JP2008261319A - エンジンの可変動弁装置 - Google Patents

エンジンの可変動弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008261319A
JP2008261319A JP2007106324A JP2007106324A JP2008261319A JP 2008261319 A JP2008261319 A JP 2008261319A JP 2007106324 A JP2007106324 A JP 2007106324A JP 2007106324 A JP2007106324 A JP 2007106324A JP 2008261319 A JP2008261319 A JP 2008261319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lift
engine
intake
valve
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007106324A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sugihara
真一 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2007106324A priority Critical patent/JP2008261319A/ja
Publication of JP2008261319A publication Critical patent/JP2008261319A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

【課題】プリイグニッションを抑制しつつ、自動変速機の起動抵抗に打ち勝つだけのエンジンの出力を確保できるようにする。
【解決手段】吸気弁のバルブタイミングを、クランクシャフトの回転に関係なく、リフト量の増大に伴って吸気弁の閉じるタイミングが遅角するともに開くタイミングが進角し、且つ、その開くタイミングの進角量が閉じるタイミングの遅角量に比べて小さくなるように変更可能なリフト可変機構を用い、エンジンの始動時で筒内温度が高いときには、筒内温度に応じて、プリイグ発生領域と起動NG領域との間に収まるように吸気遅閉じタイミングを設定し、設定した吸気遅閉じタイミングとなるようバルブリフト特性変更の制御を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、エンジンの可変動弁装置に関し、特に、可変動弁装置によってエンジン始動時のプレイグニッションを抑制する技術に関する。
高圧縮比エンジンにおいて、自着火によるプレイグニッションが発生しやすい運転状態では、電磁式のバルブタイミング可変手段(以下、適宜、電磁VVTという。)により吸気弁の閉時期を吸気下死点から遠ざけるよう制御(例えば遅角)することによって有効圧縮比を低減させることにより、圧縮圧力を低減してプリイグニッションの発生を抑制するものが従来から知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、それとは別に、クランクシャフトの回転に関係なく、モータでバルブリフト量を変えて、同時にバルブの開閉タイミングも変えることができ、吸気弁の開弁を複数のリフトパターンで実現可能で、最大リフト量とともに作用角(開弁クランク角範囲)が連続的に変化し、リフト量の増大とともに吸気弁の開タイミング(以下、適宜、IVOという。)が進角するとともに閉タイミング(以下、適宜、IVCという。)が遅角するようにしたエンジンの可変動弁装置(以下、適宜、コンテニュアスリー・バリュアブル・バルブリフト、略してCVVLという。)が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−159348号公報 特開2005−325816号公報
エンジン、特に高圧縮比エンジンでは、圧縮により温度が上がると、筒内で自着火が生ずることがあり、そうなると、コントロールがきかなく一気に爆発し、筒内圧力が異常に高くなって、信頼性が損なわれる。特にエンジンの始動時には、停止している間に気筒内の空気が温められている場合があって、プリイグニッションが発生しやすい。上述のように、プリイグニッションが発生しやすい運転状態で、電磁VVTにより吸気弁を閉じるタイミングを遅角し、吸気の吹き戻しを利用して吸入空気量を低下させることにより、筒内の有効圧縮比を減少させてプリイグニッションを抑制する技術は知られているが、その場合は、有効圧縮比減少補正のための電磁VVTが必要となる。また、VVTとして油圧式を用いることも考えられるが、その場合には、クランクシャフトがまだ回転していなくて、オイルが循環していないエンジン始動時にVVTを作動させることは難しい。
そこで、上述のような、クランクシャフトの回転に関係なく、モータでバルブのリフト量および開閉タイミングを変えることができるCVVLを利用して、プリイグニッションが発生しやすい運転状態で吸気弁を閉じるタイミングを遅角し、吹き返しにより吸入空気量を減少させて、筒内の有効圧縮比を減少させ、プリイグニッションを抑制することが考えられる。
しかしながら、プリイグニッション抑制のために吸入空気量を低減し過ぎると、冷間始動時には、自動変速機の起動抵抗が顕著に大きくなるため、自動変速機の起動抵抗に打ち勝つだけのエンジンの出力が確保できなくて、エンジンが始動不良となる恐れがある。
本発明は、プリイグニッションを抑制しつつ、自動変速機の起動抵抗に打ち勝つだけのエンジンの出力を確保できるようにすることを目的とする。
本発明のエンジンの可変動弁装置は、吸気弁のバルブリフト特性を、クランクシャフトの回転に関係なく変更可能なリフト可変機構を備え、該リフト可変機構によって吸気弁の開閉タイミングおよびリフト量を変更することにより気筒毎の吸入空気量を制御可能な空気量制御手段を備えたエンジンの可変動弁装置であって、気筒内の温度に関する値(吸気温度、エンジン水温など)を検出する筒内温度検出手段を備え、空気量制御手段は、エンジンの始動時に、気筒内の吸入空気量を気筒内の温度に応じて、プリイグニッションの発生が抑制可能となる吸入空気量の上限値を上限値としエンジンに連結される自動変速機の起動抵抗よりも大きなエンジン出力を確保可能となる吸入空気量の下限値を下限値として、所定の吸入空気量となるように制御するというものである。
このエンジンの可変動弁装置は、クランクシャフトの回転に関係なく作動し、エンジンの始動時に、空気量制御手段が、気筒内の温度を吸気温度やエンジン水温から推定し、リフト可変機構を制御して吸気弁の開閉タイミングおよびリフト量を変更することにより、気筒毎の吸入空気量を、気筒内の温度に応じて設定される「プリイグニッションが発生しやすい状態」となる吸入空気量よりも少なく、気筒内の温度に応じて設定される「自動変速機の起動抵抗に打ち勝てず、始動できない状態」となる吸入空気量よりも多い吸入空気量となるように制御する。これにより、吸気の吹き返しによって筒内の暖かい空気を筒外に出し、吸入空気量を減少させ、有効圧縮比を低減させてプリイグニッションを抑制することができ、且つ、プリイグニッションを抑制しつつ、自動変速機の起動抵抗に打ち勝つだけのエンジン出力を確保して、自動変速機の起動抵抗によるエンジンの始動不良を回避することが可能となる。
上記可変動弁装置において、リフト可変機構は、リフト量の増大に伴って吸気弁の閉じるタイミングが遅角するともに吸気弁の開くタイミングが進角し、且つ、その吸気弁の開くタイミングの進角量が吸気弁の閉じるタイミングの遅角量に比べて小さくなるように吸気弁のバルブリフト特性を変更可能なものであるのがよい。そのようなリフト可変機構を備えることにより、エンジンの始動時に、空気量制御手段によりリフト可変機構を制御して、吸気弁の閉じるタイミング(IVC)が吸気下死点以降となるように吸気弁のバルブリフト特性を変更することができ、それにより、吸気の吹き返しによって筒内の暖かい空気を筒外に出し、吸入空気量を減少させ、有効圧縮比を低減させてプリイグニッションを抑制することができるとともに、そのように吸入空気量を低減すべく吸気弁の閉じるタイミング(IVC)を大きくリタード(遅角)させても、吸気弁の開くタイミング(IVO)の進角量は、吸気弁の閉じるタイミング(IVC)の遅角量に比べて小さいため、吸気上死点での吸気弁のリフト量はそれほど大きくならず、ピストンとの干渉が起きないようにすることが可能となる。
また、上記可変動弁装置において、空気量制御手段は、気筒内の温度が高くなるにつれて気筒内の吸入空気量が少なくなるようにリフト可変機構を制御するのがよい。プレイグニッションは、気筒内の温度が高いほど発生しやすくなる。そのため、気筒内の温度が高いほど気筒内の吸入空気量を少なくして、有効圧縮比を一層低減するのである。それにより、プリイグニッション抑制の効果を確実なものとすることができる。
また、上記可変動弁装置において、空気量制御手段は、上記エンジンの始動時における吸入空気量の制御を、エンジン始動操作開始後の所定期間内においてのみ実行するのがよい。プレイグニッションが発生しやすいのは、エンジン停止中に気筒内の空気が温まった状態でのエンジン始動時であり、特に、始動時の最初の回転の際にプリイグニッションが発生しやすい。そのため、プレイグニッション抑制のための吸入空気量の制御は、エンジン始動操作開始後の所定期間内においてのみ実行するのである。それにより、プレイグニッション抑制のための吸入空気量の制御が不必要に長くならず、通常の制御への移行が遅れないようにすることができる。
以上のとおり、本発明によれば、クランクシャフトの回転に関係なくプリイグニッションを抑制することができ、且つ、プリイグニッションを抑制しつつ、自動変速機の起動抵抗に打ち勝つだけのエンジン出力を確保して、自動変速機の起動抵抗によるエンジンの始動不良を回避することができる。
また、リフト可変機構を、リフト量の増大に伴って吸気弁の閉じるタイミングが遅角するともに吸気弁の開くタイミングが進角し、且つ、その吸気弁の開くタイミングの進角量が吸気弁の閉じるタイミングの遅角量に比べて小さくなるように吸気弁のバルブリフト特性を変更可能なものとすることで、吸気弁とピストンとが干渉を起こすことなしに、クランクシャフトの回転に関係なく、バルブリフト量と共にバルブの開閉タイミングを変えて、エンジン始動時のプレイグニッションを抑制することができる。
また、気筒内の温度が高くなるにつれて気筒内の吸入空気量が少なくなるように制御することによりプリイグニッション抑制の効果を確実なものとすることができる。
また、プレイグニッション抑制のための吸入空気量の制御は、エンジン始動操作開始後の所定期間内においてのみ実行することにより、プレイグニッション抑制のための吸入空気量の制御を不必要に長く続けることにより通常の制御への移行が遅れないようにすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は実施形態の一例を示している。図1はエンジンの可変動弁装置の概略図、図2はリフト可変機構の大リフト制御状態におけるリフトピーク時の断面図、図3はリフト可変機構の小リフト制御状態におけるリフトピーク時の断面図、図4は可変動弁装置によるリフト特性の変化を示すリフト特性図、図5は可変動弁装置の制御ブロック図、図6はエンジン始動時の吸気遅閉じタイミングの設定領域を示すグラフ、図7は吸気遅閉じタイミングとバルブリフト量との関係を示すグラフ、図8は可変動弁装置の制御フローチャートである。
(可変動弁装置の基本構成)
この実施形態のエンジンは、直列4気筒の自動車駆動用エンジンで、気筒毎に2つの吸気弁1,2と2つの排気弁(図示せず)を有する4弁のダブルオーバヘッドカム式を採用している。図1において、符号3は、気筒列方向(エンジン前後方向)に延びるよう配設され、クランクシャフト(図示せず)によりカムチェーン(図に仮想線で示す)を介して回転駆動される吸気側のカムシャフトである。
カムシャフト3の前端部には、カムシャフト3のクランクシャフトに対する回転位相を予め設定した角度だけ変更可能な公知の位相可変機構18(Variable Cam timing :以下、VCTと略称する)が付設されている。VCT18は、それ自体公知のもので、スプロケット19の中心孔を貫通するカムシャフト3の前端に固定されたロータと、このロータをエンジン前方から覆うように配置されてスプロケット19に固定されたケーシングを有し、このロータ及びケーシングの間には周方向に並んで複数の油圧作動室が形成されている。
コントロールユニット17(バルブコントロールユニット)は、リフト制御部17aと位相角制御部17bを構成している。そして、コントロールユニット17の位相角制御部17bからの制御信号の入力に応じて、電磁弁20の作動位置が切り換えられることにより、VCT18の油圧作動室に供給される作動油圧の方向が切り換えられて、ロータ及びケーシングを介し、カムシャフト3とスプロケット19とが相対的に回動される。これにより、カムシャフト3のクランクシャフトに対する回転位相が変化し、吸気弁1,2の作動時期が変化する。このVCT18は、後述のリフト可変機構にクランク軸からの駆動力を伝達する動力伝達経路に設けられて、吸気弁1,2の開弁開始時期及び閉弁時期を同時に変更可能な作動時期可変機構を構成している。
また、カムシャフト3における後述の偏心カム6以外の部分(カムシャフト本体)には、気筒毎に一対の揺動カム4,5が揺動自在に支持されている。これら一対の揺動カム4,5は、気筒毎の2つの吸気弁1,2にそれぞれ対応するように互に一体に形成されたものである。つまり、両揺動カム4,5は、その間に設けた円筒状の連結部50によって互に連結されていて、カムシャフト3の軸心X(カムシャフト3の回転中心:図3、図4参照)の回りに一体に揺動するようになっている。そして、これら揺動カム4,5によって各気筒の2つの吸気弁1,2がそれぞれリフト駆動される。なお、連結部50の外周面は、カム軸受面と摺接するカムジャーナル部とされている。
また、揺動カム4,5を動作させるために、カムシャフト3には、その軸心Xに対し偏心した円形の偏心カム6が互に間隔を空けて一体に4つ設けられている。各偏心カム6にはそれぞれ回転自在にオフセットリンク7が外嵌めされていて、このオフセットリンク7の外周から突出するように設けられた偏心凸部に、連結リンク8を介して揺動カム5が連結されている。つまり、オフセットリンク7は、一端側がカムシャフト3の偏心カム6に回転自在に嵌合され、他端部(偏心凸部)が連結リンク8によって揺動カム5に連結されている。
また、カムシャフト3の斜め上方には、これと平行にコントロールシャフト11が設けられている。このコントロールシャフト11には4つのコントロールアーム12がそれぞれ結合固定されており、各コントロールアーム12の先端部とオフセットリンク7の他端部とが規制リンク13によって連結されている。この規制リンク13は、偏心カム6の回転に伴いオフセットリング7の一端側がカムシャフト3の周りを公転するときに、このオフセットリンク7の変位を規制して、その他端部を往復運動させるものであり、これにより、そのオフセットリンク7の他端部に連結された連結リンク8が揺動カム4,5を揺動させることになる。
さらに、コントロールシャフト11には、円周の一部のみに歯が形成されたウォーム歯車14が結合され、このウォーム歯車14の歯に、モータ15により回転駆動されるウォーム16が噛み合っている。
コントロールユニット17からの制御信号の入力に応じてモータ15が作動すると、コントロールシャフト11が回動してコントロールアーム12の位置が変わり、それにより、オフセットリンク7の他端部の往復運動の軌跡、即ち連結リンク8の揺動軌跡が変更され、これにより揺動カム4,5の揺動角などが変化して、吸気弁1,2のリフト量や作動角などのリフト特性が変化する。
つまり、連結リンク8及び規制リンク13は、揺動カム5とオフセットリンク7とを連結するとともに、偏心カム6の回転に伴うオフセットリンク7の動作を、揺動カム4,5が揺動するように規制するリンク機構を構成している。また、そのリンク機構を含めて、カムシャフト3の偏心カム6、オフセットリンク7、コントロールシャフト11、コントロールアーム12等により、吸気バルブ1,2のリフト量を連続的に変更可能な可変動弁装置(CVVL)のリフト可変機構が構成されている。
吸気弁1,2のステム上端には直動式タペット21が設けられ、このタペット21に揺動カム4,5が当接している。
コントロールユニット17は、リフト制御部17aと位相角制御部17bを構成している。
(リフト可変機構の構成)
図2および図3に示すように、連結リンク8の一端部は、揺動カム4,5にピン31により回動自在に連結され、一方、規制リンク13の一端部は、コントロールアーム12の先端部にピン32により回動自在に連結されている。そして、連結リンク8と規制リンク13とは、オフセットリンク7の両側にそれぞれ配設されて、オフセットリンク7を中間に挟んで連係している。すなわち、連結リンク8及び規制リンク13の各々の他端部は、オフセットリンク7の他端部に連結ピン33によって同軸で回動自在に連結されている。なお、ピン31〜33はいずれもカムシャフト3と平行に延びている。
そして、オフセットリンク7と連結リンク8を連結する連結ピン33は、カムシャフト3の上方に位置しており、その側方にはコントロールアーム12の回動中心(コントロールシャフト11の軸心)が位置している。コントロールアーム12の先端のピン32は規制リンク13の回動軸であり、そのピン32の位置を変更することによって規制リンク13及び連結ピン33の揺動軌跡を変化させ、これにより、吸気弁1,2のリフト量を変更することができる。
すなわち、モータ15によりコントロールシャフト11及びコントロールアーム12を回動させて、図2に示すように、ピン32をコントロールシャフトの下方に位置付けると、揺動カム4,5の揺動角が大きくなり、リフトピークにおける吸気弁1,2のリフト量が最大リフト量の大きな大リフト制御状態になる。また、その状態から、コントロールアーム12などの回動によってピン32を上方へ移動させると、これに応じて揺動カム4,5の揺動角は小さくなる。そして、図3に示すように、ピン32をカムシャフト3の上方に位置付けると、吸気弁1,2のリフト量が最小リフト量となる小リフト制御状態になる。
図2に示す大リフト制御状態において、揺動カム4,5はカムノーズの先端側で直動式タペット21を押圧し、該タペット21を介して吸気弁1,2を大きくリフトさせたリフトピークの状態(揺動カム4,5が直動式タペットを介して吸気バルブ1,2を大きくリフトさせた状態)と、吸気弁1,2のリフト量が零になる状態との間で揺動する。小リフト制御状態である図3の場合も、同様に、カムノーズの先端側で直動式タペット21を押圧したリフトピークの状態と、リフト零の状態との間で揺動する。
(リフト可変機構の動作)
図2に示す大リフト制御状態で、カムシャフト3(偏心カム6)が図の時計回りに回転すると、これに伴いオフセットリンク7の一端側(図の下端側)は、図に矢印で示すようにカムシャフト3の軸心X回りを公転することになるが、このオフセットリンク7の他端部の変位はそこに連結された規制リンク13によって規制される。すなわち、規制リンク13は、コントロールシャフト11の下方に位置付けられたピン32を中心に揺動し、これに伴い、オフセットリンク7の他端部(連結ピン33)は、偏心カム6が1回転する度に、ピン32を中心として往復円弧運動をすることになる。
そして、連結ピン33の往復円弧運動に伴い、この同じ連結ピン33によって一端部がオフセットリンク7に連結されている連結リンク8の他端部(ピン31)が往復円弧運動し、そのピン31によって連結リング8に連結されている揺動カム4,5が揺動運動をする。すなわち、連結ピン33が上方に移動するときには、連結リンク8によってピン31が上方に引き上げられて、揺動カム4,5のカムノーズがタペット21を押し下げ、これによりバルブスプリング(図示せず)を圧縮しながら、吸気弁1,2をリフトさせる。
一方、連結ピン33が下方に移動するときには、連結リンク8によってピン31が下方に押し下げられて、揺動カム4,5のカムノーズが上昇することになるので、圧縮されたバルブスプリングの反力によってタペット21が押し上げられて、カムノーズの上昇に追従するように上方に移動し、そのタベット21内のリテーナ(図示せず)によって吸気バルブ1,2が引き上げられて、吸気ポート(図示せず)が閉じられる。
つまり、大リフト制御状態では、揺動カム4,5が周面によってタペット21を押圧しつつ大きく揺動し、その大きな揺動角に対応してバルブのリフトストロークが大きくなるのである。
また、図2に示す大リフト制御状態から、コントロールアーム12をコントロールシャフト11の回りに上方へ略水平になるまで回動させて、図3に示すように、規制リンク13の回動軸であるピン32をカムシャフト3の回転方向手前側に近づけると、小リフト制御状態になり、この状態でカムシャフト3(偏心カム6)が図の時計回りに回転すると、大リフト制御状態と同様に、オフセットリンク7の他端部(連結ピン33)は規制リンク13によって変位が規制され、コントロールシャフト11の側方に位置するピン32を中心として往復円弧運動をする。そして、その連結ピン33の往復円弧運動に伴って連結リンク8の他端部(ピン31)が往復円弧運動し、そのピン31によって連結リング8に連結されている揺動カム4,5が揺動運動をして、吸気バルブ1,2を開閉させる。
つまり、小リフト制御状態では、大リフト制御状態と比べて揺動カム4,5の揺動角が小さくなり、それによりバルブのリフトストロークが小さくなる。
(バルブリフト特性の変更)
上述のようなリフト可変機構の動作によって大リフト制御状態から小リフト制御状態まで連続的に変更される吸気バルブ1,2のリフトカーブを、図4に実線で示す。同図において、リフトカーブL1は、大リフト制御状態を示し、L2は小リフト制御状態を示している。また、図4には、従来のCVVL(リフトピーク位相が略不変タイプ)のリフトカーブを破線で示している。
この実施形態のリフト可変機構によれば、リフトストローク及び作動角が小さくなるに従って、リフトピークとなるクランク角位置が進角している。これは、上述したように、大リフト制御状態から小リフト制御状態への移行にあたって、コントロールアーム12などの回動により規制リンク13の位置をカムシャフト3の回転方向手前側に移動させることで、連結ピン33の往復円弧運動の軌跡がカムシャフト3の回転方向手前側に移動することによる。
すなわち、大リフト制御状態においては、吸気弁1,2がリフトピーク近傍にあるときの偏心カム6の中心は、その回転軌跡T0上の点Taに位置するが、小リフト制御状態においては、リフトピーク近傍での偏心カム6の中心位置は点Tbに移動する。つまり、大リフト制御状態から小リフト制御状態に移行すると、吸気弁1,2のリフトピークは、回転軌跡T0上を角度θ3だけ進角するのである。
このようにリフトストロークが小さくなるにしたがってリフトピーク時期が進角することから、吸気弁1,2の開弁開始時期はリフト量が変化してもあまり変化せずに、概ね気筒の圧縮上死点(TDC)付近になる一方、吸気弁1,2の閉弁時期はリフト量の変化に伴い大きく変化することになる。
つまり、吸気弁1,2のバルブリフト特性は、クランクシャフトの回転に関係なく、リフト量の増大に伴って吸気弁1,2の閉じるタイミング(IVC)が遅角するともに吸気弁1,2の開くタイミング(IVO)が進角し、且つ、その吸気弁1,2の開くタイミング(IVO)の進角量が吸気弁1,2の閉じるタイミング(IVC)の遅角量に比べて小さくなるように変化する
(制御ブロックの構成)
この実施形態の制御ブロックの構成は図5に示すとおりで、コントロールユニット17(バルブコントロールユニット)の入力信号は、吸気温度センサ41からの検出信号と、エンジン水温センサ42からの検出信号と、キーシリンダー内センサ43からの検出信号の3つであり、コントロールユニット17からの出力信号は、リフト可変制御のモータ15へ出力される制御信号と、VCT(位相可変機構)18に出力される制御信号の2つである。
(エンジン始動時の制御)
この実施形態では、吸気弁1,2のバルブリフト特性を、リフト量が最小リフト量となるときのリフトピークのタイミングが吸気行程前半のクランク角となるように設定する。そして、エンジンの始動時で筒内温度が高くてプリイグニッション発生の確率が高いときには、吸入空気量を減らしてプリイグニッションを抑制するため、モータ15を制御して、吸気弁1,2のリフト量が例えば最大リフト量で、吸気弁1,2の閉じるタイミング(IVC)が吸気下死点以降となるよう、吸気弁1,2のバルブリフト特性を変更する制御を行う。
そして、その制御は、エンジン始動操作が開始された(例えばキーシリンダーにキーが挿入された)際、その始動操作開始後の所定期間内においてのみ実行し、エンジンの始動に先立て予め吸気弁1,2のリフト量を大きくし、吸気弁1,2の閉じるタイミング(IVC)を遅角させて気筒内の空気量を低減するようモータ15を制御する。
つまり、コントロールユニット17は、吸気温度センサ41の検出信号とエンジン水温センサ42の検出信号から気筒内温度を推定して、気筒内温度が高くなっていると判断する。そして、キーシリンダー内センサ43がキーシリンダーにキーが挿し込まれたことを検知して、エンジン始動に先立って、吸気弁1,2のリフト量を大きくするようモータ15を制御する。これにより、エンジン始動時で、筒内温度が高くて、プリイグニッションが起こりやすいと判断されるときには、吸気弁1,2のバルブリフトを、通常始動時のアイドルリフトではなくて、最大リフトまで大きくして吸気弁1,2の閉じるタイミングを遅くする。それにより、吸気の吹き返しにより筒内の空気量を下げることができ、プリイグニッションを抑制するができる。
但し、プリイグニッションの抑制だけを優先した制御を行うと、吸入空気量が少なくなり過ぎて、冷間始動時に自動変速機の起動抵抗に打ち勝つだけのエンジンの出力が確保できなくて、エンジンが始動不良となる恐れがある。そのため、図6に示すように、気筒内の吸入空気量を気筒内の温度(筒内温度)に応じて、プリイグニッションの発生が抑制可能となる吸入空気量の上限値を上限値とし、エンジンに連結される自動変速機の起動抵抗よりも大きなエンジン出力を確保可能となる吸入空気量の下限値を下限値とするよう、筒内温度に対する吸気弁1,2の遅閉じのタイミング(IVC)の設定領域(IVC設定領域)を予め設定する。そして、その設定領域から外れないように設定した設定特性曲線にしたがって、筒内温度に応じて吸気遅閉じタイミング(IVC)すなわち吸気弁1,2の閉じるタイミングの吸気下死点に対する遅角量を設定する。
そして、図7に示すような吸気遅閉じタイミングとバルブリフト量との相関を予めデータとして持っていて、それに基づいて吸気弁1,2のリフト量を設定し、所定の吸入空気量(気筒内の温度が高くなるにつれて気筒内の吸入空気量が少なくなる)となるように、モータ15を制御する。
つまり、吸気温度またはエンジン水温に基づいて気筒内の温度を推定し、気筒内の温度に応じて、プリイグ発生領域と起動NG領域との間に収まるように、CVVLのリフト量を制御する。これにより、プリイグニッションを抑制しつつ、自動変速機の起動抵抗に打ち勝つだけのエンジン出力を確保して、自動変速機の起動抵抗によるエンジンの始動不良を回避することが可能となる。
なお、図4に破線で示す従来のCVVL(リフトピーク位相が略不変タイプ)のリフトカーブでは、アイドルリフトを燃費要求に合わせた設定となるようにした場合、IVC遅角を大きくするリフト設定時には、IVCの遅角分と略同等分IVOが進角し、IVOが進角しすぎてピストンと干渉の懸念がある。ピストンの干渉回避のためIVO進角には制約があり、IVOの進角を抑えつつ十分なIVC遅角を実現することができない。したがって、IVC遅角によるプリイグニッション抑制とアイドル燃費とが両立しない。
(フローチャート)
この実施形態のエンジンの可変動弁装置の制御は、図8のフローチャートに示す手順により実行するもので、停車(エンジン停止)の検出とともにスタートする。そして、キーシリンダーへのキー挿し込み(エンジン始動操作の開始)が検出されたかどうかを判定し(ステップS1)、キーシリンダーへのキー挿し込みが検出されるまで待つ。
そして、キーシリンダーへのキー挿し込みが検出されると、タイマーを始動させる(ステップS2)。そして、吸気温度センサおよびエンジン水温センサの検出値を読み込み(ステップS3)、それらセンサの検出値から、気筒内温度を推定し、気筒内温度に基づいて、図6のグラフに基づくマップにより、吸気弁の遅閉じタイミングを設定する(ステップS4)。
そして、設定された吸気弁の遅閉じタイミングとなるように、図7のグラフに基づくマップにより、吸気弁のリフト量(バルブリフト量)を設定し(ステップS5)、設定された吸気弁のリフト量となるようにCVVLのモータを制御する(ステップS7)。
そして、キーシリンダーへのキー挿し込みが検出されてから所定時間経過したかどうかを、タイマー値から判定し(ステップS8)、所定時間経過していないときは、タイマー始動(ステップS2)の後の処理(ステップS3〜S7)を繰り返す。
そして、所定時間経過したら、エンジンの運転状態に応じてバルブリフトを制御する後述する通常運転時の制御に移行する(ステップS9)。
本発明の実施形態のエンジンの可変動弁装置の概略図である。 本発明の実施形態のエンジンの可変動弁装置のリフト可変機構の大リフト制御状態におけるリフトピーク時の断面図である。 本発明の実施形態のエンジンの可変動弁装置のリフト可変機構の小リフト制御状態におけるリフトピーク時の断面図である。 本発明の実施形態のエンジンの可変動弁装置によるリフト特性の変化を示すリフト特性図である。 本発明の実施形態のエンジンの可変動弁装置の制御ブロック図である。 本発明の実施形態におけるエンジン始動時の吸気遅閉じタイミングの設定領域を示すグラフである。 本発明の実施形態のエンジンの可変動弁装置の制御における吸気遅閉じタイミングとバルブリフト量との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態のエンジンの可変動弁装置の制御フローチャートである。
符号の説明
1,2 吸気弁
3 カムシャフト
4,5 揺動カム
6 偏心カム
7 オフセットリンク
8 連結リンク
11 コントロールシャフト
12 コントロールアーム
13 規制リンク
15 モータ
17 コントロールユニット
18 位相可変機構(VCT)
21 タペット
31、32 ピン
33 連結ピン
41 吸気温度センサ
42 エンジン水温センサ
43 キーシリンダー内センサ

Claims (4)

  1. 吸気弁のバルブリフト特性を、クランクシャフトの回転に関係なく変更可能なリフト可変機構を備え、該リフト可変機構によって吸気弁の開閉タイミングおよびリフト量を変更することにより気筒毎の吸入空気量を制御可能な空気量制御手段を備えたエンジンの可変動弁装置であって、
    気筒内の温度に関する値を検出する筒内温度検出手段を備え、
    前記空気量制御手段は、エンジンの始動時に、気筒内の吸入空気量を気筒内の温度に応じて、プリイグニッションの発生が抑制可能となる吸入空気量の上限値を上限値としエンジンに連結される自動変速機の起動抵抗よりも大きなエンジン出力を確保可能となる吸入空気量の下限値を下限値として、所定の吸入空気量となるように制御することを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
  2. 前記リフト可変機構は、リフト量の増大に伴って吸気弁の閉じるタイミングが遅角するともに吸気弁の開くタイミングが進角し、且つ、その吸気弁の開くタイミングの進角量が吸気弁の閉じるタイミングの遅角量に比べて小さくなるように吸気弁のバルブリフト特性を変更可能であることを特徴とする請求項1記載のエンジンの可変動弁装置。
  3. 前記空気量制御手段は、気筒内の温度が高くなるにつれて気筒内の吸入空気量が少なくなるように前記リフト可変機構を制御することを特徴とする請求項1または2記載のエンジンの可変動弁装置。
  4. 前記空気量制御手段は、前記エンジンの始動時における吸入空気量の制御を、エンジン始動操作開始後の所定期間内においてのみ実行することを特徴とする請求項1、2または3記載のエンジンの可変動弁装置。
JP2007106324A 2007-04-13 2007-04-13 エンジンの可変動弁装置 Pending JP2008261319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007106324A JP2008261319A (ja) 2007-04-13 2007-04-13 エンジンの可変動弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007106324A JP2008261319A (ja) 2007-04-13 2007-04-13 エンジンの可変動弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008261319A true JP2008261319A (ja) 2008-10-30

Family

ID=39983969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007106324A Pending JP2008261319A (ja) 2007-04-13 2007-04-13 エンジンの可変動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008261319A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116819A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の可変動弁装置
JP2014031727A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Toyota Motor Corp 内燃機関の始動制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159348A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Nissan Motor Co Ltd エンジンの吸気制御装置
JP2002188472A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2004316561A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Toyota Motor Corp 内燃機関の始動制御装置
JP2006233913A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁機構制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159348A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Nissan Motor Co Ltd エンジンの吸気制御装置
JP2002188472A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2004316561A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Toyota Motor Corp 内燃機関の始動制御装置
JP2006233913A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁機構制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116819A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の可変動弁装置
US8360021B2 (en) 2008-11-12 2013-01-29 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Variable valve gear for internal combustion engine
CN101737173B (zh) * 2008-11-12 2013-06-26 三菱自动车工业株式会社 用于内燃机的可变阀动装置
JP2014031727A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Toyota Motor Corp 内燃機関の始動制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4336444B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4749988B2 (ja) 内燃機関の始動制御装置
JP3912147B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
US7334547B2 (en) Variable expansion-ratio engine
US8695544B2 (en) High expansion ratio internal combustion engine
JP2006274951A (ja) 4サイクル火花点火式エンジン
JP4136926B2 (ja) 内燃機関の始動制御装置及び始動制御方法
JP2010138898A (ja) 可変動弁装置
WO2019035312A1 (ja) 内燃機関の可変動作システム及びその制御装置
JP2006329022A (ja) エンジンの吸気制御装置
JP2006329023A (ja) エンジンの吸気制御装置
JP3829629B2 (ja) 内燃機関の燃焼制御装置
JP6348833B2 (ja) 内燃機関の可変動弁システム及び可変動弁制御装置
JP4506566B2 (ja) エンジンの吸気制御装置
JP2010127249A (ja) 内燃機関
JP5018563B2 (ja) バルブタイミング制御装置
JP2008261319A (ja) エンジンの可変動弁装置
JP2009293567A (ja) 内燃機関の動弁制御装置
KR101558352B1 (ko) 가변 밸브 타이밍 기구를 갖는 엔진의 제어방법
JP4622431B2 (ja) エンジンの可変動弁装置
JP6170711B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2013053609A (ja) 可変動弁装置
JP3797083B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4325525B2 (ja) 可変動弁機構
JP4305344B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111025