JP2009099577A - 塗布、現像装置、その方法及び記憶媒体 - Google Patents

塗布、現像装置、その方法及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】使用する加熱モジュールの個数を自動的に求めることにより、消費電力の無駄をなくし、運転コストの低減を図ること。
【解決手段】プロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成し、前記必要滞在時間を、対応するモジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間を搬送フローに記載されたモジュール毎に演算し、最も長い必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とする。そして搬送フローに記載された加熱モジュールについて、前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求め、使用モジュール数とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば半導体ウエハやLCD基板(液晶ディスプレイ用ガラス基板)等の基板に対してレジスト液の塗布処理や、露光後の現像処理等を行う塗布、現像装置、その方法及び塗布、現像方法を実施するためのプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
半導体デバイスやLCD基板の製造プロセスにおいては、フォトリソグラフィと呼ばれる技術により、基板に対してレジストパターンの形成が行なわれている。この技術は、例えば半導体ウエハ(以下ウエハという)などの基板に、レジスト液を塗布して当該ウエハの表面に液膜を形成し、フォトマスクを用いて当該レジスト膜を露光した後、現像処理を行なうことにより所望のパターンを得る、一連の工程により行われている。
このような処理は、一般にレジスト液の塗布や現像を行う塗布、現像装置に露光装置を接続したレジストパターン形成装置を用いて行われる。ここで前記レジストパターン形成装置としては例えば特許文献1に示す装置が提案されている。この装置では、例えば図14に示すように、多数枚のウエハWを収納したキャリア10がキャリアブロック1Aのキャリアステージ11に搬入され、キャリア10内のウエハは受け渡しアーム12により処理ブロック1Bに受け渡される。そして処理ブロック1B内において、塗布モジュール13Aにてレジスト液の塗布処理が行われた後、ウエハWはインターフェイスブロック1Cを介して露光装置1Dに搬送され、露光処理が行われる。次いでウエハは、再び処理ブロック1Bに戻されて現像モジュール13Bにて現像処理が行われ、元のキャリア10内に戻されるようになっている。
前記レジスト液の塗布処理や現像処理の前後には、温調モジュールにおけるウエハWの温調処理や、加熱モジュールにおける加熱処理、冷却モジュールにおける冷却処理が行われるが、これら温調モジュール、加熱モジュールや冷却モジュール等は、棚モジュール14(14a〜14c)に多段に配列されており、ウエハWは処理ブロックBに設けられた2つの搬送手段15A,15Bにより、これら塗布モジュール13A、現像モジュール13Bと棚モジュール14A〜14Cの各部等の、処理ブロック1B内においてウエハWが置かれる個所を搬送されるようになっている。
ここでウエハWは上記の処理を施されるにあたり、特許文献1に記載されるように、処理予定の全てのウエハWについて、予め各々がどのタイミングでどのモジュールに搬送されるかを定めた搬送スケジュールに従って前記搬送手段15A,15Bによって搬送される。前記搬送手段15A,15Bは、ウエハWを保持するための2本以上のアームを備えており、一つのモジュールM1から一方のアームにより処理後のウエハW1を受け取り、当該モジュールM1に他方のアームに保持されているウエハW1の次のウエハW2を受け渡し、次いで他方のアームにより前記モジュールM1の下流側のモジュールM0からウエハW1の前のウエハW0を受け取り、前記一方のアームに保持されているウエハW1を前記モジュールM0に受け渡すという手順でウエハWの搬送が行われる。
ところで前記塗布、現像装置には、既述のように塗布モジュールや現像モジュール等いろいろなモジュールが組み込まれているが、夫々の搭載数は、例えば塗布モジュールや反射防止膜形成モジュール、現像モジュール等は3個、塗布後の加熱モジュール(LHP)は9個程度等、モジュールによって異なっている。これらモジュールは、全てのプロセスにおいて、搭載されている全てのモジュールを使用するわけではなく、目的のプロセスを行う際に、オペレータが使うモジュールとその個数を指定している。
つまり従来の装置では例えばモジュール毎に番号を付しておき、オペレータが使用するモジュールの番号を、使用する順番に指定することによって、ウエハWの搬送順路を記載した搬送フローを作成し、さらに夫々のモジュールにおける処理レシピを選択することによって、前記搬送スケジュールが作成される。この際、同じ処理を行うモジュールをいくつ使用するかについては、オペレータの経験に基づいて決定されている。
ところで搬送スケジュールに沿ってウエハWを搬送する際には、搬送スケジュールの1サイクルを実施する時間であるサイクル時間を決定するが、このサイクル時間は、一般的に、搬送手段15A(15B)が、受け渡しを担当するモジュールにウエハWの受け渡しを行いながら処理ブロックBを1周するときに要する時間よりも、前記モジュールにおける必要搬送サイクル時間の方が長いので、全てのモジュールにおいて最も長い必要搬送サイクル時間を律速時間として、この時間が前記サイクル時間として決定される。ここで前記必要搬送サイクル時間は、前記モジュールに前記搬送手段によりウエハWを受け渡してから、当該ウエハWに対して処理を行い、この基板が前記搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間を、対応するモジュールの使用数で除して得られる時間である。
ここで塗布モジュールと、レジスト塗布後の加熱処理を行う加熱モジュールとを例にして、夫々のモジュールにおける使用モジュール数について説明するが、この際塗布モジュールは前記必要滞在時間が60秒、搭載モジュール数が3個、塗布処理後の加熱モジュール(LHP)は必要滞在時間が90秒、搭載モジュール数が9個とする。一般に塗布モジュールは必要搬送サイクル時間が長いため、当該モジュールの必要搬送サイクル時間(60秒/3個=20秒)がサイクル律速時間とされる。
一方塗布処理後の加熱モジュール(LHP)にウエハWを搬送することを考えると、このサイクル律速時間で搬送スケジュールの1サイクルを実施しながら処理を進めていくと、例えば1サイクル目の搬送で最初のウエハW1をLHP1に受け渡し、2サイクル目の搬送で2番目のウエハW2をLHP2(LHP1における残りの必要滞在時間は70秒)に受け渡し、3サイクル目の搬送で3番目のウエハW3をLHP3(LHP1における残りの必要滞在時間は50秒)に受け渡し、4サイクル目の搬送で4番目のウエハW4をLHP4(LHP1における残りの必要滞在時間は30秒)に受け渡し、5サイクル目の搬送で5番目のウエハW5をLHP5(LHP1における残りの必要滞在時間は10秒)に受け渡すと、6サイクル目の搬送ではLHP1で最初のウエハW1の処理が終わるので、1枚目のウエハW1を受け取った後、6番目のウエハW6をLHP1に受け渡すことができることになる。従ってこの場合の加熱モジュール(LHP)の使用数は6個で足りる。
このため仮にオペレータが使用するモジュールとして9個の加熱モジュール(LHP)を選択したとしても、6個の加熱モジュール(LHP)で足り、残り3個の加熱モジュール(LHP)は使用しないことになる。しかしながら各モジュールの使用数は、既述のようにオペレータの経験に基づいて決定されるので、現実には、使用しない加熱モジュール(LHP)まで使用モジュールとして指定されてしまうことは多々発生している。
ここでオペレータが使用モジュールを選択すると、加熱モジュール(LHP)では、選択された時点で加熱が始まり、加熱温度まで温度調整が行なわれる。この際、加熱温度は使用するレジスト(薬液)によっても異なるが、90℃〜130℃と高いので、使用しない加熱モジュール(LHP)まで温調してしまうと、電力の無駄になり、運転コストアップにつながり、製品価格の高騰を招く原因となっている。
そこで本発明者らは、使用するモジュールの個数を自動的に演算し、これにより使用しない加熱モジュール(LHP)まで温調してしまうといった消費電力の無駄をなくし、運転コストの低減を図ることを検討している。しかしながら、使用モジュール数を自動的に求め、消費電力の削減を図るという点に関しては、特許文献1には何ら記載されていない。
特開2004-193597号公報
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、使用する加熱モジュールの個数を自動的に求めることにより、消費電力の無駄をなくし、運転コストの低減を図ることができる技術を提供することにある。
このため本発明の塗布、現像装置は、複数枚の基板を収納したキャリアが載置され、キャリアとの間で基板の受け渡しを行う受け渡し手段を備えたキャリアブロックと、前記受け渡し手段から受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行うための処理ブロックと、を有し、
処理ブロックは、塗布液を基板に塗布する複数の液処理モジュールと、基板を加熱処理する複数の加熱モジュールと、基板を温調する複数の温調モジュールと、前記各モジュールの内の基板の搬送経路における下流側のモジュールから当該モジュールにより処理された基板を受け取って、前記モジュールよりも1つ上流側のモジュールにより処理された基板を前記下流側のモジュールに受け渡す基板搬送手段と、を備え、こうして前記基板搬送手段により、基板が上流側のモジュールから下流側のモジュールに順次搬送されて行く塗布、現像装置において、
前記キャリアブロック内のキャリアにかかるプロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する搬送フロー作成部と、
前記必要滞在時間を、対応するモジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間を搬送フローに記載されたモジュール毎に演算し、最も長い必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とするサイクル律速時間決定部と、
搬送フローに記載された加熱モジュールについて、前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求め、使用モジュール数とする使用モジュール数決定部と、を備えたことを特徴とする。
また本発明の塗布、現像装置は、複数枚の基板を収納したキャリアが載置され、キャリアとの間で基板の受け渡しを行う受け渡し手段を備えたキャリアブロックと、前記受け渡し手段から受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行うための処理ブロックと、を有し、
処理ブロックは、塗布液を基板に塗布する複数液処理モジュールと、基板を加熱処理する複数の加熱モジュールと、基板を温調する複数の温調モジュールと、前記各モジュールの内の基板の搬送経路における下流側のモジュールから当該モジュールにより処理された基板を受け取って、前記モジュールよりも1つ上流側のモジュールにより処理された基板を前記下流側のモジュールに受け渡す基板搬送手段と、を備え、こうして前記基板搬送手段により、基板が上流側のモジュールから下流側のモジュールに順次搬送されて行く塗布、現像装置において、
前記キャリアブロック内のキャリアにかかるプロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する搬送フロー作成部と、
前記液処理モジュールの内のレジスト液を基板に塗布する塗布モジュールにおける前記必要滞在時間を、塗布モジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とするサイクル律速時間決定部と、
前記搬送フローに記載された並び順に各モジュールについて前記必要搬送サイクル時間を演算し、この必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間以下のときには、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とし、前記必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間より大きいときには、この必要搬送サイクル時間を新たなサイクル律速時間として、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を新たなサイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とする使用モジュール数決定部と、を備えたことを特徴とする。
この際前記使用モジュール数決定部では、搬送フローに記載された並び順に各モジュールについて使用モジュール数を求めた後、再度搬送フローに記載された並び潤に各モジュールについて使用モジュール数を求めるようにしてもよい。
また本発明の塗布、現像方法は、複数枚の基板を収納したキャリアが載置され、キャリアとの間で基板の受け渡しを行う受け渡し手段を備えたキャリアブロックと、前記受け渡し手段から受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行うための処理ブロックと、を有し、
処理ブロックは、塗布液を基板に塗布する複数の液処理モジュールと、基板を加熱処理する複数の加熱モジュールと、基板を温調する複数の温調モジュールと、前記各モジュールの内の基板の搬送経路における下流側のモジュールから当該モジュールにより処理された基板を受け取って、前記モジュールよりも1つ上流側のモジュールにより処理された基板を前記下流側のモジュールに受け渡す基板搬送手段と、を備え、こうして前記基板搬送手段により、基板が上流側のモジュールから下流側のモジュールに順次搬送されて行く塗布、現像方法において、
前記キャリアブロック内のキャリアにかかるプロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する工程と、
次いで前記必要滞在時間を、対応するモジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間を搬送フローに記載されたモジュール毎に演算し、最も長い必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とする工程と、
次いで搬送フローに記載された加熱モジュールについて、前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求め、使用モジュール数とする工程と、を含むことを特徴とする。
また本発明の塗布、現像方法では、複数枚の基板を収納したキャリアが載置され、キャリアとの間で基板の受け渡しを行う受け渡し手段を備えたキャリアブロックと、前記受け渡し手段から受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行うための処理ブロックと、を有し、
処理ブロックは、塗布液を基板に塗布する複数の液処理モジュールと、基板を加熱処理する複数の加熱モジュールと、基板を温調する複数の温調モジュールと、前記各モジュールの内の基板の搬送経路における下流側のモジュールから当該モジュールにより処理された基板を受け取って、前記モジュールよりも1つ上流側のモジュールにより処理された基板を前記下流側のモジュールに受け渡す基板搬送手段と、を備え、こうして前記基板搬送手段により、基板が上流側のモジュールから下流側のモジュールに順次搬送されて行く塗布、現像方法において、
前記キャリアブロック内のキャリアにかかるプロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する工程と、
前記液処理モジュールの内のレジスト液を基板に塗布する塗布モジュールにおける前記必要滞在時間を、塗布モジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とする工程と、
前記搬送フローに記載された並び順に各モジュールについて前記必要搬送サイクル時間を演算し、この必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間以下のときには、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とし、前記必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間より大きいときには、この必要搬送サイクル時間を新たなサイクル律速時間として、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を新たなサイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とする工程と、を含むことを特徴とする。ここで前記使用モジュール数を決定する工程の後に、搬送フローに記載された並びに順に各モジュールについて、再度使用モジュール数を求める工程を行うようにしてもよい。
また本発明の記憶媒体は、処理ブロックにて、複数枚の基板を収納したキャリアが載置されるキャリアブロックから受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行う塗布、現像装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記プログラムは、前記塗布、現像方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする。
以上において本発明では、モジュールにおける基板搬送手段によるサイクル律速時間を求め、このサイクル律速時間に基づいて加熱モジュールにおける使用モジュール数を決定しているので、前記サイクル律速時間で基板を搬送するために必要な加熱モジュール数を自動的に求めることができる。このため使用しない加熱モジュールまで加熱するといった消費電力の無駄をなくし、運転コストの低減を図ることができる。
先ず本発明の塗布、現像装置の実施の形態に係るレジストパターン形成装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、前記装置の一実施の形態の平面図を示し、図2は同概略斜視図、図3は同概略側面図である。この装置は、基板であるウエハWが例えば13枚密閉収納されたキャリア20を搬入出するためのキャリアブロックS1と、複数個例えば3個の単位ブロックB1〜B3を縦に配列して構成された処理ブロックS2と、インターフェイスブロックS3と、露光装置S4と、を備えている。
前記キャリアブロックS1には、前記キャリア20を複数個載置可能な載置台21と、この載置台21から見て前方の壁面に設けられる開閉部22と、開閉部22を介してキャリア20からウエハWを取り出すための受け渡し手段をなすトランスファーアームCとが設けられている。このトランスファーアームCは、例えば後述する単位ブロックB1,B2の一部の受け渡し部との間でウエハWの受け渡しを行うように、進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在、キャリア20の配列方向に移動自在に構成されている。
キャリアブロックS1の奥側には筐体24にて周囲を囲まれる処理ブロックS2が接続されている。処理ブロックS2は、この例では、下方側から、現像処理を行うための第1の単位ブロック(DEV層)B1、レジスト膜の下層側に形成される反射防止膜の形成処理を行うための第2の単位ブロック(BCT層)B2、レジスト膜の形成処理を行うための第3の単位ブロック(COT層)B3として割り当てられており、これら各単位ブロックB1〜B3は夫々区画されている。
これら各単位ブロックB1〜B3は夫々同様に構成され、ウエハWに対して塗布液を塗布するための液処理モジュールと、前記液処理モジュールにて行なわれる処理の前処理及び後処理を行なうための加熱モジュール等の各種の処理モジュールが多段に設けられた棚ユニットU1と、前記液処理モジュールと各種の処理モジュールとの間でウエハWの受け渡しを行うための専用の基板搬送手段であるメインアームA1〜A3とを備えている。
また各単位ブロックB1〜B3のキャリアブロックS1と隣接する領域には、図1及び図3に示すように、トランスファーアームCと各メインアームA1〜A3がアクセスできる位置に棚ユニットU2が設けられている。この棚ユニットU2には、例えば単位ブロック毎に、他の単位ブロックとの間でウエハWの受け渡しを行なうための第1の受け渡し部が設けられており、進退自在及び昇降自在に構成された受け渡し手段をなす受け渡しアームDにより、棚ユニットU2に設けられた各受け渡し部に対してウエハWの受け渡しが行われるように構成されている。さらにまたDEV層B1のインターフェイスブロックS3と隣接する領域には、図1及び図3に示すように、DEV層B1のメインアームA1がアクセスできる位置に棚ユニットU3が設けられて、この棚ユニットU3は後述するインターフェイスブロックS3との間でウエハWの受け渡しを行なうための第2の受け渡し部を備えている。
一方処理ブロックS2の奥側には、インターフェイスブロックS3を介して露光装置S4が接続されている。インターフェイスブロックS3には、前記DEV層B1の棚ユニットU3の第2の受け渡し部と露光装置S4とに対してウエハWの受け渡しを行うための、進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在に構成されたインターフェイスアームFが設けられている。
続いて前記単位ブロックB1〜B3の構成について、先ずDEV層B1を例にして簡単に説明する。このDEV層B1のほぼ中央には、DEV層B1長さ方向(図1中Y方向)にウエハWの搬送領域R1が形成されている。この搬送領域R1のキャリアブロックS1側から見た両側には、手前側(キャリアブロックS1側)から奥側に向かって右側に、前記液処理モジュールとして、現像処理を行うための複数個例えば6個の現像モジュールDEV(DEV1〜DEV6)が2段×3列に設けられている。
またこの現像モジュールDEVの搬送領域R1の向い側には、処理モジュールを例えば3段×4列に設けた棚ユニットU1が設けられており、この棚ユニットU1は、この例では、露光後のウエハWを加熱処理するポストエクスポージャーベーキングモジュールなどと呼ばれている例えば6個の加熱モジュール(PHP1〜PHP6)、現像処理後のウエハWを水分を飛ばすために加熱処理するポストベーキングモジュール等と呼ばれている例えば6個の加熱モジュール(LHA1〜LHA6)を備えている。
DEV層B1の棚ユニットU2には、前記第1の受け渡し部として、ウエハ温度を所定温度に調整するための温調モジュールCPL11,CPL12が設けられており、前記温調モジュールCPL11に対しては、トランスファーアームCとメインアームA1と受け渡しアームDとがアクセスできるように構成され、前記温調モジュールCPL12に対しては、受け渡しアームDと後述するシャトルアームEがアクセスできるように構成されている。
また棚ユニットU3には、前記第2の受け渡し部として、下方側から温調モジュールCPL41,CPL42、受け渡しモジュールTRS41,TRS42が設けられており、各モジュールはメインアームA1とインターフェイスアームFとによりアクセスされるように構成されている。
続いて前記搬送領域R1に設けられたメインアームA1について説明する。このメインアームA1は、当該DEV層B1内の全てのモジュール(ウエハWが置かれる場所)の間でウエハの受け渡しを行うように構成されており、このために進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在、Y軸方向に移動自在に構成されている。
このメインアームA1は、図4に示すように、ウエハWの裏面側周縁領域を支持するための2本の保持アーム31,32を備えており、これら保持アーム31,32は基台33上を互いに独立して進退自在に構成されている。また基台33は、搬送基体35上に回転機構34を介して鉛直軸回りに回転自在に設けられている。図中36は、搬送領域R1の長さ方向(図1中Y方向)に伸びるガイドレール36、図中37は昇降用ガイドレールであり、前記搬送基体35は、この昇降用ガイドレール37に沿って昇降自在に構成されている。また前記昇降用ガイドレール37の下端部はガイドレール36の下方を潜って係止されており、昇降用ガイドレール37がガイドレール36に沿って横方向に移動することで、搬送基体35が搬送領域R1を横方向に移動できるようになっている。ここで昇降用ガイドレール37は、棚ユニットU1の各処理モジュールに対してウエハWの受け渡しを行うときに、保持アーム31,32と干渉しないように、保持アーム31,32が進退する位置からずれた位置において搬送基体35に設けられている。なお図中41は、その内部に3個の現像モジュールが搭載された現像モジュールの処理容器であり、42は処理モジュールの収納容器、43は収納容器42に設けられたウエハWの搬入出口である。
また前記シャトルアームEは、例えばDEV層B1内の上部空間において、棚ユニットU2と棚ユニットU3との間でウエハWの搬送を行なうための専用の搬送手段である。このシャトルアームEは、図4に示すように、ウエハWの裏面側周縁領域を支持し、基台52に沿って進退するための1本の保持アーム51を備えており、前記基台52は、搬送基体54上に回転機構53を介して鉛直軸回りに回転自在に設けられている。前記搬送基体54は、例えば棚ユニットU1の上部側に、棚ユニットU1の長さ方向(図中Y方向)に沿って設けられた支持部材56の搬送領域R1に臨む面に、搬送領域R1の長さ方向に伸びるように設けられたガイドレール55に沿って、前記長さ方向に移動するように構成され、こうして前記棚ユニットU2の温調モジュールCPL12にアクセスすると共に、インターフェイスアームFとの間で直接ウエハWの受け渡しを行なうように構成されている。
なお他の単位ブロックについて簡単に説明すると、BCT層B2は、液処理モジュールが3個であり、シャトルアームEと棚ユニットU3とが設けられていない以外はDEV層B1とほぼ同様に構成されており、液処理モジュールとして、ウエハWに対して反射防止膜形成用の塗布液を供給して、反射防止膜を形成するための3個の反射防止膜形成モジュールBCT(BCT1〜BCT3)が設けられ、棚ユニットU1は、ウエハWに対して疎水化処理を行なう例えば4個の疎水化処理モジュールADH1〜ADH4と、反射防止膜形成処理後のウエハWに対して加熱処理を行う例えば4個の加熱モジュールLHP21〜LHP24と、例えば4個の連結オーブンまたは加熱モジュールHHP1〜HHP4とを備えている。また棚ユニットU2には、第1の受け渡し部として、温調モジュールCPL21,CPL22と、受け渡しモジュールTRS21と、複数枚のウエハWが保持されるバッファモジュールSBU21とが設けられ、反射防止膜形成モジュールBCTと、棚ユニットU1及び棚ユニットU2に設けられたモジュールとの間でメインアームA2によりウエハWの受け渡しが行われるようになっている。また棚ユニットU2の各モジュールに対しては、メインアームA2と受け渡しアームDとがアクセスすると共に、受け渡しモジュールTRS21に対してはキャリアブロックS1のトランスファーアームCもアクセスできるようになっている。
またCOT層B3は、BCT層B2と同様に構成され、液処理モジュールとして、ウエハWに対してレジスト液(塗布液)を供給して、レジスト膜を形成するための3個の塗布モジュールCOT(COT1〜COT3)が設けられ、棚ユニットU1は、レジスト液塗布後のウエハWに対して加熱処理を行う例えば9個の加熱モジュールLHP31〜LHP39や1個の周縁露光装置(WEE)を備えている。前記加熱モジュールLHPとしては、例えばウエハWをその上に載置して加熱するための加熱プレートと、搬送アームを兼用する冷却プレートとを備え、メインアームA3と加熱プレートとの間のウエハWの受け渡しを冷却プレートにより行なう、つまり加熱冷却を1つのモジュールにて行うことができる構成の装置が用いられる。
また棚ユニットU2には、前記第1の受け渡し部として、温調モジュールCPL31,CPL32と、受け渡しモジュールTRS31と、バッファモジュールSBU31とが積層して設けられており、塗布モジュールCOTと、棚ユニットU1及び棚ユニットU2に設けられた各モジュールとの間でメインアームA3によりウエハWの受け渡しが行われるようになっている。また棚ユニットU2の各モジュールに対しては、COT層B3のメインアームA3と受け渡しアームDとがアクセスできるように構成されている。
このようなこのレジストパターン形成装置において、塗布膜として反射防止膜とレジスト膜を形成する場合を例にして、図5を用いてウエハWの流れについて簡単に説明する。先ず外部からキャリアブロックS1に搬入されたキャリア20内のウエハWは、トランスファーアームCにより棚ユニットU2の受け渡しモジュールTRS21を介してBCT層B2に受け渡され、BCT層B2内にて、メインアームA2により疎水化処理モジュールADH→棚ユニットU2の温調モジュールCPL22(21)→反射防止膜形成モジュールBCT→加熱モジュールLHPの経路で搬送され、反射防止膜が形成される。
続いてウエハWは、メインアームA2により例えば棚ユニットU2のバッファモジュールSUB21→受け渡しアームD→棚ユニットU2の温調モジュールCPL31(32)の経路で搬送され、COT層B3のメインアームA3により塗布モジュールCOT→加熱モジュールLHP→周縁露光装置WEEの経路で搬送されて、反射防止膜の上にレジスト膜が形成される。
次いでウエハWは、棚ユニットU2のバッファモジュールSUB31→受け渡しアームD→棚ユニットU2の温調モジュールCPL12→シャトルアームEまで搬送される。次いでシャトルアームE上のウエハWはインターフェイスブロックS3のインターフェイスアームFにより直接受け取られ、露光装置S4に搬送されて、所定の露光処理が行われる。
露光処理後のウエハWは、インターフェイスアームF→棚ユニットU3の受け渡しモジュールTRS41(42)→メインアームA1の経路によりDEV層B1に搬送され、当該DEV層B1にて、加熱モジュールPHP→棚ユニットU3の温調モジュールCPL41(42)→現像モジュールDEV→加熱モジュールLHA→棚ユニットU2の温調モジュールCPL11の順序で搬送され、所定の現像処理が行われる。こうして現像処理が行われたウエハWは、トランスファーアームCにより、キャリアブロックS1に載置されている元のキャリア20に戻される。
そして上述のレジストパターン形成装置は、各処理モジュールのレシピの管理や、ウエハWの搬送フロー(搬送経路)のレシピの管理や、各処理モジュールにおける処理や、メインアームA1〜A3、トランスファーアームC、受け渡しアームD、シャトルアームE、インターフェイスアームFの駆動制御を行うコンピュータからなる制御部7を備えている。この制御部7は、例えばコンピュータプログラムからなるプログラム格納部を有しており、プログラム格納部には、レジストパターン形成装置全体の作用、つまりウエハWに対して所定のレジストパターンを形成するための、各処理モジュールにおける処理やウエハWの搬送等が実施されるようにステップ(命令)群を備えた例えばソフトウェアからなるプログラムが格納される。そして、これらプログラムが制御部7に読み出されることにより、制御部7によってレジストパターン形成装置全体の作用が制御される。なおこのプログラムは、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に収納された状態でプログラム格納部に格納される。
図6はこの制御部7の構成を示すものであり、実際にはCPU(中央処理モジュール)、プログラム及びメモリなどにより構成されるが、本発明では加熱モジュール数の使用モジュール数の決定に特徴があるので、ここではそれに関連する構成要素の一部をブロック化して説明するものとする。図6中70はバスであり、このバス70には、搬送フロー作成部71、搬送律速時間演算部72、サイクル律速時間決定部73、使用モジュール数演算部74、使用モジュール選択部75、搬送スケジュール作成部76、レシピ格納部77、搬送制御部78が接続されている。
搬送フロー作成部71は、前記キャリアブロックS1内のキャリア20にかかるプロセスレシピに応じて、ウエハWが搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記メインアームA(A1〜A3)によりウエハWを受け渡してから、当該ウエハWに対して処理を行い、このウエハWが前記メインアームAに対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する手段である。
例えばオペレータがコンピュータの画面上で、レシピ格納部71に格納されたプロセスレシピから、前記キャリアブロックS1内のキャリア20にかかる所定のプロセスレシピを選択すると、これに基づいて前記搬送フローが作成されるようになっている。つまり前記プロセスレシピには、ウエハWが搬送される順番に沿ってモジュールの種別が記載された搬送レシピと、各モジュールにて行なわれる処理レシピとが記載されており、一つのプロセスレシピが選択されると、自動的に前記モジュールの種別と、前記必要滞在時間とが選択され、前記搬送フローが作成されるようになっている。なおオペレータがコンピュータの画面上で、ウエハWが搬送される順番に沿ってモジュールの種別を選択し、次いで各モジュールにおいて行なわれる処理レシピを選択することにより、前記モジュールの種別と、前記必要滞在時間とを選択し、これに基づいて前記搬送フローが作成するようにしてもよい。この際、オペレータが選択するモジュールは、例えば塗布モジュールCOTや加熱モジュールLHPというように、同じ処理を行うモジュールの種別であって、塗布モジュールCOT1や加熱モジュールLHP1というような個々のモジュールではない。
また前記必要滞在時間とは、既述のように、あるモジュールにメインアームAからウエハWを受け渡してから、当該ウエハWに対して処理を行い、処理後のウエハWが前記メインアームAに対して受け渡し可能になるまでに当該モジュール内にウエハWが滞在する最低時間である。あるモジュールにメインアームAからウエハWを受け渡すとは、例えばこのモジュールの載置部に設けられた昇降ピン上にメインアームAからウエハWを受け渡すことをいい、前記処理後のウエハWが前記メインアームAに対して受け渡し可能になるとは、例えば処理後のウエハWを保持する昇降ピンがメインアームAにウエハWを受け渡すために上昇したときをいう。
前記搬送律速時間演算部72は、メインアームAが受け渡しを担当するモジュール数に基づいて、メインアームA毎に必要搬送時間を演算し、最も長い時間を搬送律速時間とする手段である。メインアームAの搬送速度は決まっているので、受け渡しを行なうモジュールが多くなれば必要搬送時間が長くなり、反対にモジュールが少なくなれば必要搬送時間が短くなる。
サイクル律速時間決定部73は、塗布モジュールCOTについて、前記必要滞在時間を、当該塗布モジュールCOTの搭載数で除した必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とする手段である。このサイクル律速時間とは、搬送スケジュールに沿ってウエハWを搬送する際に、搬送スケジュールの1サイクルを実施する時間である。
また使用モジュール数決定部74は、搬送フローに記載された並び順に前記必要搬送サイクル時間を演算し、この必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間以下のときには、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とし、前記必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間より大きいときには、この必要搬送サイクル時間を新たなサイクル律速時間として、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を新たなサイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とする手段である。
また使用モジュール選択部75は、決定された使用モジュール数に基づいて、使用するモジュールを選択する手段であり、例えばこのモジュールの選択はオペレータによりコンピュータの画面上にて、使用するモジュールを選択することにより行われる。
さらに搬送スケジュール作成部76は、前記搬送フローと、選択された使用モジュールと、各モジュールにおいて行われるプロセスレシピに基づいて、ロット内の全てのウエハWについてどのタイミングでどのモジュールに搬送するかといった内容のスケジュール、例えばウエハWに順番を割り当て、ウエハWの順番と各モジュールとを対応づけて搬送サイクルを指定した搬送サイクルデータを時系列に並べて作成された搬送スケジュールを作成する手段である。この搬送スケジュールでは、前記新たなサイクル律速時間により、搬送スケジュールの1サイクルが実施される。
またレシピ格納部77は記憶部に相当する部位であり、各モジュールにおいて、ウエハWに対して行う処理条件などが記録されたプロセスレシピや、前記搬送フローや、搬送スケジュール等が格納される手段である。搬送制御部78は、前記搬送スケジュールを参照し、搬送サイクルデータに書き込まれているウエハを、そのウエハに対応するモジュールに搬送するように、トランスファーアームC、メインアームA1〜A3、受け渡しアームD、シャトルアームE、トランスファーアームC、インターフェイスアームFを制御し、これにより搬送サイクルを実行する部位であり、メインアームAを制御する手段に相当する。
続いて本実施の形態の作用説明を図7〜図11を用いて行う。先ずオペレータが、コンピュータの画面上にて、キャリアブロックS1のキャリア20に応じたプロセスレシピを選択する。これによりウエハWを搬送する順番に沿ってモジュールの種類が選択され(ステップS1)、各モジュールにて行われる処理の処理レシピを選択されるので(ステップS2)、これによって搬送フロー作成部71にて、例えば図8に示すような搬送フローが作成される(ステップS3)。図8の搬送フローでは、同じ種類のモジュールの搭載数と、受け渡しを担当するメインアームAが合わせて記載されている。なおこの搬送フローにおいては、ステップ2〜ステップ7はBCT層B2、ステップ8〜ステップ12はCOT層B3、ステップS15〜ステップ20はDEV層B1にて行われる工程を夫々示している。またステップ13のISUHは、シャトルアームEに関する工程(温調モジュールCPL12→シャトルアームEを纏めて記載したものであり、またステップS14のEIFはインターフェイスアームFである。
こうして各メインアームが受け渡しを担当するモジュールが決定されるので、搬送律速時間演算部72にて各メインアームA1〜A3の搬送必要搬送サイクル時間が演算され、最も長い時間この例ではメインアームA1とメインアームA3の必要搬送時間である16秒が搬送律速時間として決定される(ステップS4)。
続いてサイクル律速時間決定部73により塗布モジュールCOTについて前記必要搬送サイクル時間を演算し、この必要搬送サイクル時間と前記搬送律速時間とを比較して、長い方をサイクル律速時間に設定する(ステップS5)。ここでは塗布モジュールCOTの必要滞在時間は60秒、搭載数は3個であるので、この必要搬送サイクル時間は、(必要滞在時間/搭載数=60秒/3個)により20秒となり、前記搬送律速時間(16秒)よりも長いので、この時間がサイクル律速時間と設定される。なお通常は、装置のスループットを向上させるために、メインアームの搬送律速時間がサイクル律速時間とならないように、各モジュールの搭載数が決定されているため、メインアームAにおける搬送律速時間を求める工程や、搬送律速時間と必要搬送サイクル時間との比較によりサイクル律速時間を求める工程は省略し、塗布モジュールCOTの必要サイクル時間をサイクル律速時間と決定してもよい。
次いで使用モジュール数決定部74により、前記搬送フローに記載され並び潤に各モジュール毎に使用モジュール数を求める(ステップS6)。この例について、図9及び図10のフローチャートを用いて説明すると、先ずステップS11にて搬送フローの最初のモジュールから始めるように指令を出力し、ステップS12にて当該モジュールに必要滞在時間があるか否かを判断する。そして必要滞在時間がない場合にはステップS20に進み、搬送フローの次のモジュールに進むように指令を出力する。この搬送フローでは最初のモジュールであるTRSモジュール(受け渡しモジュール)には必要滞在時間がないので、次いでADHモジュール(疎水化モジュール)に進む。
一方当該モジュールに必要滞在時間がある場合にはステップS13に進み、当該モジュールの必要搬送サイクル時間がサイクル律速時間以内であるか否かを判断する。そしてサイクル律速時間以内であればステップS14に進み、サイクル律速時間を超えている場合にはステップS15に進んで、このモジュールの必要搬送サイクル時間を新たなサイクル律速時間に設定した後、ステップS13に戻る。前記ADHモジュールでは、必要搬送サイクル時間は15秒(必要滞在時間:60秒/搭載数:4個=15秒)であるので、そのままステップS14に進む。
ステップS14にてm=1とした後ステップS16に進み、ここで当該モジュールの必要滞在時間/(搭載数−m)がサイクル律速時間以内であるか否かを判断する。サイクル律速時間以内であればステップS17に進み、新たに前記mに1を加えてステップS16に戻る。一方サイクル律速時間を超えていればステップS18に進み、ここで次の(1)式より使用モジュール数を求める。
使用モジュール数=搭載数−m+1・・・(1)
前記ADHモジュールでは、ステップS16にて、必要滞在時間/(搭載数−m:m=1)=60秒/(4−1)=20秒であって、サイクル律速時間以内であるので、ステップS17を介して再度ステップS16にて、必要滞在時間/(搭載数ーm:m=2)=60秒/(4−2)=30秒を演算する。この場合にはサイクル律速時間を超えてしまうので、ステップS18にて、使用モジュール数は(1)式より4−2+1個つまり3個となる。
こうしてステップS18にて使用モジュール数が決定された後、ステップS19に進み、当該モジュールが搬送フローの最後のモジュールであるか否かを判断し、最後のモジュールである場合には、図10に示す工程に進む。一方最後のモジュールではない場合には、ステップS20に進み、搬送フローの次のモジュールに進む。
このように図9のフローチャートに従って、搬送フローの各モジュールについて、順番が最小のモジュール(TRSモジュール)から順番が最大のモジュール(CPLモジュール)まで順に、使用モジュール数の決定が行われる。この際搬送フローのステップS6のLHPモジュール(加熱モジュール)の場合を例にして再度説明すると、当該モジュールの必要搬送サイクル時間は22.5秒(必要滞在時間:90秒/搭載数:4個=22.5秒)であり、サイクル律速時間である20秒を超えているので、ステップS15に進み、当該モジュールの必要搬送サイクル時間を新たなサイクル律速時間として、以降のステップを行なう。
つまりステップS16において、必要滞在時間/(搭載数−m:m=1)=90秒/(4−1)=30秒であって、新たなサイクル律速時間である22.5秒を超えていると判断してステップS18に進み、使用モジュール数を(1)式より4個(4−1+1個)と求める。
また搬送フローのステップ10のLHPモジュール(加熱モジュール)の場合には、当該モジュールの必要搬送サイクル時間は22.5秒(必要滞在時間:90秒/搭載数:9個=10秒)であり、新たなサイクル律速時間である22.5秒以内であるので、ステップS16に進み、必要滞在時間/(搭載数ーm:m=1)=90秒/(9−1)=11.5秒が前記新たなサイクル律速時間以内であるか否かを判断する。この場合にはサイクル律速時間以内であるので、ステップS17を介してステップS16にて再び必要滞在時間/(搭載数−m)を演算する。この例では、m=5では、必要滞在時間/(搭載数−m:m=5)=90秒/(9−5)=22.5秒であり、m=6では、必要滞在時間/(搭載数−m:m=6)=90秒/(9−6)=30秒であるので、m=6のときにステップS18に進み、使用モジュール数を(1)式より4個(9−6+1個)と求める。
このようにすると、前記使用モジュール数決定部74において、搬送フローに記載された順番が最小のモジュールから最大のモジュールまで順に前記必要搬送サイクル時間を演算し、この必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間以下のときには、モジュールにおける前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を使用モジュール数とし、前記必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間より大きいときには、この必要搬送サイクル時間を新たなサイクル律速時間として、モジュールにおける前記必要滞在時間を新たなサイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて使用モジュール数とすることが行われることになり、こうして求められた使用モジュール数は例えば図11に示すように、搬送フローに記載される。
こうしてステップS6において、各モジュールについて使用モジュール数が演算された後、搬送フローに記載された各モジュールについて、順番が最小のモジュールから最大のモジュールまで順に使用モジュール数の再演算が行われる(ステップS7)。この再演算は、例えば図10に示すフローチャートに基づいて行われる。このフローチャートは、この再演算のときには、既に各モジュールについて前記必要搬送サイクル時間が計算されており、最も必要搬送サイクル時間が長いモジュールに基づいてサイクル律速時間が決定されていて、新たなサイクル律速時間の設定は不要であるため、この点を省略したことを除いては図9に示すフローチャートとほぼ同様であるので説明は省略する。
続いて使用モジュール選択部75により、例えばオペレータが具体的に使用するモジュールを、例えばCOT層B3においてLHPモジュールを4個選択する場合には、LHP1,LHP2,LHP3,LHP4というように、これらモジュール固有の識別番号を用いて選択し(ステップS8)、次いで搬送スケジュール作成部76により、図11に示す搬送フローに基づいて、ウエハWの順序と搬送順序とを対応づけた搬送スケジュールを作成する。そして塗布、現像装置では、この搬送スケジュールに基づいてウエハWが搬送され、所定のレジストパターン形成処理が行われることになる。この搬送スケジュールでは、前記新たなサイクル律速時間である22.5秒間で、搬送スケジュールの1サイクルが実施される。
このような構成では、オペレータが搬送順序に沿って使用するモジュールを選択すると共に、各モジュールにて行われる処理レシピを選択すると、自動的に各モジュールの使用数が演算されるので、オペレータの経験や勘に寄らずに、正確なモジュールの使用数が求められる。この際このモジュールの使用数は、モジュールのサイクル律速時間に基づいて設定されているので、当該サイクル律速時間にて搬送スケジュールの1サイクルを実施するときに、必要な個数として決定される。
従って従来のように、使用する可能性のないモジュールまで誤って搬送スケジュールに組み込むおそれがないので、加熱モジュールLHPや、疎水化処理モジュールADH等のように処理温度まで温度調整が行なわなければならないモジュール等において、使用しないモジュールについて温度調整を行なうといった事態の発生が防止できる。このため電力の無駄を省いて、省エネルギー化を図り、運転コストを低減することができる。
また上述の例では、搬送フローに記載された全てのモジュールについて使用モジュール数が演算された後、再度全てのモジュールについて使用モジュール数が再演算されるので、例えば搬送フローにおける最後のモジュールについて新たなサイクル律速時間が設定された場合であっても、これに基づいて使用モジュール数が再演算されることになり、使用モジュール数の決定を正確に行うことができる。
以上において、使用モジュール数の決定は次のように行ってもよい。この例においては、図12に示すようにステップS31〜ステップS34までは、図7のフローチャートのステップS1〜ステップS4までと同じであるが、前記サイクル律速時間決定部73では、前記必要搬送サイクル時間を搬送フローに記載されたモジュール毎に演算し、最も長い必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間を求めることが行われ、搬送律速時間と必要搬送サイクル時間との比較により、長い方の時間がサイクル律速時間と決定される(ステップS35)。なおこの例においても、搬送律速時間を求める工程や、搬送律速時間と必要搬送サイクル時間との比較によりサイクル律速時間を求める工程は省略し、最も長い必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間と決定してもよい。
そして使用モジュール数決定部74では、搬送フローに記載された加熱モジュールについて、前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求め、使用モジュール数とすることが行われる(ステップS6)。具体的に図13のフローチャートを用いて説明すると、先ずステップS41にて搬送フローの最初のモジュールから始めるように指令し、ステップS42にて当該モジュールに必要滞在時間があるか否かを判断する。そして必要滞在時間がない場合にはステップS48に進み、搬送フローの次のモジュールに進むように指令を出力する。
一方当該モジュールに必要滞在時間がある場合には、ステップS43を介してステップS44に進み、ここで必要滞在時間/(搭載数−m)がサイクル律速時間以内であるか否かを判断する。サイクル律速時間以内であればステップS45に進み、新たに前記mに1を加えてステップS44に戻る。一方サイクル律速時間を超えていればステップS46に進み、前記(1)式より使用モジュール数を求める。
ステップS46にて使用モジュール数が決定されるとステップS47に進み、当該モジュールが搬送フローの最後のモジュールであるか否かを判断し、最後のモジュールではない場合にはステップS48に進み、搬送フローの次のモジュールについて使用モジュール数を決定する。一方最後のモジュールである場合には終了する。
この例においては、使用モジュール数の演算を行う前に、搬送フローに記載されたモジュールにおいて最も長い必要搬送サイクル時間であるサイクル律速時間を求めているので、使用モジュール数の演算を行う際にサイクル律速時間が新たに設定されることがない。このため使用モジュール数の計算をスムーズに行うことができる。また使用モジュール数を演算する際にサイクル律速時間が新たに設定されることがないので、使用モジュール数の再演算を行う必要がない。
以上において使用モジュール数の計算は、加熱モジュールのみに対して行うようにしてもよい。ここで加熱モジュールとは、LHPモジュールや、PHPモジュール、LHAモジュール等である。仮に温調モジュールについて使用しないモジュールがあったとしても、当該モジュールの温調に対しては電力の消費量が少ないからである。また使用モジュール数の再演算をしなくても、ある種類の加熱モジュールについては使用数が正確に求められ、これにより電力の無駄を抑えるという効果があるので、必ずしも使用モジュール数の再演算は必要はない。
さらに本発明では、オペレータが加熱モジュールを選択する代わりに、例えば前ロットで使用した加熱モジュールにおける処理温度と、前ロットで使用しない加熱モジュールの温度と、当該ロットにおける処理温度とを比較し、温調時間が最も短くなるように、加熱モジュールを自動的に選択するようにしてもよい。
例えば温調時間が短くなるとは、前ロットで使用した加熱モジュールの処理温度と、当該ロットで使用する加熱モジュールの処理温度が同じである場合には前ロットで使用した加熱モジュールを選択し、
また前ロットで使用した加熱モジュールの処理温度と、当該ロットで使用する加熱モジュールの処理温度が異なる場合では、前ロットで使用しない加熱モジュールがある場合には、その加熱モジュールを選択するということである。前ロットで使用した加熱モジュールは、当該加熱モジュールにおいて前ロットの最後のウエハW20を処理し、当該ウエハW20を当該加熱モジュールから搬出してから、温度調整を開始するのに対し、前ロットで使用しない加熱モジュールについては、前ロットのウエハWを処理を行っているときから温調することができるので、使用しないモジュールの方が温調時間が短いからである。
ここで装置内に6個搭載された加熱モジュール(LHPモジュール)を用いて具体的に説明する。前ロットではLHP1,LHP2,LHP3,LHP4の4個の加熱モジュールを使用し、当該ロットにおいても加熱モジュールを4個使用する場合であって処理温度が異なる場合を想定する。当該ロットでは先ず使用していない2個のLHP5モジュール,LHP6モジュールを選択し、これらモジュールについては前ロットの間に温調しておく、そして当該ロットでは、これらLHP5モジュール,LHP6モジュールに対して、順次当該ロットのウエハB1、B2を入れていく。そして前ロットでは、LHP1モジュール、LHP2モジュールから順次処理済みの全ロットのウエハが搬出されていき、早く空くので,ウエハB3、ウエハB4については、前記LHP1及びLHP2モジュールから順次搬送するようにモジュールを選択する。なおこの選択方法を実施するに際しては、2つ以上のロットのウエハWについて、オペレータが同時に搬送順序を指定して、使用モジュール数を演算し、使用モジュールを選択することが必要となる。
以上において本発明は半導体ウエハのみならず液晶ディスプレイ用のガラス基板(LCD基板)といった基板を処理する塗布、現像装置にも適用できる。また塗布、現像装置の構成については上述の例に限らず、同じ処理ブロック内に塗布モジュールや現像モジュールが搭載されている構成であってもよいし、塗布、現像装置に搭載されるモジュールの種類や搭載数、配置、モジュールの搬送順序等は適宜選択可能である。
本発明に係る塗布、現像装置の実施の形態を示す平面図である。 前記塗布、現像装置を示す斜視図である。 前記塗布、現像装置を示す側部断面図である。 前記塗布、現像装置におけるDEV層B1の単位ブロックを示す斜視図である。 前記塗布、現像装置におけるウエハWの搬送経路を示す断面図である。 前記塗布、現像装置の制御部の一例を示す構成図である。 前記塗布、現像装置において使用モジュール数を決定する際の工程図である。 前記塗布、現像装置における搬送フローの一例を示す構成図である。 前記塗布、現像装置の作用を説明するためのフローチャートの一例である。 前記塗布、現像装置の作用を説明するためのフローチャートの一例である。 前記塗布、現像装置における搬送フローの一例を示す構成図である。 前記塗布、現像装置において使用モジュール数を決定する際の工程図である。 前記塗布、現像装置における搬送フローの一例を示す構成図である。 従来の塗布、現像装置を示す平面図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
20 キャリア
S1 キャリアブロック
S2 処理ブロック
S3 インターフェイスブロック
S4 露光装置
A1〜A3 メインアーム
C トランファーアーム
D 受け渡しアーム
E シャトルアーム
F インターフェイスアーム
BCT 反射防止膜形成モジュール
COT 塗布モジュール
DEV 現像モジュール
7 制御部
71 搬送フロー作成部
73 サイクル律速時間演算部
74 使用モジュール数決定部

Claims (7)

  1. 複数枚の基板を収納したキャリアが載置され、キャリアとの間で基板の受け渡しを行う受け渡し手段を備えたキャリアブロックと、前記受け渡し手段から受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行うための処理ブロックと、を有し、
    処理ブロックは、塗布液を基板に塗布する複数の液処理モジュールと、基板を加熱処理する複数の加熱モジュールと、基板を温調する複数の温調モジュールと、前記各モジュールの内の基板の搬送経路における下流側のモジュールから当該モジュールにより処理された基板を受け取って、前記モジュールよりも1つ上流側のモジュールにより処理された基板を前記下流側のモジュールに受け渡す基板搬送手段と、を備え、こうして前記基板搬送手段により、基板が上流側のモジュールから下流側のモジュールに順次搬送されて行く塗布、現像装置において、
    前記キャリアブロック内のキャリアにかかるプロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する搬送フロー作成部と、
    前記必要滞在時間を、対応するモジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間を搬送フローに記載されたモジュール毎に演算し、最も長い必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とするサイクル律速時間決定部と、
    搬送フローに記載された加熱モジュールについて、前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求め、使用モジュール数とする使用モジュール数決定部と、を備えたことを特徴とする塗布、現像装置。
  2. 複数枚の基板を収納したキャリアが載置され、キャリアとの間で基板の受け渡しを行う受け渡し手段を備えたキャリアブロックと、前記受け渡し手段から受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行うための処理ブロックと、を有し、
    処理ブロックは、塗布液を基板に塗布する複数の液処理モジュールと、基板を加熱処理する複数の加熱モジュールと、基板を温調する複数の温調モジュールと、前記各モジュールの内の基板の搬送経路における下流側のモジュールから当該モジュールにより処理された基板を受け取って、前記モジュールよりも1つ上流側のモジュールにより処理された基板を前記下流側のモジュールに受け渡す基板搬送手段と、を備え、こうして前記基板搬送手段により、基板が上流側のモジュールから下流側のモジュールに順次搬送されて行く塗布、現像装置において、
    前記キャリアブロック内のキャリアにかかるプロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する搬送フロー作成部と、
    前記液処理モジュールの内のレジスト液を基板に塗布する塗布モジュールにおける前記必要滞在時間を、塗布モジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とするサイクル律速時間決定部と、
    前記搬送フローに記載された並び順に各モジュールについて前記必要搬送サイクル時間を演算し、この必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間以下のときには、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とし、前記必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間より大きいときには、この必要搬送サイクル時間を新たなサイクル律速時間として、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を新たなサイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とする使用モジュール数決定部と、を備えたことを特徴とする塗布、現像装置。
  3. 前記使用モジュール数決定部では、搬送フローに記載された並び順に各モジュールについて使用モジュール数を求めた後、再度搬送フローに記載された並び順に各モジュールについて使用モジュール数を求めることを特徴とする請求項2記載の塗布、現像装置。
  4. 複数枚の基板を収納したキャリアが載置され、キャリアとの間で基板の受け渡しを行う受け渡し手段を備えたキャリアブロックと、前記受け渡し手段から受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行うための処理ブロックと、を有し、
    処理ブロックは、塗布液を基板に塗布する複数の液処理モジュールと、基板を加熱処理する複数の加熱モジュールと、基板を温調する複数の温調モジュールと、前記各モジュールの内の基板の搬送経路における下流側のモジュールから当該モジュールにより処理された基板を受け取って、前記モジュールよりも1つ上流側のモジュールにより処理された基板を前記下流側のモジュールに受け渡す基板搬送手段と、を備え、こうして前記基板搬送手段により、基板が上流側のモジュールから下流側のモジュールに順次搬送されて行く塗布、現像方法において、
    前記キャリアブロック内のキャリアにかかるプロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する工程と、
    次いで前記必要滞在時間を、対応するモジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間を搬送フローに記載されたモジュール毎に演算し、最も長い必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とする工程と、
    次いで搬送フローに記載された加熱モジュールについて、前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求め、使用モジュール数とする工程と、を含むことを特徴とする塗布、現像方法。
  5. 複数枚の基板を収納したキャリアが載置され、キャリアとの間で基板の受け渡しを行う受け渡し手段を備えたキャリアブロックと、前記受け渡し手段から受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行うための処理ブロックと、を有し、
    処理ブロックは、塗布液を基板に塗布する複数の液処理モジュールと、基板を加熱処理する複数の加熱モジュールと、基板を温調する複数の温調モジュールと、前記各モジュールの内の基板の搬送経路における下流側のモジュールから当該モジュールにより処理された基板を受け取って、前記モジュールよりも1つ上流側のモジュールにより処理された基板を前記下流側のモジュールに受け渡す基板搬送手段と、を備え、こうして前記基板搬送手段により、基板が上流側のモジュールから下流側のモジュールに順次搬送されて行く塗布、現像方法において、
    前記キャリアブロック内のキャリアにかかるプロセスレシピに応じて、基板が搬送される順番に沿って並ぶ前記モジュールの種別と、前記モジュールに前記基板搬送手段により基板を受け渡してから、当該基板に対して処理を行い、この基板が前記基板搬送手段に対して受け渡し可能になるまでの必要滞在時間と、を対応付けた搬送フローを作成する工程と、
    前記液処理モジュールの内のレジスト液を基板に塗布する塗布モジュールにおける前記必要滞在時間を、塗布モジュールの搭載数で除して得られる必要搬送サイクル時間をサイクル律速時間とする工程と、
    前記搬送フローに記載された並び順に各モジュールについて前記必要搬送サイクル時間を演算し、この必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間以下のときには、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を前記サイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とし、前記必要搬送サイクル時間が前記サイクル律速時間より大きいときには、この必要搬送サイクル時間を新たなサイクル律速時間として、加熱モジュールにおける前記必要滞在時間を新たなサイクル律速時間で除した値と同じか、前記値よりも大きくて最も近い整数を求めて当該加熱モジュールの使用モジュール数とする工程と、を含むことを特徴とする塗布、現像方法。
  6. 前記使用モジュール数を決定する工程の後に、搬送フローに記載された並び順に各モジュールについて、再度使用モジュール数を求める工程を行うことを特徴とする請求項5記載の塗布、現像方法。
  7. 処理ブロックにて、複数枚の基板を収納したキャリアが載置されるキャリアブロックから受け取った基板に塗布膜を形成すると共に、露光後の基板に対する現像を行う塗布、現像装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記プログラムは、請求項4ないし請求項6に記載された塗布、現像方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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