JP2009083486A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造を維持しつつ、液滴の乾燥を促すことができるインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】インクジェット記録装置11は、用紙Sを送り方向に送るための送り機構16と、送り機構16で送られる用紙Sに向けて液滴を吐出するインクジェットヘッド12と、用紙Sに着弾した液滴を乾燥させる乾燥部17と、用紙Sの用紙情報および用紙Sに記録される記録情報のいずれかに基づいて、液滴の乾燥に必要な熱量を予測して乾燥部17の温度を制御する制御機構18と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットヘッドを有するインクジェット記録装置に関する。
日本の特開平4−135858号公報に、記録手段から用紙にインクを吐出させて記録を行うインクジェット記録装置が開示されている。この記録装置は、用紙にインクを定着させるための乾燥部と、定着手段の駆動条件を変えるための切替手段と、用紙の後端を検知する検知手段と、を備えている。
このインクジェット記録装置では、検知手段によって用紙の後端が検知されると、検知装置から切替装置に切替信号が送られる。信号を受けた切替装置は、乾燥部の温度を上昇させる。これによって、印刷後に十分な時間が与えられない用紙の後端において、インクの乾燥が促される。
また、日本の特開2001−58398号公報に、乾燥部と冷却手段とを備えたインクジェット記録装置が開示されている。このインクジェット記録装置は、用紙上のインクを乾燥させるための乾燥部と、用紙の焦げを防止するための冷却手段と、これらを制御する制御手段と、を備えている。このインクジェット記録装置では、制御手段は、乾燥部の温度を制御して、印字待機状態の乾燥部の温度を印字中の乾燥部の温度よりも低くする。これによって、印字中の温度で乾燥部を待機させる場合比べて、待機中の消費電力が低く抑えられる(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−135858号公報
しかしながら、上記従来のインクジェット記録装置では、印刷の条件にかかわらず乾燥部によって一律に乾燥処理を加えているため、印刷条件によっては、インクの乾燥が十分になされないおそれがあった。インクの乾燥が十分になされない状態で用紙を重ね合わせたりすると、用紙が汚れてしまう可能性があった。
本発明の目的は、簡単な構造を維持しつつ、液滴の乾燥を促すことができるインクジェット記録装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るインクジェット記録装置は、用紙を送り方向に送るための送り機構と、前記送り機構で送られる用紙に向けて液滴を吐出するインクジェットヘッドと、前記用紙に着弾した液滴を乾燥させる乾燥部と、前記用紙の用紙情報および前記用紙に記録される記録情報のいずれかに基づいて、前記乾燥部の温度を制御する制御機構と、を具備する。
前記目的を達成するため、本発明の他の形態に係るインクジェット記録装置は、用紙を送り方向に送るための送り機構と、前記送り機構で送られる用紙に向けて液滴を吐出するインクジェットヘッドと、前記用紙に着弾した液滴を乾燥させる乾燥部と、前記用紙の用紙情報および前記用紙に記録される記録情報のいずれかに基づいて、前記送り機構の送り速度を制御する制御機構と、を具備する。
前記目的を達成するため、本発明の他の形態に係るインクジェット記録装置は、用紙に液滴を吐出するインクジェットヘッドと、前記用紙を周囲に吸着した状態で前記インクジェットヘッドから前記液滴の吐出を受けるとともに、前記液滴の吐出の完了後に前記用紙を吸着した状態のまま空回りする円筒形のドラムと、前記ドラムに吸着された前記用紙に熱を加える乾燥部と、前記用紙の用紙情報および前記用紙に記録される記録情報のいずれかに基づいて、前記ドラムの空回りの回数を制御する制御機構と、を具備する。
本発明によれば、簡単な構造を維持しつつ、液滴の乾燥を促すことができるインクジェット記録装置を提供できる。
以下図面を参照して、この発明のインクジェット記録装置について説明する。インクジェット記録装置は、用紙に対して液を吐出して、用紙上に文字や画像を形成することができる。
図1に示すように、インクジェット記録装置11は、用紙Sに液滴を吐出するインクジェットヘッド12と、用紙Sが送られる搬送路13と、搬送路13に用紙Sを供給する給紙部14と、画像が形成された用紙Sを搬送路13から回収する排紙部15と、搬送路13上で用紙Sを送り方向Fに送る送り機構16と、用紙Sに着弾した液滴を乾燥させる乾燥部17と、インクジェットヘッド12、送り機構16、および乾燥部17を統括的に制御する制御機構18と、を具備している。
インクジェットヘッド12は、送り機構16で送られる用紙Sに対して液滴、つまりインク滴を吐出することができる。インクジェットヘッド12は、インクを吐出するための図示しない複数のノズルを有している。インクジェットヘッド12は、例えば、駆動素子として機能するPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)製の圧電素子を有している。圧電素子に電圧を印加すると、圧電素子は変形してノズルに対応する圧力室の内部の圧力を増加させる。これによって、ノズルから用紙Sに向かって、液滴が吐出される。
送り機構16は、用紙Sを送り方向Fに沿って送るための複数の駆動ローラ16Aを有している。乾燥部17は、ニクロム線発熱体20と、ニクロム線発熱体20で発生した熱を用紙Sに向けて送るためのファン21と、を有している。乾燥部17は、上記構成に限定されるものではなく、マイクロ波によって乾燥を行うものでもよい。
制御機構18は、インクジェット記録装置11の各部の駆動を制御するだけでなく、用紙Sに記録される記録情報に基づいて、液滴の乾燥に必要な熱量を予測して乾燥部17の温度を制御する。制御機構18は、記録情報から用紙Sに記録されるものが文字か画像かを判別する判別部22と、判別部22の判別結果に基づいて乾燥部17の温度を制御する駆動部23と、を有している。駆動部23は、記録情報が画像を含む場合に乾燥部17の温度を第1の温度にし、記録情報が文字のみを含む場合に乾燥部17の温度を第1の温度よりも低い第2の温度にする。
ところで、上記したインクジェットヘッド12から吐出されるインクは、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色が用意されている。ブラックインクは、例えば、以下のような組成である。
自己分散型カーボンブラック分散液
(カーボンブラック固形分濃度) 8.0重量%
グリセリン 30.0重量%
エチレングリコールモノブチルエーテル 0.5重量%
サーフィノール465 1.0重量%
プロキセルXL−2(S) 0.2重量%
イオン交換水 残量
また、イエローインクは、例えば、以下のような組成である。
自己分散型イエロー分散液
(イエロー顔料固形分濃度) 6.0重量%
グリセリン 45.0重量%
エチレングリコールモノブチルエーテル 5.0重量%
サーフィノール465 1.0重量%
プロキセルXL−2(S) 0.2重量%
イオン交換水 残量
マゼンタインクは、例えば、以下のような組成である。
高分子分散剤分散型マゼンタ分散液
(マゼンタ顔料固形分濃度) 6.0重量%
グリセリン 45.0重量%
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 5.0重量%
サーフィノール465 1.0重量%
プロキセルXL−2(S) 0.2重量%
イオン交換水 残量
シアンインクは、例えば、以下のような組成である。
高分子分散剤分散型シアン分散液
(シアン顔料固形分濃度) 6.0重量%
グリセリン 45.0重量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5.0重量%
サーフィノール465 1.0重量%
プロキセルXL−2(S) 0.2重量%
イオン交換水 残量
続いて、インクジェット記録装置11に用いられる画像形成方法について説明する。まず、判別部22は、制御機構18からインクジェットヘッド12の図示しないヘッドドライバに印刷情報を送る際に、その印刷情報を取得して、用紙Sに形成されるものが文字なのか画像なのかを判断する。その際、判別部22は、図2に示すように、用紙Sに対応する印刷領域を送り方向Fに並ぶ複数のブロック24として分割する。判別部22は、用紙Sに記録されるものが文字か画像かをブロック24毎に判別する。
駆動部23は、ブロック24内で用紙Sに記録されるものが画像を含むと判別部22で判別された場合に、このブロック24が乾燥部17の近傍を通過する際に乾燥部17の温度を第1の温度、つまり130℃にする。また、駆動部23は、ブロック24内で用紙S上に記録されるものが文字のみを含むと判別部22で判別されたときに、このブロック24が乾燥部17の近傍を通過する際に乾燥部17の温度を第2の温度、つまり110℃にする。なお、インクジェット記録装置11は、用紙Sの先端を検出する図示しないセンサを有している。制御機構18は、送り機構16を介して用紙Sをセンサの位置から所定の距離分送ることで、用紙S上のどのブロック24が乾燥部17に対向しているのかを把握できる。
以上によって、液滴の乾燥に必要な熱量が大きいと予想される画像を印刷する場合には、乾燥部17の温度が高くなる。このため、用紙Sに加えられる熱量は大きくなる。一方、液滴の乾燥に必要な熱量が小さいと予想される文字等を印刷する場合には、乾燥部17の温度が低くなる。このため、用紙Sに加えられる熱量は小さくなる。以上より、用紙Sに記録される情報に応じて、適切な熱が用紙に加えられる。
第1の実施形態によれば、インクジェット記録装置11は、用紙Sを送り方向Fに送るための送り機構16と、送り機構16で送られる用紙Sに向けて液滴を吐出するインクジェットヘッド12と、用紙Sに着弾した液滴を乾燥させる乾燥部17と、用紙Sの用紙情報および用紙Sに記録される記録情報のいずれかに基づいて、液滴の乾燥に必要な熱量を予測して乾燥部17の温度を制御する制御機構18と、を具備する。
また、制御機構18は、記録情報から用紙Sに記録されるものが文字か画像かを判別する判別部22と、記録情報が画像を含む場合に乾燥部17の温度を第1の温度にし、記録情報が文字のみを含む場合に乾燥部17の温度を第1の温度よりも低い第2の温度にする駆動部23と、を有する。
用紙Sに写真などの画像を形成する際には、記録密度は高くなり、用紙Sに文字、記号等を形成する際には、記録密度は低くなることが一般的である。上記の構成によれば、用紙Sに形成されるものが文字か画像かを判別することによって、記録密度の高低を簡単に判断することができる。これにより、液滴の乾燥に必要な熱量を適正に予想することができる。よって、液滴の乾燥を適正に行うことができ、乾燥が不十分なことに起因して、用紙Sが汚れてしまうことを防止できる。
この場合、判別部22は、用紙Sに対応する印刷領域を送り方向に並ぶ複数のブロック24として分割するとともに、ブロック24毎に用紙Sに記録されるものが文字か画像かを判別し、駆動部23は、ブロック24内で用紙Sに記録されるものが画像を含むと判別された場合に、当該ブロック24が乾燥部17の近傍を通過する際に乾燥部17の温度を第1の温度にし、ブロック24内で用紙Sに記録されるものが文字のみを含むと判別された場合に、当該ブロック24が乾燥部17の近傍を通過する際に乾燥部17の温度を第2の温度にする。
この構成によれば、乾燥部17の温度の調整をブロック24毎に行うことができる。これにより、より一層きめ細かな温度の制御をブロック24毎に行うことができる。このため、用紙Sに熱を加えすぎて用紙Sに焦げが発生してしまうような事態が生ずることを防止することができる。
続いて、図3を参照して、インクジェット記録装置の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のインクジェット記録装置31は、センサ32を有している点および制御機構18の構成が第1の実施形態と異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態のインクジェット記録装置31は、第1の実施形態の構成に加えて、さらに搬送路13上を送られる用紙Sの厚みを検出するセンサ32を具備している。
センサ32は、例えば、レーザ変位計で構成されている。センサ32は、レーザ光を用紙に向けて照射することによって、用紙Sの厚さを直接検出することができる。レーザ変位計で構成されるセンサ32は、用紙Sの表面の状態も検知できる。センサ32は、用紙Sの表面の粗さを検出する。制御機構18は、この値が所定の値以上である場合には、用紙Sが光沢紙のようにインクが定着しやすいように加工された特殊紙であると判断する。この場合、制御機構18は、乾燥部17を第2の温度にする。この場合の制御機構18の制御は、これに限られるものではなく、制御機構18は、乾燥部17の駆動を停止してもよいし、ニクロム線発熱体20への電力の供給を停止してファン21のみを駆動するようにしてもよい。制御機構18は、用紙Sの表面の粗さの値が所定の値よりも小さい場合には、用紙Sが普通紙であると判断する。なお、この用紙Sの表面粗さに基づく制御は、後述する用紙Sの厚みの検知による制御に対して優先する。すなわち、本制御によって、用紙Sが特殊紙であると判断された場合には、用紙Sの厚さにかかわらず上記のように制御する。
制御機構18は、用紙Sの厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、乾燥部17の温度を制御する駆動部23と、を有している。
続いて、インクジェット記録装置31に用いられる画像形成方法について説明する。まず、判別部22は、例えば、100μmをしきい値として、用紙Sの厚さが100μmを上回るか否かを判別する。センサ32によって検出された用紙Sの厚さが100μmを上回ると判別部22で判別された場合には、駆動部23は、乾燥部17の温度を第1の温度、つまり130℃に制御する。また、用紙Sの厚さが100μmを下回ると判別部22で判別された場合には、駆動部23は、乾燥部17の温度を第2の温度、つまり110℃に制御する。
これによって、液滴の乾燥に大きな熱量が必要とされる厚い用紙Sに対しては、乾燥部17の温度が高くなる。これによって、用紙Sに加えられる熱量は大きくなる。一方、液滴の乾燥に小さな熱量で十分な薄手の用紙Sに対しては、乾燥部17の温度が低くなる。これによって、用紙Sに加えられる熱量は小さくなる。以上より、用紙Sの厚みに応じて、適切な熱が用紙Sに加えられる。
なお、本実施形態では、用紙Sの厚さのしきい値を100μmとし、乾燥部17の温度を2段階としているが、用紙Sの厚さのしきい値を2つ設定し、乾燥部17の温度を3段階に設定してもよい。
第2の実施形態によれば、制御機構18は、用紙Sの厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、用紙Sの厚さがしきい値を上回ると判別されたときに乾燥部17の温度を第1の温度にし、用紙Sの厚さがしきい値を下回ると判別されたときに乾燥部17の温度を第1の温度よりも低い第2の温度にする駆動部23と、を有する。
用紙S上に着弾した液滴に効率よく熱が伝達されるかどうかは、液滴が着弾された用紙Sの温まり易さ、すなわち用紙Sの熱容量に依存する。用紙Sの熱容量は、用紙Sの厚さと比例関係にある。上記の構成によれば、用紙Sの用紙情報である用紙Sの厚さに基づいて、液滴の乾燥に必要な熱量を予測して、乾燥部17の温度を変化させることができる。これによって、液滴の乾燥に大きな熱量を要する厚手の用紙Sについては、乾燥部17の温度を高くして用紙Sに作用する熱量を大きくすることができる。また、液滴の乾燥に大きな熱量を要しない薄手の用紙Sについては、乾燥部17の温度を低くして用紙Sに作用する熱量が大きくなりすぎないようにできる。こうして、用紙Sに作用させる熱量を適正に管理して、効率よく液滴を乾燥させることができる。
続いて、図3と図4を参照して、インクジェット記録装置の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のインクジェット記録装置31は、用紙Sの重さをもとに用紙Sを判別する点で第2の実施形態と異なっているが、他の部分は第2の実施形態と共通している。このため、主として第2の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
制御機構18は、用紙Sの坪量が所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、乾燥部17の温度を制御する駆動部23と、を有している。坪量とは、用紙Sの単位面積当たりの重さである。
続いて、インクジェット記録装置31に用いられる画像形成方法について説明する。まず、判別部22は、センサ32で検出した用紙Sの厚みの値に、予め測定しておいた用紙Sの密度の値を乗じて、用紙Sの単位面積当たりの重さである坪量(g/m)を算出する。さらに、判別部22は、120g/mをしきい値として、用紙Sの坪量が120g/mを上回るか否かを判別する。なお、しきい値は、図4で示す図表から決定した。用紙Sの坪量が120g/mを上回ると判別された場合には、駆動部23は、乾燥部17の温度を第1の温度、つまり130℃に制御する。また、用紙Sの坪量が120g/mを下回ると判別された場合には、駆動部23は、乾燥部17の温度を第2の温度、つまり110℃に制御する。
これによって、液滴の乾燥に大きな熱量が必要とされる重くて厚い用紙Sに対しては、乾燥部17の温度が高くなる。これによって、用紙Sに加えられる熱量は大きくなる。一方、液滴の乾燥に小さな熱量で十分な軽くて薄手の用紙Sに対しては、乾燥部17の温度が低くなる。これによって、用紙Sに加えられる熱量は小さくなる。以上より、用紙Sの厚みに応じて、適切な熱が用紙Sに加えられる。
なお、本実施形態では、用紙Sの坪量のしきい値を120g/mとし、乾燥部17の温度を2段階としているが、用紙Sの厚さのしきい値を2つ設定し、乾燥部17の温度を3段階に設定してもよい。
第3の実施形態によれば、制御機構18は、用紙Sの重さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、用紙Sの重さがしきい値を上回ると判別されたときに乾燥部17の温度を第1の温度にし、用紙Sの重さがしきい値を下回ると判別されたときに乾燥部17の温度を第1の温度よりも低い第2の温度にする駆動部23と、を有する。
用紙S上に着弾した液滴に効率よく熱が伝達されるかどうかは、液滴が着弾された用紙の温まり易さ、すなわち用紙Sの熱容量に依存する。用紙Sの熱容量は、用紙Sの重さと比例する関係にある。上記の構成によれば、用紙Sの用紙情報である用紙Sの重さに基づいて、液滴の乾燥に必要な熱量を予測して、乾燥部17の温度を変化させることができる。これによって、液滴の乾燥に大きな熱量を要する厚手の用紙Sについては、乾燥部17の温度を高くすることができる。また、液滴の乾燥に大きな熱量を要しない薄手の用紙Sについては、乾燥部17の温度が高くなりすぎないようにできる。こうして、用紙Sに作用させる熱量を適正に管理して、効率よく液滴を乾燥させることができる。
続いて、図5を参照して、インクジェット記録装置の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態のインクジェット記録装置41は、送り機構16による用紙Sの送り速度を制御する速度制御部42を制御機構18が有する点で第1の実施形態と異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、インクジェット記録装置41は、用紙Sに液滴を吐出するインクジェットヘッド12と、用紙Sが送られる搬送路13と、搬送路13に用紙Sを供給する給紙部14と、画像が形成された用紙Sを搬送路13から回収する排紙部15と、搬送路13上で用紙Sを送り方向Fに送る送り機構16と、用紙Sに着弾した液滴を乾燥させる乾燥部17と、インクジェットヘッド12、送り機構16、および乾燥部17を統括的に制御する制御機構18と、を具備している。
乾燥部17は、第1の実施形態のものと同様である。ただし、本実施形態の乾燥部17は、第1の実施形態とは異なり、温度が一定になっている。乾燥部17の温度は、例えば、110℃に設定されている。
制御機構18は、インクジェット記録装置41の各部の駆動を制御するだけでなく、用紙Sに記録される記録情報に基づいて、乾燥部17による液滴の乾燥に必要な乾燥時間を予測する。制御機構18は、液滴によって用紙S上に形成されるものが文字か、画像かを判別する判別部22と、送り機構16の送り速度を制御する速度制御部42と、を有する。
インクジェット記録装置41に用いられる画像形成方法について説明する。判別部22は、制御機構18からインクジェットヘッド12の図示しないヘッドドライバに印刷情報を送る際に、その印刷情報を取得して、用紙Sに記録されるものが文字か画像かを判断する。
速度制御部42は、判別部22において用紙S上に記録されるものが文字であると判別されたときに送り機構16の送り速度を第2の速度、つまり通常の送り速度にする。また、速度制御部42は、判別部22において用紙S上に記録されるものが画像であると判別されたときに送り機構16の送り速度を減速する。このときの送り速度は、第1の速度、つまり通常の送り速度に対して例えば50%の送り速度である。
これによって、液滴の乾燥に必要な乾燥時間が長くなると予想される画像を印刷する場合には、送り機構16による送り速度が遅くなる。これによって、液滴は、乾燥部17によって長時間熱を加えられる。一方、液滴の乾燥に必要な乾燥時間が短くなると予想される文字等を印刷する場合には、送り機構16による送り速度が速くなる。このため、液滴は、乾燥部17によって短時間だけ熱を加えられる。以上より、液滴の乾燥しやすさに応じて、適切な乾燥時間が設定される。
第4の実施形態によれば、インクジェット記録装置41は、用紙Sを送り方向Fに送るための送り機構16と、送り機構16で送られる用紙Sに向けて液滴を吐出するインクジェットヘッド12と、用紙Sに着弾した液滴を乾燥させる乾燥部17と、用紙Sの用紙情報および用紙Sに記録される記録情報のいずれかに基づいて、乾燥部17による液滴の乾燥に必要な乾燥時間を予測して送り機構16の送り速度を制御する制御機構18と、を具備する。
また、制御機構18は、記録情報から用紙Sに記録されるものが文字か画像かを判別する判別部22と、記録情報が画像を含む場合に送り機構16の送り速度を第1の速度にし、記録情報が文字のみを含む場合に送り機構16の送り速度を第1の速度よりも速い第2の速度にする速度制御部42と、を有する。
通常、用紙Sに写真などの画像を形成する場合に、記録密度が高くなって液滴の乾燥に時間がかかる。一方、用紙Sに文字、記号等を形成する場合には、記録密度は低くなって液滴の乾燥が短時間ですむ。上記の構成によれば、用紙Sに記録されるものが文字か画像かを判別することによって、記録密度の高低を簡単に判断することができる。これによって、用紙Sの送り速度を操作して、液滴の乾燥時間を適正に設定することができる。
続いて、図6を参照して、インクジェット記録装置の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態のインクジェット記録装置51は、センサ32を有している点および制御機構18の構成が第4の実施形態と異なっているが、他の部分は第4の実施形態と共通している。このため、主として第4の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
第5の実施形態のインクジェット記録装置51は、第4の実施形態の構成に加えて、さらに、搬送路13上を送られる用紙Sの厚みを検出するセンサ32を具備している。センサ32は、例えば、レーザ変位計で構成されている。センサ32は、レーザ光によって、用紙Sの厚さを直接検出することができる。
制御機構18は、用紙Sの厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、送り機構16の送り速度を制御する速度制御部42と、を有している。
インクジェット記録装置51に用いられる画像形成方法について説明する。判別部22は、例えば、100μmをしきい値として、用紙Sの厚さが100μmを上回るか否かを判別する。センサ32によって検出された用紙Sの厚さが100μmを上回ると判別された場合には、送り機構16の送り速度は、速度制御部42によって、通常の送り速度に対して例えば、50%の送り速度にされる。また、用紙Sの厚さが100μmを下回ると判別された場合には、送り機構16の送り速度は、通常の送り速度にされる。
これによって、液滴の乾燥に大きな熱量が必要とされる厚い用紙Sに対しては、送り機構16による用紙Sの送り速度は遅くなる。これによって、用紙Sは長時間乾燥部17に晒されることになり、用紙Sに加えられる熱量が大きくなる。一方、液滴の乾燥に小さな熱量で十分な薄手の用紙Sに対しては、送り機構16による用紙Sの送り速度は速くなる。これによって、用紙Sは短い時間だけ乾燥部17に晒されることになり、用紙Sに加えられる熱量は小さくなる。
なお、本実施形態では、用紙Sの厚さのしきい値を100μmとし、送り速度を2段階としているが、用紙Sの厚さのしきい値を2つ設定し、送り機構16の送り速度を3段階に設定してもよい。
第5の実施形態によれば、制御機構18は、用紙Sの厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、用紙Sの厚さがしきい値を上回ると判別されたときに送り機構16の送り速度を第1の速度にし、用紙Sの厚さがしきい値を下回ると判別されたときに送り機構16の送り速度を第1の速度よりも速い第2の速度にする速度制御部42と、を有する。
この構成によれば、用紙Sの用紙情報である用紙Sの厚さに基づいて、液滴の乾燥に必要な熱量を予測して、用紙Sの送り速度を調節し、用紙Sに作用させる熱量を変化させることができる。これによって、液滴の乾燥に長時間を要する厚手の用紙Sについては、用紙の送り速度を遅くして用紙Sの乾燥時間を長くすることができる。また、液滴の乾燥に長い時間を要しない薄手の用紙Sについては、用紙Sの送り速度を速くして用紙Sの乾燥時間を短くすることができる。こうして、用紙Sの乾燥時間を適正に管理して、効率よく液滴を乾燥させることができる。
続いて、図4と図6を参照して、インクジェット記録装置の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態のインクジェット記録装置51は、用紙Sの重さをもとに用紙を判別する点で第5の実施形態と異なっているが、他の部分は第5の実施形態と共通している。このため、主として第5の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
制御機構18は、用紙Sの坪量が所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、送り機構16の送り速度を制御する速度制御部42と、を有している。
インクジェット記録装置51に用いられる画像形成方法について説明する。判別部22は、センサ32で検出した用紙Sの厚みの値に、予め測定しておいた用紙Sの密度の値を乗じて、用紙Sの単位面積当たりの重さである坪量(g/m)を算出する。さらに、判別部22は、例えば、120g/mをしきい値として、用紙Sの坪量が120g/mを上回るか否かを判別する。なお、しきい値は、図4で示す図表から決定した。用紙Sの坪量が120g/mを上回ると判別された場合には、送り機構16の送り速度は、速度制御部42によって、通常の送り速度に対して例えば、50%の送り速度にされる。また、用紙Sの坪量が120g/mを下回ると判別された場合には、送り機構16の送り速度は、通常の送り速度にされる。
これによって、液滴の乾燥に大きな熱量が必要とされる重い用紙Sに対しては、送り機構16による用紙Sの送り速度は遅くなる。これによって、用紙Sは長時間乾燥部17に晒されることになり、用紙Sに加えられる熱量が大きくなる。一方、液滴の乾燥に小さな熱量で十分な軽い用紙Sに対しては、送り機構16による用紙Sの送り速度は速くなる。これによって、用紙Sは短い時間だけ乾燥部17に晒されることになり、用紙Sに加えられる熱量は小さくなる。以上より、用紙Sの厚みに応じて、適切な熱が用紙に加えられる。
なお、本実施形態では、用紙Sの坪量のしきい値を120g/mとし、送り速度を2段階としているが、用紙Sの坪量のしきい値を2つ設定し、送り速度を3段階に設定してもよい。
第6の実施形態によれば、制御機構18は、用紙Sの重さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、用紙Sの重さがしきい値を上回ると判別されたときに送り機構16の送り速度を第1の速度にし、用紙Sの重さがしきい値を下回ると判別されたときに送り機構16の送り速度を第1の速度よりも速い第2の速度にする速度制御部42と、を有する。
この構成によれば、用紙Sの用紙情報である用紙Sの重さに基づいて、液滴の乾燥に必要な乾燥時間を予測して、用紙Sの送り速度を変化させることができる。これによって、用紙Sに作用させる熱量を変化させることができる。すなわち、液滴の乾燥に長時間を要する重い用紙Sについては、用紙Sの送り速度を遅くして用紙Sの乾燥時間を長くすることができる。また、液滴の乾燥に長い時間を要しない軽い用紙Sについては、用紙Sの送り速度を速くして用紙Sの乾燥時間を短くすることができる。こうして、用紙Sの乾燥時間を適正に管理して、効率よく液滴を乾燥させることができる。
続いて、図7を参照して、インクジェット記録装置の第7の実施形態について説明する。第7の実施形態のインクジェット記録装置61は、用紙Sを吸着するドラム62を搬送路13の変わりに有する点で第4の実施形態と異なっているが、他の部分は第4の実施形態と共通している。このため、主として第4の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、インクジェット記録装置61は、用紙Sに液滴を吐出するインクジェットヘッド12と、用紙Sが吸着される円筒形のドラム62と、ドラム62に用紙Sを供給する給紙部14と、画像が形成された用紙Sをドラム62から回収する排紙部15と、給紙部14から用紙Sをドラム62に送る送り機構16と、用紙Sに着弾した液滴を乾燥させる乾燥部17と、インクジェットヘッド12、ドラム62、送り機構16、および乾燥部17を統括的に制御する制御機構18と、を具備している。インクジェットヘッド12は、第1の実施形態のものと同様のものであるが、ドラム62に吸着された用紙Sに対して液滴を吐出することができる。ドラム62は、液滴の吐出の完了後に用紙Sを吸着した状態のまま、矢印で示す方向に空回りすることができる。
乾燥部17は、第1の実施形態のものと同様であり、ドラム62に対向する位置に設けられている。ただし、本実施形態の乾燥部17は、第1の実施形態とは異なり、温度が一定になっている。乾燥部17の温度は、例えば、110℃に設定されている。ドラム62は、その表面を吸引して、用紙Sを表面に吸着することが可能な図示しない吸引機構に接続されている。ドラム62は、吸引式のものに限られず、例えば、静電気を利用して用紙Sを吸着する静電式のものであってもよい。
制御機構18は、インクジェット記録装置61の各部の駆動を制御するだけでなく、用紙Sに記録される記録情報に基づいて、乾燥部17による液滴の乾燥に必要な乾燥時間を予測する。制御機構18は、液滴によって用紙S上に形成されるものが文字か、画像かを判別する判別部22と、ドラム62の回転を制御するドラム駆動部63と、を有する。
インクジェット記録装置61に用いられる画像形成方法について説明する。判別部22は、制御機構18からインクジェットヘッド12の図示しないヘッドドライバに印刷情報を送る際に、その印刷情報を取得して、用紙Sに形成されるものが文字か画像かを判断する。
ドラム駆動部63は、判別部22において用紙S上に記録されるものが画像を含むと判別されたときにドラム62を所定回数、例えば1回空回りさせる。また、ドラム駆動部63は、判別部22において用紙S上に記録されるものが文字のみを含むと判別されたときにドラム62の空回りを省略する。なお、ドラム62の空回りの数は、1回に限定されず、複数回空回りさせるようにしてもよい。
これによって、液滴の乾燥に必要な乾燥時間が長くなると予想される画像を印刷する場合には、用紙Sを吸着した状態でドラムの空回りが行われる。これによって、用紙S上の液滴には、乾燥部17によって長時間熱を加えられる。一方、液滴の乾燥に必要な乾燥時間が短くなると予想される文字等を印刷する場合には、ドラム62の空回りが省略される。このため、液滴は、乾燥部17によって短時間だけ熱を加えられる。以上より、液滴の乾燥し易さに応じて、適切な乾燥時間が設定される。
第7の実施形態によれば、インクジェット記録装置61は、用紙Sに液滴を吐出するインクジェットヘッド12と、用紙Sを周囲に吸着した状態でインクジェットヘッド12から液滴の吐出を受けるとともに、液滴の吐出の完了後に用紙Sを吸着した状態のまま空回りする円筒形のドラム62と、ドラム62に吸着された用紙Sに熱を加える乾燥部17と、用紙Sの用紙情報および用紙Sに記録される記録情報のいずれかに基づいて、乾燥部17による液滴の乾燥に必要な乾燥時間を予測して、ドラム62の空回りの回数を制御する制御機構18と、を具備する。
また、制御機構18は、記録情報から用紙Sに記録されるものが文字か画像かを判別する判別部22と、記録情報が画像を含む場合にドラム62を所定回数空回りさせ、記録情報が文字のみを含む場合にドラム62の空回りを省略するドラム駆動部63と、を有する。
通常、用紙Sに写真などの画像を形成する場合に、記録密度が高くなって液滴の乾燥に時間がかかる。一方、用紙Sに文字、記号等を形成する場合には、記録密度は低くなって液滴の乾燥が短時間ですむ。上記の構成によれば、用紙Sに記録されるものが文字か画像かを判別することによって、記録密度の高低を簡単に判断することができる。これによって、ドラム62の空回りの有無を操作して、液滴の乾燥時間を簡単に調整することができる。
続いて、図8を参照して、インクジェット記録装置の第8の実施形態について説明する。第8の実施形態のインクジェット記録装置71は、センサ32を有している点および制御機構の構成が第7の実施形態と異なっているが、他の部分は第7の実施形態と共通している。このため、主として第7の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
第8の実施形態のインクジェット記録装置71は、第7の実施形態の構成に加えて、さらに、ドラム62に吸着された用紙Sの厚みを検出するセンサ32を具備している。
センサ32は、例えば、レーザ変位計で構成されている。センサ32は、レーザ光によって、用紙Sの厚さを直接検出することができる。
制御機構18は、用紙Sの厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、ドラム62の回転を駆動するドラム駆動部63と、を有している。
インクジェット記録装置71に用いられる画像形成方法について説明する。判別部22は、例えば、100μmをしきい値として、用紙Sの厚さが100μmを上回るか否かを判別する。センサ32によって検出された用紙Sの厚さが100μmを上回ると判別された場合には、ドラム駆動部63は、印刷終了後にドラム62を所定回数、例えば1回空回りさせる。また、用紙Sの厚さが100μmを下回ると判別された場合には、ドラム駆動部63は、ドラム62の空回りを省略する。
これによって、液滴の乾燥に必要な乾燥時間が長くなると予想される厚い用紙Sに対しては、ドラム62の空回りが行われる。これによって、用紙Sは長時間乾燥部17に晒されることになり、用紙Sに加えられる熱量が大きくなる。一方、液滴の乾燥に小さな熱量で十分な薄手の用紙Sに対しては、ドラム62の空回りは省略される。これによって、用紙Sは短い時間だけ乾燥部17に晒されることになり、用紙Sに加えられる熱量は小さくなる。以上より、液滴の乾燥し易さに応じて、適切な乾燥時間が設定される。
なお、本実施形態では、用紙Sの厚さのしきい値を100μmとし、ドラム62の空回りの有り無しを設定しているが、用紙Sの厚さのしきい値を2つ設定し、ドラム62の空回りの数を、空回り無し、空回り1回、空回り3回というように、3段階に設定してもよい。
第8の実施形態によれば、制御機構18は、用紙Sの厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、用紙Sの厚さがしきい値を上回ると判別されたときにドラム62を所定回数空回りさせ、用紙Sの厚さがしきい値を下回ると判別されたときにドラム62の空回りを省略するドラム駆動部63と、を有する。
この構成によれば、用紙Sの用紙情報である用紙Sの厚さに基づいて、液滴の乾燥に必要な乾燥時間を予測して、ドラム62の空回りの有無を調節し、液滴の乾燥時間を変化させることができる。これによって、液滴の乾燥に長時間を要する厚手の用紙Sについては、ドラム62の空回りを行って用紙Sの乾燥時間を長くすることができる。また、液滴の乾燥に長い時間を要しない薄手の用紙Sについては、ドラム62の空回りを省略して用紙Sの乾燥時間を短くすることができる。こうして、ドラム62の空回りの有無を操作して、液滴の乾燥時間を簡単に調整することができる。
続いて、図4と図8を参照して、インクジェット記録装置の第9の実施形態について説明する。第9の実施形態のインクジェット記録装置71は、用紙Sの重さをもとに用紙Sを判別する点で第8の実施形態と異なっているが、他の部分は第8の実施形態と共通している。このため、主として第8の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
制御機構18は、用紙Sの厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、ドラム62の回転を駆動するドラム駆動部63と、を有している。
インクジェット記録装置71に用いられる画像形成方法について説明する。判別部22は、センサ32で検出した用紙Sの厚みの値に、予め測定しておいた用紙Sの密度の値を乗じて、用紙Sの単位面積当たりの重さである坪量(g/m)を算出する。さらに、判別部22は、例えば、120g/mをしきい値として、用紙Sの坪量が120g/mを上回るか否かを判別する。用紙Sの坪量が120g/mを上回ると判別された場合には、ドラム62は、ドラム駆動部63によって、所定回数、例えば、1回の空回りが行われる。また、用紙Sの坪量が120g/mを下回ると判別された場合には、ドラム62の空回りは省略される。
これによって、液滴の乾燥に必要な乾燥時間が長くなると予想される重い用紙Sに対しては、ドラム62の空回りが行われる。これによって、用紙Sは長時間乾燥部17に晒されることになり、用紙Sに加えられる熱量が大きくなる。一方、液滴の乾燥に小さな熱量で十分な軽い用紙Sに対しては、ドラム62の空回りは省略される。これによって、用紙Sは短い時間だけ乾燥部17に晒されることになり、用紙Sに加えられる熱量は小さくなる。以上より、液滴の乾燥し易さに応じて、適切な乾燥時間が設定される。
なお、本実施形態では、用紙Sの坪量のしきい値を120g/mとし、ドラム62の空回りの有り無しを設定しているが、用紙Sの坪量のしきい値を2つ設定し、ドラム62の空回りの数を、空回り無し、空回り1回、空回り3回というように、3段階に設定してもよい。
第9の実施形態によれば、制御機構18は、用紙Sの重さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部22と、用紙Sの重さがしきい値を上回ると判別されたときにドラム62を所定回数空回りさせ、用紙Sの重さがしきい値を下回ると判別されたときにドラム62の空回りを省略するドラム駆動部63と、を有する。
この構成によれば、用紙Sの用紙情報である用紙Sの重さに基づいて、液滴の乾燥に必要な乾燥時間を予測して、ドラム62の空回りの有無を調整することができる。これによって、液滴の乾燥時間を変化させることができる。すなわち、液滴の乾燥に長時間を要する重い用紙Sについては、ドラム62の空回りを行って用紙Sの乾燥時間を長くすることができる。また、液滴の乾燥に長い時間を要しない軽い用紙Sについては、ドラム62の空回りを省略して用紙Sの乾燥時間を短くすることができる。こうして、ドラム62の空回りの有無を操作して、液滴の乾燥時間を簡単に調整することができる。
第1の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図。 図1に示すインクジェット記録装置において、用紙に対応する印刷領域をブロック毎に分割した状態を示す上面図。 第2、第3の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図。 日本、北米、欧州において、ユーザが入手可能な用紙を対比した表図。 第4の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図。 第5、第6の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図。 第7の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図。 第8、第9の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図。
符号の説明
11…インクジェット記録装置、12…インクジェットヘッド、16…送り機構、17…ヒータ、18…制御機構、22…判別部、23…駆動部、24…ブロック

Claims (14)

  1. 用紙を送り方向に送るための送り機構と、
    前記送り機構で送られる用紙に向けて液滴を吐出するインクジェットヘッドと、
    前記用紙に着弾した液滴を乾燥させる乾燥部と、
    前記用紙の用紙情報および前記用紙に記録される記録情報のいずれかに基づいて、前記乾燥部の温度を制御する制御機構と、
    を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記制御機構は、
    前記記録情報から前記用紙に記録されるものが文字か画像かを判別する判別部と、
    前記記録情報が画像を含む場合に前記乾燥部の温度を第1の温度にし、前記記録情報が文字のみを含む場合に前記乾燥部の温度を前記第1の温度よりも低い第2の温度にする駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記判別部は、前記用紙に対応する印刷領域を前記送り方向に並ぶ複数のブロックとして分割するとともに、前記ブロック毎に前記用紙に記録されるものが文字か画像かを判別し、
    前記駆動部は、前記ブロック内で前記用紙に記録されるものが画像を含むと判別された場合に、当該ブロックが前記乾燥部の近傍を通過する際に前記乾燥部の温度を前記第1の温度にし、前記ブロック内で前記用紙に記録されるものが文字のみを含むと判別された場合に、当該ブロックが前記乾燥部の近傍を通過する際に前記乾燥部の温度を前記第2の温度にすることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御機構は、
    前記用紙の厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部と、
    前記用紙の厚さが前記しきい値を上回ると判別されたときに前記乾燥部の温度を第1の温度にし、前記用紙の厚さが前記しきい値を下回ると判別されたときに前記乾燥部の温度を前記第1の温度よりも低い第2の温度にする駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記制御機構は、
    前記用紙の重さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部と、
    前記用紙の重さが前記しきい値を上回ると判別されたときに前記乾燥部の温度を第1の温度にし、前記用紙の重さが前記しきい値を下回ると判別されたときに前記乾燥部の温度を前記第1の温度よりも低い第2の温度にする駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  6. 用紙を送り方向に送るための送り機構と、
    前記送り機構で送られる用紙に向けて液滴を吐出するインクジェットヘッドと、
    前記用紙に着弾した液滴を乾燥させる乾燥部と、
    前記用紙の用紙情報および前記用紙に記録される記録情報のいずれかに基づいて、前記送り機構の送り速度を制御する制御機構と、
    を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 前記制御機構は、
    前記記録情報から前記用紙に記録されるものが文字か画像かを判別する判別部と、
    前記記録情報が画像を含む場合に前記送り機構の送り速度を第1の速度にし、前記記録情報が文字のみを含む場合に前記送り機構の送り速度を前記第1の速度よりも速い第2の速度にする速度制御部と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記制御機構は、
    前記用紙の厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部と、
    前記用紙の厚さが前記しきい値を上回ると判別されたときに前記送り機構の送り速度を第1の速度にし、前記用紙の厚さが前記しきい値を下回ると判別されたときに前記送り機構の送り速度を前記第1の速度よりも速い第2の速度にする速度制御部と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記制御機構は、
    前記用紙の重さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部と、
    前記用紙の重さが前記しきい値を上回ると判別されたときに前記送り機構の送り速度を第1の速度にし、前記用紙の重さが前記しきい値を下回ると判別されたときに前記送り機構の送り速度を前記第1の速度よりも速い第2の速度にする速度制御部と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  10. 用紙に液滴を吐出するインクジェットヘッドと、
    前記用紙を周囲に吸着した状態で前記インクジェットヘッドから前記液滴の吐出を受けるとともに、前記液滴の吐出の完了後に前記用紙を吸着した状態のまま空回りする円筒形のドラムと、
    前記ドラムに吸着された前記用紙に熱を加える乾燥部と、
    前記用紙の用紙情報に基づいて、前記ドラムの空回りの回数を制御する制御機構と、
    を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
  11. 前記制御機構は、
    前記用紙の厚さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部と、
    前記用紙の厚さが前記しきい値を上回ると判別されたときに前記ドラムを所定回数空回りさせ、前記用紙の厚さが前記しきい値を下回ると判別されたときに前記ドラムの空回りを省略するドラム駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記制御機構は、
    前記用紙の重さが所定のしきい値を上回る否かを判別する判別部と、
    前記用紙の重さが前記しきい値を上回ると判別されたときに前記ドラムを所定回数空回りさせ、前記用紙の重さが前記しきい値を下回ると判別されたときに前記ドラムの空回りを省略するドラム駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。
  13. 用紙に液滴を吐出するインクジェットヘッドと、
    前記用紙を周囲に吸着した状態で前記インクジェットヘッドから前記液滴の吐出を受けるとともに、前記液滴の吐出の完了後に前記用紙を吸着した状態のまま空回りする円筒形のドラムと、
    前記ドラムに吸着された前記用紙に熱を加える乾燥部と、
    前記用紙に記録される記録情報に基づいて、前記ドラムの空回りの回数を制御する制御機構と、
    を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
  14. 前記制御機構は、
    前記記録情報から前記用紙に記録されるものが文字か画像かを判別する判別部と、
    前記記録情報が画像を含む場合に前記ドラムを所定回数空回りさせ、前記記録情報が文字のみを含む場合に前記ドラムの空回りを省略するドラム駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項13に記載のインクジェット記録装置。
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