JP2005077683A - レンズ駆動機構 - Google Patents

レンズ駆動機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2005077683A
JP2005077683A JP2003307381A JP2003307381A JP2005077683A JP 2005077683 A JP2005077683 A JP 2005077683A JP 2003307381 A JP2003307381 A JP 2003307381A JP 2003307381 A JP2003307381 A JP 2003307381A JP 2005077683 A JP2005077683 A JP 2005077683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
cam
lens holding
cam follower
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003307381A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005077683A5 (ja
Inventor
Hiroyuki Wada
宏之 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003307381A priority Critical patent/JP2005077683A/ja
Priority to US10/925,301 priority patent/US7292783B2/en
Priority to CNA2004100579951A priority patent/CN1591067A/zh
Publication of JP2005077683A publication Critical patent/JP2005077683A/ja
Publication of JP2005077683A5 publication Critical patent/JP2005077683A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Viewfinders (AREA)

Abstract

【課題】 レンズ保持部材が安定して移動するレンズ駆動機構を提供する。
【解決手段】 それぞれ所定方向に延びる第1のガイド部材および第2のガイド部材と、レンズを保持するとともに第1のカムフォロアー部と第1のガイド部材に係合して所定方向にガイドされるスリーブ部とを有する第1のレンズ保持部材と、レンズを保持するとともに、第2のカムフォロアー部と第2のガイド部材に係合して所定方向にガイドされるスリーブ部とを有する第2のレンズ保持部材と、第1および第2のカムフォロアー部と係合して、各レンズ保持部材を駆動するカム部材とを有し、第1のカムフォロアー部と第2のカムフォロアー部は、所定方向に延びるほぼ同一軸上に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学機器等における撮像光学系もしくはファインダー光学系に用いられるレンズ駆動機構に関するものである。
撮像装置のファインダーは、このファインダー光学系の光軸が、撮像光学系の光軸と平行になるよう設けられている。そして、このファインダー光学系内のレンズ部の光軸方向の駆動は、撮像光学系に設けられたカム環のカム面に、ファインダー光学系のレンズ部を保持するレンズ保持部材に設けられたカムフォロアー部を当接させ、このカム環の回動を、ファインダー光学系内のレンズ保持部材の光軸方向の動きに変換することにより、撮像光学系の焦点距離変化に応じて、ファインダー光学系の画角を変動させている。
図4は、従来例である特許文献1のファインダー駆動部を示す図である。
図4(b)はファインダー駆動部をファインダー光学系の光軸に平行な側面から見た図であり、図4(a)は図4(b)の左側面図であり、図4(c)は図4(b)の右側面図である。
図4において、101は第1レンズ部であり、102は第1レンズ部101を保持する第1保持枠(レンズ保持部材)であり、103は第1保持枠102に設けられたカムフォロアー部である。
また、107は第2レンズ部であり、108は第2レンズ部107を保持する第2保持枠であり、109は、第2保持枠108に設けられたカムフォロアー部である。
104は、撮像光学系の光軸を中心として回転するカム環である。104aは、このカム環104に形成された第1カム面であり、104bは第2カム面である。
第1カム面104aと第2カム面104bには、カムフォロアー部103と109とが各々当接している。
105は、両方の保持枠102,108を光軸方向にガイドするガイドバーであり、106は、両方の保持枠102,103のガイドバー105を中心とした各保持枠の回転を規制する回転止めバーである。
第1保持枠102には、ガイドバー105と光軸方向に移動が可能に係合するスリーブ部102aと、ガイドバー106と係合する第1保持枠の回転を止めるU字型溝部102bとが形成されている。
同様に、第2保持枠108には、ガイドバー105と光軸方向の移動が可能に係合するスリーブ部108aと、ガイドバー106と係合する第2保持枠の回転を止めるU字型溝部108bとが形成されている。
110は引っ張りコイルバネである。この引っ張りコイルバネ110は、第1保持枠102と第2保持枠108との間に、ガイドバー105と所定の角度を持った向きで掛けられている。
これにより、第1保持枠108は、図4の矢印Aの方向に、第2保持枠108は、図4の矢印Bの方向にそれぞれ付勢され、カムフォロアー103はカム面104aに、カムフォロアー109はカム面104bにそれぞれ押し付けられることとなる。
またガイドバー105と所定の角度を持ってばね110が掛けられているので、光軸方向と略直交する図中の方向に分力F1,F2が発生し、この分力により、レンズ保持枠のスリーブ部102aと108aはガイドバー105に押し付けられ、がたをなくしている。そして、移動中のレンズの揺れを低減して像揺れを防止している。
この状態でカム環104が図中の矢印C方向に回転すると、カムフォロアー103,109はそれぞれ、引っ張りコイルバネ110による付勢力により、がたなくカム面104a,104bをトレースし、両保持枠102,108は光軸方向に駆動される。
図5は、他の従来例である特許文献2のファインダー駆動部を示す図である。
図5(a)はファインダー駆動部をファインダー光学系の光軸に平行な側面から見た図であり、図5(b)は図5(a)の右側面図である。
第1可動レンズ210及び第2可動レンズ211は、変倍ファインダーFの光学系において、倍率を変更するときに移動するレンズである。そして、ファインダブロック208に固定された直進ガイド軸213に光軸方向に移動可能に係合している。
また、第1可動レンズ210及び第2可動レンズ211は、回転止めボス210a,211aをそれぞれ有し、ファインダブロック208とのキー係合により直進ガイド軸213回りの回転が規制されている。
更に、第1可動レンズ210と,第2可動レンズ211は、カムフォロアボス210b,211bを従動ピンとして有し、バネ架けボス210c,211cをそれぞれ有している。カムフォロアボス210b,211bは、バネ架けボス210c,211cに架けられた可動レンズ付勢バネ219の付勢力により、円筒カム214のカム面214a,214bにそれぞれ当接している。
円筒カム214は、回転軸215を介して回転するファインダブロック208に保持されたファインダー倍率変更機構である。円筒カム付勢バネ216により光軸方向の位置が決められている。
また、円筒カム214は第2ギア214cを従動ギヤ部として有しており、円弧カム217に設けられた第1ギア217bとかみ合い、駆動力を得て回転する。
更に、円筒カム214は、らせん状に設けられたカム面214a,214bをファインダレンズ駆動カムとして備え、円筒カム214の回転量に応じて、カム面214a,214bに当接しているカムフォロアボス210b,211bを介して、第1可動レンズ210及び第2可動レンズ211を光軸方向に駆動する。
円弧カム217は、撮影レンズ鏡筒Lの撮影倍率の変更に基づいて、変倍ファインダーFのファインダー倍率変更機構である円筒カム214を連動させる連動機構の主要部である。円弧カム217は、固定筒201の外周に沿って所定の範囲内で回転可能に設けられており、固定筒に設けられた規制部201b,201cにより、光軸方向の位置が規制されている。
また、円弧カム217は、カム溝217aを有しており、駆動ピン218が駆動部として係合し、カム溝217aが従動部として駆動力を得る。更に、円弧カム217は、第1ギア217bを駆動ギヤ部として備え、円筒カム214に備えられた第2ギア214cとかみ合っている。そして、撮影レンズ鏡筒Lがズーミング動作することにより、駆動ピン218が光軸方向に直進すると、円弧カム217は、カム溝217aに従って固定筒201の周りを回転し、円筒カム214に回転駆動力を伝達している。
特開2000−75187号公報 特開2001−242507号公報
しかしながら上記従来例ではファインダー駆動部の2つのレンズ部を光軸方向にガイドするガイドバーが2つのレンズ部で共通使いとなっているために、各々のレンズ部と一体に構成されたスリーブ部の長さを十分長くとることが出来なかった。そのために、がた等が生じレンズ部を安定して光軸方向にガイドすることができずに像揺れが発生するなどの光学性能の劣化を引き起こしていた。
本発明のレンズ駆動機構は、それぞれ所定方向に延びる第1のガイド部材および第2のガイド部材と、レンズを保持するとともに第1のカムフォロアー部と第1のガイド部材に係合して所定方向にガイドされるスリーブ部とを有する第1のレンズ保持部材と、レンズを保持するとともに、第2のカムフォロアー部と第2のガイド部材に係合して所定方向にガイドされるスリーブ部とを有する第2のレンズ保持部材と、第1および第2のカムフォロアー部と係合して、各レンズ保持部材を駆動するカム部材とを有し、第1のカムフォロアー部と第2のカムフォロアー部は、所定方向に延びるほぼ同一軸上に設けられていることを特徴とする。
本発明のレンズ駆動機構は、それぞれ所定方向に延びる第1のガイド部材および第2のガイド部材と、レンズを保持するとともに第1のカムフォロアー部と第1のガイド部材に係合して所定方向にガイドされるスリーブ部とを有する第1のレンズ保持部材と、レンズを保持するとともに、第2のカムフォロアー部と第2のガイド部材に係合して所定方向にガイドされるスリーブ部とを有する第2のレンズ保持部材と、第1および第2のカムフォロアー部と係合して、各レンズ保持部材を駆動するカム部材とを有し、第1のカムフォロアー部と第2のカムフォロアー部は、所定方向に延びる同一軸上に設けられていることを特徴とする。
2つのレンズ保持部材に別々のガイド部材を用いて直進ガイドを行うことになるため、直進ガイドのためのスリーブ部を長く設定することが可能となり安定したレンズのガイド機構を構成することができる。そして、像揺れの発生などの光学性能の劣化を防止することができる。
さらに、それぞれのレンズ保持部材のカムフォロアー部が所定の方向に1列に設けられたため、カム部材のカム溝における回転位相位置をほぼ一致させることが可能となる。
結果としてカムプレートの円弧方向の長さを抑えることができ、カムプレートの小型化が可能となる。そしてレンズ駆動機構の小型化が可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1のファインダー駆動部(レンズ駆動機構)を含む撮像装置の全体構成を示している。
図2は、ファインダー駆動部の主要部を抽出して示している。図2(c)はファインダー駆動部をファインダー光学系の光軸に平行な側面から見た図であり、図2(a)は図2(c)の上面図であり、図2(b)は図2(c)の左側面図であり、図2(d)は図2(c)の右側面図である。
まず本実施例の撮像光学系について図を参照して説明をする。
図1において、10は撮像光学系を構成する各レンズ群を駆動する駆動環であり、20は撮像光学系を撮像装置本体(不図示)に固定する固定部である。21は撮像光学系を構成する第1レンズ群であり、22はこの第1レンズ群21を保持する第1レンズ保持枠であり、23は第1レンズ保持枠22に設けられたカムフォロアー部である。
25は、第1レンズ保持枠22のスリーブ部22aと係合し、この第1レンズ保持枠22を光軸方向にガイドするガイドバーである。
27は、撮像光学系の一部を構成する第2レンズ群であり、28は第2レンズ群27を保持する第2レンズ保持枠であり、29は第2レンズ保持枠28に設けられたカムフォロアー部である。
26は、第2レンズ保持枠28のスリーブ部28aと係合し、この第2レンズ保持枠28を光軸方向にガイドするガイドバーである。
さらに、30,31はそれぞれガイドバー25,26の外周のうち各レンズ保持枠22,28と固定部20の物体側(図1中の左側)壁面との間に設けられた圧縮コイルバネである。これら圧縮コイルバネ30,31は、各レンズ保持枠22,28を物体側(図1中の左側)に向けて付勢し、この付勢力により各レンズ保持枠22,28に設けられたカムフォロアー部23,29が、駆動環10の内面に形成されたカム面10c,10dにがたなく押し付けられる。
駆動環10が不図示のアクチュエーターによって撮像光学系の光軸を中心にして回転すると、カムフォロアー部23,29はカム面10c,10dに接触しているため、このカム面に接触したカムフォロアー部23,29がカム面の形状にならって光軸方向に移動することとなる。結果としてカムフォロワが取り付けられた両レンズ保持枠22,28は光軸方向に駆動される。
また駆動環10に設けた突起10dとカムプレート1の突起部1cとが当接することで、駆動環10の回動がカムプレート1に伝達され、カムプレート1も撮像光学系の光軸を中心に回転することとなる。
32は、撮像光学系の一部を構成する第3レンズ群、33は第3レンズ群32を保持する第3レンズ保持枠である。この第3レンズ保持枠33は、不図示のアクチュエーターによって光軸方向に駆動される。
34は、第2レンズ保持枠28に取り付けられた絞りユニット(あるいはシャッターユニット)である。
なお、各レンズ群の働きとしては、第1レンズ群21は、第2レンズ群27の移動による焦点位置の変化を補正するコンペンセイターとして働き、第2レンズ群27は、光学系の焦点距離を変化させるバリエイターとして働き、第3レンズ群32は、撮像光学系の焦点位置を調整するフォーカスレンズとして働く。
次に図1と2を参照して、本実施例のファインダー駆動部の構成について詳述する。なお、これらファインダー駆動部はカメラ等の光学機器に取り付けられ若しくは内蔵されて使用される。
1は、ファインダー駆動部の各レンズ部を駆動する撮像光学系に設けられたカムプレート(カム部材)である。カムプレート1の内側には撮像光学系の駆動環10と当接する突起1cが形成されており、駆動環10と連動して撮像光学系の光軸を中心として回動する。
2はファインダー駆動部の一部を構成する第1レンズ保持部材であり、3はファインダー駆動部の一部を構成する第2レンズ保持部材である。
4、5は上記各レンズ保持部材を光軸方向に案内するガイドバー(ガイド部材)であり、6、7は上記各レンズ保持部材を光軸方向に各々離れる方向に(物体側と像面側に)付勢する圧縮ばねであり、ガイドバー4,5に各々設けられている。
そして、圧縮ばね6、7により、第1レンズ保持部材2のカムフォロアー2dはカム面1aの物体側に、第2レンズ保持部材3のカムフォロアー3dはカム面1bの像面側にそれぞれ当接することとなる。
8はファインダー機構を収容するファインダー鏡筒部材であり、9はプリズムやレンズから構成されるファインダー接眼光学系である。
カムプレート1には第1レンズ保持部材2のカムフォロワ2dに当接する第1カム面1aと、第2レンズ保持部材3のカムフォロワ3dに当接する第1カム面1bが形成されている。
第1レンズ保持部材2には結像のためのレンズ部2aが取り付けられている。そして、光軸方向へ第1レンズ保持部材2を案内するスリーブ部2bと、このスリーブを回転中心とした回転を規制するための長穴(回り止め部)2cと、カムプレート1に形成されたカム面1aに接触するカムフォロアー部2dがカムプレート1に対向する部分に、それぞれ一体的に設けられている。
同様に第2レンズ保持部材3にもスリーブ部3bと、このスリーブ部を回転中心とした回転を規制するための長穴3cと、カムプレート1に形成されたカム面1bに接触するカムフォロアー部3dがカムプレート1に対向する部分に、それぞれ一体的に設けられている。
ガイドバー4は、第1レンズ保持部材2のスリーブ部2bおよび第2レンズ保持部材3の回転止め長穴3cと係合している。ガイドバー5は、第2レンズ保持部材3のスリーブ部3bおよび第1レンズ保持部材2の回転止め長穴2cと係合している。
さらに圧縮ばね6,7の付勢力により2つのレンズ保持部材2,3のカムフォロアー2d、3dはカムプレートカム面1a、1bに、がたなく各々当接している。
駆動環10が不図示のアクチュエーターによって撮像光学系の光軸を中心にして回転すると、カムプレート1は、駆動環10と連動して撮像光学系の光軸を中心として回動する。そしてカムフォロアー部2d,3dはカムプレートカム面1a,1bに当接しているため、このカム面に当接したカムフォロアー部2d,3dがカム面の形状にならって光軸方向に移動することとなる。結果としてカムフォロアーが取り付けられた両レンズ保持部材2,3は光軸方向に駆動されることとなる。
このように、2本のガイドバーに対してたすき掛け状に各レンズ保持部材のスリーブ部と回転を規制するための長穴を係合しているので、各レンズ保持部材のスリーブ部が効率よく設けることができ、ファインダー機構の小型が可能となる。
また、スリーブ部の長さを確保することが可能となるため、ガイドバーとスリーブ部のがたが減少し、安定したレンズ保持部材の光軸方向への駆動が可能となる。
これにより上述の様にカムフォロアーをスリーブ部から多少離して位置させても、スリーブ部の移動の際のがたが従来の機構より低減されているため、小型ながらも安定して光軸方向にガイド可能な連動機構の実現が可能となる。
さらに本実施例では、これらカムフォロアー2d、3dは2本のガイドバーのほぼ中間位置(各レンズ保持部材のカムプレート1に対向する部分のガイドバー4と5の間の中間の領域)に設けられている。従来はレンズ部を安定して光軸方向にガイドするために、カムフォロアーをスリーブ部近傍に配していた。従来例としてあげた特許文献1や特許文献2でもそのように設定している。しかし、本実施例では、2本のガイドバーのほぼ中間位置にファインダー光学系の光軸に平行な方向の同一軸上(図2の軸B上)に2つのカムフォロアー2d、3dを設けている。
このことによって、カムプレートのカム溝1a、1bの撮像系の光軸に対する回転位相位置をほぼ一致させることが可能となる。結果としてカムプレートの円弧方向の長さを抑えることができ、カムプレートの小型化が可能となる。そしてカメラ全体の小型化が可能となる。
また、2本のガイドバーのほぼ中間位置に各カムフォロアーを設けているため、各圧縮ばねの付勢力による各カムフォロアーへの負荷のバランスが均等になり、各レンズ保持部材の安定した光軸方向へのガイドが可能となる。
なお、本実施例では圧縮ばねを例として構成しているが、引っ張りばねを用いてもよい。また、どちらか一方に圧縮ばねを、他方に引っ張りばねを用いても構わない。
また、上記では2本のガイドバーの中間位置にカムフォロアーを位置させている例を示したが、各可動レンズの敏感度に応じてカムフォロアーの位置をずらしても構わない。
例えば、第1レンズ保持部材2のレンズ部2aの光学性能にまつわる敏感度が第2レンズ保持部材3のレンズ部3aよりも大きいときには、ガイドバーの中間位置よりも第1レンズ保持部材2に近い位置にカムフォロアーを設ければよい。
逆に、第2レンズ保持部材3のレンズ部3aの光学性能にまつわる敏感度が第1レンズ保持部材2のレンズ部2aよりも大きいときにはガイドバーの中間位置よりも第2レンズ保持部材3に近い位置にカムフォロアーを配すればよい。
以上説明したように本発明の実施例1によれば、2本のガイドバーに対してたすき掛け状に各レンズ保持部材のスリーブ部と回転を規制するための長穴を係合しているので、各レンズ保持部材のスリーブ部が効率よく設けることができ、ファインダー駆動部の小型が可能となる。
また、スリーブ部の長さを確保することが可能となるため、ガイドバーとスリーブ部のがたが減少し、安定したレンズ保持部材の光軸方向への駆動が可能となる。
そして、ファインダー光学系の光軸に平行な方向のほぼ同一軸上に2つのカムフォロアー2d、3dを設けることにより、カムプレートのカム溝1a、1bの撮像系の光軸に対する回転位相位置をほぼ一致させることが可能となる。結果としてカムプレートの円弧方向の長さを抑えることができ、カムプレートの小型化が可能となる。そして撮像装置全体の小型化が可能となる。
図3を用いて、本発明の実施例2を説明する。
実施例2では、ファインダー駆動部に各レンズ保持部材を光軸方向にガイドするガイドバー13をファインダー駆動部にさらに設け、それぞれのレンズ保持部材の回転の規制を行っている点で実施例1と相異する。
図3において、第1レンズ保持部材2と第2レンズ保持部材3との上部にそれぞれ長穴部2e、3eを設けている。
そして、ガイドバー13に長穴部2e、3eを係合して、レンズ保持部材の回転の規制を行っている。
こうすることで、スリーブ部から距離を離して各レンズ保持部材の回転の規制をすることができ、スリーブ部等の製造誤差によりがたが大きくなっても、レンズの光軸ずれを抑えることができる。
以上説明したように本発明の実施例2によれば、そして、ガイドバー13に長穴部2e、3eを係合して、レンズ保持部材の回転の規制を行うことにより、スリーブ部から距離を離して各レンズ保持部材の回転の規制をすることができ、スリーブ部等の製造誤差によりがたが大きくなっても、レンズの光軸ずれを抑えることができる。
本発明の実施例1のファインダー駆動部を含む撮像装置の断面図 本発明の実施例1のファインダー駆動部の詳細図 本発明の実施例2のファインダー駆動部の詳細図 従来のファインダー駆動部を表す図 従来のファインダー駆動部を表す図
符号の説明
1 カムプレート
2 第1レンズ保持部材
3 第2レンズ保持部材
4、5 ガイドバー
6、7 圧縮ばね
8 ファインダー鏡筒部材
9 ファインダー接眼光学系
10 駆動環

Claims (5)

  1. それぞれ所定方向に延びる第1のガイド部材および第2のガイド部材と、
    レンズを保持するとともに、第1のカムフォロアー部と、前記第1のガイド部材に係合して前記所定方向にガイドされるスリーブ部とを有する第1のレンズ保持部材と、
    レンズを保持するとともに、第2のカムフォロアー部と、前記第2のガイド部材に係合して前記所定方向にガイドされるスリーブ部とを有する第2のレンズ保持部材と、
    前記第1および第2のカムフォロアー部と係合して、前記各レンズ保持部材を駆動するカム部材とを有し、
    前記第1のカムフォロアー部と前記第2のカムフォロアー部は、前記所定方向に延びるほぼ同一軸上に設けられていることを特徴とするレンズ駆動機構。
  2. 前記第1のレンズ保持部材は、前記第2のガイド部材に係合して、前記所定方向に移動可能に係合する回り止め部を有し
    前記第2のレンズ保持部材は、前記第1のガイド部材に係合して、前記所定方向に移動可能に係合する回り止め部を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動機構。
  3. 前記第1のカムフォロアーと前記第2のカムフォロアーは、前記各レンズ保持部材における前記カム部材に対向する部分の前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材の間の領域に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ駆動機構。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のレンズ駆動機構を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項4に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする撮像装置。
JP2003307381A 2003-08-29 2003-08-29 レンズ駆動機構 Pending JP2005077683A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003307381A JP2005077683A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 レンズ駆動機構
US10/925,301 US7292783B2 (en) 2003-08-29 2004-08-24 Lens drive mechanism and image-taking apparatus
CNA2004100579951A CN1591067A (zh) 2003-08-29 2004-08-27 透镜驱动机构及摄影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003307381A JP2005077683A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 レンズ駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005077683A true JP2005077683A (ja) 2005-03-24
JP2005077683A5 JP2005077683A5 (ja) 2006-10-19

Family

ID=34214130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003307381A Pending JP2005077683A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 レンズ駆動機構

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7292783B2 (ja)
JP (1) JP2005077683A (ja)
CN (1) CN1591067A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112965A (ja) * 2007-02-21 2010-05-20 Panasonic Corp レンズ鏡筒
CN104865687B (zh) * 2015-05-04 2018-05-11 华中科技大学 一种自聚焦物镜及微型荧光显微成像装置
CN109971650A (zh) * 2017-12-27 2019-07-05 许传高 一种用于去除喷浆造粒尾气异味的生物制剂

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329910A (ja) * 1989-06-27 1991-02-07 Canon Inc ズームレンズ機構
JPH03155529A (ja) * 1989-08-31 1991-07-03 Ricoh Co Ltd ファインダー視差補正方法
JPH05188255A (ja) * 1992-01-13 1993-07-30 Fuji Photo Optical Co Ltd ズームレンズの取付構造
JPH0569742U (ja) * 1992-02-19 1993-09-21 旭光学工業株式会社 ズーム式ファインダ
JPH07151947A (ja) * 1993-11-29 1995-06-16 Canon Inc カメラのレンズ鏡筒
JP2000266982A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Sony Corp レンズ鏡筒
JP2001124974A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Canon Inc レンズ駆動装置およびこれを備えた光学機器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000075187A (ja) 1998-08-31 2000-03-14 Canon Inc レンズ鏡筒およびこれを備えた光学機器
JP3606550B2 (ja) * 1999-11-04 2005-01-05 フジノン株式会社 ズームファインダ
JP3817997B2 (ja) * 1999-12-22 2006-09-06 コニカミノルタホールディングス株式会社 カメラ
JP2001242507A (ja) 2000-02-29 2001-09-07 Nikon Corp カメラ及びその組立方法
JP2002182273A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Fuji Photo Optical Co Ltd ズームファインダ装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329910A (ja) * 1989-06-27 1991-02-07 Canon Inc ズームレンズ機構
JPH03155529A (ja) * 1989-08-31 1991-07-03 Ricoh Co Ltd ファインダー視差補正方法
JPH05188255A (ja) * 1992-01-13 1993-07-30 Fuji Photo Optical Co Ltd ズームレンズの取付構造
JPH0569742U (ja) * 1992-02-19 1993-09-21 旭光学工業株式会社 ズーム式ファインダ
JPH07151947A (ja) * 1993-11-29 1995-06-16 Canon Inc カメラのレンズ鏡筒
JP2000266982A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Sony Corp レンズ鏡筒
JP2001124974A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Canon Inc レンズ駆動装置およびこれを備えた光学機器

Also Published As

Publication number Publication date
US7292783B2 (en) 2007-11-06
CN1591067A (zh) 2005-03-09
US20050047774A1 (en) 2005-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10852502B2 (en) Lens barrel, image-capturing device, and method for controlling lens barrel
US7460775B2 (en) Optical apparatus including efficiently arranged shake correction means
JP5515322B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
CN107991750B (zh) 抑制光学单元的不期望的运动的镜筒和摄像设备
US7454132B2 (en) Linkage mechanism between zoom lens barrel unit and zoom member, camera, and method of assembling illumination range-changing device and zoom finder device
JP5093036B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2010039404A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2005077683A (ja) レンズ駆動機構
JP5776179B2 (ja) 調芯機構、レンズ鏡筒及び光学機器
JP2022109354A (ja) レンズ装置、撮像装置、及び撮像システム
JP6136089B2 (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2005114765A (ja) レンズ鏡筒
JPH10161194A (ja) ズームファインダー
JP2016122067A (ja) レンズ鏡筒および光学機器
JP5168024B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP4541907B2 (ja) ズームファインダ装置およびカメラ
JP2016024299A (ja) 光学機器
JP6173098B2 (ja) 光学機器
WO2010021150A1 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP6852535B2 (ja) レンズ鏡筒
JP4479293B2 (ja) レンズ鏡筒
US20220075140A1 (en) Lens barrel and optical device
JP5309776B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2010039403A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP5656537B2 (ja) ズームレンズ駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060829

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060829

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20081010

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20081201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100902