JPH02129702A - プロセス制御装置 - Google Patents

プロセス制御装置

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JPH02129702A
JPH02129702A JP28250388A JP28250388A JPH02129702A JP H02129702 A JPH02129702 A JP H02129702A JP 28250388 A JP28250388 A JP 28250388A JP 28250388 A JP28250388 A JP 28250388A JP H02129702 A JPH02129702 A JP H02129702A
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JP
Japan
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set value
differential
result
proportional
addition
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Pending
Application number
JP28250388A
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English (en)
Inventor
Hisayasu Sugimori
久容 杉森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は石油科学などの各種工業分野で使用されるプロ
セス制御装置に関する。
(従来の技術) 各種工業分野で使用されるプロセス制御装置としては、
従来、第5図に示すものが知られている。
この図に示すプロセス制御装置は、デジタル制御装置に
多用されている測定値微分先行型PID制御装置であり
、設定値と測定値との偏差を求める加減算要素100と
、この加減算器100によって得られた偏差に比例演算
・積分演算を施す比例・積分要素101と、前記測定値
に微分演算を施す微分要素102と、この微分要素10
2の演算結果と前記比例・積分要素101の演算結果と
に基づいて操作量を算出してプロセス104t−fli
制御する加減算要素103とを備えている。
また他のプロセス制御装置として、従来、第6図に示す
ものも知られている。
この図に示すプロセス制御装置は、アナログ制御装置に
多用されている偏差微分先行型PID制御装置であり、
設定値と測定値との偏差を求める加減算要素105と、
この加減算器105によって得られた偏差に比例演算・
積分演算を施す比例・積分要素106と、前記偏差に微
分演算を施す微分要素107と、この微分要素107の
演算結果と前記比例・積分要素106の演算結果とに基
づいて操作量を算出してプロセス109を制御する加減
算要素108とを備えている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述したような従来のプロセス制御装置にお
いては次に述べるような問題があった。
第5図に示すプロセス制御装置では、設定値変化に対す
る修正動作は比例・積分要素101によってのみ行われ
るので、設定値変化開始時において遅れが生じる。また
、終了時においては、比例・積分要素101の積分作用
によるオーバーシュートが生じる。
また、第6図に示すプロセス制御装置では、設定値の変
化と、測定値の変動が等価に扱われるため、微分要素1
07の調整が難しい。また、設定値が一定速度で変化し
、比例・積分要素106にて偏差が修正されている場合
、設定値変化終了時においてオーバーシュートが生じる
そこでこのような不都合を除くために、制御の開始時/
終了時などに、設定値または操作量をパターン変化させ
るプログラム制御機能を付加したプロセス制御装置も開
発されているが、このような方法では装置を設計すると
きのロジックが複雑になるとともに、汎用性がなくなり
所定のプログラム以外には対応できないなどの問題があ
った。
本発明は上記の事情に鑑み、プログラム制御機能を付加
することなく、設定値が変化したとき制御の遅れやオー
バーシュートが発生しないようにすることができるプロ
セス制御装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明によるプロセス制御
装置は、設定値と測定値とに基づいてプロセスを制御す
る制御系と、前記設定値を微分して微分結果を前記制御
系の出力に加算する微分系とを備えたことを特徴として
いる。
(作用) 上記の構成において、設定値が変化すれば微分系によっ
てこれが微分されて設定値と測定値とに基づいてプロセ
スを制御する制御系に加算される。
(実施例) 第1図は本発明によるプロセス制御装置の第1実施例を
示す構成図である。
この図に示すプロセス制御装置は、設定値と測定値との
偏差を求める加減算要素1と、この加減算器1によって
得られた偏差に比例演算・積分演算を施す比例・積分要
素2と、前記測定値に微分演算を施す微分要素3と、こ
の微分要素3の演算結果と前記比例・積分要素2の演算
結果とに基づいて操作量を算出する加減算要素4と、前
記設定値に微分演算を施す微分要素5と、この微分要素
5の演!’−J&果と前記加減算要素4の演算結果とに
基づいて操作量を算出してプロセス7を制御する加算要
素6とを備えている。
そして、設定値が一定であるときには、微分要素5の出
力が“0°であるから、従来のものと同様に微分要素3
による+1−1定値の微分結果と、比例・積分要素2に
よる偏差の比例・積分結果とに基づいて操作量が算出さ
れてプロセス7が制御される。
また、設定値が変化を開始した場合には、微分要素5に
よって前記設定値の変化分が抽出されてこれが前記微分
要素3の演算結果と前記比例・積分要素2の演算結果と
に加算され、立上がり時における制御の遅れが防止され
る。
また、設定値が一定速度で変化している場合には、微分
要素5の出力が一定になり、これが操作量バイアスとし
て前記微分要素3の演算結果と前記比例・積分要素2の
演算結果とに加算され、これら微分要素3および比例・
積分要素2による修正過剰が防止される。
そして、設定値が変化を終了した場合には、微分要素5
の出力が“0°になり前記微分要素3め演算結果と前記
比例・積分要素2の演算結果とに加算されていた操作量
バイアスが除かれるだけで、微分要素3および比例・積
分要素2による修正量がほとんど変化しないので、立ち
下がり時におけるオーバーシュートが防止される。
このようにこの実施例においては、微分要素5によって
設定値に微分演算を施し、これを微分要素3の演算結果
と比例・積分要素2の演算結果とに加算するようにして
いるので、プログラム制御機能を用いることなく、設定
値が変化したとき制御の遅れやオーバーシュートが発生
しないようにすることができる。
第2図は本発明によるプロセス制御装置の第2実施例を
示す構成図である。なおこの図において、第1図の各部
と対応する部分には同じ符号が付しである。
この図に示すプロセス制御装置が第1図に示すものと異
なる点は、設定値を微分する微分要素10と、この微分
要素10の出力を調整するゲイン要素11とによって微
分要素5aを構成し、この微分要素5aの出力を微分要
素3の演算結果と比例・積分要素2の演算結果とに加算
するようにしたことである。
このようにこの実施例においては、微分要素5aによっ
て設定値に微分演算を施しこの演算結果を微分要素3の
演算結果と比例・積分要素2の演算結果とに加算するよ
うにしているので、上述した第1実施例と同様に設定値
が変化したとき制御の遅れやオーバーシュートが発生し
ないようにすることができる。
またこの実施例においては、ゲイン要素11によって微
分要素5aのゲインを決めるようにしているので、設定
値の変化に対する微分要素5aの出力値を設定すること
ができる。
第3図は本発明によるプロセス制御装置の第3施例を示
す構成図である。なおこの図において、第2図の各部と
対応する部分には同じ符号が付しである。
この図に示すプロセス制御装置が第2図に示すものと異
なる点は、微分要素10の出力を調整するゲイン要素1
1bのゲインを可変にしてこのゲイン要素11bと微分
要素10とによって構成される微分要素5bのゲインを
変更自在にしたことである。
この場合、ゲイン要素11bのゲイン修正入力としては
、設定値に応じた値、測定値に応じた値、状況に応じた
値などが用いられる。
例えば、反応器の温度を加熱量によって制御する場合な
どのように温度によって必要熱量が異なるときには、設
定値に対応した値がゲイン修正入力として用いられる。
また、他の要素(例えば、水位)によってプロセスゲイ
ンが変化するときにはこのプロセスの測定値に対応した
値がゲイン修正入力として用いられる。また、加熱源な
どが変化するときには加熱源の使用状況などに応じた切
替信号値が用いられる。
このようにこの実施例においては、微分要素5bによっ
て設定値に微分演算を施しこの演算結果を微分要素3の
演算結果と比例−積分要素2の演算結果とに加算するよ
うにしているので、上述した各実施例と同様に設定値が
変化したとき制御の遅れやオーバーシュートが発生しな
いようにすることができる。
またこの実施例においては、ゲイン要素11bによって
微分要素5bのゲインを変更自在にしているので、設定
値の変化に対する微分要素5bの出力値を変更すること
ができる。
第4図は本発明によるプロセス制御装置の第4実施例を
示す構成図である。なおこの図において、第2図の各部
と対応する部分には同じ符号が付しである。
この図に示すプロセス制御装置が第2図に示すものと異
なる点は、比例・積分要素2の演算結果と微分要素3の
演算結果との加減算結果と、プロセス7に供給される操
作量との差(操作j1偏差)を算出する加減算要素12
と、この加減算要素12によって得られた操作量偏差と
ゲイン要素11の出力との差を演算する加減算要素13
と、この加減算要素13の演算結果を積算する積算要素
14とを設け、これら加減算要素12.13、積算要素
14と、設定値を微分する微分要素10と、この微分要
素10の出力を調整するゲイン要素11とによって微分
要素5Cを構成し、この微分要素5cの出力を微分要素
3の演算結果と比例・積分要素2の演算結果とに加算す
るようにしたことである。
このようにこの実施例においては、微分要素5Cによっ
て設定値に微分演算を施しこの演算結果を微分要素3の
演算結果と比例・積分要素2の演算結果とに加算するよ
うにしているので、上述した各実施例と同様に設定値が
変化したとき制御の遅れやオーバーシュートが発生しな
いようにすることができる。
またこの実施例においては、加減算要素12.13によ
って操作量制限による操作量不足を抽出してこれを積算
要素14によって積算して操作量不足を補償するように
しているので、操作量制限などによって操作量が不足し
たときも、所要の操作量に達するまで出力を継続させる
ことができる。
【発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、設定値または操作
量をパターン変化させるプログラム制御機能を付加する
ことなく、設定値が変化したとき制御の遅れやオーバー
シュートが発生しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプロセス制御装置の第1実施例を
示す構成図、第2図は本発明によるプロセス制御装置の
第2実施例を示す構成図、第3図は本発明によるプロセ
ス制御装置の第3実施例を示す構成図、第4図は本発明
によるプロセス制御装置の第4実施例を示す構成図、第
5図は各種工業分野で使用されるプロセス制御装置の一
例を示す構成図、第6図は各種工業分野で使用されるプ
ロセス制御装置の他の一例を示す構成図である。 2・・・制御系(比例・積分要素) 3・・・制御系(微分要素) 5・・・微分系(微分要素)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)設定値と測定値とに基づいてプロセスを制御する
    制御系と、 前記設定値を微分して微分結果を前記制御系の出力に加
    算する微分系と、 を備えたことを特徴とするプロセス制御装置。
  2. (2)微分系は設定値の微分処理を行なうとともに、ゲ
    イン修正入力値に対応してゲインが変化する請求項1記
    載のプロセス制御装置。
  3. (3)微分系は設定値の微分処理を行なうとともに、操
    作制限による操作不足分を補償する請求項1記載のプロ
    セス制御装置。
JP28250388A 1988-11-10 1988-11-10 プロセス制御装置 Pending JPH02129702A (ja)

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