズの光軸上の位置によってバネ荷重が変化するので、例えば、レンズ駆動用のアクチュエータの制御が適切に行われなくなる等の問題があった。このため、レンズの位置に関わらず、安定してレンズを駆動することのできるレンズ鏡筒が望まれていた。
本発明の課題は、レンズを安定して駆動することができるレンズ鏡筒及び光学機器を提供することである。
請求項1の発明は、カメラ本体に対して取り付ける基準面と一体的に構成された基準部材と、レンズを保持し、前記基準部材に対して前記レンズの光軸方向に移動可能に設けられたレンズ保持部と、前記レンズ保持部に対して前記レンズの径方向に対向して配置され、前記レンズ保持部を前記光軸方向にガイドするガイド部と、前記レンズ保持部及び前記ガイド部を、径方向の一方の部分において離間し、径方向の他方の部分において接近するように付勢する付勢部と、前記レンズ保持部を前記光軸方向に移動する駆動装置とを備え、前記駆動装置は、超音波モータを含み、前記ガイド部は、前記レンズ保持部に設けられた第1螺状部に螺合し、前記第1螺状部のネジピッチよりも大きなネジピッチの第2螺状部を備え、前記付勢部は、前記レンズ保持部の前記第1螺状部と前記ガイド部の前記第2螺状部とが、前記一方の部分において離間し、前記一方の部分とは径方向に反対側の前記他方の部分において接近するように付勢力を発生し、前記第1螺状部と前記第2螺状部との間に設けられた板バネであり、前記板バネは、矩形の板金部材を加工したものであり、前記第2螺状部のネジ山とネジ山との間の平面部に取り付けられており、長手方向中間部分は、前記第1螺状部のネジ山の頂点に加圧接触していること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする光学機器である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒(1)を備えることを特徴とする光学機器を提供する。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、レンズを安定して駆動することができるレンズ鏡筒及び光学機器を提供することができる。
[第1実施形態]
以下、図面等を参照して、本発明を適用したレンズ鏡筒の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のレンズ鏡筒の光軸を含む断面図である。
図2は、図1に示すレンズ鏡筒のII部拡大図である。
図3は、図1に示すレンズ鏡筒を光軸方向のカメラボディ側から見た図である。
なお、理解を容易にするため、図1から図3には、X軸−Y軸−Z軸からなる3次元座標系を設定して説明する。
レンズ鏡筒1は、カメラボディ100に着脱可能に装着される交換レンズ鏡筒であり、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、絞りユニット10、固定筒20、補強環30、2群保持枠40、ギア環50、直進案内キー60、フリクションバネ70等を備えている。
第1レンズ群L1及び第2レンズ群L2は、被写体光をカメラボディ100に備えられた図示しない撮像部に導く撮影光学系を形成する。この撮影光学系の光軸Aと図に示すZ軸とは、平行になっている。
第1レンズ群L1は、レンズ鏡筒1の光軸方向被写体側の端部に固定されている。第2レンズ群L2は、第1レンズ群L1よりも光軸方向カメラボディ側に配置されており、かつ、光軸方向に進退動作が可能になっている。レンズ鏡筒1は、第2レンズ群L2を光軸方向へ進退動作させることによって撮影光学系の合焦状態を調節し、これによって、例えば、主要な被写体に対してピント合わせを行うようになっている。
絞りユニット10は、第1レンズ群L1及び第2レンズ群L2によって形成される撮影光学系を通過する被写体光の光量を調節するものであり、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2との間に配置されている。絞りユニット10は、複数の絞り羽根を備えた公知の光彩絞り装置を含んでいる。
固定筒20は、レンズ鏡筒1がカメラボディ100に装着された状態において、カメラボディ100に対する移動が制限される筒体である。
補強環30は、固定筒20の光軸方向カメラボディ側の端部に接続された環状の部材である。レンズ鏡筒1をカメラボディ100に接続するためのレンズマウント31は、この補強環30にネジによって固定されている。
2群保持枠40は、第2レンズ群L2を保持する枠体であり、全体的な形状が円環状に形成されている。2群保持枠40は、第2レンズ群L2を保持する部分である本体部41と、本体部41の外周面から外径側に張り出して形成された張出部42とを備えている。張出部42は、図3に示すように光軸周りに略均等な間隔で、例えば、3つ(42a、42b、42c)が形成されている。張出部42の先端部には、それぞれ雄ヘリコイド43(43a、43b、43c)が形成され、これらの雄ヘリコイド43は、後述するギア環50に形成された雌ヘリコイド53に螺合している。
本体部41は、図2に示すように、第1本体部41aと第2本体部41bとを備えている。第1本体部41a及び第2本体部41bは、それぞれ外径寸法が略同じである円筒形状の部材であり、第1本体部41aが第2本体部41bよりも光軸方向被写体側に配置されている。前述の張出部42は、第1本体部41aに一体に形成されている。
第1本体部41aの光軸方向カメラボディ側の端部は、外径寸法が他の部分よりも小さくなっており、この外径寸法が小さく形成された領域の外周面には雄ネジが形成されている。一方、第2本体部41bの光軸方向被写体側の端部の内周面には、雌ネジが形成されており、第1本体部41aと第2本体部41bとは、第1本体部41aが第2本体部41bにネジ込まれることによって組み立てられる。
また、2群保持枠40は、第1本体部41aの外周面から外径側に張り出して形成された一組の被案内部44(44a、44b)を備えている(図3参照)。被案内部44は、後述する直進案内キー60が通過する貫通孔45(45a、45b)がそれぞれ形成されており、これによって2群保持枠40の移動方向が光軸Aに平行な方向に規定される。一方の被案内部44aは、3つの張出部42のうちのひとつ(42a)に連続して形成され、他方の被案内部44bは、3つの張出部42のうちの他のひとつ(42b)に連続して形成されている。
ギア環50は、超音波モータM(図1参照)の出力や、フォーカス操作環32の回転力を前述した2群保持枠40に伝達する部材である。ギア環50は、図1に示すように、補強環30の内径側に配置された円筒状の部分である本体部51と、本体部51の外周面からフランジ状に突き出して形成されたフランジ部52とを備えている。本体部51の内周面には、前述の2群保持枠40に備えられた雄ヘリコイド43に螺合する雌ヘリコイド53が形成されている。
フランジ部52には、図示しないギアが形成されており、超音波モータMやフォーカス操作環32の出力(回転力)が、減速ギア52aを介してこのギアに伝達される。ギア環50は、超音波モータMやフォーカス操作環32に連動して光軸周りに回転する。
直進案内キー60(60a、60b)は、2群保持枠40を光軸方向に直進案内する部材であり、帯状の板金部材を略L字状に曲げ加工することによって形成される。
直進案内キー60は、図2に示すように、光軸Aと平行に延在する案内部61と、案内部61の光軸方向カメラボディ側の端部に連続して形成され、レンズ鏡筒1の径方向(以下、単に径方向と称する)に延在する固定部62とを備えている。直進案内キー60は、固定部62がネジによって補強環30に固定されている(図3参照)。
直進案内キー60は、図3に示すように、第2レンズ群L2を挟んで一組が設けられ、一方の直進案内キー60aの案内部61が一方の被案内部44aの貫通孔45a内を通過し、他方の直進案内キー60bの案内部61が他方の被案内部44bの貫通孔45b内を通過している。
フリクションバネ70は、2群保持枠40のがたつきを抑制するものであり、帯状の板金部材によって形成された片持ち式の板バネである。
フリクションバネ70は、図2に示すように固定端側の領域が2群保持枠40を形成する第1本体部41aと第2本体部41bとの間に挿入されることによって2群保持枠40に固定されている。フリクションバネは、自由端側の領域が2群保持枠40の張出部43aに形成された貫通孔45aに一方の直進案内キー60aとともに挿入されている。この自由端側の領域は、2群保持枠40と直進案内キー60aとが互いに離れる方向に付勢力を発生している。
第1実施形態のレンズ鏡筒1は、例えば、カメラボディ100から発信されるオートフォーカス指示信号に応じて超音波モータMを含む駆動装置が作動することによって、又は、撮影者等によってフォーカス操作環32が操作されることによって、ギア環50が光軸周りに回転する。2群保持筒40は、光軸周りの回転が直進案内キー60によって制限されているので、ギア環50が回転動作を行うと、ヘリコイドに案内されることによって光軸方向に直進動作を行う。
以上説明した第1実施形態のレンズ鏡筒1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)2群保持枠40と直進案内キー60との間には、これらが摺動する際の動作を円滑にするために微小な隙間(がた)が形成されている。ただし、例えば、縦位置と横位置との間でカメラボディ100の姿勢を変化させたとき、この隙間によって2群保持枠40が自重によって移動し、例えば、カメラボディ100を縦位置にして合わせたピントが、カメラボディ100を横位置にすることによってずれる可能性がある。
これに対し、本実施形態のレンズ鏡筒1は、フリクションバネ70が直進案内キー60と2群保持枠40とを互いに離れる方向に付勢しているので、直進案内キー60aとフリクションバネ70との間の摩擦力によって2群保持枠40の直進案内キー60に対するがたつきを抑制することができる。したがって、カメラボディ100の姿勢変化によってピントがずれることを防止できる。
(2)フリクションバネ70は、2群保持枠40と直進案内キー60とを互いに反する方向に付勢力を発生させるので、第2レンズ群L2の光軸方向の位置に関わらず、付勢力は一定である。したがって、超音波モータの制御が容易であり、第2レンズ群L2を安定して駆動することができる。また、撮影者等が手動でフォーカス操作環32を操作する際に感じる負荷も第2レンズ群L2の位置に関わらず一定であるので、マニュアルフォーカス時の操作感が向上する。
(3)フリクションバネ70は、板バネであるので、直進案内キー60aとフリクションバネ70とが摺動する際の抵抗(負荷)にならないようにその付勢力(バネ定数)をチューニングすることが容易である。
(4)フリクションバネ70を、2群保持枠40の可動範囲内で必ず2群保持枠40に対して径方向に対向する直進案内キー60に当接させたので、2群保持枠40のがた抑制のために新たな部材を設ける必要がない。
[第2実施形態]
次に、本発明を適用したレンズ鏡筒の第2実施形態について説明する。この第2実施形態において、上述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
図4は、第2実施形態のレンズ鏡筒の光軸を含む断面図である。
図5は、図4に示すレンズ鏡筒に備えられたガイド筒を示し、(a)は外周面の展開図、(b)は(a)のb−b矢視断面である。
第1実施形態のレンズ鏡筒1は、第1レンズ群L1が固定されていたのに対し、第2実施形態のレンズ鏡筒2は、第1レンズ群L3及び第2レンズ群L4の両方が光軸方向に進退動作可能になっている。レンズ鏡筒2は、第2レンズ群L4の光軸方向への進退動作によって、焦点距離の変更(ズーミング)を行い、第1レンズ群L3の光軸方向への進退動作によって、被写体に対するピント合わせ(フォーカシング)を行う。
以下、第1レンズ群L3の駆動機構について説明する。
第2実施形態のレンズ鏡筒2は、第1レンズ群L3を保持する1群保持筒80を備えている。この1群保持筒80の内周面には、雌ヘリコイド81が形成されている。
1群保持筒80の内径側には、ガイド筒90が配置されている。このガイド筒90の外周面には、1群保持筒80に設けられた雌ヘリコイド81に螺合する雄ヘリコイド91が形成されている。
第2実施形態のレンズ鏡筒2では、第1レンズ群L3を駆動する超音波モータ(図示省略)の出力がギア環92に伝達される。なお、このときガイド筒90は回転をしない。
ギア環92が光軸周りに回転すると、ギア環92に一体的に形成されたアーム部材93がこれに連動して回転する。ギア環92及びアーム部材93は、光軸方向の移動が制限されている。アーム部材93には、光軸Aと略平行に延在するガイド溝93aが形成されており、1群保持筒80の外周面に形成された係合突起80aがこのガイド溝93aに挿入されている。これによって、ギア環92及びアーム部材93が光軸周りに回転すると、1群保持筒80はこれらと一体的に回転しつつ、ヘリコイドに案内されることによって光軸方向に進退動作を行う。
ここで、ガイド筒90の外周面に形成された雄ヘリコイド91のネジピッチは、1群保持筒80に形成された雌ヘリコイド81のネジピッチよりも大きくなっており、ガイド筒90に設けられた雄ヘリコイド91のネジ山とネジ山との間は平面部になっている。そして、ガイド筒90は、この平面部にフリクションバネ94が取り付けられている。
図5(b)に示すように、フリクションバネ94は、矩形の板金部材を加工した板バネであり、長手方向の中間部分をたわませた状態で、その両端部がガイド筒90に当接している。フリクションバネ94の長手方向中間部分は、1群保持筒80に形成された雌ヘリコイド81のネジ山の頂点に加圧接触しており、1群保持筒80とガイド筒90とを離間させる方向に付勢力を発生している。
また、図5(a)に示すように、フリクションバネ94は、その長手方向がヘリコイドが延在する方向と略平行になっており、1群保持筒80が回転しても常に1群保持筒80のヘリコイド(ネジ山)の頂点を加圧するようになっている。
フリクションバネ94は、ガイド筒90の外周面の1箇所にのみ設けられている。このため、レンズ鏡筒2は、1群保持筒80とガイド筒90とがフリクションバネ94が配置されている部分において離間するが、この部分とは径方向に反対側の部分において1群保持筒80とガイド筒90とが接近する。
第2実施形態のレンズ鏡筒2は、これによって雄ヘリコイド91と雌ヘリコイド81との間に発生するがたつきを抑制し、カメラ2の姿勢変化による第1レンズ群L3の移動を抑制する。また、本第2実施形態のレンズ鏡筒2も、第1実施形態のレンズ鏡筒と同様に、フリクションバネ93は、レンズ鏡筒2の径方向に付勢力を発生するので、第1レンズ群L3の光軸方向の位置に係らず、常に略一定の付勢力を発生する。したがって、超音波モータの制御が容易であり、安定して第1レンズ群L3を駆動することができる。
[変形形態]
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であって、これらも本発明の技術的範囲内に含まれる。
(1)実施形態において、フリクションバネによるがたつき抑制の対象物は、フォーカスレンズ群であったが、これに限らず、レンズ鏡筒がズームレンズ等の光軸方向に移動する他のレンズ群を備える場合には、このようなレンズであってもよい。
(2)実施形態は、板バネによって第2レンズ群のがたつきを抑制したが、付勢部材はこれに限らず、例えば、コイルバネのようなものであってもよい。また、例えば、ゴムのような弾性部材によって、がたつきを抑制してもよい。なお、付勢部材の位置は、図1に示す例では、カメラを正位置(横位置)としたときに重力方向(−Y方向)の下側に配置したが、図3に示すような重力方向の上側に配置することにより、比較的弱い付勢力で付勢することができる。
(3)実施形態のレンズ鏡筒は、ひとつのフリクションバネによって第2レンズ群のがたつきを抑制したが、フリクションバネの数はこれに限らず、例えば、複数の直進案内キーのそれぞれに設けたり、レンズ保持枠の周方向に沿って2つ以上設けてもよい。
(4)実施形態のレンズ鏡筒は、カメラボディに着脱可能に装着される交換レンズ鏡筒であったが、本発明のレンズ鏡筒はこれに限らず、カメラボディと一体型のものでもよい。
(5)実施形態のレンズ鏡筒は、超音波モータを含む駆動装置によってレンズ保持部を駆動したが、これに限らず、例えば、DCモータ等の他のアクチュエータを含んでいてもよい。
第1実施形態のレンズ鏡筒の光軸を含む断面図である。 図1に示すレンズ鏡筒のII部拡大図である。 図1に示すレンズ鏡筒を光軸方向のカメラボディ側から見た図である。 第2実施形態のレンズ鏡筒の光軸を含む断面図である。 図4に示すレンズ鏡筒に備えられたガイド筒を示す図である。
符号の説明
1 レンズ鏡筒 : 30 補強環 : 40 2群保持枠 : 50 ギア環 : 60 直進案内キー : 70 フリクションバネ : L2 第2レンズ群

Claims (2)

  1. カメラ本体に対して取り付ける基準面と一体的に構成された基準部材と、
    レンズを保持し、前記基準部材に対して前記レンズの光軸方向に移動可能に設けられたレンズ保持部と、
    前記レンズ保持部に対して前記レンズの径方向に対向して配置され、前記レンズ保持部を前記光軸方向にガイドするガイド部と、
    前記レンズ保持部及び前記ガイド部を、径方向の一方の部分において離間し、径方向の他方の部分において接近するように付勢する付勢部と、
    前記レンズ保持部を前記光軸方向に移動する駆動装置とを備え、
    前記駆動装置は、超音波モータを含み、
    前記ガイド部は、前記レンズ保持部に設けられた第1螺状部に螺合し、前記第1螺状部のネジピッチよりも大きなネジピッチの第2螺状部を備え、
    前記付勢部は、前記レンズ保持部の前記第1螺状部と前記ガイド部の前記第2螺状部とが、前記一方の部分において離間し、前記一方の部分とは径方向に反対側の前記他方の部分において接近するように付勢力を発生し、前記第1螺状部と前記第2螺状部との間に設けられた板バネであり、
    前記板バネは、矩形の板金部材を加工したものであり、前記第2螺状部のネジ山とネジ山との間の平面部に取り付けられており、長手方向中間部分は、前記第1螺状部のネジ山の頂点に加圧接触していること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする光学機器。
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