JP2011051122A - 印刷装置 - Google Patents

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智彦 下田
Tomiyuki Okada
富行 岡田
Hiroyuki Nakamura
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Abstract

【課題】印刷された用紙の変形を低減しつつ、印刷効率の低下および消費電力の増大を抑制する。
【解決手段】印刷装置1は、用紙にインクを吐出して印刷を行うヘッドユニット3と、印刷された用紙を反転してヘッドユニット3に循環搬送する循環搬送路69と、循環搬送路69を搬送される用紙を乾燥させる加熱炉8と、用紙の乾燥時間因子に応じて、循環搬送路69に印刷済みの用紙が滞留する滞留時間を制御する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙等に印刷を行う印刷装置に関する。
水性インク等の水分を含むインクを用いて用紙等に印刷を行う印刷装置では、印刷後の用紙がカールした状態に変形することがある。このような変形は、インクで用紙の印刷面側が湿り、用紙の繊維が膨張することが原因で生じる。
このような用紙の変形を解消する技術として、特許文献1には、無端状の搬送ベルトで用紙を搬送しながら用紙にインクを吐出して印刷を行った後、用紙を搬送ベルトに吸着保持した状態で周回させることにより、用紙を所定時間、吸着保持して形状を矯正する技術が開示されている。
また、印刷後の用紙を排紙するまでの間に加熱して乾燥させることにより、用紙の変形を解消する印刷装置も知られている。
特開2006−256855号公報
特許文献1の技術では、印字率の高い画像を印刷したときのように、用紙の変形量が大きくなる場合では、用紙の形状を矯正するためには周回数を多くして搬送ベルトに長時間吸着保持する必要があり、印刷効率が低下していた。
印刷後の用紙を加熱して用紙の変形を解消する技術では、用紙の種別や印字率等の条件により乾燥しやすさが異なるが、どのような条件で印刷された用紙にも対応するためには、最も乾燥しにくい条件の印刷済み用紙を乾燥させるために必要な熱量で乾燥させる必要があった。このため、印字率の低い画像を印刷した用紙のように、比較的乾燥しやすい用紙を乾燥させる場合でも大きな熱量を用いることになり、消費電力の無駄が生じていた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、印刷された用紙の変形を低減しつつ、印刷効率の低下および消費電力の増大を抑制することができる印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る印刷装置は、用紙に印刷を行う印刷部と、前記印刷部で印刷された用紙を反転して前記印刷部に循環搬送する循環搬送路と、前記循環搬送路を搬送される用紙を乾燥させる乾燥部と、用紙の乾燥時間因子に応じて、前記循環搬送路に印刷済みの用紙が滞留する滞留時間を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記制御部は、前記循環搬送路を搬送される用紙の搬送速度を制御することにより前記滞留時間を制御することを特徴とする。
請求項3に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記循環搬送路は、経路長さの互いに異なる複数の経路を有し、前記制御部は、前記循環搬送路の前記複数の経路から用紙を搬送させる1つの経路を前記乾燥時間因子に応じて選択することにより前記滞留時間を制御することを特徴とする。
請求項4に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記循環搬送路は、共通経路と、前記共通経路から分岐した経路長さの互いに異なる複数の分岐路とを有し、前記制御部は、前記複数の分岐路から用紙を搬送させる1つの分岐路を前記乾燥時間因子に応じて選択することにより前記滞留時間を制御することを特徴とする。
請求項5に係る印刷装置は、請求項4に記載の印刷装置において、前記循環搬送路の前記複数の分岐路における用紙の搬送速度が互いに異なることを特徴とする。
請求項6に係る印刷装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷装置において、前記乾燥時間因子は、用紙の種別および印刷される画像データの印字率の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、用紙の乾燥時間因子に応じて、用紙を乾燥させる乾燥部が設けられた循環搬送路に印刷済みの用紙が滞留する滞留時間を制御するので、乾燥時間因子に応じた適切な乾燥時間を確保することができ、印刷された用紙の変形を低減しつつ、印刷効率の低下を抑制することができる。また、乾燥部の温度調整が不要となるので、消費電力の増大を抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、循環搬送路を搬送される用紙の搬送速度を制御することで、乾燥時間因子に応じた適切な乾燥時間を確保することができる。
請求項3記載の発明によれば、循環搬送路における経路長さの互いに異なる複数の経路から用紙を搬送させる1つの経路を乾燥時間因子に応じて選択することで、乾燥時間因子に応じた適切な乾燥時間を確保することができる。
請求項4記載の発明によれば、共通経路と、共通経路から分岐した経路長さの互いに異なる複数の分岐路とを有する循環搬送路における複数の分岐路から用紙を搬送させる1つの分岐路を乾燥時間因子に応じて選択することで、乾燥時間因子に応じた適切な乾燥時間を確保することができる。
請求項5記載の発明によれば、循環搬送路の複数の分岐路における用紙の搬送速度を互いに異ならせることで、より適切な乾燥時間を確保することができる。
請求項6記載の発明によれば、乾燥時間因子が、用紙の種別および印刷される画像データの印字率の少なくともいずれか一方を含むことで、印刷された用紙の乾燥しやすさに応じた適切な滞留時間の制御を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る印刷装置の概略構成図である。 図1に示す印刷装置の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における乾燥時間因子ルックアップテーブルの一例を示す図である。 第1の実施の形態の印刷装置の片面印刷時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る印刷装置の概略構成図である。 第2の実施の形態における乾燥時間因子ルックアップテーブルの一例を示す図である。 第2の実施の形態の印刷装置の片面印刷時の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。以下の図面の記載において、同一または同等の部分には同一または同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷装置の概略構成図である。図1に示すように、第1の実施の形態に係る印刷装置1は、給紙部2と、ヘッドユニット3と、搬送部4と、フェイスアップ排紙台5と、循環反転搬送部6と、フェイスダウン排紙部7とを備える。
給紙部2は、印刷装置1の筐体の外部に露出して設置され、印刷媒体である用紙が積載載置されるサイド給紙台21と、サイド給紙台21から用紙を1枚ずつピックアップして搬送する給紙ローラ22と、筐体内部に設けられ、それぞれ用紙が積載載置される複数の給紙トレイ23a〜23dと、給紙トレイ23a〜23dから用紙を1枚ずつピックアップして搬送する給紙ローラ24a〜24dと、サイド給紙台21および給紙トレイ23a〜23dのいずれかから給紙搬送路25に沿って搬送されてきた用紙を斜行補正するとともに所定のタイミングで搬送部4に供給するレジストローラ26とを備える。
ヘッドユニット3は、用紙の搬送方向と直交する方向に複数のノズルが配列されたラインタイプの複数のインクジェットヘッド3A〜3Dを有し、搬送部4により搬送される用紙にインクジェットヘッド3A〜3Dのノズルからインクを吐出して画像を印刷する。
印刷装置1で用いるインクは、水分を含むインクであって、例えば、水性インクやエマルションインクである。エマルションインクは、O/W型(水中油型)、W/O型(油中水型)のいずれでもよい。
搬送部4は、インクジェットヘッド3A〜3Dに対向して設けられた環状の搬送ベルト41と、搬送ベルト41を周回駆動させる駆動ローラ42と、駆動ローラ42の従動ローラである搬送ベルトローラ43〜45とを備える。搬送ベルト41は、多数の穴が空けられた無端ベルトからなり、図示しない吸引ファンにより穴から空気を吸引することにより発生する負圧で用紙を吸着して搬送する。
フェイスアップ排紙台5は、ヘッドユニット3および搬送部4に対して用紙の搬送方向下流側において印刷装置1の筐体から突出して設置され、印刷面を上向きにして搬送部4により搬送されてきた印刷済みの用紙を積載する。
循環反転搬送部6は、用紙を搬送する搬送ローラ61〜65と、フリッパ66〜68とを備え、ヘッドユニット3により印刷された用紙を、印刷面を下向きにして循環搬送路69に沿って搬送してフェイスダウン排紙部7に導いたり、両面印刷等のためにヘッドユニット3に向けて再度給紙したりするものである。
また、循環反転搬送部6は、印刷後の用紙のカール状の変形を軽減するために、循環搬送路69を搬送される用紙を加熱して乾燥させる乾燥部である加熱炉8と、加熱炉8内を加熱するために温風を供給する温風送風機9とを備える。加熱炉8は、循環搬送路69の少なくとも一部を内部に収容するように設けられ、循環搬送路69を搬送される用紙が加熱炉59内を通過するようになっている。
フリッパ66は、搬送部4により搬送されてきた用紙の経路を切り換えるものであり、搬送されてきた用紙を、フェイスアップ排紙台5または循環搬送路69に誘導する。フリッパ67は、循環搬送路69を搬送されてきた用紙を、フェイスダウン排紙部7に導くか、循環搬送路69をそのまま通過させて後述のスイッチバック経路76の方に導くかを切り換える。フリッパ68は、循環搬送路69から分岐するスイッチバック経路76に導入されてスイッチバックされた用紙を、再給紙のために循環搬送路69に戻し、搬送ローラ65およびレジストローラ26の方向へ導く。
フェイスダウン排紙部7は、フェイスダウン排紙台71と、フリッパ67により循環搬送路69から分岐するフェイスダウン排紙経路72に導入された用紙をフェイスダウン排紙台71へ搬送するフェイスダウン排紙ローラ73,74とを備える。
フェイスダウン排紙台71は、フェイスアップ排紙台5とは反対側において印刷装置1の筐体から突出したトレイ形状を有し、傾斜して設置されており、傾斜の下位置に形成された壁により、傾斜に沿って滑落する用紙が自然に整えられて重なっていくようになっている。フェイスダウン排紙台71には、用紙が印刷面を下向きにして積載される。
フェイスダウン排紙台71内には空間71aが設けられており、この空間71aの開口部の近傍には、スイッチバック用搬送ローラ75が配置されている。両面印刷時には、片面印刷済みの用紙Pが、循環搬送路69から分岐したスイッチバック経路76に導かれ、スイッチバック用搬送ローラ75によって空間71aに引き込まれてスイッチバックが行われる。
スイッチバックされた片面印刷済みの用紙は、フリッパ68によりレジストローラ26の方向に導かれる。この際、印刷面が下向きになっている。レジストローラ26により所定のタイミングで搬送部4に供給され、搬送部4で搬送されながらヘッドユニット3により未印刷面の印刷が行われる。
印刷装置1における用紙の搬送経路は、用紙を供給する給紙搬送路25と、給紙搬送路25から搬送部4を経てフリッパ66に至る印字搬送路46と、印字搬送路46のフリッパ66側の一端から加熱炉8を経て印字搬送路46の他端に至る環状の循環搬送路69とから概略構成されている。
循環搬送路69には、フェイスダウン排紙台71に至るフェイスダウン排紙経路72およびスイッチバック用のスイッチバック経路76が分岐接続されている。給紙搬送路25、印字搬送路46、および循環搬送路69の合流地点を合流点90A、印字搬送路46の合流点90Aとは反対側の端点で循環搬送路69に接続する地点を分岐点90Bとする。
印字搬送路46においては、用紙は、インクジェットヘッド3A〜3Dによる印字条件により定められる速度で搬送される。循環搬送路69においては、印字搬送路46とは異なる速度で用紙の搬送が可能に構成されている。
図2は、印刷装置1の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、印刷装置1は、画像処理部110と、記憶部120と、操作入力部130と、温風送風機駆動部140と、印刷部150と、搬送駆動部160と、制御部170とを備える。
画像処理部110は、印刷対象の画像に基づいて、ヘッドユニット3による印刷に用いる画像データを生成する。生成される画像データは、インクジェットヘッド3A〜3Dに対応する各色について、各画素におけるインクのドロップ数が設定されたデータである。
記憶部120は、不揮発性のメモリからなり、図3に示すような乾燥時間因子ルックアップテーブル(乾燥時間因子LUT)121を記憶している。
乾燥時間因子LUT121は、用紙の乾燥時間因子に応じて、循環搬送路69における用紙の搬送速度を規定している。ここで、乾燥時間因子としては、用紙の種別、および印刷対象の画像データの印字率を用いる。
用紙の種類が異なると坪量等が異なるため、印刷された用紙の乾燥に要する時間が変わる。また、印字率によって用紙に吸収される水分量が異なり、乾燥に要する時間に影響する。このため、本実施の形態においては、用紙種別および印字率を乾燥時間因子として用いる。なお、用紙種別および印字率のいずれか一方のみを用いるようにしてもよいし、その他の要因を乾燥時間因子として用いてもよい。乾燥時間因子LUT121が保持する循環搬送路69における搬送速度は、予め実験的に算出されたものであり、乾燥しにくい種類の用紙、高い印字率であるほど、遅い搬送速度が規定される。
操作入力部130は、操作パネル等を介してユーザによる各種の設定操作等を受け付ける。温風送風機駆動部140は、温風送風機9を駆動させる。
印刷部150は、ヘッドユニット3等からなり、インクジェットヘッド3A〜3Dのノズルからインクを吐出して画像を印刷する。搬送駆動部160は、搬送部4、循環反転搬送部6等を駆動して用紙の搬送を行う。
制御部170は、CPU(Central Processing Unit)、CPUの制御プログラムを格納するメモリ等から構成され、印刷装置1全体の動作を制御するものである。
主な制御内容として、例えば、制御部170は、画像処理部110で生成された画像データに基づいて、搬送部4で用紙を所定速度で搬送しながらインクジェットヘッド3A〜3Dからインクを吐出して印刷を行うように印刷部150および搬送駆動部160を制御する。
また、制御部170は、画像処理部110で生成された画像データからページごとに印字率を算出し、算出した印字率と、ユーザ操作により指定された印刷に用いる用紙の種別とに基づき、乾燥時間因子LUT121を参照して循環搬送路69における搬送速度を決定する。制御部170は、このように用紙の乾燥時間因子に応じて循環搬送路69における搬送速度を制御することで、循環搬送路69に印刷済みの用紙が滞留する滞留時間を制御する。
印字率の算出方法は特に限定せず、種々の方法を用いることができる。例えば、1ページの全画素について1つのインクジェットヘッドにおける最大ドロップ数を吐出する場合のドロップ数の合計に対する、画像データにおいて全画素に対してすべてのインクジェットヘッド3A〜3Dで吐出されるドロップ数の合計の比率を算出することにより求めることができる。この場合、例えば、4つのインクジェットヘッド3A〜3Dから全画素について最大ドロップ数を吐出するような画像データにおける印字率は400%となる。
次に、印刷装置1の動作について説明する。
印刷装置1では、印刷した用紙の乾燥を行うか否かを、ユーザの操作入力部130の操作により予め設定できるようになっている。乾燥を行う設定の場合、ヘッドユニット3により印刷された用紙は加熱炉8内を通過してフェイスダウン排紙台71に排紙され、乾燥を行わない設定の場合、印刷された用紙は印字搬送路46からそのままフェイスアップ排紙台5に排紙される。
まず、片面印刷を行う場合の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
印刷動作可能なスタンバイ状態においては、温風送風機9が駆動し、加熱炉8は所定温度に温められている。印刷動作中も加熱炉8の温度は所定温度に保たれる。
ステップS10において、制御部170は、画像処理部110で生成された画像データに基づいて、搬送部4で用紙を所定速度で搬送しながらインクジェットヘッド3A〜3Dからインクを吐出して印刷を行うように印刷部150および搬送駆動部160を制御する。
ステップS20では、制御部170は、印刷した用紙の乾燥を行うように予め設定されているか否かを判断する。乾燥を行う設定がされている場合(ステップS20:YES)、ステップS30に進み、乾燥を行わない設定の場合(ステップS20:NO)、ステップS60に進む。
ステップS30では、制御部170は、画像データから印字率を算出し、算出した印字率と、ユーザ操作により指定された印刷に用いる用紙の種別とに基づき、乾燥時間因子LUT121から循環搬送路69における搬送速度を読み出す。
次いで、ステップS40において、制御部170は、印刷された用紙を、ステップS30で読み出した搬送速度で、循環搬送路69を搬送させるように搬送駆動部160を制御する。循環搬送路69を搬送される用紙は、乾燥時間因子に応じた搬送速度で加熱炉8内を通過しながら加熱される。これにより、水分を含むインクで印刷されたことによる用紙の変形量が減少する。
そして、ステップS50において、制御部170は、フリッパ67により用紙をフェイスダウン排紙経路72に導き、フェイスダウン排紙台71に排紙するように搬送駆動部160を制御する。
ステップS60では、制御部170は、搬送部4により搬送した印刷済みの用紙をフリッパ66によりフェイスアップ排紙台5に誘導して排紙するように搬送駆動部160を制御する。
1つの原稿画像を複数の用紙に印刷する場合は、1枚目の用紙の印刷時に乾燥時間因子LUT121から読み出した搬送速度で2枚目以降の用紙も循環搬送路69を搬送する。なお、この際、循環搬送路69における搬送速度が印字搬送路46おける搬送速度よりも遅い場合は、2枚目以降の用紙のレジストローラ26による給紙タイミングを、循環搬送路69における搬送速度が印字搬送路46おける搬送速度以上である場合に比べて遅くする。
乾燥を行う設定で、両面印刷を行う場合は、制御部170は、片面印刷済みの用紙をフェイスダウン排紙台71に排紙させずにスイッチバック経路76に導いてスイッチバックさせ、合流点90Aを経てレジストローラ26により搬送部4に送り出すように搬送駆動部160を制御する。
そして、制御部170は、両面のうち後に印刷する面である裏面の画像データに基づいて印刷を行うように印刷部150および搬送駆動部160を制御する。また、制御部170は、裏面の画像データの印字率を算出し、算出した印字率および用紙の種別に基づいて乾燥時間因子LUT121から循環搬送路69における搬送速度を読み出し、読み出した搬送速度で循環搬送路69を搬送し、フェイスダウン排紙台71に排紙するように搬送駆動部160を制御する。
乾燥を行わない設定で、両面印刷を行う場合は、片面印刷済みの用紙がそのままフェイスアップ排紙台5には排紙されずに循環搬送路69に導かれ、スイッチバック経路76でスイッチバックされ、ヘッドユニット3および搬送部4に供給されて裏面の印刷が行われ、フェイスアップ排紙台5に排紙される。この場合、片面印刷済みの用紙が循環搬送路69を搬送されるが、乾燥時間因子LUT121を用いた搬送速度制御を行う必要はなく、用紙は、予め設定された、例えば搬送部4による印字搬送路46おける搬送速度と同速度で循環搬送路69を搬送される。
なお、乾燥を行う設定において、加熱炉8を通過した排紙可能な状態の印刷済みの用紙をフェイスダウン排紙経路72には導かずにスイッチバック経路76に誘導してスイッチバックさせ、印字搬送路46からフェイスアップ排紙台5に排紙させるようにしてもよい。
上記説明のように第1の実施の形態では、用紙の乾燥時間因子に応じて循環搬送路69における用紙の搬送速度を制御することで、循環搬送路69における用紙の滞留時間を制御する。これにより、乾燥時間因子に応じた適切な乾燥時間を確保できるので、用紙の変形を低減しながら、効率的に印刷を行うことができる。また、加熱炉8内の温度はほぼ一定に保ち、乾燥しにくい条件で印刷された用紙であっても加熱炉8内の温度を上げる等の温度調整を行う必要がないため、消費電力の増大を抑制することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る印刷装置の概略構成図である。図5に示すように、第2の実施の形態に係る印刷装置1Aは、図1に示した印刷装置1に対し、循環反転搬送部6を循環反転搬送部6Aに置き換えた構成である。
循環反転搬送部6Aは、印刷装置1の循環反転搬送部6に対し、スイッチバック経路76でスイッチバックされた用紙の合流点90Aまでの経路を分岐するフリッパ10と、搬送ローラ11とを追加した構成である。
印刷装置1Aにおける用紙の搬送経路は、図1に示した印刷装置1の搬送経路の循環搬送路69を、循環搬送路69Aに置き換えた構成である。
循環搬送路69Aは、分岐点90Bから、フリッパ10による分岐点90Cに至る共通経路69aと、分岐点90Cにより共通経路69aから分岐して合流点90Aに至る2つの分岐路69b,69cとから構成される。つまり、循環搬送路69Aは、図1の印刷装置1の循環搬送路69に対し、分岐路69cを追加したものである。分岐路69cの経路長は、分岐路69bの経路長よりも長くなっている。すなわち、循環搬送路69Aは、共通経路69aと分岐路69bとからなる第1の経路と、共通経路69aと分岐路69cとからなり第1の経路とは経路長が異なる第2の経路とを有する。搬送ローラ11は、分岐路69cにおいて用紙を搬送するためのものである。
印刷装置1Aの機能構成は、図2に示した印刷装置1の機能構成と同様であるが、印刷装置1Aにおいては、図6に示すような乾燥時間因子LUT122が記憶部120に記憶されている。
乾燥時間因子LUT122は、用紙の乾燥時間因子に応じて、印刷された用紙を、循環搬送路69Aにおける分岐路69b,69cのいずれを搬送させるかを規定している。図6において、分岐路欄の「短」は分岐路69bを示し、「長」は分岐路69cを示す。
制御部170は、印刷対象の画像データの印字率と、印刷に用いる用紙の種別とに基づき、乾燥時間因子LUT122を参照して、印刷された用紙を、分岐路69b,69cのいずれを搬送させるか、つまり第1の経路および第2の経路のいずれを搬送させるかを決定する。これにより制御部170は、循環搬送路69Aに印刷済みの用紙が滞留する滞留時間を制御する。
次に、印刷装置1Aの動作について説明する。
印刷装置1Aでは、乾燥を行わない設定の場合、ヘッドユニット3により印刷された用紙は印字搬送路46からそのままフェイスアップ排紙台5に排紙され、乾燥を行う設定の場合、印刷された用紙は、循環搬送路69Aを周回した後、印字搬送路46からフェイスアップ排紙台5に排紙される。
まず、片面印刷を行う場合の動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。以下の動作において、加熱炉8の温度は所定温度に保たれている。また、循環搬送路69Aにおける搬送速度は所定速度で一定であり、例えば印字搬送路46の搬送速度と同速度とする。
ステップS110において、制御部170は、画像処理部110で生成された画像データに基づいて、搬送部4で用紙を所定速度で搬送しながらインクジェットヘッド3A〜3Dからインクを吐出して印刷を行うように印刷部150および搬送駆動部160を制御する。
ステップS120では、制御部170は、印刷した用紙の乾燥を行うように予め設定されているか否かを判断する。乾燥を行う設定がされている場合(ステップS120:YES)、ステップS130に進み、乾燥を行わない設定の場合(ステップS120:NO)、ステップS170に進む。
ステップS130では、制御部170は、画像データから印字率を算出し、算出した印字率と、ユーザ操作により指定された印刷に用いる用紙の種別とに基づき、乾燥時間因子LUT122から循環搬送路69Aの分岐路69b,69cのうち選択すべき分岐路を読み出す。
ステップS140において、制御部170は、ステップS130で選択した分岐路が、短い方の分岐路である分岐路69bであるか否かを判断する。分岐路69bである場合(ステップS140:YES)、ステップS150に進み、分岐路69bでない、つまり分岐路69cである場合(ステップS140:NO)、ステップS160に進む。
ステップS150では、制御部170は、印刷された用紙を循環搬送路69Aに導き、共通経路69aから分岐路69bを経て印字搬送路46に搬送させるように搬送駆動部160を制御する。
ステップS160では、制御部170は、印刷された用紙を循環搬送路69Aに導き、共通経路69aから分岐路69cを経て印字搬送路46に搬送させるように搬送駆動部160を制御する。分岐路69cは分岐路69bより長く、搬送速度は分岐路69bと同速度であるため、分岐路69cを搬送される場合のほうが、分岐路69bを搬送される場合よりも、用紙の循環搬送路69Aにおける滞留時間は長くなる。
そして、ステップS170では、制御部170は、搬送部4により印字搬送路46を搬送した印刷済みの用紙を、フリッパ66によりフェイスアップ排紙台5に誘導して排紙するように搬送駆動部160を制御する。
搬送される印刷済みの用紙は、加熱炉8で加熱されるとともに、分岐路69bまたは分岐路69c、印字搬送路46を搬送される間に乾燥し、変形量が減少する。
乾燥を行う設定で、両面印刷を行う場合は、制御部170は、片面印刷済みの用紙が合流点90Aを経てレジストローラ26により搬送部4に送り出されると、裏面の画像データに基づいて印刷を行うように印刷部150および搬送駆動部160を制御する。また、制御部170は、裏面の画像データの印字率を算出し、算出した印字率および用紙の種別に基づいて乾燥時間因子LUT122から、分岐路69b,69cのうち選択すべき分岐路を読み出す。そして、制御部170は、両面印刷後の用紙を、循環搬送路69Aの共通経路69aから選択した分岐路69bまたは分岐路69cを経て印字搬送路46に搬送し、フェイスアップ排紙台5に排紙するように搬送駆動部160を制御する。
乾燥を行わない設定で、両面印刷を行う場合は、片面印刷済みの用紙がそのままフェイスアップ排紙台5には排紙されずに循環搬送路69Aを経てヘッドユニット3および搬送部4に供給されて裏面の印刷が行われ、その後フェイスアップ排紙台5に排紙される。この場合、片面印刷済みの用紙が循環搬送路69Aを搬送されるが、乾燥時間因子LUT122を用いた分岐路69b,69cからの選択を行う必要はなく、用紙は、予め設定された、例えば分岐路69bを通るように搬送される。
なお、乾燥を行う設定において、分岐路69bまたは分岐路69cを通過して排紙可能な状態の印刷済みの用紙をフェイスアップ排紙台5には導かずに、再度循環搬送路69Aに誘導し、フリッパ67によりフェイスダウン排紙経路72誘導してフェイスダウン排紙台71に排紙させるようにしてもよい。
上記説明のように第2の実施の形態では、用紙の乾燥時間因子に応じて循環搬送路69Aにおける経路長の互いに異なる分岐路69b,69cのいずれかを選択して搬送することにより、循環搬送路69Aにおける用紙の滞留時間を制御する。これにより、第1の実施の形態と同様に、乾燥時間因子に応じた適切な乾燥時間を確保でき、用紙の変形を低減しながら、効率的に印刷を行うことができ、また、加熱炉8内の温度調整が不要で、消費電力の増大を抑制することができる。
なお、分岐路69b,69cにおける搬送速度を互いに異なる速度にしてもよい。例えば、分岐路69cにおける搬送速度を分岐路69bにおける搬送速度よりも遅い速度に設定しておき、より長い乾燥時間を確保するようにしてもよい。
また、印刷装置1Aでは、循環搬送路69Aにおいて共通経路69aが2つの分岐路69b,69cに分岐する例を示したが、分岐路の数はこれに限らず、3つ以上でもよい。
また、印刷装置1Aでは、分岐路69b,69cが加熱炉8に対して用紙搬送方向の下流側に設けられているが、分岐路を設ける位置はこれに限らず、加熱炉8に対して用紙搬送方向の上流側に設けられるような構成としてもよい。
また、印刷装置1Aでは、循環搬送路69Aが、共通経路69aと分岐路69bからなる第1の経路と、共通経路69aと分岐路69cとからなる第2の経路との2つの経路を有する構成を示したが、循環搬送路69Aが経路長の異なる複数の経路を有していれば、上記のような構成に限定されない。
また、印刷装置1,1Aでは、用紙を乾燥させるために加熱炉8を設けたが、他の手段により用紙を乾燥させる構成としてもよい。
1,1A 印刷装置
2 給紙部
3 ヘッドユニット
3A〜3D インクジェットヘッド
4 搬送部
5 フェイスアップ排紙台
6,6A 循環反転搬送部
7 フェイスダウン排紙部
25 給紙搬送路
46 印字搬送路
69,69A 循環搬送路
72 フェイスダウン排紙経路
76 スイッチバック経路
69a 共通経路
69b,69c 分岐路
90A 合流点
90B,90C 分岐点
110 画像処理部
120 記憶部
121,122 乾燥時間因子ルックアップテーブル(乾燥時間因子LUT)
130 操作入力部
140 温風送風機駆動部
150 印刷部
160 搬送駆動部
170 制御部

Claims (6)

  1. 用紙に印刷を行う印刷部と、
    前記印刷部で印刷された用紙を反転して前記印刷部に循環搬送する循環搬送路と、
    前記循環搬送路を搬送される用紙を乾燥させる乾燥部と、
    用紙の乾燥時間因子に応じて、前記循環搬送路に印刷済みの用紙が滞留する滞留時間を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、前記循環搬送路を搬送される用紙の搬送速度を制御することにより前記滞留時間を制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記循環搬送路は、経路長さの互いに異なる複数の経路を有し、
    前記制御部は、前記循環搬送路の前記複数の経路から用紙を搬送させる1つの経路を前記乾燥時間因子に応じて選択することにより前記滞留時間を制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記循環搬送路は、共通経路と、前記共通経路から分岐した経路長さの互いに異なる複数の分岐路とを有し、
    前記制御部は、前記複数の分岐路から用紙を搬送させる1つの分岐路を前記乾燥時間因子に応じて選択することにより前記滞留時間を制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記循環搬送路の前記複数の分岐路における用紙の搬送速度が互いに異なることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記乾燥時間因子は、用紙の種別および印刷される画像データの印字率の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷装置。
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