JP2008261319A - エンジンの可変動弁装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸気弁のバルブタイミングを、クランクシャフトの回転に関係なく、リフト量の増大に伴って吸気弁の閉じるタイミングが遅角するともに開くタイミングが進角し、且つ、その開くタイミングの進角量が閉じるタイミングの遅角量に比べて小さくなるように変更可能なリフト可変機構を用い、エンジンの始動時で筒内温度が高いときには、筒内温度に応じて、プリイグ発生領域と起動NG領域との間に収まるように吸気遅閉じタイミングを設定し、設定した吸気遅閉じタイミングとなるようバルブリフト特性変更の制御を行う。
【選択図】図6
Description
図1〜図8は実施形態の一例を示している。図1はエンジンの可変動弁装置の概略図、図2はリフト可変機構の大リフト制御状態におけるリフトピーク時の断面図、図3はリフト可変機構の小リフト制御状態におけるリフトピーク時の断面図、図4は可変動弁装置によるリフト特性の変化を示すリフト特性図、図5は可変動弁装置の制御ブロック図、図6はエンジン始動時の吸気遅閉じタイミングの設定領域を示すグラフ、図7は吸気遅閉じタイミングとバルブリフト量との関係を示すグラフ、図8は可変動弁装置の制御フローチャートである。
この実施形態のエンジンは、直列4気筒の自動車駆動用エンジンで、気筒毎に2つの吸気弁1,2と2つの排気弁(図示せず)を有する4弁のダブルオーバヘッドカム式を採用している。図1において、符号3は、気筒列方向(エンジン前後方向)に延びるよう配設され、クランクシャフト(図示せず)によりカムチェーン(図に仮想線で示す)を介して回転駆動される吸気側のカムシャフトである。
図2および図3に示すように、連結リンク8の一端部は、揺動カム4,5にピン31により回動自在に連結され、一方、規制リンク13の一端部は、コントロールアーム12の先端部にピン32により回動自在に連結されている。そして、連結リンク8と規制リンク13とは、オフセットリンク7の両側にそれぞれ配設されて、オフセットリンク7を中間に挟んで連係している。すなわち、連結リンク8及び規制リンク13の各々の他端部は、オフセットリンク7の他端部に連結ピン33によって同軸で回動自在に連結されている。なお、ピン31〜33はいずれもカムシャフト3と平行に延びている。
図2に示す大リフト制御状態で、カムシャフト3(偏心カム6)が図の時計回りに回転すると、これに伴いオフセットリンク7の一端側(図の下端側)は、図に矢印で示すようにカムシャフト3の軸心X回りを公転することになるが、このオフセットリンク7の他端部の変位はそこに連結された規制リンク13によって規制される。すなわち、規制リンク13は、コントロールシャフト11の下方に位置付けられたピン32を中心に揺動し、これに伴い、オフセットリンク7の他端部(連結ピン33)は、偏心カム6が1回転する度に、ピン32を中心として往復円弧運動をすることになる。
上述のようなリフト可変機構の動作によって大リフト制御状態から小リフト制御状態まで連続的に変更される吸気バルブ1,2のリフトカーブを、図4に実線で示す。同図において、リフトカーブL1は、大リフト制御状態を示し、L2は小リフト制御状態を示している。また、図4には、従来のCVVL(リフトピーク位相が略不変タイプ)のリフトカーブを破線で示している。
この実施形態の制御ブロックの構成は図5に示すとおりで、コントロールユニット17(バルブコントロールユニット)の入力信号は、吸気温度センサ41からの検出信号と、エンジン水温センサ42からの検出信号と、キーシリンダー内センサ43からの検出信号の3つであり、コントロールユニット17からの出力信号は、リフト可変制御のモータ15へ出力される制御信号と、VCT(位相可変機構)18に出力される制御信号の2つである。
この実施形態では、吸気弁1,2のバルブリフト特性を、リフト量が最小リフト量となるときのリフトピークのタイミングが吸気行程前半のクランク角となるように設定する。そして、エンジンの始動時で筒内温度が高くてプリイグニッション発生の確率が高いときには、吸入空気量を減らしてプリイグニッションを抑制するため、モータ15を制御して、吸気弁1,2のリフト量が例えば最大リフト量で、吸気弁1,2の閉じるタイミング(IVC)が吸気下死点以降となるよう、吸気弁1,2のバルブリフト特性を変更する制御を行う。
この実施形態のエンジンの可変動弁装置の制御は、図8のフローチャートに示す手順により実行するもので、停車(エンジン停止)の検出とともにスタートする。そして、キーシリンダーへのキー挿し込み(エンジン始動操作の開始)が検出されたかどうかを判定し(ステップS1)、キーシリンダーへのキー挿し込みが検出されるまで待つ。
3 カムシャフト
4,5 揺動カム
6 偏心カム
7 オフセットリンク
8 連結リンク
11 コントロールシャフト
12 コントロールアーム
13 規制リンク
15 モータ
17 コントロールユニット
18 位相可変機構(VCT)
21 タペット
31、32 ピン
33 連結ピン
41 吸気温度センサ
42 エンジン水温センサ
43 キーシリンダー内センサ
Claims (4)
- 吸気弁のバルブリフト特性を、クランクシャフトの回転に関係なく変更可能なリフト可変機構を備え、該リフト可変機構によって吸気弁の開閉タイミングおよびリフト量を変更することにより気筒毎の吸入空気量を制御可能な空気量制御手段を備えたエンジンの可変動弁装置であって、
気筒内の温度に関する値を検出する筒内温度検出手段を備え、
前記空気量制御手段は、エンジンの始動時に、気筒内の吸入空気量を気筒内の温度に応じて、プリイグニッションの発生が抑制可能となる吸入空気量の上限値を上限値としエンジンに連結される自動変速機の起動抵抗よりも大きなエンジン出力を確保可能となる吸入空気量の下限値を下限値として、所定の吸入空気量となるように制御することを特徴とするエンジンの可変動弁装置。 - 前記リフト可変機構は、リフト量の増大に伴って吸気弁の閉じるタイミングが遅角するともに吸気弁の開くタイミングが進角し、且つ、その吸気弁の開くタイミングの進角量が吸気弁の閉じるタイミングの遅角量に比べて小さくなるように吸気弁のバルブリフト特性を変更可能であることを特徴とする請求項1記載のエンジンの可変動弁装置。
- 前記空気量制御手段は、気筒内の温度が高くなるにつれて気筒内の吸入空気量が少なくなるように前記リフト可変機構を制御することを特徴とする請求項1または2記載のエンジンの可変動弁装置。
- 前記空気量制御手段は、前記エンジンの始動時における吸入空気量の制御を、エンジン始動操作開始後の所定期間内においてのみ実行することを特徴とする請求項1、2または3記載のエンジンの可変動弁装置。
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JP2007106324A JP2008261319A (ja) | 2007-04-13 | 2007-04-13 | エンジンの可変動弁装置 |
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