JP2009117952A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 画像データを入力する画像入力手段と、
   前記画像データに応じて、記録紙上に画像を形成する際の記録材の載り量を計算する演算手段と、
   前記載り量に従い、階調重視の色域圧縮を行う変換特性と色味重視の色域圧縮を行う変換特性を合成した変換特性を作成する変換特性作成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記変換特性作成手段は、前記画像データの全画素数に対する前記画像データにおける所定の載り量以上の画素の割合を算出し、前記割合に応じて、前記合成は行なわれることを特徴とする請求項１項記載の画像処理装置。
3. 前記画像データは、オブジェクト単位で区別され、
   前記演算手段による計算の結果は、該オブジェクトに占める所定の載り量以上の画素の全画素に対する比に従い、前記合成は行なわれることを特徴とする請求項１項記載の画像処理装置。
4. 前記変換特性は、通常の画像形成に比べ、低い載り量による画像形成を行う指示が行なわれた場合に作成されることを特徴とする請求項１項記載の画像処理装置。
5. 前記変換特性は格子点からなる色変換テーブルであって、前記合成は階調重視の色変換テーブルの格子点に格納された信号と色味重視の色変換テ−ブルに格納された信号を、前記載り量に従い重み付け加算することで求められることを特徴とする請求項１項記載の画像処理装置。
6. 前記演算手段は、前記画像入力手段により入力された画像データに間引きを行ったデータに載り量を計算することを特徴とする請求項１項記載の画像処理装置。
7. 前記割合が大きいほど、前記階調重視の色域圧縮を行う変換特性の重みを前記色味重視の色域圧縮を行う変換特性の重みより多くした合成を行うことを特徴とする請求項２項記載の画像処理装置。
8. 前記オブジェクトに占める所定の載り量以上の画素の全画素に対する比が大きいほど、前記階調重視の色域圧縮を行う変換特性の重みを前記色味重視の色域圧縮を行う変換特性の重みより多くした合成を行うことを特徴とする請求項３項記載の画像処理装置。
9. さらに、前記作成された変換特性により、前記画像データを変換する変換手段とを有することを特徴とする請求項１または２項記載の画像処理装置。
10. 画像データを入力し、
    前記画像データに応じて、記録紙上に画像を形成する際の記録材の載り量を計算し、
    前記載り量に従い、階調重視の色域圧縮を行う変換特性と色味重視の色域圧縮を行う変換特性を合成した変換特性を作成することを特徴とする画像処理方法。
11. コンピュータを請求項１乃至９のいずれか一項に記載された画像処理装置として機能させるためのプログラム。