JP3769677B2 - 洗濯乾燥機の乾燥方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、洗濯兼脱水槽内に温風を送り、回転翼と洗濯兼脱水槽とを交互に回転させて洗濯物を乾燥させる洗濯乾燥機及びその乾燥方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗濯兼脱水槽内に加熱装置及び送風機より発生する温風を送り、洗濯兼脱水槽を回転させて洗濯物を乾かす乾燥行程を有する洗濯乾燥機が、例えば特開平1ー268593号公報に開示されている。図5は、特開平1ー268593号公報に開示されている洗濯乾燥機の構造図である。図5において、1は外箱、2は外箱1内に配設する外槽、3は外箱1の内底部に配置される加熱装置4及び送風機5より発生する温風を洗濯兼脱水槽の上方開口部へ案内するフレキシブルチューブ、28はフレキシブルチューブ3の先端部に装着されて温風を吹き出すための吹き出しノズル、6は外槽2の上部周縁に設けられる防水板、7は外槽2の外底部に配置するモータ、8はモータ7の回転駆動をモータプーリ9から主軸プーリ10へ伝達するベルト、11は減速機12からの回転を洗濯兼脱水槽に伝達するか又は回転翼に伝達するかを切り替えるためのクラッチ、13は外槽2の下方端部に取り付けられる排水ホース14から洗濯液を外部へ排出制御する排水バルブ、15は外槽2内に設けられる回転自在の洗濯兼脱水槽、16は洗濯兼脱水槽15の上部周縁に設けられるバランサー、17は洗濯兼脱水槽15の壁面に形成する脱水孔、18は洗濯兼脱水槽15内に入っている洗濯物、19は洗濯兼脱水槽15の内底部に配設する回転翼である。
【0003】
このような構成において、洗濯行程及び脱水行程終了後の乾燥行程では洗濯兼脱水槽15を高速回転させ、加熱装置4及び送風機5より発生する温風をフレキシブルチューブ3を介して洗濯兼脱水槽15の上方開口部へ案内する。そして、温風は洗濯兼脱水槽15の下方へ向かって流れ、洗濯物18に接触して、洗濯物18を乾燥させる。これにより、温風は湿気の多い空気流となって脱水孔17を通り抜け、外槽2と洗濯兼脱水槽15との空間を通じて排水ホース14を介し、外箱1の外に排気される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の洗濯乾燥機は、洗濯物が洗濯兼脱水槽の回転により発生する遠心力によって洗濯兼脱水槽の内壁面に張り付いた状態で温風に接触する。このような乾燥方法は、温風が直に接触する洗濯物の表面は水分蒸発量が非常に大きい。しかし、積層状態となっている洗濯物において、洗濯物の中心部及び洗濯兼脱水槽の壁面に近い個所では、温風が流入し難い状態にある。このために、洗濯物の水分蒸発量が小さいので乾燥時間は長くなり、乾燥効率が非常に悪いという問題点があった。また、洗濯物は洗濯兼脱水槽の内壁面に張り付いた状態で乾燥するとシワを生じたり、かつ乾燥ムラを生じたりするなどの、洗濯物の仕上がり品質が悪いという問題点があった。また洗濯兼脱水槽の回転駆動力は、洗濯兼脱水槽の慣性モーメントが大きいため、長時間洗濯兼脱水槽を運転すると消費電力量が大きくなり電気代が高くなるという問題点、さらに洗濯兼脱水槽を長時間運転することは、騒音面からも問題があった。
【0005】
この発明は、前述のような問題点を解決するためになされたもので、洗濯兼脱水槽内の洗濯物全体に温風を満遍なく接触させて乾燥効率を著しく向上し、かつ洗濯物にシワ及び乾燥ムラを生じさせないように乾燥する、仕上がり品質の高い、省エネルギーなそして低騒音の洗濯乾燥機及びその乾燥方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる洗濯乾燥機の乾燥方法は、外箱に固定された外槽と、この外槽内に回転可能に支持され脱水・通気孔を有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に設けられ洗濯物を攪拌する回転翼と、上記洗濯兼脱水槽に温風を供給する加熱・送風手段と、上記脱水・通気孔から上記温風を排出する排気路とを備えた洗濯乾燥機の乾燥方法において、
上記回転翼の右回転と左回転とを交互に繰り返し、上記洗濯兼脱水槽内壁面に張り付いた洗濯物を上記回転翼に設けられたリブにより掻き落として乾燥させる解し乾燥工程と、
上記洗濯兼脱水槽及び上記回転翼を同期させ、洗濯物を回転させながら上記洗濯物が遠心力により上記洗濯兼脱水槽の内側壁面に張り付いた状態で乾燥させる槽回転乾燥工程と、 上記洗濯兼脱水槽の回転を止め、上記回転翼を一方向に回転させ上記回転翼のリブと羽根により生じた温風を拡散させ、拡散空気流を発生させて洗濯物を乾燥させる回転翼回転乾燥工程と、上記排気路の上記温風の温度の絶対値あるいは初期値からの変化量が予め設定された所定値未満のときは、上記解し乾燥工程の動作を行い、その後、上記槽回転乾燥工程及び上記回転翼回転乾燥工程を行い、上記所定値以上のときは、乾燥が終了と判定し、上記槽回転乾燥工程と上記回転翼回転乾燥工程を停止させる乾き具合判定工程と、
を備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明による洗濯乾燥機の実施の形態を示す構造図、図2は図1の制御部の構成を示すブロック図である。図において、従来例と同一の符号は同一又は相当部分を示し、説明を省略する。
図1において、20は外箱1の上部に配置するトップカバー21内に収まっているモータ7の回転数及び回転時間を制御する制御部、22は外箱1の底部に形成する吸気孔、23は外箱1の上部壁面に形成する排気孔、24は外槽2と洗濯兼脱水槽15との空間の最上部に連通するフレキシブル排気ダクト、25は外槽2と洗濯兼脱水槽15との空間の上部に配置する温度検出器、26は主軸プーリ10の回転数を検出する回転数検出器である。攪拌手段は回転翼19の上面側に突設され、回転翼の中心から外縁に向かって放射状に伸延する複数のリブ28と、回転翼19の下面側に突設され、回転翼の中心から外縁に向かって放射状に伸延する複数の羽根30と、回転翼19を貫通する複数の通気孔29から構成される。
なお、クラッチ11は従来例と同一のものであり、クラッチ11の動作時は主軸プーリ10の回転を洗濯兼脱水槽15へ直に伝達し、不動作時は主軸プーリ10の回転を減速機12を介して回転翼19へ伝達するように構成される。また、駆動手段はモータ7、主軸プーリ10、減速機12等からなる。
【0011】
図2は制御部20の構成を示すブロック図である。図において、31は回転翼19の右/左回転を実行させるモータ右/左回転手段32を、タイマー33の設定時間に基づいて制御する翼制御部である。26は主軸プーリ10の回転数を検出する回転数検出器、34はモータ7の回転駆動を洗濯兼脱水槽15へ伝達するためのクラッチ動作手段、35はモータ7を右回転させるモータ右回転手段、36はクラッチ動作手段34を制御すると共に、回転数検出器26の出力及びタイマー33の設定時間に基づいてモータ右回転手段35をあらかじめ定められた回転数で設定時間駆動制御する槽制御部である。37は温度検出器25の出力に基づいて、加熱装置4、送風機5、翼制御部31及び槽制御部36を制御する中央制御部である。
【0012】
次に、実施の形態における洗濯乾燥機の乾燥動作について説明する。まず、温風の流通経路は図1に示すように、外箱1の底部に形成された吸気孔22を介して吸い込まれた外部空気は加熱装置4及び送風機5によって温風となり、温風がフレキシブルチューブ3より吹き出しノズル28を介して洗濯兼脱水槽15の上方開口部へ吹き出される。次に、温風は回転翼19に形成されたリプ28、および羽根30が回転することによるファン作用により洗濯兼脱水槽15に下方に向かう空気流となり、この空気流により温風が洗濯兼脱水槽15に拡散し、洗濯物18に接触して水分を蒸発させる。そしてリプ28、および羽根30が回転することによるファン作用により、湿気の多い温風は回転翼通気孔29から洗濯兼脱水槽15の外底部へ抜け出るか、あるいは脱水孔17を抜け出て、外槽2と洗濯兼脱水槽15との空間の下方より上方へ向かっていく。そして、湿気の多い温風はフレキシブル排気ダクト24から排気孔23を介して外部へ放出される。
なお、防水板6とバランサー16の上面との空間部は、脱水槽15の回転振れの最大に対して、防水板6とバランサー16が接触しないような最小間隙として、圧力損失が最大となるようにする。
【0013】
図3は温風の温度変化の一例を示した図であり、外槽2と洗濯兼脱水槽15との空間の上部の温風の流通経路に設けられた温度検出器25により得られたものである。図3において、乾燥開始後に温風の温度が徐々に上昇していく予熱期(図3中のAライン)、その後温度が安定する安定期(図3中のBライン)、さらに乾燥が進んで洗濯物17に含まれる水分が少なくなり温度が上昇していく上昇期(図3中のCライン)からなる。上昇期の過程で、例えば温度の絶対値、または、初期温度からの変化量のいずれかを選定して、後述する洗濯物18の乾き具合の判定基準に用いられる。
【0014】
次に、図4に示す制御部20の乾燥処理の流れを示すフローチャート、図1〜図3を参照して洗濯乾燥機の動作について説明する。まず、洗濯乾燥機の洗い行程、濯ぎ行程が終了した後で、脱水行程(ステップS100)へと進む。そして、脱水行程(ステップS100)の終了後、つまり洗濯兼脱水槽15の内壁面に洗濯物18が張り付いた状態の後で、乾燥行程(ステップS200)に入ることにより、温風がフレキシブルチューブ3から吹き出しノズル28を介して洗濯兼脱水槽15の上方開口部へ吹き出される。
【0015】
次に、解し乾燥(ステップS200)に進み、回転翼19を回転数130rpmで0.5秒づつのON、OFFの周期で右回転と左回転とを交互に繰り返すようにして1分間往復回転する。この小刻みの回転翼19の回転により洗濯物18は、洗濯兼脱水槽15の内壁面に張り付いた状態の洗濯物18(図1中のA)がリプ28に触れて掻き落とされ、かつ上下左右にランダム的に入れ替えされて解され、そして温風が解された洗濯物18(図1中のB)に満遍なく接触する。
【0016】
次に、槽回転乾燥(ステップS201)に進み、クラッチ動作手段34が動作した後に回転数検出器26の出力とタイマー33の設定時間に基づいてモータ右回転手段35の動作が制御される。これにより、洗濯兼脱水槽15は例えば300rpmの回転数で1分間回転する。このときに、洗濯物18は遠心力によって洗濯兼脱水槽15の内側壁面に軽く張り付いた状態(図1中のA)になり、洗濯兼脱水槽15と同期し、一体となって回転する回転翼19の回転作用による拡散効果で温風が洗濯物18に接触する。
【0017】
次に回転翼回転乾燥(ステップS202)に進み、クラッチ動作手段34、モータ右回転手段35の動作が停止される。洗濯物18は、洗濯兼脱水槽15の内壁面に張り付いた状態にある。この状態で回転翼19が回転数130rpmで右の一方方向に5分間回転する。回転翼19が一方方向回転のため、洗濯兼脱水槽15の内側壁面に軽く張り付いた洗濯物18が掻き落とされず、回転翼19の表面には洗濯物18が溜まることなく空洞が保たれる。回転翼19に形成されたリプ28、および羽根30が回転することによるファン作用により洗濯兼脱水槽15の中に下方に向かう空気流が発生し、この空気流により温風が拡散し、洗濯兼脱水槽15の内壁面に張り付いた状態の洗濯物18に接触して水分を蒸発させる。そしてリプ28、および羽根30が回転することによるファン作用により、湿気の多い温風は回転翼通気孔29から洗濯兼脱水槽15の外底部へ抜け出るか、あるいは脱水孔17を抜け出て、外槽2と洗濯兼脱水槽15との空間の下方より上方へ向かっていく。そして、湿気の多い温風はフレキシブル排気ダクト24から排気孔23を介して外部へ放出される。
【0018】
次に、乾き具合(ステップS203)の判定へと進み、排気温度を検出する温度検出器25の出力に基づいて洗濯物18の乾き具合を判定する。温度検出器25の出力の絶対値あるいは初期値からの変化量が予め設定された所定値未満のときは、乾燥が未終了、つまりNOと判定される。そして、解し乾燥(ステップS200)に戻って、前述と同様の動作が行われる。また、温度検出器25の出力の絶対値あるいは単位時間(分)当たりの出力変化量が予め設定された所定値以上のときは、乾燥が終了、つまりYESと判定される。これにより、加熱装置4、送風機5さらにモータ7の運転が停止し、一連の乾燥行程が終了(ステップS300)する。
【0019】
なお、洗濯兼脱水槽15の回転数、回転翼19の回転数、さらには、右/左回転に限定するものではなく、適宜設計されるものである。
また、実施の形態では、水分を含んだ温風を排気しているが、これに限定するものではなく、温風を循環させ、循環路の一部で、水分を含んだ温風を冷却し、水分を凝縮し回収する構成のものであってもよい。また送風機を用いずに、洗濯兼脱水槽や回転翼の回転によって発生する空気流を、ヒータに通し、温風を得る構成であってもよい。
【0020】
以上の構成により、慣性モーメントの小さな回転翼19のみを一方回転させ、この回転によるファン作用による拡散空気流を発生させたので、温風が洗濯物18の全体に満遍なく接触し、洗濯物18の水分の蒸発拡散を促進させることができる。また回転翼19を右回転と左回転とを交互に繰り返すようにして洗濯物18を解す。これらにより、洗濯物18の乾燥効率が高く、かつ洗濯物18のシワ及び乾燥ムラが生じない、つまり仕上がり品質の高い消費電力量の節減を図った、そして低騒音の乾燥を行うことができる。
【0021】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0022】
この発明に係わる洗濯乾燥機の乾燥方法は、外箱に固定された外槽と、この外槽内に回転可能に支持され脱水・通気孔を有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に設けられ洗濯物を攪拌する回転翼と、上記洗濯兼脱水槽に温風を供給する加熱・送風手段と、上記脱水・通気孔から上記温風を排出する排気路とを備えた洗濯乾燥機の乾燥方法において、 上記回転翼の右回転と左回転とを交互に繰り返し、上記洗濯兼脱水槽内壁面に張り付いた洗濯物を上記回転翼に設けられたリブにより掻き落として乾燥させる解し乾燥工程と、
上記洗濯兼脱水槽及び上記回転翼を同期させ、洗濯物を回転させながら上記洗濯物が遠心力により上記洗濯兼脱水槽の内側壁面に張り付いた状態で乾燥させる槽回転乾燥工程と、上記洗濯兼脱水槽の回転を止め、上記回転翼を一方向に回転させ上記回転翼のリブと羽根により生じた温風を拡散させ、拡散空気流を発生させて洗濯物を乾燥させる回転翼回転乾燥工程と、上記排気路の上記温風の温度の絶対値あるいは初期値からの変化量が予め設定された所定値未満のときは、上記解し乾燥工程の動作を行い、その後、上記槽回転乾燥工程及び上記回転翼回転乾燥工程を行い、上記所定値以上のときは、乾燥が終了と判定し、上記槽回転乾燥工程と上記回転翼回転乾燥工程を停止させる乾き具合判定工程と、を備えたので、洗濯物が遠心力により洗濯兼脱水槽の内側壁面に張り付いた状態で、回転翼を一方方向回転とすることで、洗濯兼脱水槽内に空洞が保たれた状態で回転翼のファン作用により洗濯兼脱水槽内に下方に向かう空気流(拡散空気流)を発生させることで、温風が洗濯物の全体に満遍なく接触し、洗濯物の水分の蒸発拡散を促進させることができる。
また、回転翼を右回転と左回転とを交互に繰り返すようにして洗濯物を解す解し乾燥工程の後に、回転翼回転乾燥工程によって、慣性モーメントの小さな回転翼のみを一方回転させ、この回転によるファン作用による拡散空気流を発生させることで、確実に洗濯物を解した状態で乾燥を行ことができるものであり、洗濯物の乾燥効率が高く、かつ、洗濯物のシワ及び乾燥ムラが生じない、つまり、仕上がり品質の高い消費電力量の節減を図った、そして低騒音の乾燥を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による洗濯乾燥機の実施の形態を示す構造図である。
【図2】 この発明による洗濯乾燥機の実施の形態の制御部を示すブロック図である。
【図3】 排気温度特性の一例を示した図である。
【図4】 この発明による洗濯乾燥機の実施の形態の制御部のフローチャート図である。
【図5】 従来の洗濯乾燥機を示す構造図である。
【符号の説明】
1 外箱、2 外槽、4 加熱装置、5 送風機、15 洗濯兼脱水槽、20制御部、28 リブ、29 通気孔、30 羽根、31 翼制御部、36 槽制御部、37 中央制御部。
Claims (1)
- 外箱に固定された外槽と、この外槽内に回転可能に支持され脱水・通気孔を有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に設けられ洗濯物を攪拌する回転翼と、上記洗濯兼脱水槽に温風を供給する加熱・送風手段と、上記脱水・通気孔から上記温風を排出する排気路とを備えた洗濯乾燥機の乾燥方法において、
上記回転翼の右回転と左回転とを交互に繰り返し、上記洗濯兼脱水槽内壁面に張り付いた洗濯物を上記回転翼に設けられたリブにより掻き落として乾燥させる解し乾燥工程と、
上記洗濯兼脱水槽及び上記回転翼を同期させ、洗濯物を回転させながら上記洗濯物が遠心力により上記洗濯兼脱水槽の内側壁面に張り付いた状態で乾燥させる槽回転乾燥工程と、
上記洗濯兼脱水槽の回転を止め、上記回転翼を一方向に回転させ上記回転翼のリブと羽根により生じた温風を拡散させ、拡散空気流を発生させて洗濯物を乾燥させる回転翼回転乾燥工程と、
上記排気路の上記温風の温度の絶対値あるいは初期値からの変化量が予め設定された所定値未満のときは、上記解し乾燥工程の動作を行い、その後、上記槽回転乾燥工程及び上記回転翼回転乾燥工程を行い、上記所定値以上のときは、乾燥が終了と判定し、上記槽回転乾燥工程と上記回転翼回転乾燥工程を停止させる乾き具合判定工程と、
を備えたことを特徴とする洗濯乾燥機の乾燥方法。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26833197A JP3769677B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 洗濯乾燥機の乾燥方法 |
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JPH11104390A JPH11104390A (ja) | 1999-04-20 |
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-
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