JP4876974B2 - アクチュエータの制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、車両に搭載された可動機構を駆動するアクチュエータと、前記可動機構の可動部についてその位置情報を検出するセンサと、前記位置情報を記憶する揮発性メモリが設けられており、その記憶された位置情報に基づき前記アクチュエータの駆動を制御する制御部と、前記アクチュエータ及び前記センサのうちの少なくとも一方と前記制御部とに電力を供給する電力供給部とを備えるアクチュエータの制御装置において、前記制御部の前記揮発性メモリに供給される電力が瞬断したか否かを判定する瞬断判定手段と、前記瞬断後の電力復帰時において前記揮発性メモリに前記位置情報が保持されているか否かを判定する記憶値判定手段と、前記電力復帰時において前記揮発性メモリに前記位置情報が保持されていた回数を計測し、その回数が予め設定された値を超えたときに、前記電力供給部からの電力供給状態に異常ありと判定する異常判定手段とを備えることをその要旨とする。
また、上記異常ありと判定される電力供給状態としては、請求項5に記載の発明によるように、前記制御部、前記アクチュエータ及び前記センサのうちで前記電力供給部から電力が供給されるものの少なくとも1つについて、動作が瞬断により不安定になる可能性のある電力供給状態が該当する。
図1及び図2に示されるように、車両に搭載される内燃機関は4つの気筒を有しており、そのシリンダヘッド2には、それら気筒に対応した機関バルブである一対の吸気バルブ10及び排気バルブ15が往復動可能にそれぞれ設けられている。シリンダヘッド2には、それら吸気バルブ10と排気バルブ15とに対応して吸気弁駆動機構40と排気弁駆動機構45とがそれぞれ設けられている。
同図3に示されるように、入力部23は各出力部24の間に設けられており、これら入力部23と出力部24との内部には略円筒状の連通空間が形成されている。また、入力部23の内周面にはヘリカルスプライン23aが形成されるとともに、出力部24の内周面にはこの入力部23のヘリカルスプライン23aと逆向きに傾斜するヘリカルスプライン24aが形成されている。
このCAN80には、内燃機関を統括的制御する機関用制御装置100の入出力ポートが接続されている。機関用制御装置100には、アクセルペダル(図示略)の操作量を検出するアクセルセンサ70や、クランクシャフト(図示略)の回転位相を検出するクランク角センサ71等、機関の運転状態を検出するセンサが接続されている。また、車両の運転者により切り換え操作され、現在の操作位置に対応した信号を出力するイグニッションスイッチ72(以下、IGスイッチ72という)も接続されている。
ここで、RAM61bへの供給電圧は、瞬断発生とともに直ちに「0」になるわけではなく、徐々に低下していく。これは、例えば次のような理由による。すなわち、上記電力供給部65には、一般的に、電圧を平滑化する目的などによりコンデンサが設けられる。このコンデンサに蓄えられた電荷は、瞬断発生後、徐々に低下していくため、RAM61bへの供給電圧もその電荷の低下に合わせて徐々に低下していくためである。
一方、ステップS100にて、瞬断が発生したと判定される場合には(S100:YES)、次にRAM61bに記憶された値、すなわち上記位置情報を含むRAM値が、瞬断発生後の電力復帰時において保持されているか否かが判定される(S110)。なお、このステップS110の処理は、上記記憶値判定手段を構成する。
この図8に示すように、タイミングt1においてIGスイッチ72が「OFF」から「ON」に操作されると、アクチュエータ用制御装置60への通電が開始されて、CPU61aやRAM61bへの電力供給が開始される。そして、その後、瞬断判定フラグFGは「OFF」から「ON」に変更されて(タイミングt2)、瞬断が検出可能にされる。
(1)瞬断後の電力復帰時においてRAM61bに位置情報が保持されていた回数を異常判定カウンタECにて計測し、その回数が予め設定された判定値αを超えたときには、電力供給部65からの電力供給状態に異常ありと判定するようにしている。従って、瞬断後の電力復帰時においてRAM61bに位置情報が保持されていても、そうした瞬断がある程度多く発生した場合には、電動モータ62や位置センサ63、あるいは制御部61に対する電力供給部65からの電力供給状態が異常であると判定される。従って、電動モータ62や制御部61、あるいは位置センサ63の動作が不安定になる可能性がある電力供給部65からの電力供給状態の異常を適切に検出することができるようになる。
・上記位置センサ63は、磁気変化を利用して電動モータ62のロータの回転位相変化を検出する磁気センサであったが、この他のセンサ(例えば光学式のセンサ等)を用いるようにしてもよい。
・瞬断後の電圧復帰時においてRAM61bのRAM値が保持されているか否かを、上記ミラーチェックにて判定するようにしたが、この他の態様で判定を行うようにしてもよい。
Claims (5)
- 車両に搭載された可動機構を駆動するアクチュエータと、前記可動機構の可動部についてその位置情報を検出するセンサと、前記位置情報を記憶する揮発性メモリが設けられており、その記憶された位置情報に基づき前記アクチュエータの駆動を制御する制御部と、前記アクチュエータ及び前記センサのうちの少なくとも一方と前記制御部とに電力を供給する電力供給部とを備えるアクチュエータの制御装置において、
前記制御部の前記揮発性メモリに供給される電力が瞬断したか否かを判定する瞬断判定手段と、
前記瞬断後の電力復帰時において前記揮発性メモリに前記位置情報が保持されているか否かを判定する記憶値判定手段と、
前記電力復帰時において前記揮発性メモリに前記位置情報が保持されていた回数を計測し、その回数が予め設定された値を超えたときに、前記電力供給部からの電力供給状態に異常ありと判定する異常判定手段とを備える
ことを特徴とするアクチュエータの制御装置。 - 前記瞬断判定手段は、前記車両のイグニッションスイッチがオフにされた後、前記揮発性メモリへの電力供給が遮断される前に一方の値に設定され、前記イグニッションスイッチがオンにされて前記揮発性メモリへの電力供給が開始された後に他方の値に変更されるように瞬断判定用のフラグの値を操作するとともに、そのフラグの値を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリに記憶するものであり、
前記揮発性メモリへの電力供給時において前記フラグがすでに前記他方の値に設定されている場合には、前記揮発性メモリに対する電力の瞬断が発生したと判定する
請求項1に記載のアクチュエータの制御装置。 - 前記記憶値判定手段は、前記揮発性メモリに記憶された前記位置情報の値についてミラーチェックを行うことで前記位置情報が保持されているか否かを判定する
請求項1または2に記載のアクチュエータの制御装置。 - 前記可動機構は、前記車両に搭載された内燃機関の機関バルブについてそのバルブ特性を可変とする可変動弁機構である
請求項1〜3のいずれか1項に記載のアクチュエータの制御装置。 - 前記異常ありと判定される前記電力供給状態は、前記制御部、前記アクチュエータ及び前記センサのうちで前記電力供給部から電力が供給されるものの少なくとも1つについて、動作が瞬断により不安定になる可能性のある電力供給状態である
請求項1〜4のいずれか1項に記載のアクチュエータの制御装置。
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