JP4683009B2 - アクチュエータの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に設けられた可動機構の可動部を駆動するアクチュエータの制御装置に関する。
従来、内燃機関に設けられた可動機構の可動部をモータなどのアクチュエータで駆動するといったことが行われている。
こうしたアクチュエータの駆動を制御する制御装置では、上記可動部の動作位置をセンサなどで検出し、その検出された位置と可動部の目標位置とが一致するようにアクチュエータの駆動を制御するようにしている。
ここで、例えば上記制御装置に対する一時的な電圧低下等に起因して可動部の動作位置検出が不可能になると、可動部の動作位置と検出位置とがずれてしまい、アクチュエータの駆動制御を適切に行うことができなくなってしまう。
こうした不具合に対処するために、特許文献1に記載の装置では、次のような処理を行うようにしている。すなわち、可動部の動作位置に対して検出位置がずれているときには、可動部がその可動端に達するようにアクチュエータを駆動し、同可動部が可動端に達したときの検出位置を上記ずれに相当する値を示す学習値として設定し、その学習値に基づいて検出位置のずれを補正するようにしている。
特開2003−41955号公報
ところで、上述したような検出位置の補正処理を行う場合にあっては、可動部が可動端に達するように目標位置を可動端側に変更することで、その目標位置の変更に合わせて、同目標位置と検出位置とが一致するようにアクチュエータが駆動されることにより、実際に可動部を可動端に移動させることができる。
ここで、目標位置が可動端に達する前に可動部が可動端に達した場合において、上述したような補正処理が実行されると、次のような不都合が生じてしまう。
すなわち、上記補正処理が完了した直後の検出位置は、可動部の可動端と一致する値になるが、この補正完了時において、目標位置は可動端とは異なる値になっている。そのため、目標位置と補正完了後の検出位置との差が解消するようにアクチュエータは駆動される。しかし、このように検出位置の補正が完了した直後において、補正された検出位置と目標位置とが一致するようにアクチュエータが速やかに駆動されると、可動部の動作位置が急速に変化し、内燃機関の運転状態が急変してしまうおそれがある。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、検出位置の補正が完了した直後の機関運転状態の急変を好適に抑えることのできるアクチュエータの制御装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、内燃機関に設けられた可動機構の可動部を駆動するアクチュエータと、前記可動部の動作位置を検出するセンサとを有し、当該センサにて検出される前記可動部の検出位置と前記可動部の目標位置とが一致するように前記アクチュエータの駆動を制御するとともに、前記可動部の動作位置に対して前記検出位置がずれているときには、前記可動部がその可動端に達するように前記目標位置を変更し、同可動部が前記可動端に達したときの前記検出位置を学習値として設定し、同学習値に基づいて前記検出位置のずれを補正する補正処理を行うアクチュエータの制御装置において、前記検出位置の補正が完了した後、その補正完了後の前記検出位置と前記目標位置との差を徐々に小さくする縮小処理を実行し、前記差が所定値以下となったことを条件に前記目標位置と補正完了後の前記検出位置とが一致するように前記アクチュエータを駆動することをその要旨とする。
同構成によれば、検出位置の補正が完了した後、その補正完了後の検出位置と目標位置との差が徐々に小さくされていくことにより、補正完了後の検出位置と目標位置との間に生じたずれは徐々に小さくされていく。そして、そうしたずれが予め設定された所定値以下となったときに、目標位置と検出位置とが一致するようにアクチュエータが駆動される。このように同構成によれば、検出位置の補正が完了した後、直ちに目標位置と検出位置とを一致させるようにアクチュエータが駆動されるのではなく、補正完了後の検出位置と目標位置とのずれを小さくしてから、目標位置と検出位置とを一致させるようにアクチュエータが駆動される。従って、検出位置の補正が完了した直後の機関運転状態の急変を好適に抑えることができるようになる。なお、同構成における上記所定値としては、目標位置と検出位置とが一致するようにアクチュエータを急速に駆動した場合にあって、機関運転状態の急変を抑えることができる程度の値を設定することが望ましい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアクチュエータの制御装置において、前記縮小処理が、前記目標位置を補正完了後の前記検出位置に向けて徐々に変更する処理であることをその要旨とする。
同構成によれば、縮小処理の実行により、目標位置が補正完了後の検出位置に近づいていくため、補正完了後の検出位置と目標位置との差を小さくすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のアクチュエータの制御装置において、前記縮小処理が、補正完了後の前記検出位置を前記目標位置に向けて徐々に変更するべく前記アクチュエータを駆動する処理であることをその要旨とする。
同構成によれば、縮小処理の実行により、補正完了後の検出位置が目標位置に近づいていくため、補正完了後の検出位置と目標位置との差を小さくすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のアクチュエータの制御装置において、前記縮小処理が、補正完了後の前記検出位置を前記目標位置に向けて徐々に変更するべく前記アクチュエータを駆動するとともに、前記目標位置を補正完了後の前記検出位置に向けて徐々に変更する処理であることをその要旨とする。
同構成によれば、縮小処理の実行により、補正完了後の検出位置と目標位置とが互いに近づいていくため、より早期に補正完了後の検出位置と目標位置との差を小さくすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクチュエータの制御装置において、前記可動機構は、前記内燃機関の機関バルブについてそのバルブ特性を可変とする可変動弁機構であることをその要旨とする。
可変動弁機構の可動部の動作位置に対する検出位置のずれ補正が完了した直後において、補正された検出位置と目標位置とが一致するようにアクチュエータが急速に駆動されると、バルブ特性が急速に変化して機関運転状態に悪影響を与えてしまう。この点、同構成によれば、補正完了後の検出位置と目標位置とのずれが小さくされてから、目標位置と検出位置とが一致するようにアクチュエータが駆動されるため、機関運転状態に悪影響を与えるバルブ特性の急変を抑えることができるようになる。
(第1実施形態)
以下、本発明にかかるアクチュエータの制御装置を具体化した第1実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図1及び図2に示されるように、車両に搭載される内燃機関は4つの気筒を有しており、そのシリンダヘッド2には、それら気筒に対応した機関バルブである一対の吸気バルブ10及び排気バルブ15が往復動可能にそれぞれ設けられている。シリンダヘッド2には、それら吸気バルブ10と排気バルブ15とに対応して吸気弁駆動機構40と排気弁駆動機構45とがそれぞれ設けられている。
排気弁駆動機構45には、各排気バルブ15に対応してラッシュアジャスタ17が設けられるとともに、このラッシュアジャスタ17と排気バルブ15との間にはロッカアーム18が架設されている。ロッカアーム18は、その一端がラッシュアジャスタ17に支持されるとともに他端が排気バルブ15の基端部に当接されている。また、シリンダヘッド2に回転可能に支持された排気カムシャフト7には複数の排気用カム8が形成されており、それら排気用カム8の外周面はロッカアーム18に設けられたローラ18aに当接されている。排気バルブ15にはリテーナ15aが設けられるとともに、このリテーナ15aとシリンダヘッド2との間にはバルブスプリング16が設けられている。このバルブスプリング16の付勢力によって排気バルブ15は閉弁方向に付勢されている。そしてこれにより、ロッカアーム18のローラ18aは排気用カム8の外周面に押圧されている。機関運転時に排気用カム8が回転すると、ロッカアーム18はラッシュアジャスタ17により支持される部分を支点として揺動する。その結果、排気バルブ15はロッカアーム18によって開閉駆動されるようになる。
一方、吸気弁駆動機構40には、排気側と同様にバルブスプリング11、リテーナ10a、ロッカアーム12、ローラ12a及びラッシュアジャスタ13が設けられている。また、シリンダヘッド2に回転可能に支持された吸気カムシャフト5には複数の吸気用カム6が形成されている。
一方、吸気弁駆動機構40には、排気弁駆動機構45とは異なり、吸気用カム6とロッカアーム12との間に吸気バルブ10のバルブ特性、より詳細には最大リフト及び作用角を変更する可変動弁機構20が設けられている。ちなみに、吸気バルブ10の作用角とは、吸気バルブとの開弁期間に一致する値である。
この可変動弁機構20は入力部23と一対の出力部24とを有しており、これら入力部23及び出力部24はシリンダヘッド2に固定された支持パイプ22に揺動可能に支持されている。ロッカアーム12は、吸気バルブ10の基端部及びラッシュアジャスタ13によって出力部24側に付勢されており、そのローラ12aが出力部24の外周面に当接されている。また、入力部23とシリンダヘッド2との間には、スプリング14が設けられており、このスプリング14の付勢力によって入力部23に設けられたローラ23bが吸気用カム6に付勢されている。
機関運転時に吸気用カム6が回転すると、同吸気用カム6はローラ23bに摺接しつつ入力部23を押圧し、これにより出力部24が支持パイプ22の周方向に揺動するようになる。そして出力部24が揺動すると、ロッカアーム12はラッシュアジャスタ13により支持される部分を支点として揺動する。その結果、吸気バルブ10はロッカアーム12によって開閉駆動されるようになる。
次に、図3を参照して可変動弁機構20の構造について詳述する。
同図3に示されるように、入力部23は各出力部24の間に設けられており、これら入力部23と出力部24との内部には略円筒状の連通空間が形成されている。また、入力部23の内周面にはヘリカルスプライン23aが形成されるとともに、出力部24の内周面にはこの入力部23のヘリカルスプライン23aと逆向きに傾斜するヘリカルスプライン24aが形成されている。
入力部23と出力部24との内部に形成された空間には、略円筒状のスライダギア26が設けられている。このスライダギア26の外周面の中央部分には、入力部23のヘリカルスプライン23aに噛合するヘリカルスプライン26aが形成されるとともに、その外周面の両端部には出力部24のヘリカルスプライン24aに噛合するヘリカルスプライン26bが形成されている。
また、この略円筒状のスライダギア26の内壁には、その円周方向に沿って延びる溝29が形成されており、この溝29にはブッシュ28が嵌合されている。尚、このブッシュ28は、溝29の伸びる方向に沿って同溝29の内周面を摺動することができるであるが、スライダギア26の軸方向における変位は規制されている。
スライダギア26の内部に形成された貫通空間には、支持パイプ22が挿入されている。また、上記支持パイプ22には、その軸方向に沿って駆動可能なコントロールシャフト21が挿入されている。支持パイプ22の管壁にはその軸方向に延びる長孔22aが形成されている。また、スライダギア26とコントロールシャフト21との間には、長孔22aを通じてスライダギア26とコントロールシャフト21とを連結する係止ピン27が設けられている。この係止ピン27の一端がコントロールシャフト21に形成された凹部(図示略)に挿入されるとともに、他端がブッシュ28に形成された貫通孔28aに挿入されている。
こうした可変動弁機構20にあって、コントロールシャフト21がその軸方向に沿って変位すると、これに連動してスライダギア26が軸方向に変位する。スライダギア26の外周面に形成されたヘリカルスプライン26a、26bは、入力部23及び出力部24の内周面に形成されたヘリカルスプライン23a、24aとそれぞれ噛合っているため、スライダギア26がその軸方向に駆動すると、入力部23と出力部24とは逆の方向に回転する。その結果、入力部23と出力部24との相対位相差が変更され、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が同期して変更される。
次に、この可変動弁機構20を通じて吸気バルブ10のバルブ特性を制御する制御システムについて、図4を併せ参照して説明する。ここで、図4は、この制御システムを示すブロック図である。
この図4に示すように、可変動弁機構20のコントロールシャフト21は、アクチュエータである電動モータ62によって駆動される。また、電動モータ62は、モータ用制御装置60によってその駆動が制御される。
同図4に示すように、コントロールシャフト21の基端部は、変換機構64を介して電動モータ62の出力軸に連結されている。この変換機構64は、電動モータ62の出力軸の回転運動をコントロールシャフト21の軸方向への直線運動に変換するためのものである。即ち、電動モータ62の出力軸を正・逆回転させると、その回転が変換機構64によってコントロールシャフト21の往復動に変換される。
電動モータ62には、上記位置センサ63が設けられている。この位置センサ63は、電動モータ62のロータと一体回転する多極マグネットの磁気変化を利用してそのロータの回転位相変化に応じた信号を出力する。ここで、上記コントロールシャフト21は、電動モータ62のロータの回転により往復動されるため、ロータの回転位相変化を示す位置センサ63の出力信号は、可変動弁機構20の可動部であるコントロールシャフト21の動作位置、ここでは移動量Pを示すものになる。また、コントロールシャフト21が移動することで吸気バルブ10のバルブ特性(本実施形態では最大リフト量及び作用角)は変更されるため、コントロールシャフト21の移動量、換言すれば位置センサ63の出力信号に基づき、吸気バルブ10のバルブ特性の変更量が検出される。
モータ用制御装置60には、電動モータ62の駆動を制御する制御部61が設けられている。この制御部61には、各種演算を行うCPU61a、電気的に記憶データを書き換え可能であり、給電中のみデータを記憶・保持することが可能な揮発性メモリであるRAM61b、電気的に記憶データを書き換え可能であり、電力供給が絶たれてもそのデータを記憶・保持することが可能な不揮発性メモリであるEEPROM61c等が設けられている。このモータ用制御装置60には、上記位置センサ63の出力信号が入力され、その位置センサ63によって検出された上記移動量Pは、上記RAM61bに記憶される。そして、同RAM61bに記憶された移動量Pは、位置センサ63の出力信号に基づいて更新される。このようにRAM61bにて記憶・更新される移動量P等に基づき、モータ用制御装置60は、コントロールシャフト21の動作位置を検出し、その検出された動作位置(以下、検出位置Sという)が機関運転状態に応じた位置となるように電動モータ62の駆動制御を行う。
上記制御部61は、その入出力ポート(図示略)がバス型の通信ネットワーク(以下、CANと称す)80のバスに接続されている。
このCAN80には、内燃機関の機関制御量、例えば燃料噴射量や点火時期、あるいは上記バルブ特性などを統括制御する機関用制御装置100の入出力ポートが接続されている。機関用制御装置100には、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルセンサ70や、クランクシャフトの回転位相を検出するクランク角センサ71等、機関の運転状態を検出するセンサが接続されている。また、車両の運転者により切り換え操作され、現在の操作位置に対応した信号を出力するイグニッションスイッチ72(以下、IGスイッチ72という)も接続されている。
機関用制御装置100は、これら運転状態に基づいて上記目標バルブ特性を設定するとともに、その目標バルブ特性が得られるコントロールシャフト21の動作位置を目標位置Spとして設定し、CAN80を通じてその目標位置Spを上記モータ用制御装置60に送信する。モータ用制御装置60の制御部61は、その目標位置Spを受信すると、当該目標位置Spとコントロールシャフト21の動作位置とが一致するように電動モータ62の駆動をフィードバック制御する。
また、機関用制御装置100は、CAN80を通じてIGスイッチ72の操作状態を上記モータ用制御装置60に送信する。そして、IGスイッチ72が「オフ」から「オン」に操作される、すなわち機関始動操作が行われると、機関用制御装置100及びモータ用制御装置60に対する給電が開始される。一方、IGスイッチ72が「オン」から「オフ」に操作される、即ち機関停止操作が行われると、所定の停止時処理が行われた後にモータ用制御装置60及び機関用制御装置100に対する給電は停止される。
ところで、モータ用制御装置60への給電が停止されると、RAM61bに記憶された移動量Pが消失してしまうため、同モータ用制御装置60に対する一時的な電圧低下が発生したときや、機関停止操作によってモータ用制御装置60への給電が停止されたときには、上記検出位置Sの算出を行うことができなくなる。そのため、モータ用制御装置60に対する電圧低下が復帰した以降、あるいは機関始動操作によるモータ用制御装置60への給電開始以降においては、コントロールシャフト21の実際の動作位置(以下、実位置Rという)から上記検出位置Sがずれてしまうようになる。そこで、本実施形態では、モータ用制御装置60を用いて、以下のようなずれ補正処理を行うようにしている。
上記モータ用制御装置60は、次式(1)または次式(2)に基づき、コントロールシャフト21の動作位置を示す検出位置Sを算出する。

検出位置S=移動量P+Lo端学習値Pr1 …(1)
検出位置S=移動量P+Hi端学習値Pr2 …(2)

上記検出位置Sは、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が小さくなる側にコントロールシャフト21を移動させたときの可動端(以下、Lo端という)、すなわち吸入空気量が減少する側のコントロールシャフト21の可動端を基準位置とするコントロールシャフト21の絶対位置を示す値である。
式(1)におけるLo端学習値Pr1は、位置センサ63の出力信号に基づいて算出される上記検出位置Sと上記実位置Rとの間のずれ量に対応する値として学習されたものである。
このLo端学習値Pr1は、次のようにして学習される。すなわち、機関始動が行われた後、コントロールシャフト21がLo端に達するように駆動され、同Lo端に達したときに検出された移動量P1に基づいてLo端学習値Pr1の学習が行われる。このLo端学習では、図5に示すように、コントロールシャフト21がLo端に達したときの実際の絶対位置A(例えば「0」)から上記移動量P1を減算した値の正負を反転させ、その反転後の値(「−(A−P1)」)がLo端学習値Pr1として、モータ用制御装置60のEEPROM61cに記憶される。
上記のように学習されたLo端学習値Pr1は、移動量Pをそのまま検出位置Sとして設定した値と実位置Rとのずれ量(「−(A−P1)」)に対応した値となる。従って、上記式(1)のごとく、移動量PをLo端学習値Pr1で補正した検出位置Sは、コントロールシャフト21の実際の動作位置に対応した値になり、同検出位置Sとコントロールシャフト21の実際の動作位置との間のずれが修正される。なお、上記Lo端学習値Pr1は内燃機関の毎回の運転開始後に実施される。従って、運転開始後にLo端学習値Pr1の今回運転時の学習が完了するまでの間においては、検出位置Sの算出に際して、EEPROM61cに記憶されている前回運転時に学習したLo端学習値Pr1が用いられることとなる。
ここで、上記Lo端学習の実行時には、コントロールシャフト21が上記Lo端に移動されることにより、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が小さくされて吸入空気量は減量される。従って、Lo端学習の実行は、そうした吸入空気量の減量が機関運転状態に悪影響を与えない状況、例えば減速時の燃料カット中等といった運転状況のもとでしか行えない。このため、Lo端学習の実行条件の一つとして燃料カットの実行中であるという条件を含めなければならず、その関係からLo端学習を行う機会が少なくなることは避けられない。従って、機関始動後にLo端学習を実施したくても、それをすぐに行うことができるとは限らない。
上記式(2)におけるHi端学習値Pr2は、こうした不具合の発生に対応するためのものである。このHi端学習値Pr2も、Lo端学習値Pr1と同じく、位置センサ63の出力信号に基づいて算出される上記検出位置Sと上記実位置Rとの間のずれ量に対応する値として学習されるものである。ただし、後述するように、Hi端学習値Pr2の学習を行うHi端学習は、Lo端学習値Pr1の学習を行うLo端学習よりも高い頻度で実行可能なものであり、機関始動が行われてからLo端学習が完了するまでの間に行われる。
具体的には、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が大きくなる側にコントロールシャフト21を移動させたときの可動端(以下、Hi端という)、即ち吸入空気量が増大する側のコントロールシャフト21の可動端に向けて、同コントロールシャフト21が駆動される。そして、コントロールシャフト21がHi端に達したときに検出された移動量P2に基づいてHi端学習値Pr2の学習が行われる。このHi端学習では、先の図5に示すように、コントロールシャフト21がHi端に達したときの実際の絶対位置nから上記移動量P2を減算した値(「n− P2」)がHi端学習値Pr2として学習されて、モータ用制御装置60のEEPROM61cに記憶される。
上記のように学習されたHi端学習値Pr2は、移動量Pをそのまま検出位置Sとして設定した値と実位置Rとのずれ量(先の図5の「−(A−P1)」)に対応した値となる。従って、機関始動後においてLo端学習が完了するまでの間は、上記式(1)に代えて、上記式(2)に基づく検出位置Sの算出を行うことにより、移動量PをHi端学習値Pr2で補正した検出位置Sは、コントロールシャフト21の実際の動作位置に対応した値になり、同検出位置Sと実位置Rとの間のずれが修正される。
こうしたHi端学習の実行時には、コントロールシャフト21が上記Hi端に移動されることにより、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が大きくされて吸入空気量は増量される。ここで、本実施形態では、Hi端学習の実行中において内燃機関のスロットルバルブを閉じ側に制御するようにしており、これによりHi端学習中の吸入空気量の増量を抑えるようにしている。従って、このHi端学習は、通常の機関運転中において基本的にはいつでも実行可能であり、Lo端学習の実行前であっても実施することが可能である。
ただし、Hi端学習では、吸気バルブ10の最大リフト量及び作用角が大きくなる側にコントロールシャフト21が駆動されるため、同吸気バルブ10からコントロールシャフト21に作用する反力がLo端学習時と比べて大きくなる。従って、コントロールシャフト21の動作位置を必ずしもHi端に維持できるとは限らないことから、学習完了後のHi端学習値Pr2の正確さに関しては、学習完了後のLo端学習値Pr1の正確さに比べて劣るものとなる。すなわち、上記ずれ量に対応した値としての正確さに関しては、 Hi端学習値Pr2よりもLo端学習値Pr1の方がより正確な値になる。
そのため、Hi端学習の完了後にLo端学習の実行条件が成立したときには、Lo端学習値Pr1の学習を行い、その後は上記式 (2)に基づく検出位置Sの算出に代えて、Lo端学習値Pr1を用いた上記式(1)に基づく検出位置Sの算出が行われる。
次に、Hi端学習時のコントロールシャフト21の動作位置の変化態様について、図6を併せ参照して詳細に説明する。
Hi端学習の実行要求がなされると(時刻t1)、検出位置S及び目標位置Spとして所定の既定値A(例えば上記Lo端の絶対位置に相当する値)が一旦設定される。そして、目標位置SpがHi端側に向けて徐々に変更されていき、その目標位置Spの変更に合わせて、同目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62の駆動がフィードバック制御される。これにより、実位置RはHi端側に徐々に変化していくとともに、検出位置Sも実位置Rに対してずれた状態のままHi端側に徐々に変化していく。そして、実位置RがHi端に達すると(時刻t2)、検出位置Sの変化が停止する。そして、このように実位置RがHi端に達することで上記Hi端学習値Pr2の学習が開始される。
なお、目標位置Spは、実位置RがHi端に達した後もHi端側に向けて変更され続ける。これにより、Hi端学習値Pr2の学習中においてコントロールシャフト21はHi端に押し付けられた状態になり、吸気バルブ10の反力に起因した実位置Rの変化が抑えられる。ちなみに、吸気バルブ10の反力がそれほど大きくない場合には、実位置RがHi端に達した時点で目標位置Spの値を保持するようにしてもよい。
そして、Hi端学習値Pr2の学習が完了すると、上記式(2)に基づいて検出位置Sが算出されることにより(時刻t3)、同検出位置Sと実位置Rとのずれが修正される。
ところで、先の図6に示したように、目標位置SpがHi端に達する前にコントロールシャフト21がHi端に達した場合において、上記式(2)に基づいた補正処理が実行されると、次のような不都合が生じてしまう。
すなわち、その補正処理が完了した直後の検出位置Sは、コントロールシャフト21の実際の動作位置であるHi端と一致する値に補正されるが、この補正完了時において、目標位置Spは可動端とは異なる値になっている。そのため、目標位置Spと補正完了後の検出位置Sとの間の差ΔSが解消するように電動モータ62は駆動される。しかし、このように検出位置Sの補正が完了した直後において、補正された検出位置Sと目標位置Spとが一致するようにアクチュエータが急速に駆動されると、コントロールシャフト21の動作位置も急速に変化してしまう。このようにコントロールシャフト21の動作位置が急速に変化してしまうと、吸気バルブ10のバルブ特性も急速に変化するため、内燃機関の運転状態が急変してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、検出位置Sの補正が完了した後、その補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差を徐々に小さくする縮小処理を実行する。そして、縮小処理により小さくされた差が所定値以下となったときに、目標位置Spと補正完了後の検出位置Sとが一致するように電動モータ62を駆動することで、検出位置Sの補正が完了した直後の機関運転状態の急変をおさえるようにしている。
以下、上記縮小処理を含むHi端学習の処理を説明する。図7に、そのHi端学習の処理手順を示す。なお、本処理はモータ用制御装置60によって所定周期毎に繰り返し実行される。また、図8に、そのHi端学習処理が実行されたときの制御態様に関するタイミングチャートを示す。なお、図8において、実線は検出位置Sを、一点鎖線は目標位置Spを、二点鎖線は実位置Rをそれぞれ示している。
本処理が開始されると、まず、Hi端学習要求フラグHFが「ON」にされているか否かが判定される(S100)。このHi端学習要求フラグHFは、検出位置Sと実位置Rとの間にずれが生じている場合、例えばモータ用制御装置60に対する一時的な電圧低下が発生したとき等に「ON」に設定される。また、機関始動後にHi端学習値Pr2及びLo端学習値Pr1の学習が一度も行われていないときにも「ON」に設定される。
そして、Hi端学習要求フラグHFが「OFF」である場合には(S100:NO)、本処理は一旦終了される。一方、Hi端学習要求フラグHFが「ON」である場合には(S100:YES)、目標位置Sp及び検出位置Sとして既定値Aが設定される(S110、図8の時刻t1)。本実施形態では、この既定値Aとして、Lo端の絶対位置に相当する値が設定される。
そして、目標位置Spの増大が開始される(S120、図8のt1以降)。ここでは、目標位置SpがHi端に向けて徐々に増大されていき、その目標位置Spの増大に検出位置Sが追従するように電動モータ62が駆動される。
次に、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立しているか否かが判定される(S130)。ここでは、コントロールシャフト21がHi端に達したと判断できる場合にその学習条件が成立していると判定される。なお、コントロールシャフト21がHi端に達したか否かについては、目標位置Spの増大が開始された後、検出位置Sの変化が停止し(図8の時刻t2)、その停止時間が所定値を超えた場合に(図8の時刻t3)、Hi端に達したと判断される。ちなみに、電動モータ62の電流値変化等に基づき、コントロールシャフト21がHi端に達したことを判断することも可能である。
そして、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立していない、すなわちコントロールシャフト21が未だHi端に達していない場合には(S130:NO)、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立するまで、このステップS130での判定処理が繰り返し実行される。
一方、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立している場合には(S130:YES、図8の時刻t3)、Hi端学習値Pr2の更新が実行される(S140)。このHi端学習値Pr2の更新に際しては、そのときの移動量Pに基づいてHi端学習値Pr2が算出され、EEPROM61cに記憶されているHi端学習値Pr2が、今回の処理で算出されたHi端学習値Pr2に更新される。こうしたHi端学習値Pr2の更新が完了した時点で(図8の時刻t4)、上記式(2)に基づき算出される検出位置Sと実位置Rとは一致するようになり、検出位置Sと実位置Rとのずれは修正される。
次に、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値α以下であるか否かが判定される(S150)。この判定値αとしては、検出位置Sが目標位置Spと一致するように電動モータ62を急速に駆動した場合にあって、バルブ特性の変化に起因する機関運転状態の急速な変化を抑えることができる程度の値が適時設定されている。
そして、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値αを超えている場合には(S150:NO)、その差ΔSが判定値α以上になるまで、このステップS150での判定処理が繰り返し実行される。
一方、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値α以下である場合には(S150:YES、図8の時刻t5)、先のステップS120で開始された目標位置Spの増大が停止されて(S160)、Hi端学習要求フラグHFが「OFF」に設定され(S170)、本処理は一旦終了される。このHi端学習要求フラグHFが「OFF」にされると、電動モータ62の駆動制御は通常制御に復帰し、目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62は駆動される。なお、このHi端学習処理にあっては、上記ステップS150〜ステップS170の処理が上記縮小処理を構成している。
上記Hi端学習処理が実行されることにより、検出位置Sの補正が完了した後、即ちHi端学習値Pr2の更新が完了し、その更新されたHi端学習値Pr2に基づいて検出位置Sの算出が行われるようになった後においても、目標位置Spの増大は継続して行われる。これにより目標位置Spは補正完了後の検出位置S、すなわちHi端に向けて徐々に変更されていき、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差ΔSは徐々に小さくなっていくことで(図8の時刻t4〜時刻t5)、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの間に生じたずれは徐々に小さくされていく。そして、同差ΔSが判定値α以下に小さくなったことを条件に、目標位置Spと補正完了後の検出位置Sとが一致するように電動モータ62が駆動される。
このように、検出位置Sの補正が完了した後(図8の時刻t4)、直ちに目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62を駆動するのではなく、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとのずれを小さくしてから、目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62が駆動される(図8の時刻t5)。従って、検出位置Sの補正が完了した直後の機関運転状態の急変、より具体的にはバルブ特性の急変に起因する機関運転状態の急変が抑えられるようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、次の作用効果を得ることができる。
(1)検出位置Sと実位置Rとのずれ補正が完了した後、その補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差ΔSを徐々に小さくする縮小処理を実行し、その差ΔSが判定値Α以下となったことを条件に目標位置Spと補正完了後の検出位置Sとが一致するように電動モータ62を駆動するようにしている。従って、検出位置Sの補正が完了した直後の機関運転状態の急変を好適に抑えることができるようになる。
(2)上記縮小処理として、目標位置Spを補正完了後の検出位置Sに向けて徐々に変更する処理を行うようにしている。従って、この縮小処理の実行により、目標位置Spが補正完了後の検出位置Sに近づいていくようになり、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差ΔSを小さくすることができるようになる。
(3)可変動弁機構20の可動部であるコントロールシャフト21の実位置Rに対する検出位置Sのずれ補正が完了した直後において、補正された検出位置Sと目標位置Spとが一致するように電動モータ62が急速に駆動されると、バルブ特性が急速に変化して機関運転状態に悪影響を与えてしまう。この点、本実施形態によれば、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとのずれが小さくされてから、目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62が駆動されるため、機関運転状態に悪影響を与えるバルブ特性の急変を抑えることができるようになる。
(第2実施形態)
次に、本発明にかかるアクチュエータの制御装置を具体化した第2実施形態について、図9及び図10を参照して説明する。
上記第1実施形態では、検出位置Sの補正が完了した後、その補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差を徐々に小さくする縮小処理として、目標位置Spを補正完了後の検出位置Sに近づいていく処理を行うようにした。
他方、本実施形態では、そうした縮小処理として、補正完了後の検出位置Sを目標位置Spに向けて変更するべく電動モータ62を駆動する処理を行うことで、補正完了後の検出位置Sを目標位置Spに近づいていくようにしている。
以下、本実施形態におけるHi端学習の処理を説明する。図9に、そのHi端学習の処理手順を示す。なお、本処理はモータ用制御装置60によって所定周期毎に繰り返し実行される。また、図10に、そのHi端学習処理が実行されたときの制御態様に関するタイミングチャートを示す。なお、図10において、実線は検出位置Sを、一点鎖線は目標位置Spを、二点鎖線は実位置Rをそれぞれ示している。
本処理が開始されると、まず、Hi端学習要求フラグHFが「ON」にされているか否かが判定される(S200)。このHi端学習要求フラグHFは、第1実施形態におけるHi端学習要求フラグHFと同一のものである。
そして、Hi端学習要求フラグHFが「OFF」である場合には(S200:NO)、本処理は一旦終了される。一方、Hi端学習要求フラグHFが「ON」である場合には(S200:YES)、目標位置Sp及び検出位置Sとして既定値Aが設定される(S210、図10の時刻t1)。本実施形態でも、この既定値Aとして、Lo端の絶対位置に相当する値が設定される。
そして、目標位置Spの増大が開始される(S220、図10のt1以降)。ここでも、第1実施形態と同様に、目標位置SpがHi端に向けて徐々に増大されていき、その目標位置Spの増大に検出位置Sが追従するように電動モータ62が駆動される。
次に、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立しているか否かが判定される(S230)。ここでも、コントロールシャフト21がHi端に達したと判断できる場合にその学習条件が成立していると判定される。なお、コントロールシャフト21がHi端に達したか否かについては、目標位置Spの増大が開始された後、検出位置Sの変化が停止し(図10の時刻t2)、その停止時間が所定値を超えた場合に(図10の時刻t3)、Hi端に達したと判断される。
そして、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立していない、すなわちコントロールシャフト21が未だHi端に達していない場合には(S230:NO)、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立するまで、このステップS230での判定処理が繰り返し実行される。
一方、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立している場合には(S230:YES、図10の時刻t3)、Hi端学習値Pr2の更新が実行される(S240)。このHi端学習値Pr2の更新に際しては、そのときの移動量Pに基づいてHi端学習値Pr2が算出され、EEPROM61cに記憶されているHi端学習値Pr2が、今回の処理で算出されたHi端学習値Pr2に更新される。こうしたHi端学習値Pr2の更新が完了した時点で(図10の時刻t4)、上述した式(2)に基づき算出される検出位置Sと実位置Rとは一致するようになり、検出位置Sと実位置Rとのずれは修正される。
次に、上記ステップS220で開始された目標位置Spの増大が停止されるとともに(S250、図10の時刻t4)、検出位置Sが目標位置Spに近づくように電動モータ62が徐々に駆動される(S260、図10の時刻t4〜時刻t5)。なおこのときの電動モータ62の駆動速度は、バルブ特性の変化に起因する機関運転状態の変化を抑えることができる程度の速度に設定されている。
そして、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値α以下であるか否かが判定される(S270)。この判定値αは、上記第1実施形態における判定値αと同一の値である。
そして、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値αを超えている場合には(S270:NO)、その差ΔSが判定値α以上になるまで、このステップS270での判定処理が繰り返し実行される。
一方、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値α以下である場合には(S270:YES、図10の時刻t5)、Hi端学習要求フラグHFが「OFF」に設定され(S280)、本処理は一旦終了される。このHi端学習要求フラグHFが「OFF」にされると、電動モータ62の駆動制御は通常制御に復帰し、目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62は駆動される。なお、本実施形態のHi端学習処理にあっては、上記ステップS260〜ステップS280の処理が上記縮小処理を構成している。
上記Hi端学習処理が実行されることにより、検出位置Sの補正が完了した後、即ちHi端学習値Pr2の更新が完了し、その更新されたHi端学習値Pr2に基づいて検出位置Sの算出が行われるようになった後、電動モータ62の駆動による実位置Rの変化に同期して、補正完了後の検出位置Sは目標位置Spに向けて徐々に変更されていく。これにより、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差ΔSは徐々に小さくなっていき(図10の時刻t4〜時刻t5)、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの間に生じたずれは徐々に小さくされていく。そして、同差ΔSが判定値α以下に小さくなったことを条件に、目標位置Sと補正完了後の検出位置Sとが一致するように電動モータ62が駆動される。
このように、検出位置Sの補正が完了した後(図10の時刻t4)、直ちに目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62を駆動するのではなく、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとのずれを小さくしてから、目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62が駆動される(図8の時刻t5)。従って、本実施形態によっても、検出位置Sの補正が完了した直後の機関運転状態の急変、より具体的にはバルブ特性の急変に起因する機関運転状態の急変が抑えられるようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態で説明した(1)及び(2)の作用効果に加え、次の作用効果を得ることができる。
(4)補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差を徐々に小さくする縮小処理として、補正完了後の検出位置Sを目標位置Spに向けて徐々に変更するべく電動モータ62を駆動する処理を行うようにしている。従って、この縮小処理の実行により、補正完了後の検出位置Sが目標位置Spに近づいていくようになり、この場合にも補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差ΔSを小さくすることができるようになる。
(第3実施形態)
次に、本発明にかかるアクチュエータの制御装置を具体化した第3実施形態について、図11及び図12を参照して説明する。
上記第1実施形態では、検出位置Sの補正が完了した後、その補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差を徐々に小さくする縮小処理として、目標位置Spを補正完了後の検出位置Sに近づいていく処理を行うようにした。
他方、本実施形態では、そうした縮小処理として、補正完了後の検出位置Sを目標位置Spに向けて徐々に変更するべく電動モータ62を駆動するとともに、目標位置Spを補正完了後の検出位置Sに向けて徐々に変更する処理を行うことで、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとが互いに近づいていくようにしている。
以下、本実施形態におけるHi端学習の処理を説明する。図11に、そのHi端学習の処理手順を示す。なお、本処理はモータ用制御装置60によって所定周期毎に繰り返し実行される。また、図12に、そのHi端学習処理が実行されたときの制御態様に関するタイミングチャートを示す。なお、図12において、実線は検出位置Sを、一点鎖線は目標位置Spを、二点鎖線は実位置Rをそれぞれ示している。
本処理が開始されると、まず、Hi端学習要求フラグHFが「ON」にされているか否かが判定される(S300)。このHi端学習要求フラグHFは、第1実施形態におけるHi端学習要求フラグHFと同一のものである。
そして、Hi端学習要求フラグHFが「OFF」である場合には(S300:NO)、本処理は一旦終了される。一方、Hi端学習要求フラグHFが「ON」である場合には(S300:YES)、目標位置Sp及び検出位置Sとして既定値Aが設定される(S310、図12の時刻t1)。本実施形態でも、この既定値Aとして、Lo端の絶対位置に相当する値が設定される。
そして、目標位置Spの増大が開始される(S320、図12のt1以降)。ここでも、第1実施形態と同様に、目標位置SpがHi端に向けて徐々に増大されていき、その目標位置Spの増大に検出位置Sが追従するように電動モータ62が駆動される。
次に、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立しているか否かが判定される(S330)。ここでも、コントロールシャフト21がHi端に達したと判断できる場合にその学習条件が成立していると判定される。なお、コントロールシャフト21がHi端に達したか否かについては、目標位置Spの増大が開始された後、検出位置Sの変化が停止し(図12の時刻t2)、その停止時間が所定値を超えた場合に(図12の時刻t3)、Hi端に達したと判断される。
そして、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立していない、すなわちコントロールシャフト21が未だHi端に達していない場合には(S330:NO)、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立するまで、このステップS330での判定処理が繰り返し実行される。
一方、Hi端学習値Pr2の学習条件が成立している場合には(S330:YES、図12の時刻t3)、Hi端学習値Pr2の更新が実行される(S340)。このHi端学習値Pr2の更新に際しては、そのときの移動量Pに基づいてHi端学習値Pr2が算出され、EEPROM61cに記憶されているHi端学習値Pr2が、今回の処理で算出されたHi端学習値Pr2に更新される。こうしたHi端学習値Pr2の更新が完了した時点で(図12の時刻t4)、上述した式(2)に基づき算出される検出位置Sと実位置Rとは一致するようになり、検出位置Sと実位置Rとのずれは修正される。
次に、検出位置Sが目標位置Spに近づくように電動モータ62が徐々に駆動される(S350、図12の時刻t4〜時刻t5)。なおこのときの電動モータ62の駆動速度は、バルブ特性の変化に起因する機関運転状態の変化を抑えることができる程度の速度に設定されている。
次に、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値α以下であるか否かが判定される(S360)。この判定値αは、上記第1実施形態における判定値αと同一の値である。
そして、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値αを超えている場合には(S360:NO)、その差ΔSが判定値α以上になるまで、このステップS360での判定処理が繰り返し実行される。
一方、目標位置Spと検出位置Sとの差ΔSが判定値α以下である場合には(S360:YES、図12の時刻t5)、先のステップS320で開始された目標位置Spの増大が停止されるともに(S370、図12の時刻t5)、Hi端学習要求フラグHFが「OFF」に設定される(S380、図12の時刻t5)。そして、本処理は一旦終了される。このHi端学習要求フラグHFが「OFF」にされると、電動モータ62の駆動制御は通常制御に復帰し、目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62は駆動される。なお、このHi端学習処理にあっては、上記ステップS350〜ステップS380の処理が上記縮小処理を構成している。
上記Hi端学習処理が実行されることにより、検出位置Sの補正が完了した後、即ちHi端学習値Pr2の更新が完了し、その更新されたHi端学習値Pr2に基づいて検出位置Sの算出が行われるようになった後においても、目標位置Spの増大は継続して行われる。これにより目標位置Spは補正完了後の検出位置S、すなわちHi端に向けて徐々に変更されていく(図12の時刻t4〜時刻t5)。そして、これと同時に、電動モータ62の駆動による実位置Rの変化に同期して、補正完了後の検出位置Sは目標位置Spに向けて徐々に変更されていく(図12の時刻t4〜時刻t5)。このように、目標位置Spが補正完了後の検出位置Sに向けて変更されていくと同時に、補正完了後の検出位置Sが目標位置Spに向けて変更されていくことにより、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとは互いに近づいていく。そして、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差ΔSが徐々に小さくなっていき(図12の時刻t4〜時刻t5)、これにより補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの間に生じたずれは徐々に小さくされていく。ここで、本実施形態では、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとが互いに近づいていくため、第1実施形態のように目標位置Spを補正完了後の検出位置Sに向けて変更していく場合、或いは第2実施形態のように補正完了後の検出位置Sを目標位置Spに向けて変更していく場合と比較して、上記差ΔSがより早期に小さくなる。
そして、上記差ΔSが判定値α以下に小さくなったことを条件に、目標位置Sと補正完了後の検出位置Sとが一致するように電動モータ62が駆動される。
このように、検出位置Sの補正が完了した後(図12の時刻t4)、直ちに目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62を駆動するのではなく、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとのずれを小さくしてから、目標位置Spと検出位置Sとが一致するように電動モータ62が駆動される(図12の時刻t5)。従って、検出位置Sの補正が完了した直後の機関運転状態の急変、より具体的にはバルブ特性の急変に起因する機関運転状態の急変が抑えられるようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態で説明した(1)及び(2)の作用効果に加え、次の作用効果を得ることができる。
(5)補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差を徐々に小さくする縮小処理として、補正完了後の検出位置Sを目標位置Spに向けて徐々に変更するべく電動モータ62を駆動するとともに、目標位置Spを補正完了後の検出位置Sに向けて徐々に変更する処理を行うようにしている。従って、この縮小処理の実行により、補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとが互いに近づいていくため、より早期に補正完了後の検出位置Sと目標位置Spとの差ΔSを小さくすることができるようになる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・判定値αとして、上記Lo端に相当する値を設定するようにしたが、この他の値に変更してもよい。また、上記ステップS150、ステップS270、ステップS360では、目標位置Spと補正完了後の検出位置Sと差ΔSが判定値α以下であるか否かを判定するようにしたが、目標位置Spと補正完了後の検出位置Sとが一致したか否かを判定する、換言すれば判定値αとして「0」を設定するようにしてもよい。
・第1及び第3実施形態において、補正完了後の検出位置Sに向けて目標位置Spを変更する際の当該目標位置Spの変更速度を、補正完了前の変更速度とは異なる速度に変更するようにしてもよい。
・Lo端学習時においても、上記各実施形態と同様な原理に基づく縮小処理を実行するようにしてもよい。
・上記位置センサ63は、磁気変化を利用して電動モータ62のロータの回転位相変化を検出する磁気センサであったが、この他のセンサ(例えば光学式のセンサ等)を用いるようにしてもよい。
・電動モータ62のロータの回転位相変化に基づいてコントロールシャフト21の移動量Pを検出するようにしたが、コントロールシャフト21の移動量Pを直接検出するようにしてもよい。
・可変動弁機構20の可動部であるコントロールシャフト21の動作位置を検出するようにしたが、同可変動弁機構20にあってバルブ特性の変更に関与する他の可動部の動作位置、例えばスライダギア26の動作位置や、入力部23と出力部24との相対位相差などを記憶するようにしてよい。
・上記可変動弁機構20は、電動モータ62で駆動される機構であったが、この他のアクチュエータで可変動弁機構20が駆動される場合であっても、本発明は同様に適用することができる。
・上記実施形態では、可変動弁機構20にて吸気バルブ10のバルブ特性を変更するようにしたが、排気バルブ15のバルブ特性を変更する場合、あるいは吸気バルブ10及び排気バルブ15のバルブ特性を変更する場合にも同様に適用することができる。
・上記実施形態で説明した可変動弁機構20に限らず、他の構成で吸気バルブ10や排気バルブ15といった機関バルブのバルブ特性(例えば、開時期、閉時期、開弁期間、あるいは最大リフト量等)を可変とする可変動弁機構であっても、本発明は同様に適用することができる。
・上記実施形態では、内燃機関に設けられた可動機構である可変動弁機構20についてその駆動を制御するアクチュエータの制御装置に本発明を適用した場合について説明した。しかし、本発明の適用対象となるアクチュエータの制御装置はそうしたものに限られるものではなく、他の可動機構(例えば電動式のスロットルバルブなど)の駆動制御を行うアクチュエータの制御装置にも同様に適用することができる。
本発明にかかる制御装置を具体化した第1実施形態にあって、これが適用される内燃機関の吸気弁駆動機構及び排気弁駆動機構の構成を説明する縦断面図。 同実施形態における吸気弁駆動機構及び排気弁駆動機構の配置構造を示す平面図。 同実施形態における可変動弁機構の破断斜視図。 同実施形態において、吸気バルブのバルブ特性を制御する制御システムを示すブロック図。 同実施形態において、実際の動作位置に対する検出位置のずれを補正する処理を説明するための概念図。 Hi端学習時のコントロールシャフトの動作位置についてその変化態様を示すタイミングチャート。 同実施形態におけるHi端学習処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態におけるHi端学習処理が実行されたときの検出位置S、目標位置、及び実位置の変化態様を示すタイミングチャート。 第2実施形態におけるHi端学習処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態におけるHi端学習処理が実行されたときの検出位置S、目標位置、及び実位置の変化態様を示すタイミングチャート。 第3実施形態におけるHi端学習処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態におけるHi端学習処理が実行されたときの検出位置S、目標位置、及び実位置の変化態様を示すタイミングチャート。
符号の説明
2…シリンダヘッド、5…吸気カムシャフト、6…吸気用カム、7…排気カムシャフト、8…排気用カム、10…吸気バルブ、10a…リテーナ、11…バルブスプリング、12…ロッカアーム、12a…ローラ、13…ラッシュアジャスタ、14…スプリング、15…排気バルブ、15a…リテーナ、16…バルブスプリング、17…ラッシュアジャスタ、18…ロッカアーム、18a…ローラ、20…可変動弁機構、21…コントロールシャフト、22…支持パイプ、22a…長孔、23…入力部、23a…ヘリカルスプライン、23b…ローラ、24…出力部、24a…ヘリカルスプライン、26…スライダギア、26a…ヘリカルスプライン、26b…ヘリカルスプライン、27…係止ピン、28…ブッシュ、28a…貫通孔、29…溝、40…吸気弁駆動機構、45…排気弁駆動機構、60…モータ用制御装置、61…制御部、61a…CPU、61b…RAM、61c…EEPROM、62…電動モータ、63…位置センサ、64…変換機構、70…アクセルセンサ、71…クランク角センサ、72…イグニッションスイッチ(IGスイッチ)、80…通信ネットワーク(CAN)、100…機関用制御装置。

Claims (5)

  1. 内燃機関に設けられた可動機構の可動部を駆動するアクチュエータと、前記可動部の動作位置を検出するセンサとを有し、当該センサにて検出される前記可動部の検出位置と前記可動部の目標位置とが一致するように前記アクチュエータの駆動を制御するとともに、前記可動部の動作位置に対して前記検出位置がずれているときには、前記可動部がその可動端に達するように前記目標位置を変更し、同可動部が前記可動端に達したときの前記検出位置を学習値として設定し、同学習値に基づいて前記検出位置のずれを補正する補正処理を行うアクチュエータの制御装置において、
    前記検出位置の補正が完了した後、その補正完了後の前記検出位置と前記目標位置との差を徐々に小さくする縮小処理を実行し、前記差が所定値以下となったことを条件に前記目標位置と補正完了後の前記検出位置とが一致するように前記アクチュエータを駆動する
    ことを特徴とするアクチュエータの制御装置。
  2. 前記縮小処理が、前記目標位置を補正完了後の前記検出位置に向けて徐々に変更する処理である
    請求項1に記載のアクチュエータの制御装置。
  3. 前記縮小処理が、補正完了後の前記検出位置を前記目標位置に向けて徐々に変更するべく前記アクチュエータを駆動する処理である
    請求項1に記載のアクチュエータの制御装置。
  4. 前記縮小処理が、補正完了後の前記検出位置を前記目標位置に向けて徐々に変更するべく前記アクチュエータを駆動するとともに、前記目標位置を補正完了後の前記検出位置に向けて徐々に変更する処理である
    請求項1に記載のアクチュエータの制御装置。
  5. 前記可動機構は、前記内燃機関の機関バルブについてそのバルブ特性を可変とする可変動弁機構である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクチュエータの制御装置。
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