JP6937135B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、洗濯乾燥機に関する。
いわゆる縦型の全自動洗濯機においては、近年、乾燥行程において、ヒータや送風機を用いることなく、回転槽の高速回転時に生じる風の流れを利用して衣類を乾燥させる、風乾燥行程を行うことが考えられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の洗濯機では、ユーザが、回転槽内に定格量以下の衣類を投入し、いくつかの運転時間の中から適切な時間を選択して設定し、運転を開始させることにより、風乾燥行程が実行されるようになっている。
特開2006−43184号公報
しかしながら、上記従来構成では、投入された衣類の量の違いや、乾燥進行具合に関係なく、設定された時間について風乾燥行程が実行されるものとなっていた。そのため、風乾燥行程が必ずしも適切な時間だけ実行されるとは限らず、行程終了時の乾燥具合にばらつきが生じていた。その結果、乾燥が十分になされていなくて再度乾燥運転を行う必要があったり、無駄に長く風乾燥行程を実行してしまったりすることがあった。
そこで、横軸周りに回転可能なドラムを備えたものにあって、適切な時間での風乾燥行程を実行することが可能な洗濯乾燥機を提供する。
本実施形態の洗濯乾燥機は、吸気口及び排気口を有する水槽と、前記水槽内に横軸周りに回転可能に設けられ多数の孔を有するドラムと、前記ドラムを回転させる駆動装置と、前記駆動装置を制御して前記ドラムを回転させることに伴い、そのドラムの回転によって生じる風の流れにより、前記吸気口から前記水槽内に吸込んだ空気を当該ドラムを通して前記排気口から前記水槽外へ排気して当該ドラム内の衣類を乾燥させる風乾燥行程を実行する乾燥運転制御装置とを備え、前記乾燥運転制御装置は、前記風乾燥行程において、前記ドラムを所定の回転速度で回転させる脱水動作と、該ドラムを前記所定回転速度よりも低速で回転させるほぐし動作とを交互に繰返して実行すると共に、風乾燥行程の開始から所定時間経過するまでの初期期間におけるほぐし動作の実行時に、前記ドラム内の水分を含んだ衣類の重量の検知を行い、風乾燥行程中での、時間経過に伴う検知した重量の変化量に基づいて風乾燥行程の残り運転時間を設定する。
第1の実施形態を示すもので、洗濯乾燥機の全体構成を概略的に示す縦断側面図 電気的構成を示すブロック図 風乾燥行程における行程の進行状態を示す図 風乾燥行程におけるドラムの回転数の変動の様子を示す図 q軸電流値と残り時間設定用のエリアとの関係を示す図 第2の実施形態を示すもので、アンバランス状態が生じた場合の1回の脱水動作時におけるドラムの回転数の変動の様子を示す図 第3の実施形態を示すもので、風乾燥行程におけるドラムの回転数の変動の様子を示す図 第4の実施形態を示すもので、風乾燥行程におけるドラムの回転数の変動の様子を示す図 第5の実施形態を示すもので、布量と脱水動作におけるドラム回転数との関係を示す図
以下、ドラム式(横軸形)の洗濯乾燥機に適用したいくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、以下に述べる複数の実施形態において、共通する部分については、同一符号を付して、新たな図示や繰り返しの説明を省略することとする。
(1)第1の実施形態
図1から図5を参照しながら、第1の実施形態について述べる。まず、図1を参照して、本実施形態に係る洗濯乾燥機1の全体構成について述べる。この洗濯乾燥機1は、ほぼ矩形箱状をなす筐体2を有している。この筐体2の前面の中央部には、洗濯物出入口3が設けられていると共に、その洗濯物出入口3を開閉する扉4が配設されている。筐体2の前面上部には、操作パネル5(図2にのみ図示)が設けられている。また、筐体2内には、洗濯乾燥機1の全体を制御する制御手段としての制御装置6が設けられている。
前記筐体2内には、横軸円筒状の水槽7が後下がりにやや傾斜した状態で、複数(例えば左右一対)のサスペンション8(一部のみ図示)を介して支持されている。この水槽7の後端側中心部には、駆動装置として、例えばブラシレスDCモータからなるアウタロータ形の洗濯機モータ9が配設されている。前記水槽7内には、衣類(洗濯物)が収容される円筒状のドラム10が、前後方向に延び且つ後下がりにやや傾斜した傾斜軸を中心に回転可能に支持されている。
詳しく図示はしないが、このドラム10の背面部には、中心部に前記洗濯機モータ9の回転軸9aが連結されるハブ部が設けられ、そのハブ部から外周に向けて6本のスポーク部が設けられている。スポーク部間の隙間部分は、多数の通気孔を有した網目状に構成されている。図1に示すように、前記モータ9の回転軸9aが、水槽7の背面を貫通して、ドラム10の後端側中央部のハブ部に連結されている。これにて、ドラム10はモータ9により直接的に回転駆動される。
ドラム10の内周面部には、衣類掻き上げ用(撹拌用)の複数個例えば3個のバッフル11が設けられている。前記ドラム10の周壁部には、前記バッフル11配設部分を除いて、通水(通気)用の多数個の孔12が形成されている。更に本実施形態では、ドラム10のスポーク部うち、円周方向に1個置きの3箇所の内面側に、ドラム10内の空気を撹拌する(外周側に流す)ための撹拌翼13が取付けられている。また、ドラム10の前面部には、衣類が出し入れされる開口部10aが設けられている。前記水槽7の前面部には、前記開口部10aに連なる投入口7aが形成されており、この投入口7aと前記洗濯物出入口3とがベローズ14を介して連通している。
図示はしないが、前記水槽7の底部には、排水口が形成され、この排水口は、排水弁15(図2にのみ図示)を介して排水パイプに接続されている。これにて、排水弁15が開放動作されると、水槽7内の洗濯水が排水パイプを通して外部に排水される。また、水槽7の背面部には、上部寄りに位置して溢水口16が設けられている。この溢水口16は、溢水路17に接続され、溢水路17の下端部は前記排水パイプ(排水弁15よりも下流側)に接続されている。これにて、水槽7内の水位が溢水口16を越えると、その水は溢水路17を通って排出される。
更に、図示はしないが、前記筐体2内の上部には、前記水槽7内への給水を行う給水機構が設けられている。この給水機構は、周知のように、給水弁18(図2にのみ図示)を備えると共に、洗剤収容部等を有する注水ケースなどを備えて構成されている。給水弁18の開放動作により、水道水が、注水ケースを介して水槽7に供給されるようになっている。尚、筐体2内の最上部には、水槽7内の水位を検出するための水位センサ(図示せず)も設けられている。
そして、前記水槽7には、乾燥風を吸込むための吸気口19が設けられると共に、乾燥風を排気するための排気口20が設けられている。本実施形態では、吸気口19は、水槽7の背面上部の、洗濯機モータ9の周囲部である、上部左寄り部に位置して、該洗濯機モータ9の外周に沿うようにやや湾曲した横長形態に設けられている。この吸気口19は、前記溢水口16よりも上方に位置している。また、前記排気口20は、水槽7の上面前部右端側に位置して設けられている。この排気口20には、例えばゴム製の蛇腹状の排気ダクト21が接続され、筐体2の上面に、外部に排気する空気排出口22が設けられている。尚、排気ダクト21部分にリント捕獲用のフィルタを設けるようにしても良い。
更に、水槽7の背面側には、前記洗濯機モータ9の背面側を覆うカバー23が取付けられている。このカバー23は、前面が開口した薄型円筒状をなすと共に、その外周方向に膨らむ膨出部23aを一体に有した形態をなしている。このカバー23は、前面開口端部を前記水槽7の背面に当接させるように取付けられ、膨出部23aが前記吸気口19を覆うように位置される。従って、吸気口19はカバー23内に連通している。また、カバー23の後面部には、前記洗濯機モータ9の中央部に対応して円形に開口する空気取入口23bが形成されていると共に、空気の通過は許容しながら該空気取入口23bを塞ぐように、集塵用のフィルタ24が配置されている。
図2は、前記制御装置6を中心とした洗濯乾燥機1の電気的構成を示している。前記制御装置6は、CPU、ROM、RAM等からなるコンピュータを主体として構成され、洗濯乾燥機1全体を制御して洗濯運転及び乾燥運転の各行程を実行する。このとき、この制御装置6は、前記操作パネル5からの操作信号が入力されると共に、操作パネル5の各表示部の表示を制御する。また、制御装置6には、洗濯機モータ9に流れる電流を検出する電流センサ25や、ドラム10(水槽7)の振動を検知する振動センサ26が接続され、それらからの信号が入力される。
制御装置6は、前記洗濯機モータ9を駆動制御すると共に、前記給水弁18、排水弁15の開閉を制御する。以上の構成により、制御装置6は、操作パネル5におけるユーザのコースの設定操作等に応じて、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯乾燥機1の各機構を制御する。これにて、制御装置6は、例えば周知の洗い、すすぎ、脱水の各行程からなる洗濯運転を実行する。
尚、制御装置6は、洗濯運転の開始時において、ドラム10を短時間回転させる布量検知動作(重量センシング)を実行し、その際の電流センサ25の検出電流値(トルク成分に対するq軸電流値)に基づいて、水分を含まない状態の衣類の布量(給水前の衣類の重量)を判定する。また、制御装置6は、洗濯運転中における前記振動センサ26の検出に基づいて、ドラム10のアンバランス状態を判断するようになっている。
さて、本実施形態では、制御装置6は、そのソフトウエア構成(制御プログラムの実行)により、洗濯運転の終了後に、風によりドラム10内の衣類を乾燥させる風乾燥行程を実行する。次の作用説明でも述べるように、この風乾燥行程は、洗濯機モータ9を制御してドラム10を回転させ、そのドラム10の回転によって生じる風の流れによって、吸気口19から水槽7内に空気を吸込み、その吸込んだ空気を、当該ドラム10を通して排気口20から水槽7の外部に排気させることにより行われる。従って、制御装置6が乾燥運転制御装置として機能する。
具体的には、制御装置6は、風乾燥行程において、ドラム10を所定の回転速度で回転させる脱水動作と、該ドラム10を前記所定回転速度よりも低速で回転させるほぐし動作とを交互に繰返して実行する。これと共に、制御装置6は、風乾燥行程の開始から所定時間(布量が標準の場合、例えば約22分間)が経過するまでの初期期間において、ほぐし動作の実行時に、ドラム10内の衣類の水分を含む重量の検知(重量センシング)を行い、時間経過に伴う検知した重量の変化量に基づいて風乾燥行程の残り運転時間を設定する。この際の重量検知も、ほぐし動作中の洗濯機モータ9に流れる電流値(q軸電流値)を電流センサ25により検出することに基づいて行われる。
図3に示すように、上記初期期間においては、例えば脱水動作を5分実行し、ほぐし動作を30秒実行することが繰返される。そして、初期期間経過後においては、例えば、脱水動作を30分実行し、ほぐし動作を2分実行することが繰返される。また、図4に示すように、脱水動作時は、ドラム10(洗濯機モータ9)が一方向(正方向)に例えば1200rpmで回転され、ほぐし動作時には、ドラム10(洗濯機モータ9)が短時間(例えば5秒間)毎に正逆方向に交互に比較的低速度(例えば50rpm)で回転される。
ほぐし動作時のドラム10の回転数(この場合50rpm)は、衣類のうち一部が該ドラム10内に貼り付いたままとなり、衣類のうち残りの一部が剥がれ落ちる程度の所定回転数として、予め設定されている。また、本実施形態では、図4に示すように、制御装置6は、風乾燥行程において、脱水動作とほぐし動作との切替わり時にドラム10の回転を一定時間(例えば1〜数秒程度)停止させる。
このとき、制御装置6は、洗濯運転の開始時において判定された布量に応じて、風乾燥行程における基準運転時間を予め仮設定する。布量は、例えば、多い(5kg以上)、標準(3kg以上〜5kg未満)、少ない(3kg未満)の3段階で判定される。そして、布量が標準の場合は、例えば、全体の運転時間が、180分に設定(仮設定)される。布量が多い場合には、全体の運転時間がそれより長く(例えば30分長く)仮設定され、布量が少ない場合には、全体の運転時間がそれより短く(例えば30分短く)仮設定される。尚、判定された布量に応じて、1回の脱水動作及びほぐし動作の時間を変更する(布量が多いほど長くする)ように構成しても良い。
そして、制御装置6は、上記した初期期間における複数回の重量検知(重量センシング)の結果に基づき、検知重量の変化量が比較的大きい場合には、風乾燥行程の残り運転時間を、仮設定した運転時間(基準運転時間)よりも短くし、検知重量の変化量が比較的小さい場合には、風乾燥行程の残り運転時間を、仮設定した運転時間よりも長くする。
具体的には、図5に示すように、縦軸にq軸電流値、横軸に風乾燥行程開始からの経過時間をとったときに、現在のq軸電流の値が、A、B、Cの3つのエリアのいずれにあるかを判断する。エリアAでは、検知重量の変化量が比較的小さく乾きにくいものであると判断され、残り運転時間が、標準の運転時間から例えば60分延長される。エリアBでは、検知重量の変化量が標準的であって標準的な乾きやすさと判断され、標準の運転時間のままとされる。エリアCでは、検知重量の変化量が比較的大きく乾きやすいものであると判断され、残り運転時間が、標準の運転時間から例えば30分短縮される。
次に、上記構成の洗濯乾燥機1の動作について説明する。今、ユーザが、衣類(洗濯物)に対する洗濯運転及び乾燥運転を順に実行させたい場合、ドラム10内に衣類を投入し、操作パネル5において洗濯乾燥運転のコースを選択設定し、運転をスタートさせる。すると、制御装置6は、以下のように各機構を制御し、洗濯及び乾燥の運転を実行する。即ち、洗濯運転の開始時には、ドラム10内の衣類(乾布)の布量判定が行われ、布量判定に基づいて水位や時間などが決定され、洗い、すすぎ、脱水の各行程が実行される。そして、洗濯運転が終了すると、引続き、乾燥運転即ち風乾燥行程が実行される。
風乾燥行程では、図3に示すように、脱水動作と、ほぐし動作とが交互に繰返して実行される。そのうち脱水動作は、図4にも示すように、ドラム10を一方向(正方向)に比較的高い所定の回転速度(例えば1200rpm)で回転させることが行われる。ほぐし動作では、ドラム10を比較的低速(例えば50rpm)で正方向回転、逆方向回転を短時間ずつ交互に繰り返すことが行われる。ほぐし動作により、ドラム10の内面に貼付いていた衣類がはがれて落ちる等、ドラム10内での衣類の撹拌が促進されるようになる。ドラム10内での衣類のアンバランスも解消されるようになる。また、脱水動作からほぐし動作への切替え時に、ドラム10が所定時間停止されることにより、ドラム10の内周面に貼付いていた衣類の少なくとも一部が落下するようになる。
前記脱水動作では、洗濯機モータ9によりドラム10が正回転方向に比較的高速で回転駆動されることに伴い、ドラム10自体がファンとしての役割を果たし、図1に矢印で示すように空気の流れが生ずる。即ち、筐体2と水槽7の背面側との間の空気が、カバー23の空気取入口23bからフィルタ24を通してカバー23内に吸込まれ、洗濯機モータ9の周囲を通って、吸気口19から水槽7内(ドラム10の背面側)に吸込まれる。
吸込まれた空気は、水槽7とドラム10との間(ドラム10の外周側)を流れ、一部は排気口20から排気されるものの、残りの空気は、前面側からドラム10内に入る。ドラム10内の空気は、ドラム10の中心部(軸部近傍)を前から後方に流れ、ドラム10内の後部で外周側に流れる。そして、ドラム10の内周壁に貼付いた衣類の表面側を前方に流れる風と、衣類を通って孔12から外周側に出る風とが生じ、更に回転方向に流れる風も生ずる。乾燥に供された空気は、排気口20から排気ダクト21を通って筐体2上面の空気排出口22から機外に排出される。このような空気の流れにより、衣類から湿気が奪われ、湿気を含んだ空気が排気口から排気され、衣類の乾燥が進行する。
このとき、洗濯機モータ9は駆動により発熱し、その周囲部の空気を暖めようになるため、洗濯機モータ9周囲を通ることで暖められた空気を、水槽7背面の吸気口19から、衣類の乾燥に供することができる。ちなみに、本発明者の試験によれば、例えば外気よりも約10℃程度温度が高い空気を水槽4内に供給することが可能となった。また、ドラム10の背面部に撹拌翼13を設けたことにより、空気撹拌の効果がより高くなり、ドラム10内の空気の流れをより大きくして乾燥効率を向上させることができる。このような脱水動作と、上記ほぐし動作とが交互に繰り返られることにより、ドラム10内の衣類全体に均等に風を当てながら、乾燥が進められ、所定の運転時間が経過すると、風乾燥行程が終了する。
ここで、本実施形態では、図3に示すように、風乾燥行程の初期期間(約20分間)においては、脱水動作を5分実行し、ほぐし動作を30秒実行することが繰返される。これと共に、風乾燥行程の開始時及び初期期間におけるほぐし動作時に、ドラム10内の衣類の重量検知(重量センシング)が行われる。この重量検知では、衣類の未だ水分を含んだ重量が検出されることになる。初期期間経過後においては、脱水動作を30分実行し、ほぐし動作を2分実行することが繰返される。
そして、上記した初期期間における複数回の重量検知が行われると、時間経過に伴う検知した重量の変化量に基づいて、運転時間の見直しがなされ、風乾燥行程の残り運転時間が設定される。衣類が乾燥しやすい条件(材質、全体の量、外的環境等)のものである場合には、検知重量の変化量即ち減少度合が大きくなり、乾燥が進行しにくい条件のものである場合には、重量の減少度合は比較的小さくなる。
この場合、図5に示すように、q軸電流値がエリアAにある場合には、衣類が乾きにくいと判断され、仮設定されていた基準運転時間(例えば180分)から60分延長されるように残り運転時間が設定される。q軸電流値がエリアBにある場合には、衣類が標準的な乾きやすさと判断され、仮設定された運転時間のままで残り運転時間が設定される。q軸電流値がエリアCにある場合には、衣類が乾きやすいものであると判断され、仮設定された基準運転時間から例えば30分短縮されように残り運転時間が設定される。このように、衣類の乾燥しやすさに応じたより適切な運転時間で、過不足なく風乾燥行程が実行される。
このような本実施形態によれば、次のような作用・効果を得ることができる。即ち、本実施形態では、風乾燥行程において、ドラム10を所定の回転速度で回転させる脱水動作と、該ドラム10を所定回転速度よりも低速で回転させるほぐし動作とを交互に繰返して実行すると共に、風乾燥行程の初期期間におけるほぐし動作の実行時に、ドラム10内の衣類の水分を含む重量検知を行い、時間経過に伴う検知した重量の変化量に基づいて風乾燥行程の残り運転時間を設定するように構成した。
これにより、熱源となる装置等を省いた構成としても、ドラム10内の衣類のいわゆる風乾燥を行うことができ、省電力化を図ることができると共に、安価で簡単な構成で済ませることができる。特に本実施形態では、洗濯機モータ9の排熱を乾燥に利用することができ、乾燥効率をより高めることができる。そして、風乾燥行程の開始からの初期期間において衣類の乾燥しやすさを判断することができ、風乾燥行程の残り運転時間をより適切に設定することができる。この結果、本実施形態の洗濯乾燥機1によれば、横軸周りに回転可能なドラム10を備えたものにあって、適切な時間での風乾燥行程を実行することが可能となるという優れた効果を奏する。
そして、本実施形態では、洗濯運転開始時における衣類が水に濡れる前の布量判定に応じて、風乾燥行程における基準運転時間を仮設定するように構成した。これにより、布量が多いほど、風乾燥行程の乾燥に要する時間も大きくなると考えられるので、基準運転時間を適切に仮設定することが可能となる。また、本実施形態では、風乾燥行程の初期期間における検知重量の変化量に基づき、基準運転時間に対して、残り運転時間を、延長する或いは短縮するようにした。これにより、適切な運転時間で風乾燥行程を実行することができる。
更に本実施形態では、風乾燥行程のほぐし動作時のドラム10の回転数を、衣類のうち一部が該ドラム10内に貼り付いたままとなり、衣類のうち残りの一部が剥がれ落ちる程度の所定回転数(例えば50rpm)とした。これにより、ほぐし動作により、衣類の一部が該ドラム10内に貼り付いたままとなり、剥がれ落ちた衣類の位置が入れ替わるスペースを確保することができる。従って、ほぐし動作時のドラム10の回転数を所定回転数とすることにより、衣類のほぐしや撹拌を効果的に行うことができ、ひいては均等な乾燥を進めることができる。
また、脱水動作からほぐし動作への切替り時にドラム10の回転を一定時間停止させるようにした。これにより、脱水動作においてドラム10の内周面に貼り付いていた衣類の少なくとも一部を、ドラム10から落下させることができるようになり、衣類の入れ替わりを促進することが可能となる。
(2)第2の実施形態
図6は、第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態とは、次の点が異なっている。即ち、制御装置6は、風乾燥行程を実行するにあたり、振動センサ26の検知信号に基づき、ドラム10のアンバランス状態を検知する。そして、制御装置6は、脱水動作時において、ドラム10のアンバランス状態が検知された場合には、仮設定した運転時間を延長する。本実施形態では、実行中の1回の脱水動作の時間を、例えば30分から10分延長して40分にするようになっている。
図6は、1回の脱水動作時におけるアンバランス状態が発生した場合のドラム10の回転数の変動の様子の例を示している。ここでは、脱水動作時において、ドラム10の回転数を1200rpmまで上昇させる途中の時刻T1で、アンバランス状態が発生し、それが原因でドラム10の回転数がスムーズに上がらなかった様子を示している。この場合、一定時間後にアンバランス状態が解消され、ドラム10の回転数を1200まで上昇させることができている。このような場合には、仮設定した運転時間が、10分だけ延長される。
ここで、ドラム10のアンバランス状態が生じている場合には、ドラム10の内周面に貼り付いている衣類の偏りがあって均等に乾燥されない状態となる。そのため、アンバランス状態の検知時には、運転時間を延長することによって、未乾燥状態で行程が終了することを防止して、適切に乾燥を完了させることができる。
また、図示はしないが、制御装置6は、1回の脱水動作時において、アンバランス状態の検知回数が所定回数、例えば5回以上になった場合には、洗濯乾燥機1の運転を一時停止すると共に、操作パネル5の表示やブザー等によってユーザに対しその旨の報知を行う。その後、操作パネル5においてユーザによる再開操作がなされると、残りの風乾燥行程を実行する。
このように、アンバランス状態が何度も繰返された場合に、一旦運転を停止してユーザに報知することによって、ユーザの手によりアンバランス状態を解消させた後、再開することができる。この結果、運転時間の延長が繰返されて運転時間が徒に長くなることを防止することができる。
(3)第3の実施形態
図7は、第3の実施形態を示すものである。この第3の実施形態では、制御装置6は、風乾燥行程を実行するにあたり、洗濯運転開始時における衣類が水に濡れる前の布量判定に応じて、ほぐし動作時のドラム10の回転数を、布量が多いほど高くするように制御する。具体的には、布量が多い場合(5kg以上)には、図7に実線で示すように、ほぐし動作時のドラム10の回転数が、例えば80rpmとされる。布量判定の結果が、標準及び少ない場合(5kg未満)には、図7に破線で示すように、ほぐし動作時のドラム10の回転数が、50rpmとされる。
更に本実施形態では、風乾燥行程においては、脱水動作、ほぐし動作のいずれも、ドラム10の回転方向が一方向(例えば正方向)とされるようになっている。これと共に、布量判定の結果が多い場合には、脱水動作からほぐし動作に移行する際、及び、ほぐし動作から脱水動作に移行する際に、ドラム10を一旦停止させることなく、回転数を下降及び上昇させるようになっている。
ここで、ドラム10内の衣類の布量が、標準や少ない場合には、ほぐし動作において、比較的低い回転数で且つ短周期でドラム10を駆動させても、ドラム10内の衣類は簡単に入れ替わり、均等な乾燥効果を容易に得ることができる。これに対し、ドラム10内の衣類の布量が多い場合には、そのような低い回転数では、衣類の入れ替わりが促進されず、ほぐしが良好に行われなくなる虞がある。そこで、判定された布量が大きいほど、ほぐし動作におけるドラム10の回転数を大きくすることにより、良好なほぐし動作を行うことができる。
また、脱水動作とほぐし動作との切替え時に、一旦ドラム10を停止させることなく、ドラム10の回転を維持したままで、次の動作に移行させることにより、次の動作におけるドラム10のバランスが取やすくなり、アバランス状態の発生を抑制することができるといった利点を得ることができる。尚、布量が多い場合のほぐし動作のドラム10の回転数を、80rpmで固定するのではなく、例えば1回のほぐし動作中において、50〜80rpmの範囲で上下に変動させるようにしても良い。
(4)第4の実施形態
図8は、第4の実施形態を示すものであり、風乾燥行程における、制御装置6の制御によるドラム10の回転数の変動の様子を示している。この実施形態では、制御装置6は、風乾燥行程中の複数回のほぐし動作のうち少なくとも1回のほぐし動作において、ドラム10の回転を一定時間停止させる。具体的には、例えば1200rpmでの脱水動作及び80rpmでのほぐし動作を、3回交互に繰返した後、1200rpmでの脱水動作を行い、ドラム10を一度停止(0rpm)させた後、50rpmでのほぐし動作を行う。
これによれば、脱水動作からほぐし動作への切替え時に、ドラム10の回転を一定時間停止させることにより、脱水動作によってドラム10の内周面に貼り付いていた衣類を落下させることができ、衣類の入れ替わりひいては均等な乾燥を促進することが可能となる。この場合、複数回のうち少なくとも1回のほぐし動作においてドラム10を停止させることにより、効果を得ることができる。
(5)第5の実施形態、その他の実施形態
図9は、第5の実施形態を示すものである。この第5の実施形態では、制御装置6は、風乾燥行程を実行するにあたり、洗濯運転開始時における衣類が水に濡れる前の布量判定に応じて、脱水動作時のドラム10の回転数を、布量が多いほど高くするように制御する。具体的には、布量が5kg未満である場合には、ドラム10の回転数を1200rpmとし、5kg以上である場合には、ドラム10の回転数を1300rpmとする。
脱水動作におけるドラム10の回転数を高くすれば、その分、遠心力によるドラム10内周面への衣類の貼り付きが大きくなり、ドラム10の中心部のスペースを大きく確保することができる。従って、布量が多い場合でも、ドラム10の中心部に形成されるスペースに風を通すことで、乾燥効率の低下を防いで、良好な乾燥を進めることができる。
尚、図示はしないが、その他の実施形態として、以下のように構成することもできる。即ち、上記第1の実施形態等では、風乾燥行程における初期期間を固定的な期間(約20分)としたが、洗濯運転開始時における衣類の布量判定に応じて、布量が多いほど、初期期間における重量検知の回数又は頻度を多くする、言い換えれば、ほぐし動作の回数を多くするようにしても良い。例えば、布量が標準又は少ない場合(5kg未満)には、初期期間を約20分つまりほぐし動作(重量検知)の回数を4回とし、布量が多い場合(5kg以上)には、初期期間を30分として、ほぐし動作(重量検知)の回数を6回とすることができる。
ここで、ドラム10内の衣類の布量が多い場合には、脱水動作時の水分減少量のばらつきが比較的大きくなる傾向にあり、布量が少ない場合には、そのばらつきは少なくなる。そこで、布量が多いほど、重量検知の回数又は頻度を多くすることにより、より正確な重量の変化量の検知を行うことができ、より適切な運転時間を設定することができる。布量が少ない場合には、比較的少ない回数又は頻度の重量検知でも、適切な運転時間を設定することができる。
また、上記した第1の実施形態では、風乾燥行程全体を通して、ほぐし動作時のドラム10の回転数を、ドラム10内に衣類の一部が貼り付き、残りが剥がれ落ちる程度の所定回転数(50rpm)とした。これに対し、風乾燥行程の前半においてはほぐし動作時のドラム10の回転数をより低いものとし、風乾燥行程の後半において、ほぐし動作時のドラム10の回転数を所定回転数とするようにしても良い。
この場合、風乾燥行程の前半では、衣類に水分が多く含まれるため、衣類の嵩が少なく、ドラム10内の空間が多く、衣類を撹拌しやすいものとなる。風乾燥行程の後半では、衣類の乾燥が進行し、衣類の見かけの容積が増えて、ドラム10内のスペースがより小さくなる。そこで、風乾燥行程の後半において、ドラム10の回転数を比較的大きくすることにより、ドラム10内に衣類が入れ替わるためのスペースを確保しやすくすることができ、ひいては、乾燥を良好に進めることができる。
その他、風乾燥行程における、ドラムの回転数や、動作の時間、繰返し回数、布量等の具体的数値についても、一例を示したに過ぎず、様々な変更が可能であることは勿論である。さらに、洗濯乾燥機のハードウエア構成などについても様々な変更が可能である。例えば、水槽7に設けられる吸気口を、水槽7(筐体2)の前面側や上面側に設けたりすることも可能である。排気口についても、水槽7(筐体2)の背面側に設ける構成としても良い。
上記第1の実施形態では、洗濯機モータ9及び吸気口19を覆うカバー23を設けるようにしたが、カバーを省略し、吸気口を水槽の背面で露呈する構成とすることもできる。このとき、吸気口が洗濯機モータの周囲部に位置していれば、洗濯機モータにより暖められた空気を水槽内部に供給することができる。また、上記各実施形態では、洗濯機モータ9を、水槽の背面に設けてドラムを直接的に回転駆動する構成としたが、洗濯機モータを筐体内の底部等に設け、ベルト伝達機構等によりドラムを回転駆動する構成としても良い。この場合も、洗濯機モータの周囲の空気が吸気口から吸い込まれるような、風の流れを得る構成とすれば、やはり比較的暖かい空気を乾燥に供することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯乾燥機、2は筐体、6は制御装置(乾燥運転制御装置)、7は水槽、9は洗濯機モータ(駆動装置)、10はドラム、19は吸気口、20は排気口、25は電流センサ(布量判定手段)、26は振動センサ(アンバランス検知手段)を示す。

Claims (12)

  1. 吸気口及び排気口を有する水槽と、
    前記水槽内に横軸周りに回転可能に設けられ多数の孔を有するドラムと、
    前記ドラムを回転させる駆動装置と、
    前記駆動装置を制御して前記ドラムを回転させることに伴い、そのドラムの回転によって生じる風の流れにより、前記吸気口から前記水槽内に吸込んだ空気を当該ドラムを通して前記排気口から前記水槽外へ排気して当該ドラム内の衣類を乾燥させる風乾燥行程を実行する乾燥運転制御装置とを備え、
    前記乾燥運転制御装置は、前記風乾燥行程において、前記ドラムを所定の回転速度で回転させる脱水動作と、該ドラムを前記所定回転速度よりも低速で回転させるほぐし動作とを交互に繰返して実行すると共に、
    風乾燥行程の開始から所定時間経過するまでの初期期間におけるほぐし動作の実行時に、前記ドラム内の水分を含んだ衣類の重量の検知を行い、風乾燥行程中での、時間経過に伴う検知した重量の変化量に基づいて風乾燥行程の残り運転時間を設定する洗濯乾燥機。
  2. 前記ドラム内の衣類の布量を判定する布量判定手段を備え、
    前記乾燥運転制御装置は、前記布量判定手段により判定された布量に応じて、風乾燥行程における基準運転時間を仮設定する請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記乾燥運転制御装置は、前記初期期間における検知重量の変化量が比較的大きい場合には、風乾燥行程の残り運転時間を、仮設定した運転時間よりも短くし、検知重量の変化量が比較的小さい場合には、風乾燥行程の残り運転時間を、仮設定した運転時間よりも長くする請求項1又は2記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記ドラム内の衣類の布量を判定する布量判定手段を備え、
    前記乾燥運転制御装置は、前記布量判定手段により判定された布量に応じて、該布量が多いほど、前記初期期間における重量検知の回数又は頻度を多くする請求項1から3のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記ドラムのアンバランス状態を検知するアンバランス検知手段を備え、
    前記乾燥運転制御装置は、前記脱水動作時において前記アンバランス検知手段によりアンバランス状態が検知された場合には、設定された運転時間を延長する請求項1から4のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 前記乾燥運転制御装置は、前記脱水動作時における、前記アンバランス検知手段によるアンバランス状態の検知回数が所定回数以上の場合には、運転を停止すると共に報知を行う請求項5記載の洗濯乾燥機。
  7. 前記乾燥運転制御装置は、前記ほぐし動作時の前記ドラムの回転数を、衣類のうち一部が該ドラム内に貼り付いたままとなり、衣類のうち残りの一部が剥がれ落ちる程度の所定回転数とする請求項1から6のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  8. 前記乾燥運転制御装置は、風乾燥行程の後半において、前記ほぐし動作時の前記ドラムの回転数を所定回転数とする請求項7記載の洗濯乾燥機。
  9. 前記ドラム内の衣類の布量を判定する布量判定手段を備え、
    前記乾燥運転制御装置は、前記ほぐし動作時の前記ドラムの回転数を、前記布量判定手段により判定された布量に応じて、該布量が多いほど回転数を高くするように制御する請求項1から8のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  10. 前記乾燥運転制御装置は、風乾燥行程中の複数回のほぐし動作のうち少なくとも1回のほぐし動作において、前記ドラムの回転を一定時間停止させる請求項1から9のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  11. 前記乾燥運転制御装置は、風乾燥行程において、前記脱水動作とほぐし動作との切替り時に前記ドラムの回転を一定時間停止させる請求項1から10のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  12. 前記ドラム内の衣類の布量を判定する布量判定手段を備え、
    前記乾燥運転制御装置は、前記布量判定手段により判定された布量に応じて、前記風乾燥行程の脱水動作における前記ドラムの回転数を、布量が多いほど回転数が高くなるように設定する請求項1から11のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
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