JPH1162642A - 内燃機関用バルブタイミング制御装置 - Google Patents
内燃機関用バルブタイミング制御装置Info
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- JPH1162642A JPH1162642A JP22954397A JP22954397A JPH1162642A JP H1162642 A JPH1162642 A JP H1162642A JP 22954397 A JP22954397 A JP 22954397A JP 22954397 A JP22954397 A JP 22954397A JP H1162642 A JPH1162642 A JP H1162642A
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- rotation angle
- internal combustion
- combustion engine
- relative rotation
- valve timing
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 急加速時等における可変バルブタイミング制
御機構(VVT)のバルブタイミングの変化度合いを抑
制し過渡時におけるノック発生を防止すること。 【解決手段】 ECU30でクランクポジションセンサ
21の出力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出
力信号θ2 からクランクシャフト11に対するカムシャ
フト15の現在の実際の位相差であるVVT50におけ
る実相対回転角(=θ1 −θ2 )の変化量に関連するパ
ラメータとして例えば、機関回転数変化量に基づき実相
対回転角の変化量が補正される。つまり、機関回転数変
化量が所定値以上で過渡であると判定されたときには、
実相対回転角の変化量が極端に大きくならないように適
切に補正されることで加速時のトルク不足を招くことな
く内燃機関10におけるノック発生が防止できる。
御機構(VVT)のバルブタイミングの変化度合いを抑
制し過渡時におけるノック発生を防止すること。 【解決手段】 ECU30でクランクポジションセンサ
21の出力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出
力信号θ2 からクランクシャフト11に対するカムシャ
フト15の現在の実際の位相差であるVVT50におけ
る実相対回転角(=θ1 −θ2 )の変化量に関連するパ
ラメータとして例えば、機関回転数変化量に基づき実相
対回転角の変化量が補正される。つまり、機関回転数変
化量が所定値以上で過渡であると判定されたときには、
実相対回転角の変化量が極端に大きくならないように適
切に補正されることで加速時のトルク不足を招くことな
く内燃機関10におけるノック発生が防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気バ
ルブまたは排気バルブの少なくとも何れか一方の開閉タ
イミングを運転状態に応じて変更自在な内燃機関用バル
ブタイミング制御装置に関するものである。
ルブまたは排気バルブの少なくとも何れか一方の開閉タ
イミングを運転状態に応じて変更自在な内燃機関用バル
ブタイミング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関の急加速時において過
渡ノックが発生するため、これを防止するため点火時期
に対して遅角補正を加えることが行われている。また、
可変バルブタイミング制御機構においても、バルブタイ
ミングが急変したときに過渡ノックが発生する懸念があ
る。
渡ノックが発生するため、これを防止するため点火時期
に対して遅角補正を加えることが行われている。また、
可変バルブタイミング制御機構においても、バルブタイ
ミングが急変したときに過渡ノックが発生する懸念があ
る。
【0003】これに関連する先行技術文献としては、特
開平7−279712号公報にて開示されたものが知ら
れている。このものでは、可変バルブタイミング制御機
構のバルブタイミングの急変時に、その変化度合いに応
じて点火時期や燃料噴射量の補正制御を実行し、ノック
発生を抑制させる技術が示されている。
開平7−279712号公報にて開示されたものが知ら
れている。このものでは、可変バルブタイミング制御機
構のバルブタイミングの急変時に、その変化度合いに応
じて点火時期や燃料噴射量の補正制御を実行し、ノック
発生を抑制させる技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、可変バルブ
タイミング制御機構によるバルブタイミングを過渡時に
精度良く算出することは難しく、その変化度合いに応じ
た点火補正が正確にできないため、安全性を考慮した過
度の点火遅角制御を実行してノック発生を抑制するしか
なく、結果として、加速時にトルク不足が発生するとい
う不具合があった。
タイミング制御機構によるバルブタイミングを過渡時に
精度良く算出することは難しく、その変化度合いに応じ
た点火補正が正確にできないため、安全性を考慮した過
度の点火遅角制御を実行してノック発生を抑制するしか
なく、結果として、加速時にトルク不足が発生するとい
う不具合があった。
【0005】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、可変バルブタイミング制御機
構でバルブタイミングが急変する過渡状態を検出し、そ
の過渡度合いによりバルブタイミングの変化度合いを抑
制して過渡時におけるノック発生を加速時のトルク不足
を発生させることなく防止可能な内燃機関用バルブタイ
ミング制御装置の提供を課題としている。
るためになされたもので、可変バルブタイミング制御機
構でバルブタイミングが急変する過渡状態を検出し、そ
の過渡度合いによりバルブタイミングの変化度合いを抑
制して過渡時におけるノック発生を加速時のトルク不足
を発生させることなく防止可能な内燃機関用バルブタイ
ミング制御装置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関用バ
ルブタイミング制御装置によれば、パラメータ検出手段
で検出された相対回転角の変化量に関連するパラメータ
に基づき相対回転角変化量抑制手段で可変バルブタイミ
ング制御機構における相対回転角の変化量が抑制され
る。つまり、相対回転角の変化量が極端に大きくならな
いように適切に補正されることで加速時のトルク不足を
招くことなく内燃機関におけるノック発生が防止できる
という効果が得られる。
ルブタイミング制御装置によれば、パラメータ検出手段
で検出された相対回転角の変化量に関連するパラメータ
に基づき相対回転角変化量抑制手段で可変バルブタイミ
ング制御機構における相対回転角の変化量が抑制され
る。つまり、相対回転角の変化量が極端に大きくならな
いように適切に補正されることで加速時のトルク不足を
招くことなく内燃機関におけるノック発生が防止できる
という効果が得られる。
【0007】請求項2の内燃機関用バルブタイミング制
御装置では、パラメータ検出手段にて内燃機関の過渡状
態が検出されたときには相対回転角の変化量が極端に大
きくならないように適切に補正されることで加速時のト
ルク不足を招くことなく内燃機関におけるノック発生が
防止できるという効果が得られる。
御装置では、パラメータ検出手段にて内燃機関の過渡状
態が検出されたときには相対回転角の変化量が極端に大
きくならないように適切に補正されることで加速時のト
ルク不足を招くことなく内燃機関におけるノック発生が
防止できるという効果が得られる。
【0008】請求項3の内燃機関用バルブタイミング制
御装置では、内燃機関にノックセンサが配設されている
ときには、パラメータ検出手段にて直接、パラメータと
してノックセンサからの出力により内燃機関のノック状
態を検出して可変バルブタイミング制御機構における相
対回転角の変化量が極端に大きくならないようにされる
ことで、加速時のトルク不足を招くことなく内燃機関に
おけるノック発生が防止できるという効果が得られる。
御装置では、内燃機関にノックセンサが配設されている
ときには、パラメータ検出手段にて直接、パラメータと
してノックセンサからの出力により内燃機関のノック状
態を検出して可変バルブタイミング制御機構における相
対回転角の変化量が極端に大きくならないようにされる
ことで、加速時のトルク不足を招くことなく内燃機関に
おけるノック発生が防止できるという効果が得られる。
【0009】請求項4の内燃機関用バルブタイミング制
御装置では、パラメータ検出手段にてパラメータとして
内燃機関の運転状態に基づき可変バルブタイミング制御
機構における目標相対回転角の変化量を検出し、目標相
対回転角の変化量が所定値以上であれば過渡であると判
定して適切に補正することで、加速時のトルク不足を招
くことなく内燃機関におけるノック発生が防止できると
いう効果が得られる。
御装置では、パラメータ検出手段にてパラメータとして
内燃機関の運転状態に基づき可変バルブタイミング制御
機構における目標相対回転角の変化量を検出し、目標相
対回転角の変化量が所定値以上であれば過渡であると判
定して適切に補正することで、加速時のトルク不足を招
くことなく内燃機関におけるノック発生が防止できると
いう効果が得られる。
【0010】請求項5の内燃機関用バルブタイミング制
御装置では、相対回転角変化量抑制手段にて内燃機関の
運転状態に基づき可変バルブタイミング制御機構におけ
る目標相対回転角が補正される。これにより、相対回転
角の変化量に関連するパラメータが所定値以上で過渡で
あると判定されたときには、相対回転角と目標相対回転
角との偏差が極端に大きくなることがないため、加速時
のトルク不足を招くことなく内燃機関におけるノック発
生が防止できるという効果が得られる。
御装置では、相対回転角変化量抑制手段にて内燃機関の
運転状態に基づき可変バルブタイミング制御機構におけ
る目標相対回転角が補正される。これにより、相対回転
角の変化量に関連するパラメータが所定値以上で過渡で
あると判定されたときには、相対回転角と目標相対回転
角との偏差が極端に大きくなることがないため、加速時
のトルク不足を招くことなく内燃機関におけるノック発
生が防止できるという効果が得られる。
【0011】請求項6の内燃機関用バルブタイミング制
御装置では、相対回転角変化量抑制手段にて可変バルブ
タイミング制御機構におけるフィードバック係数が補正
される。これにより、相対回転角の変化量に関連するパ
ラメータが所定値以上で過渡であると判定されたときに
は、相対回転角と目標相対回転角との偏差が極端に大き
くなることがないため、加速時のトルク不足を招くこと
なく内燃機関におけるノック発生が防止できるという効
果が得られる。
御装置では、相対回転角変化量抑制手段にて可変バルブ
タイミング制御機構におけるフィードバック係数が補正
される。これにより、相対回転角の変化量に関連するパ
ラメータが所定値以上で過渡であると判定されたときに
は、相対回転角と目標相対回転角との偏差が極端に大き
くなることがないため、加速時のトルク不足を招くこと
なく内燃機関におけるノック発生が防止できるという効
果が得られる。
【0012】請求項7の内燃機関用バルブタイミング制
御装置では、相対回転角変化量抑制手段にて可変バルブ
タイミング制御機構における駆動力が補正される。これ
により、相対回転角の変化量に関連するパラメータが所
定値以上で過渡であると判定されたときには、駆動力が
極端に大きくなることがないため、加速時のトルク不足
を招くことなく内燃機関におけるノック発生が防止でき
るという効果が得られる。
御装置では、相対回転角変化量抑制手段にて可変バルブ
タイミング制御機構における駆動力が補正される。これ
により、相対回転角の変化量に関連するパラメータが所
定値以上で過渡であると判定されたときには、駆動力が
極端に大きくなることがないため、加速時のトルク不足
を招くことなく内燃機関におけるノック発生が防止でき
るという効果が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
例に基づいて説明する。
【0014】〈実施例1〉図1は本発明の実施の形態の
第1実施例にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装
置を適用したダブルオーバヘッドカム式内燃機関とその
周辺機器を示す概略構成図である。
第1実施例にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装
置を適用したダブルオーバヘッドカム式内燃機関とその
周辺機器を示す概略構成図である。
【0015】図1において、10は内燃機関であり、内
燃機関10の駆動軸としてのクランクシャフト11から
チェーン12を介して一対のチェーンスプロケット1
3,14に駆動力が伝達される。このクランクシャフト
11と同期して回転される一対のチェーンスプロケット
13,14には従動軸としての一対のカムシャフト1
5,16が配設され、これらのカムシャフト15,16
によって図示しない吸気バルブ及び排気バルブが開閉駆
動される。
燃機関10の駆動軸としてのクランクシャフト11から
チェーン12を介して一対のチェーンスプロケット1
3,14に駆動力が伝達される。このクランクシャフト
11と同期して回転される一対のチェーンスプロケット
13,14には従動軸としての一対のカムシャフト1
5,16が配設され、これらのカムシャフト15,16
によって図示しない吸気バルブ及び排気バルブが開閉駆
動される。
【0016】クランクシャフト11にはクランクポジシ
ョンセンサ21、カムシャフト15にはカムポジション
センサ22がそれぞれ配設されている。このクランクポ
ジションセンサ21から出力されるパルス信号θ1 及び
カムポジションセンサ22から出力されるパルス信号θ
2 はECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)
30に入力される。
ョンセンサ21、カムシャフト15にはカムポジション
センサ22がそれぞれ配設されている。このクランクポ
ジションセンサ21から出力されるパルス信号θ1 及び
カムポジションセンサ22から出力されるパルス信号θ
2 はECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)
30に入力される。
【0017】なお、ECU30は、周知の中央処理装置
としてのCPU、制御プログラムを格納したROM、各
種データを格納するRAM、B/U(バックアップ)R
AM、入出力回路及びそれらを接続するバスライン等か
らなる論理演算回路として構成されている。
としてのCPU、制御プログラムを格納したROM、各
種データを格納するRAM、B/U(バックアップ)R
AM、入出力回路及びそれらを接続するバスライン等か
らなる論理演算回路として構成されている。
【0018】ECU30には、これらの信号の他に内燃
機関10の運転状態に対応するエアフローメータ(図示
略)からの単位機関回転数当たりの吸気量(吸入空気
量)GN、水温センサ(図示略)からの冷却水温THW
等の各種センサ信号が入力されており、後述のクランク
シャフト11に対するカムシャフト15の実相対回転角
AVT及び目標相対回転角TVTが算出される。また、
クランクポジションセンサ21からのパルス信号θ1 に
基づき機関回転数NEが算出される。そして、ECU3
0からの駆動信号によりOCV(Oil-flow Control Val
ve:油圧制御弁)としてのスプールバルブ40のリニア
ソレノイド41がDuty(デューティ比)制御され、油タ
ンク45内の油がポンプ46により供給油通路47を通
って一方のカムシャフト15に設けられた可変バルブタ
イミング制御機構(Variable ValveTimming Control Me
chanism:以下、『VVT』と記す)50(図1の斜線
部)に圧送される。このVVT50に供給される油の油
量が調整されることで、カムシャフト15がチェーンス
プロケット13、即ち、クランクシャフト11に対し所
定の位相差を有して回転自在であり、カムシャフト15
が目標相対回転角TVTに設定可能である。なお、VV
T50からの油は排出油通路48を通って油タンク45
内に戻される。
機関10の運転状態に対応するエアフローメータ(図示
略)からの単位機関回転数当たりの吸気量(吸入空気
量)GN、水温センサ(図示略)からの冷却水温THW
等の各種センサ信号が入力されており、後述のクランク
シャフト11に対するカムシャフト15の実相対回転角
AVT及び目標相対回転角TVTが算出される。また、
クランクポジションセンサ21からのパルス信号θ1 に
基づき機関回転数NEが算出される。そして、ECU3
0からの駆動信号によりOCV(Oil-flow Control Val
ve:油圧制御弁)としてのスプールバルブ40のリニア
ソレノイド41がDuty(デューティ比)制御され、油タ
ンク45内の油がポンプ46により供給油通路47を通
って一方のカムシャフト15に設けられた可変バルブタ
イミング制御機構(Variable ValveTimming Control Me
chanism:以下、『VVT』と記す)50(図1の斜線
部)に圧送される。このVVT50に供給される油の油
量が調整されることで、カムシャフト15がチェーンス
プロケット13、即ち、クランクシャフト11に対し所
定の位相差を有して回転自在であり、カムシャフト15
が目標相対回転角TVTに設定可能である。なお、VV
T50からの油は排出油通路48を通って油タンク45
内に戻される。
【0019】ここで、クランクシャフト11が1回転し
てクランクポジションセンサ21からのパルス数がN個
発生するとき、カムシャフト15の1回転でカムポジシ
ョンセンサ22からのパルス数がN個発生するようにす
る。また、カムシャフト15のタイミング変換角最大値
をθmax °CA(Crank Angle:クランク角)とすると、
N<(360/θmax )となるようにパルス数Nを設定
する。これによって、後述の実相対回転角AVTの算出
時、クランクポジションセンサ21のパルス信号θ1
と、このパルス信号θ1 の次に続いて発生するカムポジ
ションセンサ22のパルス信号θ2 とを使用することが
できる。
てクランクポジションセンサ21からのパルス数がN個
発生するとき、カムシャフト15の1回転でカムポジシ
ョンセンサ22からのパルス数がN個発生するようにす
る。また、カムシャフト15のタイミング変換角最大値
をθmax °CA(Crank Angle:クランク角)とすると、
N<(360/θmax )となるようにパルス数Nを設定
する。これによって、後述の実相対回転角AVTの算出
時、クランクポジションセンサ21のパルス信号θ1
と、このパルス信号θ1 の次に続いて発生するカムポジ
ションセンサ22のパルス信号θ2 とを使用することが
できる。
【0020】次に、本発明の実施の形態の第1実施例に
かかる内燃機関用バルブタイミング制御装置で使用され
ているECU30のVVT制御の処理手順を示す図2の
フローチャートに基づき、図3を参照して説明する。こ
こで、図3は機関回転数変化量ΔNE〔rpm〕に対応
して平滑化された目標相対回転角なまし値αを算出する
マップである。なお、このVVT制御ルーチンは内燃機
関を4気筒とすると、180°CA毎にECU30にて
繰返し実行される。
かかる内燃機関用バルブタイミング制御装置で使用され
ているECU30のVVT制御の処理手順を示す図2の
フローチャートに基づき、図3を参照して説明する。こ
こで、図3は機関回転数変化量ΔNE〔rpm〕に対応
して平滑化された目標相対回転角なまし値αを算出する
マップである。なお、このVVT制御ルーチンは内燃機
関を4気筒とすると、180°CA毎にECU30にて
繰返し実行される。
【0021】図2において、まず、ステップS101
で、各種センサ信号としてクランクポジションセンサ2
1の出力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力
信号θ2 、内燃機関10の運転状態を表す機関回転数N
E〔rpm〕及び吸気量GN〔g/rev〕等が読込ま
れる。次に、ステップS102に移行して、ステップS
101で読込まれたクランクポジションセンサ21の出
力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力信号θ
2 からクランクシャフト11に対するカムシャフト15
の現在の実際の位相差である実相対回転角AVT(=θ
1 −θ2 )が算出される。
で、各種センサ信号としてクランクポジションセンサ2
1の出力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力
信号θ2 、内燃機関10の運転状態を表す機関回転数N
E〔rpm〕及び吸気量GN〔g/rev〕等が読込ま
れる。次に、ステップS102に移行して、ステップS
101で読込まれたクランクポジションセンサ21の出
力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力信号θ
2 からクランクシャフト11に対するカムシャフト15
の現在の実際の位相差である実相対回転角AVT(=θ
1 −θ2 )が算出される。
【0022】次に、ステップS103に移行して、ステ
ップS101で読込まれた各種センサ信号のうち機関回
転数NE〔rpm〕と吸気量GN〔g/rev〕とから
現在の目標位相差である目標相対回転角TVTが算出さ
れる。次に、ステップS104に移行して、過渡度合い
検出として例えば、機関回転数変化量ΔNEが今回の機
関回転数NEi から前回の機関回転数NEi-1 を減算し
て算出される(ΔNE=NEi −NEi-1 )。
ップS101で読込まれた各種センサ信号のうち機関回
転数NE〔rpm〕と吸気量GN〔g/rev〕とから
現在の目標位相差である目標相対回転角TVTが算出さ
れる。次に、ステップS104に移行して、過渡度合い
検出として例えば、機関回転数変化量ΔNEが今回の機
関回転数NEi から前回の機関回転数NEi-1 を減算し
て算出される(ΔNE=NEi −NEi-1 )。
【0023】次に、ステップS105に移行して、過渡
度合い判定として機関回転数変化量ΔNEが予め設定さ
れた所定値KDNE以上であるかが判定される。ステッ
プS105の判定条件が成立せず、機関回転数変化量Δ
NEが所定値KDNE未満であるときには過渡ではない
としてステップS106に移行し、目標相対回転角なま
し値αが1とされる。一方、ステップS105の判定条
件が成立し、機関回転数変化量ΔNEが所定値KDNE
以上であるときには過渡であるとしてステップS107
に移行し、図3に示すマップに基づき、そのときの過渡
度合いとして機関回転数変化量ΔNEの大きさdne1,
dne2,dne3に対応して目標相対回転角なまし値αが
α1,α2,α3とされる。なお、図3のマップにおけ
る中間値については補間演算により求められる。
度合い判定として機関回転数変化量ΔNEが予め設定さ
れた所定値KDNE以上であるかが判定される。ステッ
プS105の判定条件が成立せず、機関回転数変化量Δ
NEが所定値KDNE未満であるときには過渡ではない
としてステップS106に移行し、目標相対回転角なま
し値αが1とされる。一方、ステップS105の判定条
件が成立し、機関回転数変化量ΔNEが所定値KDNE
以上であるときには過渡であるとしてステップS107
に移行し、図3に示すマップに基づき、そのときの過渡
度合いとして機関回転数変化量ΔNEの大きさdne1,
dne2,dne3に対応して目標相対回転角なまし値αが
α1,α2,α3とされる。なお、図3のマップにおけ
る中間値については補間演算により求められる。
【0024】ステップS106またはステップS107
の処理ののちステップS108に移行し、ステップS1
03で算出された目標相対回転角TVTに対してなまし
処理されたなまし目標相対回転角TVTSMが今回の目標
相対回転角TVTi と前回の目標相対回転角TVTi-1
とステップS106またはステップS107で設定され
た目標相対回転角なまし値αとにより次式(1)にて算
出される。
の処理ののちステップS108に移行し、ステップS1
03で算出された目標相対回転角TVTに対してなまし
処理されたなまし目標相対回転角TVTSMが今回の目標
相対回転角TVTi と前回の目標相対回転角TVTi-1
とステップS106またはステップS107で設定され
た目標相対回転角なまし値αとにより次式(1)にて算
出される。
【0025】
【数1】 TVTSM=TVTi *α+TVTi-1 *(1−α) ・・・(1) 次に、ステップS109に移行して、相対回転角の偏差
DVTがステップS108で算出されたなまし目標相対
回転角TVTSMからステップS102で算出された実相
対回転角AVTを減算して算出される(DVT=TVT
SM−AVT)。次に、ステップS110に移行して、ス
プールバルブ40のリニアソレノイド41をDuty 制御
するための駆動力VDVTがステップS109で算出さ
れた偏差DVTにF/Bゲイン(フィードバック係数)
FPDが乗算され算出される(VDVT=DVT*FP
D)。次に、ステップS111に移行して、ステップS
110で算出された駆動力VDVTがスプールバルブ4
0のリニアソレノイド41に出力され、本ルーチンを終
了する。
DVTがステップS108で算出されたなまし目標相対
回転角TVTSMからステップS102で算出された実相
対回転角AVTを減算して算出される(DVT=TVT
SM−AVT)。次に、ステップS110に移行して、ス
プールバルブ40のリニアソレノイド41をDuty 制御
するための駆動力VDVTがステップS109で算出さ
れた偏差DVTにF/Bゲイン(フィードバック係数)
FPDが乗算され算出される(VDVT=DVT*FP
D)。次に、ステップS111に移行して、ステップS
110で算出された駆動力VDVTがスプールバルブ4
0のリニアソレノイド41に出力され、本ルーチンを終
了する。
【0026】このように、本実施例の内燃機関用バルブ
タイミング制御装置は、内燃機関10の駆動軸としての
クランクシャフト11から吸気バルブを開閉する従動軸
としてのカムシャフト15に駆動力を伝達するチェーン
12等からなる駆動力伝達系に設けられ、カムシャフト
15を所定角度範囲内で相対回転自在なVVT50と、
クランクシャフト11の回転角θ1 を検出する駆動軸回
転角検出手段としてのクランクポジションセンサ21
と、カムシャフト15の回転角θ2 を検出する従動軸回
転角検出手段としてのカムポジションセンサと、クラン
クポジションセンサ21で検出されたクランクシャフト
11の回転角θ1 に対するカムポジションセンサ22で
検出されたカムシャフト15の回転角θ2 との位相差、
即ち、カムシャフト15の実相対回転角AVTを算出す
るECU30にて達成される相対回転角演算手段と、内
燃機関10の運転状態に応じてクランクシャフト11の
回転角θ1 とカムシャフト15の回転角θ2 との目標と
する位相差である目標相対回転角TVTを算出するEC
U30にて達成される目標相対回転角演算手段と、前記
相対回転角演算手段で算出された実相対回転角AVTと
前記目標相対回転角演算手段で算出された目標相対回転
角TVTとの偏差DVTに応じて制御回転角としての駆
動力VDVTを算出し、VVT50によりカムシャフト
15を相対回転するECU30にて達成される相対回転
角制御手段と、実相対回転角AVTの変化量に関連する
パラメータを検出するECU30にて達成されるパラメ
ータ検出手段と、前記パラメータ検出手段で検出された
前記パラメータの変化量に基づき実相対回転角AVTの
変化量を抑制するECU30にて達成される相対回転角
変化量抑制手段とを具備するものである。
タイミング制御装置は、内燃機関10の駆動軸としての
クランクシャフト11から吸気バルブを開閉する従動軸
としてのカムシャフト15に駆動力を伝達するチェーン
12等からなる駆動力伝達系に設けられ、カムシャフト
15を所定角度範囲内で相対回転自在なVVT50と、
クランクシャフト11の回転角θ1 を検出する駆動軸回
転角検出手段としてのクランクポジションセンサ21
と、カムシャフト15の回転角θ2 を検出する従動軸回
転角検出手段としてのカムポジションセンサと、クラン
クポジションセンサ21で検出されたクランクシャフト
11の回転角θ1 に対するカムポジションセンサ22で
検出されたカムシャフト15の回転角θ2 との位相差、
即ち、カムシャフト15の実相対回転角AVTを算出す
るECU30にて達成される相対回転角演算手段と、内
燃機関10の運転状態に応じてクランクシャフト11の
回転角θ1 とカムシャフト15の回転角θ2 との目標と
する位相差である目標相対回転角TVTを算出するEC
U30にて達成される目標相対回転角演算手段と、前記
相対回転角演算手段で算出された実相対回転角AVTと
前記目標相対回転角演算手段で算出された目標相対回転
角TVTとの偏差DVTに応じて制御回転角としての駆
動力VDVTを算出し、VVT50によりカムシャフト
15を相対回転するECU30にて達成される相対回転
角制御手段と、実相対回転角AVTの変化量に関連する
パラメータを検出するECU30にて達成されるパラメ
ータ検出手段と、前記パラメータ検出手段で検出された
前記パラメータの変化量に基づき実相対回転角AVTの
変化量を抑制するECU30にて達成される相対回転角
変化量抑制手段とを具備するものである。
【0027】また、本実施例の内燃機関用バルブタイミ
ング制御装置は、ECU30にて達成されるパラメータ
検出手段がパラメータとして内燃機関10の過渡状態を
表す機関回転数変化量ΔNEを検出するものである。
ング制御装置は、ECU30にて達成されるパラメータ
検出手段がパラメータとして内燃機関10の過渡状態を
表す機関回転数変化量ΔNEを検出するものである。
【0028】したがって、パラメータ検出手段を達成す
るECU30で検出された機関回転数変化量ΔNEに基
づき相対回転角変化量抑制手段を達成するECU30で
VVT50における実相対回転角AVTの変化量が補正
される。つまり、機関回転数変化量ΔNEが所定値以上
で過渡であると判定されたときには、実相対回転角AV
Tの変化量が極端に大きくならないように適切に補正さ
れることで加速時のトルク不足を招くことなく内燃機関
10におけるノック発生が防止できる。
るECU30で検出された機関回転数変化量ΔNEに基
づき相対回転角変化量抑制手段を達成するECU30で
VVT50における実相対回転角AVTの変化量が補正
される。つまり、機関回転数変化量ΔNEが所定値以上
で過渡であると判定されたときには、実相対回転角AV
Tの変化量が極端に大きくならないように適切に補正さ
れることで加速時のトルク不足を招くことなく内燃機関
10におけるノック発生が防止できる。
【0029】また、本実施例の内燃機関用バルブタイミ
ング制御装置は、ECU30にて達成される相対回転角
変化量抑制手段が内燃機関10の運転状態に基づきVV
T50における目標相対回転角TVTを補正してなまし
目標相対回転角TVTSMとするものである。即ち、相対
回転角変化量抑制手段を達成するECU30では目標相
対回転角TVTとしてなまし(平滑化)補正されたなま
し目標相対回転角TVTSMが用いられる。これにより、
機関回転数変化量ΔNEが所定値以上で過渡であると判
定されたときには、実相対回転角AVTと目標相対回転
角TVTとの偏差が極端に大きくなることがないため、
加速時のトルク不足を招くことなく内燃機関10におけ
るノック発生が防止できる。
ング制御装置は、ECU30にて達成される相対回転角
変化量抑制手段が内燃機関10の運転状態に基づきVV
T50における目標相対回転角TVTを補正してなまし
目標相対回転角TVTSMとするものである。即ち、相対
回転角変化量抑制手段を達成するECU30では目標相
対回転角TVTとしてなまし(平滑化)補正されたなま
し目標相対回転角TVTSMが用いられる。これにより、
機関回転数変化量ΔNEが所定値以上で過渡であると判
定されたときには、実相対回転角AVTと目標相対回転
角TVTとの偏差が極端に大きくなることがないため、
加速時のトルク不足を招くことなく内燃機関10におけ
るノック発生が防止できる。
【0030】そして、本実施例の内燃機関用バルブタイ
ミング制御装置は、ECU30にて達成されるパラメー
タ検出手段がパラメータとして内燃機関10のノック状
態を検出するノックセンサ(図示略)からの出力を検出
するものでもよい。即ち、内燃機関10にノックセンサ
が配設されているときには、パラメータ検出手段を達成
するECU30にて直接、パラメータとしてノックセン
サからの出力により内燃機関10のノック状態を検出し
てVVT50における実相対回転角AVTの変化量が極
端に大きくならないようにされることで、加速時のトル
ク不足を招くことなく内燃機関10におけるノック発生
が防止できる。
ミング制御装置は、ECU30にて達成されるパラメー
タ検出手段がパラメータとして内燃機関10のノック状
態を検出するノックセンサ(図示略)からの出力を検出
するものでもよい。即ち、内燃機関10にノックセンサ
が配設されているときには、パラメータ検出手段を達成
するECU30にて直接、パラメータとしてノックセン
サからの出力により内燃機関10のノック状態を検出し
てVVT50における実相対回転角AVTの変化量が極
端に大きくならないようにされることで、加速時のトル
ク不足を招くことなく内燃機関10におけるノック発生
が防止できる。
【0031】更に、本実施例の内燃機関用バルブタイミ
ング制御装置は、ECU30にて達成されるパラメータ
検出手段がパラメータとして内燃機関10の運転状態に
基づきVVT50における目標相対回転角TVTの変化
量を検出するものでもよい。即ち、パラメータ検出手段
を達成するECU30にて目標相対回転角TVTの変化
量を検出し、目標相対回転角TVTの変化量が所定値以
上であれば過渡であると判定して適切に補正すること
で、加速時のトルク不足を招くことなく内燃機関10に
おけるノック発生が防止できる。
ング制御装置は、ECU30にて達成されるパラメータ
検出手段がパラメータとして内燃機関10の運転状態に
基づきVVT50における目標相対回転角TVTの変化
量を検出するものでもよい。即ち、パラメータ検出手段
を達成するECU30にて目標相対回転角TVTの変化
量を検出し、目標相対回転角TVTの変化量が所定値以
上であれば過渡であると判定して適切に補正すること
で、加速時のトルク不足を招くことなく内燃機関10に
おけるノック発生が防止できる。
【0032】ところで、上記実施例では、内燃機関10
の過渡状態を表すものとして機関回転数変化量ΔNEを
用いたが、本発明を実施する場合には、これに限定され
るものではなく、スロットル開度、吸気圧、吸気量等の
変化量を用いることもできる。
の過渡状態を表すものとして機関回転数変化量ΔNEを
用いたが、本発明を実施する場合には、これに限定され
るものではなく、スロットル開度、吸気圧、吸気量等の
変化量を用いることもできる。
【0033】〈実施例2〉図4は本発明の実施の形態の
第2実施例にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装
置で使用されているECU30のVVT制御の処理手順
を示すフローチャートであり、図5は図4において機関
回転数変化量ΔNE〔rpm〕に対応してF/Bゲイン
補正値βを算出するマップである。なお、このVVT制
御ルーチンは内燃機関を4気筒とすると、180°CA
毎にECU30にて繰返し実行される。また、本実施例
にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装置を適用し
た内燃機関とその周辺機器については、上述の第1実施
例の概略構成図を示す図1と同様であり、その詳細な説
明を省略する。
第2実施例にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装
置で使用されているECU30のVVT制御の処理手順
を示すフローチャートであり、図5は図4において機関
回転数変化量ΔNE〔rpm〕に対応してF/Bゲイン
補正値βを算出するマップである。なお、このVVT制
御ルーチンは内燃機関を4気筒とすると、180°CA
毎にECU30にて繰返し実行される。また、本実施例
にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装置を適用し
た内燃機関とその周辺機器については、上述の第1実施
例の概略構成図を示す図1と同様であり、その詳細な説
明を省略する。
【0034】図4において、まず、ステップS201
で、各種センサ信号としてクランクポジションセンサ2
1の出力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力
信号θ2 、内燃機関10の運転状態を表す機関回転数N
E〔rpm〕及び吸気量GN〔g/rev〕等が読込ま
れる。次に、ステップS202に移行して、ステップS
201で読込まれたクランクポジションセンサ21の出
力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力信号θ
2 からクランクシャフト11に対するカムシャフト15
の現在の実際の位相差である実相対回転角AVT(=θ
1 −θ2 )が算出される。
で、各種センサ信号としてクランクポジションセンサ2
1の出力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力
信号θ2 、内燃機関10の運転状態を表す機関回転数N
E〔rpm〕及び吸気量GN〔g/rev〕等が読込ま
れる。次に、ステップS202に移行して、ステップS
201で読込まれたクランクポジションセンサ21の出
力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力信号θ
2 からクランクシャフト11に対するカムシャフト15
の現在の実際の位相差である実相対回転角AVT(=θ
1 −θ2 )が算出される。
【0035】次に、ステップS203に移行して、ステ
ップS201で読込まれた各種センサ信号のうち機関回
転数NE〔rpm〕と吸気量GN〔g/rev〕とから
現在の目標位相差である目標相対回転角TVTが算出さ
れる。次に、ステップS204に移行して、過渡度合い
検出として例えば、機関回転数変化量ΔNEが今回の機
関回転数NEi から前回の機関回転数NEi-1 を減算し
て算出される(ΔNE=NEi −NEi-1 )。
ップS201で読込まれた各種センサ信号のうち機関回
転数NE〔rpm〕と吸気量GN〔g/rev〕とから
現在の目標位相差である目標相対回転角TVTが算出さ
れる。次に、ステップS204に移行して、過渡度合い
検出として例えば、機関回転数変化量ΔNEが今回の機
関回転数NEi から前回の機関回転数NEi-1 を減算し
て算出される(ΔNE=NEi −NEi-1 )。
【0036】次に、ステップS205に移行して、過渡
度合い判定として機関回転数変化量ΔNEが予め設定さ
れた所定値KDNE以上であるかが判定される。ステッ
プS205の判定条件が成立せず、機関回転数変化量Δ
NEが所定値KDNE未満であるときには過渡ではない
としてステップS206に移行し、F/B(フィードバ
ック)ゲイン補正値βが1とされる。一方、ステップS
205の判定条件が成立し、機関回転数変化量ΔNEが
所定値KDNE以上であるときには過渡であるとしてス
テップS207に移行し、図5に示すマップに基づき、
そのときの過渡度合いとして機関回転数変化量ΔNEの
大きさdne1,dne2,dne3に対応してF/Bゲイン
補正値βがβ1,β2,β3とされる。なお、図5のマ
ップにおける中間値については補間演算により求められ
る。
度合い判定として機関回転数変化量ΔNEが予め設定さ
れた所定値KDNE以上であるかが判定される。ステッ
プS205の判定条件が成立せず、機関回転数変化量Δ
NEが所定値KDNE未満であるときには過渡ではない
としてステップS206に移行し、F/B(フィードバ
ック)ゲイン補正値βが1とされる。一方、ステップS
205の判定条件が成立し、機関回転数変化量ΔNEが
所定値KDNE以上であるときには過渡であるとしてス
テップS207に移行し、図5に示すマップに基づき、
そのときの過渡度合いとして機関回転数変化量ΔNEの
大きさdne1,dne2,dne3に対応してF/Bゲイン
補正値βがβ1,β2,β3とされる。なお、図5のマ
ップにおける中間値については補間演算により求められ
る。
【0037】ステップS206またはステップS207
の処理ののちステップS208に移行し、相対回転角の
偏差DVTがステップS203で算出された目標相対回
転角TVTからステップS202で算出された実相対回
転角AVTを減算して算出される(DVT=TVT−A
VT)。次に、ステップS209に移行して、F/Bゲ
インFPDに対して補正処理された補正F/BゲインF
PDC がF/BゲインFPDにF/Bゲイン補正値βが
乗算され算出される(FPDC =FPD*β)。次に、
ステップS210に移行して、スプールバルブ40のリ
ニアソレノイド41をDuty 制御するための駆動力VD
VTがステップS208で算出された偏差DVTにステ
ップS209で算出された補正F/BゲインFPDC が
乗算され算出される(VDVT=DVT*FPDC )。
次に、ステップS211に移行して、ステップS210
で算出された駆動力VDVTがスプールバルブ40のリ
ニアソレノイド41に出力され、本ルーチンを終了す
る。
の処理ののちステップS208に移行し、相対回転角の
偏差DVTがステップS203で算出された目標相対回
転角TVTからステップS202で算出された実相対回
転角AVTを減算して算出される(DVT=TVT−A
VT)。次に、ステップS209に移行して、F/Bゲ
インFPDに対して補正処理された補正F/BゲインF
PDC がF/BゲインFPDにF/Bゲイン補正値βが
乗算され算出される(FPDC =FPD*β)。次に、
ステップS210に移行して、スプールバルブ40のリ
ニアソレノイド41をDuty 制御するための駆動力VD
VTがステップS208で算出された偏差DVTにステ
ップS209で算出された補正F/BゲインFPDC が
乗算され算出される(VDVT=DVT*FPDC )。
次に、ステップS211に移行して、ステップS210
で算出された駆動力VDVTがスプールバルブ40のリ
ニアソレノイド41に出力され、本ルーチンを終了す
る。
【0038】このように、本実施例の内燃機関用バルブ
タイミング制御装置は、ECU30にて達成される相対
回転角変化量抑制手段がVVT50におけるF/Bゲイ
ンFPDを補正して補正F/BゲインFPDC とするも
のである。即ち、相対回転角変化量抑制手段を達成する
ECU30ではF/BゲインFPDが補正された補正F
/BゲインFPDC が用いられる。これにより、機関回
転数変化量ΔNEが所定値以上で過渡であると判定され
たときには、実相対回転角AVTと目標相対回転角TV
Tとの偏差が極端に大きくなることがないため、加速時
のトルク不足を招くことなく内燃機関10におけるノッ
ク発生が防止できる。
タイミング制御装置は、ECU30にて達成される相対
回転角変化量抑制手段がVVT50におけるF/Bゲイ
ンFPDを補正して補正F/BゲインFPDC とするも
のである。即ち、相対回転角変化量抑制手段を達成する
ECU30ではF/BゲインFPDが補正された補正F
/BゲインFPDC が用いられる。これにより、機関回
転数変化量ΔNEが所定値以上で過渡であると判定され
たときには、実相対回転角AVTと目標相対回転角TV
Tとの偏差が極端に大きくなることがないため、加速時
のトルク不足を招くことなく内燃機関10におけるノッ
ク発生が防止できる。
【0039】〈実施例3〉図6は本発明の実施の形態の
第3実施例にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装
置で使用されているECU30のVVT制御の処理手順
を示すフローチャートであり、図7は図6において機関
回転数変化量ΔNE〔rpm〕に対応して駆動力補正値
γを算出するマップである。なお、このVVT制御ルー
チンは内燃機関を4気筒とすると、180°CA毎にE
CU30にて繰返し実行される。また、本実施例にかか
る内燃機関用バルブタイミング制御装置を適用した内燃
機関とその周辺機器については、上述の第1実施例の概
略構成図を示す図1と同様であり、その詳細な説明を省
略する。
第3実施例にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装
置で使用されているECU30のVVT制御の処理手順
を示すフローチャートであり、図7は図6において機関
回転数変化量ΔNE〔rpm〕に対応して駆動力補正値
γを算出するマップである。なお、このVVT制御ルー
チンは内燃機関を4気筒とすると、180°CA毎にE
CU30にて繰返し実行される。また、本実施例にかか
る内燃機関用バルブタイミング制御装置を適用した内燃
機関とその周辺機器については、上述の第1実施例の概
略構成図を示す図1と同様であり、その詳細な説明を省
略する。
【0040】図6において、まず、ステップS301
で、各種センサ信号としてクランクポジションセンサ2
1の出力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力
信号θ2 、内燃機関10の運転状態を表す機関回転数N
E〔rpm〕及び吸気量GN〔g/rev〕等が読込ま
れる。次に、ステップS302に移行して、ステップS
301で読込まれたクランクポジションセンサ21の出
力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力信号θ
2 からクランクシャフト11に対するカムシャフト15
の現在の実際の位相差である実相対回転角AVT(=θ
1 −θ2 )が算出される。
で、各種センサ信号としてクランクポジションセンサ2
1の出力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力
信号θ2 、内燃機関10の運転状態を表す機関回転数N
E〔rpm〕及び吸気量GN〔g/rev〕等が読込ま
れる。次に、ステップS302に移行して、ステップS
301で読込まれたクランクポジションセンサ21の出
力信号θ1 及びカムポジションセンサ22の出力信号θ
2 からクランクシャフト11に対するカムシャフト15
の現在の実際の位相差である実相対回転角AVT(=θ
1 −θ2 )が算出される。
【0041】次に、ステップS303に移行して、ステ
ップS301で読込まれた各種センサ信号のうち機関回
転数NE〔rpm〕と吸気量GN〔g/rev〕とから
現在の目標位相差である目標相対回転角TVTが算出さ
れる。次に、ステップS304に移行して、過渡度合い
検出として例えば、機関回転数変化量ΔNEが今回の機
関回転数NEi から前回の機関回転数NEi-1 を減算し
て算出される(ΔNE=NEi −NEi-1 )。
ップS301で読込まれた各種センサ信号のうち機関回
転数NE〔rpm〕と吸気量GN〔g/rev〕とから
現在の目標位相差である目標相対回転角TVTが算出さ
れる。次に、ステップS304に移行して、過渡度合い
検出として例えば、機関回転数変化量ΔNEが今回の機
関回転数NEi から前回の機関回転数NEi-1 を減算し
て算出される(ΔNE=NEi −NEi-1 )。
【0042】次に、ステップS305に移行して、過渡
度合い判定として機関回転数変化量ΔNEが予め設定さ
れた所定値KDNE以上であるかが判定される。ステッ
プS305の判定条件が成立せず、機関回転数変化量Δ
NEが所定値KDNE未満であるときには過渡ではない
としてステップS306に移行し、駆動力補正値γが1
とされる。一方、ステップS305の判定条件が成立
し、機関回転数変化量ΔNEが所定値KDNE以上であ
るときには過渡であるとしてステップS307に移行
し、図7に示すマップに基づき、そのときの過渡度合い
として機関回転数変化量ΔNEの大きさdne1,dne
2,dne3に対応して駆動力補正値γがγ1,γ2,γ
3とされる。なお、図7のマップにおける中間値につい
ては補間演算により求められる。
度合い判定として機関回転数変化量ΔNEが予め設定さ
れた所定値KDNE以上であるかが判定される。ステッ
プS305の判定条件が成立せず、機関回転数変化量Δ
NEが所定値KDNE未満であるときには過渡ではない
としてステップS306に移行し、駆動力補正値γが1
とされる。一方、ステップS305の判定条件が成立
し、機関回転数変化量ΔNEが所定値KDNE以上であ
るときには過渡であるとしてステップS307に移行
し、図7に示すマップに基づき、そのときの過渡度合い
として機関回転数変化量ΔNEの大きさdne1,dne
2,dne3に対応して駆動力補正値γがγ1,γ2,γ
3とされる。なお、図7のマップにおける中間値につい
ては補間演算により求められる。
【0043】ステップS306またはステップS307
の処理ののちステップS308に移行し、相対回転角の
偏差DVTがステップS303で算出された目標相対回
転角TVTからステップS302で算出された実相対回
転角AVTを減算して算出される(DVT=TVT−A
VT)。次に、ステップS309に移行して、スプール
バルブ40のリニアソレノイド41をDuty 制御するた
めの駆動力VDVTがステップS308で算出された偏
差DVTにF/B(フィードバック)ゲインFPDが乗
算され算出される(VDVT=DVT*FPD)。次
に、ステップS310に移行して、ステップS309で
算出された駆動力VDVTに対して補正処理された補正
駆動力VDVTC がステップS309で算出された駆動
力VDVTにステップS306またはステップS307
で設定された駆動力補正値γが乗算され算出される(V
DVTC =VDVT*γ)。次に、ステップS311に
移行して、ステップS310で算出された補正駆動力V
DVTC がスプールバルブ40のリニアソレノイド41
に出力され、本ルーチンを終了する。
の処理ののちステップS308に移行し、相対回転角の
偏差DVTがステップS303で算出された目標相対回
転角TVTからステップS302で算出された実相対回
転角AVTを減算して算出される(DVT=TVT−A
VT)。次に、ステップS309に移行して、スプール
バルブ40のリニアソレノイド41をDuty 制御するた
めの駆動力VDVTがステップS308で算出された偏
差DVTにF/B(フィードバック)ゲインFPDが乗
算され算出される(VDVT=DVT*FPD)。次
に、ステップS310に移行して、ステップS309で
算出された駆動力VDVTに対して補正処理された補正
駆動力VDVTC がステップS309で算出された駆動
力VDVTにステップS306またはステップS307
で設定された駆動力補正値γが乗算され算出される(V
DVTC =VDVT*γ)。次に、ステップS311に
移行して、ステップS310で算出された補正駆動力V
DVTC がスプールバルブ40のリニアソレノイド41
に出力され、本ルーチンを終了する。
【0044】このように、本実施例の内燃機関用バルブ
タイミング制御装置は、ECU30にて達成される相対
回転角変化量抑制手段がVVT50における駆動力VD
VTを補正して補正駆動力VDVTC とするものであ
る。即ち、相対回転角変化量抑制手段を達成するECU
30では駆動力VDVTが補正された補正駆動力VDV
TC が用いられる。これにより、機関回転数変化量ΔN
Eが所定値以上で過渡であると判定されたときには、駆
動力VDVTが極端に大きくなることがないため、加速
時のトルク不足を招くことなく内燃機関10におけるノ
ック発生が防止できる。
タイミング制御装置は、ECU30にて達成される相対
回転角変化量抑制手段がVVT50における駆動力VD
VTを補正して補正駆動力VDVTC とするものであ
る。即ち、相対回転角変化量抑制手段を達成するECU
30では駆動力VDVTが補正された補正駆動力VDV
TC が用いられる。これにより、機関回転数変化量ΔN
Eが所定値以上で過渡であると判定されたときには、駆
動力VDVTが極端に大きくなることがないため、加速
時のトルク不足を招くことなく内燃機関10におけるノ
ック発生が防止できる。
【図1】 図1は本発明の実施の形態の第1実施例乃至
第3実施例にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装
置を適用したダブルオーバヘッドカム式内燃機関とその
周辺機器を示す概略構成図である。
第3実施例にかかる内燃機関用バルブタイミング制御装
置を適用したダブルオーバヘッドカム式内燃機関とその
周辺機器を示す概略構成図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かる内燃機関用バルブタイミング制御装置で使用されて
いるECUにおけるVVT制御の処理手順を示すフロー
チャートである。
かる内燃機関用バルブタイミング制御装置で使用されて
いるECUにおけるVVT制御の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図3】 図3は図2における機関回転数変化量に対応
して目標相対回転角なまし値を算出するマップである。
して目標相対回転角なまし値を算出するマップである。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の第2実施例にか
かる内燃機関用バルブタイミング制御装置で使用されて
いるECUにおけるVVT制御の処理手順を示すフロー
チャートである。
かる内燃機関用バルブタイミング制御装置で使用されて
いるECUにおけるVVT制御の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】 図5は図4における機関回転数変化量に対応
してF/Bゲイン補正値を算出するマップである。
してF/Bゲイン補正値を算出するマップである。
【図6】 図6は本発明の実施の形態の第3実施例にか
かる内燃機関用バルブタイミング制御装置で使用されて
いるECUにおけるVVT制御の処理手順を示すフロー
チャートである。
かる内燃機関用バルブタイミング制御装置で使用されて
いるECUにおけるVVT制御の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】 図7は図6における機関回転数変化量に対応
して駆動力補正値を算出するマップである。
して駆動力補正値を算出するマップである。
10 内燃機関 11 クランクシャフト(駆動軸) 12 チェーン 13 チェーンスプロケット 15 カムシャフト(従動軸) 21 クランクポジションセンサ 22 カムポジションセンサ 30 ECU(電子制御装置) 40 スプールバルブ 41 リニアソレノイド 50 VVT(可変バルブタイミング制御機構)
Claims (7)
- 【請求項1】 内燃機関の駆動軸から吸気バルブまたは
排気バルブの少なくとも何れか一方を開閉する従動軸に
駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸
または前記従動軸の何れか一方を所定角度範囲内で相対
回転自在な可変バルブタイミング制御機構と、 前記駆動軸の回転角を検出する駆動軸回転角検出手段
と、 前記従動軸の回転角を検出する従動軸回転角検出手段
と、 前記駆動軸回転角検出手段で検出された前記駆動軸の回
転角と前記従動軸回転角検出手段で検出された前記従動
軸の回転角との位相差である相対回転角を算出する相対
回転角演算手段と、 前記内燃機関の運転状態に応じて前記駆動軸の回転角と
前記従動軸の回転角との目標とする位相差である目標相
対回転角を算出する目標相対回転角演算手段と、 前記相対回転角演算手段で算出された前記相対回転角と
前記目標相対回転角演算手段で算出された前記目標相対
回転角との偏差に応じて制御回転角を算出し、前記可変
バルブタイミング制御機構により前記駆動軸または前記
従動軸を相対回転する相対回転角制御手段と、 前記相対回転角の変化量に関連するパラメータを検出す
るパラメータ検出手段と、 前記パラメータ検出手段で検出された前記パラメータの
変化量に基づき前記相対回転角の変化量を抑制する相対
回転角変化量抑制手段とを具備することを特徴とする内
燃機関用バルブタイミング制御装置。 - 【請求項2】 前記パラメータ検出手段は、前記パラメ
ータとして前記内燃機関の過渡状態を検出することを特
徴とする請求項1に記載の内燃機関用バルブタイミング
制御装置。 - 【請求項3】 前記パラメータ検出手段は、前記パラメ
ータとして前記内燃機関のノック状態を検出するノック
センサからの出力を検出することを特徴とする請求項1
に記載の内燃機関用バルブタイミング制御装置。 - 【請求項4】 前記パラメータ検出手段は、前記パラメ
ータとして前記内燃機関の運転状態に基づく前記目標相
対回転角の変化量を検出することを特徴とする請求項1
に記載の内燃機関用バルブタイミング制御装置。 - 【請求項5】 前記相対回転角変化量抑制手段は、前記
内燃機関の運転状態に基づく前記目標相対回転角を補正
することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用バル
ブタイミング制御装置。 - 【請求項6】 前記相対回転角変化量抑制手段は、前記
可変バルブタイミング制御機構におけるフィードバック
係数を補正することを特徴とする請求項1に記載の内燃
機関用バルブタイミング制御装置。 - 【請求項7】 前記相対回転角変化量抑制手段は、前記
可変バルブタイミング制御機構における駆動力を補正す
ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用バルブ
タイミング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22954397A JPH1162642A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 内燃機関用バルブタイミング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22954397A JPH1162642A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 内燃機関用バルブタイミング制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1162642A true JPH1162642A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16893822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22954397A Pending JPH1162642A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 内燃機関用バルブタイミング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1162642A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1293659A3 (en) * | 2001-09-18 | 2006-05-03 | Nissan Motor Company, Limited | Control system and method for an internal combustion engine |
EP1384864A3 (en) * | 2002-07-22 | 2008-08-27 | Nissan Motor Co., Ltd. | Variable valve operating system of engine enabling variation of working angle and phase |
JP2008291770A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Toyota Motor Corp | アクチュエータの制御装置 |
CN100441844C (zh) * | 2004-03-19 | 2008-12-10 | 株式会社日立制作所 | 用于内燃机的气门正时控制装置及其控制方法 |
JP2012241537A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Mitsubishi Motors Corp | 可変バルブタイミング制御装置及び方法 |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP22954397A patent/JPH1162642A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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