JP3385656B2 - 振れ防止装置 - Google Patents

振れ防止装置

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JP3385656B2
JP3385656B2 JP19384593A JP19384593A JP3385656B2 JP 3385656 B2 JP3385656 B2 JP 3385656B2 JP 19384593 A JP19384593 A JP 19384593A JP 19384593 A JP19384593 A JP 19384593A JP 3385656 B2 JP3385656 B2 JP 3385656B2
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lens
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等において手振
れ等による像振れを防止するために用いて好適な振れ防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラは、自動露出機構、オート
フォーカス機構等を始めとする各部において電子化が著
しく、高度に自動化されている。しかし、この種のカメ
ラにおいて自動化への試みとして不充分なところとし
て、手持ち撮影時等において生じ易い手振れ等による像
振れに対しての対策がある。
【0003】このため、この種のカメラにおいて、カメ
ラ揺れ、特にカメラが振動したり、傾いたりすることに
よって生じる像振れを防止しようとして、カメラの揺れ
状況を振れ検出手段によって検出し、その検出結果に応
じて撮影レンズ系(主光学系)またはその一部の光学系
を、振れ防止光学系(以下、振れ防止レンズという)と
し、これを光軸に直交する方向にシフト移動させるとい
った構成をもつ振れ防止装置が、従来から知られてい
る。
【0004】すなわち、このような振れ防止機能をもつ
カメラでは、撮影レンズ系の少なくとも一部を構成する
振れ防止レンズを可動可能に支持し、この振れ防止レン
ズを主光学系の光軸に対し直交する面内において振れを
吸収する方向に移動させることにより、振れによる結像
位置のずれを補正し、像振れを解消しようとするもので
あった。
【0005】そして、このような振れ防止装置におい
て、振れ防止レンズをシフト移動させるための駆動機構
として、たとえば特開平3−110530号公報等に開
示されるような機構部が従来既に提案されていた。
【0006】この従来例では、振れ防止レンズのレンズ
枠を、光軸に直交する面内で移動可能に保持するととも
に、レンズ枠に対しx軸側、y軸側という第1および第
2の駆動手段(モータ、ギヤ列、レバーまたはねじ軸、
スチールボールおよびV溝部による)からの駆動力を押
圧力および引張力として伝達する移動量発生手段や伝達
手段(ロッド部材や駆動軸による)を介して作用させる
ことにより、振れ防止レンズをx軸方向、y軸方向に直
接駆動して移動させることにより所望の方向への動きを
得る構造であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例において振れ防止レンズは、第1および第2の駆動
力発生手段からの駆動力が、第1、第2の駆動力伝達手
段、さらには第1、第2の移動量発生手段を介してレン
ズ枠に与えられることにより、第1の方向または第2の
方向に適宜駆動して移動され、その結果として像振れを
防止し得るようになっていた。
【0008】しかしながら、このような従来の振れ防止
装置では、第1、第2の駆動力発生手段からの駆動力を
それぞれの駆動力伝達手段、移動量発生手段を介してレ
ンズ枠に伝達して移動させるにあたって、次のような問
題を生じていた。
【0009】すなわち、レンズ枠に移動量を作用させる
第1、第2の移動量発生手段との結合部分にあっては、
一方の移動量発生手段によりレンズ枠を移動させる際
に、他方の移動量発生手段との結合部ではこの移動方向
に沿ってレンズ枠を移動可能にガイドすることが必要と
なっている。そして、このようなガイド部分では、摺動
摩擦が生じ、これにより移動量発生手段からの力に伴な
うレンズ枠の所要の動きを得にくくなるばかりでなく、
このレンズ枠にモーメントが作用し、レンズ枠の所望の
駆動制御を行なえないものであった。
【0010】換言すれば、上述した振れ防止レンズの駆
動時において発生する摩擦力等の影響を受けると、振れ
防止レンズには、その駆動手段から駆動力を伝える伝達
手段との結合部分において、摩擦力を生じることを避け
られない。したがって、このような摩擦力により振れ防
止レンズを保持するレンズ枠には、摩擦力に伴なう力が
作用し、その作用力がレンズ枠に対し回転モーメント等
を与えるといった問題を招いてしまうものであった。
【0011】したがって、このような振れ防止装置で
は、振れ防止駆動がスムーズなものとはならず、このた
め振れ防止駆動を正確に振れ防止レンズに伝えることが
できないことになり、補正誤差を生じ易く、所望の振れ
防止機能を発揮できないという問題を避けられないもの
であった。
【0012】特に、このような問題は、従来装置では、
振れを防止するための振れ防止レンズの移動量発生手段
が、振れ防止駆動によってガイド部分との間に生じる摩
擦力の方向の延長線上にないために著しいもので、これ
らの問題を一掃できるような何らかの対策を講じること
が望まれている。
【0013】さらに、上述したような振れ防止レンズを
保持するレンズ枠に移動量を与える移動量発生手段は、
レンズ枠の対向する位置に設けた付勢手段と併用される
ことが一般的であるが、このような付勢手段の位置も、
上述したガイド部分での摩擦力の方向の延長線上にはな
いもので、上述したような回転モーメントの影響が大き
いものであった。
【0014】また、このような付勢手段を用いた場合に
おいて、一方の移動量発生手段からの力でレンズ枠を動
かした際に、その移動量に伴ってレンズ枠の別の位置に
付設された他方の付勢手段の連結位置が変位し、この変
位量に伴なう付勢力変動もレンズ枠にモーメントとして
作用するもので、このような点にも配慮しなければなら
ない。
【0015】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、簡単かつ安価な構造によって振れ防止レン
ズの駆動時に発生する力を効果的に相殺あるいは軽減さ
せ、振れ防止光学系を移動させるための移動量発生手段
の働きをより正確に伝達し得るように構成している振れ
防止装置を得ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために、請求項1に係る発明は、主光学系の光軸に対し
略直交する面内で可動されるレンズ枠に保持された振れ
防止光学系と、前記レンズ枠に作用しレンズ枠を第1の
方向に移動させるとともに、レンズ枠の第2の方向への
移動をガイドする第1の移動手段と、前記レンズ枠に作
用しレンズ枠を第2の方向に移動させるとともに、レン
ズ枠の第1の方向への移動をガイドする第2の移動手段
と、前記レンズ枠を第1の方向に付勢する第1の付勢手
段と、前記レンズ枠を第2の方向に付勢する第2の付勢
手段とを備え、前記第1の移動手段が前記レンズ枠に作
用する作用位置を、レンズ枠が第1の方向に移動するこ
とによって発生する第2の移動手段とレンズ枠との間の
第1の方向の抵抗力と、前記第2の付勢手段による第1
の方向の付勢力とによるレンズ枠に発生する回転モーメ
ントを相殺する位置とするとともに、前記第2の移動手
段が前記レンズ枠に作用する作用位置を、レンズ枠が第
2の方向に移動することによって発生する第1の移動手
段とレンズ枠との間の第2の方向の抵抗力と、前記第1
の付勢手段による第2の方向の付勢力とによるレンズ枠
に発生する回転モーメントを相殺する位置としたもので
ある。
【0017】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記第1の移動手段が前記レンズ枠
に作用する作用位置を、前記第2の付勢手段による第1
の方向の付勢力が0から最大値の範囲においてレンズ枠
に発生する回転モーメントを相殺する位置とするととも
に、前記第2の移動手段が前記レンズ枠に作用する作用
位置を、前記第1の付勢手段による第2の方向の付勢力
が0から最大値の範囲においてレンズ枠に発生する回転
モーメントを相殺する位置としたものである。
【0018】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記第1の移動手段が前記レンズ枠
に作用する作用位置を、前記第2の付勢手段による第1
の方向の付勢力が最大値の1/2においてレンズ枠に発
生する回転モーメントを相殺する位置とするとともに、
前記第2の移動手段が前記レンズ枠に作用する作用位置
を、前記第1の付勢手段による第2の方向の付勢力が最
大値の1/2においてレンズ枠に発生する回転モーメン
トを相殺する位置としたものである。
【0019】
【作用】本発明によれば、レンズ枠に作用する作用位置
を、レンズ枠において問題となる回転モーメントを相殺
できる位置とすることにより、レンズ枠の所要の状態で
駆動して移動させ得るものである。
【0020】
【0021】
【0022】
【実施例】図1ないし図6は本発明に係る振れ防止装置
の一実施例を示すものであり、これらの図において、ま
ず、本発明を適用して好適なレンズシャッタ付き撮影レ
ンズ系を有するカメラの概略構成を、図6を用いて簡単
に説明する。
【0023】すなわち、全体を符号1で示すカメラにお
いて主光学系である撮影レンズ系2は、第1のレンズ群
4と、前、後レンズ群7,8による第2のレンズ群9
と、第3のレンズ群11とを備え、ズームレンズとして
構成されている。
【0024】ここで、第1のレンズ群4は、三枚のレン
ズ4a,4b,4cがレンズ枠3に保持されることによ
り構成されている。第2のレンズ群9は、三枚、四枚の
レンズ7a,7b,7c;8a,8b,8c,8dがレ
ンズ枠5,6に保持されることにより合計七枚のレンズ
から構成されている。第3のレンズ群11は、三枚のレ
ンズ11a,11b,11cがレンズ枠10に保持され
ることにより構成されている。
【0025】また、図中12はレンズシャッタで、上述
した第2のレンズ群9の前、後レンズ群7,8間に介在
して設けられ、シャッタ幕13,14とこれを駆動する
駆動部15等から構成されている。なお、この駆動部1
5は、第2のレンズ群9において前レンズ群7のレンズ
枠5の外周部等に配設され、またシャッタ幕13,14
は、後述する像振れ防止レンズとして機能する後レンズ
群8の直前に配置される。
【0026】さらに、図中16は上述した撮影レンズ系
2を構成する第1、第2および第3のレンズ群4,9,
11によって被写体像が結像されるフィルムによる結像
面で、また図中Iは撮影レンズ系2の光軸である。
【0027】そして、本実施例によれば、上述したよう
な三群のレンズ群4,9,11を有する撮影レンズ系2
において、第2のレンズ群9の後レンズ群8を、像振れ
防止レンズとして光軸Iと直交する方向にシフトさせる
ことにより、図1、図2、図4および図5に示したよう
な像振れ防止機構部20を用い、結像面16に結ばれる
像を像振れ状態に応じて移動させるように構成されてい
る。
【0028】このような像振れ防止機構部20は、図
1、図4および図5から明らかなように、第2のレンズ
群9における後レンズ群8の外周側空間内にレンズシャ
ッタ12側の基板21をベース部材として利用して設け
られている。
【0029】さらに、このような像振れ防止機構部20
において、前記第2のレンズ群9における後レンズ群8
(以下、振れ防止レンズ8という)は、図1、図4およ
び図5から明らかなように、レンズ枠6内に固定して保
持されている。また、このレンズ枠6の外周部で基板2
1の開口部21a部分に対向する部分には、フランジ部
6aが設けられている。
【0030】そして、これらフランジ部6aと基板開口
部21aの対向する部分には、図1および図5から明ら
かなように、リテーナ部材68の貫通穴によって位置決
め保持されるボール70,71,72,73を受けるた
めの焼き入れ鋼等の高硬度材料からなる受け部材67,
69が付設されている。前記ボール70,71,72,
73は、これらの受け部材67,69によって挾み込ま
れた状態で保持され、これによりレンズ枠6は、フラン
ジ部6a、受け部材67、ボール70〜73(被伝達手
段)を介して前記基板21の開口部21aに対し移動可
能な状態となっている。
【0031】すなわち、リテーナ部材68には、ボール
70,71,72,73が内部で回転自在に保持される
貫通穴が、周方向に等配して形成されている。また、レ
ンズ枠6は、その外周部の一部に設けた腕部6f,6g
と基板21との間にばね51,52が掛け渡されてお
り、これにより前記受け部材67,69がボール70〜
73に常時当接するようになっている。
【0032】このような構造では、振れ防止レンズ8
は、光軸Iに直交する平面内において低負荷で移動可能
に支持され、しかもばね51,52によって常時付勢さ
れているため、倒れを生じて光学性能を劣化させるとい
った問題は生じない。なお、図5ではボール70,71
を二個所にしか図示していないが、基板21の開口部2
1a回りに、フランジ部6aとの間に、図1に示すよう
にボール72,73を含めて四個所に配置するとよい。
【0033】さらに、図1中30,31は前記像振れ防
止レンズ8をx軸方向およびy軸方向に移動させるため
の駆動手段となるx軸用およびy軸用のDCモータ(図
中Mx,Myを付している)で、基板21側に付設して
固定されている。また、32,33はこれらのモータ3
0,31から駆動力を伝達するギヤ32a,32b,3
2c,32d,32e;33a,33b,33c,33
d,33eからなる回転伝達手段となる減速ギヤ列で、
その回転は、第1、第2の軸34,35に伝達される。
これら第1、第2の軸34,35は、基板21に設けら
れた軸受部21b,21cまたは21d,21eに、x
軸方向またはy軸方向に延在して回動可能に軸支されて
いる。
【0034】なお、上述したモータ30,31からの回
転を伝達するギヤ列32,33を構成するギヤ32b,
32c,32d;33b,33c,33dは、それぞれ
基板21上に回動可能に固定されるとともに、ギヤ32
e,33eは軸34,35と一体に回転可能に構成され
ている。
【0035】36,37はx軸側およびy軸側の伝達手
段となる可動部材で、それぞれに設けられているめねじ
部36a,37aが前記軸34,35のおねじ部34
a,35aに螺合しており、これら送りねじによる移動
量発生手段によって、可動部材36,37を介してレン
ズ枠6をx軸、y軸方向に移動させるように構成されて
いる。
【0036】さらに、これら各可動部材36,37に
は、めねじ部36a,37aに隣接してガイド部材5
5,56が固定されている。そして、これらのガイド部
材55,56は、図1、図4から明らかなように、基板
21の軸受部21b,21dまたは21c,21eに軸
34,35と平行して設けられたガイド軸57,58に
ガイドされている。したがって、可動部材36,37
は、各モータ30,31によりそれぞれx軸方向、y軸
方向に可動される。
【0037】ここで、上述したレンズ枠6のフランジ部
6aには、図1や図4から明らかなように、ローラ5
9,60,61,62が、ローラ軸63,64,65,
66によって回動自由に取付けられる。さらに、レンズ
枠6のローラ59,60の反対側のばね掛け部6b、ロ
ーラ61,62の反対側のばね掛け部6cと基板21と
の間には、図1および図4に示されるように、各ばね5
3,54がそれぞれの可動部材36,37の可動方向の
x軸方向、y軸方向と略同一方向に掛け渡されている。
そして、ローラ59,60および61,62は、それぞ
れ可動部材36,37の両方の先端において断面形状が
略L字型をした当接部36b,36cまたは37b,3
7cに、ばね53,54の付勢力によって当接してい
る。
【0038】したがって、上述した振れ防止レンズ8
は、x軸側のモータ30によって可動部材36の可動方
向(x軸方向)に追従してシフトするが、y軸方向には
自由となる。また、この振れ防止レンズ8は、同様にy
軸側のモータ31によって可動部材37の可動方向(y
軸方向)に追従してシフトするが、x軸方向には自由と
なる。このことから、この振れ防止レンズ8は、基板2
1の開口部21aの内部において全ての方向にシフト可
能となる。
【0039】また、ばね53,54によってレンズ枠6
を可動部材36,37の可動方向であるx軸方向、y軸
方向と略同一方向に付勢することにより、レンズ枠6と
可動部材36,37は常に当接した状態となっており、
これにより可動部材36,37の動きをレンズ枠6に確
実に伝えることができる。
【0040】さらに、ばね53,54の付勢力により、
軸34,35のスラスト方向でのがた、軸34,35の
おねじ部34a,35aと可動部材36,37のめねじ
部36a,37aの螺合部分でのがたを、それぞれの付
勢方向に常に取ることができる。したがって、それぞれ
のモータ30,31の駆動力を正確かつ確実に振れ防止
レンズ8に伝えることができる。
【0041】ここで、上述した構成による本発明の詳細
を、図2および図3の(a),(b)を用いて以下に詳
述する。すなわち、これらの図は本発明におけるレンズ
枠6、可動部材36,37、ばね53,54、軸34,
35、ローラ59,60,61,62、ローラ軸63,
64,65,66等による移動力発生手段とレンズ枠と
の結合部分を抜き出して示している。
【0042】これらの図において、本発明によれば、軸
35、ばね54およびローラ59,60と可動部材37
との接触部は、略一直線上に近い状態で並んで配置され
ている。換言すれば、第1、第2の移動量発生手段とな
る軸34,35および可動部材36,37を、レンズ枠
6をx軸またはy軸方向に移動させるとともにこのレン
ズ枠6をy軸またはx軸方向に移動可能にガイドした状
態でレンズ枠6とそれぞれ結合し、さらに軸34,35
によってレンズ枠6に作用する力の作用位置を、それぞ
れの可動部材36,37とレンズ枠6との結合部の範囲
内であって他方の可動部材37,36とレンズ枠6との
結合部に近い位置に設定している。
【0043】このような構成によれば、レンズ枠6に対
する軸34,35の結合部位置を、他方側とレンズ枠6
との結合部に近い位置に設けているため、レンズ枠6の
移動による摩擦力によって生じるモーメントの影響を軽
減することが可能となる。
【0044】たとえばy軸側の軸35を回転駆動し、お
ねじ部35aとめねじ部37aとによる移動量発生手段
によって可動部材37、ばね54を介して図中矢印方向
への移動力を生じさせると、図2および図3の(a)か
ら明らかなように、レンズ枠6とx軸側の可動部材37
(ローラ59,60およびローラ軸63,64部分)と
の間では図中矢印fで示すような転がり摩擦力を生じ
る。一方、レンズ枠6においてx軸側でのばね53の連
結位置では、図2および図3の(b)から明らかなよう
に、レンズ枠6の移動量によってばね連結位置が変位す
ることから、ばね53による付勢力をPとすると、変位
した角度θとの関係において図中P・sinθで示す力
が生じる。
【0045】このような力関係が生じている場合におい
て、軸35の可動部材37を介してのレンズ枠6への結
合部位置が、可動部材37の幅方向中央に位置している
と、その左、右両側で生じる力が(f+f>P・sin
θ)という関係となることから、レンズ枠6に対し回転
モーメントを生じ、その結果振れ防止レンズ8の所要の
移動制御を行えないという問題を生じる虞れがある。
【0046】これに対し、本発明では、レンズ枠6に対
する軸35の可動部材37を介しての連結位置を、他方
の可動部材36とレンズ枠6との摺動部分に近接させて
いることから、レンズ枠6に働くモーメントを小さくす
ることができる。すなわち、上述した転がり摩擦力f
は、可動部材37が軸35およびばね54から受ける力
の延長線上に略一致し、これによりレンズ枠6の動きは
スムーズなものとなる。
【0047】特に、本実施例では、軸35とこれに対応
するばね54とによってレンズ枠6に作用する力の作用
位置を、レンズ枠6がx,y軸方向に移動することによ
り発生するy軸またはx軸側の可動部材36とレンズ枠
6との結合部に生じる各方向での負荷と、y軸またはx
軸側のばね54,53による各方向での負荷により生じ
るレンズ枠6に働く回転モーメントを相殺する位置(図
2で示すように軸35の位置を、レンズ枠6の一辺の長
さを所定の割合いで割り振った位置としている。すなわ
ち、このような割合いとしては、たとえば振れ防止レン
ズ8が移動したときのローラの転がり摩擦力をf、可動
方向と略直交する方向に配置されているばねの傾きを
θ、このばねに加わる力をPとした場合に、F(=f×
2):P・sinθの関係をもって割り振って配置する
とよい。
【0048】このようにすると、上述したレンズ枠6を
駆動力で移動させる際に生じる転がり摩擦力やばね53
の付勢力変化による移動力方向への力を相殺し、レンズ
枠6に回転モーメントが生じることを防止できる。
【0049】なお、このような動作は、軸35と略直角
方向に配置されている軸34、可動部材36、ばね53
等によるx軸側においても同様となる。
【0050】ここで、上述した可動部材37によるレン
ズ枠6の移動量に伴なう角度θとしては、たとえば0か
ら制限手段によって可動が制限される最大移動位置MA
Xとの範囲内での任意の位置、またはそのMAXの1/
2の値(最も多く使われる位置として考えられる)のい
ずれかを選択すればよい。たとえばばね53の引張り力
を20g、ローラ59,60の軸との間の摩擦係数を
0.3とし、光軸から1mm移動させた場合、 P・sinθ:2f=約1:7 となるもので、これに合わせて軸34,35の連結位置
を設定すればよい。
【0051】さらに、図1において符号80,81は振
れ防止レンズ8を駆動するための駆動力伝達手段の一
部、たとえば軸34,35上に軸支されているギヤ32
e,33eに付設された回転制限部材で、これらの回転
制限部材80,81によって、振れ防止レンズ8を保持
するレンズ枠6の移動範囲を、突部と溝部(詳細は図示
せず)との組合わせにより制限するように構成されてい
る。
【0052】また、図1において40x,40yはギヤ
32a,33aと一体に設けられその周縁部分に多数の
孔を等間隔で設けている孔付き円板、41x,41yは
孔付き円板40x,40yの周縁部を挾み込んで基板2
1側に設けられたフォトインタラプタで、これら各フォ
トインタラプタ41x,41yで円板40x.40y側
の孔の数をパルス信号として検出し、これをカウントす
ることによりモータ30,31の動き、さらに振れ防止
レンズ8の位置および速度を検出するようになってい
る。
【0053】以上の構成による像振れ防止機構部20に
よれば、前述した図6における第2のレンズ群9の後レ
ンズ群(振れ防止レンズ)8を、レンズ光軸Iに対し直
交する方向においてシフトさせることで、結像面16に
結ばれる像を、所要の状態で移動させ、結果として像振
れを防止し得るものである。
【0054】また、上述した像振れ防止機構部20によ
れば、比較的体積の大きいDCモータ30,31を、そ
の長手方向が前記撮影レンズ群2の光軸Iに対して直交
した位置関係となるように配置させることが可能で、図
4および図5からも明らかなように、これらDCモータ
30,31を、レンズシャッタ12や第3のレンズ群1
1側に突出させることも必要なく、振れ防止レンズ8の
レンズ枠6の外周側に、高密度にしかもコンパクトにユ
ニット化して組込むことが可能で、構造、組立て等の面
から有利である。
【0055】したがって、このような像振れ防止機構部
20によれば、レンズシャッタ12のスペースや第2の
レンズ群9と第3のレンズ群11との間隔を損なうこと
がない。しかも、上述したようにユニット化が簡単に行
なえるため、組込み性に優れており、たとえば交換式の
撮影レンズにおいて絞り機構に隣接して配置しても、非
常に有効である。
【0056】そして、上述した構成では、第1および第
2のモータ30,31を、振れ防止レンズ8のレンズ枠
6外周部に形成される環状空間部内で、この空間部内に
可動可能に配置される第1および第2の可動部材36,
37とは周方向にずれた位置に、それぞれの長手方向
が、光軸Iとは直交した位置関係となるようにして配設
していることから、簡単な機構部構造にもかかわらず、
駆動手段となるDCモータ30,31を、外部に突出さ
せることなく配設でき、しかもこれらによる振れ防止機
構部20をユニット化して構成でき、機構部20の省ス
ペース化、省コスト化を図れる等の利点がある。
【0057】このような利点は、モータ30,31の出
力軸を、それぞれがx軸方向、y軸方向に向いて配設
し、その回転力を、ギヤ列32,33を介して第1およ
び第2の変換手段となる第1および第2の軸34,35
と第1および第2の可動部材36,37とによって、そ
れぞれがx軸方向、y軸方向への直線運動に変換される
ような構成とすることで、より一層発揮させ得るもので
ある。
【0058】さらに、以上の構成では、振れ防止機構部
20を、振れ防止レンズ8のレンズ枠6の外周側に形成
される環状空間部内に、基板21と蓋体22とからなる
ケース部材を用いてユニット化して構成され、かつその
大きさも小型であり、これにより図6で例示したような
レンズシャッタ12等といった他の複雑な機構部を、隣
接して配置させることが必要とされる部位に用いて効果
を発揮し得るものである。
【0059】図7は本発明に係る振れ防止装置の第2の
実施例を示すものであり、前述した実施例と同一または
相当する部分は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。ここで、この実施例では、送りねじ機構による第1
および第2の移動量発生手段において、その送りねじ
(おねじ部35a、めねじ部37a)の有効径を、それ
ぞれの送りによる移動方向と異なる方向での可動範囲
(移動量)よりも大きく設定している。なお、このよう
な振れ防止レンズ8、レンズ枠6の可動範囲は、前述し
た通り、回転制限部材80,81によって制限されてい
るもので、これに応じて前記送りねじの有効径を適宜設
定すればよいものである。
【0060】上述した構成によれば、レンズ枠6が一方
に移動しているときに、他方向でのばね53または54
の連結位置が変位することに伴なう付勢力の移動方向に
おいて作用する影響を、移動量発生手段として用いられ
る送りねじの有効径を、レンズ枠6の移動量よりも大き
くすることで防ぎ、ばね53,54に伴なう送りねじに
作用するモーメントの影響を防止し、振れ防止レンズ8
の精度のよい駆動制御を可能とするものである。
【0061】そして、このような構成によれば、レンズ
枠6が一方に移動しているときに、他方向での付勢手段
の連結位置が変位することに伴なう付勢力の影響を、移
動量発生手段として用いられる送りねじの有効径を、レ
ンズ枠の移動量よりも大きくすることで適切かつ確実に
防ぎ、付勢手段に伴なうモーメントの影響を防止し得る
という利点を奏する。また、ばね53,54やそのレン
ズ枠6への連結位置でのこじれ等の問題を生じる虞れも
ない。
【0062】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、振れ防止装置を構成する像振れ防止機構部2
0を始めとする各部の形状、構造等を適宜変形、変更し
得ることは言うまでもない。
【0063】また、上述した実施例では、レンズシャッ
タ12を有するカメラに、本発明を適用した場合を説明
したが、これに限定されず、従来から周知のカメラにお
いて、手振れ等による像振れを防止するために、光軸I
から直交する方向にシフトさせる振れ防止レンズに適用
すればよいもので、カメラ側の構造に限定されないこと
は言うまでもない。
【0064】さらに、本発明に係る振れ防止装置は、上
述したようなカメラに限定されず、各種の光学機器、装
置等に適用して効果を発揮し得るものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、振
れ防止光学系を保持するレンズ枠を第1、第2の方向に
付勢する第1、第2の付勢手段を設け、第1または第2
の移動手段がレンズ枠に作用する作用位置を、レンズ枠
が第1または第2の方向に移動することによって発生す
る第2または第1の移動手段とレンズ枠との間の第1ま
たは第2の方向の抵抗力と、前記第2または第1の付勢
手段による第1または第2の方向の付勢力とによるレン
ズ枠に発生する回転モーメントを相殺する位置としたの
で、レンズ枠の所要の状態で駆動して移動させ得るもの
で、これにより正確かつ円滑に振れ防止光学系を駆動制
御し、振れ防止機能を発揮させることが可能となる。
【0066】
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振れ防止装置の一実施例を示し、
カメラのレンズ鏡筒部分において要部である振れ防止機
構部の要部断面図である。
【図2】本発明の要部となるレンズ枠とこれに対しての
移動量発生手段との関係を示す概略図である。
【図3】本発明によるレンズ枠と移動量発生手段、付勢
手段の関係を示し、(a)は概略正面図、(b)はばね
の動きを説明する概略図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】本発明に係る振れ防止装置を適用して好適なレ
ンズシャッタ付きカメラの概略構成を説明するための概
略構成図である。
【図7】本発明の第2の実施例を説明する要部の概略図
である。
【符号の説明】 1 カメラ 2 撮影レンズ 4 第1レンズ群 6 レンズ枠(レンズ枠部材) 6a フランジ部 7 前レンズ群 8 後レンズ群(振れ防止レンズ) 9 第2レンズ群 11 第3レンズ群 12 レンズシャッタ 15 シャッタ駆動部 16 結像面 20 像振れ防止機構部 21 基板 21a 開口部 30 x軸用DCモータ(駆動力発生手段) 31 y軸用DCモータ(駆動力発生手段) 32 駆動力伝達用ギヤ列(減速ギヤ列) 32e ギヤ 33 駆動力伝達用ギヤ列(減速ギヤ列) 33e ギヤ 34 第1の軸 34a おねじ部 35 第2の軸 35a おねじ部 35c 軸孔 36 x軸側の可動部材 36a めねじ部 36c 軸孔 37 y軸側の可動部材 37a めねじ部 51 ばね 52 ばね 53 ばね(付勢手段) 54 ばね(付勢手段) 59 ローラ 60 ローラ 61 ローラ 62 ローラ 63 ローラ軸 64 ローラ軸 65 ローラ軸 66 ローラ軸 80 回転制限部材 81 回転制限部材 I 撮影レンズ系の光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−49729(JP,A) 特開 平4−68323(JP,A) 特開 平3−110530(JP,A) 特開 平3−84506(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 5/00 G02B 27/64

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主光学系の光軸に対し略直交する面内で
    可動されるレンズ枠に保持された振れ防止光学系と、前記レンズ枠に作用しレンズ枠を第1の方向に移動させ
    るとともに、レンズ枠の第2の方向への移動をガイドす
    る第1の移動手段と、 前記レンズ枠に作用しレンズ枠を第2の方向に移動させ
    るとともに、レンズ枠の第1の方向への移動をガイドす
    る第2の移動手段と、 前記レンズ枠を第1の方向に付勢する第1の付勢手段
    と、 前記レンズ枠を第2の方向に付勢する第2の付勢手段と
    を備え、 前記第1の移動手段が前記レンズ枠に作用する作用位置
    を、レンズ枠が第1の方向に移動することによって発生
    する第2の移動手段とレンズ枠との間の第1の方向の抵
    抗力と、前記第2の付勢手段による第1の方向の付勢力
    とによるレンズ枠に発生する回転モーメントを相殺する
    位置とするとともに、 前記第2の移動手段が前記レンズ枠に作用する作用位置
    を、レンズ枠が第2の方向に移動することによって発生
    する第1の移動手段とレンズ枠との間の第2の方向の抵
    抗力と、前記第1の付勢手段による第2の方向の付勢力
    とによるレンズ枠に発生する回転モーメントを相殺する
    位置としたことを特徴とする振れ防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された振れ防止装置にお
    いて、 前記第1の移動手段が前記レンズ枠に作用する作用位置
    を、前記第2の付勢手段による第1の方向の付勢力が0
    から最大値の範囲においてレンズ枠に発生する回転モー
    メントを相殺する位置とするとともに、 前記第2の移動手段が前記レンズ枠に作用する作用位置
    を、前記第1の付勢手段による第2の方向の付勢力が0
    から最大値の範囲においてレンズ枠に発生する回転モー
    メントを相殺する位置としたことを特徴とする振れ防止
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された振れ防止装置にお
    いて、 前記第1の移動手段が前記レンズ枠に作用する作用位置
    を、前記第2の付勢手段による第1の方向の付勢力が最
    大値の1/2においてレンズ枠に発生する回転モーメン
    トを相殺する位置とするとともに、 前記第2の移動手段が前記レンズ枠に作用する作用位置
    を、前記第1の付勢手段による第2の方向の付勢力が最
    大値の1/2においてレンズ枠に発生する回転モーメン
    トを相殺する位置としたことを特徴とする振れ防止装
    置。
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