JP2009128472A - レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置 - Google Patents

レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多段的に進退する筒状部材相互のがたつきの積み上げを解消して各レンズ相互の光軸ずれを解消し、特に、回転しながら光軸方向に相対的に移動する2つの回転筒相互間のがたつきを防止したレンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置を得る。
【解決手段】複数のレンズ群を個別に移動させるために2つ以上の回転筒を有する変倍可能なレンズ鏡胴において、回転筒は、光軸周りに一体的に回転し光軸方向に相対移動する第1の回転筒15と第2の回転筒12を含み、第1の回転筒15と第2の回転筒12の間に、第1の回転筒15と第2の回転筒12を光軸方向に付勢する付勢部材20が設けられている。付勢部材20は、レンズ鏡胴の収納時は蓄勢されず、レンズ鏡胴が撮影可能な態勢をとっているとき第1の回転筒15と第2の回転筒12を付勢するように構成するとよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、不使用時にコンパクトに収納することができる沈胴式のレンズ鏡胴、このレンズ鏡胴を用いたカメラおよび携帯型情報端末装置に関するもので、特に、回転しながら移動する筒のがたつきを防止することができる構造に特徴を有するものである。
デジタルカメラを初めとして、各種カメラにおいては、撮影レンズとして焦点距離を連続して変更可能なズームレンズの装着が一般化しており、さらに、ズームレンズの高性能化、小型化が要求されている。特にデジタルカメラにおいては、小型化が進展し、撮影時以外はレンズ鏡胴がカメラ本体内に収納される、いわゆる沈胴式の撮影レンズを組み込んだものが増加している。カメラの小型化の要求はさらに薄型化にも及び、撮影レンズが沈胴した状態でのレンズ鏡胴部分の厚み寸法を極限まで小さくするための工夫が求められている。上記沈胴式レンズ鏡胴において、撮影時以外はレンズの一部を他のレンズの光路外に退避させる機構を組み込んだ例は上記工夫の一つである。
撮影レンズとしてズームレンズを採用し、かつ、撮影時以外のレンズ鏡胴の厚み寸法をより小さくしようとすると、レンズ枠や筒の重なりを増やし、これらの枠や筒が半径方向内外に重なり合った状態で光軸方向に相対的に移動して伸縮する構成が採用される。しかし、レンズ枠や筒の重なりが増えると、枠や筒の重なり部分で「がた」が生じ、多くの重なり部分でのがたが積み上がることによって大きな「がた」になり、これが各レンズ相互の光軸ずれの要因となって、結像される画像の品質が低下する。上記「がた」はまた、カメラの姿勢、例えばカメラを光軸周りに90度回転させて縦長の画面で撮影するかまたは横長の画面で撮影するかによっても異なり、「がた」がより大きくなる姿勢では、画像品質がより一層低下する、という問題があった。
上記のような「がた」を無くす工夫は従来のレンズ鏡胴においても試みられている。特許文献1記載の発明はその一つで、沈胴式のレンズ鏡胴において、回転しながら光軸方向に移動する回転筒と、この回転筒と光軸方向には一体的に移動し、しかし、回転止めがなされることによって直進方向にのみ移動するライナを有し、撮影状態においてのみライナのカムフォロワに当接してライナを片寄せする板ばねを設けたことを特徴としている。撮影状態において、板ばねがライナを片寄せするため、ライナが安定し、がたつきを防止することができる。ただし、特許文献1に記載されている上記回転筒とライナと板ばね構成をズームレンズに採用すると、ズーミングの過程で板ばねとカムフォロワの当接が外れるため、ズームレンズに採用することはできない。
特許文献2記載の発明は、一つのカム筒で二つのレンズ群を移動させるようにしたレンズ鏡胴において、カム筒と鏡胴本体すなわち固定部との間に弾性部材を介在させ、カム筒を光軸方向に付勢してカム筒のがたつきを防止するものである。特許文献2記載の発明は、いわゆる沈胴式のレンズ鏡胴ではなく、また、筒状の部材が多段式に伸縮するものにおいて、筒状の部材間のがたつきをなくすという目的のものでもない。
特許文献3記載の発明は、第2レンズ枠より結像面側に回転しないリング状の遮光板を設け、第2レンズ枠と上記遮光板との間に引っ張りばねを介在させることにより、第2レンズ枠のピンをカム筒のカム溝の側壁に当接させ、第2レンズ枠とカム筒間のがたつきを無くすようにしたズームレンズ鏡胴に関するものである。特許文献3記載の発明によれば、引っ張りばねを装着するために、リング状の遮光板を別部材として付加する必要があり、しかも、この遮光板を光軸方向に並べて配置する必要があるため、光軸方向のスペースが増大する難点がある。また、第2レンズ枠の厚さ方向にまたがって、かつ、第2レンズ枠の外周側に引っ張りばねを介在させているため、引っ張りばねを有効に機能させるためには第2レンズの厚みが必要であり、引っ張りばねを収容するために、光軸方向のスペースおよび第2レンズ枠の外周側に容積の大きな空洞を形成する必要があって、レンズ鏡胴を小型化するための阻害要因となっている。
特許文献4記載の発明は、レンズ光学系を収容し内外多重に配置される第1筒体、第2筒体および第2筒体と係合して第2筒体を回転させる第3筒体を有する沈胴式のレンズ鏡胴において、第2筒体が使用位置まで繰り出したときに、第2筒体と第3筒体相互を光軸方向に付勢する付勢部材を、回転筒である第2筒体に設けたことを特徴としている。
特開2007−114533号公報 特開2000−180689号公報 特開平10−123403号公報 特許第3866996号公報
以上説明した各特許文献記載の発明はいずれも、多段的に進退する筒状の部材を有するレンズ鏡胴において、筒状部材相互のがたつきの積み上げを解消して各レンズ相互の光軸ずれを解消するという発想はない。また、回転しながら光軸方向に相対的に移動する2つの回転筒相互間のがたつきを防止するための構成も開示されていない。したがって、従来のレンズ鏡胴によれば、各レンズの光軸の位置ずれが生じやすく、結像される画像の品質が劣化しやすい、という難点があった。
本発明は、多段的に進退する筒状の部材を有するレンズ鏡胴において、筒状部材相互のがたつきの積み上げを解消して各レンズ相互の光軸ずれを解消し、特に、回転しながら光軸方向に相対的に移動する2つの回転筒相互間のがたつきを防止することができるレンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数のレンズ群を個別に移動させるために2つ以上の回転筒を有する変倍可能なレンズ鏡胴において、上記2つ以上の回転筒は、光軸周りに一体的に回転し光軸方向に相対移動する第1の回転筒と第2の回転筒を含み、上記第1の回転筒と第2の回転筒の間に、この第1の回転筒と第2の回転筒を光軸方向に付勢する付勢部材が設けられていることを最も主要な特徴とする。
上記付勢部材は、レンズ鏡胴の収納時は蓄勢されず、レンズ鏡胴が撮影可能な態勢をとっているとき第1の回転筒と第2の回転筒を付勢するように構成するとよい。
第1の回転筒と第2の回転筒は、第1の回転筒と第2の回転筒との間に設けられている付勢部材によって光軸方向に付勢されるため、第1の回転筒と第2の回転筒相互間のがたつきがなくなり、第1の回転筒と第2の回転筒によって移動させられる複数のレンズ群相互の光軸ずれがなくなり、鮮鋭で高品質の画像を得ることができる。
上記付勢部材は、レンズ鏡胴の収納時は蓄勢されず、レンズ鏡胴が撮影可能な態勢をとっているとき第1の回転筒と第2の回転筒を付勢するように構成すると、レンズ鏡胴を撮影可能な態勢から収納位置までの範囲で移動させるときの力量を軽減することができる。
以下、本発明にかかるレンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1乃至図11において、符号17はレンズ鏡胴のベース部材を示しており、ベース部材17は固定筒10を備えている。固定筒10の内周側には大回転筒15が嵌められ、大回転筒15の内周側にはその後端側(図において右端側)から円筒形状の大直進ガイド16が嵌められている。固定筒10の内周面には比較的ピッチの大きい雌型のヘリコイド103が形成されるとともに、中心軸線と平行に直進溝101が複数個所に形成されている。上記ヘリコイド103には、大回転筒15の後端部外周に突出して形成された雄型のヘリコイド153が嵌っている。上記ヘリコイド153は、図3に示すように、極短い突形のヘリコイドで、大回転筒15の周方向の複数個所に形成されている。
大回転筒15の後端部外周には、ヘリコイド153に隣接してラック151が形成されている。このラック151には、モータによって回転駆動される図示されないピニオンが噛み合っている。したがって、上記ピニオンがモータによって回転駆動されると、ヘリコイド153がヘリコイド103に案内されることにより大回転筒15が固定筒10内において中心軸線周りに回転しながら中心軸線方向(以下「光軸方向」という)前後に移動するようになっている。上記ピニオンは、大回転筒15が前後に移動してもラック151との噛み合いが外れないように軸方向の寸法が長くなっている。
大直進ガイド16は後端部に半径方向外側に向かって突出した複数個の突起165を有していて、これらの突起165は固定筒10の直進溝101に嵌まっている。したがって、大直進ガイド16は直進溝101にガイドされて中心軸線方向に直進移動することができる。大回転筒15の内周面には、直進溝152が複数本、それぞれ光軸と平行に形成されている。上記各直進溝152は大回転筒15の前端部において周方向に形成された溝に連続している。大直進ガイド16の前端部外周面には上記直進溝152に対応する数の突起164が形成されている。これらの突起164は上記各直進溝152に沿って挿入されたあと、大回転筒15と大直進ガイド16が中心軸線周りに相対回転させられることにより、各突起164が直進溝152に続く上記周方向の溝に嵌まっている。したがって、大直進ガイド16は、上記各突起164が上記周方向の溝に嵌まることによって、大回転筒15と一体的に中心軸線方向に移動するようになっており、また、中心軸線周りには大回転筒15に対して相対回転可能になっている。大直進ガイド16の前端部内周面には雌型のヘリコイド163が形成されている。
大直進ガイド16を第1の回転筒とすると、この第1の回転筒である大直進ガイド16の内周側には第2の回転筒である小回転筒12が嵌められている。図4にも示すように、小回転筒12の後端部外周面には雄型のヘリコイド121が形成され、このヘリコイド121形成部の一部に適宜数の円柱状のピン123が立てられている。図2に示すように、上記ヘリコイド121は大直進ガイド16のヘリコイド163と噛み合い、上記ピン123は、大直進ガイド16の周壁に形成された逃げ溝166を貫通して大回転筒15の直進溝152に嵌まっている。したがって、大回転筒15が光軸周りに回転すると、この回転力が直進溝152からピン123に伝えられ、小回転筒12が大回転筒15とともに光軸周りに回転するようになっている。大直進ガイド16に対して小回転筒12が回転することにより、上記ヘリコイド121と大直進ガイド16のヘリコイド163との噛み合いによって小回転筒12が光軸方向に進退するようになっている。上記ピン123は、小回転筒12の回転によりヘリコイド121とヘリコイド163とのピッチに対応して回転しつつ移動するので、ピン123が大直進ガイド16と干渉しないように、上記逃げ溝166は、ヘリコイド121およびヘリコイド163のピッチと同じピッチで、かつ、上記ピン123から離間するようにピン123の直径よりいくらか幅広に形成されている。
小回転筒12の内周面には適宜数のカム溝124が形成されている。小回転筒12の内周側には第1レンズ群1を保持したリング状の第1レンズ枠11が嵌められている。レンズ枠11の後端部外周にはピン状のカムフォロワ111が適宜数立てられていて、それぞれのカムフォロワ111は上記カム溝124に嵌まっている。レンズ枠11の内周側には円筒形の小直進ガイド13が嵌められている。小直進ガイド13の後端部外周の対蹠位置には2つのガイド突起131,132が半径方向外方に突出して形成されている。これらのガイド突起131,132は、大直進ガイド16の内周面に形成された光軸方向の直進溝167,168に嵌まっている。したがって、小直進ガイド13は大直進ガイド16に対しては光軸方向に相対移動可能であるが、大直進ガイド16と同様に光軸周りに回転することはできない。
小直進ガイド13の外周面には適宜数の直進溝133が光軸と平行に形成されている。レンズ保持枠11の内周面側には上記直進溝133に嵌り合う図示されない突起が形成されている。したがって、レンズ保持枠11は小直進ガイド13に対し光軸方向に相対移動可能になっている。また、小回転筒12が光軸周りに回転すると、そのカム溝124に対するレンズ保持筒11のカムフォロワ111の嵌合位置が連続的に変動し、レンズ保持筒11がカム溝124の側壁に押されて光軸方向に移動するようになっている。レンズ保持筒11の前端には、不使用時にレンズ前面を塞いでレンズを保護するバリヤユニット18が固定されている。
小直進ガイド13の内周側にはカム筒14が嵌められている。カム筒14の後端には一対の突起141が半径方向外側に突出して形成されている。これらの突起141は、小回転筒12の後端に形成されている切り込み(図示されず)に嵌まっていて、カム筒14は小回転筒12と一体的に光軸周りに回転し、また、光軸方向に移動可能となっている。カム筒14には光軸方向前側にカム溝142が、光軸方向後ろ側にカム溝143が形成されている。カム筒14の内周側には、前側に第2レンズ枠21が、後ろ側にシャッタユニット31がそれぞれ相対回転可能に、かつ、光軸方向に相対移動可能に嵌められている。第2レンズ枠21は第2レンズ群2を保持している。第2レンズ枠21の外周には適宜数のピン状のカムフォロワ211が立てられ、シャッタユニット31の外周には適宜数のピン状のカムフォロワ311が立てられている。第2レンズ枠21のカムフォロワ211はカム筒14のカム溝142を貫通し、さらに、小直進ガイド13の内周面に形成されている直進溝135(図9参照)に嵌まっている。したがって、カム筒14が回転すると、カムフォロワ211が嵌まっている上記カム溝142と小直進ガイド13の直進溝との交差位置が光軸方向に移動し、第2レンズ枠21が光軸方向に移動するように構成されている。シャッタユニット31のカムフォロワ311はカム筒14のカム溝143を貫通し、さらに、小直進ガイド13の内周面に形成されている直進溝に嵌まっている。したがって、カム筒14が回転すると、カムフォロワ311が嵌まっている上記カム溝143と小直進ガイド13の直進溝136(図9参照)との交差位置が光軸方向に移動し、シャッタユニット31が光軸方向に移動するように構成されている。
ここまで説明してきたレンズ鏡胴は、沈胴式のズームレンズを構成している。そこで、収納状態から、各部材をベース部材17から撮影可能な状態まで繰り出す動作、さらに、撮影可能な状態におけるワイド位置(広角端)からテレ位置(望遠端)までの間の動作について説明しておく。
前述のモータの駆動によって大回転筒15が回転駆動されると、大回転筒15はそのヘリコイド153が固定筒10のヘリコイド103にリードされて光軸方向に移動する。大回転筒15の内周側に嵌められている大直進ガイド16は、突起165が固定筒10の直進溝101に嵌まっているため、また、前述のとおり光軸方向には大回転筒15と一体であるから、光軸周りに回転することなく大回転筒15の光軸方向への移動と共に光軸方向に移動する。大回転筒15の内周面に形成されている直進溝152には、小回転筒12に立てられ、かつ、大直進ガイド16の逃げ孔166を貫通しているピン123が嵌まっているため、大回転筒15が回転することによりこの回転力が小回転筒12に伝達され、小回転筒12も光軸周りに回転する。小回転筒12が回転すると、そのヘリコイド121と大直進ガイド16のヘリコイド163との噛み合いにより小回転筒12は光軸方向に進退する。
小回転筒12の内周側には、第1レンズ枠11、小直進ガイド13、カム筒14がこの順に嵌められている。カム筒14は小回転筒12に実質的に一体に結合されている。小直進ガイド13は、そのガイド突起131,132が大直進ガイド16の直進溝167,168に嵌まることにより、大直進ガイド16に対して光軸方向に直進することができるが、光軸周りに回転することはできない。小回転筒12が光軸周りに回転すると、カムフォロワ111が小回転筒12のカム溝124に嵌まり、かつ、小直進ガイド13の直進溝133で回転止めがなされている第1レンズ枠11が、カム溝124によって光軸方向に移動させられる。
また、小回転筒12と共にカム筒14が回転すると、そのカム溝142を貫通しかつ小直進ガイド13の直進溝135に嵌まっている第2レンズ枠21のカムフォロワ21が光軸方向に移動し、これと共に第2レンズ枠21が光軸方向に移動する。同様に、カム溝143を貫通しかつ小直進ガイド13の直進溝136に嵌まるシャッタユニット31のカムフォロワ311が光軸方向に移動し、これと共にシャッタユニット31が光軸方向に移動する。
図6、図8は、固定枠10を除く他の部材が固定枠10の方に向かって後退し、第1レンズ保持筒11、小回転筒12、大回転筒15の前端面がほぼ同一面をなしてコンパクトに収納された状態を示している。この収納状態では、バリヤユニット18がバリヤを閉じ、レンズを保護している。この実施例におけるレンズ構成は、前述の第1レンズ群1と第2レンズ群2のほかに、図9に示すように第3レンズ群3、第4レンズ群4を備えているが、上記収納状態では、第3レンズ群3、第4レンズ群4は光軸外に退避して、レンズ鏡胴およびこのレンズ鏡胴を備えたカメラなどのコンパクト化に寄与する構成になっている。
上記収納状態から撮影可能な状態にすべくモータが起動されると、モータの回転力がラック151に伝達されて大回転筒15が回転駆動される。大回転筒15はその回転によりリコイド153が固定筒10のヘリコイド103にリードされて光軸方向前方に繰り出し、大直進ガイド16も光軸方向前方に直進する。大回転筒15の回転により小回転筒12も前述のとおり光軸周りに回転し、小回転筒12はそのヘリコイド121と大直進ガイド16のヘリコイド163との噛み合いにより光軸方向前方に繰り出す。また、小回転筒12と一体的にカム筒14も回転しながら光軸方向に繰り出し、小回転筒12の光軸方向への繰り出しに伴って小直進ガイド13が光軸方向前方に向かって直進する。小回転筒12が光軸周りに回転しながら光軸方向に繰り出すことにより第1レンズ枠11が光軸方向に繰り出す。カム筒14が回転しながら光軸方向に繰り出すことにより、そのカム溝142,143の側壁が第2レンズ枠21、シャッタユニット31のカムフォロワ211,311を押し、第2レンズ枠21およびシャッタユニット31を光軸方向に繰り出す。図2、図9は、このようにして、第1レンズ群1、第2レンズ群2が光軸方向に繰り出し、また、第3レンズ群3、第4レンズ群4が光軸上に進出して撮影可能な態勢に至った状態を示している。図7はこのときの外観を示しており、バリヤユニット18がバリヤを開いている。
図2、図9に示す各レンズ群の位置は、撮影可能な最も短い焦点距離位置すなわち広角端の位置である。この位置においてたとえばズームボタンを望遠側に操作すると、前記モータはさらに同じ向きに回転し、大回転筒15を収納状態から撮影可能な状態にするときの回転の向きと同じ向きに回転させる。これにより第1レンズ群1、第2レンズ群2はさらに光軸方向前方に繰り出し、第3レンズ群3、第4レンズ群4も適宜光軸方向に進退し、図10に示すような、撮影可能な最も長い焦点距離位置すなわち望遠端に至る。望遠端から広角端に向かう動作は、ズームボタンを広角側に操作し、上記モータを逆転させて大回転筒15を逆転させ、上記各レンズ群1〜4を逆向きに移動させることによって行う。
以上説明してきたように、多くの筒状の部材を相互に光軸方向に進退させ、かつ相対回転させることにより、多くのレンズ群に複雑な動きをさせることによって、収納時の形態をコンパクトにするとともに、撮影可能範囲での変倍率を大きくすることを可能にしている。このように、筒状の部材が多段的に進退する構成では、撮影時において、筒状の部材相互間にがたつきがあると、がたつきが多段に積み上がって各レンズ群の光軸がずれ、撮影画像の品質が劣化することは前に説明した。図示の実施例では、筒状の部材相互間のがたつきを無くすためのさまざまな工夫がなされているので、次に、このがたつき防止のための構造について説明する。
図1、図8乃至図11に示すように、固定筒10の前端部外周面には周方向に適宜の間隔をおいて、第1の弾性部材としての適宜数の板ばね105が固定されている。板ばね105の後端部は直角に曲げられて固定筒10のスリット状の孔から固定筒10の内周面に形成された光軸方向の直進溝106内に進出している。この直進溝106には大直進ガイド16の後端に半径方向外方に向けて形成された突出部169が嵌まっている。大直進ガイド16を含む各筒状の部材が撮影可能な位置まで進出した状態で板ばね105の折り曲げ部に大直進ガイド16の突出部169が当たって板ばね105を蓄勢するようになっている。この蓄勢力で、図11に示すように大直進ガイド16を後方に向かって付勢し、前記ヘリコイド103,153の嵌まり合い部分を一方向に付勢し、固定筒10と大回転筒15相互をがたつきなく安定させている。また、上記付勢力で大直進ガイド16の突起164を大回転筒15の前記周溝の一方の側壁に押圧し、大直進ガイド16と大回転筒15相互をがたつきなく安定させている。板ばね105が付勢されるのは撮影可能な態勢に至っている場合のみであって、沈胴状態に移行し始めると板ばね105の付勢力はなくなるため、沈胴(収納)位置から撮影可能な位置までの動作過程で、板ばね105を付勢するための力量が軽減される。
図6にも示すように、大回転筒15の前端内周側には内向きのフランジ状の部材155が一体に設けられていて、このフランジ状の部材155には第2の付勢部材としてのコイルばね20の前端が適宜数、適宜の手段で固着されている。複数のコイルばね20は第1の回転部材である大回転筒15および第2の回転部材である小回転筒12の周方向に等間隔に配置されている。コイルばね20は小回転筒12の外周面に沿って後方に伸び、コイルばね20の後端には小回転筒12の外周面に形成されている段部126が当接することができるようになっている。ただし、図8に示すような収納状態ではコイルばね20の後端と上記段部126との間には比較的大きな間隔があり、図9に示すように撮影可能な態勢になって初めてコイルばね20の後端に上記段部126が当接してコイルばね20が圧縮されるようになっている。図9に示す広角端から図10に示す望遠端までは、コイルばね20の後端に上記段部126が当接してコイルばね20を圧縮し蓄勢する。大回転筒15と小回転筒12は実質的に一体となって回転し光軸方向に移動するので、コイルばね20を上記の形態で介在させることができる。コイルばね20と上記フランジ状の部材155との結合は、接着、溶着その他適宜の手段を用いて差し支えない。撮影可能な態勢では、コイルばね20によって大回転筒15と小回転筒12は光軸方向に、かつ互いに反対向きに付勢され、大回転筒15と小回転筒12は、その相互間ががたつくことなく安定している。コイルばね20は、撮影可能な範囲内でのみ付勢され、収納するときは付勢されないから、沈胴のための力量が軽減される。
小直進ガイド13の前記ガイド突起131,132の前面側には第3の付勢部材としての板ばね25が装着されている。板ばね25はV字状に折り曲げることによってばね材として機能するようになっていて、板ばね25には常時小回転筒12の後端が当接して板ばね25が蓄勢され、この蓄勢力で小直進ガイド13が後方に、小回転筒12が前方に向かって付勢されている。
第1レンズ枠1と第2レンズ枠2との間には、第4の付勢部材として、光路の外方に沿って巻かれた圧縮コイルばね30が介在している。圧縮コイルばね30は常時第1レンズ枠1と第2レンズ枠2を光軸方向において引き離す向きに付勢している。この付勢力で第1レンズ枠1は前方(図11において左方)に付勢され、第1レンズ枠11のカムフォロワ111が小回転筒12のカム溝124の一方の側壁に押圧され、第1レンズ枠11と小回転筒12相互をがたつきなく安定化させている。圧縮コイルばね30の付勢力により第2レンズ枠2が後方に付勢され、そのカムフォロワ211がカム筒14のカム溝142の一方の側壁に押圧され、第2レンズ枠2とカム筒14相互をがたつきなく安定化させている。
以上説明した実施例によれば、多段構成の筒状の部材が伸縮可能に嵌められた構成において、光軸方向に相対移動する部材相互間および光軸方向には一体的に移動し光軸周りには相対回転する部材相互間が第1乃至第4の付勢部材によって光軸方向に付勢されている。図11に示す矢印は、各部材相互間の付勢の向きを示している。これらの付勢力によって互いに嵌り合う部材相互間のがたつきがなくなり、各レンズ群相互の光軸ずれを無くすことができる。特に、大回転筒15と小回転筒12相互を付勢する第2の付勢部材であるコイルばね20を設けたことを最大の特徴としている。特許請求の範囲に記載されている付勢部材とは、図示の実施例においては上記コイルばね20を指している。
複数のレンズ群を個別に移動させるための大回転筒15と小回転筒12は光軸周りには一体的に回転するが、光軸方向には相対的に移動する。コイルばね20は、このように光軸周りには一体的に回転し、光軸方向には相対移動する大回転筒15と小回転筒12相互間に設けられ、かつ、撮影レンズの収納状態では蓄勢されず、撮影可能な範囲内においてのみ蓄勢されるようになっている。そのため、各レンズ群を撮影状態から収納状態までの範囲で駆動するのに要する力量を小さくすることができ、撮影可能な態勢ではコイルばね20の付勢力によって大回転筒15と小回転筒12相互間のがたつきを防止して、各レンズ群の光軸ずれを無くし、あるいは光軸ずれを微小化することができる。
以上説明したレンズ鏡胴は、変倍可能な撮影レンズを備えたカメラの上記撮影レンズ鏡胴として適用することにより、各レンズの光軸ずれをなくして、鮮鋭で高品質の画像を撮影することができる。
また、以上説明したレンズ鏡胴は、変倍可能な撮影レンズを備えた携帯情報端末装置、例えば、携帯電話、PDAなどの上記撮影レンズ鏡胴として適用することにより、各レンズの光軸ずれをなくして、鮮鋭で高品質の画像を撮影することができる。
本発明にかかるレンズ鏡胴の実施例を示す分解斜視図である。 上記レンズ鏡胴が繰り出している状態を示す縦断面図である。 上記レンズ鏡胴が繰り出している状態を示す斜視図である。 上記実施例における大回転筒と小回転筒とを付勢する第2付勢部材の部分を示す斜視図である。 上記実施例における第3付勢部材の部分を示す斜視図である。 上記実施例にかかるレンズ鏡胴が収納された状態の外観を示す斜視図である。 上記実施例にかかるレンズ鏡胴が撮影可能な態勢まで繰り出された状態を示す外観を示す斜視図である。 上記実施例にかかるレンズ鏡胴が収納された状態を示す縦断面図である。 上記実施例にかかるレンズ鏡胴が撮影可能な広角端の態勢まで繰り出された状態を示す縦断面図である。 上記実施例にかかるレンズ鏡胴が撮影可能な望遠端の態勢まで繰り出された状態を示す縦断面図である。 上記実施例にかかるレンズ鏡胴が撮影可能な広角端の態勢まで繰り出された状態における各付勢部材による付勢方向を示す縦断面図である。
符号の説明
10 固定筒
101 直進溝
103 ヘリコイド
105 板ばね
11 第1レンズ保持筒
111 カムフォロワ
12 小回転筒
121 ヘリコイド
123 ピン
124 カム溝
13 小直進ガイド
133 直進溝
14 カム筒
15 大回転筒
152 直線溝
153 ヘリコイド
16 大直進ガイド
163 ヘリコイド
20 付勢部材
21 第2レンズ枠

Claims (10)

  1. 複数のレンズ群を個別に移動させるために2つ以上の回転筒を有する変倍可能なレンズ鏡胴において、
    上記2つ以上の回転筒は、光軸周りに一体的に回転し光軸方向に相対移動する第1の回転筒と第2の回転筒を含み、
    上記第1の回転筒と第2の回転筒の間に、この第1の回転筒と第2の回転筒を光軸方向に付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 沈胴式のレンズ鏡胴であって、2つ以上の回転筒を含む部材は、非撮影時に固定筒側に収納される請求項1記載のレンズ鏡胴。
  3. 付勢部材は、レンズ鏡胴の収納時は蓄勢されず、レンズ鏡胴が撮影可能な態勢をとっているとき第1の回転筒と第2の回転筒を付勢する請求項2記載のレンズ鏡胴。
  4. 付勢部材は複数のコイルばねからなる請求項1記載のレンズ鏡胴。
  5. 沈胴式のレンズ鏡胴であって、
    コイルばねからなる付勢部材は、一端が第1の回転筒と第2の回転筒の一方に固着され、レンズ鏡胴の収納時は蓄勢されず、レンズ鏡胴が撮影可能な態勢をとっているとき第1の回転筒と第2の回転筒を付勢する請求項4記載のレンズ鏡胴。
  6. コイルばねは、一端が一方の回転筒に固着され、他端が他方の回転筒の一部に対向し、沈胴時はコイルばねの他端が他方の回転筒の一部から離間する請求項5記載のレンズ鏡胴。
  7. 複数のコイルばねは第1の回転部材および第2の回転部材の周方向に等間隔に配置されている請求項4記載のレンズ鏡胴。
  8. 第1の回転筒は、光軸周りに回転駆動されることにより光軸方向に移動し、第2の回転筒は、第1の回転筒の回転と共に光軸周りに回転することにより光軸方向に移動するように構成され、
    第2の回転筒とともに光軸周りに回転し光軸方向へ移動するカム筒を備え、
    第2の回転筒と上記カム筒の光軸周りの回転および光軸方向への移動により複数のレンズ枠が光軸方向に移動して収納および変倍を可能にした請求項1記載のレンズ鏡胴。
  9. 変倍可能な撮影レンズを備えたカメラであって、上記撮影レンズは請求項1から8のいずれかに記載のレンズ鏡胴を備えているカメラ。
  10. 変倍可能な撮影レンズを備えた携帯型情報端末装置であって、上記撮影レンズは請求項1から8のいずれかに記載のレンズ鏡胴を備えている携帯型情報端末装置。
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