JP2014135381A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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幸彦 稲垣
Mitsuhiro Masuda
充弘 増田
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丈二 桑原
Kazuhiro Inoue
和宏 井上
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Abstract

【課題】消費電力を抑制することが可能な基板処理装置および基板処理方法を提供する。
【解決手段】基板処理装置100は、メインコントローラ400およびブロックコントローラ410,420,430,440を備える。メインコントローラ400は、各搬送機構による基板Wの搬送スケジュールを生成し、搬送スケジュールに基づいて、ブロックコントローラ410,420,430,440に指示を与える。ブロックコントローラ410,420,430,440は、対応するブロックの各搬送装置および各処理ユニットの動作を制御する。各処理ユニットは、基板Wの処理を行う場合には通常モードに設定され、所定時間以上基板Wの処理を行わない場合には、消費電力を抑制するための省電力モードに設定される。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板に処理を行う基板処理装置および基板処理方法に関する。
半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板またはフォトマスク用基板等の各種基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が用いられている。
例えば、特許文献1に記載された基板処理装置は、複数の処理ブロックを備える。各処理ブロックには、基板に熱処理または薬液処理を行うための複数の処理部が設けられる。各処理ブロックにおいて、搬送機構により複数の基板が複数の処理部に順次搬送される。複数の処理部において、複数の基板に並行して処理が行われる。
特開2003−324139号公報
各処理部は、搬入された基板に対して即座に処理を開始することができるように、基板が搬入されていない状態でも一定の状態に維持される。このような状態の維持のために、全ての処理部に対して一定の電力が必要になる。しかしながら、常に複数の処理部の各々に継続的に基板が搬入されるわけではなく、種々の要因により長時間にわたって基板が搬入されないような処理部も存在する。そのような処理部においては、無駄に電力が消費されることになる。
本発明の目的は、消費電力を抑制することが可能な基板処理装置および基板処理方法を提供することである。
(1)第1の発明に係る基板処理装置は、基板に処理を行う複数の処理ユニットと、複数の処理ユニットに基板を搬送する搬送機構と、複数の処理ユニットおよび搬送機構の動作を制御する制御部とを備え、各処理ユニットは、基板に予め定められた処理を行うための第1の動作モードと第1の動作モード時に供給される電力よりも低い電力が供給される第2の動作モードとに選択的に設定可能に構成され、制御部は、搬送機構により複数の処理ユニットの各々に基板が搬入されるべき時点を含む搬送スケジュールを生成し、生成された搬送スケジュールに基づいて、搬送機構を制御するとともに、各処理ユニットに搬入された基板に処理が行われるように各処理ユニットを第1の動作モードに設定し、所定時間以上基板が搬入されない処理ユニットを第2の動作モードに設定するものである。
その基板処理装置においては、複数の処理ユニットの各々に基板が搬入されるべき時点を含む搬送スケジュールが生成される。生成された搬送スケジュールに基づいて搬送機構が制御され、複数の処理ユニットに基板が搬送される。各処理ユニットは、生成された搬送スケジュールに基づいて、搬入された基板に処理が行われるように第1の動作モードに設定され、所定時間以上基板が搬入されない場合に第2の動作モードに設定される。
第2の動作モードでの動作時には、第1の動作モードでの動作時に比べて、供給される電力が低い。それにより、所定時間以上基板が搬入されない処理ユニットにおいて、無駄に電力が消費されることが抑制される。
また、共通の搬送スケジュールに基づいて、搬送装置の制御および各処理ユニットの第1の動作モードと第2の動作モードとの切り替えがそれぞれ行われるので、各処理ユニットへの基板の搬送のタイミングに応じて適切に各処理ユニットを第1の動作モードと第2の動作モードとに切り替えることができる。したがって、無駄な電力消費をより効果的に削減することができる。
(2)制御部は、各処理ユニットを第2の動作モードに設定した後、当該処理ユニットに次の基板が搬入されるべき時点で当該処理ユニットが基板の処理に適した予め定められた状態になるように、搬入されるべき時点の前に当該処理ユニットを第2の動作モードから第1の動作モードに切り替えてもよい。
この場合、各処理ユニットが第2の動作モードに設定されていても、次の基板が搬入されるときには、その処理ユニットが第1の動作モードに切り替えられかつ基板の処理に適した状態に戻されている。そのため、その基板に対して即座に処理を開始することができる。したがって、第2の動作モードで消費電力を削減しつつ、第2の動作モードから第1の動作モードへの切り替えの際にスループットが低下することおよび基板の処理均一性が低下することを防止することができる。
(3)複数の処理ユニットは、基板を加熱するための加熱プレートをそれぞれ有する複数の熱処理ユニットを含み、各熱処理ユニットは、第1の動作モード時に加熱プレートの温度が基板の熱処理のための温度になるように動作し、第2の動作モード時に加熱プレートの温度が熱処理のための温度よりも低い温度になるように動作し、予め定められた状態は、加熱プレートの温度が熱処理のために予め定められた温度に調整された状態であってもよい。
この場合、各熱処理ユニットに搬入された基板に適切に熱処理を行うことができる。また、所定時間基板が搬入されない熱処理ユニットにおいて、無駄に電力が消費されることが抑制される。また、各熱処理ユニットが第2の動作モードに設定されていても、次の基板が搬入されるときには、その熱処理ユニットが第1の動作モードに切り替えられかつ加熱プレートの温度が基板の熱処理のために予め定められた温度に調整されている。そのため、その基板に対して即座に熱処理を開始することができる。
(4)制御部は、搬送スケジュールを生成する主制御装置と、主制御装置により生成された搬送スケジュールに基づいて搬送機構を制御しかつ複数の処理ユニットを第1の動作モードおよび第2の動作モードに選択的に設定する副制御装置とを含み、主制御装置は、搬送スケジュールに基づいて各処理ユニットに基板が搬入されるべき時点を含む時間情報を副制御装置に与え、副制御装置は、主制御装置から与えられる時間情報に基づいて各処理ユニットを第1の動作モードおよび第2の動作モードに選択的に設定してもよい。
この場合、主制御装置により生成される搬送スケジュールにかかわらず、副制御装置はそれぞれ一定の制御動作および制御プログラムで動作可能である。したがって、搬送スケジュールが異なる場合でも、副制御装置の制御動作および制御プログラムを変更する必要がない。
(5)副制御装置は、各処理ユニットから基板が搬出された後に次の基板が搬入されるべき時点を示す時間情報が予め定められた時間与えられない場合に当該処理ユニットを第1の動作モードから第2の動作モードに切り替えてもよい。
この場合、簡単な制御動作および制御プログラムで副制御装置が各処理ユニットを第1の動作モードから第2の動作モードに適切に切り替えることができる。
(6)第2の発明に係る基板処理方法は、複数の処理ユニットの各々に基板が搬入されるべき時点を含む搬送スケジュールを生成するステップと、生成された搬送スケジュールに基づいて、基板に予め定められた処理を行うための第1の動作モードと第1の動作モード時に供給される電力よりも低い電力が供給される第2の動作モードとに各処理ユニットを選択的に設定するステップと、生成された搬送スケジュールに基づいて搬送機構により複数の処理ユニットに基板を搬送するステップと、複数の処理ユニットにおいてそれぞれ基板に処理を行うステップとを備え、選択的に設定するステップは、各処理ユニットに搬入された基板に処理が行われるように各処理ユニットを第1の動作モードに設定するステップと、生成された搬送スケジュールに基づいて、所定時間以上基板が搬入されない処理ユニットを第2の動作モードに設定するステップと含むものである。
その基板処理方法によれば、複数の処理ユニットの各々に基板が搬入されるべき時点を含む搬送スケジュールが生成される。生成された搬送スケジュールに基づいて搬送機構により複数の処理ユニットに基板が搬送される。各処理ユニットは、生成された搬送スケジュールに基づいて、搬入された基板に処理が行われるように第1の動作モードに設定され、所定時間以上基板が搬入されない場合に第2の動作モードに設定される。
第2の動作モードでの動作時には、第1の動作モードでの動作時に比べて、供給される電力が低い。それにより、所定時間以上基板が搬入されない処理ユニットにおいて、無駄に電力が消費されることが抑制される。
また、共通の搬送スケジュールに基づいて、搬送装置の制御および各処理ユニットの第1の動作モードと第2の動作モードとの切り替えがそれぞれ行われるので、各処理ユニットへの基板の搬送のタイミングに応じて適切に各処理ユニットを第1の動作モードと第2の動作モードとに切り替えることができる。したがって、無駄な電力消費をより効果的に削減することができる。
本発明によれば、消費電力を抑制することが可能になる。
基板処理装置の構成を示す模式的平面図である。 基板処理装置の模式的側面図である。 基板処理装置の模式的側面図である。 基板処理装置の模式的側面図である。 複数の熱処理ユニットのホットプレートの温度の変化を示す図である。 基板処理装置の制御系を示すブロック図である。 メインコントローラとブロックコントローラとの間の通信シーケンスを示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る基板処理装置および基板処理方法について図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、基板とは、半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板またはフォトマスク用基板等をいう。
(1)基板処理装置の構成
(1−1)全体構成
図1は、基板処理装置100の構成を示す模式的平面図である。図1に示すように、基板処理装置100は、インデクサブロック11、第1の処理ブロック12、第2の処理ブロック13、洗浄乾燥処理ブロック14Aおよび搬入搬出ブロック14Bを備える。洗浄乾燥処理ブロック14Aおよび搬入搬出ブロック14Bにより、インターフェイスブロック14が構成される。搬入搬出ブロック14Bに隣接するように露光装置15が配置される。露光装置15においては、液浸法により基板Wに露光処理が行われる。
インデクサブロック11は、複数のキャリア載置部111および搬送部112を含む。各キャリア載置部111には、複数の基板Wを多段に収納するキャリア113が載置される。
搬送部112には、搬送機構115が設けられる。搬送機構115は、基板Wを保持するためのハンド116を有する。搬送機構115は、ハンド116により基板Wを保持しつつその基板Wを搬送する。
第1の処理ブロック12は、塗布処理部121、搬送部122および熱処理部123を含む。塗布処理部121および熱処理部123は、搬送部122を挟んで対向するように設けられる。搬送部122と搬送部112との間には、基板Wが載置される基板載置部PASS1および後述する基板載置部PASS2〜PASS4(図4参照)が設けられる。搬送部122には、基板Wを搬送する搬送機構127および後述する搬送機構128(図4参照)が設けられる。
第2の処理ブロック13は、塗布現像処理部131、搬送部132および熱処理部133を含む。塗布現像処理部131および熱処理部133は、搬送部132を挟んで対向するように設けられる。搬送部132と搬送部122との間には、基板Wが載置される基板載置部PASS5および後述する基板載置部PASS6〜PASS8(図4参照)が設けられる。搬送部132には、基板Wを搬送する搬送機構137および後述する搬送機構138(図4参照)が設けられる。
洗浄乾燥処理ブロック14Aは、洗浄乾燥処理部161,162および搬送部163を含む。洗浄乾燥処理部161,162は、搬送部163を挟んで対向するように設けられる。搬送部163には、搬送機構141,142が設けられる。搬送部163と搬送部132との間には、載置兼バッファ部P−BF1および後述の載置兼バッファ部P−BF2(図4参照)が設けられる。載置兼バッファ部P−BF1,P−BF2は、複数の基板Wを収容可能に構成される。
また、搬送機構141,142の間において、搬入搬出ブロック14Bに隣接するように、基板載置部PASS9および後述の載置兼冷却部P−CP(図4参照)が設けられる。載置兼冷却部P−CPは、基板Wを冷却する機能を備える。載置兼冷却部P−CPにおいて、基板Wが露光処理に適した温度に冷却される。
搬入搬出ブロック14Bには、搬送機構146が設けられる。搬送機構146は、露光装置15に対する基板Wの搬入および搬出を行う。露光装置15には、基板Wを搬入するための基板搬入部15aおよび基板Wを搬出するための基板搬出部15bが設けられる。
(1−2)塗布処理部および塗布現像処理部の構成
図2は、主として図1の塗布処理部121、塗布現像処理部131および洗浄乾燥処理部161を示す基板処理装置100の模式的側面図である。
図2に示すように、塗布処理部121には、塗布処理室21,22,23,24が階層的に設けられる。塗布現像処理部131には、現像処理室31,33および塗布処理室32,34が階層的に設けられる。塗布処理室21〜24,32,34の各々には、塗布処理ユニット129が設けられる。現像処理室31,33の各々には、現像処理ユニット139が設けられる。
各塗布処理ユニット129は、基板Wを保持するスピンチャック25およびスピンチャック25の周囲を覆うように設けられるカップ27を備える。本実施の形態では、各塗布処理ユニット129に2組のスピンチャック25およびカップ27が設けられる。スピンチャック25は、図示しない駆動装置(例えば、電動モータ)により回転駆動される。
図1に示すように、各塗布処理ユニット129は、塗布液を吐出する複数のノズル28およびそのノズル28を搬送するノズル搬送機構29を備える。本実施の形態では、塗布処理室22,24の塗布処理ユニット129のノズル28に、反射防止膜形成用の塗布液が供給される。塗布処理室21,23の塗布処理ユニット129のノズル28に、レジスト膜形成用の塗布液が供給される。塗布処理室32,34の塗布処理ユニット129のノズル28に、レジストカバー膜形成用の塗布液が供給される。
各塗布処理ユニット129においては、複数のノズル28のうちのいずれかのノズル28がノズル搬送機構29により基板Wの上方に移動される。図示しない駆動装置によりスピンチャック25が回転される状態で、そのノズル28から塗布液が吐出される。それにより、基板W上に塗布液が塗布される。
図2に示すように、現像処理ユニット139は、塗布処理ユニット129と同様に、スピンチャック35およびカップ37を備える。本実施の形態では、各現像処理ユニット139に3組のスピンチャック35およびカップ37が設けられる。スピンチャック35は、図示しない駆動装置(例えば、電動モータ)により回転駆動される。
図1に示すように、現像処理ユニット139は、現像液を吐出する2つのノズル38およびそのノズル38をX方向に移動させる移動機構39を備える。現像処理ユニット139においては、図示しない駆動装置によりスピンチャック35が回転される状態で、一方のノズル38がX方向に移動しつつ各基板Wに現像液を供給し、続いて、他方のノズル38が移動しつつ各基板Wに現像液を供給する。この場合、基板Wに現像液が供給されることにより、基板W上のレジストカバー膜が除去されるとともに、基板Wの現像処理が行われる。また、本実施の形態においては、2つのノズル38から互いに異なる現像液が吐出される。それにより、各基板Wに2種類の現像液を供給することができる。
図2に示すように、塗布処理室21〜24,32,34において塗布処理ユニット129の上方には、塗布処理室21〜24,32,34内に温湿度調整された清浄な空気を供給するための給気ユニット41が設けられる。また、現像処理室31,33において現像処理ユニット139の上方には、現像処理室31,33内に温湿度調整された清浄な空気を供給するための給気ユニット47が設けられる。
塗布処理室21〜24,32,34内において塗布処理ユニット129の下部には、カップ27内の雰囲気を排気するための排気ユニット42が設けられる。また、現像処理室31,33において現像処理ユニット139の下部には、カップ37内の雰囲気を排気するための排気ユニット48が設けられる。
洗浄乾燥処理部161には、複数(本例では4つ)の洗浄乾燥処理ユニットSD1が設けられる。洗浄乾燥処理ユニットSD1においては、露光処理前の基板Wの洗浄および乾燥処理が行われる。
図1および図2に示すように、塗布処理部121において塗布現像処理部131に隣り合うように流体ボックス部50が設けられる。同様に、塗布現像処理部131において洗浄乾燥処理ブロック14Aに隣り合うように流体ボックス部60が設けられる。流体ボックス部50および流体ボックス部60内には、塗布処理ユニット129および現像処理ユニット139への薬液の供給ならびに塗布処理ユニット129および現像処理ユニット139からの廃液および排気等に関する導管、継ぎ手、バルブ、流量計、レギュレータ、ポンプ、温度調節器等の流体関連機器が収納される。
(1−3)熱処理部の構成
図3は、主として図1の熱処理部123,133および洗浄乾燥処理部162を示す基板処理装置100の模式的側面図である。
図3に示すように、熱処理部123は、上方に設けられる上段熱処理部301および下方に設けられる下段熱処理部302を有する。上段熱処理部301および下段熱処理部302の各々には、複数の熱処理ユニットPHP、複数の密着強化処理ユニットPAHPおよび複数の冷却ユニットCPが設けられる。
熱処理ユニットPHPはホットプレートHP(図1)を有し、基板Wの加熱処理を行う。また、熱処理ユニットPHPは、加熱処理後の基板Wに冷却処理を行う。以下、熱処理ユニットPHPにおける加熱処理および冷却処理を単に熱処理と呼ぶ。密着強化処理ユニットPAHPにおいては、基板Wと反射防止膜との密着性を向上させるための密着強化処理が行われる。具体的には、密着強化処理ユニットPAHPにおいて、基板WにHMDS(ヘキサメチルジシラサン)等の密着強化剤が塗布されるとともに、基板Wに加熱処理が行われる。冷却ユニットCPにおいては、基板Wの冷却処理が行われる。
熱処理部133は、上方に設けられる上段熱処理部303および下方に設けられる下段熱処理部304を有する。上段熱処理部303および下段熱処理部304の各々には、冷却ユニットCP、エッジ露光部EEWおよび複数の熱処理ユニットPHPが設けられる。エッジ露光部EEWにおいては、基板Wの周縁部の露光処理(エッジ露光処理)が行われる。上段熱処理部303および下段熱処理部304において、洗浄乾燥処理ブロック14Aに隣り合うように設けられる熱処理ユニットPHPは、洗浄乾燥処理ブロック14Aからの基板Wの搬入が可能に構成される。
洗浄乾燥処理部162には、複数(本例では4つ)の洗浄乾燥処理ユニットSD2が設けられる。洗浄乾燥処理ユニットSD2においては、露光処理後の基板Wの洗浄および乾燥処理が行われる。
(1−4)搬送部の構成
図4は、主として図1の搬送部122,132,163を示す側面図である。図4に示すように、搬送部122は、上段搬送室125および下段搬送室126を有する。搬送部132は、上段搬送室135および下段搬送室136を有する。上段搬送室125には搬送機構127が設けられ、下段搬送室126には搬送機構128が設けられる。また、上段搬送室135には搬送機構137が設けられ、下段搬送室136には搬送機構138が設けられる。
搬送部112と上段搬送室125との間には、基板載置部PASS1,PASS2が設けられ、搬送部112と下段搬送室126との間には、基板載置部PASS3,PASS4が設けられる。上段搬送室125と上段搬送室135との間には、基板載置部PASS5,PASS6が設けられ、下段搬送室126と下段搬送室136との間には、基板載置部PASS7,PASS8が設けられる。
上段搬送室135と搬送部163との間には、載置兼バッファ部P−BF1が設けられ、下段搬送室136と搬送部163との間には載置兼バッファ部P−BF2が設けられる。搬送部163においてインターフェイスブロック14と隣接するように、基板載置部PASS9および複数の載置兼冷却部P−CPが設けられる。
搬送機構127は、基板載置部PASS1,PASS2,PASS5,PASS6、塗布処理室21,22(図2)および上段熱処理部301(図3)の間で基板Wを搬送可能に構成される。搬送機構128は、基板載置部PASS3,PASS4,PASS7,PASS8、塗布処理室23,24(図2)および下段熱処理部302(図3)の間で基板Wを搬送可能に構成される。
搬送機構137は、基板載置部PASS5,PASS6、載置兼バッファ部P−BF1、現像処理室31(図2)、塗布処理室32および上段熱処理部303(図3)の間で基板Wを搬送可能に構成される。搬送機構138は、基板載置部PASS7,PASS8、載置兼バッファ部P−BF2、現像処理室33(図2)、塗布処理室34および下段熱処理部304(図3)の間で基板Wを搬送可能に構成される。
(2)動作
図1〜図4を参照しながら基板処理装置100の動作を説明する。インデクサブロック11のキャリア載置部111(図1)には、未処理の基板Wが収容されたキャリア113が載置される。搬送機構115は、キャリア113から基板載置部PASS1,PASS3(図4)に未処理の基板Wを搬送する。また、搬送機構115は、基板載置部PASS2,PASS4(図4)に載置された処理済みの基板Wをキャリア113に搬送する。
第1の処理ブロック12において、搬送機構127(図4)は、基板載置部PASS1(図4)に載置された基板Wを密着強化処理ユニットPAHP(図3)、冷却ユニットCP(図3)、塗布処理室22(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、冷却ユニットCP(図3)、塗布処理室21(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)および基板載置部PASS5(図4)に順に搬送する。
この場合、密着強化処理ユニットPAHPにおいて、基板Wに密着強化処理が行われた後、冷却ユニットCPにおいて、反射防止膜の形成に適した温度に基板Wが冷却される。次に、塗布処理室22において、塗布処理ユニット129(図2)により基板W上に反射防止膜が形成される。続いて、熱処理ユニットPHPにおいて、基板Wの熱処理が行われた後、冷却ユニットCPにおいて、レジスト膜の形成に適した温度に基板Wが冷却される。次に、塗布処理室21において、塗布処理ユニット129(図2)により、基板W上にレジスト膜が形成される。その後、熱処理ユニットPHPにおいて、基板Wの熱処理が行われ、その基板Wが基板載置部PASS5に載置される。
また、搬送機構127は、基板載置部PASS6(図4)に載置された現像処理後の基板Wを基板載置部PASS2(図4)に搬送する。
搬送機構128(図4)は、基板載置部PASS3(図4)に載置された基板Wを密着強化処理ユニットPAHP(図3)、冷却ユニットCP(図3)、塗布処理室24(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、冷却ユニットCP(図3)、塗布処理室23(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)および基板載置部PASS7(図4)に順に搬送する。また、搬送機構128(図4)は、基板載置部PASS8(図4)に載置された現像処理後の基板Wを基板載置部PASS4(図4)に搬送する。塗布処理室23,24(図2)および下段熱処理部302(図3)における基板Wの処理内容は、上記の塗布処理室21,22(図2)および上段熱処理部301(図3)における基板Wの処理内容と同様である。
第2の処理ブロック13において、搬送機構137(図4)は、基板載置部PASS5(図4)に載置されたレジスト膜形成後の基板Wを塗布処理室32(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、エッジ露光部EEW(図3)および載置兼バッファ部P−BF1(図4)に順に搬送する。
この場合、塗布処理室32において、塗布処理ユニット129により基板W上にレジストカバー膜が形成される。続いて、熱処理ユニットPHPにおいて、基板Wに熱処理が行われた後、エッジ露光部EEWにおいて、基板Wのエッジ露光処理が行われ、その基板Wが載置兼バッファ部P−BF1に載置される。
また、搬送機構137(図4)は、洗浄乾燥処理ブロック14Aに隣接する熱処理ユニットPHP(図3)から露光処理後でかつ熱処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを冷却ユニットCP(図3)、現像処理室31(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)および基板載置部PASS6(図4)に順に搬送する。
この場合、冷却ユニットCPにおいて、現像処理に適した温度に基板Wが冷却された後、現像処理室31において、現像処理ユニット139により基板Wの現像処理が行われる。その後、熱処理ユニットPHPにおいて、基板Wの熱処理が行われ、その基板Wが基板載置部PASS6に載置される。
搬送機構138(図4)は、基板載置部PASS7(図4)に載置されたレジスト膜形成後の基板Wを塗布処理室34(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、エッジ露光部EEW(図3)および載置兼バッファ部P−BF2(図4)に順に搬送する。また、搬送機構138(図4)は、裏面洗浄処理ブロック14に隣接する熱処理ユニットPHP(図3)から露光処理後でかつ熱処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを冷却ユニットCP(図3)、現像処理室33(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)および基板載置部PASS8(図4)に順に搬送する。塗布処理室34、現像処理室33および下段熱処理部304における基板Wの処理内容は、上記の塗布処理室32、現像処理室31および上段熱処理部303における基板Wの処理内容と同様である。
洗浄乾燥処理ブロック14Aにおいて、搬送機構141(図1)は、載置兼バッファ部P−BF1,P−BF2(図4)に載置された基板Wを洗浄乾燥処理部161の洗浄乾燥処理ユニットSD1(図2)および載置兼冷却部P−CP(図4)に順に搬送する。この場合、洗浄乾燥処理ユニットSD1において、基板Wの洗浄および乾燥処理が行われた後、載置兼冷却部P−CPにおいて、露光装置15(図1〜図3)における露光処理に適した温度に基板Wが冷却される。
搬送機構142(図1)は、基板載置部PASS9(図4)に載置された露光処理後の基板Wを洗浄乾燥処理部162の洗浄乾燥処理ユニットSD2(図3)に搬送し、洗浄および乾燥処理後の基板Wを洗浄乾燥処理ユニットSD2から上段熱処理部303の熱処理ユニットPHP(図3)または下段熱処理部304の熱処理ユニットPHP(図3)に搬送する。この熱処理ユニットPHPにおいては、露光後ベーク(PEB)処理が行われる。
インターフェイスブロック14において、搬送機構146(図1)は、載置兼冷却部P−CP(図4)に載置された露光処理前の基板Wを露光装置15の基板搬入部15a(図1)に搬送する。また、搬送機構146(図1)は、露光装置15の基板搬出部15b(図1)から露光処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS9(図4)に搬送する。
なお、露光装置15が基板Wの受け入れをできない場合、露光処理前の基板Wが載置兼バッファ部P−BF1,P−BF2に一時的に収容される。また、第2の処理ブロック13の現像処理ユニット139(図2)が露光処理後の基板Wの受け入れをできない場合、露光処理後の基板Wが載置兼バッファ部P−BF1,P−BF2に一時的に収容される。
本実施の形態においては、上段に設けられた塗布処理室21,22,32、現像処理室31および上段熱処理部301,303における基板Wの処理と、下段に設けられた塗布処理室23,24,34、現像処理室33および下段熱処理部302,304における基板Wの処理を並行して行うことができる。それにより、フットプリントを増加させることなく、スループットを向上させることができる。
(3)通常モードおよび省電力モード
以下の説明では、図2および図3の塗布処理ユニット129、現像処理ユニット139、洗浄乾燥処理ユニットSD1,SD2、密着強化処理ユニットPAHP、熱処理ユニットPHP、冷却ユニットCPおよびエッジ露光部EEWを処理ユニットと総称する。
各処理ユニットは、基板Wの処理を行う場合には通常モードに設定され、所定時間以上基板Wの処理を行わない場合には、消費電力を抑制するための省電力モードに設定される。一例として、各熱処理ユニットPHPにおける通常モードと省電力モードとの切り替えについて説明する。図5は、共通の熱処理部に設けられる複数(3つ)の熱処理ユニットPHPのホットプレートHPの温度の変化を示す図である。図5(a)〜図5(c)において、横軸は時間を示し、縦軸はホットプレートHPの温度を示す。以下、図5(a)〜図5(c)の3つの熱処理ユニットPHPを第1、第2および第3の熱処理ユニットと呼び、各熱処理ユニットPHPにおけるホットプレートHPの温度をプレート温度と呼ぶ。また、図5の例において、順に処理される2つのロットを第1のロットおよび第2のロットと呼ぶ。第1のロットの処理と第2のロットの処理との間には、一定の時間的間隔が設けられる。
図5の例では、時点t0において、第1、第2および第3の熱処理ユニットPHPは通常モードである。通常モードでは、プレート温度が基板Wの処理温度TAに維持される。この状態で、第1、第2および第3の熱処理ユニットPHPの各々において、第1のロットの複数の基板Wが順次処理される。
時点t11から時点t12までの期間には、第1の熱処理ユニットPHPで基板Wの処理が行われない。この場合、時点t11から予め定められた規定中断時間taが経過した時点t11aにおいて、第1の熱処理ユニットPHPが通常モードから省電力モードに切り替えられる。それにより、第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAから温度TBに下降する。その後、時点t12よりも予め定められた時間(以下、温度調整時間と呼ぶ)tbだけ前の時点t12aにおいて、第1の熱処理ユニットPHPが通常モードに切り替えられる。それにより、第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TBから温度TAに上昇する。この場合、時点t12で第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAとなるように、温度調整時間tbが設定される。
ホットプレートHP(図1)の昇温速度が高いほど、温度調整時間tbは短くなり、省電力モードに維持可能な時間が長くなる。したがって、消費電力をさらに抑制するために、昇温速度が高いホットプレートHPを用いることが好ましい。
時点t21において、第1のロットの複数の基板Wのうち第1の熱処理ユニットPHPで処理されるべき最後の基板Wの処理が終了する。この場合、第2のロットの基板Wが第1の熱処理ユニットPHPに搬入されるまで、第1の熱処理ユニットPHPで基板Wの処理が行われない。そのため、時点t21から規定中断時間taが経過した時点t21aにおいて、第1の熱処理ユニットPHPが通常モードから省電力モードに切り替えられる。それにより、第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAから温度TBに下降する。
時点t22において、第1のロットの複数の基板Wのうち第2の熱処理ユニットPHPで処理されるべき最後の基板Wの処理が終了する。この場合、第2のロットの基板Wが第2の熱処理ユニットPHPに搬入されるまで、第2の熱処理ユニットPHPで基板Wの処理が行われない。そのため、時点t22から規定中断時間taが経過した時点t22aにおいて、第2の熱処理ユニットPHPが通常モードから省電力モードに切り替えられる。それにより、第2の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAから温度TBに下降する。
時点t23において、第1のロットの複数の基板Wのうち第3の熱処理ユニットPHPで処理されるべき最後の基板Wの処理が終了する。この場合、第2のロットの基板Wが第3の熱処理ユニットPHPに搬入されるまで、第3の熱処理ユニットPHPで基板Wの処理が行われない。そのため、時点t23から規定中断時間taが経過した時点t23aにおいて、第3の熱処理ユニットPHPが通常モードから省電力モードに切り替えられる。それにより、第3の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAから温度TBに下降する。
時点t31において、第2のロットの複数の基板Wのうち第1の熱処理ユニットPHPで処理されるべき最初の基板Wが第1の熱処理ユニットPHPに搬入される。この場合、時点t31で第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAとなるように、時点t31よりも温度調整時間tbだけ前の時点t31aにおいて、第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度の上昇が開始される。その後、第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAに維持され、第2のロットの複数の基板Wが順次処理される。
時点t32において、第2のロットの複数の基板Wのうち第2の熱処理ユニットPHPで処理されるべき最初の基板Wが第2の熱処理ユニットPHPに搬入される。この場合、時点t32で第2の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAとなるように、時点t32よりも温度調整時間tbだけ前の時点t32aにおいて、第2の熱処理ユニットPHPのプレート温度の上昇が開始される。その後、第2の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAに維持され、第2のロットの複数の基板Wが順次処理される。
時点t33において、第2のロットの複数の基板Wのうち第3の熱処理ユニットPHPで処理されるべき最初の基板Wが第3の熱処理ユニットPHPに搬入される。この場合、時点t33で第3の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAとなるように、時点t33よりも温度調整時間tbだけ前の時点t33aにおいて、第3の熱処理ユニットPHPのプレート温度の上昇が開始される。その後、第3の熱処理ユニットPHPのプレート温度が温度TAに維持され、第2のロットの複数の基板Wが順次処理される。
このように、各熱処理ユニットPHPは、一定時間以上基板Wの処理が行われない場合に通常モードから省電力モードに切り替えられ、プレート温度が基板の処理温度TAよりも低い温度TBに設定される。これにより、省電力モードでの動作時には、通常モードでの動作時に比べて、供給される電力が低くなる。したがって、基板Wの処理が行われない期間に無駄に電力が消費されることが抑制される。また、基板Wの処理が行われない期間においても、プレート温度が一定に維持されるので、基板Wが搬入される際にプレート温度を温度TAに一定の時間(温度調整時間tb)で戻すことができる。それにより、温度制御の複雑化および基板Wの処理精度の低下が防止され、かつスループットの低下が防止される。
同様に、他の処理ユニットは、その処理ユニットにおいて一定時間以上基板Wの処理が行われない場合に省電力モードに通常モードから切り替えられる。それにより、基板Wの処理が行われない期間に無駄に電力が消費されることが抑制される。例えば、塗布処理ユニット129、現像処理ユニット139、洗浄乾燥処理ユニットSD1,SD2およびエッジ露光部EEWにおいては、スピンチャックおよびノズル等を駆動する駆動装置(例えば、モータ)、ならびに給気ユニット41,47および排気ユニット42,48等の雰囲気調整装置に供給される電力が通常モードよりも省電力モードで小さく設定される。また、密着強化処理ユニットPAHPおよび冷却ユニットCPにおいては、温度調整のために供給される電力が通常モードよりも省電力モードで小さく設定される。
また、図5の例では、第1、第2および第3の熱処理ユニットPHPが、時点t11a,t21a,t22a,t23aで通常モードから省電力モードに切り替えられた後、次の基板Wが搬入されるべき時点t12,t31,t32,t33でプレート温度が温度TAになるように、その前の時点t12a,t31a,t32a,t33aで省電力モードから通常モードに切り替えられる。これにより、搬入された基板に対して即座に熱処理を開始することができる。温度TAは、予め定められた温度の例であり、プレート温度が温度TAに調整された状態は、基板の処理に適した予め定められた状態の例である。
他の処理ユニットも同様に、通常モードから省電力モードに切り替えられた後、次の基板Wが搬入されるべき時点で基板Wの処理に適した予め定められた状態になるように、次の基板Wが搬入されるべき時点の前に省電力モードから通常モードに切り替えられる。
例えば、塗布処理ユニット129および現像処理ユニット139は、通常モードから省電力モードに切り替えられた後、次の基板Wが搬入されるべき時点の前に省電力モードから通常モードに切り替えられ、処理ユニット内の雰囲気が次の基板Wが搬入されるべき時点で基板Wの処理に適した雰囲気になるように給気ユニット41,47および排気ユニット42,48により調整される。これにより、搬入された基板に対して即座に処理を開始することができる。
(4)制御系
以下の説明においては、塗布処理部121に設けられる複数の塗布処理ユニット129(図2)を液処理ユニット群LG1と呼び、塗布現像処理部131に設けられる複数の塗布処理ユニット129および複数の現像処理ユニット139(図2)を液処理ユニット群LG2と呼び、洗浄乾燥処理部161,162に設けられる複数の洗浄乾燥処理ユニットSD1,SD2(図2および図3)を液処理ユニットLG3と呼ぶ。また、熱処理部123に設けられる複数の熱処理ユニットPHP、複数の密着強化処理ユニットPAHPおよび複数の冷却ユニットCP(図3)を熱処理ユニット群SG1と呼び、熱処理部133に設けられる冷却ユニットCP、エッジ露光部EEWおよび複数の熱処理ユニットPHPを熱処理ユニット群SG2と呼ぶ。
図6は、基板処理装置100の制御系を示すブロック図である。図6に示すように、基板処理装置100は、メインコントローラ400およびブロックコントローラ410,420,430,440を備える。メインコントローラ400およびブロックコントローラ410,420,430,440の各々は、例えば、CPU(中央演算処理装置)およびメモリ、またはマイクロコンピュータを含む。
ブロックコントローラ410はインデクサブロック11(図1)に対応して設けられ、搬送機構115の動作を制御する。ブロックコントローラ420は第1の処理ブロック12(図1)に対応して設けられ、液処理ユニット群LG1、熱処理ユニット群SG1および搬送機構127,128の動作を制御する。ブロックコントローラ430は第2の処理ブロック13(図1)に対応して設けられ、液処理ユニット群LG2、熱処理ユニット群SG2および搬送機構137,138の動作を制御する。ブロックコントローラ440はインターフェイスブロック14(図1)に対応して設けられ、液処理ユニット群LG3および搬送機構141,142,146の動作を制御する。
メインコントローラ400は、予め設定された処理レシピに基づいて、各搬送機構による基板Wの搬送スケジュールを生成する。ここで、搬送スケジュールとは、各基板Wの搬送経路、各処理ユニットに基板Wが搬入されるべき時刻、および各処理ユニットから基板Wが搬出されるべき時刻を含む。
また、メインコントローラ400は、ブロックコントローラ410,420,430,440と通信を行い、各処理ユニットの動作状況に基づいて、搬送スケジュールを修正する。例えば、いずれかの処理ユニットに不具合が発生すると、その処理ユニットに基板Wが搬送されないように基板Wの搬送スケジュールが修正される。また、いずれかの処理ユニットに動作の遅延が発生すると、その処理ユニットに基板Wが搬入されるべき時刻およびその処理ユニットから基板Wが搬出されるべき時刻が動作の遅延に応じてずれるように基板Wの搬送スケジュールが修正される。
メインコントローラ400は、生成および修正された搬送スケジュールに基づいて、各搬送機構および各処理ユニットが適正に動作するように、ブロックコントローラ410,420,430,440に指示を与える。
メインコントローラ400とブロックコントローラ410,420,430,440との間の通信について説明する。ここでは、一例として、メインコントローラ400とブロックコントローラ420との間の通信を説明する。図7は、メインコントローラ400とブロックコントローラ420との間の通信シーケンスを示す図である。図7には、熱処理ユニット群SG1の一の熱処理ユニットPHP(以下、指定熱処理ユニットPHPと呼ぶ)の制御に関する通信の例が示される。
図7の例では、まず、メインコントローラ400からブロックコントローラ420に、指定熱処理ユニットPHPに次の基板Wが搬入されるべき時刻が時間情報として与えられる(ステップS1)。次に、ブロックコントローラ420からメインコントローラ400に、指定熱処理ユニットPHPの現在の状態を表す現在情報が与えられる(ステップS2)。現在情報は、現在のモード(通常モードまたは省電力モード)、および現在のプレート温度等を含む。また、現在のモードが省電力モードである場合、現在情報は、現在のプレート温度を基板Wの処理温度に戻すために必要な時間を含む。
次に、メインコントローラ400からブロックコントローラ420に、指定熱処理ユニットPHPの動作を制御するための指示情報が与えられる(ステップS3)。指示情報は、目標となるプレート温度、およびプレート温度の変更を開始する時刻等を含む。
ブロックコントローラ420は、メインコントローラ400からの指示情報に基づいて、指定熱処理ユニットPHPを制御する。また、ブロックコントローラ420は、指定熱処理ユニットPHPから基板Wが搬出された後、時間情報が与えられずに規定中断時間ta(図5)が経過すると、指定熱処理ユニットPHPを省電力モードに切り替える。
具体例として、図5の時点t0から時点t21までの期間における第1の熱処理ユニットPHPの制御について説明する。まず、メインコントローラ400が、搬送スケジュールに基づいて、第1の熱処理ユニットPHPに次の基板Wが搬入されるべき時刻が時点t0であることを時間情報としてブロックコントローラ420に与える(図7のステップS1)。ブロックコントローラ420は、第1の熱処理ユニットPHPが現在通常モードでありかつ現在のプレート温度が温度TAであることを現在情報としてメインコントローラ400に与える(図7のステップS2)。この場合、メインコントローラ400は、第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度をそのまま維持することを指示情報としてブロックコントローラ420に与える(図7のステップS3)。これにより、ブロックコントローラ420は、第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度を温度TAに維持する。
時点t11で第1の熱処理ユニットPHPから基板Wが搬出された後、規定中断時間taが経過すると、ブロックコントローラ420は、第1の熱処理ユニットPHPを省電力モードに切り替え、第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度を温度TAから温度TBに下降させる。
続いて、メインコントローラ400は、次の基板Wの搬入時刻が時点t12であることを時間情報としてブロックコントローラ420に与える(図7のステップS1)。ブロックコントローラ420は、第1の熱処理ユニットPHPが現在省電力モードであること、現在のプレート温度が温度TBであること、およびプレート温度を温度TAに戻すために必要な時間が温度調整時間tbであることを現在情報としてメインコントローラ400に与える(図7のステップS2)。この場合、メインコントローラ400は、時点t12より温度調整時間tbだけ前の時点t12aで第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度の上昇を開始し、プレート温度が温度TAに達した後、プレート温度を温度TAに維持することを指示情報としてブロックコントローラ420に与える(図7のステップS3)。これにより、ブロックコントローラ420は、時点t12aから時点t12の期間に第1の熱処理ユニットPHPのプレート温度を温度TBから温度TAに上昇させ、その後、プレート温度を温度TAに維持する。
このようにして、各熱処理ユニットPHPが通常モードと省電力モードとに切り替えられる。他の処理ユニットについても同様に、メインコントローラ400とブロックコントローラ410,420,430,440とが通信を行い、メインコントローラ400の指示に基づいて、ブロックコントローラ410,420,430,440の各々が各処理ユニットを通常モードと省電力モードとに切り替える。
また、上記の例では、ブロックコントローラ420が、各熱処理ユニットPHPから基板Wが搬出された後、時間情報が与えられずに規定中断時間taが経過すると、その熱処理ユニットPHPを省電力モードに切り替える。他の処理ユニットに関しても同様に、各ブロックコントローラは、対応する各処理ユニットから基板Wが搬出された後、時間情報が与えられずに予め定められた時間が経過すると、その処理ユニットを省電力モードに切り替える。これにより、簡単な制御動作および制御プログラムで各ブロックコントローラが対応する各処理ユニットを通常モードから省電力モードに適切に切り替えることができる。
(5)効果
本実施の形態に係る基板処理装置100においては、各処理ユニットに基板Wが搬入されるべき時刻を含む搬送スケジュールが生成される。生成された搬送スケジュールに基づいて、各搬送機構および各処理ユニットを制御される。各処理ユニットは、搬入された基板Wに処理が行われるように通常モードに設定され、所定時間以上基板Wが搬入されない場合に省電力モードに設定される。
通常モードでの動作時には、省電力モードでの動作時に比べて、供給される電力が低い。それにより、所定時間以上基板Wが搬入されない処理ユニットにおいて、無駄に電力が消費されることが防止される。
また、共通の搬送スケジュールに基づいて、各搬送装置の制御および各処理ユニットのモードの切り替えがそれぞれ行われるので、各処理ユニットへの基板Wの搬送のタイミングに応じて適切に各処理ユニットのモードを切り替えることができる。したがって、無駄な電力消費をより効果的に削減することができる。
また、本実施の形態では、各処理ユニットが通常モードから省電力モードに切り替えられた後、その処理ユニットに次の基板Wが搬入されるべき時点で、その処理ユニットが基板Wの処理に適した予め定められた状態になるように、次の基板Wが搬入されるべき時点の前にその処理ユニットが省電力モードから通常モードに切り替えられる。これにより、搬入された基板Wに対して即座に処理を開始することができる。したがって、省電力モードで消費電力を削減しつつ、省電力モードから通常モードへの切り替えの際にスループットが低下することおよび基板Wの処理均一性が低下することを防止することができる。
また、本実施の形態の熱処理ユニットPHPにおいては、通常モード時にプレート温度が基板Wの熱処理のための温度TAに設定され、省電力モード時にプレート温度が温度TAよりも低い温度TBに設定される。これにより、熱処理ユニットPHPに搬入された基板Wに適切に熱処理を行うことができ、かつ所定時間基板Wが搬入されない熱処理ユニットPHPにおいて、無駄に電力が消費されることが抑制される。
また、熱処理ユニットPHPは、通常モードから省電力モードに切り替えられた後、次の基板Wが搬入されるべき時点より予め定められた温度調整時間tbだけ前の時点で、省電力モードから通常モードに切り替えられ、プレート温度の上昇が開始される。それにより、次の基板Wが搬入されたときにプレート温度が温度TAまで上昇しており、その基板Wに対して即座に熱処理を開始することができる。
また、本実施の形態では、メインコントローラ400により搬送スケジュールが生成されるとともに、複数のブロックコントローラにより各搬送機構および各処理ユニットが制御され、各ブロックコントローラは、メインコントローラ400からの時間情報に基づいて各処理ユニットのモードを切り替える。これにより、搬送スケジュールの内容にかかわらず、各ブロックコントローラは一定の制御動作および制御プログラムで動作可能である。したがって、搬送スケジュールが異なる場合でも、各ブロックコントローラは制御動作および制御プログラムを変更する必要がない。
また、本実施の形態では、各ブロックコントローラが、対応する各処理ユニットから基板Wが搬出された後、時間情報が与えられずに予め定められた時間が経過すると、その処理ユニットを省電力モードに切り替える。これにより、簡単な制御動作および制御プログラムで各ブロックコントローラが対応する各処理ユニットを通常モードから省電力モードに適切に切り替えることができる。
(6)他の実施の形態
(6−1)
上記実施の形態において、各ブロックコントローラは、予め定められた時間(規定中断時間ta)内に時間情報が与えられない場合に、対応する処理ユニット(熱処理ユニットPHP)を通常モードから省電力モードに切り替えるが、他の条件で処理ユニットが通常モードから省電力モードに切り替えられてもよい。
例えば、規定中断時間ta内に時間情報が与えられた場合でも、次の基板Wの搬入時刻が到来するまで所定時間以上要する場合には、対応する処理ユニットが通常モードから省電力モードに切り替えられてもよい。あるいは、メインコントローラ400が搬送スケジュールに基づいて各処理ユニットのモードを切り替えるべき時刻を予め決定し、決定された時刻に基づいて、各ブロックコントローラにモードの切替の指示を与えてもよい。または、各処理ユニットから基板Wが搬出された後、次の基板Wが搬入されることなく予め定められた時間が経過した時点で、その処理ユニットが通常モードから省電力モードに切り替えられてもよい。
(6−2)
上記実施の形態では、メインコントローラ400がブロックコントローラ410,420,430,440に指示を与え、ブロックコントローラ410,420,430,440が与えられた指示に基づいてそれぞれ対応するブロックの各処理ユニットおよび各搬送機構を制御するが、これに限らない。例えば、ブロックコントローラ410,420,430,440が設けられず、メインコントローラ400が各ブロックの各処理ユニットおよび各搬送機構を制御してもよい。
(6−3)
上記実施の形態では、インデクサブロック11、第1の処理ブロック12、第2の処理ブロック13およびインターフェイスブロック14にそれぞれ対応するようにブロックコントローラ410,420,430,440が設けられるが、これに限らない。例えば、処理ユニットごとにコントローラが設けられてもよく、または、同種類の複数の処理ユニットごとにコントローラが設けられてもよい。
(6−4)
上記実施の形態では、各熱処理ユニットPHPのプレート温度が通常モードで温度TAに設定され、省電力モードで温度TBに設定されるが、これに限らず、通常モードおよび省電力モードの各々において、プレート温度が適宜変動してもよい。
(6−5)
上記実施の形態は、液浸法による露光処理の前後に基板Wに成膜処理および現像処理を行う基板処理装置に本発明を適用した例であるが、他の基板処理装置に本発明を適用してもよい。例えば、液体を用いない露光処理の前後に基板Wに処理を行う基板処理装置に本発明を適用してもよい。あるいは、エッチング処理および洗浄処理等の他の処理を行う基板処理装置に本発明を適用してもよい。
(7)請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態では、基板処理装置100が基板処理装置の例であり、塗布処理ユニット129、現像処理ユニット139、洗浄乾燥処理ユニットSD1,SD2、密着強化処理ユニットPAHP、熱処理ユニットPHP、冷却ユニットCPおよびエッジ露光部EEWが処理ユニットの例であり、搬送機構115,127,128,137,138,141,142,146が搬送機構の例であり、メインコントローラ400およびブロックコントローラ410,420,430,440が制御部の例であり、通常モードが第1の動作モードの例であり、省電力モードが第2の動作モードの例であり、熱処理ユニットPHPが熱処理ユニットの例であり、メインコントローラ400が主制御装置の例であり、ブロックコントローラ410,420,430,440が副制御装置の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
本発明は、基板の種々の処理に有効に利用可能である。
11 インデクサブロック
12 第1の処理ブロック
13 第2の処理ブロック
14A 洗浄乾燥処理ブロック
14B 搬入搬出ブロック
14 インターフェイスブロック
15 露光装置
100 基板処理装置
115,127,128,137,138,141,142,146 搬送機構
129 塗布処理ユニット
139 現像処理ユニット
400 メインコントローラ
410,420,430,440 ブロックコントローラ
CP 冷却ユニット
EEW エッジ露光部
HP ホットプレート
LG1,LG2,LG3 液処理ユニット群
PAHP 密着強化処理ユニット
PHP 熱処理ユニット
SD1,SD2 洗浄乾燥処理ユニット
SG1,SG2 熱処理ユニット群

Claims (6)

  1. 基板に処理を行う複数の処理ユニットと、
    前記複数の処理ユニットに基板を搬送する搬送機構と、
    前記複数の処理ユニットおよび前記搬送機構の動作を制御する制御部とを備え、
    各処理ユニットは、基板に予め定められた処理を行うための第1の動作モードと前記第1の動作モード時に供給される電力よりも低い電力が供給される第2の動作モードとに選択的に設定可能に構成され、
    前記制御部は、前記搬送機構により前記複数の処理ユニットの各々に基板が搬入されるべき時点を含む搬送スケジュールを生成し、生成された搬送スケジュールに基づいて、前記搬送機構を制御するとともに、各処理ユニットに搬入された基板に前記処理が行われるように各処理ユニットを前記第1の動作モードに設定し、所定時間以上基板が搬入されない処理ユニットを前記第2の動作モードに設定する、基板処理装置。
  2. 前記制御部は、各処理ユニットを前記第2の動作モードに設定した後、当該処理ユニットに次の基板が搬入されるべき時点で当該処理ユニットが基板の処理に適した予め定められた状態になるように、前記搬入されるべき時点の前に当該処理ユニットを前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに切り替える、請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記複数の処理ユニットは、基板を加熱するための加熱プレートをそれぞれ有する複数の熱処理ユニットを含み、
    各熱処理ユニットは、前記第1の動作モード時に前記加熱プレートの温度が基板の熱処理のための温度になるように動作し、前記第2の動作モード時に前記加熱プレートの温度が前記熱処理のための温度よりも低い温度になるように動作し、
    前記予め定められた状態は、前記加熱プレートの温度が前記熱処理のために予め定められた温度に調整された状態である、請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記搬送スケジュールを生成する主制御装置と、
    前記主制御装置により生成された搬送スケジュールに基づいて前記搬送機構を制御しかつ前記複数の処理ユニットを前記第1の動作モードおよび前記第2の動作モードに選択的に設定する副制御装置とを含み、
    前記主制御装置は、前記搬送スケジュールに基づいて各処理ユニットに基板が搬入されるべき時点を含む時間情報を前記副制御装置に与え、
    前記副制御装置は、前記主制御装置から与えられる時間情報に基づいて各処理ユニットを前記第1の動作モードおよび前記第2の動作モードに選択的に設定する、請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記副制御装置は、各処理ユニットから基板が搬出された後に次の基板が搬入されるべき時点を示す時間情報が予め定められた時間与えられない場合に当該処理ユニットを前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える、請求項4記載の基板処理装置。
  6. 複数の処理ユニットの各々に基板が搬入されるべき時点を含む搬送スケジュールを生成するステップと、
    生成された搬送スケジュールに基づいて、基板に予め定められた処理を行うための第1の動作モードと前記第1の動作モード時に供給される電力よりも低い電力が供給される第2の動作モードとに各処理ユニットを選択的に設定するステップと、
    生成された搬送スケジュールに基づいて搬送機構により複数の処理ユニットに基板を搬送するステップと、
    前記複数の処理ユニットにおいてそれぞれ基板に処理を行うステップとを備え、
    前記選択的に設定するステップは、
    各処理ユニットに搬入された基板に前記処理が行われるように各処理ユニットを前記第1の動作モードに設定するステップと、
    生成された搬送スケジュールに基づいて、所定時間以上基板が搬入されない処理ユニットを前記第2の動作モードに設定するステップと含む、基板処理方法。
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