JP2008080808A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】片面印写後の用紙の印写面が擦られるなどして安定した画像品質で両面印写を行うことができない。
【解決手段】記録ヘッド14による印写位置に対して用紙3を略水平な搬送面に沿って搬送する搬送ベルト23と、用紙3との接触箇所が搬送面よりも高い位置に配置された排紙ローラ45と、排紙ローラ45の上流側に配置され、略水平な搬送面に対して排紙ローラ45に向けて高くなるように傾斜するガイド部材42と、を備え、記録ヘッド14は用紙3に向けて下方にインク滴を吐出し、用紙3の両面に印写するとき、片面印写後の用紙3の一部を、印写位置から用紙3の印写面が上を向いた状態のまま、排紙ローラ45で装置本体外の排紙トレイ6上に排出した後、用紙3の印写面が上を向いた状態で、排紙トレイ6上において片面印写のインク量に応じた待機時間が経過するまで待機する。
【選択図】図4

Description

本発明はインクジェット記録装置に関し、特に両面印写(両面記録)が可能なインクジェット記録装置に関する。
プリンタ、複写装置、ファクシミリ、プロッタ等の画像記録装置或いは画像形成装置として用いるインクジェット記録装置において、両面印写を可能にしたものとしては、特許文献1に記載されているように、記録装置内に、記録紙に画像情報を記録する第1の記録部と、この第1の記録部の上方に配置した第2の記録部とを設け、第1の記録部には第1の記録手段を、第2の記録部には第2の記録手段を備え、第1の記録部に記録紙を送給する第1の給紙手段と、第1の記録部に送給されて記録が終了した記録紙を第2の記録部に搬送する記録紙搬送手段と、第2の記録部に記録紙を送給する第2の給紙手段と、第2の記録部に搬送された記録紙を排出する記録紙排出手段とを備えたものがある。
特開平8−337011号公報
この記録装置にあっては、記録紙の両面に印写を行う場合、第1の給紙手段から第1の記録部に記録紙を給紙して第1の記録手段で記録紙の片面に記録し、この片面への記録が終了した記録紙をガイド部材によって案内しながら記録紙搬送手段によって上方の第2の記録部に給紙して第2の記録手段で記録紙の他面に記録した後、記録紙排出手段によって記録紙を装置本体外に排紙する。
しかしながら、上述したように記録紙を記録装置本体内で第1の記録部から第2の記録部へ搬送して両面印写を行うインクジェット記録装置にあっては、複数の記録部を装置内に配置しなければならないために構造が複雑になり、装置が大型化し、コストが高くなる。また、第1、第2の記録部を上下に配置して、下方の第1の記録部から上方の第2の記録部に印写後の記録紙を搬送するときにガイド部材によって印写面が擦られることになるが、インクジェット記録の場合にはインクの乾燥に時間を要するために印写直後の画像が擦られると画像品質が低下する。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像品質が安定し、小型化を図れる両面印写が可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドによる印写位置に対して用紙を略水平な搬送面に沿って搬送する搬送手段と、用紙との接触箇所が搬送面よりも高い位置に配置された排紙ローラと、排紙ローラの上流側に配置され、略水平な搬送面に対して排紙ローラに向けて高くなるように傾斜するガイド部材と、を備え、インクジェットヘッドは、用紙に向けて下方にインク滴を吐出し、用紙の両面に印写するとき、片面印写後の用紙の一部を、印写位置から用紙の印写面が上を向いた状態のまま、排紙ローラで装置本体外の排紙トレイ上に排出した後、用紙の印写面が上を向いた状態で、排紙トレイ上において片面印写のインク量に応じた待機時間が経過するまで待機し、待機時間の経過後に用紙をインクジェットヘッドによる印写位置に搬送して、他方の面に印写し、排紙する構成とした。
ここで、片面印写後の用紙を乾燥する乾燥手段を備えている構成とできる。
本発明に係るインクジェット記録装置よれば、インクジェットヘッドによる印写位置に対して用紙を略水平な搬送面に沿って搬送する搬送手段と、用紙との接触箇所が搬送面よりも高い位置に配置された排紙ローラと、排紙ローラの上流側に配置され、略水平な搬送面に対して排紙ローラに向けて高くなるように傾斜するガイド部材と、を備え、インクジェットヘッドは、用紙に向けて下方にインク滴を吐出し、用紙の両面に印写するとき、片面印写後の用紙の一部を、印写位置から用紙の印写面が上を向いた状態のまま、排紙ローラで装置本体外の排紙トレイ上に排出した後、用紙の印写面が上を向いた状態で、排紙トレイ上において片面印写のインク量に応じた待機時間が経過するまで待機し、待機時間の経過後に用紙をインクジェットヘッドによる印写位置に搬送して、他方の面に印写し、排紙する構成としたので、両面印写の画像品質が安定し、小型化を図れる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の一例を示す機構部の概略構成図である。
このインクジェット記録装置は、記録装置本体1の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ、キャリッジに搭載したインクジェットヘッドからなる記録ヘッド、記録ヘッドへのインクを供給するインクカートリッジ等で構成される印字機構部2等を収納し、装置本体1の下方部には前方側から多数枚の用紙3を積載可能な給紙カセット(或いは給紙トレイでもよい。)4を抜き差し自在に装着することができ、また、前面側には手差しトレイ5を開閉自在に装着し、給紙カセット4から給送される用紙或いは手差しトレイ5にセットされる用紙3を取り込み、印字機構部2によって所要の画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ6に排紙する。なお、上部には上カバー7を開閉可能に装着している。
印字機構部2は、図示しない左右の側板に横架した主ガイドロッド11と従ガイドロッド12とでキャリッジ13を主走査方向(図1で紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、このキャリッジ13の下面側にはイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出するノズルを有するインクジェットヘッドからなる記録ヘッド14をインク滴吐出方向を下方に向けて装着し、キャリッジ5の上側には記録ヘッド14に各色のインクを供給するための各インクタンク(インクカートリッジ)15を交換可能に装着している。インクカートリッジ15はカートリッジ押えレバー16でキャリッジ13に保持される。
ここで、記録ヘッド14としては、各色のインク滴を吐出する複数個のヘッドを主走査方向に並べて配置したものでも、或いは、各色のインク滴を吐出するノズルを有する1個のヘッドを用いたものでもよい。また、記録ヘッド14としては、圧電素子などの電気機械変換素子で振動板を変位させて液室内容積を変化させることでインクを加圧してインク滴を吐出させるもの、液室内に配設した発熱抵抗体による膜沸騰でバブルを発生させて液室内インクを加圧してインク滴を吐出させるもの、液室壁面を形成する振動板とこれに対向する電極を用いて、両者間の静電力で振動板を変位させてインク滴を吐出させるものなどを用いることができる。
一方、記録ヘッド14による印写位置に対して用紙3を副走査方向に搬送するために、搬送ローラ21と搬送従動ローラ22との間に用紙3を静電吸着して、用紙3を略水平な搬送面に沿って搬送する搬送手段としての搬送ベルト23を張装して配設し、この搬送ベルト23を挟んで記録ヘッド14と対向する位置に印写受け部材24を設けている。そして、搬送ローラ21には搬送ベルト23を介して用紙3の送り角を規定する先端コロ25を押し付けて配設している。
ここで、搬送ローラ21は、両面印写時の用紙密着性を確保し、曲率分離をしない直径のもの、例えばφ30mm以上のものが好ましい。また、搬送従動ローラ22は、φ16mm以下のものを使用し、用紙が曲率分離できるようにしている。さらに、搬送ベルト23は、体積抵抗が10〜1011Ωの中抵抗部材からなるものを用いることで、用紙搬送に伴うチャージアップを防止して搬送性を確保することができる。
一方、給紙カセット4から用紙3を搬送ベルト23上に給紙するため、用紙3を1枚ずつ分離して給送する給紙コロ26及びフリクションパッド27と、給送される用紙3を搬送ローラ21に当接させて配設した中間コロ28まで案内するガイド部材29を設けている。給紙カセット4は、カセット本体31に底板32とこの底板32と共に用紙載置面を形成する延長底部33とを有し、延長底部33の装着位置を変えることで用紙載置面の長さを選択できるようにして、カセット本体31を越える大サイズの用紙も使用可能としている。また、延長底部33には用紙後端を規制するエンドフェンス34を無段階で長さ方向に移動可能に装着している。
また、手差しトレイ5から用紙3を搬送ベルト23に給紙するため、手差しトレイ5の用紙3をピックアップするピックアップコロ35と、用紙3を給送するフィードコロ36と、フィードコロ37と、用紙3を中間コロ28まで案内するガイド部材38とを設けている。
そして、印写が終了した用紙3を排紙トレイ6に排出すると共に、両面印写のときには片面印写が終了した用紙3を排紙トレイ6に送り出し、再度装置本体1内に給紙するため、用紙3を案内するガイド部材41、42、43と、排紙と再給紙を切換えるための分岐爪44と、用紙3を排紙トレイ6に送り出すと共に再給紙するための正逆回転可能な排紙ローラ45と、排紙ローラ45に従動する排紙ローラ46とを設けている。
ここで、排紙ローラ45は、図1に示すように、用紙3との接触箇所が搬送ベルト23によって構成される略水平な搬送面よりも高い位置になるように配置されている。また、排紙ローラ45の上流側に配置されたガイド部材42の用紙3との接触面は、略水平な搬送面に対して排紙ローラ45に向けて高くなるように傾斜している。
また、ガイド部材42には用紙3を再給紙するために用紙3を搬送ベルト23に給送するためのガイド部42aを一体形成し、このガイド部42aに沿って再給紙される用紙3を搬送する搬送ローラ21に従動して用紙3を中間コロ28まで送り込む搬送ローラ従動コロ47を設けている。さらに、ガイド部材41による搬送経路中には用紙3の通過を検知する用紙通過センサ48を設けている。
次に、このインクジェット記録装置の制御部の概要について図2を参照して説明する。
この制御部は、この記録装置全体の制御を司るマイクロコンピュータ(以下、「CPU」と称する。)50と、必要な固定情報を格納したROM51と、ワーキングメモリ等として使用するRAM52と、画像情報を処理したデータを格納する画像メモリ53と、パラレル入出力(PIO)ポート54と、入力バッファ55と、ゲートアレー(GA)或いはパラレル入出力(PIO)ポート56と、ヘッド駆動回路57及びドライバ58、59等を備えている。
ここで、PIOポート54にはホスト側からの画像情報の他、両面印刷を行うか否かを示す情報、用紙の種別を示す情報、図示しない操作パネルからの各種指示情報、用紙通過センサ48からの検知信号、その他キャリッジ13のホームポジション(基準位置)を検知するホームポジションセンサ等の各種センサからの信号等が入力され、またこのPIOポート54を介してホスト側や操作パネル側に対して所要の情報が送出される。
また、ヘッド駆動回路57は、PIOポート56を介して与えられる各種データ及び信号に基づいて、記録ヘッド(インクジェットヘッド)6の各ノズルに対応するエネルギー発生手段(圧電素子等の電気機械変換素子或いは発熱抵抗体等の電気熱変換素子、振動板又は電極など)の内の画像情報に応じた駆動ノズル(インク滴を吐出させるノズル)のエネルギー発生手段に対して駆動波形を印加する。なお、駆動波形としては、矩形パルス、三角波形、その他sin(サイン)波形等の形状を用いることができる。
さらに、ドライバ58は、PIOポート56を介して与えられる駆動データに応じてキャリッジ13を主走査方向に走査させるモータ61、搬送ローラ21を用紙搬送方向(副走査方向)に回転させるモータ62を各々駆動制御する。また、ドライバ59は、PIOポート56を介して与えられる駆動データに応じて排紙ローラ45を回転させるモータ63、分岐爪44を揺動させるソレノイド64を各々駆動制御する。
次に、このように構成したインクジェット記録装置の作用について図3乃至図6をも参照して説明する。図3を参照して、両面印写が指示された場合には、給紙コロ26を回転駆動して給紙カセット4から用紙3を給送させることで、用紙3は搬送ローラ21の搬送ベルト23に送り込まれ、搬送ベルト23に静電吸着されて副走査方向に搬送され、ここで、キャリッジ13を主走査方向に移動させながら記録ヘッド14のエネルギー発生手段を記録画像に応じて駆動することによって、用紙3の片面に所要の画像を印写する。
ここで、記録ヘッド14による印写が終了した用紙3は、図4に示すように、分岐爪44がイニシャル状態で排紙側に切り替わっているので、ガイド部材41、分岐爪44の上面、ガイド部材42に案内され、排紙ローラ45の正回転による排紙動作で装置本体1外である排紙トレイ6上に排紙される。
そして、片面印写が終了した後、用紙通過センサ48が用紙3の後端を検知したか否かを判別し、用紙3の後端検知後予め定めた所定時間が経過したときに排紙ローラ45の回転を停止する。このとき、所定時間としては、用紙3の後端が用紙通過センサ48を通過した後排紙ローラ45、46間を通過しない距離だけ用紙3を搬送するに要する時間を設定している。したがって、排紙ローラ45の回転を停止したとき、図5に示すように、用紙3の後端部(後端余白部分)が排紙ローラ45,46間に挟持された状態で停止する。
その後、図6に示すように、分岐爪44を再給紙側に切り換えてガイド板42のガイド部42aに沿う再給紙経路を開放した後、排紙ローラ45を逆転することによって、同図に示すように用紙3はガイド板42のガイド部42aに沿って再給紙され、中間ローラ47で搬送ベルト23に送り込まれる。この場合、用紙3を再給紙するときの紙送り線速は搬送ベルト23の線速と略同速になるように設定している。これによって、用紙3が搬送ベルト23に印写面を擦られない状態で搬送ベルト23に密着させながら給紙することができる。
このようにして再給紙された用紙3は搬送ベルト23で搬送されながら、記録ヘッド14によって他の片面に画像が記録される。このとき、用紙3の後端(最初の印写時の前端)が排紙ローラ45,46間を通過したタイミングで、分岐爪44を排紙側に切り換えるとともに、排紙ローラ45を正転して用紙3を排紙可能な状態にする。
これにより、記録ヘッド14による他の片面への印写が終了した用紙3は分岐爪44を経て排紙ローラ45,46で送られながら再度排紙トレイ6に排出され、印写終了後用紙3を完全に排紙トレイ6に排紙し終わるまで排紙動作を行って排紙する。
このように用紙の片面に印写した後、用紙の少なくとも一部を一旦装置本体外、ここでは排紙トレイに排出することによって、記録ヘッド(記録手段)が1個で済むとともに、装置本体内の構成が簡単になり、また両面印写のためのインク滴の乾燥時間を稼ぐことができて、印写品質を向上させることができる。この場合、用紙の印写面を装置本体外に排出することで、インク滴が付着した印写面を装置本体外で乾燥させることができ、印写品質を向上することができる。
また、両面印写のために用紙をスイッチバック方式で反転して再給紙することで、両面印写を行なうための構成が簡単になると共に、インク乾燥時間を確保しつつ、他の処理を行なうことも可能になる。さらに、装置本体外に一端排紙するために排紙トレイを用いることによって、両面印写のために別途専用のトレイを設ける必要がなくなって、構成が簡単になる。
さらに、用紙を搬送ベルトを用いた搬送手段で印写位置に搬送することによって、片面印写が終了した用紙の印写面を擦らないように搬送することができ、用紙を再給紙するときの紙送り線速が搬送ベルトの線速と略同速にすることで、インク滴が付着した印写面を擦ることなく再給紙することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図7乃至図9を参照して説明する。なお、図7は同実施形態に係るインクジェット記録装置の機構部の要部拡大説明図、図8は同記録装置の制御部の概要を示すブロック図、図9は同記録装置の作用説明に供するフロー図である。
この実施形態は、装置本体1の内部後方(排紙側)に排紙された用紙3に温風を吹き付ける乾燥手段である空冷ファン71を配設したものである。そして、制御部は、ドライバ59によってこの空冷ファン71を駆動制御するようにしている。空冷ファン71としては、紙面に一様に風を当てることが好ましいので、紙幅に相当するクロスファーファンを用いることが好ましい。なお、その他の機構部及び制御部の構成は図示のとおり前記第1実施形態と同じである。
この実施形態の作用について図9を参照して説明すると、前記第1実施形態と同様に給紙カセット4から用紙3を給紙し、所定のタイミングで空冷ファン71の駆動を開始して、記録動作で用紙3の片面に印写しながら排紙ローラ45を正転して用紙3を排紙トレイ6上に一旦排出する。このとき、排紙トレイ6に向かってファン71からの風が吹き付けられているので、片面印写が終了して排紙トレイ6上に排出される用紙3の印写面にはファン71からの風が当たり、印写面に付着したインクの乾燥が促進される。
その後、排紙ローラ45、46間で用紙3の後端を挟持できるタイミングで排紙ローラ45を停止し、ファン71を停止した後、分岐爪44の再給紙側への切替、排紙ローラ45の逆転を行って、用紙3をスイッチバック方式で再給紙して他の片面に印写を行い、排紙トレイ6に排紙する。なお、ファン71は再給紙完了後に停止しても良いし、あるいは、両面印写終了後に停止しても良く、特にそのタイミングが限定されるものではない。また、片面印写に用いたインク量に応じてファン71の駆動時間を制御することもできる。
このように、装置本体外で片面印写が終了した用紙のインクを乾燥させる(乾燥を促進することを含む意味である。)乾燥手段を設けることによって、再給紙時に印写面の未乾燥のインクが擦れるなどして画像品質が低下することを確実に防止できる。
次に、本発明の第3実施形態について図10を参照して説明する。なお、同図は同実施形態に係るインクジェット記録装置の機構部の要部拡大説明図である。
この実施形態は、乾燥手段として、上記各実施形態の排紙ローラ45に代えて、内部にヒータ73を配設したローラであるヒータローラからなる排紙ローラ72を用いている。この排紙ローラ72のヒータ73の駆動制御は前述した第2実施形態の制御部のファン71をヒータ73に代えることにより、ドライバ59によって行うようにしている。
したがって、前述した第2実施形態におけるファン71の駆動タイミングと同様なタイミングで排紙ローラ72のヒータ73をオン状態(発熱状態)にすることで、片面印写が行われた用紙3は、排紙ローラ72で搬送されつつその熱でインクが乾燥されながら排紙トレイ6に一旦排出される。この場合も、用紙3を再給紙する前にヒータ73をオフ状態にするようにしているが、再給紙完了後、或いは両面印写終了後にオフ状態にしても良く、特にそのタイミングは限定されるものではない。また、片面印写に用いたインク量に応じてヒータの駆動時間を制御することもできる。
このように排紙ローラに乾燥手段の機能をも持たせることによって、構成が簡単になる。なお、ここでは、排紙ローラに乾燥手段の機能を持たせているが、印写位置より下流側で用紙搬送経路近傍に配置したローラ部材に乾燥手段の機能を持たせることもできる。また、ローラ部材に限らず、例えば用紙搬送経路を形成するガイド部材に乾燥手段の機能を持たせることもできる。
次に、本発明の第4実施形態について図11乃至図13を参照して説明する。なお、図11は同実施形態に係るインクジェット記録装置の機構部の要部拡大説明図、図12は同記録装置の制御部の概要を示すブロック図、図13は同記録装置の作用説明に供するフロー図である。
この実施形態は片面印写が終了した用紙3を排紙トレイ6ではなく給紙カセット4上に一旦排紙するようにしたものである。すなわち、印写が終了した用紙3を排紙トレイ6に排出するため、用紙3を案内するガイド部材81と、用紙3を排紙トレイ6に送り出す排紙ローラ82と、排紙従動コロ83とを設けている。なお、排紙ローラ82は用紙3を送り出す方向のみに回転可能であれば良く、排紙ローラ45のように正逆回転可能であることまでは必要がない。
また、印写が終了した用紙3を一旦装置本体1外に排出した後再度搬送ベルト23に給紙して両面印写を行うために、記録ヘッド4による印写位置を通過した用紙3を排紙トレイ6と給紙カセット4との間に向かって斜め下方に案内するガイド部材85を設け、このガイド部材85と排紙側のガイド部材81との入口付近には、用紙3の排出経路を分岐するための第1分岐爪86を揺動可能に設けている。
また、ガイド部材85の終端部付近には、用紙3を装置本体1外の給紙カセット4の上面(これを、再給紙のために用紙が待機する位置、すなわち、両面印写用紙待機位置とする。)に向けて排出すると共に、用紙3を再度装置本体1内に送り込むためのスイッチバックローラ87及びスイッチバック従動コロ88を設けている。このスイッチバックローラ87は片面への印写が終了した用紙3を排出方向に搬送するときには正転され、用紙3を再給紙するときには逆転されるとともに、用紙3の排出時に用紙3の排出方向後端部を挟持するために所定のタイミングで停止される。
さらに、スイッチバックローラ87及びスイッチバック従動コロ88の用紙排出方向上流側には、用紙3の搬送経路を装置本体1外への排出経路と再度用紙3を装置本体1内に再給紙する経路とに切り替える第2分岐爪89を揺動自在に配設し、スイッチバックローラ87の逆方向回転で装置本体1内に送り込まれる用紙3を搬送ベルト23に給送するために、用紙3を案内するガイド部材91と、用紙3を搬送する両面中継ローラ92及び両面中継ローラ従動コロ93と、搬送ローラ21に従動して用紙3を中間コロ28まで送り込む搬送ローラ従動コロ47とを設けている。
また、給紙カセット4上に一旦排出された用紙3を乾燥させるため、輻射熱で用紙3を乾燥させる乾燥手段であるヒータ95を用紙3の両面印写用紙待機位置の上方に配置し、このヒータ95を覆うカバー96を装置本体1と一体的に設けている。
そして、このインクジェット記録装置の制御部においては、図12に示すように、ドライバ58は、PIOポート56を介して与えられる駆動データに応じてキャリッジ13を主走査方向に走査させるモータ61、搬送ローラ21を用紙搬送方向(副走査方向)に回転させるモータ62と共に、スイッチバックローラ87を回転させるモータ101を各々駆動制御する。また、ドライバ59は、PIOポート56を介して与えられる駆動データに応じて第1分岐爪46及び第2分岐爪49を揺動させるソレノイド102,103を各々駆動制御すると共に、ヒータ95のオン/オフ駆動をするようにしている。
次に、このように構成したインクジェット記録装置の作用について図13をも参照して説明する。両面印写が指示されたときには、図11に示すように第1分岐爪86を両面印写側に切り替え、第2分岐爪89を排出側に切り替え、スイッチバックローラ87を正転(用紙を装置外に排出する方向に回転)させる。また、給紙コロ26を回転駆動して給紙カセット4から用紙3を給紙し、ヒータ95をオン状態にする。給紙された用紙3は搬送ローラ21の搬送ベルト23に送り込まれ、搬送ベルト23に静電吸着されて副走査方向に搬送され、ここで、キャリッジ13を主走査方向に移動させながら記録ヘッド14によって用紙3の片面に所要の画像を印写する。
ここで、記録ヘッド14による印写が終了した用紙3は、第1分岐爪86が両面印写側に切り替わっているので、ガイド部材85に案内されてスイッチバックローラ87及びスイッチバック従動コロ88間に送り込まれ、これらのスイッチバックローラ87及びスイッチバック従動コロ88で搬送されて、図7に示すように装置本体1外に排出される。
このとき、スイッチバックローラ87及びスイッチバック従動コロ88間に用紙3の後端部が位置したタイミングでスイッチバックローラ87を停止し、同図に示すように用紙3の端部を挟持した状態を維持する。この状態で、装置本体1外に排出された用紙3の印写面にはヒータ95の輻射熱が与えられるので、用紙3のインクの乾燥が促進される。
その後、ヒータ95をオフ状態にし、第1分岐爪86を排紙側に切替え、第2分岐爪89を再給紙側に切替えた後、スイッチバックローラ87を逆転し、中間ローラ92を駆動することで、スイッチバックローラ87及びスイッチバック従動コロ88間で端部を挟持していた用紙3をガイド部材91で案内しながら、中間ローラ92で搬送ベルト23に再給紙する。
このようにして再給紙された用紙3は搬送ベルト23で搬送されながら、記録ヘッド14によって他の片面に画像が記録され、記録ヘッド14による印写が終了した用紙3は第1分岐爪86を経て排紙側のガイド部材81に案内されて、排紙ローラ82及び排紙コロ83間で搬送されて排紙トレイ6に排紙される。
このように片面印写が終了した用紙を装置本体外である給紙カセット上に一旦排紙するようにしても、前記第1実施形態と同様の作用効果が得られると共に、両面印写のために用紙をインクジェットヘッドによる印写位置よりも下方に排出することによって、インク滴が付着して重くなっている用紙を安定して両面印写待機位置に排出することができる。この場合、両面印写待機位置は用紙をセットする給紙トレイや給紙カセットなどの給紙手段の上面とすることで、両面印写のために別途専用のトレイを設ける必要がなくなって、構成が簡単になる。
なお、この実施形態において、ヒータ95を設ける代わりに、スイッチバックローラ87に前述した排紙ローラ72と同様ヒータローラを用いることもできる。
次に、本発明の第5実施形態について図14を参照して説明する。この実施形態は、上記各実施形態とも組み合せることが可能であり、片面印写後のインク付着量に応じた待機時間経過後に再給紙を行うようにしたものである。なお、ここでは機構部及び制御部の構成は前記第1実施形態のものに適用して説明する。
すなわち、前述した第1実施形態と同様(図3と同様)にして片面印写が終了した用紙3の後端部を排紙ローラ45,46間で挟持した状態になったとき、使用したインク量(用紙3に打ち込んだインク滴の量)に応じた待機時間を設定する。
この待機時間は、用紙3に着弾したインク滴が自然乾燥するに要する時間を設定している。この場合、使用したインク量は、画像データに占める黒(カラーを含む)ドット数を計数することで判別できる。なお、この実施形態を第2実施形態以降の乾燥手段を有する記録装置に適用する場合には、乾燥手段によってインク滴が乾燥するに要する時間として設定すれば良い。
そして、設定した待機時間が経過したか否かを判別し、待機時間が経過した後、排紙ローラ45を逆転して再給紙し、他の片面にも印写して排紙トレイ6に排紙することは前記図3の場合と同様である。
このように、使用したインク量に応じて再給紙までの待機時間を設定することによって、確実に印写面のインク滴が乾燥してから再給紙することができて、印写面の汚れなどが生じることがなく、また、乾燥手段を有する場合には、イン斜面の汚れを確実に防止しつつ乾燥手段の不要な駆動を制限することができる。
以上説明したように、用紙の片面に印写した後、用紙の少なくとも一部を一旦排紙トレイ上に排出する構成としたので、簡単な構成で両面印写を行うことができるとともに、インク滴の乾燥時間を確保することができ、また、印写面が擦られる状態を抑えることができて印写品質が向上する。
また、片面印写後の用紙を乾燥する乾燥手段を備えていることで、片面印写後の用紙のインクを確実に乾燥することができて、印写品質が向上する。
ここで、片面印写後の用紙の少なくとも一部を装置本体外に排出し、乾燥手段は装置本体外で用紙を乾燥させるようにすることで、簡単な構成で両面印写が可能になると共に印写品質が向上する。この場合、乾燥手段には用紙に風を吹き付ける手段を用いることで、インクを乾燥させる構成が簡単になる。
また、乾燥手段として印写位置より下流側で用紙を搬送するローラ部材を用いることによって、別途乾燥手段を設ける必要がなくなって構成が簡単になる。この場合、ローラ部材としては内部にヒータを設けた排紙ローラとすることで、より構成が簡単になる。さらに、乾燥手段としてヒータからの輻射熱で用紙を乾燥させるものを用いることで、より確実にインクを乾燥することができる。
本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の機構部を示す構成図である。 同記録装置の制御部の概要を説明するブロック図である。 同記録装置の両面印写作用の説明に供するフロー図である。 同作用説明に供する要部拡大説明図である。 同作用説明に供する要部拡大説明図である。 同作用説明に供する要部拡大説明図である。 本発明の第2実施形態に係るインクジェット記録装置の機構部の要部拡大説明図である。 同記録装置の制御部の概要を説明するブロック図である。 同記録装置の両面印写作用の説明に供するフロー図である。 本発明の第3実施形態に係るインクジェット記録装置の機構部の要部拡大説明図である。 本発明の第4実施形態に係るインクジェット記録装置の機構部の要部拡大説明図である。 同記録装置の制御部の概要を説明するブロック図である。 同記録装置の両面印写作用の説明に供するフロー図である。 本発明の第5実施形態に係るインクジェット記録装置の両面印写作用の説明に供するフロー図である。
符号の説明
1…装置本体
2…印写機構部
3…用紙
4…給紙カセット
6…排紙トレイ
13…キャリッジ
14…記録ヘッド
21…搬送ローラ
23…搬送ベルト
44…分岐爪
45…排紙ローラ
71…ファン
72…ヒータ付き排紙ローラ
82…排紙ローラ
86…第1分岐爪
87…スイッチバックローラ
89…第2分岐爪

Claims (2)

  1. インクジェットヘッドからインク滴を吐出させて用紙上に画像を形成するインクジェット記録装置において、
    前記インクジェットヘッドによる印写位置に対して前記用紙を略水平な搬送面に沿って搬送する搬送手段と、
    前記用紙との接触箇所が前記搬送面よりも高い位置に配置された排紙ローラと、
    前記排紙ローラの上流側に配置され、前記略水平な搬送面に対して前記排紙ローラに向けて高くなるように傾斜するガイド部材と、を備え、
    前記インクジェットヘッドは、前記用紙に向けて下方にインク滴を吐出し、
    前記用紙の両面に印写するとき、
    片面印写後の前記用紙の一部を、前記印写位置から用紙の印写面が上を向いた状態のまま、前記排紙ローラで装置本体外の排紙トレイ上に排出した後、
    前記用紙の印写面が上を向いた状態で、前記排紙トレイ上において前記片面印写のインク量に応じた待機時間が経過するまで待機し、
    前記待機時間の経過後に前記用紙を前記インクジェットヘッドによる印写位置に搬送して、他方の面に印写し、排紙する
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1に記載のインクジェット記録装置において、前記片面印写後の用紙を乾燥する乾燥手段を備えていることを特徴とするインクジェット記録装置。
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