JP3862596B2 - 基板処理方法 - Google Patents

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    • Y10S414/135Associated with semiconductor wafer handling

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばレジスト液が塗布され、露光処理がされた基板の表面に現像液を供給して現像処理を行う基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造プロセスにおいては、半導体ウエハ(以下ウエハという)や液晶ディスプレイのLCD基板などの基板にレジスト液を塗布し、フォトマスクを用いてそのレジスト膜を露光し、それを現像することによって所望のレジストパターンを基板上に作製するフォトリソグラフィ技術が用いられている。
【0003】
このフォトリソグラフィは、図10の概略図に示す基板処理システムによって行われる。このシステムは、例えば12インチサイズの半導体ウエハ(以下ウエハという)を処理する場合を例にとると、ウエハカセットCを搬入出するカセットステ−ジ11と処理部1Aとインターフェイス部1Bと露光装置1Cとよりなり、処理部1Aには、ウエハにレジスト液を塗布するための塗布ユニットや露光処理後のウエハに対して現像処理を行うための現像ユニットを備えた液処理ユニット12,13と、3個の棚ユニット14A,14B,14Cと、棚ユニット14A〜14Cと液処理ユニット12,13との間でウエハの受け渡しを行う2個のメインアーム15A,15Bと、を備えている。
【0004】
前記棚ユニット14A〜14Cには、例えばカセットステージ11と処理部1Aとの間や、棚ユニット14A〜14C同士の間でウエハの受け渡しを行うための受け渡しユニット(TRS1〜TRS4)や、ウエハの冷却を行うための冷却装置(CPL1〜CPL3)、ウエハの加熱を行うための加熱装置(LHP1,LHP2)、露光処理後の加熱処理を行うための加熱装置(PEB)などの装置が組み込まれている。
【0005】
そしてこのシステムでは、カセットステ−ジ11に載置されたカセットC内のウエハWは、受け渡しアーム16を介して処理部1Aに搬入され、この処理部1Aにおいて塗布ユニットにてレジスト液の塗布が行われ、所定のレジスト膜が形成されたウエハWはインターフェイス部1Bを介して露光装置1Cに送られ、ここで露光される。その後ウエハは処理部1Aに戻されて、現像ユニットにて所定の現像処理が行われて、その後受け渡しアーム16を介してカセットステージ11に戻される。この際レジスト液の塗布処理や現像処理の前後にはウエハの加熱処理や冷却処理が行われる。
【0006】
ここで前記メインアーム15A,15Bは、ウエハを、図11に示すように、往路はTRS1→CPL1→塗布ユニット(COT)→TRS2→LHP1→CPL2の経路でカセットステージ11からインターフェイス部1Bに向けて搬送し、次いで復路は反対方向に方向転換し、PEB→CPL3→現像ユニット(DEV)→LHP2→TRS3→TRS4の経路でインターフェイス部1Bからカセットステージ11に向けて搬送するように移動する。この内メインアーム15Aは、図11に示すように、TRS1→CPL1→塗布ユニット(COT)→TRS2→TRS3→TRS4→TRS1の経路で1周(1サイクル)するように移動し、メインアーム15Bは、TRS2→LHP1→CPL2→PEB→CPL3→現像ユニット(DEV)→LHP2→TRS3→TRS2の経路で1周(1サイクル)するように移動するようにプログラムが設定されている。なお前記TRS1,TRS4はカセットステージ11と処理部1Aとの間、前記TRS2,TRS3は棚ユニット14A〜14C同士の間で、夫々ウエハの受け渡しを行うための受け渡しユニットである。
【0007】
前記2個のメインアーム15A,15Bは各ユニットに対してウエハの搬出と搬入とを行うことができるように例えば上下2本のアームを備えており、例えばメインアーム15Aを例にして説明すると、このメインアーム15Aはn枚目のウエハWnをTRS1から受け取って次工程のCPL1へ搬送し、処理部1A内を上述の経路で1サイクルして戻ってきて、次の((n+1)枚目)のウエハW(n+1)をTRS1から受け取って、同様に搬送する。このようにこの基板処理システムでは、メインアーム15Aが1サイクルする毎に次のウエハがTRS1を介して処理部1A内に搬送され、こうしてメインアーム15A,15Bによりウエハが上述の経路で搬送されて所定の処理が行われ、これによりロットの全てのウエハに対して順次連続して所定の処理が行われる。
【0008】
ところで前記塗布ユニットにおけるウエハ表面へのレジスト液の塗布は、鉛直軸まわりに回転可能に設けられたスピンチャックにウエハを略水平に保持させた状態で、ノズルからウエハ表面のほぼ回転中心に所定量のレジスト液を供給し、次いでウエハを回転させ、回転の遠心力により前記レジスト液をウエハ表面に拡散させることにより行われている。このときノズルへのレジスト液の供給は、例えば貯留タンク内のレジスト液を供給路を介してポンプにより圧送することによって行われる。
【0009】
ここでウエハへのレジスト液の供給を停止すると、ノズルや供給路内にレジスト液が残存するが、レジスト液は長時間放置されると乾燥したり、変質したりするので、例えばウエハのロットの処理の切れ目にはダミーディスペンスを行い、ノズルや供給路内のレジスト液を排出するようにしている。ダミーディスペンス時間は10秒〜30秒程度であるが、排出する液の蒸気がウエハに悪影響を与えるので、ダミーディスペンスはウエハを塗布ユニット内に搬入しない状態で行うことが好ましい。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】
ところでメインアーム15A,15Bが進行方向に対して前進したり、後退したりして移動する経路のプログラムはかなり煩雑であるので、メインアーム15A,15Bは既述のように、夫々1サイクルする経路で処理部1A内を後退することなく移動するように搬送プログラムが作成されている。このため塗布ユニットにてダミーディスペンスを行う場合には、ダミーディスペンスが終了するまでウエハの搬送が停止してしまい、処理のスループットが悪化するという問題がある。
この理由についてロットAのウエハの枚数を25枚とし、ロットAとロットBとの間にダミーディスペンスを行う場合を例にして具体的に説明すると、塗布ユニットにてロットAの最後のウエハA25のレジスト塗布が終了した場合、メインアーム15Aの一方のアームは次のロットBの先頭ウエハB01を前工程のCPL1から取り出し、他方のアームが塗布ユニットからウエハA25を受け取る。
一方塗布ユニットの次工程のTRS2にはロットAの最後から2枚目のウエハA24が入っているが、このウエハA24はメインアーム15Bにより次工程のLHP1に搬送されるので、TRS2からウエハA24が取り出された後、メインアーム15Aの他方のアームがウエハA25をTRS2に受け渡す。
そしてメインアーム15の一方のアームがウエハB01を塗布ユニットに受け渡そうとするが、塗布ユニットにてダミーディスペンスを行う場合には、上述のようにウエハB01を塗布ユニットに搬入できないので、メインアーム15Aは一方のアームにてウエハB01を保持したまま、塗布ユニットのダミーディスペンスを待つことになる。これによりダミーディスペンスが終了するまでメインアーム15Aによるウエハの搬送が停止してしまう。
【0011】
またウエハB01を塗布ユニットに搬入してダミーディスペンスを行ったとしても、ウエハB01は塗布ユニット内にダミーディスペンス時間分余計に搬入されているため、メインアーム15AがウエハB01を取り出す際に、ダミーディスペンス時間分待機することになり、結局その間ウエハの搬送が停止してしまう。
【0012】
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、液処理装置においてダミーディスペンスを行う場合であっても、ダミーディスペンスが終了するまで基板搬送手段が処理ユニットに対しての基板の授受を待機することによる基板の搬送停止を防ぐ技術を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このため本発明に係る基板処理方法は、複数枚の基板を収納した基板カセット内の基板を受け渡し手段により予め定めたサイクルタイムで順番に受け渡し部に受け渡し、
一方、前記受け渡し台と、基板に処理液を供給して処理を行う液処理装置と、液処理装置の前処理を行う処理ユニットと、を含む受け渡し場所に対して基板搬送手段が循環路に沿って予め定めた順番で基板の受け渡しを行うと共に、基板搬送手段が循環路を1周するサイクルタイムが予め決められており、
液処理装置において前ロットの基板の処理と後ロットの基板の処理との間に処理液を排出するダミーディスペンスを行う基板処理方法において、
前ロットの最後の基板が前記受け渡し部から基板搬送手段に受け渡された後、前記受け渡し部から基板搬送手段への後ロットの最初の基板の受け渡しが前記サイクルタイムとダミーディスペンス時間とに基づいて決定された前記サイクルタイムの整数倍の時間だけ停止するように、受け渡し手段による前記受け渡し部への後ロットの最初の基板の受け渡しを停止し、前記受け渡し部から基板搬送手段への後ロットの最初の基板の受け渡しが停止している期間中にダミーディスペンスが行われることを特徴とする。
この際例えば前記処理ユニットとしては、基板の加熱を行う加熱装置や、基板の冷却を行う冷却装置、基板の受け渡しを行う受け渡しユニットなどが相当する。
このような方法では、液処理装置においてダミーディスペンスを行うにあたり、ダミーディスペンスが終了してから基板搬送手段により後ロットの最初の基板が液処理装置に搬送されるので、基板搬送手段が基板を保持した状態でダミーディスペンスが終了するまで待機する状態が回避され、基板の搬送の一時停止を防ぎ、基板搬送をスムーズに行うことができる。
【0014】
ここで前記基板カセットから前記基板搬送手段に対しての基板の受け渡しは、例えば前記基板カセット内の基板を受け渡し手段により処理部の受け渡し部に搬送し、この受け渡し部の基板を基板搬送手段により受け取ることにより行うようにしてもよい。前記受け渡し部は、基板の受け渡しのみを行う受け渡しユニットの他、基板の冷却を行う冷却装置や基板の加熱を行う加熱装置であって、基板の冷却又は加熱と、基板の受け渡しの両方を行う装置であってもよい。
【0015】
また前記ダミーディスペンスが行われる液処理装置の一例を挙げると、基板にレジスト液の塗布処理を行う塗布装置や、露光処理後の基板に現像液の塗布処理を行う現像装置があり、液処理装置が現像装置である場合には、前記基板カセットは露光処理後の複数の基板を収納するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
先ず本発明の基板処理方法が実施される基板処理装置の一例の概略について図1の平面図及び図2の斜視図を参照しながら説明する。図1及び図2中、21は基板である例えば12インチサイズのウエハWが例えば13枚密閉収納されたカセットCを搬入出するためのカセットステーションであり、このカセットステーション21には前記カセットCを載置する載置部22と、この載置部22から見て前方の壁面に設けられる開閉部23と、開閉部23を介してカセットCからウエハWを取り出すための受け渡し手段24とが設けられている。この受け渡し手段24は、アームが昇降自在、左右、前後に移動自在かつ鉛直軸まわりに回転自在に構成されていて、後述する制御部6からの指令に基づいてコントローラ240(図1では図示せず)により駆動が制御されるようになっている。
【0018】
前記カセットステーション21の奥側には筐体にて周囲を囲まれる処理部S1が接続されており、この処理部S1には手前側から順に加熱・冷却系のユニットを多段化した3個の棚ユニット25(25A,25B,25C)と、後述する液処理ユニット間のウエハWの受け渡しを行うための2個の基板搬送手段26(26A,26B)とが交互に配列して設けられている。前記基板搬送手段26(26A,26B)は、夫々例えば2本のアーム27を備えており、前記アーム27が昇降自在、左右、前後に移動自在かつ鉛直軸まわりに回転自在に構成されていて、後述する制御部6からの指令に基づいてコントローラ260(260A,260B、図1では図示せず)により駆動が制御されるようになっている。
前記棚ユニット25(25A,25B,25C)及び基板搬送手段26(26A,26B)はカセットステーション21側から見て前後一列に配列されており、各々接続部位Gには図示しないウエハ搬送用の開口部が形成されているため、この処理部S1内においてウエハWは一端側の棚ユニット25Aから他端側の棚ユニット25Cまで自由に移動することができるようになっている。また基板搬送手段26(26A,26B)は、カセットステーション21から見て前後方向に配置される棚ユニット25(25A,25B,25C)側の一面部と、例えば右側の液処理装置側の一面部と、左側の一面をなす背面部とで構成される区画壁により囲まれる空間内に置かれている。
【0019】
基板搬送手段26(26A,26B)の棚ユニット25(25A,25B,25C)が接続していない部位例えば前述の右側面部には、塗布装置4Aや現像装置4Bなどの液処理装置を多段化した液処理ユニット28(28A,28B)が設けられている。この液処理ユニット28(28A,28B)は例えば図2に示すように、塗布装置4A等が収納される処理容器29が複数段例えば5段に積層された構成とされており、この処理容器29の基板搬送手段側の側面には、ウエハWの搬入出時にアーム27が侵入できるように搬送口29aが形成されていて、この搬送口29aには図示しない開閉自在なシャッターが設けられている。
【0020】
また棚ユニット25(25A,25B,25C)については、例えば図3に示すように、ウエハの受け渡しを行うための受け渡し台を備えた受け渡し部をなす受け渡しユニット(TRS1,TRS2,TRS3,TRS4)や、レジスト液の塗布後や現像液の塗布後にウエハの加熱処理を行うための加熱装置をなす加熱ユニット(LHP1,LHP2)や、レジスト液の塗布の前後や現像処理の前にウエハの冷却処理を行うための冷却装置をなす冷却ユニット(CPL1,CPL2,CPL3)の他、露光処理後のウエハの加熱処理を行う加熱装置をなす加熱ユニット(PEB)などが例えば上下10段に割り当てられている。ここで前記TRS1,TRS4はカセットステーション21と処理部S1との間、TRS2,TRS3は2個の基板搬送手段26A,26B同士の間で、夫々ウエハの受け渡しを行うために用いられる。
【0021】
この例では、受け渡しユニット(TRS1,TRS2,TRS3,TRS4)や、加熱ユニット(LHP1,LHP2)、冷却ユニット(CPL1,CPL2,CPL3)、加熱ユニット(PEB)や加熱ユニットが特許請求の範囲の処理ユニットに相当し、また受け渡しユニット(TRS1,TRS4)や、加熱ユニット(PEB)が特許請求の範囲の受け渡し部に相当する。またウエハの搬送経路によっては、基板の受け渡しのみを行う受け渡しユニットの他、基板の冷却を行う冷却装置や基板の加熱を行う加熱装置であって、基板の冷却又は加熱と、基板の受け渡しの両方を行う装置を、基板カセットから処理部へのウエハの受け渡しに用いてもよく、この場合にはこの装置が特許請求の範囲の受け渡し部に相当する。
【0022】
このような処理部S1における棚ユニット25Cの奥側には第1のインターフェイス部S2及び第2のインターフェイス部S3を介して露光装置S4が接続されている。第1のインターフェイス部S2は昇降自在及び鉛直軸まわりに回転自在に構成され、後述するように処理部S1の棚ユニット25CのCPL2やPEBとに対してウエハの受け渡しを行う受け渡し手段31と、周辺露光装置と露光装置S4に搬入されるウエハを一旦収納するためのイン用バッファカセットと露光装置S4から搬出されたウエハを一旦収納するためのアウト用バッファカセットが多段に配置された棚ユニット32Aと、ウエハの受け渡しユニットと高精度温調ユニットとが多段に配置された棚ユニット32Bと、を備えている。
【0023】
前記第2のインターフェイス部S3には、略水平方向に移動自在、昇降自在及び鉛直軸まわりに回転自在に構成された受け渡し手段33が設けられており、これにより第1のインターフェイス部S1の受け渡しユニットや高精度温調ユニット、露光装置S4のインステージ34及びアウトステージ35に対してウエハの受け渡しを行うようになっている。
【0024】
ここで処理部S1の内部での基板搬送手段26A,26Bの動きを説明すると、2個の基板搬送手段26A,26Bは、例えば図4に示すように、TRS1→CPL1→塗布装置(COT)→TRS2→LHP1→CPL2の経路でカセットステーション21から第1のインターフェイス部S2に向けてウエハを搬送し、この後PEB→CPL3→現像装置(DEV)→LHP2→TRS3→TRS4の経路で第1のインターフェイス部S2からカセットステーション21に向けてウエハを搬送するように移動する。なお処理部S1と第1のインターフェイス部S2との間は、CPL2とPEBを介してウエハの受け渡しが行われる。
【0025】
この際この実施の形態では、図4に基板搬送手段26A,26Bの夫々の経路を点線で示すように、基板搬送手段26Aは、例えばTRS1→CPL1→COT→TRS2→TRS3→TRS4→TRS1の経路でウエハを搬送し、基板搬送手段26Bは、TRS2→LHP1→CPL2→PEB→CPL3→DEV→LHP2→TRS3→TRS2の経路でウエハを搬送する。このため例えば棚ユニット25A〜25Cのレイアウトの一例を図3に示すように、TRS1,TRS4は棚ユニット25A、TRS2,TRS3は棚ユニット25B、CPL2やPEBは棚ユニット25C、CPL1は棚ユニット25A又は棚ユニット25B、LHP1、LHP2は棚ユニット25B又は棚ユニット25Cに、夫々配置される。なお図3は棚ユニット25A,25B,25Cに各ユニットを配列するイメージを示したものであり、既述の経路で基板搬送手段26A,26Bが、反対方向に移動することなく、ウエハの搬送を行うものであれば、各ユニットの数や配置は自由にレイアウトすることができ、上述のユニット以外のユニットを配置するようにしてもよい。
【0026】
この装置のウエハの流れについて説明する。先ず外部からウエハWが収納されたカセットCが前記カセットステーション21に搬入されると、開閉部23と共にカセットCの蓋体が外されて受け渡し手段24によりウエハWが取り出される。そしてウエハWは受け渡し手段24から棚ユニット25Aの一つである受け渡しユニット(TRS1)を介して基板搬送手段26Aへと受け渡され、この後基板搬送手段26A,26Bとにより、既述のようにTRS1→CPL1→COT→TRS2→LHP1→CPL2の経路で搬送されて、CPL2を介してレジスト液の塗布が行われたウエハが第1のインターフェイス部S2に送られる。
【0027】
第1のインターフェイス部S2内では、イン用バッファカセット→周辺露光装置→高精度温調ユニットの順序で受け渡し手段31により搬送され、棚ユニット32Bの受け渡しユニットを介して第2のインターフェイス部S3に搬送され、第2のインターフェイス部S3のウエハは搬送手段33により露光装置S4のインステージ34を介して露光装置S4に搬送され、露光が行われる。
【0028】
露光後ウエハは第2のインターフェイスS3→第1のインターフェイス部S2を介して処理部S1のPEBを介して処理部S1まで搬送され、既述のようにPEB→CPL3→DEV→LHP2→TRS3→TRS4の経路で搬送され、こうして現像装置にて所定の現像処理が行われて、所定のレジストパターンが形成される。
【0029】
この際基板搬送手段26Aは、ロットのn番目のウエハWnをTRS1を介して次工程のCPL1に搬送し、次いでCOT→TRS2→TRS3→TRS4→TRS1の経路で1サイクルして再びTRS1に戻ってきて、次の(n+1)番目のウエハWn+1をTRS1を介してCPL1に搬送する。また基板搬送手段26Bは、TRS2のウエハを次工程のLHP1に搬送し、次いでCPL2→PEB→CPL3→DEV→LHP2→TRS3→TRS2の経路で1サイクルして再びTRS2に戻ってきて、次のウエハをTRS2を介してLHP1に搬送する。
ここで前記塗布装置4Aの一例について図5を参照しながら説明する。図中41は基板保持部であるスピンチャックであり、真空吸着によりウエハWを略水平に保持するように構成されている。このスピンチャック41はモータ及び昇降部を含む駆動部42により略鉛直軸まわりに回転でき、かつ昇降できるようになっている。またスピンチャック41の周囲にはウエハWからスピンチャック41に跨る部分を囲い、かつ下方側全周に亘って凹部が形成された液受けカップ43が設けられ、当該液受けカップ43の底面には排気管44及びドレイン管45が接続されている。液受けカップ43の上方側にはレジスト液の供給ノズル46が設けられており、この供給ノズル46は図示しない移動機構によりウエハWの中央部上方と前記液受けカップ43の外側の待機部48との間で移動できるように構成されている。
【0030】
前記供給ノズル46は、レジスト液をノズル46に圧送するためのポンプPやバルブVが介装された供給路49を介してレジスト液の供給源であるレジスト液タンク50に連通接続されている。また前記待機部48には、例えばシンナーなどの洗浄液を貯留するための洗浄槽51が設けられており、この洗浄槽51は、当該洗浄槽51内に洗浄液を供給する洗浄液供給管52と、洗浄槽内の洗浄液等を排液するための排出管53と、を備えている。この待機部48では、例えばダミーディスペンス時に、供給ノズル46から洗浄槽51内にレジスト液を吐出し、当該吐出されたレジスト液は排出管53から排液され、また供給ノズル46の待機時に、洗浄液が満たされた洗浄槽51内に当該ノズル46を浸漬させることにより、ノズル46の洗浄が行われる。
【0031】
このように構成された塗布装置4Aにおいては、前記基板搬送手段26AによりウエハWが搬入されてからスピンチャック41に受け渡される。そして供給ノズル46からウエハWの中央部にレジスト液を供給すると共に所定の回転数でスピンチャック41を回転させると、レジスト液はその遠心力によりウエハWの径方向に広がってウエハW表面にレジスト液の液膜が形成され、振り切られた分は液受けカップ43へと流れ落ちる。前記駆動部42やバルブV,ポンプPの動作はコントローラ40により制御され、前記駆動部42やバルブVの開閉、ポンプPの動作の開始,停止のタイミングや、スピンチャック41の回転数、レジスト液の吐出量などの諸条件は後述の制御部6により設定されてコントローラ40Aに指示される。
【0032】
図1に戻ると、前記基板処理装置は、各処理ユニットのレシピの管理などを行う制御部6を備えている。図6はこの制御部の構成を示すものであり、実際にはCPU(中央処理ユニット)、プログラム及びメモリなどにより構成されるが、各機能をブロック化し構成要素として説明するものとする。制御部6は各処理ユニットのレシピの作成や管理を行うと共に、レシピに応じて各処理ユニットの制御を行うものであるが、この実施の形態におけるその働きの要点は、液処理装置例えば塗布装置にてダミーディスペンスを行う場合のウエハの搬送の制御にある。従って以下ではこれに重点をおいて説明する。
【0033】
図6中61はレシピ作成部、62はレシピ格納部、63はレシピ選択部であり、レシピ作成部61では、レジスト種類や現像液種類、加熱温度や時間、冷却温度や時間、レジスト液の塗布時間、現像時間、ダミーディスペンスのタイミング、1つのロットのウエハ枚数などといった所定の膜を形成する処理に必要な処理条件を組み合わせたプロセスレシピの入力を行うことができるようになっており、ここで作成された各レシピはレシピ格納部62へ格納される。このレシピ作成部61は、レシピ作成プログラム及びレシピの入力や編集のための操作画面などからなる。
【0034】
レシピ格納部62は、図7に示すように、既述のレシピ作成部61で作成されたプロセスレシピ71や、ウエハの経路を指定した搬送レシピ72、ポンプの動作に関するレシピ73、ダミーディスペンスの吐出量などを指定したダミーディスペンスレシピ74などが格納されるようになっている。レシピ選択部73では、オペレータが目的とする処理に応じて複数用意されたレシピから、プロセスレシピ71、搬送レシピ72、ポンプレシピ73、ダミーディスペンスレシピ74を選択する。なおB1はバスである。
【0035】
また制御部6は、サイクルタイム計算部64と、ダミーディスペンス時間計算部65と、ウエハ受け渡し停止回数計算部66と、カウント部67と、ダミーディスペンス判断部68と、を備えている。サイクルタイム計算部64は、ダミーディスペンスを行う液処理装置へのウエハの搬送を行う基板搬送手段のサイクルタイム、この例では塗布装置へのウエハの搬送を行う基板搬送手段26Aのサイクルタイムを計算する機能を有している。
ここでサイクルタイムとは、カセットステーション21のカセットC内のn番目のウエハが基板搬送手段26Aに受け渡されてから、カセットC内の(n+1)番目のウエハが再び基板搬送手段26Aに受け渡されるまでの時間をいい、この例に当てはめると、カセットステーション21のカセットCから受け渡し手段24により処理部S1のTRS1に受け渡されたn番目のウエハを基板搬送手段26Aが受け取り、処理部S1内を所定の経路で移動して、再びTRS1にカセットステーション21からTRS1に受け渡された(n+1)番目のウエハを基板搬送手段26Aが受け取るまでの時間をいう。このサイクルタイムは、例えばレシピ選択部63により選択されたプロセスレシピ71と搬送レシピ72とに基づいて計算される。
【0036】
前記ダミーディスペンス時間計算部65は、塗布装置におけるダミーディスペンス時間を計算する機能を有しており、例えばダミーディスペンス時間はレシピ選択部63により選択されたポンプレシピ73とダミーディスペンスレシピ74とに基づいて計算される。
【0037】
前記ウエハ受け渡し停止回数計算部66は、液処理装置において前ロットと後ロットの間にダミーディスペンスを行う場合に、カセットステーション21の前ロットの最後のウエハを、ダミーディスペンスを行う液処理装置へのウエハの搬送を行う基板搬送手段(この例では基板搬送手段26A)に受け渡した後に、後ロットの最初のウエハの前記基板搬送手段への受け渡しを停止する回数を計算する機能を有している。この例では、カセットステーション21から処理部S1のTRS1を介して基板搬送手段26Aにウエハが受け渡されるので、カセットステーション21からTRS1へのウエハの受け渡しを停止する回数をいい、この回数は例えばサイクルタイムとダミーディスペンス時間とに基づいて計算される。
具体的には、サイクルタイムをA秒、ダミーディスペンス時間をB秒とすると、Ax<Bを満たすx(0を含む整数)を求め、(x+1)回がウエハ受け渡し停止回数となる。具体例により説明する。サイクルタイムが例えば30秒、ダミーディスペンス時間が20秒であって、サイクルタイムがダミーディスペンス時間よりも長い場合(A>Bの場合)、x=0となり、ウエハ受け渡し停止回数は1回となる。またサイクルタイムが例えば30秒、ダミーディスペンス時間が40秒である場合、x=1となり、空サイクル数は2回となる。なおダミーディスペンス時間とサイクルタイムとが同じ時間である場合は、ウエハ受け渡し停止回数は1回となる。
【0038】
また前記カウント部67は、処理部S1におけるウエハの処理枚数をカウントする機能を有しており、例えばカセットステーションから処理部S1のTRS1にウエハを受け渡すときにカウントされる。さらに前記ダミーディスペンス判断部68は、例えば前記カウント部67によりカウントされたウエハの枚数に基づいてダミーディスペンスを行うかどうかを判断する機能を有している。
【0039】
さらにまた制御部6は、制御対象である基板搬送手段26(26A,26B)、受け渡し手段24、塗布装置4Aや、現像装置4B、棚ユニット25A〜25Cに設けられるCPL、LHP、PEB等の加熱、冷却系ユニット54に対して、夫々のコントローラ260,240,40A,40B,540を介して接続されており、これらのユニットの動作は制御部6の指令に基づいて各コントローラにより制御される。
【0040】
次に本実施の形態における作用を上述の基板処理装置によりレジストパターンを形成する場合を例にして説明する。先ずレジストパターンを形成するに先立って、オペレータがレシピ選択部63により形成しようとする膜のプロセスレシピ71と、搬送レシピ72と、ポンプレシピ73と、ダミーディスペンスレシピ74と、を選択する。ここで目的のレシピが例えばウエハA01からウエハA25までの25枚のウエハを有する前ロットAと、ロットAの後続の後ロットBとの間に塗布装置4Aにてダミーディスペンスを行うものであるとすると、制御部6ではサイクルタイム計算部64において、ロットAのプロセスレシピ71と搬送レシピ72とにより、塗布装置4Aへのウエハの搬送を行う基板搬送手段26Aのサイクルタイムを計算し、ダミーディスペンス時間計算部65において、ロットAのポンプレシピ73とダミーディスペンスレシピ74とにより、塗布装置4Aのダミーディスペンス時間を計算する。
【0041】
そしてウエハ受け渡し停止回数計算部66において、前記基板搬送手段26Aのサイクルタイムとダミーディスペンス時間とにより、カセットステーション21から処理部S1のTRS1へのウエハの受け渡しを停止する回数を計算し、例えばカセットステーション21の受け渡しアーム24のコントローラ240に、ロットAの最後のウエハA25がTRS1へ受け渡された後、前記計算された停止回数分、カセットCからのウエハの取り出し動作を停止し、この後ロットBの最初のウエハB01を取り出して、TRS1に受け渡す旨の指令を出力する。
【0042】
次いで制御部6はロットAのスタート指示を各部に出力する。こうして例えばカウント部67によりカセットステーション21の受け渡し手段24によって処理部S1のTRS1にウエハが受け渡される際のウエハの枚数をカウントしながら、基板搬送手段26A,26Bによりウエハを既述の経路で搬送して所定の処理を行い、前記カウント枚数に基づいてダミーディスペンスを行うか否かの判断を行う。この実施の形態では、予め設定された枚数がカウントされたとき、例えばロットAの最後のウエハA25がカウントされたときに、ダミーディスペンスを行う判定がなされる。ダミーディスペンスを行わない判定がなされたときには、基板搬送手段26A,26Bによりウエハを既述の経路で搬送して所定の処理を行う。
【0043】
ダミーディスペンスを行う判定がなされたときは、制御部6により塗布装置4AのポンプP及びバルブVに指令が出力されて、前記ウエハA25が塗布装置4Aから取り出されたときに、バルブVが開き、ポンプPが作動されて、ダミーディスペンスが行われる。またロットAの最後のウエハA25がカウントされると、既述のように制御部6からの指令に基づいて、カセットステーション21の受け渡し手段24は計算された枚数分のウエハの取り出しを停止し、これにより処理部S1のTRS1へのウエハの受け渡し動作が前記回数分停止される。
【0044】
この後ロットBの最初のウエハB01がカセットステーション21の受け渡しアーム24によりTRS1に搬送され、基板搬送手段26A,26Bにより既述の経路でウエハを搬送してロットBのウエハに対して所定の処理を行う。なおダミーディスペンスが行われて、カセットステーション21の受け渡し手段24によるロットBの最初のウエハB01の取り出しが停止されるとカウント数がリセットされ、次にロットBの最初のウエハB01が処理部S1のTRS1に搬送されたときに、次のカウントが始められる。
【0045】
このような実施の形態では、ロットAの最後のウエハA25とロットBの最初のウエハB01との間に、カセットステーション21からの受け渡し手段24による処理部S1のTRS1へのウエハの受け渡しを所定回数行わないようにし、この間にダミーディスペンスが行われる。つまり図8に塗布装置4Aにおける処理の様子とダミーディスペンスとの関係を示すように、塗布装置4AにおけるロットAの処理とロットBの処理との間にウエハを搬送しない状態を作り、この間にダミーディスペンスが行われるので、塗布装置4Aのダミーディスペンスが終了するまで基板搬送手段26Aがウエハを保持したまま待機するといった、ウエハ搬送の停止状態が生じる恐れがない。
具体的に、例えば既述のように、サイクルタイムが30秒、ダミーディスペンス時間が20秒の場合を例にして説明すると、この場合ウエハ受け渡し停止回数は1回となり、図9に示すように、ウエハA25とウエハB01の間には、ウエハ1枚分搬送しない状態が形成される。塗布装置4AにてウエハA25のレジスト塗布が終了し、ウエハA25が塗布装置4Aの次工程であるTRS2に搬送されたときには、ウエハB01は塗布装置4Aの前工程のCPL1に搬送されている。この状態で塗布装置4Aにてダミーディスペンスが行われるが、ダミーディスペンス時間が20秒、サイクルタイムが30秒であるので、ダミーディスペンスが終了してからCPL1のウエハB01が基板搬送手段26Aにより塗布装置4Aに搬送される。
このためウエハB01は待機することなく直ちに塗布装置4Aに受け渡されるので、ダミーディスペンスの間、基板搬送手段によるウエハの搬送が停止することがなく、スムーズな搬送が行われ、スループットの向上を図ることができる。
ここで目的とする膜の種類によっては、ダミーディスペンスを行う塗布装置の次工程がウエハの加熱処理を行う加熱装置である場合があり、この加熱装置に塗布装置から基板搬送手段にて従来の手法にてウエハを搬送する場合には、ダミーディスペンスが終了するまで塗布装置へのウエハの受け渡しや塗布装置からのウエハの取り出しを待機しなければならないので、これにより加熱装置からの基板の取り出しがダミーディスペンス時間分遅れ、ウエハのオーバーベークを招くことになる。
【0046】
このようにオーバーベークすると膜厚が小さくなり、同じ露光量の場合には線幅が変わってしまうので、膜質が変わってしまう。このように基板搬送手段によるウエハの搬送が一時的に停止すると、プロセスに悪影響を与える場合も多く、本発明のように基板搬送手段によるウエハの搬送の一時停止が抑えられることは、プロセスの悪影響の発生を防いで均一な処理を行う点から見ても有効である。この際カセットステーション21からの基板搬送手段26Aへのウエハの受け渡しを停止するといった手法を用いているので、基板搬送手段26A,26Bの搬送プログラムが複雑化が抑えられる。
【0047】
以上のように、本発明は、塗布装置4Aにてダミーディスペンスを行うとの判断がなされたとき、またはダミーディスペンスを行うと予測されたときに、カセットステーション21から処理部S1のTRS1に後ロットの最初のウエハの受け渡しを停止して、前ロットと後ロットとの間に、所定の間隔を空けることを特徴とするものであるが、ダミーディスペンスを行うか否かの判断は予測の場合も含めて、上述の実施の形態のようにウエハの処理枚数をカウントして行うようにしてもよいし、処理時間をカウントして行うようにしてもよい。また基板処理装置の制御部6において前ロットの最後のウエハがどの工程にいるかを確認し、これに基づいて判断するようにしてもよい。さらに前ロットの最後のウエハと、後ロットの最初のウエハの認識も、直接ウエハをカウントして行うようにしてもよいし、制御部6においてウエハがどの工程にいるかを確認して行うようにしてもよい。またウエハのカウント場所は、本実施の形態のように処理部S1のTRS1に限らず、カセットステーション21のカセットCであってもよい。
【0048】
ここで液処理装置にてダミーディスペンスが行われるタイミングとしては、設定されたロット数が処理される毎、プロセスレシピ変更時、前ロットと後ロット開始までの時間が所定間隔以上空いたとき、設定された時間毎、設定された枚数を処理した時等がある。
【0049】
またダミーディスペンスを行う液処理装置は、塗布装置4Aのほか、現像装置4Bや疎水化ユニットであってもよく、現像装置4Bにてダミーディスペンスを行う場合には、第1のインターフェイス部S2の受け渡し手段31が本発明の受け渡し手段に相当し、第1のインターフェイス部S2のアウト用バッファカセットが本発明の基板カセットに相当し、処理部S1のPEBが本発明の受け渡し部に相当する。
【0050】
またダミーディスペンスが共通の基板搬送手段で搬送する複数のユニットである場合には、もっとも長い時間をダミーディスペンス時間として採用して、このダミーディスペンス時間と基板搬送手段のサイクルタイムとによりウエハの受け渡し停止回数が決定される。
【0051】
さらに本発明では、サイクルタイムやダミーディスペンス時間を、プロセスレシピ71と搬送レシピ72と、ポンプレシピ73とダミーディスペンスレシピ74と、により夫々計算して求める代わりに、レシピ作成部61にてオペレータが設定したサイクルタイムやダミーディスペンス時間を直接入力するようにしてもよい。またオペレータが液処理装置のダミーディスペンス時間を予測して、後ロットの最初の基板の基板搬送手段への受け渡しの停止回数を決定するようにしてもよい。
【0052】
さらにまた本発明では、基板カセットから直接基板搬送手段でウエハを取り出し、当該ウエハを処理部に搬送するようにしてもよく、この場合にはダミーディスペンス時には基板搬送手段の動作が制御されて、後ロットの最初のウエハの取り出しが停止される。さらに本発明は、基板搬送手段が2個の基板処理装置に限らず、3個以上の基板搬送手段を用いた装置や、基板搬送手段が1個である基板処理装置に適用することができ、液処理ユニットや処理ユニットの種類や数、レイアウトは適宜設定できる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、液処理装置においてダミーディスペンスを行う場合であっても、基板搬送手段による基板の搬送の一時停止を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板処理方法が実施される基板処理装置の一実施の形態を表す平面図である。
【図2】前記基板処理装置を示す斜視図である。
【図3】前記基板処理装置に設けられる棚ユニットの一例を示す側面図である。
【図4】前記基板処理装置の処理部における基板の搬送経路を示す平面図である。
【図5】前記基板処理装置に設けられる塗布装置の一例を示す斜視図である。
【図6】前記基板処理装置の制御部の機能の一例を示す構成図である。
【図7】前記制御部のレシピ格納部の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の基板処理方法の作用を説明するための説明図である。
【図9】本発明の基板処理方法の作用を説明するための説明図である。
【図10】従来の基板処理装置を示す平面図である。
【図11】前記基板処理装置内のウエハの搬送経路を示す平面図である。
【符号の説明】
W ウエハ
C カセット
S1 処理部
21 カセットステーション
24 受け渡しアーム
25A〜25C 棚ユニット
26A,26B 基板搬送手段
28A,28B 液処理装置
4A 塗布装置
46 供給ノズル
6 制御部
64 サイクルタイム計算部
65 ダミーディスペンス時間計算部
66 受け渡し停止回数計算部

Claims (6)

  1. 複数枚の基板を収納した基板カセット内の基板を受け渡し手段により予め定めたサイクルタイムで順番に受け渡し部に受け渡し、
    一方、前記受け渡し部と、基板に処理液を供給して処理を行う液処理装置と、液処理装置の前処理を行う処理ユニットと、を含む各受け渡し場所に対して基板搬送手段が循環路に沿って予め定めた順番で基板の受け渡しを行うと共に、基板搬送手段が循環路を1周するサイクルタイムが予め決められており、
    液処理装置において前ロットの基板の処理と後ロットの基板の処理との間に処理液を排出するダミーディスペンスを行う基板処理方法において、
    前ロットの最後の基板が前記受け渡し部から基板搬送手段に受け渡された後、前記受け渡し部から基板搬送手段への後ロットの最初の基板の受け渡しが前記サイクルタイムとダミーディスペンス時間とに基づいて決定された前記サイクルタイムの整数倍の時間だけ停止するように、受け渡し手段による前記受け渡し部への後ロットの最初の基板の受け渡しを停止し、前記受け渡し部から基板搬送手段への後ロットの最初の基板の受け渡しが停止している期間中にダミーディスペンスが行われることを特徴とする基板処理方法。
  2. 前記サイクルタイムの整数倍の時間は、サイクルタイムをA秒、ダミーディスペンス時間をB秒とすると、Ax<Bを満たすx(0を含む整数)を求め、(x+1)回×A秒であることを特徴とする請求項1記載の基板処理方法。
  3. 液処理装置は、基板にレジスト液の塗布処理を行う塗布装置であることを特徴とする請求項1又は2記載の基板処理方法。
  4. 液処理装置は、露光処理後の基板に現像液の塗布処理を行う現像装置であり、前記基板カセットは露光処理後の複数の基板を収納するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理方法。
  5. 前記ダミーディスペンス時間は、液処理装置の塗布液の供給路に設けられたポンプの動作に関するレシピとダミーディスペンスの吐出量を指定したダミーディスペンスレシピとに基づいて計算されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の基板処理方法。
  6. 基板搬送手段が複数の液処理装置に基板を搬送する場合には、前記ダミーディスペンス時間はそれらの液処理装置の中で最も長いダミーディスペンス時間として採用することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の基板処理方法
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