JP2009138557A - 可変動弁機構の制御装置 - Google Patents

可変動弁機構の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009138557A
JP2009138557A JP2007313639A JP2007313639A JP2009138557A JP 2009138557 A JP2009138557 A JP 2009138557A JP 2007313639 A JP2007313639 A JP 2007313639A JP 2007313639 A JP2007313639 A JP 2007313639A JP 2009138557 A JP2009138557 A JP 2009138557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
value
control device
control unit
variable valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007313639A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5003444B2 (ja
Inventor
Masayuki Tamada
誠幸 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007313639A priority Critical patent/JP5003444B2/ja
Publication of JP2009138557A publication Critical patent/JP2009138557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5003444B2 publication Critical patent/JP5003444B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

【課題】アクチュエータ制御部への電力供給を制御する電力制御部を備える可変動弁機構の制御装置において、機関始動直後に生じた電力制御部の稼働停止に起因して動作位置の検出値と実際値との間にずれが生じたことを検出することのできる可変動弁機構の制御装置を提供する。
【解決手段】機関用制御装置100にSRAM100aを設ける。そして、機関始動操作により機関用制御装置100の稼働が開始された直後に第1の値から第2の値に変更され、機関停止操作により機関用制御装置100の稼働が停止される前に第2の値から第1の値に変更されるように機関用制御装置100はフラグの値を操作し、そのフラグの値をSRAM100aに書き込む。そして、機関用制御装置100の稼働開始時においてSRAM100aに書き込まれたフラグが第2の値になっているときには、コントロールシャフト21の動作位置にかかる検出値と実際値とがずれていると判定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、可変動弁機構の制御装置に関する。
内燃機関に設けられる機構であって、吸気バルブや排気バルブといった機関バルブのバルブ特性を機関運転状態に応じて変更する可変動弁機構が知られている。
こうした可変動弁機構の可動部をモータなどのアクチュエータで駆動する場合には、同アクチュエータの駆動を制御するアクチュエータ制御部によって、上記可動部の動作位置が検出される。そして、その動作位置の検出値が機関運転状態に基づいて設定される目標値となるようにアクチュエータの駆動が制御される。
ここで、アクチュエータ制御部が電圧低下によってリセットされてしまうと、それまで検出されていた動作位置が消失されてしまうことから、その後電圧が復帰しても、動作位置の検出値と実際値との間にずれが生じてしまう。そこで、特許文献1に記載の装置では、次のようにしてそうしたリセットの発生を検出するようにしている。
この特許文献1に記載の装置では、内燃機関の停止時点におけるアクチュエータの動作位置がバックアップRAMに記憶されたことをもって「OFF」に設定され、アクチュエータの動作位置がバックアップRAMに記憶されている位置から変化したときに「ON」に設定されるフラグをアクチュエータ制御部で操作するようにしている。そして、アクチュエータ制御部に対して給電が開始されたときに、上記フラグが「ON」になっている場合には、アクチュエータの動作位置が変化している状態でリセットが発生したと判定するようにしている。
特開2007−23800号公報
ところで、機関始動が開始されてから完爆に至るまでの間の燃焼状態は比較的不安定な状態になる等の理由により、機関始動が開始されてから機関回転速度がある程度高くなるまでは始動時のバルブ特性を保持する、換言すればアクチュエータの動作位置を変更しないようにすることが望ましい。この場合、上記従来の装置では、機関回転速度がある程度高くなるまではフラグが「ON」に設定されないことになるため、機関始動が開始されてから機関回転速度がある程度高くなるまでの間、すなわち機関始動直後においては上記フラグに基づいたずれ検出ができない。
こうしたずれ検出が不可能な期間中に、上述したようなずれが発生しないのであれば特に問題はないが、実際には次のような態様でずれが発生するおそれがある。すなわち、上記アクチュエータ制御部に対する電力の供給及び停止を別途設けられた電力制御部で制御する場合にあって、機関始動の開始直後に大電力が消費されるとき、より具体的にはスタータモータの駆動中などでは、次のようにしてずれが発生してしまうおそれがある。
こうした場合には、機関始動動作(イグニッションスイッチのON操作等)によって電力制御部及びアクチュエータ制御部への給電が開始されることによりそれら各制御部の稼働が開始されるとともに、スタータモータによるクランキングも開始される。このスタータモータの駆動には大電力が消費されるため、場合によっては、スタータモータの駆動に伴う過度な電圧低下が一時的に発生し、その電圧低下に起因して電力制御部の稼働が一時的に停止してしまうおそれがある。このように電力制御部の稼働が停止されると、アクチュエータ制御部への給電が停止されることにより同アクチュエータ制御部の稼働も停止されてしまう。ここで、クランキングが行われると、機関バルブを付勢するバルブスプリングの反力によって可変動弁機構の可動部は移動することがあるにもかかわらず、上記態様にて電力制御部の稼働が停止している状況では、アクチュエータ制御部の稼働も停止しているため、そうした可動部の移動、すなわち動作位置の変化を検出することができない。従って、電力制御部及びアクチュエータ制御部に対して電圧が復帰して、それらの稼働が再開されることにより、動作位置の検出が可能になったとしても、その電圧復帰以降に検出される動作位置と実際の位置との間にはずれが生じてしまう。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものである。そして、その目的は、アクチュエータ制御部への電力供給を制御する電力制御部を備える可変動弁機構の制御装置において、機関始動直後に生じた電力制御部の稼働停止に起因して動作位置の検出値と実際値との間にずれが生じたことを検出することのできる可変動弁機構の制御装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、内燃機関の機関バルブのバルブ特性を可変とする可変動弁機構と、前記可変動弁機構の可動部を駆動するアクチュエータと、前記可動部の動作位置を検出するとともにその検出値が機関運転状態に基づいて設定される目標値となるように前記アクチュエータの駆動を制御するアクチュエータ制御部と、前記アクチュエータ制御部への電力供給を制御する電力制御部とを備える可変動弁機構の制御装置であって、前記電力制御部は、機関始動操作によって同電力制御部の稼働が開始された直後に第1の値から第2の値に変更され、機関停止操作によって同電力制御部の稼働が停止される前に前記第2の値から前記第1の値に変更されるようにフラグの値を操作するフラグ変更手段と、前記電力制御部の稼働開始時において前記フラグが前記第2の値に設定されていたときには、前記動作位置の検出値と実際値とがずれていると判定する判定手段とを備えることをその要旨とする。
同構成において上記電力制御部にて操作される上記フラグは、機関始動操作によって電力制御部の稼働が開始された直後に第1の値から第2の値に変更される。従って、機関始動操作に伴う電力制御部の稼働開始時点においては、フラグの値は第1の値になっており、電力制御部の稼働開始時において上記フラグが上記第1の値になっている場合には、機関始動操作に伴う正常な稼働開始であると判断することができる。
一方、機関始動操作により稼働開始されていた電力制御部が、電圧低下によって稼働停止され、その後電圧が復旧することで再度稼働が開始されたときには、その稼働再開時点において上記フラグはすでに上記第2の値に設定されている。従って、電力制御部の稼働開始時において上記フラグが上記第2の値に設定されていた場合には、その稼働開始直前まで、電力制御部の稼働が一時的に停止していたと判断することができる。そこで、同構成では、電力制御部の稼働開始時に上記フラグが上記第2の値に設定されている場合には、電力制御部の稼働が一時的に停止していた期間が存在しており、アクチュエータ制御部の稼働が一時的に停止していた期間も存在しているため、動作位置の検出値と実際値とがずれていると判定するようにしている。このように、同構成によれば、可変動弁機構の可動部の動作位置を検出するアクチュエータ制御部の給電を制御する電力制御部を備える可変動弁機構の制御装置において、機関始動直後に生じた電力制御部の稼働停止に起因して動作位置の検出値と実際値との間にずれが生じたことを検出することができるようになる。
電力制御部で上記フラグを操作する場合に、スタータモータの駆動に伴って生じる電力制御部の一時的な稼働停止を検出するためには、機関始動操作に伴って同電力制御部の稼働が開始された後、できるだけ速やかにフラグの値を第1の値から第2の値に変更することが望ましい。また、同フラグに基づいて上記ずれを判定するためには、スタータモータの駆動に伴って電力制御部の稼働が一時的に停止している間も、フラグの値が第2の値が保持されている必要がある。従って、上記フラグを書き込む記憶素子としては、書き込み速度ができる限り高速であり、かつ、少なくともスタータモータの駆動に伴う電力制御部の稼働停止時間(一般的には長くても数秒程度)の間は記憶値を保持できるものがよく、請求項2や請求項3に記載の構成を採用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置において、前記電力制御部には、SRAMが設けられており、前記フラグは、前記SRAMに書き込まれることをその要旨とする。
上記SRAM(static Random Access Memory)は、フリップフロップ等の順序回路を用いてデータを記憶するRAMであって、そのデータ書き込み速度は、EEPROM(電気的にデータを書き換え可能なメモリ)等のような不揮発性メモリよりも高速である。また、DRAM(Dynamic Random Access Memory)と異なり、記憶値保持のためのリフレッシュ操作が不要なため、数秒程度の給電停止であれば記憶した値を保持し続けることも可能である。そこで、同構成では、そうしたSRAMを電力制御部に備え、そのSRAMに上記フラグを書き込むようにしている。従って、同構成によれば、機関始動直後における電力制御部の一時的な稼働停止を好適に判定することができるようになる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置において、前記電力制御部には、補助電源が接続されたDRAMが設けられており、前記フラグは、前記DRAMに書き込まれることをその要旨とする。
一般に、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のデータ書き込み速度は、EEPROM(電気的にデータを書き換え可能な不揮発性メモリ)等のような不揮発性メモリよりも高速である。また、こうしたDRAMを電力制御部に設ける場合において、その電力制御部への給電が停止されるとリフレッシュ操作ができなくなるため、記憶値が消失されてしまう。しかし、そのDRAMに電池やキャパシタ(大容量コンデンサ)などの補助電源が接続されていれば、電力制御部の稼働停止中であってもリフレッシュ操作を行うことができ、これにより記憶値を保持することができる。そこで、同構成では、補助電源が接続されたDRAMを電力制御部に備え、そのDRAMに上記フラグを書き込むようにしている。従って、同構成によっても、機関始動直後における電力制御部の一時的な稼働停止を好適に判定することができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の可変動弁機構の制御装置において、前記判定手段によって前記動作位置の検出値と実際値とがずれていると判定されたときには、前記可動部を可動限界位置に移動させるとともに、同可動部が前記可動限界位置に達したときの前記動作位置の検出値と前記可動限界位置に対応する実際の動作位置との差に基づき前記ずれを修正する修正処理を実行することをその要旨とする。
同構成によれば、ずれが発生したと判定された場合、可変動弁機構の可動部が可動限界位置に向けて強制移動される。ここで、可動限界位置は、可変動弁機構の構成によって決まる不変の位置であり、予め設定されている位置であるため、その実際値は予め把握しておくことが可能である。従って、可動部が可動限界位置に達したときに検出された動作位置と、可動限界位置に対応する実際の動作位置との差を求めることで、動作位置の検出値と実際値とのずれを算出することができ、その差に基づいてずれを修正することにより、動作位置の検出値と実際値とのずれを解消することが可能である。従って、同構成によれば、動作位置の検出値と実際値とがずれた場合でも、そのずれを解消することができるようになる。
なお、請求項5に記載の発明によるように、請求項1〜4のいずれか1項に記載の可変動弁機構の制御装置において、前記電力制御部は、前記内燃機関の運転状態を制御する機関用制御部に設けられている、といった構成を採用することもできる。
以下、本発明にかかる可変動弁機構の制御装置を具体化した一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図1及び図2に示されるように、車両に搭載される内燃機関は4つの気筒を有しており、そのシリンダヘッド2には、それら気筒に対応した機関バルブである一対の吸気バルブ10及び排気バルブ15が往復動可能にそれぞれ設けられている。シリンダヘッド2には、それら吸気バルブ10と排気バルブ15とに対応して吸気弁駆動機構40と排気弁駆動機構45とがそれぞれ設けられている。
排気弁駆動機構45には、各排気バルブ15に対応してラッシュアジャスタ17が設けられるとともに、このラッシュアジャスタ17と排気バルブ15との間にはロッカアーム18が架設されている。ロッカアーム18は、その一端がラッシュアジャスタ17に支持されるとともに他端が排気バルブ15の基端部に当接されている。また、シリンダヘッド2に回転可能に支持された排気カムシャフト7には複数の排気用カム8が形成されており、それら排気用カム8の外周面はロッカアーム18に設けられたローラ18aに当接されている。排気バルブ15にはリテーナ15aが設けられるとともに、このリテーナ15aとシリンダヘッド2との間にはバルブスプリング16が設けられている。このバルブスプリング16の付勢力によって排気バルブ15は閉弁方向に付勢されている。そしてこれにより、ロッカアーム18のローラ18aは排気用カム8の外周面に押圧されている。機関運転時に排気用カム8が回転すると、ロッカアーム18はラッシュアジャスタ17により支持される部分を支点として揺動する。その結果、排気バルブ15はロッカアーム18によって開閉駆動されるようになる。
一方、吸気弁駆動機構40には、排気側と同様にバルブスプリング11、リテーナ10a、ロッカアーム12、ローラ12a及びラッシュアジャスタ13が設けられている。また、シリンダヘッド2に回転可能に支持された吸気カムシャフト5には複数の吸気用カム6が形成されている。
一方、吸気弁駆動機構40には、排気弁駆動機構45とは異なり、吸気用カム6とロッカアーム12との間に吸気バルブ10のバルブ特性、より詳細には最大リフト及び作用角を変更する可変動弁機構20が設けられている。ちなみに、吸気バルブ10の作用角とは、吸気バルブとの開弁期間に一致する値である。
この可変動弁機構20は入力部23と一対の出力部24とを有しており、これら入力部23及び出力部24はシリンダヘッド2に固定された支持パイプ22に揺動可能に支持されている。ロッカアーム12は、吸気バルブ10の基端部及びラッシュアジャスタ13によって出力部24側に付勢されており、そのローラ12aが出力部24の外周面に当接されている。また、入力部23とシリンダヘッド2との間には、スプリング14が設けられており、このスプリング14の付勢力によって入力部23に設けられたローラ23bが吸気用カム6に付勢されている。
機関運転時に吸気用カム6が回転すると、同吸気用カム6はローラ23bに摺接しつつ入力部23を押圧し、これにより出力部24が支持パイプ22の周方向に揺動するようになる。そして出力部24が揺動すると、ロッカアーム12はラッシュアジャスタ13により支持される部分を支点として揺動する。その結果、吸気バルブ10はロッカアーム12によって開閉駆動されるようになる。
次に、図3を参照して可変動弁機構20の構造について詳述する。
同図3に示されるように、入力部23は各出力部24の間に設けられており、これら入力部23と出力部24との内部には略円筒状の連通空間が形成されている。また、入力部23の内周面にはヘリカルスプライン23aが形成されるとともに、出力部24の内周面にはこの入力部23のヘリカルスプライン23aと逆向きに傾斜するヘリカルスプライン24aが形成されている。
入力部23と出力部24との内部に形成された空間には、略円筒状のスライダギア26が設けられている。このスライダギア26の外周面の中央部分には、入力部23のヘリカルスプライン23aに噛合するヘリカルスプライン26aが形成されるとともに、その外周面の両端部には出力部24のヘリカルスプライン24aに噛合するヘリカルスプライン26bが形成されている。
また、この略円筒状のスライダギア26の内壁には、その円周方向に沿って延びる溝29が形成されており、この溝29にはブッシュ28が嵌合されている。尚、このブッシュ28は、溝29の伸びる方向に沿って同溝29の内周面を摺動することができるであるが、スライダギア26の軸方向における変位は規制されている。
スライダギア26の内部に形成された貫通空間には、支持パイプ22が挿入されている。また、上記支持パイプ22には、その軸方向に沿って駆動可能なコントロールシャフト21が挿入されている。支持パイプ22の管壁にはその軸方向に延びる長孔22aが形成されている。また、スライダギア26とコントロールシャフト21との間には、長孔22aを通じてスライダギア26とコントロールシャフト21とを連結する係止ピン27が設けられている。この係止ピン27の一端がコントロールシャフト21に形成された凹部(図示略)に挿入されるとともに、他端がブッシュ28に形成された貫通孔28aに挿入されている。
こうした可変動弁機構20にあって、コントロールシャフト21がその軸方向に沿って変位すると、これに連動してスライダギア26が軸方向に変位する。スライダギア26の外周面に形成されたヘリカルスプライン26a、26bは、入力部23及び出力部24の内周面に形成されたヘリカルスプライン23a、24aとそれぞれ噛合っているため、スライダギア26がその軸方向に駆動すると、入力部23と出力部24とは相対回転する。こうして入力部23と出力部24との相対位相差が変更されることにより、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が同期して変更される。より具体的には、入力部23と出力部24との相対位相差が小さくされることにより、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角は小さくなり、入力部23と出力部24との相対位相差が大きくされることにより、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角は大きくなる。
次に、この可変動弁機構20を通じて吸気バルブ10の最大リフト量を制御する制御システムについて、図4を併せ参照して説明する。ここで、図4は、この制御システムを示すブロック図である。
この図4に示すように、可変動弁機構20のコントロールシャフト21は、アクチュエータである電動モータ62によって駆動される。また、電動モータ62は、モータ用制御装置60によってその駆動が制御される。なお、このモータ用制御装置60は、上記アクチュエータ制御部を構成する。
モータ用制御装置60には、各種演算を行うCPU60a、電力供給されることによりデータを記憶・保持することが可能な揮発性メモリであるRAM60b、電気的に記憶データを書き換え可能であり、電力供給が絶たれてもそのデータを記憶・保持することが可能な不揮発性メモリであるEEPROM60c等が備えられている。
同図4に示すように、コントロールシャフト21の基端部は、変換機構64を介して電動モータ62の出力軸に連結されている。この変換機構64は、電動モータ62の出力軸の回転運動をコントロールシャフト21の軸方向への直線運動に変換するためのものである。即ち、電動モータ62の出力軸を正・逆回転させると、その回転が変換機構64によってコントロールシャフト21の往復動に変換される。
電動モータ62には、位置センサ63が設けられている。この位置センサ63は、電動モータ62のロータと一体回転する多極マグネットの磁気変化を利用してそのロータの回転位相変化に応じた信号を出力する。ここで、上記コントロールシャフト21は、電動モータ62のロータの回転により往復動されるため、ロータの回転位相変化を示す位置センサ63の出力信号は、可変動弁機構20の可動部であるコントロールシャフト21の移動量Pを示すものになる。また、コントロールシャフト21が移動することで吸気バルブ10のバルブ特性(本実施形態では最大リフト量及び作用角)は変更されるため、コントロールシャフト21の動作位置(絶対位置)に基づき、可変とされる吸気バルブ10のバルブ特性が検出される。
モータ用制御装置60の上記RAM60bには、コントロールシャフト21の上記移動量Pが記憶されており、同RAM60bに記憶された移動量Pは、上記位置センサ63の出力信号に基づいて更新される。そして、このように更新されるコントロールシャフト21の移動量Pと初期位置PRとに基づき、次式(1)によってコントロールシャフト21の絶対位置についての検出値Sが算出される。

S=PR+P …(1)

上記初期位置PRは、機関停止操作が行われて電動モータ62の駆動が停止されたときの検出値Sであり、そうした電動モータ62の駆動停止時における検出値Sが終了値Eとして上記EEPROM60cに記憶される。そして、機関始動操作が行われて電動モータ62の駆動が開始されるときには、その駆動開始に先立って上記終了値Eが初期位置PRとしてRAM60bに読み込まれることにより、電動モータ62の駆動開始時において速やかにコントロールシャフト21の絶対位置が把握される。そして電動モータ62の駆動が開始された後は、その初期位置PR及び種々変化する移動量Pによって検出値Sが更新されることにより、電動モータ62の駆動開始後において種々変化するコントロールシャフト21の絶対位置が検出され、これにより可変とされる吸気バルブ10のバルブ特性が検出される。
上記モータ用制御装置60は、その入出力ポートがバス型の通信ネットワーク(以下、CANと称す)80のバスに接続されている。
このCAN80には、内燃機関を統括制御する機関用制御装置100の入出力ポートが接続されている。この機関用制御装置100には、各種演算を行うCPU、データを一時的に記憶するRAM、各種プログラム等が記憶されたROM、及びSRAM(static Random Access Memory)100a等が備えられている。このSRAM100aは、フリップフロップ等の順序回路を用いてデータを記憶するRAMであって、そのデータ書き込み速度は、EEPROM(電気的にデータを書き換え可能なメモリ)等のような不揮発性メモリよりも高速である。また、DRAM(Dynamic Random Access Memory)と異なり、記憶値保持のためのリフレッシュ操作が不要なため、数秒程度の給電停止であれば記憶した値を保持し続けることも可能である。
上記機関用制御装置100には、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルセンサ70や、機関回転速度NEを検出するクランク角センサ71等、機関の運転状態を検出する各種センサが接続されている。また、車両の運転者により切り換え操作され、現在の操作位置に対応した信号を出力するイグニッションスイッチ72(以下、IGスイッチ72という)も接続されている。なお、この機関用制御装置100は上記機関用制御部を構成する。
この機関用制御装置100は、CAN80を通じてIGスイッチ72の操作状態を上記モータ用制御装置60に送信する。そして、IGスイッチ72が「オフ」から「オン」に操作される、すなわち機関始動操作が行われると、機関用制御装置100及びモータ用制御装置60に対してバッテリから給電が開始される。一方、IGスイッチ72が「オン」から「オフ」に操作される、即ち機関停止操作が行われると、所定の終了処理が行われた後にモータ用制御装置60及び機関用制御装置100に対する給電が停止される。なお、モータ用制御装置60には、機関用制御装置100に接続された給電停止ライン81が接続されており、機関用制御装置100からモータ用制御装置60に対して、給電停止ライン81を介して給電停止信号送られると、モータ用制御装置60への給電は停止される。このようにモータ用制御装置60への給電を制御する機関用制御装置100は、上記電力制御部を構成する。
上記機関用制御装置100は、各種センサにて検出される運転状態に基づいて吸気バルブ10の目標バルブ特性を設定するとともに、その目標バルブ特性に対応するコントロールシャフト21の絶対位置を電動モータ62の制御目標値として設定し、CAN80を通じてその制御目標値を上記モータ用制御装置60に送信する。モータ用制御装置60はその制御目標値を受信し、その制御目標値と検出値Sとが一致するように電動モータ62の駆動をフィードバック制御することにより、吸気バルブ10のバルブ特性は運転状態に応じたものに調整される。このように機関用制御装置100及びモータ用制御装置60によって可変動弁機構20の制御装置が構成されている。
また、機関始動が開始されてから完爆に至るまでの間において、混合気の燃焼状態は比較的不安定な状態になる。こうした理由等により、本実施形態では、機関始動が開始されてから機関回転速度がある程度高くなるまでは、吸気バルブ10のバルブ特性を変更することなく保持する、換言すれば電動モータ62の駆動を通じたコントロールシャフト21の動作位置変更を行わないようにしている。
ところで、機関始動動作(IGスイッチ72のON操作等)が行われると、機関用制御装置100及びモータ用制御装置60への給電が開始されることによりそれら各制御装置の稼働が開始されるとともに、スタータモータによるクランキングも開始される。このスタータモータの駆動には大電力が消費されるため、場合によっては、スタータモータの駆動に伴う過度な電圧低下が一時的に発生し、その電圧低下がリセット電圧を下回ると機関用制御装置100の稼働が一時的に停止してしまうおそれがある。このように機関用制御装置100の稼働が停止されると、モータ用制御装置60への給電が停止されることにより同モータ用制御装置60の稼働も停止されてしまう。ここで、クランキングが行われると、吸気バルブ10を付勢するバルブスプリング11の反力によって可変動弁機構20の可動部(コントロールシャフト21等)は移動することがある。より具体的には、上記可変動弁機構20の場合、バルブスプリング11の反力によって上記入力部23と上記出力部24との相対位相差が小さくなることにより、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が小さくなる方向にコントロールシャフト21は移動することがある。
しかし、上記態様にて機関用制御装置100の稼働が停止している状況では、モータ用制御装置60の稼働も停止しているため、そうした可動部の移動、すなわち上記移動量Pの変化を検出することができない。従って、機関用制御装置100及びモータ用制御装置60に対して電圧が復帰して、それら各制御装置の稼働が再開されることにより、移動量Pの検出が可能になったとしても、その電圧復帰以降における検出値Sと絶対位置の実値Rとの間にはずれが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、次のリセット判定フラグ設定処理とずれ判定フラグ設定処理とを行うことにより、上述したような機関始動直後に生じた機関用制御装置100の稼働停止に起因して絶対位置の検出値Sと実値Rとの間にずれが生じたことを検出することができるようにしている。
図5に上記リセット判定フラグ設定処理の手順を示す。なお、この処理は、機関用制御装置100の稼働が開始されると、同機関用制御装置100によってただちにその実行が開始され、その後は所定周期毎に繰り返し実行される。また、このリセット判定フラグ設定処理は、上記フラグ変更手段を構成する。
本処理が開始されるとまず、IGスイッチ72が「OFF」から「ON」になった直後か否か、すなわち機関始動操作が行われた直後であるか否かが判定される(S100)。そして、IGスイッチ72が「OFF」から「ON」になった直後ではない場合、すなわちIGスイッチ72が継続して「ON」または「OFF」にされている場合には(S100:NO)、本処理は一旦終了される。
一方、IGスイッチ72が「OFF」から「ON」になった直後である場合には(S100:YES)、リセット判定フラグRFが「OFF」から「ON」に変更される(S110)。このリセット判定フラグRFの設定値は、上記SRAM100aに書き込まれる。このSRAM100aは、上述したようにデータ書き込み速度が高速であるため、このステップS110の処理が実行されると、リセット判定フラグRFには「ON」という設定値が、速やかに書き込まれる。
次に、後述するずれ判定フラグ設定処理にて設定されるずれ判定フラグZFが「ON」から「OFF」になったか否かが判定され(S120)、ずれ判定フラグZFが「ON」から「OFF」になった場合には(S120:YES)、リセット判定フラグRFが「OFF」に設定されて(S150)、本処理は一旦終了される。
一方、ずれ判定フラグZFが「ON」から「OFF」になっていない場合、すなわちずれ判定フラグZFが継続して「ON」または「OFF」になっている場合には(S120:NO)、IGスイッチ72が「ON」から「OFF」になったか、即ち機関停止操作が行われたか否かが判定される(S130)。
そして、IGスイッチ72が「ON」から「OFF」になっていない場合には(S130:NO)、本処理は一旦終了される。
一方、IGスイッチ72が「ON」から「OFF」になった場合、すなわち機関停止操作が行われた場合には(S130:YES)、機関停止が完了したか否かが判定される(S140)。このステップS140では、機関回転速度NEに基づいて機関停止の完了が判定される。そして、機関停止が完了していない場合には(S140:NO)、本処理は一旦終了される。
一方、機関停止が完了した場合には(S140:YES)、リセット判定フラグRFが「OFF」に設定されて(S150)、本処理は一旦終了される。
このように、上記リセット判定フラグRFは、機関始動操作によって機関用制御装置100の稼働が開始されると直ちに「ON」に設定され、ずれ判定フラグZFが「ON」から「OFF」になった場合に同リセット判定フラグRFは「OFF」に設定される。また、機関停止操作が行われて実際に機関停止が完了した場合にも、同リセット判定フラグRFは「OFF」に設定され、この場合には、同リセット判定フラグRFの「OFF」設定が完了した後に、機関用制御装置100の稼働が停止される。
次に、図6を参照して、上記ずれ判定フラグ設定処理の手順を説明する。なお、この処理も、機関用制御装置100の稼働が開始されると、同機関用制御装置100によってただちにその実行が開始され、その後は所定周期毎に繰り返し実行される。また、このずれ判定フラグ設定処理は、上記判定手段を構成する。
本処理が開始されるとまず、上述したリセット判定フラグRFが「ON」であるか否かが判定されることにより、今回の機関用制御装置100の稼働開始が、機関始動に伴う正常な稼働開始なのか、または電圧低下によって一時的に稼働停止していた機関用制御装置100の再稼働開始なのかが判定される(S200)。この稼働開始直後におけるリセット判定フラグRFに基づいた上記判定は、次のようにして行われる。
上記リセット判定フラグRFは、機関停止操作により機関停止が完了した場合に「OFF」に設定され、この「OFF」設定が完了した後に、機関用制御装置100の稼働は停止される。また、機関始動操作によって機関用制御装置100の稼働が開始された直後に「OFF」から「ON」に変更される。従って、機関始動操作に伴う機関用制御装置100の稼働開始時点では、リセット判定フラグRFは「OFF」になっており、機関用制御装置100の稼働開始時においてリセット判定フラグRFが「ON」になっている場合には、その稼働開始が、機関始動操作に伴う正常な稼働開始であると判断することができる。
一方、機関始動操作により稼働開始されていた機関用制御装置100が、電圧低下によって稼働停止され、その後電圧が復旧することで再度稼働が開始されたときには、その稼働再開時点においてリセット判定フラグRFはすでに「ON」に設定されている。従って、機関用制御装置100の稼働開始時点においてリセット判定フラグRFが「ON」に設定されていた場合には、その稼働開始直前まで、機関用制御装置100の稼働が一時的に停止していたと判断することができる。
そこで、上記ステップS200では、機関用制御装置100の稼働が開始された時点でリセット判定フラグRFが「OFF」になっている場合には(S200:NO)、今回の機関用制御装置100の稼働開始が、機関始動に伴う正常な稼働開始であると判定され、本処理は一旦終了される。
一方、上記ステップS200において、機関用制御装置100の稼働が開始された時点でリセット判定フラグRFが「ON」になっている場合には(S200:YES)、今回の機関用制御装置100の稼働開始が、電圧低下によって一時的に稼働停止していた機関用制御装置100の再稼働開始であると判定される。このように判定される場合には、機関用制御装置100の稼働が一時的に停止していた期間が存在しており、モータ用制御装置60の稼働が一時的に停止していた期間も存在していることになる。
ここで、上述したように、機関用制御装置100の一時的な稼働停止が生じやすいクランキング中には、上記移動量Pが変化することがあるにもかかわらず、そうしたクランキング中にモータ用制御装置60の稼働が一時的に停止していた期間が存在した場合には、上記移動量Pの変化を把握することができない。従って、機関用制御装置100及びモータ用制御装置60に対して電圧が復帰して、それら各制御装置の稼働が再開されることにより、移動量Pの検出が可能になったとしても、その電圧復帰以降に検出される絶対位置の検出値Sと実値Rとはずれてしまう。そこで、上記ステップS200で肯定判定される場合には、絶対位置の検出値Sと実値Rとがずれていると判断され、ずれ判定フラグZFが「OFF」から「ON」に変更される(S210)。
このようにずれ判定フラグZFが「ON」に設定されると、検出値Sと実値Rとの間のずれを修正するための処理であるHi端学習の実行がモータ用制御装置60に指示される(S220)。このHi端学習は、次のようにして行われる。
まず、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が最大となるコントロールシャフト21の可動限界位置であるHi端の位置は、可変動弁機構20の構成によって決まる不変の位置であり、予め設定されている位置であるため、その実値Rは予め把握しておくことが可能である。そこで、コントロールシャフト21をHi端に向けて強制駆動し、同コントロールシャフト21がHi端に達した時点での検出値Sと予め把握されているHi端動作位置とのずれ量が算出される。そして、そのずれ量にて検出値Sが修正されることにより、検出値SとHi端動作位置とが一致するようになり、これにより検出値Sと実値Rとのずれが解消される。なお、こうしたHi端学習の実行中は、コントロールシャフト21が上記Hi端に移動されることにより、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角は大きくなり、吸入空気量は機関運転状態に応じた量よりも増量されてしまう。そこで、本実施形態では、Hi端学習の実行中は、内燃機関の吸気通路に設けられたスロットルバルブの開度制御を通じてHi端学習中の吸入空気量の増量を抑え、吸入空気量が機関運転状態に応じた量になるように調量するようにしている。また、本実施形態では、上述したように、機関始動が開始されてから完爆に至るまでの間において、混合気の燃焼状態は比較的不安定な状態になる等の理由により、機関始動が開始されてから機関回転速度がある程度高くなるまでは、吸気バルブ10のバルブ特性を変更することなく保持するようにしている。そのため、上記Hi端学習は、そうしたバルブ特性の保持期間が終了した後に実行される。
こうしてHi端学習が実行されると、次に、そのHi端学習が終了したか否かが判定され(S230)、Hi端学習が終了していない場合には(S230:NO)、同Hi端学習が終了するまでステップS230での判定が繰り返し行われる。
一方、Hi端学習が終了した場合には(S230:YES)、検出値Sと実値Rとのずれが解消されているため、ずれ判定フラグZFが「ON」から「OFF」に変更されて(S240)、本処理は一旦終了される。
なお、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が最小となるコントロールシャフト21の可動限界位置を示すLo端の位置も、可変動弁機構20の構成によって決まる不変の位置であり、予め設定されている位置であるため、その実値Rは予め把握しておくことが可能である。そこで、コントロールシャフト21をLo端に向けて強制駆動し、同コントロールシャフト21がLo端に達した時点での検出値Sと予め把握されているLo端動作位置とのずれ量を算出する。そして、そのずれ量にて検出値Sを修正するようにしたLo端学習を実行するようにしても、検出値Sと実値Rとのずれを解消することができる。このLo端学習では、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が小さくなる側にコントロールシャフト21が駆動されるため、同吸気バルブ10からコントロールシャフト21に作用する反力がHi端学習時と比べて小さくなる。従って、Hi端学習と比較して、コントロールシャフト21の動作位置をより確実に可動限界位置に維持することができることから、ずれ量の算出精度が高くなるといったメリットがある。ただし、このLo端学習の実行時には、コントロールシャフト21が上記Lo端に移動されることにより、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が小さくされて吸入空気量は減量される。従って、Lo端学習の実行は、そうした吸入空気量の減量が機関運転状態に悪影響を与えない状況、例えば減速時の燃料カット中などといった限られた運転状況のもとでしか行えない。そこで、本実施形態では、上記Hi端学習が実行された後、減速時の燃料カット中である等といった条件が成立した場合には、Lo端学習を実行して、検出値Sと実値Rとの間のずれをより高精度に修正するようにしている。
図7に、上記リセット判定フラグ設定処理及びずれ判定フラグ設定処理の実行を通じた作用についてそのタイミングチャートを示す。
この図7に示すように、IGスイッチ72が「OFF」から「ON」に変更されると(時刻t1)、機関用制御装置100及びモータ用制御装置60への給電が開始されてそれら各制御装置は稼働を開始する。そして、機関用制御装置100の稼働が開始された直後に、リセット判定フラグRFが「OFF」から「ON」に変更される(時刻t2)。
そして、時刻t3においてスタータモータの駆動が開始されることにより、クランキングが開始される。このクランキング中に過度な電圧低下が発生すると(時刻t4)、機関用制御装置100の稼働が停止し、この機関用制御装置100の稼働停止に伴ってモータ用制御装置60の稼働も停止する。
そして、機関回転速度NEが所定の閾値Bを超えることで機関の完爆が確認されると(時刻t5)、スタータモータの駆動が停止されて電圧が復帰することにより、機関用制御装置100及びモータ用制御装置60の稼働が再開される。
その時刻t4〜時刻t5の間は、クランキングが行われているため、上述したようにコントロールシャフト21の移動量Pは変化し、上記可変動弁機構20の場合には、最大リフト量及び作用角が小さくなる方向に吸気バルブ10のバルブ特性は変化する。しかし、同時刻t4〜時刻t5の間は、モータ用制御装置60が稼働停止しているため、そうした移動量Pの変化を検出することができない。従って、時刻t5において、機関用制御装置100及びモータ用制御装置60に対して電圧が復帰して、それら各制御装置の稼働が再開されることにより、移動量Pの検出が可能になったとしても、その電圧復帰以降(時刻t5以降)においては検出値Sと実値Rとの間にずれが生じてしまう。
この点、本実施形態では、その時刻t5において機関用制御装置100の稼働が再開された時には、リセット判定フラグRFがすでに「ON」になっているため、検出値Sと実値Rとの間にずれが生じたと判定される。なお、そのリセット判定フラグRFの値は、上記SRAM100aに書き込まれているが、同SRAM100aは、上述したように、記憶値保持のためのリフレッシュ操作が不要なため、数秒程度の給電停止であれば記憶した値を保持し続けることも可能である。従って、数秒程度で完了するクランキング中に機関用制御装置100の稼働が停止して同SRAM100aへの給電が一時的に停止したとしても、リセット判定フラグRFの値は「ON」に保持される。
そして、機関用制御装置100の稼働が再開された時点で、リセット判定フラグRFが「ON」になっていることにより、時刻t5において、ずれ判定フラグZFが「ON」に設定される。
こうしてずれ判定フラグZFが「ON」に設定されると、機関始動時における上述したバルブ特性の保持期間が終了した後、モータ用制御装置60によって上記Hi端学習が開始される(時刻t6)。このHi端学習が開始されると、コントロールシャフト21がHi端に向けて強制駆動され、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角は大きくなる。そして、コントロールシャフト21がHi端に達すると(時刻t7)、そのときに算出される検出値Sと予め把握されているHi端動作位置とのずれ量が算出される。そして、その算出されたずれ量にて検出値Sが修正されることにより、検出値SとHi端動作位置とが一致するようになり、これにより検出値Sと実値Rとのずれが解消されてHi端学習の実行が終了される(時刻t8)。
こうしてHi端学習の実行が終了すると、ずれ判定フラグZFが「OFF」に設定され、このずれ判定フラグZFが「OFF」に設定されることにより、リセット判定フラグRFも「OFF」に設定される。ちなみに、Hi端学習の実行が終了すると、Hi端に移動されていたコントロールシャフト21は、吸気バルブ10の目標バルブ特性に対応した位置に向けて徐々に変更される。
以上説明したように、本実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
(1)可変動弁機構20の可動部の動作位置を検出するモータ用制御装置60への給電を機関用制御装置100で制御するようにしている。そして、機関始動操作によって機関用制御装置100の稼働が開始された直後に「OFF」から「ON」に変更され、機関停止操作によって機関用制御装置100の稼働が停止される前に「ON」から「OFF」に変更されるリセット判定フラグRFの値を操作するリセット判定フラグ設定処理を機関用制御装置100で実行するようにしている。また、機関用制御装置100の稼働開始時においてリセット判定フラグRFが「OFF」に設定されていたときには、可変動弁機構20の可動部の動作位置についてその検出値Sと実値Rとがずれていると判定するずれ判定フラグ設定処理も、機関用制御装置100で実行するようにしている。従って、機関始動直後に生じた機関用制御装置100の稼働停止に起因して動作位置の検出値Sと実値Rとの間にずれが生じたことを検出することができるようになる。
(2)機関用制御装置100で上記リセット判定フラグRFを操作する場合に、スタータモータの駆動に伴って生じる機関用制御装置100の一時的な稼働停止を検出するためには、機関始動操作に伴って機関用制御装置100の稼働が開始された後、できるだけ速やかにリセット判定フラグRFを「OFF」から「ON」に変更することが望ましい。また、リセット判定フラグRFに基づいて上述したような検出値Sと実値Rとのずれを判定するためには、スタータモータの駆動に伴って機関用制御装置100の稼働が一時的に停止している間も、リセット判定フラグRFを「OFF」に保持しておく必要がある。従って、上記リセット判定フラグRFを書き込む記憶素子としては、書き込み速度ができる限り高速であり、少なくともスタータモータの駆動に伴う機関用制御装置100の稼働停止時間(一般的には長くても数秒程度)の間は記憶値を保持できるものがよい。そこで、本実施形態では、データ書き込み速度が、EEPROM(電気的にデータを書き換え可能なメモリ)等のような不揮発性メモリよりも高速であり、また、数秒程度の給電停止であれば記憶した値を保持し続けることも可能な上記SRAM100aにリセット判定フラグRFを書き込むようにしている。従って、機関始動直後における機関用制御装置100の一時的な稼働停止を好適に判定することができるようになる。
(4)検出値Sと実値Rとがずれていると判定されたときには、コントロールシャフト21を可動限界位置である上記Hi端に移動させるとともに、同コントロールシャフト21がHi端に達したときの絶対位置の検出値SとHi端に対応する実値Rとの差に基づき検出値Sと実値Rとのずれを修正する修正処理を実行するようにしている。従って、コントロールシャフト21の絶対位置にかかる検出値Sと実値Rとがずれた場合でも、そのずれを解消することができるようになる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・ずれ判定フラグZFが「ON」から「OFF」になったときに、リセット判定フラグRFを「ON」から「OFF」に変更するようにしたが、この変更条件を省略するようにしてもよい。
・コントロールシャフト21の動作位置に関する検出値Sと実値Rとの間にずれが生じていると判定された場合に、Hi端学習を行い、その後、Lo端学習も行うようにしたが、Hi端学習のみを行うようにしてもよい。また、機関始動完了後の機関回転速度が、しばらくの間はアイドル回転速度に維持されることがあり、この場合には、要求される吸入空気量がある程度少なくなっている。従って、Lo端学習実行中の吸入空気量が、そうした少量の要求吸入空気量を満たす程度に確保されるのであれば、Lo端学習のみを行うようにしてもよい。
・リセット判定フラグRFをSRAM100aに書き込むようにしたが、上述したような条件、書き込み速度ができる限り高速であり、少なくともスタータモータの駆動に伴う機関用制御装置100の稼働停止時間(一般的には長くても数秒程度)の間は記憶値を保持できる記憶素子であれば、他の素子に変更することも可能である。例えば、一般に、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のデータ書き込み速度は、上記SRAM100aよりは遅いものの、EEPROM(電気的にデータを書き換え可能な不揮発性メモリ)等のような不揮発性メモリと比較すれば高速である。こうしたDRAMを機関用制御装置100に設ける場合において、その機関用制御装置100の稼働停止に伴い同DRAMへの給電が停止されるとリフレッシュ操作ができなくなるため、記憶値が消失されてしまう。しかし、そのDRAMに電池やキャパシタ(大容量コンデンサ)などの補助電源が接続されていれば、機関用制御装置100の稼働停止中であってもリフレッシュ操作を行うことができ、これにより記憶値を保持することができる。そこで、図8に示すように、上述したような補助電源300が接続されたDRAM100bを機関用制御装置100に設け、そのDRAM100bに上記リセット判定フラグRFを書き込むようにしても、機関始動直後における機関用制御装置100の一時的な稼働停止を好適に判定することができる。
・機関用制御装置100でモータ用制御装置60への電力供給を制御するようにしたが、そうした電力供給を制御する電力制御部を、機関用制御装置100とは別に設けるようにしてもよい。
・上記位置センサ63は、磁気変化を利用して電動モータ62のロータの回転位相変化を検出する磁気センサであったが、この他のセンサ(例えば光学式のセンサ等)を用いるようにしてもよい。
・電動モータ62のロータの回転位相変化に基づいてコントロールシャフト21の移動量Pを検出するようにしたが、コントロールシャフト21の移動量Pを直接検出するようにしてもよい。
・可変動弁機構20の可動部であるコントロールシャフト21の動作位置を検出するようにしたが、同可変動弁機構20にあってバルブ特性の変更に関与する他の可動部の動作位置、例えばスライダギア26の動作位置や、入力部23と出力部24との相対位相差を示す動作位置などを検出するようにしてよい。
・上記可変動弁機構20は、電動モータ62で駆動される機構であったが、この他のアクチュエータで可変動弁機構20が駆動される場合であっても、本発明は同様に適用することができる。
・上記実施形態では、可変動弁機構20にて吸気バルブ10のバルブ特性を変更するようにしたが、排気バルブ15のバルブ特性を変更する場合、あるいは吸気バルブ10及び排気バルブ15のバルブ特性を変更する場合にも同様に適用することができる。
・上記実施形態で説明した可変動弁機構20に限らず、他の構成で吸気バルブ10や排気バルブ15といった機関バルブのバルブ特性(例えば、開時期、閉時期、開弁期間、あるいは最大リフト量等)を可変とする可変動弁機構であっても、本発明は同様に適用することができる。
本発明にかかる制御装置を具体化した一実施形態にあって、これが適用される内燃機関の吸気弁駆動機構及び排気弁駆動機構の構成を説明する縦断面図。 同実施形態における吸気弁駆動機構及び排気弁駆動機構の配置構造を示す平面図。 同実施形態における可変動弁機構の破断斜視図。 同実施形態において、吸気バルブのバルブ特性を制御する制御システムを示すブロック図。 同実施形態におけるリセット判定フラグ設定処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態におけるずれ判定フラグ設定処理の手順を示すフローチャート。 リセット判定フラグ設定処理及びずれ判定フラグ設定処理の実行を通じて設定される各種フラグの状態等を示したタイミングチャート。 同実施形態の変形例における機関用制御装置の構成を示す模式図。
符号の説明
2…シリンダヘッド、5…吸気カムシャフト、6…吸気用カム、7…排気カムシャフト、8…排気用カム、10…吸気バルブ、10a…リテーナ、11…バルブスプリング、12…ロッカアーム、12a…ローラ、13…ラッシュアジャスタ、15…排気バルブ、15a…リテーナ、16…バルブスプリング、17…ラッシュアジャスタ、18…ロッカアーム、18a…ローラ、20…可変動弁機構、21…コントロールシャフト、22…支持パイプ、22a…長孔、23…入力部、23a…ヘリカルスプライン、23b…ローラ、24…出力部、24a…ヘリカルスプライン、26…スライダギア、26a…ヘリカルスプライン、26b…ヘリカルスプライン、27…係止ピン、28…ブッシュ、28a…貫通孔、29…溝、40…吸気弁駆動機構、45…排気弁駆動機構、60…モータ用制御装置、60a…CPU、60b…RAM、60c…EEPROM、62…電動モータ、63…位置センサ、64…変換機構、70…アクセルセンサ、71…クランク角センサ、72…イグニッションスイッチ(IGスイッチ)、80…通信ネットワーク(CAN)、81…給電停止ライン、100…機関用制御装置、100a…SRAM、100b…DRAM、300…補助電源。

Claims (5)

  1. 内燃機関の機関バルブのバルブ特性を可変とする可変動弁機構と、前記可変動弁機構の可動部を駆動するアクチュエータと、前記可動部の動作位置を検出するとともにその検出値が機関運転状態に基づいて設定される目標値となるように前記アクチュエータの駆動を制御するアクチュエータ制御部と、前記アクチュエータ制御部への電力供給を制御する電力制御部とを備える可変動弁機構の制御装置であって、
    前記電力制御部は、機関始動操作によって同電力制御部の稼働が開始された直後に第1の値から第2の値に変更され、機関停止操作によって同電力制御部の稼働が停止される前に前記第2の値から前記第1の値に変更されるようにフラグの値を操作するフラグ変更手段と、
    前記電力制御部の稼働開始時において前記フラグが前記第2の値に設定されていたときには、前記動作位置の検出値と実際値とがずれていると判定する判定手段とを備える
    ことを特徴とする可変動弁機構の制御装置。
  2. 前記電力制御部には、SRAMが設けられており、前記フラグは、前記SRAMに書き込まれる
    請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置。
  3. 前記電力制御部には、補助電源が接続されたDRAMが設けられており、前記フラグは、前記DRAMに書き込まれる
    請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置。
  4. 前記判定手段によって前記動作位置の検出値と実際値とがずれていると判定されたときには、前記可動部を可動限界位置に移動させるとともに、同可動部が前記可動限界位置に達したときの前記動作位置の検出値と前記可動限界位置に対応する実際の動作位置との差に基づき前記ずれを修正する修正処理を実行する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の可変動弁機構の制御装置。
  5. 前記電力制御部は、前記内燃機関の運転状態を制御する機関用制御部に設けられている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の可変動弁機構の制御装置。
JP2007313639A 2007-12-04 2007-12-04 可変動弁機構の制御装置 Expired - Fee Related JP5003444B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007313639A JP5003444B2 (ja) 2007-12-04 2007-12-04 可変動弁機構の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007313639A JP5003444B2 (ja) 2007-12-04 2007-12-04 可変動弁機構の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009138557A true JP2009138557A (ja) 2009-06-25
JP5003444B2 JP5003444B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=40869436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007313639A Expired - Fee Related JP5003444B2 (ja) 2007-12-04 2007-12-04 可変動弁機構の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5003444B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256803A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁装置
JP2020129934A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 アクチュエータ制御装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03210048A (ja) * 1990-01-10 1991-09-13 Mitsubishi Motors Corp 多種燃料内燃エンジンの燃料混合比率検出方法
JP2004257249A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Denso Corp 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP2006315586A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Matsushita Electric Works Ltd 乗員検知センサおよびそれを用いた車両用安全システム
JP2007023800A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Toyota Motor Corp 内燃機関のバルブ特性制御装置
JP2007056838A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2007218109A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Toyota Motor Corp 内燃機関の状態量制御装置
JP2007239620A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Fujitsu Ten Ltd エコラン制御装置及びエコラン制御方法
JP2007239715A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Toyota Motor Corp 可変動弁機構の制御装置
JP2007270668A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toyota Motor Corp 可変バルブタイミング装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03210048A (ja) * 1990-01-10 1991-09-13 Mitsubishi Motors Corp 多種燃料内燃エンジンの燃料混合比率検出方法
JP2004257249A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Denso Corp 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP2006315586A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Matsushita Electric Works Ltd 乗員検知センサおよびそれを用いた車両用安全システム
JP2007023800A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Toyota Motor Corp 内燃機関のバルブ特性制御装置
JP2007056838A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2007218109A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Toyota Motor Corp 内燃機関の状態量制御装置
JP2007239620A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Fujitsu Ten Ltd エコラン制御装置及びエコラン制御方法
JP2007239715A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Toyota Motor Corp 可変動弁機構の制御装置
JP2007270668A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toyota Motor Corp 可変バルブタイミング装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256803A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁装置
CN102906401A (zh) * 2010-06-10 2013-01-30 丰田自动车株式会社 用于控制可变气门系统的方法和装置
US10458288B2 (en) 2010-06-10 2019-10-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and apparatus for controlling a variable valve system
JP2020129934A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 アクチュエータ制御装置
JP7169218B2 (ja) 2019-02-12 2022-11-10 日立Astemo株式会社 アクチュエータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5003444B2 (ja) 2012-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4082197B2 (ja) 内燃機関の弁駆動システム
JP4096820B2 (ja) 車載内燃機関の制御装置
EP2153044B1 (en) Control apparatus and control method for internal combustion engine
US7685978B2 (en) Control device and method for variable valve mechanism
JP2008291744A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2005264804A (ja) 内燃機関の吸気弁駆動制御装置
JP5003444B2 (ja) 可変動弁機構の制御装置
JP4636049B2 (ja) 内燃機関の制御システム
JP2008291769A (ja) アクチュエータの制御装置
JP4858235B2 (ja) 可変動弁機構の制御装置
JP4548447B2 (ja) 車載内燃機関の制御装置
JP4784302B2 (ja) 可変動弁機構の異常検出装置
JP4618273B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2005090241A (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2010031702A (ja) エンジンの制御装置
JP4831357B2 (ja) アクチュエータの制御装置
JP4816163B2 (ja) 可変動弁機構の制御装置
JP4876974B2 (ja) アクチュエータの制御装置
JP4720552B2 (ja) 可変動弁機構の制御装置
JP4985514B2 (ja) アクチュエータの制御装置
JP4683009B2 (ja) アクチュエータの制御装置
JP4665937B2 (ja) 動弁系の制御装置
JP2008291768A (ja) アクチュエータの制御装置
JP2008291713A (ja) 吸気系の制御装置
JP2008051111A (ja) 内燃機関の弁駆動システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120507

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees