JP2009082318A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥工程において洗濯物から発生する糸屑等が除湿部内に付着しても、除湿部内の電極に糸屑や水滴を付着しにくくすることができ、その信頼性を高めることができるドラム式洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】除湿部63を水槽32の側周面上方部位に隣接させ排気口71を介して水槽32と連通するようにして設けると共に、除湿部63内には、その天面から下方に突出するように第2の電極64を設けた構成にすることで、乾燥工程において洗濯物から発生する糸屑等が除湿部63内に付着しても、第2の電極64は、除湿部63の天面から下方に突出するように設けられているので、第2の電極64に糸屑や水滴を付着しにくくすることができ、その信頼性を高めることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転軸が水平もしくは傾斜した回転ドラム内で洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を行うドラム式洗濯乾燥機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯乾燥機は図6、7のように構成していた(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。
回転ドラム1は、有底円筒形に形成し外周部に多数の通水孔2を全面に設け、水槽3内に回転自在に配設し、回転ドラム1をモータ4により正転、逆転方向に回転駆動する。回転ドラム1の内壁面には数個の突起板5を設けている。
水槽3の正面側の上向き傾斜面に設けた開口部を蓋体6により開閉自在に覆い、この蓋体6を開くことにより衣類出入口7を通して回転ドラム1内に洗濯物を出し入れできるようにしている。
水槽3は、洗濯機本体8よりばね体(図示せず)とダンパー9により揺動可能に吊り下げており、水槽3の下部に排水経路10の一端を接続し、排水経路10の他端を排水弁11に接続して水槽3内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁12は給水経路13を通して水槽3内に水を給水するものである。乾燥機能は、加熱手段14、送風ファン15、温風送風経路16を有し、水槽3内の空気を取り入れる温風取入れ口17を水槽3の上面に設け、除湿部18内に熱交換器19を設け、温風送風口20を洗濯機本体8の背面に設け、矢印の方向に水槽3内の空気を熱して循環させ、洗濯物を乾燥させている。
また、泡検知手段として、水槽3の前面下部に設けた第1の1対の電極の一方21aと温風送風経路16内の温風送風口20付近に設けた第1の1対の電極の他方21bからなる第1の1対の電極21を設けるとともに、水槽3の前面下部に設けた第2の1対の電極の一方22aと温風送風経路16内の送風ファン15付近に設けた第2の1対の電極の他方22bからなる第2の電極22を設けている。
制御装置23は、マイクロコンピュータを有し、モータ4、排水弁11、給水弁12、送風ファン15、加熱手段14などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥などの一連の工程を逐次制御する。
第1の1対の電極21および第2の1対の電極22は、抵抗値判定回路(図示せず)に接続されており、抵抗値判定回路内の基準抵抗値との比較により制御装置23内の泡検知手段(図示せず)内で1対の電極間の抵抗値を算出し、水・泡を判別する。
以上のように構成されたドラム式洗濯乾燥機の動作を以下に説明する。
蓋体6を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、洗濯工程では、給水弁12を駆動して水槽3内に洗濯水を給水する。洗濯水の水位が所定水位に達すると給水弁12の駆動を停止し、給水を終了する。その後、回転ドラム1はモータ4によって低速で回転駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうして洗濯工程が進行する。洗濯工程中に洗濯泡が過剰に発生した場合、制御装置23は第1の一対の電極21により洗濯泡の発生を検知し、回転ドラム1の回転数を落とし、洗濯泡の発生を防ぐ。その後さらに洗濯泡が過剰に発生する場合、制御装置23は第2の一対の電極22により洗濯泡の多量発生を検知し、排水弁11を制御し、排水を行う。
洗濯工程を所定時間行った後、排水弁11を駆動して水槽3内の洗濯水を排水し、中間脱水を行い、その後のすすぎ工程を行う。そのすすぎ工程においても洗濯工程と同様の動作を行う。脱水工程では、回転ドラム1は高速で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。
乾燥工程の動作を説明すると、回転ドラム1内に洗濯物を投入し、乾燥工程を開始すると、制御装置23により送風ファン15および加熱手段14を駆動し、水槽3、温風取入口17、温風送風経路16を通過する一連の経路を熱風が循環する。さらに給水弁12が動作して除湿部18内に給水し、熱交換器19の下端で水を飛散させ、湿った熱風と接触させて熱交換し、除湿を行う。
特開2006−136601号公報
しかしながら、上記従来の構成によるドラム式洗濯乾燥機では、洗濯行程を実施した場合に、洗濯物の撹拌に伴って発生する泡が過剰に発生した場合、泡検知手段である電極により、泡の過剰発生を検知するが、毎回洗濯の度に繰り返し電極に泡が付着してしまうと、洗剤成分が固着してしまい、電極の信頼性が低下する可能性があった。電極の信頼性が低下すると、回転ドラム内に過剰に発生した洗濯泡が温風循環経路内に浸入し、送風ファンや加熱手段をなどに付着し、異臭を発生させたり、信頼性を低下させたりすることになる。また、乾燥工程が実施されると、洗濯物の乾燥が進行すると共に洗濯物から糸屑等が発生しやすく、送風によって排気口から除湿部に流れ込む空気中に存在する糸屑等は送風管路の入口に設けられた糸屑回収フィルタによって空気だけが濾過されて送風管路及び加熱管路に糸屑等が流れ込まないように構成されているが、それ以前に熱交換器や除湿部の内壁に付着する場合が少なくないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗濯泡が過剰に発生している状態を検知する泡検知手段の信頼性を確保することで、送風加熱経路内に内蔵された加熱手段および送風手段へのドラム内からの洗剤泡の浸入による浸漬を防止して、加熱手段および送風手段の信頼性を同時に確保し、さらに好ましい乾燥機能を構成する場合に、除湿手段に付着する糸屑等を効果的に除去する構成を設けたドラム式洗濯乾燥機を提供することにある。
前記従来の課題を解決するために、周壁に多数の透孔を設けて円筒形に形成され、その回転中心軸が水平もしくは水平から傾斜した回転ドラムと、筐体内に弾性的に支持され、前記回転ドラムを内包する水槽と、前記回転ドラム内から前記水槽を介して排気された空気を除湿する除湿部と、前記除湿部と連通し内部に送風手段および加熱手段を有する送風加熱経路と、前記水槽を介して前記送風加熱経路と前記回転ドラム内とを連通する温風送風経路と、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記送風手段、加熱手段およびモータ等の駆動を制御し、洗い、すすぎ、脱水および乾燥の各工程を逐次制御する制御手段とを備え、前記除湿部を前記水槽の側周面上方部位に隣接させ排気口を介して前記水槽と連通するようにして設け、前記除湿部内には、その天面から下方に突出するように電極を設けたものである。
これにより、除湿部内の電極に糸屑や水滴を付着しにくくすることができ、その信頼性を高めることができる。
本発明のドラム式洗濯乾燥機は、除湿部を水槽の側周面上方部位に隣接させ排気口を介して水槽と連通するようにして設け、除湿部内には、その天面から下方に突出するように電極を設けたものであり、これにより、除湿部内の電極に糸屑や水滴を付着しにくくすることができ、その信頼性を高めることができる。
第1の発明は、周壁に多数の透孔を設けて円筒形に形成され、その回転中心軸が水平もしくは水平から傾斜した回転ドラムと、筐体内に弾性的に支持され、前記回転ドラムを内包する水槽と、前記回転ドラム内から前記水槽を介して排気された空気を除湿する除湿部と、前記除湿部と連通し内部に送風手段および加熱手段を有する送風加熱経路と、前記水槽を介して前記送風加熱経路と前記回転ドラム内とを連通する温風送風経路と、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記送風手段、加熱手段およびモータ等の駆動を制御し、洗い、すすぎ、脱水および乾燥の各工程を逐次制御する制御手段とを備え、前記除湿部を前記水槽の側周面上方部位に隣接させ排気口を介して前記水槽と連通するようにして設け、前記除湿部内には、その天面から下方に突出するように電極を設けたものである。
これにより、乾燥工程において洗濯物から発生する糸屑等が除湿部内に付着しても、電極は、除湿部の天面から下方に突出するように設けられているので、電極に糸屑や水滴を付着しにくくすることができ、その信頼性を高めることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、除湿部内に設けた電極は、水槽の内面下部に設けた電極とにより泡検知手段を構成し、制御手段は、前記除湿部内に設けた電極と前記水槽の内面下部に設けた電極間の抵抗値により、泡を検知するように構成したものである。これにより、安価な泡検知手段を構成することができる。
第3の発明は、特に、上記第1または第2の発明において、制御手段は、すすぎ工程において、回転ドラムを所定回転数で回転させることで、水槽内の水が、前記水槽の内壁に添って回転し、排気口を介して除湿部内に入り込むようにしたものである。これにより、乾燥工程において洗濯物から発生する糸屑等が除湿部内に付着しても、次回のすすぎ工程において水槽内に貯留された水が回転ドラムの回転によって跳ね上げられて排気口から除湿部内に勢いよく流入して付着した糸屑等を洗い流すことができるので、糸屑等の付着堆積による乾燥機能の低下を防止しつつ、泡検知手段に付着した洗剤成分や糸屑等も洗い流すことができ、泡検知手段の信頼性を高めることができる。それにより、送風加熱経路内に内蔵された加熱手段および送風手段へのドラム内からの洗剤泡の浸入を確実に検知することができ、異臭の発生の防止し、また、加熱手段および送風手段の信頼性も確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るドラム式洗濯機の第1の側断面図、図2は、同ドラム式洗濯機のブロック回路図、図3は、同ドラム式洗濯機の第2の側断面図、図4は、同ドラム式洗濯機の泡検知手段の取り付け構成図、図5は、同ドラム式洗濯機の横断面図である。
図1において、回転ドラム30は、有底円筒形に形成され、周壁に多数の透孔31が全面に設けられて、水槽32内に回転自在に配設されている。回転ドラム30の回転中心に傾斜方向に回転軸(回転中心軸)33が設けられ、回転ドラム30の軸心方向は正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させている。この回転軸33に、水槽32の背面に取り付けたモータ34が連結され、モータ34により回転ドラム30が正転、逆転方向に回転駆動される。回転ドラム30の内壁面には数個の突起板35が設けられている。
水槽32の正面側で本体36の上向き傾斜面36aに設けた開口部37を蓋体38により開閉自在に覆い、この蓋体38を開くことにより、開口部37、水槽衣類出入口39および回転ドラム衣類出入口40を通して回転ドラム30内に洗濯物を入れ、回転ドラム30内から洗濯物を取り出せるようにしている。蓋体38を上向き傾斜面36aに設けているため、使用者は洗濯物を出し入れする際に、腰を屈める具合を少なくして行うことができる。
水槽32は、本体36からばね体41とダンパー42により揺動可能に吊り下げられており、水槽32の内底部には、回転軸33の方向に長い凹状の排水溝43を設けている。この排水溝43の底部の背面側寄りには排水口44を設けており、この排水口44に排水経路45の一端を接続し、排水経路45の他端を排水弁(排水手段)46に接続して、水槽32内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁(給水手段)47は、洗剤ケース48および給水経路49を通して水槽32内に洗濯水を給水するために、また、水位検知手段50は、水槽32内の水位を検知するために設けられている。
乾燥機能は、温風取入れ口68、排気口71、除湿部63、熱交換器69、注水弁73、注水ノズル72、糸屑回収フィルタ74、送風加熱経路67、送風ファン(送風手段)66、加熱管路75、ヒータ(加熱手段)65、温風送風経路61、送風口70により構成され、循環経路を形成している。以下、その構成および動作について説明する。
送風ファン66の回転により回転ドラム30内の空気は周面に形成された透孔31から水槽32内に出て水槽32の胴部の上部に設けた温風取入れ口68と排気口71から除湿部63内に流入される。除湿部63内には除湿手段となる熱交換器69と注水ノズル72とが配設され、注水弁73が開かれることにより注水された水が注水ノズル72から熱交換器69上に散水されるので、除湿部63内に排気された湿気を含む空気は冷却されて除湿される。除湿部63で除湿された空気は、送風加熱経路67内に設けられた糸屑回収フィルタ74を通過して水槽32の後方に導かれ、水槽32の背面に設けられた加熱管路75に流れ込み、ヒータ65によって加熱されて、水槽32の後方に設けた温風送風経路61に送られ、水槽32の背面上部に設けた送風口70から水槽32内に送風される。水槽32内に送風された空気は回転ドラム30の底面に形成された透孔31から回転ドラム30内に流入するので、除湿加熱された空気により洗濯物から湿気が奪い取られ、回転ドラム30の回転による撹拌により全ての洗濯物の乾燥が促進され、この空気循環が所定時間繰り返されることにより洗濯物の乾燥がなされる。
制御装置51は、図2のように構成されており、マイクロコンピュータで構成した制御手段52を有し、パワースイッチング手段53を介してモータ(M)34、排水弁(DV)46、給水弁(FV)47、ヒータ(H)65、送風ファン(FM)66などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の工程を逐次制御する。
制御手段51は、運転コース等を設定するための入力設定手段53からの情報を入力して、その情報を基に表示手段54で表示して使用者に知らせる。記憶手段55は、制御手段51により制御するのに必要なデータを記憶している。なお、56は商用電源、57は電源スイッチである。
次に、図2、3、4を用いて、泡検知手段58の構成について説明する。泡検知手段58は、抵抗値判定回路59に接続され、水槽32の前面下部に設けた共通の電極60と、送風口70の近傍で温風送風経路61内に設けた第1の電極62と、排気口71の近傍で除湿部63の上側壁に略垂直方向に突出して設けた第2の電極64で構成されている。除湿部63の上側壁には略垂直方向貫通穴が開いており、パッキング76を挟んで第2の電極64が差し込まれ、ねじ77で固定されている。これによって、第2の電極64は、除湿部63の天面から下方に突出するように取り付けられている。
抵抗値判定回路59は、共通の電極60と第1の電極62間の第1の抵抗値、および共通の電極60と第2の電極64間の第2の抵抗値を算出する。このとき、第1の抵抗値および第2の抵抗値は、それぞれ、第1の電極62および第2の電極64に泡が付着した場合が、100kΩから500kΩ、何も付着しない場合が、1kΩ以上となり、この値を基にそれぞれの電極に泡が付着したかどうかを、泡検知手段58で検知している。
このとき、第1の電極62および第2の電極64の取り付け位置の高さ関係は、第1の電極62を、第2の電極64より相対的に低い位置に配設している。また、第1の電極62および第2の電極64は、共にヒータ65、送風ファン66よりも下方に位置している。
上記構成において、図1、3を用いてその動作を説明する。蓋体38を開いて回転ドラム30内に洗濯物を投入し、洗剤ケース48内に所定量の洗剤を投入した後、運転を開始させると、まず、洗濯工程を実行する。洗濯工程において、給水弁47が動作して洗濯水が給水され、その洗濯水は洗剤ケース48および給水経路49を通り、洗剤とともに水槽32内に入る。これと同時に、回転ドラム30は、第1の所定回転速度(例えば、120r/min)で回転を開始する。
この動作により、洗剤を含んだ洗濯水は撹拌され、洗剤は徐々に洗濯水に溶け込んでいくと同時に、その洗濯水は、排水溝43の側壁に衝突する。その衝突により高濃度の洗剤成分を有する洗濯泡が発生し、その洗濯泡が回転ドラム30と水槽32の間に徐々に充満していく。その後、いっぱいになると、洗濯泡は、回転ドラム30と水槽32の前方に回り込み、回転ドラム衣類出入口40から回転ドラム30の内部に入り込み、その中の洗濯物に染み込むこととなる。
その後、回転ドラム30の回転による遠心力により、その洗濯泡が、洗濯物に付着した汚れを取り込むことにより、洗濯物から汚れを引き剥がし、再度、回転ドラム30の外周部の通水孔31を通って、回転ドラム30と水槽32の間に出て行く。この動作を繰り返すことにより洗濯物を洗うこととなる。この動作を水槽32内の水位が所定水位になるまで所定時間実行した後、回転ドラム30の回転速度を、第2の所定回転速度(例えば、40r/min)に変更し、正転、休止、反転、休止の動作を繰り返す洗濯動作を所定時間実行する。
なお、この時の回転ドラム30の第2の所定回転速度での回転により、回転ドラム30内に収容された洗濯物は回転ドラム30の内周壁に設けられた突起板35によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する撹拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗濯がなされる。
以上のような洗濯動作を所定時間行うのであるが、このとき洗濯泡が過剰発生した際は、発生した洗濯泡が、排気口71から除湿部63内に入り込むと共に、送風口70から温風送風経路61内に入り込む。このとき、泡検知手段58の第1の電極62と第2の電極64のうち、相対的に低い位置にある第1の電極62に先に洗濯泡が付着することとなり、共通の電極60との間の抵抗値が低下したことを抵抗値判定回路59が検知することで、洗濯泡の過剰発生を検知する。このとき、例えば、回転ドラム30の回転休止時間を長くすることで、過剰に発生した洗濯泡を消す第1の消泡動作がなされる。
また、この第1の消泡動作を行っても、洗濯泡を消すことができず、洗濯泡がさらに過剰に発生する(洗剤の入れ過ぎなど)場合、次に、排気口71から除湿部63内に入り込んだ洗濯泡が、第1の電極62より相対的に高い位置にある第2の電極64まで到達してしまう。このとき、泡検知手段58により、洗濯泡の更なる過剰発生が検知され、さらに過剰に発生した洗濯泡を消す第2の消泡動作がなされる。この第2の消泡動作は、例えば、給水弁47を動作させて水槽32内に給水すると共に、排水弁46を動作させて洗濯水を排水する。これによって、過剰発生した洗濯泡は、給水された水により押し出されるように排出される。所定時間の後、排水弁46の動作を停止し、排水弁46のみを動作させて、所定水位までの給水を行う。これによって洗濯水の洗剤濃度が薄められるため、その後の洗濯泡の過剰発生を防止することができる。
このように、ヒータ65および送風ファン66を内部に有する送風加熱経路67の上流側(除湿部63)と下流側(温風送風経路61)への洗濯泡の浸入を、それぞれ個別に検知することができるので、洗濯泡の過剰発生の状況や乾燥の循環経路の構成などによって、送風加熱経路67の上流側(除湿部63)と下流側(温風送風経路61)のいずれか一方のみしか洗濯泡の浸入が無かったとしても、洗濯泡の過剰発生を確実に検知することができ、送風加熱経路67内のヒータ65、送風ファン66への洗濯泡の付着、浸漬を確実に防止することができる。
また、送風加熱経路67の上流側(除湿部63)と下流側(温風送風経路61)のいずれか一方に、第1の電極62および第2の電極64の両方を、取り付け位置の高さを変えて配設したとしても、同一経路内であるので、洗濯泡の進行が早くなってしまい、第1の電極62で洗濯泡を検知した後、すぐに第2の電極64で洗濯泡を検知してしまい、第1の消泡動作の後、すぐに第2の消泡動作を行ってしまうといった不具合が発生する可能性があるが、送風加熱経路67の上流側(除湿部63)と下流側(温風送風経路61)のそれぞれに、第1の電極62と第2の電極64とをそれぞれ配設しているので、上記の不具合を防止することができる。
さらに、第1の消泡動作および第2の消泡動作のときに、ヒータ65、送風ファン66を同時に、または、送風ファン66を単独で動作させることで、第1の電極62および第2の電極64に付着した洗濯泡を水槽32内に吹き飛ばすこともできる。
この洗濯動作を所定時間行った後、洗濯工程を終了し、第1排水工程を実行する。第1排水工程においては、排水弁46が動作して、排水が実行される。この時、水槽32内の洗濯水は、排水口44、排水経路45および排水弁46を介して、機外に排水される。その後、第1脱水工程に移行する。
第1脱水工程においては、洗濯物に含まれた洗濯水を回転ドラム30を第3の所定回転速度(例えば、900r/min)まで立ち上げて、この第3の所定回転速度で所定時間回転させ、洗濯物に含まれた洗濯水を脱水する。この際、洗濯工程にて、泡検知手段58により確実に泡の過剰発生を検知しており、洗濯泡が過剰に発生している場合は洗濯泡を消す動作がなされているので、洗濯泡による脱水起動不良状態を防止し、円滑に脱水を行うことにより、所定のすすぎ性能、脱水性能を実現させることが可能となっている。
この第1脱水工程を所定時間行った後、給水弁47が動作して、水槽32内に洗剤投入ケース48および給水経路49を介して洗濯水が注水され、第1すすぎ工程が実施される。この第1すすぎ工程において、回転ドラム30の回転速度を、第2の所定回転速度(例えば、40r/min)に設定し、正転、休止、反転、休止の動作を繰り返し、洗濯物が回転ドラム30の内周壁に設けられた突起板35によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する撹拌動作が繰り返されるすすぎ動作を所定時間実行する。
その後、第1排水工程と同様に第2排水工程が実行され、第1脱水工程と同様に第2脱水工程が実行された後、第1すすぎ工程と同様に第2すすぎ工程が実行される。さらに、第1排水工程および第2排水工程と同様に第3排水工程が実行され、第1脱水工程および第2脱水工程と同様に最終脱水工程が実行される。なお、この最終脱水工程における脱水時間は、第1脱水工程および第2脱水工程より長く設定してある。
その後、乾燥工程が実行されるのであるが、洗濯工程で洗濯泡が過剰に発生した場合は、確実に洗濯泡の過剰発生が検知され洗濯泡が消されていることで、ヒータ65や送風ファン66の信頼性が確保されており、乾燥工程中に洗濯泡がヒータ65や送風ファン66に付着することはなく、安全に運転を実行することができる。
図3に示すように、乾燥工程が実施されると、洗濯物の乾燥が進行すると共に洗濯物から糸屑等が発生しやすく、送風によって排気口71から除湿部63に流れ込む(矢印A)。空気中に存在する糸屑等は送風加熱経路67の入口に設けられた糸屑回収フィルタ74によって空気だけが濾過されて送風加熱経路67及び加熱管路75に糸屑等が流れ込まないように構成されているが、それ以前に熱交換器69、除湿部63の内壁およびに付着する場合が少なくない。糸屑等の付着が増加すると、除湿機能や送風機能を低下させるので、除湿部63内に付着した糸屑等を除去する必要がある。
本実施形態1においては、図5を用いて説明すると、除湿部63内に付着した糸屑等を除去するために、すすぎ工程時に回転ドラム30を所定回転数で回転させることによって、その回転方向(矢印B)に跳ね上げられる水を排気口71から除湿部63内に勢いよく流入させ、排気口71の近傍に設けた傾斜面63aに衝突させて、その流れを上方向に変え、除湿部63の内壁や第2の電極64に向けて流れ(矢印C)、熱交換器69や管路壁に付着した糸屑等を洗い流すことができると同時に、第2の電極64に付着した洗剤成分や糸屑等も洗い流すことができる。このとき、第2の電極64は、略垂直方向に取り付けられていることから、洗い流した水が溜まったりなどはしない構成となっている。
なお、この場合の回転ドラム30の所定回転数は、回転ドラム30の回転の遠心力により、水が跳ね上がり、その水が水槽32の内壁に添って回転する回転数であればよい(たとえば、回転ドラム30の直径が500±50mm程度であるとき、150r/min程度)。
排気口71は前述したように回転ドラム30の回転方向の略接線方向に開口しているので、すすぎ工程において水槽32の下方に貯留された水が回転ドラム30によって跳ね上げられた水は、主に回転ドラム30の回転方向の接線方向に飛び散り、排気口71から除湿部63内に勢いよく流入する。この流入した水は、排気口71の近傍に設けた傾斜面63aに衝突して、その流れの方向が上方向に変わり、除湿部63の内壁や第2の電極64に向けて流れる。これがすすぎ工程中に繰り返されることにより、除湿部63や、第2の電極64に付着した糸屑等は洗い流される。除湿部63内には、除湿して生成される水や、注水ノズル72から注水される水を水槽32内に流し、排水部45から外部に排出する排水経路が形成されているので、洗い出された糸屑等も排水と共に外部に排出される。
また、本実施の形態では、回転ドラム30を傾斜配置した構成を示したが、回転ドラム30を水平方向に配置した場合においても同様に構成することができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯乾燥機は、除湿部を水槽の側周面上方部位に隣接させ排気口を介して水槽と連通するようにして設け、除湿部内には、その天面から下方に突出するように電極を設けたものであり、これにより、除湿部内の電極に糸屑や水滴を付着しにくくすることができ、その信頼性を高めることが可能となるので、乾燥機能を有した産業機器等として有用である。
本発明の実施の形態1に係るドラム式洗濯機の第1の側断面図 同ドラム式洗濯機のブロック回路図 同ドラム式洗濯機の第2の側断面図 同ドラム式洗濯機の泡検知手段の取り付け構成図 同ドラム式洗濯機の横断面図 従来のドラム式洗濯機の側断面図 同ドラム式洗濯機の背面構成図
符号の説明
32 水槽
63 除湿部
64 第2の電極
71 排気口

Claims (3)

  1. 周壁に多数の透孔を設けて円筒形に形成され、その回転中心軸が水平もしくは水平から傾斜した回転ドラムと、筐体内に弾性的に支持され、前記回転ドラムを内包する水槽と、前記回転ドラム内から前記水槽を介して排気された空気を除湿する除湿部と、前記除湿部と連通し内部に送風手段および加熱手段を有する送風加熱経路と、前記水槽を介して前記送風加熱経路と前記回転ドラム内とを連通する温風送風経路と、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記送風手段、加熱手段およびモータ等の駆動を制御し、洗い、すすぎ、脱水および乾燥の各工程を逐次制御する制御手段とを備え、前記除湿部を前記水槽の側周面上方部位に隣接させ排気口を介して前記水槽と連通するようにして設け、前記除湿部内には、その天面から下方に突出するように電極を設けたドラム式洗濯乾燥機。
  2. 除湿部内に設けた電極は、水槽の内面下部に設けた電極とにより泡検知手段を構成し、制御手段は、前記除湿部内に設けた電極と前記水槽の内面下部に設けた電極間の抵抗値により、泡を検知するように構成した請求項1に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. 制御手段は、すすぎ工程において、回転ドラムを所定回転数で回転させることで、水槽内の水が、前記水槽の内壁に添って回転し、排気口を介して除湿部内に入り込むようにした請求項1または2に記載のドラム式洗濯乾燥機。
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