JP2006314428A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 糸屑の除去をより確実に行うことのできる洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】 有底筒状の水槽2と、水槽2内に回転可能に配される洗濯兼脱水槽3と、洗濯兼脱水槽3内に給水する第1給水路25を有する給水装置31と、洗濯兼脱水槽3内に温風を供給する温風供給装置27とを備え、複数の運転コースから使用者の指示に基づいて選択された運転コースを実行して洗濯兼脱水槽3に投入された洗濯物を洗濯するとともに該洗濯物を乾燥する洗濯乾燥機1において、洗濯兼脱水槽3の外周面に対向する放水口24aを有した第2給水路24を給水装置27に設け、洗濯兼脱水槽3を回転しながら放水口24aから洗濯兼脱水槽3の外周面に向けて放水して洗濯兼脱水槽3に付着した糸屑を除去する糸屑除去コースを設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】 有底筒状の水槽2と、水槽2内に回転可能に配される洗濯兼脱水槽3と、洗濯兼脱水槽3内に給水する第1給水路25を有する給水装置31と、洗濯兼脱水槽3内に温風を供給する温風供給装置27とを備え、複数の運転コースから使用者の指示に基づいて選択された運転コースを実行して洗濯兼脱水槽3に投入された洗濯物を洗濯するとともに該洗濯物を乾燥する洗濯乾燥機1において、洗濯兼脱水槽3の外周面に対向する放水口24aを有した第2給水路24を給水装置27に設け、洗濯兼脱水槽3を回転しながら放水口24aから洗濯兼脱水槽3の外周面に向けて放水して洗濯兼脱水槽3に付着した糸屑を除去する糸屑除去コースを設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、洗濯物の洗濯及び乾燥を行う洗濯乾燥機に関する。
従来の洗濯乾燥機は特許文献1に開示されている。この洗濯乾燥機は有底筒状の水槽内に洗濯物が投入される回転自在の洗濯兼脱水槽が配されている。洗濯兼脱水槽の上部には洗濯兼脱水槽内に給水する給水装置が設けられ、洗濯兼脱水槽の底部には回転自在の回転翼が配される。洗濯兼脱水槽内に給水して回転翼を回転することにより洗濯物の洗い及びすすぎが行われる。また、洗濯兼脱水槽を高速回転することにより洗濯物の脱水が行われる。
洗濯兼脱水槽の上部には洗濯兼脱水槽内に温風を供給する温風供給装置が設けられる。洗濯兼脱水槽を回転しながら温風供給装置を駆動して乾燥運転が行われる。乾燥運転により温風が洗濯物と接触し、洗濯物を乾燥することができる。また、洗濯兼脱水槽の側方には糸屑除去装置が設けられる。糸屑除去装置は乾燥運転中に温風の循環経路内を流通する糸屑を除去する。これにより、糸屑が洗濯物に付着することを防止できる。
特開2003−275497号公報(第2頁−第7頁、第1図)
しかしながら、上記従来の洗濯乾燥機によると、乾燥運転時に温風循環経路中に流入した糸屑は除去することができるが、洗濯兼脱水槽の周面や水槽の内面に付着した糸屑を除去することが困難である。これらの糸屑は次回の洗濯時等に洗濯兼脱水槽や水槽から剥離して洗濯物に付着する問題があった。また、洗濯兼脱水槽や水槽に糸屑が長期間付着した状態が継続されるとカビの発生の原因となり、衛生を悪化させる問題もあった。
本発明は、糸屑の除去をより確実に行うことのできる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、有底筒状の水槽と、前記水槽内に回転可能に配される洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する第1給水路を有する給水装置と、前記洗濯兼脱水槽内に温風を供給する温風供給装置とを備え、複数の運転コースから使用者の指示に基づいて選択された運転コースを実行して前記洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物を洗濯するとともに該洗濯物を乾燥する洗濯乾燥機において、前記洗濯兼脱水槽の外周面に対向する放水口を有した第2給水路を前記給水装置に設け、前記洗濯兼脱水槽を回転しながら前記放水口から前記洗濯兼脱水槽の外周面に向けて放水して前記洗濯兼脱水槽に付着した糸屑を除去する糸屑除去コースを設けたことを特徴としている。
この構成によると、洗いコース、すすぎコース、脱水コース、乾燥コース等の運転コースが使用者により選択される。給水装置の第1給水路を介して洗濯兼脱水槽に給水して洗い及びすすぎが行われ、洗濯兼脱水槽を高速回転して脱水が行われる。また、洗濯兼脱水槽を回転しながら温風供給装置を駆動して乾燥が行われる。糸屑除去コースが選択されると、第2給水路を介して洗濯兼脱水槽の外周面に放水されるとともに、洗濯兼脱水槽が回転する。これにより、洗濯兼脱水槽の外周面に付着した糸屑が洗い流される。同時に第1給水路を開いて洗濯兼脱水槽の内周面に付着した糸屑を洗い流してもよい。
また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、前記糸屑除去コースの運転時に前記洗濯兼脱水槽が第1回転数で回転する期間と第1回転数よりも高速な第2回転数で回転する期間とを設けたことを特徴としている。この構成によると、糸屑除去コースが開始されると、例えば、所定期間洗濯兼脱水槽が低速回転ながら洗濯兼脱水槽の外周面に放水され、その後に洗濯兼脱水槽が高速回転して洗濯兼脱水槽の外周面に放水される。
また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、第1回転数で前記洗濯兼脱水槽が回転した際に前記放出口から放出した水が前記洗濯兼脱水槽の外周面を流下するとともに、第2回転数で前記洗濯兼脱水槽が回転した際に前記放出口から放出した水が前記洗濯兼脱水槽から飛散して前記水槽の内面に衝突することを特徴としている。
この構成によると、低速回転する洗濯兼脱水槽の外周面に放水された水が洗濯兼脱水槽を伝って流下する。また、高速回転する洗濯兼脱水槽の外周面に放水された水が洗濯兼脱水槽の遠心力により飛散して水槽に到達し、水槽の内面を流下する。
また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、前記糸屑除去コースの運転時に第1給水路を閉止したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の有無を検知する洗濯物検知手段を設け、前記糸屑除去コースの運転開始時に前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の有無を判別し、洗濯物が有る場合に前記糸屑除去コースの運転を中止することを特徴としている。この構成によると、糸屑除去コースを選択すると洗濯兼脱水槽内に洗濯物があるか否かが判別され、洗濯兼脱水槽がある場合に糸屑除去コースの運転を中止して給水が行われない。
また本発明は、有底筒状の水槽と、前記水槽内に回転可能に配される洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水装置と、前記洗濯兼脱水槽内に温風を供給する温風供給装置とを備え、複数の運転コースから使用者の指示に基づいて選択された運転コースを実行して前記洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物を洗濯するとともに該洗濯物を乾燥する洗濯乾燥機において、前記洗濯兼脱水槽に付着した糸屑を除去する糸屑除去コースを設けたことを特徴としている。
この構成によると、洗いコース、すすぎコース、脱水コース、乾燥コース等の運転コースが使用者により選択される。給水装置の第1給水路を介して洗濯兼脱水槽に給水して洗い及びすすぎが行われ、洗濯兼脱水槽を高速回転して脱水が行われる。また、洗濯兼脱水槽を回転しながら温風供給装置を駆動して乾燥が行われる。糸屑除去コースが選択されると、洗濯兼脱水槽に付着した糸屑が除去される。
また本発明は、上記構成の洗濯乾燥機において、前記糸屑除去コースの運転開始を指示する専用の操作キーを独立して設けたことを特徴としている。糸屑除去コース専用の操作キーの操作により糸屑除去コースが開始される。
本発明によると、洗濯兼脱水槽に付着した糸屑を除去する糸屑除去コースを設けたので、糸屑を確実に除去して洗濯物への糸屑の付着やカビの発生を防止することができる。また、洗濯兼脱水槽を回転しながら洗濯兼脱水槽の外周面に向けて放水するので、洗濯兼脱水槽の外周面に付着した糸屑を簡単に除去することができる。
また本発明によると、糸屑除去コースの運転時に洗濯兼脱水槽が第1回転数で回転する期間と第1回転数よりも高速な第2回転数で回転する期間とを設けたので、洗濯兼脱水槽の外周面の糸屑を簡単に除去できるとともに、水槽の内周面に付着した糸屑を簡単に除去することができる。
また本発明によると、洗濯兼脱水槽に放水された水は第1回転数のときに洗濯兼脱水槽の外周面を流下し、第2回転数のときに洗濯兼脱水槽から飛散するので、洗濯兼脱水槽の外周面及び水槽の内周面の糸屑を簡単に除去できる。
また本発明によると、糸屑除去コースの運転時に第1給水路を閉止したので、少ない給水量で糸屑を除去することができる。
また本発明によると、糸屑除去コースの運転開始時に洗濯兼脱水槽内の洗濯物の有無を判別し、洗濯物が有る場合に糸屑除去コースの運転を中止するので、乾燥後の洗濯物が濡れることを防止できる。
また本発明によると、糸屑除去コースの運転開始を指示する専用の操作キーを独立して設けたので、使用者が糸屑除去を簡単に実行することができ、カビの予防を日常的に行うことができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の洗濯乾燥機を示す側面断面図である。洗濯乾燥機1は外槽32で覆われ、懸架装置16により懸垂防振支持される有底筒状の水槽2が外装32内に配されている。水槽2の内部には鉛直方向の回転軸を有する洗濯兼脱水槽3が配される。
洗濯兼脱水槽3の周壁には多数の小孔3aが形成され、内面には洗濯時の洗濯物から発生した糸屑を回収する糸屑フィルター29が設けられる。洗濯兼脱水槽3の上部には洗濯兼脱水槽3の回転時のバランス修正を行うバランサー20が設けられる。洗濯兼脱水槽3の底部には洗濯兼脱水槽3と同軸の回転翼4が回転自在に配される。
水槽2の下方には洗濯兼脱水槽3及び回転翼4を駆動する駆動装置17が配される。駆動装置17はモータ26を有し、クラッチ機構17aの切り替えによって洗濯兼脱水槽3及び回転翼4の一方または両方を回転駆動する。
洗濯機1の上面は上蓋13により開閉され、水槽2の上面は上蓋13を開いた際に洗濯物が投入される開口部(不図示)を有した水槽カバー10で覆われる。水槽カバー10には開口部を開閉する内蓋11が軸部11aで枢支されている。内蓋11には後述する乾燥運転時に洗濯物の糸屑を捕集する排気フィルター12が設けられる。
水槽2の上方後部には水槽2内に給水を行う給水装置31が配される。給水装置31は市水に接続される給水バルブ21を有している。給水バルブ21は2経路をそれぞれ開閉でき、一方の経路に給水ノズル25(第1給水路)が接続されるとともに、他方の経路に導水管24(第2給水路)が接続される。
水平に延びる給水ノズル25の下方には水槽2の上面に向けて開口する給水ダクト28を有した洗剤収納部22が設けられる。洗剤収納部22に装填される洗剤収納ケース23に給水ノズル25から散水し、給水ダクト28を介して水槽2内に給水される。導水管24は垂直に延び、洗濯兼脱水槽3の外周面に対向する放水口24aを有している。放水口24aはノズル状に形成され、洗濯兼脱水槽3の外周面に向かって放水できるようになっている。
水槽3の底面には排水ダクト2aが導出される。排水ダクト2aには排水バルブ18を介して排水ホース19が接続される。排水バルブ18を開くことにより水槽2内の水を排水することができる。
洗濯機1の上面前部には操作パネル15が設けられ、操作パネル15の背面には洗濯機1の各部を制御する制御部14が配される。図2は操作パネル15を示す平面図である。操作パネル15は複数の操作キー15a及びLEDから成る表示部15bを有している。洗濯機1は制御部14の制御によって複数の運転コースを実行可能になっている。
運転コースには、洗いコース、すすぎコース、脱水コース、乾燥コース、糸屑除去コース等が設けられる。また、洗濯物の種類や量に応じた運転コースが設けられる。表示部15bは洗濯機1の運転状況を表示する。
操作キー15aは各運転コースに対応して設けられ、各運転コースの選択を受け付けて選択に基づいて各運転コースが実行される。また、操作キー15aにはスタートキー15dが設けられ、スタートキー15dの操作により予め選択された運転コースを順に行って洗濯及び乾燥を行うことができる。また、糸屑除去キー15cは糸屑除去コースの選択専用に独立して設けられる。これにより、使用者が糸屑除去を簡単に実行することができ、後述するように、カビの予防を日常的に行うことができる。
図3は洗濯機1の前述の図1と異なる断面を示す側面断面図である。洗濯機1の上部後方には水槽2内に温風を供給する温風供給装置27が設けられる。温風供給装置27はケース5内に送風機6及びヒータ7を有し、送風機6の吸気側に対向して吸気フィルター8が配される。ケース5の排気側は水槽2内に開口する給気ダクト9に接続されている。
図4は洗濯機1の構成を示すブロック図である。制御部14にはモータ26、給水バルブ21、排水バルブ18、ヒータ7、送風機6及び操作パネル15が接続される。制御部14の制御によって各部が制御される。
上記構成の洗濯機1において、洗濯兼脱水槽3内に洗濯物を投入してスタートキー15cの操作によって運転が開始される。まず、排水バルブ18が閉じられ、給水バルブ21を開いて水槽2内に給水される。所定の水位になると給水が停止され、クラッチ機構17aによってモータ26と回転翼4とを連結して回転翼4が回転する。
これにより、洗濯物が攪拌され、洗い運転及びすすぎ運転が連続して行われる。洗い運転及びすすぎ運転中に洗濯物から発生した糸屑は糸屑フィルター29により捕集される。洗いキー、すすぎキーの操作によって洗い運転及びすすぎ運転を単独に行うこともできる。
次に、排水バルブ18を開いて水槽2内の水を排水し、クラッチ機構17aにより洗濯兼脱水槽3及び回転翼4がモータ26に連結される。モータ26によって洗濯兼脱水槽3を高速回転すると、洗濯物に含まれる水分が遠心力により飛散する。飛散した水は小孔3aを介して洗濯兼脱水槽3から排出され、排水ホース19を介して排水される。これにより、脱水運転が行われる。脱水キーの操作によって脱水運転を単独に行うこともできる。
次に、排水バルブ18を閉じ、送風機6及びヒータ7がONされる。送風機6の駆動により吸気フィルター8を介して外部から取り込まれる空気はヒータ7で昇温される。モータ26は洗濯兼脱水槽3に連結され、洗濯兼脱水槽3を回転しながら給気ダクト9を介して水槽2内に温風が供給される。これにより、温風が洗濯物と接触して乾燥運転が行われる。乾燥運転中に洗濯物から発生した糸屑は排気フィルター12により捕集される。乾燥キーの操作によって乾燥運転を単独に行うこともできる。
図5は糸屑除去コースの動作を示すフローチャートである。糸屑除去キー15dが押下されると同図のフローチャートが呼び出され、制御部14により実行される。ステップ#11では洗濯物検知手段によって洗濯兼脱水槽3内の洗濯物の有無が検知される。洗濯物検知手段は、回転翼4を低速回転し、モータ26の負荷によって洗濯物の有無を検知する。赤外線センサー等のセンサーを設けて洗濯物の有無を検知してもよい。
ステップ#12では洗濯兼脱水槽3に洗濯物があるか否かが判断される。洗濯物がある場合は、ステップ#25で表示部15b等により報知して糸屑除去コースを終了する。洗濯物がない場合は、ステップ#13で第1モードか否かが判断される。糸屑除去コースには第1、第2モードが設けられ、操作パネル15の操作により予め選択することができる。
第1モードは放水により洗濯兼脱水槽3の外周面及び水槽2の内周面に付着した糸屑を除去することができる。第2モードは水槽2に貯水して洗濯兼脱水槽3の内周面、洗濯兼脱水槽3の外周面、水槽2の内周面及び回転翼4に付着した糸屑を除去することができる。
第1モードが選択されている場合はステップ#14に移行する。ステップ#14では排水バルブ18が開かれる。ステップ#15ではクラッチ機構17aにより洗濯兼脱水槽3がモータ26に連結され、洗濯兼脱水槽3が回転する。ステップ#16では洗濯兼脱水槽3が所定の第1回転数に到達するまで待機する。第1回転数は、導水管24から洗濯兼脱水槽3に放水した際に、水が飛散することなく洗濯兼脱水槽3の外周面を伝って流下する回転数に設定されている。
洗濯兼脱水槽3が第1回転数に到達すると、ステップ#17で給水バルブ21により給水ノズル25側の流路を閉じて導水管24側の流路が開かれる。これにより、ノズル状の放水口24aから水が噴射され、洗濯兼脱水槽3の外周面に付着した糸屑が洗い流される。ステップ#18では放水を継続して所定時間が経過するとステップ#19に移行する。
ステップ#19では洗濯兼脱水槽3の回転数が第1回転数よりも大きな第2回転数に増加される。第2回転数は導水管24から洗濯兼脱水槽3に放水した際に、洗濯兼脱水槽3に付着した水が遠心力により飛散する回転数に設定されている。これにより、洗濯兼脱水槽3から飛散した水が水槽2の内周面に到達し、水槽2の内周面に付着した糸屑を洗い流すことができる。ステップ#20では放水を継続して所定時間が経過すると糸屑除去コースを終了する。第1、第2回転数で回転する期間の順序を逆にしてもよい。
第2モードを選択した場合は、ステップ#13の判断によりステップ#31に移行する。ステップ#31では排水バルブ18が閉じられる。ステップ#32では給水バルブ21が開かれ、水槽2内に給水が開始される。ステップ#33では所定水位に到達するまで給水し、所定水位になるとステップ#34で給水バルブ21が閉じられる。
ステップ#35ではクラッチ機構17aによってモータ26と回転翼4が連結され、モータ26の駆動により回転翼4が回転する。これにより、水槽2内を攪拌して水流が発生し、洗濯兼脱水槽3、水槽2及び回転翼4に付着した糸屑が洗い流される。ステップ#36では攪拌を継続し、所定時間が経過するとステップ#37で排水バルブ18を開いて排水して糸屑除去コースを終了する。
本実施形態によると、洗濯兼脱水槽3に付着した糸屑を除去する糸屑除去コースを設けたので、糸屑を確実に除去して洗濯物への糸屑の付着を防止できる。また、長期間糸屑が付着することによるカビの発生を防止し、衛生の悪化を防止することができる。また、第1モードによって洗濯兼脱水槽3を回転しながら洗濯兼脱水槽3の外周面に向けて放水するので、洗濯兼脱水槽3の外周面に付着した糸屑を簡単に除去することができる。
また、糸屑除去コースの第1モード運転時に給水バルブ21の給水ノズル25側を閉じたので、第2モードよりも少ない給水量で糸屑を除去することができ、節水を図ることができる。
また、第2モード時では、水槽2内に貯水するため洗濯物脱水槽3の外周面や水槽2の内面に加えて、洗濯物脱水槽3の内面や回転翼4に付着した糸屑を簡単に除去することができる。尚、第1モード時に給水バルブ21により給水ノズル25への流路を開き、洗濯兼脱水槽3の内周面に付着した糸屑を洗い流してもよい。
本発明によると、洗濯及び乾燥を行う洗濯乾燥機に利用することができる。
1 洗濯機
2 水槽
3 洗濯兼脱水槽
4 回転翼
12 排気フィルター
18 排水バルブ
21 給水バルブ
24 導水管
24a 放水口
27 温風供給装置
29 糸屑フィルター
31 給水装置
32 外槽
2 水槽
3 洗濯兼脱水槽
4 回転翼
12 排気フィルター
18 排水バルブ
21 給水バルブ
24 導水管
24a 放水口
27 温風供給装置
29 糸屑フィルター
31 給水装置
32 外槽
Claims (7)
- 有底筒状の水槽と、前記水槽内に回転可能に配される洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する第1給水路を有した給水装置と、前記洗濯兼脱水槽内に温風を供給する温風供給装置とを備え、複数の運転コースから使用者の指示に基づいて選択された運転コースを実行して前記洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物を洗濯するとともに該洗濯物を乾燥する洗濯乾燥機において、前記洗濯兼脱水槽の外周面に対向する放水口を有した第2給水路を前記給水装置に設け、前記洗濯兼脱水槽を回転しながら前記放水口から前記洗濯兼脱水槽の外周面に向けて放水して前記洗濯兼脱水槽に付着した糸屑を除去する糸屑除去コースを設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
- 前記糸屑除去コースの運転時に前記洗濯兼脱水槽が第1回転数で回転する期間と第1回転数よりも高速な第2回転数で回転する期間とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
- 第1回転数で前記洗濯兼脱水槽が回転した際に前記放出口から放出した水が前記洗濯兼脱水槽の外周面を流下するとともに、第2回転数で前記洗濯兼脱水槽が回転した際に前記放出口から放出した水が前記洗濯兼脱水槽から飛散することを特徴とする請求項2に記載の洗濯乾燥機。
- 前記糸屑除去コースの運転時に第1給水路を閉止したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の有無を検知する洗濯物検知手段を設け、前記糸屑除去コースの運転開始時に前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の有無を判別し、洗濯物が有る場合に前記糸屑除去コースの運転を中止することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
- 有底筒状の水槽と、前記水槽内に回転可能に配される洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水装置と、前記洗濯兼脱水槽内に温風を供給する温風供給装置とを備え、複数の運転コースから使用者の指示に基づいて選択された運転コースを実行して前記洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物を洗濯するとともに該洗濯物を乾燥する洗濯乾燥機において、前記洗濯兼脱水槽に付着した糸屑を除去する糸屑除去コースを設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
- 前記糸屑除去コースの運転開始を指示する専用の操作キーを独立して設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005138165A JP2006314428A (ja) | 2005-05-11 | 2005-05-11 | 洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006314428A true JP2006314428A (ja) | 2006-11-24 |
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ID=37535647
Family Applications (1)
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-
2005
- 2005-05-11 JP JP2005138165A patent/JP2006314428A/ja active Pending
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