JP2007332943A - 内燃機関の可変動弁制御装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007332943A
JP2007332943A JP2006169271A JP2006169271A JP2007332943A JP 2007332943 A JP2007332943 A JP 2007332943A JP 2006169271 A JP2006169271 A JP 2006169271A JP 2006169271 A JP2006169271 A JP 2006169271A JP 2007332943 A JP2007332943 A JP 2007332943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lift
center phase
operating angle
target
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006169271A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Uno
誠己 羽野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006169271A priority Critical patent/JP2007332943A/ja
Publication of JP2007332943A publication Critical patent/JP2007332943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】吸気バルブのリフト・作動角及び中心位相を切り換え変化させている途中で、リフト特性が不正になることを防止しつつ、リフト特性を応答良く変化させて過渡時の運転性を向上させる。
【解決手段】リフト・作動角可変機構により吸気バルブのリフト・作動角を目標に向けて減少変化させている途中において、吸気バルブの開時期が過進角されることを回避すべく、中心位相可変機構による中心位相の進角変化を、吸気バルブの目標開時期とリフト・作動角の実際値とに基づく最大進角値以下に制限する。
【選択図】図5

Description

本発明は、機関バルブのリフト及び作動角を変更するリフト・作動角可変機構と、前記機関バルブの作動角の中心位相を変更する中心位相可変機構とを制御する内燃機関の可変動弁制御装置に関する。
特許文献1には、吸気バルブの作動角及びリフトを連続的に変化させるリフト・作動角可変機構と、前記吸気バルブの作動角の中心位相を連続的に変化させる中心位相可変機構と、を備えた内燃機関において、リフト・作動角及び中心位相の変更量がそれぞれ所定の閾値を超えている場合に、リフト・作動角可変機構と中心位相可変機構との一方を先に駆動した後、他方を駆動することが記載されている。
上記の駆動制御によると、切り換え途中でバルブリフト特性が不正になることを防止でき、また、両機構が油圧駆動式である場合には、油圧源の大型化を防止できる。
特開2001−280167号公報
ところで、上記従来技術によると、両機構を共に大きく操作する必要が生じたときに、一方を先に駆動し、先行して駆動させた動弁機構の制御量が目標値に収束してから、他方の動弁機構を駆動させる。
このため、過渡運転に伴う吸気バルブの開特性の変更要求に対して、実際の開特性の変化が遅れることで吸入空気量の変化が遅れ、例えば減速時に吸入空気量の減少が遅れることで燃費性能を低下させてしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、切り換え途中でバルブリフト特性が不正になることを防止しつつ、過渡時の運転性を向上させることができる内燃機関の可変動弁制御装置を提供することを目的とする。
そのため請求項1記載の発明は、リフト・作動角可変機構が前記目標値に収束していない状態において、中心位相可変機構による中心位相を、機関バルブの目標開閉時期と前記リフト・作動角の実際値とに応じて制限することを特徴とする。
上記発明によると、リフト・作動角可変機構が目標値に収束していない状態、すなわち、リフト・作動角可変機構により機関バルブのリフト・作動角を目標に向けて変化させている途中において、同時に中心位相可変機構による中心位相の変更がなされることで、機関バルブの開閉時期が不正に変化することを回避すべく、中心位相可変機構による中心位相を、制限すべき中心位相を示す機関バルブの目標開閉時期とリフト・作動角の実際値とに基づいて制限する。
従って、中心位相可変機構とリフト・作動角可変機構とを同時に動作させながら、機関バルブの開閉時期が一時的に不正となることを防止でき、過渡時の運転性が低下することを防止できる。
請求項2記載の発明は、リフト・作動角可変機構が前記目標値に収束していない状態を、リフト・作動角の目標値と、そのときの実際のリフト・作動角との偏差に基づいて判断することを特徴とする。
上記発明によると、リフト・作動角可変機構におけるリフト・作動角の目標値が変化し、実際のリフト・作動角に対して偏差を生じるようになってから、前記偏差が充分に減少変化するまでの期間として、リフト・作動角可変機構が目標値に収束していない状態を判断する。
従って、リフト・作動角可変機構が機関バルブのリフト・作動角を目標に向けて変化させつつある状態を的確に判断できる。
請求項3記載の発明は、機関バルブの目標開閉時期とリフト・作動角の実際値とに応じた中心位相の制限を、中心位相の要求変化方向とは逆方向に中心位相を変化させる場合に禁止することを特徴とする。
上記発明によると、機関バルブの中心位相を、機関バルブの目標開閉時期と作動角の実際値とに応じて制限することで、例えば、中心位相の進角要求時に、中心位相を遅角変化させることになる場合には、前記中心位相を遅角させることになる制限を禁止する。
従って、機関バルブの中心位相を制限する結果、例えば、高リフトから低リフトに変化させると同時に中心位相を進角変化させる場合に、途中で中心位相を遅角変化させてしまうことを防止できる。
請求項4記載の発明は、中心位相の制限が、中心位相の要求変化方向とは逆方向に中心位相を変化させる場合に、機関バルブの中心位相を前回値に保持することを特徴とする。
上記発明によると、中心位相の制限が、要求変化方向とは逆方向に中心位相を変化させる場合には、中心位相を前回値に保持させ、中心位相を制限しても逆方向に変化しないようになってから、中心位相を、その変化量を制限しつつ目標に向けて変化させる。
従って、中心位相の制限によって中心位相が要求の変化方向とは逆に変化することを回避しつつ、リフト・作動角の変化に対する過剰な中心位相の変化を制限できる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図3は、本発明に係る可変動弁制御装置を、車両用内燃機関の吸気バルブ側に適用した一実施形態を示している。
内燃機関の各気筒には、一対の吸気バルブ12,12及び図外の排気バルブが設けられ、各吸排気バルブはシリンダヘッド11に摺動自在に支持されている。
そして、可変動弁制御装置は、吸気バルブ12,12のリフト及び作動角を連続的に変化させるリフト・作動角可変機構1(VEL)と、吸気バルブ12,12の作動角の中心位相を連続的に変化させる中心位相可変機構2(VTC)と、両機構1,2を機関運転状態に応じて駆動制御するコントロールユニット37と、を備えている。
リフト・作動角可変機構1は、シリンダヘッド11上部の軸受14に回転自在に支持された中空状の駆動軸13と、この駆動軸13に固設された2つの駆動カム15,15と、駆動軸13に揺動自在に支持されて、バルブリフタ16,16の平坦な上面16a,16aに摺接して各吸気バルブ12,12を開作動させる摺動カム17,17と、駆動カム15と揺動カム17,17との間に連係されて、駆動カム15の回転力を揺動カム17,17の揺動力として伝達する伝達機構18と、この伝達機構18の作動位置を可変制御する制御機構19と、を備えている。
駆動軸13は、一端部に設けられた中心位相可変機構2のタイミングスプロケット40に巻装された図外のタイミングチェーン等を介して機関のクランクシャフトから回転力が伝達されている。
軸受14は、駆動軸13の上部を支持するメインブラケット14aと、このメインブラケット14aの上端部に設けられて、制御軸32を回転自在に支持するサブブラケット14bとを有し、両ブラケット14a,14bが一対のボルト14c,14cによって共締め固定されている。
両駆動カム15は、ほぼリング状を呈し、カム本体15aと、このカム本体15aに一体に設けられた筒状部15bとからなり、駆動軸13の挿通孔15cが貫通形成されていると共に、カム本体15aの軸心Xが駆動軸13の軸心Yから径方向へ所定量だけオフセットしている。
また、この各駆動カム15は、両バルブリフタ16,16に干渉しない位置で駆動軸13に固定されていると共に、両方のカム本体15a,15aの外周面15d,15dが同一のカムプロフィールに形成されている。
揺動カム17は、外周にカム面22が形成された一対のカム本体を主体とし、その一端側の基端部20には、駆動軸13が嵌挿されて回転自在に支持される支持孔20aが貫通形成されていると共に、他端部のカムノーズ部21にピン孔21aが貫通形成されている。
上記のカム面22には、基端部20側の基円面22aと、この基円面22aからカムノーズ部21側に円弧状に延びるランプ面22bと、このランプ面22bの先端側に有するリフト面22cと、が形成され、これらの基円面22a,ランプ面22b及びリフト面22cが、揺動カム17の揺動位置に応じて各バルブリフタ上面16aの所定位置に当接する。
伝達機構18は、駆動軸13の上方に配置されたロッカアーム23と、このロッカアーム23の一端部23aと駆動カム15とを連係するリンクアーム24と、ロッカアーム23の他端部23bと揺動カム17とを連係する連係部材であるリンクロッド25とを備えている。
ロッカアーム23の中央に設けられる筒状基部23cが、制御カム33に回転自在に支持される。
また、各基部23cの一端部23aには、リンクアーム24と相対回転自在に連結するピン26が挿通されるピン孔23dが貫通形成されている一方、各基部23cの他端部23bには、各リンクロッド25の一端部25aと相対回転自在に連結するピン27が挿通されるピン孔23eが形成されている。
また、リンクアーム24は、円環状の基部24aと、この基部24aの外周面所定位置に突設された突出端24dとを備え、基部24aの中央位置には、駆動カム15のカム本体15aの外周面に回転自在に嵌合する嵌合孔24cが形成されている一方、突出端24bには、ピン26が回転自在に挿通するピン孔24dが貫通形成されている。
さらに、リンクロッド25の両端部25a,25bには、ピン挿通孔25c,25dが形成されており、各ピン挿通孔25c,25dに、ロッカアーム23に他端部23bに有するピン孔23eと揺動カム17のカムノーズ部21に有するピン孔21aにそれぞれ挿通した各ピン27,28の端部が回転自在に挿通している。
そして、このリンクロッド25は、揺動カム17の最大揺動範囲をロッカアーム23の揺動範囲内に規制するようになっている。
なお、各ピン26,27,28の一端部には、リンクアーム24やリンクロッド25の軸方向の移動を規制するスナップリング29,30,31が設けられている。
制御機構19は、制御軸32と、この制御軸32の外周に固定されてロッカアーム23の揺動支点となる制御カム33と、制御軸32の回転位置を制御するアクチュエータ34とから構成されている。
制御軸32は、駆動軸13と並行に設けられて、前述のように軸受14のメインブラケット14aの上端部の軸受溝とサブブラケット14bとの間に回転自在に支持されている。
一方、各制御カム33は、夫々円筒状を呈し、軸心P1位置が制御軸32の軸心P2からα分だけ偏心している。
アクチュエータ34は、駆動シャフト34aの先端部に設けられた第1平歯車35と制御軸32の後端部に設けられた第2平歯車36との噛合いを介して、制御軸32に回転力を伝達する。
なお、このアクチュエータ34として、本実施形態では、油圧アクチュエータを用いるが、ステップモータを用いることができる。
前記油圧アクチュエータ34は、油圧動作部61と、ソレノイド型の流路切り換え弁60とを含み、流路切り換え弁60がコントロールユニット37からの制御信号に基づいて前記油圧動作部61に対する油圧の供給とドレンとを切り換えることで、前記油圧動作部61が制御軸32の角度を目標作動角に対応する目標角度位置に駆動する。
一方、中心位相可変機構2は、図1に示すように、図外のタイミングチェーンによって機関のクランクシャフトから回転力が伝達されてこのクランクシャフトと同期して回転するタイミングスプロケット40と、駆動軸13の先端部にボルト41によって軸方向から固定されたスリープ42と、タイミングスプロケット40とスリープ42との間に介装された筒状歯車43と、この筒状歯車43を駆動軸13の前後軸方向へ駆動させる駆動機構である油圧回路44とから構成されている。
タイミングスプロケット40は、筒状本体40aと、この筒状本体40aの後端部にボルト45により固定されるスプロケット部40bとからなり、筒状本体40aの前端開口がフロントカバー40cによって閉塞されている。
また、筒状本体40aの内周面には、はす歯形のインナ歯が形成されている。
スリープ42は、後端側に駆動軸13の先端部が嵌合する嵌合溝が形成されていると共に、前端部にはフロントカバー40cを介してタイミングスプロケット40を前方に付勢するコイルスプリング47が装着されている。
また、スリープ42の外周面には、はす歯形のアウタ歯48が形成されている。
筒状歯車43は、軸直角方向から2分割されて前後の歯車構成部がピンとスプリングによって互いに接近する方向に付勢されていると共に、内外周面には各インナ歯46とアウタ歯48に噛合いするはす歯形の内外歯が形成されており、前後に形成された第1,第2油圧室49,50へ相対的に供給される油圧によって各歯間を摺接しながら前後軸方向へ移動するようになっている。
また、この筒状歯車43は、フロントカバー40cに突当った最大前方移動位置で吸気バルブ12を最遅角位置に制御する一方、最大後方移動位置で最進角位置に制御するようになっている。
さらに、第2油圧室50内に弾装されたリターンスプリング51によって第1油圧室49の油圧が供給されない場合に最大前方移動位置に付勢されるようになっている。
油圧回路44は、オイルポンプ52にメインギャラリ53と、このメインギャラリ53の下流側で分岐して第1,第2油圧室49,50に接続された第1,第2油圧通路54,55と、分岐位置に設けられたソレノイド型の流路切り換え弁56と、この流路切り換え弁56に接続されたドレン通路57とから構成されている。
流路切り換え弁56は、コントロールユニット37からの制御信号によって、切り換え駆動されるようになっている。
但し、前記中心位相可変機構2は、クランクシャフトに対する駆動軸13の回転位相を可変とする機構であれば良く、油圧式の他、電磁ブレーキを用いる機構など、公知の種々の機構を採用できる。
このように、本実施形態では、リフト・作動角可変機構1,中心位相可変機構2は、駆動源であるオイルポンプ52を共用する。
コントロールユニット37(C/U)は、マイクロコンピュータを含んで構成され、クランク角センサ101からの機関回転信号、エアフロメータ102からの吸気流量信号(負荷)及び水温センサ103など各種のセンサからの検出信号に基づいて現在の機関運転状態を演算等により検出する。
また、制御軸32の現在の回転位置を検出する第1位置検出センサ58からの信号に基づいて流路切り換え弁60に制御信号を出力することでリフト・作動角可変機構1をフィードバック制御する一方、駆動軸13の回転位置を検出する第2位置検出センサ59からの信号と、前記クランク角センサ101からの信号とから、駆動軸13とクランクシャフトとの相対回転位相差を演算し、前記回転位相差に基づいて流路切り換え弁56に制御信号を出力することで、中心位相可変機構2をフィードバック制御する。
すなわち、コントロールユニット37は、機関回転速度、負荷、水温などの情報に基づいて、吸気バルブ12のリフト・作動角の目標値TGVELを設定し、前記目標値TGVELに対応する制御軸32の目標角度位置と第1位置検出センサ58により検出される制御軸32の実際の角度位置との偏差に基づいて、流路切り換え弁60へ指令信号をフィードバック制御する。
同様に、コントロールユニット37は、機関回転速度、負荷、水温などの情報に基づいて、吸気バルブ12の作動角の中心位相の目標値TGVTCを設定し、第2位置検出センサ59及び前記クランク角センサ101に基づいて検出される実際の中心位相と前記目標値TGVTCとの偏差に基づいて、流路切り換え弁56へ指令信号をフィードバック制御する。
尚、本実施形態において、中心位相は、最遅角位置からの進角角度で示すものとする。
図4は、上記リフト・作動角可変機構1,中心位相可変機構2によるバルブリフト特性の変化の様子を示している。
同図に示すように、リフト・作動角可変機構1を駆動した場合、矢印(イ)に示すように、吸気バルブ12の作動角の中心位相が略一定のままで、吸気バルブ12の作動角及びバルブリフト量の双方が連続的に増減する。
一方、中心位相可変機構2を駆動すると、矢印(ロ)に示すように、吸気バルブ12の作動角及びバルブリフト量が一定のままで、吸気バルブ12の作動角の中心位相が進角又は遅角側へ移動する。
前記コントロールユニット37は、前述のように、目標値TGVELに基づくリフト・作動角可変機構1の駆動制御と、目標値TGVTCに基づく中心位相可変機構2の駆動制御とを行うが、中心位相可変機構2により吸気バルブ12の中心位相が目標に向けて収束する過程において、前記リフト・作動角可変機構1の動作(吸気バルブ12の作動角)を制限し、また、リフト・作動角可変機構1により吸気バルブ12のリフト・作動角が目標に向けて収束する過程において、前記中心位相可変機構2の動作(吸気バルブ12の中心位相)を制限する機能である協調制御機能を、図5のフローチャートに示すようにソフトウェア的に備えている。
図5のフローチャートにおいて、ステップS1では、中心位相可変機構2の動作の制限が必要な条件であるか否かを判断する。
ここで、吸気バルブ12のリフト・作動角の目標値TGVEL(制御軸32の目標回転位置)と、第1位置検出センサ58で検出される実際のリフト・作動角REALVEL(制御軸32の実際の回転位置)との偏差の絶対値が所定値以上である場合、即ち、リフト・作動角可変機構1が目標付近に収束しておらず、目標に向けて変化しつつある状態であれば、中心位相可変機構2の制限が必要と判断してステップS2へ進む。
即ち、リフト・作動角を目標に向けて変化させている途中では、係るリフト・作動角の変化に合わせて中心位相を変化させるべく中心位相に制限を加える。
ステップS2では、後述する中心位相制限値MAXADVを演算するときに用いるリフト・作動角として、そのときの実際のリフト・作動角REALVELを設定する。
一方、前記目標値TGVELと実際のリフト・作動角REALVELとの偏差の絶対値が所定値未満である場合、即ち、リフト・作動角可変機構1が目標付近に収束している状態であれば、中心位相可変機構2の動作制限は不要と判断し、ステップS3へ進む。
即ち、中心位相可変機構2が単独で動作する場合であれば、リフト・作動角の変化に合わせた中心位相の制限は不要であることになる。
ステップS3では、前記中心位相制限値MAXADVを演算するときに用いるリフト・作動角として、前記目標値TGVELを設定する。
また、ステップS4では、リフト・作動角可変機構1の動作の制限が必要な条件であるか否かを判断する。
ここで、吸気バルブ12の中心位相の目標値TGVTCと、第2位置検出センサ59及び前記クランク角センサ101に基づいて検出される実際の中心位相REALVTCとの偏差の絶対値が所定値以上である場合、即ち、中心位相可変機構2が目標付近に収束しておらず、目標に向けて変化しつつある状態であれば、制限が必要と判断してステップS5へ進む。
即ち、中心位相を目標に向けて変化させている途中では、係る中心位相の変化に合わせてリフト・作動角を変化させるべく中心位相に制限を加える。
ステップS5では、後述する作動角制限値MAXEを演算するときに用いる中心位相として、そのときの実際の中心位相REALVTCを設定する。
一方、前記目標値TGVTCと実際の中心位相REALVTCとの偏差の絶対値が所定値未満である場合、中心位相可変機構2が目標付近に収束している状態であれば、リフト・作動角可変機構1の動作制限は不要と判断し、ステップS6へ進む。
ステップS6では、後述する作動角制限値NAXEを演算するときに用いる中心位相として、そのときの目標値TGVTCを設定する。
ステップS7では、目標値TGVEL及び目標値TGVTCから求められる吸気バルブ12の目標開時期IVOに基づいて、中心位相制限値MAXADV及び作動角制限値MAXEを演算する。
中心位相制限値MAXADVは、ステップS2へ進んだ場合には、中心位相制限値MAXADV=最遅角位置−(目標開時期IVO+現在の作動角/2)として算出され、ステップS3へ進んだ場合には、中心位相制限値MAXADV=最遅角位置−(目標開時期IVO+目標の作動角/2)として算出される。
前記最遅角位置,目標開時期は、例えば圧縮上死点からのクランク角で表され、前記中心位相制限値MAXADVは、そのときの作動角で目標開時期となる中心位相を示し、後述するように、前記中心位相制限値MAXADVを許容最大進角量として、中心位相が制限される。
従って、リフト・作動角が目標に向けて変化しつつあるときには、そのときの実際の作動角で目標IVOとなる中心位相が制限値MAXADVとして設定され、リフト・作動角が目標付近に収束している場合には、目標作動角で目標開時期IVOとなる中心位相、即ち、目標値TGVTCが制限値MAXADVとして設定されることになる。
また、作動角制限値MAXEは、ステップS5へ進んだ場合には、作動角制限値MAXE=(現在の中心位相−目標開時期IVO)×2として算出され、ステップS6へ進んだ場合には、作動角制限値MAXE=(目標の中心位相−目標開時期IVO)×2として算出される。
従って、中心位相が目標に向けて変化しつつあるときには、そのときの実際の中心位相で目標IVOとなる作動角が制限値MAXEとして設定され、中心位相が目標付近に収束している場合には、目標中心位相で目標開時期IVOとなる作動角、即ち、目標値TGVELが制限値MAXEとして設定されることになる。
そして、前記制限値MAXEを許容最大リフト・作動角として、リフト・作動角が制限される。
ステップS8では、制限値MAXADVによる中心位相可変機構2の目標値の制限が過補正になるか否かを判断する。
ここで、目標値TGVTC≧中心位相制限値MAXADVであり、かつ、中心位相制限値MAXADV<前回の実中心位相であるときには、過補正になると判断する。
本実施形態において、前記目標値TGVTCは最遅角状態からの進角量を示し、前記中心位相制限値MAXADVは、許容最大進角量を示すから、目標値TGVTC≧中心位相制限値MAXADVは、中心位相制限値MAXADVによって本来の目標よりも遅角側に中心位相が制限される状態を示し、中心位相制限値MAXADV<前回の実中心位相は、前回の実中心位相よりも今回の中心位相制限値MAXADVが遅角側であり、中心位相制限値MAXADVによる制限によって中心位相が遅角変化させられる状態を示す。
前記中心位相制限値MAXADVは、そのときの実作動角で目標開時期IVOになる中心位相であるものの、例えば、図6に示すように、高リフトから低リフトへの変更に伴って中心位相を進角変化させるときに、中心位相を要求の進角変化とは逆方向に変化させると、滑らかなトルク変化が得られなくなったり、燃費性能を低下させたりするので、中心位相の進角変化を制限する場合であっても遅角変化させることは、回避すべき過補正であるものと判断する。
そして、今回の中心位相制限値MAXADVによる制限で、過補正になると判断された場合には、ステップS9へ進み、前回の実中心位相と目標値TGVTCとの小さい方(遅角側)を最終的な制限値MAXADVfに設定し、中心位相制限値MAXADVによる制限で中心位相の目標を遅角方向に変化させることを防止する。
一方、目標値TGVTC≦中心位相制限値MAXADV、及び/又は、中心位相制限値MAXADV>前回の実中心位相であるときには、今回の中心位相制限値MAXADVによる制限で過補正にならないと判断し、ステップS10へ進み、ステップS7で演算された中心位相制限値MAXADVをそのまま最終的な制限値MAXADVfに設定する。
ステップS11では、前記最終的な中心位相制限値MAXADVfと目標値TGVTCとを比較し、目標値TGVTCが前記最終的な中心位相制限値MAXADVf以上であれば(目標値TGVTCが制限値MAXADVfと同一位置若しくはより進角側であれば)、ステップS12へ進んで、最終的な中心位相制限値MAXADVfを、最終的な目標値TGVTCfとすることで、中心位相制限値MAXADVfを越えて中心位相の目標値TGVTCが進角設定されることを防止する。
また、目標値TGVTCが前記最終的な中心位相制限値MAXADVf未満であれば、ステップS13へ進んで、目標値TGVTCをそのまま最終的な目標値TGVTCfに設定する。
ステップS14では、制限値MAXEによるリフト・作動角可変機構1の目標値の制限が過補正になるか否かを判断する。
ここで、目標値TGVEL≧作動角制限値MAXEであり、かつ、作動角制限値MAXE<前回の実作動角であるときには、過補正になると判断する。
目標値TGVEL≧作動角制限値MAXEは、作動角制限値MAXEによって本来の目標よりも作動角がより小さく制限される状態を示し、作動角制限値MAXE<前回の実作動角は、前回の実作動角よりも今回の制限値MAXEが小さく、制限値MAXEによって作動角が減少変化させられる状態を示す。
前記作動角制限値MAXEは、そのときの実中心位相で目標開時期IVOになる作動角であるものの、例えば、図7に示すように、中心位相を遅角変化させながら低リフトから高リフトに変化させる加速時に、リフト・作動角の増大変化要求とは逆に、リフト・作動角を減少変化させると、トルクが減少変化して加速性能が低下してしまうので、リフト・作動角の増大変化を制限する場合であってもリフト・作動角を減少変化させることは、回避すべき過補正であるものと判断する。
そして、今回の作動角制限値MAXEによる制限では、過補正になると判断された場合には、ステップS15へ進み、前回の作動角と目標値TGVELとの小さい方を、最終的な制限値MAXEfに設定する。
一方、目標値TGVEL≦作動角制限値MAXE、及び/又は、作動角制限値MAXE>前回の実作動角あるときには、今回の制限値MAXEによる制限で過補正にならないと判断し、ステップS16へ進み、ステップS7で演算された作動角制限値MAXEをそのまま最終的な制限値MAXEfに設定する。
ステップS17では、前記最終的な作動角制限値MAXEfと目標値TGVELとを比較し、目標値TGVELが前記最終的な作動角制限値MAXEf以上であれば、ステップS18へ進んで、最終的な作動角制限値MAXEfを、最終的な目標値TGVELfとすることで、作動角制限値MAXEfを越えてリフト・作動角の目標値TGVELが大きくなることを防止する。
また、目標値TGVELが前記最終的な作動角制限値MAXEf未満であれば、ステップS19へ進んで、目標値TGVELをそのまま最終的な目標値TGVELfに設定する。
前記最終的な目標値TGVELf,TGVTCfに基づいて前記リフト・作動角可変機構1,中心位相可変機構2がフィードバック制御される。
上記のようにして、リフト・作動角の目標値TGVELf及び中心位相の目標値TGVTCfに制限を加えるようにすることで、以下に示すような作用・効果を発揮する。
例えば、加速時に、図7に示すように、中心位相の遅角制御とリフト・作動角の増大制御とを同時に行って、吸気バルブ12の開時期IVOをより遅角し、かつ、リフト・作動角をより大きな状態に変化させる場合、中心位相の遅角制御に対してリフト・作動角の増大変化が早すぎると、途中で開時期IVOが進角変化し、目標開時期よりも大幅に進角してしまう可能性がある。
このとき、本実施形態によると、実際の開時期が目標開時期IVOを越えて進角されてしまうことが、リフト・作動角の増大変化の制限によって回避される。
従って、中心位相可変機構2による中心位相の遅角制御と、リフト・作動角可変機構1によるリフト・作動角の増大制御とを同時進行させても、開時期IVOが不正に進角されることでバルブオーバーラップが大きくなり、残留ガス量が多くなることなどが回避されると共に、リフト・作動角の増大が大きく遅れて加速性能が低下することを防止できる。
但し、目標開時期IVOに基づくリフト・作動角の制限によって、リフト・作動角を減少させるような場合には、係るリフト・作動角の減少変化を回避して前回値に保持させるので、加速に伴う吸気バルブ12のリフト・作動角の増大要求に対して、リフト・作動角を逆に減少変化させることが阻止され、トルクを減少させてしまうことを防止でき、また、開時期IVOの不正を必要最小限に抑えることができる。
また、減速時に、図6に示すように、中心位相の進角制御とリフト・作動角の減少制御とを同時に行って、吸気バルブ12の開時期IVOをより進角し、かつ、リフト・作動角をより小さな状態に変化させる場合、リフト・作動角の減少制御に対して中心位相の進角変化が早すぎると、開時期IVOが目標開時期を越えて進角してしまう可能性がある。
このとき、本実施形態によると、実際の開時期が目標開時期IVOを越えて進角されてしまうことが、中心位相(進角量)の増大変化の制限によって回避される。
従って、中心位相可変機構2による中心位相の進角制御と、リフト・作動角可変機構1によるリフト・作動角の減少制御とを同時進行させても、開時期IVOが不正に進角されることでバルブオーバーラップが大きくなり、残留ガス量が多くなることなどが回避されると共に、空気量が絞られる最終的な目標開特性に向けて速やかに収束させることができるから、燃費性能の悪化を防止できる。
但し、目標開時期IVOに基づく中心位相の制限によって、中心位相を遅角変化させるような場合には、係る中心位相の遅角変化を回避して前回値に保持させるので、中心位相の進角要求に対して、逆に遅角変化させることが阻止され、また、開時期IVOの不正を必要最小限に抑えることができる。
尚、上記実施形態では、リフト・作動角可変機構1及び中心位相可変機構2を吸気バルブ12側に備えた内燃機関としたが、排気バルブ側に前記リフト・作動角可変機構1及び中心位相可変機構2を備える内燃機関において、排気バルブのリフト・作動角及び中心位相を変化させるときに、目標閉時期に基づいてリフト・作動角の増大変化・中心位相の遅角変化を制限させることができる。
次に、上記の実施形態から把握し得る請求項に記載以外の発明について、以下にその作用効果と共に記載する。
(イ)前記機関バルブが吸気バルブであり、前記吸気バルブの中心位相を、前記吸気バルブの目標開時期と実際の作動角とに基づいて制限することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
上記発明によると、吸気バルブの作動角を変化させている途中で、中心位相が大きく変更されることで吸気バルブの開時期が目標から大きくずれることを回避でき、吸気バルブの開時期が過剰に進角されることによって、バルブオーバーラップが増大しシリンダ残留ガスが増えてしまうことを防止できる。
(ロ)前記機関バルブの目標開閉時期と実際の作動角とに対応する中心位相を限界値として、前記機関バルブの中心位相を制限することを特徴とする請求項1〜4,(イ)のいずれか1つに記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
上記発明によると、例えば吸気バルブの中心位相の進角要求を、目標開時期と実際の作動角とに対応する最大進角値以下に制限することで、作動角の減少変化に対して中心位相の進角変化が速すぎることにより、バルブオーバーラップが増大しシリンダ残留ガスが増えてしまうことを防止できる。
(ハ)機関バルブのリフト及び作動角を変更するリフト・作動角可変機構と、前記機関バルブの作動角の中心位相を変更する中心位相可変機構とを備え、
機関運転状態に基づいて前記リフト・作動角の目標値及び前記中心位相の目標値をそれぞれに演算し、前記目標値に基づいて前記リフト・作動角可変機構,中心位相可変機構を制御する内燃機関の可変動弁制御装置であって、
前記両可変機構の一方が前記目標値に収束していない状態において、他方の可変機構の制御量を、前記機関バルブの目標開閉時期と前記一方の可変機構の制御量の実際値とに応じて制限することを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
上記発明によると、両可変機構の一方が目標に収束していない場合には、そのときの前記一方の可変機構の制御量のままで、目標開閉時期になるように他方の制御量を制限することで、前記機関バルブの開閉時期が、目標開閉時期を越えて変化することを防止する。
(ニ)機関バルブのリフト及び作動角を変更するリフト・作動角可変機構と、前記機関バルブの作動角の中心位相を変更する中心位相可変機構とを備え、
機関運転状態に基づいて前記リフト・作動角の目標値及び前記中心位相の目標値をそれぞれに演算し、前記目標値に基づいて前記リフト・作動角可変機構,中心位相可変機構を制御する内燃機関の可変動弁制御装置であって、
前記リフト・作動角可変機構が前記目標値に収束していない状態において、前記中心位相可変機構による中心位相を、前記機関バルブの目標開閉時期と前記リフト・作動角の実際値とに応じて制限すると共に、
前記中心位相可変機構が前記目標値に収束していない状態において、前記リフト・作動角可変機構による作動角を、前記機関バルブの目標開閉時期と前記中心位相の実際値とに応じて制限することを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
上記発明によると、中心位相可変機構による中心位相を、制限すべき中心位相を示す機関バルブの目標開閉時期とリフト・作動角の実際値とに基づいて制限すると共に、リフト・作動角可変機構による作動角を、制限すべきリフト・作動角を示す機関バルブの目標開閉時期と中心位相の実際値とに基づいて制限することで、動作の遅い側に合わせて動作が速い側の制御量を制限する。
(ホ)前記機関バルブが吸気バルブであり、前記吸気バルブの目標開時期とリフト・作動角の実際値とに応じて、中心位相の進角を制限する一方、前記吸気バルブの目標開時期と中心位相の実際値とに応じて、リフト・作動角の増大を制限することを特徴とする請求項(ニ)記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
上記発明によると、例えばリフト・作動角を増大変化させながら中心位相を遅角変化させる場合には、そのときの中心位相で目標開時期となるリフト・作動角に制限することで、中心位相の遅角変化に対してリフト・作動角の増大が早すぎて目標開時期を超えて実際の開時期が進角変化することを回避し、また、リフト・作動角を減少変化させながら中心位相を進角変化させる場合には、そのときのリフト・作動角で目標開時期となる中心位相に制限することで、リフト・作動角の減少変化に対して、中心位相の進角が早すぎて目標開時期を超えて実際の開時期が進角変化することを回避する。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の可変動弁制御装置を示す概略構成図。 図1のA−A断面図。 図1のリフト・作動角可変機構を示す平面図。 実施形態のリフト・作動角可変機構・中心位相可変機構によるバルブリフト特性の変化を示す特性図。 実施形態における協調制御を示すフローチャート。 リフト・作動角の減少制御と中心位相の進角制御とを同時に行う場合の問題点を説明するための線図。 リフト・作動角の増大制御と中心位相の遅角制御とを同時に行う場合の問題点を説明するための線図。
符号の説明
1…リフト・作動角可変機構、2…中心位相可変機構、12…吸気バルブ、13…駆動軸、32…制御軸、34…アクチュエータ、37…コントロールユニット

Claims (4)

  1. 機関バルブのリフト及び作動角を変更するリフト・作動角可変機構と、前記機関バルブの作動角の中心位相を変更する中心位相可変機構とを備え、
    機関運転状態に基づいて前記リフト・作動角の目標値及び前記中心位相の目標値をそれぞれに演算し、前記目標値に基づいて前記リフト・作動角可変機構,中心位相可変機構を制御する内燃機関の可変動弁制御装置であって、
    前記リフト・作動角可変機構が前記目標値に収束していない状態において、前記中心位相可変機構による中心位相を、前記機関バルブの目標開閉時期と前記リフト・作動角の実際値とに応じて制限することを特徴とする内燃機関の可変動弁制御装置。
  2. 前記リフト・作動角可変機構が前記目標値に収束していない状態を、前記リフト・作動角の目標値と、そのときの実際のリフト・作動角との偏差に基づいて判断することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
  3. 前記機関バルブの目標開閉時期と前記リフト・作動角の実際値とに応じた中心位相の制限を、中心位相の要求変化方向とは逆方向に中心位相を変化させる場合に禁止することを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
  4. 前記中心位相の制限が、中心位相の要求変化方向とは逆方向に中心位相を変化させる場合に、前記機関バルブの中心位相を前回値に保持することを特徴とする請求項3記載の内燃機関の可変動弁制御装置。
JP2006169271A 2006-06-19 2006-06-19 内燃機関の可変動弁制御装置 Pending JP2007332943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006169271A JP2007332943A (ja) 2006-06-19 2006-06-19 内燃機関の可変動弁制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006169271A JP2007332943A (ja) 2006-06-19 2006-06-19 内燃機関の可変動弁制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007332943A true JP2007332943A (ja) 2007-12-27

Family

ID=38932635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006169271A Pending JP2007332943A (ja) 2006-06-19 2006-06-19 内燃機関の可変動弁制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007332943A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228662A (ja) * 2008-02-25 2009-10-08 Nissan Motor Co Ltd 可変動弁装置及び内燃機関
JP2011064120A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の可変動弁装置
US8459219B2 (en) 2007-08-10 2013-06-11 Nissan Motor Co., Ltd. Variable valve device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285871A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Unisia Jecs Corp 内燃機関の可変動弁装置
JP2005030221A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Hitachi Unisia Automotive Ltd 内燃機関の可変動弁制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285871A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Unisia Jecs Corp 内燃機関の可変動弁装置
JP2005030221A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Hitachi Unisia Automotive Ltd 内燃機関の可変動弁制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8459219B2 (en) 2007-08-10 2013-06-11 Nissan Motor Co., Ltd. Variable valve device
US8511267B2 (en) 2007-08-10 2013-08-20 Nissan Motor Co., Ltd. Variable valve device and internal combustion engine
JP2009228662A (ja) * 2008-02-25 2009-10-08 Nissan Motor Co Ltd 可変動弁装置及び内燃機関
JP2013032781A (ja) * 2008-02-25 2013-02-14 Nissan Motor Co Ltd 可変動弁装置及び内燃機関
JP2013032780A (ja) * 2008-02-25 2013-02-14 Nissan Motor Co Ltd 可変動弁装置及び内燃機関
JP2011064120A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の可変動弁装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4092490B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP5381067B2 (ja) 内燃機関のバルブ制御装置
JP4103833B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4483637B2 (ja) 内燃機関
US9765706B2 (en) Controller for internal combustion engine
JP2003254100A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3823675B2 (ja) 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置
JP2007332943A (ja) 内燃機関の可変動弁制御装置
JP2005069147A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2007332942A (ja) 内燃機関の可変動弁制御装置
JP2005220759A (ja) 内燃機関のリフト量可変制御装置
JP2001065321A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4194445B2 (ja) 可変バルブリフト機構の制御装置
JP4928154B2 (ja) 内燃機関の可変動弁制御装置
JP2005016339A (ja) 可変動弁機構の制御装置
JP2008163862A (ja) 内燃機関の可変動弁制御装置
JP4571172B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置及び内燃機関の可変動弁装置のコントローラ
JP2010077813A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4305344B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2005214168A (ja) 内燃機関の可変動弁制御装置
JP2005030221A (ja) 内燃機関の可変動弁制御装置
JP2008223774A (ja) 可変バルブリフト機構の制御装置
JP4861378B2 (ja) 内燃機関の可変動弁制御装置
JP2008261319A (ja) エンジンの可変動弁装置
JP2005133592A (ja) 内燃機関の可変動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080808

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090925

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100330

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100727