JP2009153272A - 容量性負荷の駆動回路及び液滴噴射装置 - Google Patents

容量性負荷の駆動回路及び液滴噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルタによる電力損失を抑制する。
【解決手段】駆動回路30は、インダクタLとコンデンサCとを有するフィルタ34と、コンデンサCに対してそれぞれ並列に接続され、かつ、任意のものが駆動される複数の容量性負荷11〜11と、フィルタ34の出力信号の位相を進める第1及び第2位相進み補償器36、37と、比例積分動作を施した信号を出力する直列補償器38と、第1及び第2位相進み補償器36、37と独立に構成され、フィルタ34の出力信号に微分動作を施した信号を出力する安定化補償器35と、パルス幅変調信号を出力するコンパレータICと、コンパレータICにより出力されたパルス幅変調信号の電圧を増幅して、増幅したパルス幅変調信号をフィルタ34の入力端子に供給するゲートドライブ回路GD及びトランジスタ素子TR、TRと、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、容量性負荷の駆動回路及び液滴噴射装置に関する。
従来、インクジェットヘッドの駆動回路は、圧電ヘッド内に設けられた圧電素子にアナログ駆動信号を供給することによって、圧電素子に対応して設けられたノズルからインク滴を吐出する。圧電素子は容量性の素子であるため、同時に駆動する圧電素子の数が多くなるほど負荷である圧電ヘッドの静電容量が大きくなってしまう。そのため、圧電素子に入力される駆動信号の波形がなまり、安定した動作を実現できない問題がある。
そこで、特許文献1では、安定した動作で容量性負荷を駆動することができる容量性負荷の駆動回路が開示されている。
特許文献1では、同文献の図1に示すように、容量性負荷である圧電アクチュエータ1241〜124nによって第1フィルタ36の遮断周波数が変動する恐れがある。そこで、第1帰還回路43によって第1フィルタ36の出力を演算増幅器30の反転入力端子に帰還することによって、第1フィルタ36の遮断周波数の変動が抑制されている。
また、第1フィルタ36は抵抗R3を含んでおり、第1フィルタ36より時定数の小さい第2フィルタ38を備えた第2帰還回路41によって、デジタル電力増幅器34の出力を、第2フィルタ38を介して演算増幅器30の反転入力端子に帰還するので、インクジェットヘッド駆動回路10の動作の安定化を図っている。
また、特許文献2では、実装面積を抑制しつつ、安定して容量性負荷を駆動することができる容量性負荷の駆動が開示されている。
特許文献2の技術は、同文献の図1に示すように、抵抗R1、コンデンサC1、抵抗R2によってゲインが調整された演算増幅器11の誤差信号を、パルス幅変調し、デジタル増幅し、抵抗を含んだ第1フィルタ14でフィルタ処理を行った後に圧電アクチュエータ221〜22nに供給することにより、ヘッド2に液滴を吐出させることができる。
ここで、フィルタ処理後の信号は、第1帰還回路15、インピーダンス変換回路である演算増幅器17を介して演算増幅器11に帰還される。これにより、第1帰還回路15を構成する素子の影響を受けることなく、演算増幅器11のループゲインが決定される。
特開2005−329710号公報 特開2007−96364号公報
本発明は、フィルタによる電力損失を抑制する容量性負荷の駆動回路、及びそれを用いて液滴を噴射する液滴噴射装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明である容量性負荷の駆動回路は、一端が入力端子に接続され他端が出力端子に接続されたインダクタと、静電容量が固定され一方の極が前記出力端子に接続され他方の極が接地されたコンデンサと、を有するフィルタと、前記コンデンサに対してそれぞれ並列に接続され、かつ、任意のものが駆動される複数の容量性負荷と、前記フィルタの出力信号の位相を進める位相進み補償器と、駆動信号と前記位相進み補償器の出力信号との誤差を求め、比例積分動作を施した信号を出力する直列補償器と、前記位相進み補償器と独立に構成され、前記フィルタの出力信号に微分動作を施した信号を出力する安定化補償器と、前記直列補償器から出力された信号と前記安定化補償器から出力された信号との差の電圧と、所定の三角波の電圧と、を比較してパルス幅変調信号を出力する電圧比較手段と、前記電圧比較手段により出力されたパルス幅変調信号の電圧を増幅して、増幅したパルス幅変調信号を前記フィルタの入力端子に供給する電圧増幅手段と、を備えている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の容量性負荷の駆動回路であって、前記位相進み補償器は、前記フィルタの出力信号の電圧を減衰し、かつ前記出力信号の位相を進めた信号を出力する第1位相進み補償器と、インピーダンス変換機能を有し、かつ前記第1位相進み補償器の出力信号の位相を進める第2位相進み補償器と、を備えている。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の容量性負荷の駆動回路であって、前記駆動信号に高域強調を施して、高域強調の施された信号を前記直列補償器の出力に加算するフィードフォワード補償器を更に備えている。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の容量性負荷の駆動回路であって、前記複数の容量性負荷は、複数の圧電素子と、前記複数の圧電素子にそれぞれ接した状態で液体を収容する複数の液体収容手段と、各圧電素子に対してそれぞれ直列に接続され、オン又はオフすることで接続された圧電素子に電圧を供給する複数のスイッチ素子と、を備え、前記液体収容手段は、前記スイッチ素子を介して前記圧電素子に電圧が印加されたときに、前記圧電素子の振動に応じて液滴を噴射する圧電ヘッドである。
請求項5の発明である液滴噴射装置は、駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、一端が入力端子に接続され他端が出力端子に接続されたインダクタと、静電容量が固定され一方の極が前記出力端子に接続され他方の極が接地されたコンデンサと、を有するフィルタと、前記フィルタの出力信号の位相を進める位相進み補償器と、前記駆動信号発生手段により発生された駆動信号と前記位相進み補償器の出力信号との誤差を求め、比例積分動作を施した信号を出力する直列補償器と、前記位相進み補償器と独立に構成され、前記フィルタの出力信号に微分動作を施した信号を出力する安定化補償器と、前記直列補償器から出力された信号と前記安定化補償器から出力された信号との差の電圧と、所定の三角波の電圧と、を比較してパルス幅変調信号を出力する電圧比較手段と、前記電圧比較手段により出力されたパルス幅変調信号の電圧を増幅して、増幅したパルス幅変調信号を前記フィルタの入力端子に供給する電圧増幅手段と、を有する駆動手段と、前記駆動手段のコンデンサに対してそれぞれ並列に接続された複数の圧電素子と、前記複数の圧電素子にそれぞれ接した状態で液体を収容する複数の液体収容手段と、各圧電素子に対してそれぞれ直列に接続され、オン又はオフすることで接続された圧電素子に電圧を供給する複数のスイッチ素子と、を備え、前記液体収容手段は、前記スイッチ素子を介して前記圧電素子に電圧が印加されたときに、前記圧電素子の振動に応じて液滴を噴射する圧電ヘッドと、画像データに基づいて、前記複数の圧電素子の任意のもの駆動対象として選択する圧電素子選択手段と、を備えている。
請求項1の発明によれば、抵抗を含んだフィルタを介して容量性負荷を駆動する場合に比べて、フィルタによる電力損失を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、位相進み補償器と直列補償器が干渉するのを抑制することができる。
請求項3の発明によれば、過渡的な目標値の追従性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、抵抗を含んだフィルタを介して容量性負荷を駆動する場合に比べて、フィルタによる電力損失を抑制して液滴を噴射することができる。
請求項5の発明によれば、抵抗を含んだフィルタを介して容量性負荷を駆動する場合に比べて、フィルタによる電力損失を抑制して液滴を噴射することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るインクジェットプリンタの構成を示すブロック図である。インクジェットプリンタは、インクを吐出する圧電ヘッド10と、インクの吐出を制御する制御する制御ユニット20と、制御ユニット20の制御に基づいて圧電ヘッド10を駆動させる駆動回路30と、を備えている。
圧電ヘッド10は、n(nは自然数)個の圧電素子11〜11をそれぞれ含んだ噴射素子を集積した噴射素子群と、各圧電素子11〜11にそれぞれ直列に接続され、オン又はオフに切り替えられるn個の伝送ゲート12〜12と、任意の圧電素子11〜11を選択するために伝送ゲート12〜12のオン又はオフを制御するピエゾ選択回路13と、を備えている。
なお、符号の下付き数字(1〜n)は各々の圧電素子又は伝送ゲートを区別するときに用いるが、区別する必要がないときは下付き数字を省略する。
図2は、噴射素子の構成を示す図である。圧電ヘッド10は、図2に示す噴射素子を数100〜1000程度集積したものである。各噴射素子では、圧電素子11に時間的に変化する電圧が印加されると、圧電素子11の変動に応じて振動板11aが振動し、インク液が充填された圧力室11bの体積が変化し、これにより液滴がノズル11cから噴射される。
制御ユニット20は、駆動信号を発生する駆動信号発生回路21と、画像データを記憶する画像メモリ22と、制御データを記憶する制御メモリ23と、全体制御を行うCPU24と、を備えている。
CPU24は、制御メモリ23に記憶されている制御データを用いて、駆動信号発生回路21に所定の駆動信号を発生させる。また、CPU24は、画像メモリ22に記憶されている画像データに基づいて、噴射素子を適宜選択すべく、その噴射素子に対応する伝送ゲート12がオンになるように、圧電ヘッド10のピエゾ選択回路13を制御する。
駆動回路30は、例えば図3に示す駆動信号を圧電ヘッド10に供給する。噴射周波数が高くなるほど、駆動信号の周波数帯域は広くなり、図3の例では数100kHzに及ぶ。
駆動回路30には、図3に示す駆動信号と電圧が定数倍異なる駆動信号Vが入力される。具体的には駆動回路30の電圧増幅率(駆動回路の入力電圧Vとフィルタの電圧Vの比)を20とすれば、図3に示す駆動信号の最大値が29[V] であるのに対し入力信号Vの最大値は1.45[V]である
ここで、圧電ヘッド10内の圧電素子11は容量性である。このため、駆動回路30は、駆動されるドットの数に応じて静電容量が変化する負荷である圧電ヘッド10を駆動する。
ところで、圧電素子11〜11は、後述する図5に示すフィルタ34を構成する容量固定のコンデンサCと並列に接続される。従ってフィルタ34の周波数特性は、インダクタLと、コンデンサC、および駆動される圧電素子11〜11の個数によって容量が変化する静電容量Cpによって決まる。
例えば、1個の圧電素子11の静電容量を400[pF]とするとき、250ドットの画像を形成する場合の駆動回路30からみた静電容量Cpは0.1[uF]である。ここで、L=2.2[uF],C0=0.2[uF],Cp=0.1,0.3,0.5[uF]とした場合のフィルタの周波数特性は、図4のようになる。
(駆動回路30の構成)
図5は、駆動回路30の構成を示す回路図である。図6は、駆動回路30を構成する各回路の伝達関数を示す図である。
駆動回路30は、スイッチング電圧増幅回路33、フィルタ34、制御対象を安定化させる安定化補償器35、帰還時の発振を防止するために位相進み補償を行う第1位相進み補償器36、第1位相進み補償器36に直列に接続された第2位相進み補償器37、直列補償器38を備えている。
(スイッチング電圧増幅回路33)
スイッチング電圧増幅回路33は、コンパレータIC、ゲートドライブ回路GD、例えばMOSFETで構成された第1トランジスタTR及び第2トランジスタTRを備えている。
コンパレータICの非反転入力端子は、抵抗R21を介して、演算増幅器ICの出力端子に接続されている。コンパレータICの反転入力端子には、三角波が入力される。コンパレータICの出力端子は、ゲートドライブ回路GDの入力端子に接続されている。ゲートドライブ回路GDの第1出力端子は第1トランジスタTRのゲートに接続され、その第2出力端子は第2トランジスタTRのゲートに接続されている。
第1トランジスタTRのドレインには、高電圧電源が印加されている。第1トランジスタTRのソースは、第2トランジスタTRのドレインに接続されている。第2トランジスタTRのソースは接地されている。そして、第1トランジスタTRのソース(第2トランジスタTRのドレイン)がスイッチング電圧増幅回路33の出力端子となる。スイッチング電圧増幅回路33の出力端子は、フィルタ34を介して、圧電ヘッド10に接続されている。
コンパレータICは、予め与えられた三角波の振幅と、演算増幅器ICから出力されたアナログ信号V5の振幅とを比較して、三角波の振幅の方が大ならば、論理‘0’、V5の振幅が大ならば論理‘1’のパルス信号を出力する。従って、コンパレータICは、三角波の周期と同じ周期Tsであって、入力されるアナログ信号の振幅に比例して、論理‘1’の時間TONと論理‘0’の時間Ts−TONとの比(デューティ比)になるパルス信号を出力するパルス幅変調回路となっている。この出力信号の振幅は概ね3〜5[V]である。
ゲートドライブ回路GDは、コンパレータICから出力されたパルス信号の振幅を、トランジスタTR,TRが動作可能な電圧に増幅する。そして、ゲートドライブ回路GDは、コンパレータICからのパルス信号が論理‘1’のときは、トランジスタTR1をオンにする電圧を出力すると共にトランジスタTR2をオフにする電圧を出力する。また、ゲートドライブ回路GDは、パルス信号が論理‘0’のときは、トランジスタTR1をオフにする電圧を出力すると共にトランジスタTR2をオンにする電圧を出力する。
トランジスタTR1,2は、ゲートドライブ回路GDから出力されたパルス信号に従って、相補的にスイッチング動作を行う。スイッチング電圧増幅回路33の出力電圧V6は、図7に示すパルス信号と相似である。出力電圧V6はチャネル抵抗による電圧降下を除くと電源電圧VDDに等しい。
ここで、スイッチング電圧増幅回路33に、入力可能な最大電圧は前記三角波の最大電圧Vであり、最大出力電圧は電源電圧VDDである。従って、スイッチング電圧増幅回路33の電圧増幅率Kは式1で与えられる
Figure 2009153272
例えば、V=3.5[V]、VDD=40[V]で設計した場合、K=11.4(21.1[dB])である。
(フィルタ34)
フィルタ34は、スイッチング電圧増幅回路33の出力端子に一方の端子が接続され他方の端子がフィルタ出力端子となるインダクタLと、一方の極がフィルタ出力端子に接続され、他方の極が接地されているコンデンサCとを有している。
コンデンサの容量Cは、固定の容量Cと印刷するドット数によって変化する静電容量Cpの合計である。フィルタの共振周波数fは(式2)、角周波数ωは(式3)で与えられる。
Figure 2009153272
Figure 2009153272
またフィルタ34の入力V6から出力Vまでの伝達関数F(s)は(式4)である。
Figure 2009153272
ここに、sはラプラス変数であり、周波数fとの関係を(式5)で定義する。
Figure 2009153272
図6に示すように、スイッチング電圧増幅回路33の入力V5からフィルタ34の出力Vまでの伝達関数をP(s)とすると、これは(式1)と(式4)の積である(式6)で表される。なお、(式6)を制御対象という。
Figure 2009153272
そして、フィルタ34の出力端子は、安定化補償器35及び第1位相進み補償器36に接続されている。
(安定化補償器35)
安定化補償器35は、演算増幅器ICを備えている。演算増幅器ICの反転入力端子は、直列に接続された抵抗R11及びコンデンサC11を介してフィルタ34の出力側に接続されると共に、抵抗R12を介して当該安定化補償器35の出力側に接続されている。また、演算増幅器ICの非反転入力端子は接地されている。
ここで、(式6)の特性方程式の解の実数部は0であるため、制御対象P(s)は不安定である。そこで、制御対象P(s)を安定化させる。
図6において、V2からV6への負帰還が安定化補償器K(s)であり、本実施形態ではこれに微分特性を持たせることで制御対象P(s)を安定化する。TD0を時定数とするときK(s)の伝達関数は(式7)であり、P(s)とK(s)による閉ループ系の伝達関数は(式8)である。
Figure 2009153272
図8は、V3からV2への伝達関数Q(s)の周波数特性の一例を示す図である。同図によれば、図4に比べて共振が抑えられていることが分かる。
図5に示した回路構成において、(式7)に基づく微分特性を持たせることは原理的には可能である。しかし、現実的には、高周波域でのゲインが高くなりノイズに弱いので、次の(式9)に示すように、不完全微分を用いる構成にした。
Figure 2009153272
(位相進み補償器)
第1位相進み補償器36は、並列に接続されたコンデンサC31及び抵抗R31、抵抗R32を備えている。コンデンサC31及び抵抗R31の並列回路の一端は、フィルタ34の出力端子に接続されている。その他端は、第1位相進み補償器36の出力端子であり、抵抗32を介して接地されている。
ここで、第1位相進み補償器36の伝達関数K11(s)は(式10)で与えられる。
Figure 2009153272
ただし、G、TD1は(式11)及び(式12)を満たす。
Figure 2009153272
ここで、Gは駆動回路30全体の入力Vから出力V2への直流電圧増幅率を与える。前述により電圧増幅率を20(26[dB])としたので、G=20である。
また、第2位相進み補償器37は、第1位相進み補償器36の出力側に直列に接続され、演算増幅器ICを備えている。演算増幅器IC3の非反転入力端子は、抵抗R32を介して接地されている。演算増幅器ICの反転入力端子は、抵抗R42を介して当該演算増幅器IC3の出力端子に接続されると共に、直列に接続されたコンデンサC及び抵抗Rを介して接地されている。そして、演算増幅器ICの出力端子は、抵抗R51を介して、直列補償器38に接続されている。
ここで、第2位相進み補償器37の伝達関数K12(s)は(式13)で与えられる。
Figure 2009153272
ただし、α、TD2は(式14)及び(式15)を満たす。
Figure 2009153272
演算増幅器ICは、第1位相進み補償器36を高入力インピーダンスで受けて低インピーダンスの信号に変換することで、第1及び2位相補償器36,37と後続する直列補償器38との間を緩衝する機能を併せ持っている。
このような第1及び第2位相進み補償器36,37により構成された位相進み補償器は次の特性を有する。
図9は、安定化された制御対象Q(s)の位相特性を示す図である。負荷が0.5[uF]のとき、1[MHz]付近での位相余裕(位相遅れの−180度に対する余裕)はほとんどないため、このまま帰還を掛けると発振する恐れがある。
そこで、Q(s)は2次遅れ系であるので、本実施形態では1次の位相進み補償を縦続接続した2次の位相進み補償K(s)を用いる。
位相進み補償器K(s)の出力をV8とするとき、VからVの位相電圧特性は図10となる。これは図9と比較して、負荷容量が0.5[uF]の時の位相余裕が60[deg]改善されたことを示す。これにより負荷変動に対して安定に負帰還を施すことが可能となる。
(直列補償器38)
直列補償器38は、演算増幅器ICを備えている。演算増幅器ICの反転入力端子は、直列に接続された抵抗R52及びコンデンサC51を介して、当該演算増幅器ICの出力端子に接続されている。演算増幅器ICの非反転入力端子には、駆動信号発生回路21で発生された駆動信号Vが入力される。なお、演算増幅器ICの出力端子は、抵抗R21を介して、演算増幅器ICの非反転入力端子に接続されている。
直列補償器38は、駆動信号Vと、フィルタ34の出力Vに対して位相が進められた信号Vと、の誤差を求め、この誤差を増幅する動作と、誤差を積分する動作を行う。
特に後者は、駆動回路が1型サーボ制御系となる動作を行う。つまり、積分動作により入力信号Vが直流のときに、出力電圧Vが目標値に対して定常偏差が0となる。信号V、V及び直列補償器の出力Vの間の電圧特性は(式16)で与えられる。
Figure 2009153272
ただし、A(s)は(式17)〜(式19)を満たす。
Figure 2009153272
(加算器)
図5に示す抵抗R21及び抵抗R22は、直列補償器38の出力Vと、安定化補償器35の出力Vを加算する。加算された信号Vは、演算増幅器ICの非反転入力端子に入力される。なお、(式9)により安定化補償器35は反転動作であることから、R21=R22としたときのV,V,Vの関係は(式20)となる。
Figure 2009153272
(動作)
以上のように構成された駆動回路30に駆動信号V1が供給されると、直列補償器38は、駆動信号Vと位相進み補償が施された出力信号Vとを比較し、その誤差に応じたレベルに設定された信号Vを出力する。スイッチング電圧増幅回路33は、三角波と信号Vとを比較してパルス幅変調及び電圧増幅を行う。スイッチング電圧増幅回路33の出力信号は、フィルタ34を介して、圧電ヘッド10に供給される。
ここで、制御対象、すなわちスイッチング電圧増幅回路33の入力V5からフィルタ34の出力V2までの伝達関数P(s)は、上述のように(式6)で表される。(式6)は、分子にs項がなく、共振特性を有するため不安定である。
そこで、安定化補償器35は、微分特性を与えることにより制御対象の伝達関数P(s)の分子にs項を与え((式7)に相当)、閉ループを構成することにより((式8)に相当)、制御対象を安定化させている。
但し、安定化補償器35によって安定化された制御対象の伝達関数Q(s)の位相特性は、負荷が0.5[μF]のときに1[MHz]付近で位相余裕がほとんどなくなる。このため、このまま帰還をかけると、発振するおそれがある。
そこで、Q(s)は2次遅れ系であることを考慮して、第1及び第2位相進み補償器36,37は出力Vに対して2次の位相進み補償を行う。このため、負荷変動があっても安定して負帰還が施される。
図11は、駆動回路30の駆動特性の一例を示す図である。負荷容量が0.1〜0.5[uF]の間で変動しても、目標値に対するフィルタ34の出力(圧電素子11の電圧)はほとんど同じであり、良好な低感度特性を示している。
[第2の実施形態]
つぎに、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一の回路には同一の符号を付し、主に異なる点について説明する。
図11では、目標値に対して良好なフィルタ34の出力が得られたが、20[usec]付近での特性に見られるように、過渡的な目標値への追従性が多少、不足している。そこで、第2の実施形態に係るインクジェットプリンタは、前記の低感度特性に加えて、過渡的な追従性を改善した駆動回路30Aを備えている。
図12は、駆動回路30Aの構成を示す回路図である。図13は、駆動回路30Aを構成する各回路の伝達関数を示す図である。
駆動回路30Aは、図5に示した構成に加えて、入力Vからスイッチング電圧増幅回路33の入力Vへのフィードフォワード補償を行うフィードフォワード補償器39を備えている。
(フィードフォワード補償器39)
フィードフォワード補償器39は、演算増幅器IC、抵抗R61,R62,R63,コンデンサC61を有している。演算増幅器ICの反転入力端子は、抵抗R61を介して、演算増幅器IC4の非反転入力端子に接続されている。また、抵抗R61は、直列に接続された抵抗R63及びコンデンサC61と、並列に接続されている。演算増幅器ICの非反転入力端子は、接地されている。演算増幅器ICの出力端子は、抵抗R62を介して当該演算増幅器ICの反転入力端子に接続されていると共に、抵抗R64を介して演算増幅器ICの反転入力端子に接続されている。
ここで、駆動回路30Aの入力Vからフィルタ34の出力V2への伝達関数G(s)は次の(式21)の通りである。
Figure 2009153272
(式21)の第1項は、フィードフォワードがない場合(図6)の伝達特性そのものであり、目標値に対する応答は図4である。第2項は、フィードフォワード補償器D(s)の効果を示しており、D(s)が高域強調特性を持っていれば、目標値に対する応答を改善できる。
そこで、フィードフォワード補償器39の入力Vから出力V9への伝達特性を(式22)とする。ただしQ(s)は負荷容量によって変化するので、最大負荷(Cp=0.5[uF])の時のものとする。
Figure 2009153272
図14は、フィードフォワード補償器D(s)の周波数特性の一例を示す図である。フィードフォワード補償器D(s)は、高域強調特性を有している。但し、実際に回路を構成するには、この特性は複雑なので、簡易な1次の高域強調特性に近似する。
図12では、演算増幅器ICを用いた例である。ここで入力VからVへの伝達特性は(式23)である
Figure 2009153272
ただし、K,βは(式24)〜(式26)を満たす。
Figure 2009153272
なお、(式23)は反転動作である。ここで、図12では安定化補償器Q(s)も反転動作なので、演算増幅ICによってVを反転加算することで、演算増幅器の数が節約されている。
図15は、駆動回路30Aの駆動特性の一例を示す図である。負荷容量が0.1〜0.5[uF]の間で変動してもフィルタ34の出力(圧電素子11の電圧)はほとんど変化せず、良好な低感度特性を示している。さらに、図11では20[usec]付近で目標値への追従性の不足が見られたが、図15では追従性の不足は改善されている。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で設計上の変更をされたものにも適用可能であるのは勿論である。
本発明の実施の形態に係るインクジェットプリンタの構成を示すブロック図である。 噴射素子の構成を示す図である。 駆動信号を示す図である。 周波数特性の一例を示す図である。 駆動回路の構成を示す回路図である。 駆動回路を構成する各回路の伝達関数を示す図である。 三角波と入力信号とによって生成されるパルス幅変調信号を示す図である。 V3からV2への伝達関数Q(s)の周波数特性の一例を示す図である。 安定化された制御対象Q(s)の位相特性を示す図である。 位相進み補償がされたときの制御対象Q(s)の位相特性を示す図である。 駆動回路の駆動特性の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る駆動回路の構成を示す回路図である。 第2の実施形態に係る駆動回路を構成する各回路の伝達関数を示す図である。 フィードフォワード補償器D(s)の周波数特性の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る駆動回路の駆動特性の一例を示す図である。
符号の説明
10 圧電ヘッド
11〜11 圧電素子
12〜12 伝送ゲート
20 制御ユニット
30 駆動回路
33 スイッチング電圧増幅回路
34 フィルタ
35 安定化補償器
36 第1位相進み補償器
37 第2位相進み補償器
38 直列補償器
39 フィードフォワード補償器

Claims (5)

  1. 一端が入力端子に接続され他端が出力端子に接続されたインダクタと、静電容量が固定され一方の極が前記出力端子に接続され他方の極が接地されたコンデンサと、を有するフィルタと、
    前記コンデンサに対してそれぞれ並列に接続され、かつ、任意のものが駆動される複数の容量性負荷と、
    前記フィルタの出力信号の位相を進める位相進み補償器と、
    駆動信号と前記位相進み補償器の出力信号との誤差を求め、比例積分動作を施した信号を出力する直列補償器と、
    前記位相進み補償器と独立に構成され、前記フィルタの出力信号に微分動作を施した信号を出力する安定化補償器と、
    前記直列補償器から出力された信号と前記安定化補償器から出力された信号との差の電圧と、所定の三角波の電圧と、を比較してパルス幅変調信号を出力する電圧比較手段と、
    前記電圧比較手段により出力されたパルス幅変調信号の電圧を増幅して、増幅したパルス幅変調信号を前記フィルタの入力端子に供給する電圧増幅手段と、
    を備えた容量性負荷の駆動回路。
  2. 前記位相進み補償器は、前記フィルタの出力信号の電圧を減衰し、かつ前記出力信号の位相を進めた信号を出力する第1位相進み補償器と、インピーダンス変換機能を有し、かつ前記第1位相進み補償器の出力信号の位相を進める第2位相進み補償器と、を備えた
    請求項1に記載の容量性負荷の駆動回路。
  3. 前記駆動信号に高域強調を施して、高域強調の施された信号を前記直列補償器の出力に加算するフィードフォワード補償器を更に備えた
    請求項1または請求項2に記載の容量性負荷の駆動回路。
  4. 前記複数の容量性負荷は、複数の圧電素子と、前記複数の圧電素子にそれぞれ接した状態で液体を収容する複数の液体収容手段と、各圧電素子に対してそれぞれ直列に接続され、オン又はオフすることで接続された圧電素子に電圧を供給する複数のスイッチ素子と、を備え、前記液体収容手段は、前記スイッチ素子を介して前記圧電素子に電圧が印加されたときに、前記圧電素子の振動に応じて液滴を噴射する圧電ヘッドである
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の容量性負荷の駆動回路。
  5. 駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、
    一端が入力端子に接続され他端が出力端子に接続されたインダクタと、静電容量が固定され一方の極が前記出力端子に接続され他方の極が接地されたコンデンサと、を有するフィルタと、前記フィルタの出力信号の位相を進める位相進み補償器と、前記駆動信号発生手段により発生された駆動信号と前記位相進み補償器の出力信号との誤差を求め、比例積分動作を施した信号を出力する直列補償器と、前記位相進み補償器と独立に構成され、前記フィルタの出力信号に微分動作を施した信号を出力する安定化補償器と、前記直列補償器から出力された信号と前記安定化補償器から出力された信号との差の電圧と、所定の三角波の電圧と、を比較してパルス幅変調信号を出力する電圧比較手段と、前記電圧比較手段により出力されたパルス幅変調信号の電圧を増幅して、増幅したパルス幅変調信号を前記フィルタの入力端子に供給する電圧増幅手段と、を有する駆動手段と、
    前記駆動手段のコンデンサに対してそれぞれ並列に接続された複数の圧電素子と、前記複数の圧電素子にそれぞれ接した状態で液体を収容する複数の液体収容手段と、各圧電素子に対してそれぞれ直列に接続され、オン又はオフすることで接続された圧電素子に電圧を供給する複数のスイッチ素子と、を備え、前記液体収容手段は、前記スイッチ素子を介して前記圧電素子に電圧が印加されたときに、前記圧電素子の振動に応じて液滴を噴射する圧電ヘッドと、
    画像データに基づいて、前記複数の圧電素子の任意のものを駆動対象として選択する圧電素子選択手段と、
    を備えた液滴噴射装置。
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