JPH11347297A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯乾燥機

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JPH11347297A
JPH11347297A JP10161833A JP16183398A JPH11347297A JP H11347297 A JPH11347297 A JP H11347297A JP 10161833 A JP10161833 A JP 10161833A JP 16183398 A JP16183398 A JP 16183398A JP H11347297 A JPH11347297 A JP H11347297A
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JP
Japan
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water
water tank
drying
detergent
water supply
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Application number
JP10161833A
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English (en)
Inventor
Eiji Matsuda
栄治 松田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 略水平方向に回転自在に配設した回転ドラム
内で洗濯、すすぎ、脱水、乾燥などの各行程を逐次制御
するドラム式洗濯乾燥機において、乾燥終了時に蓋を開
けても、水滴が落下し衣類や床等を濡らすことがないよ
うにする。 【解決手段】 略水平方向に回転する回転ドラム1を水
槽3に内包し、水槽3と送風ファン16とを排気ホース
15、熱交換器14を介して連通し、送風ファン16と
水槽3内に開口した温風ヒータ17とを連通し、第1の
給水弁19により水槽3内に給水するとともに第2の給
水弁20により熱交換器14内に給水し、洗剤投入ケー
ス21により水槽3に洗剤を投入し、水槽3と洗剤投入
ケース21を弁体22により一方向に通気解放する。制
御手段は、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥行程を制御すると
ともに、乾燥行程中に送風ファン16および温風ヒータ
17を一時停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平方向に回転
自在に配設した回転ドラム内で洗濯、すすぎ、脱水、乾
燥などの各行程を逐次制御するドラム式洗濯乾燥機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドラム式洗濯乾燥機は図
5および図6に示すように構成していた。以下、その構
成について説明する。
【0003】図に示すように、回転ドラム1は、外周部
に多数の通水孔2を全面に設け、水槽3内に回転自在に
配設している。回転ドラム1の回転中心に略水平方向に
設けた回転軸4の一端を固定し、回転軸4の他端にドラ
ムプーリー5を固定している。モータ6は、ベルト7に
よりドラムプーリー5と連結し、回転ドラム1を回転駆
動する。回転ドラム1の開口部に蓋8を開閉自在に設け
ている。
【0004】水槽3は、洗濯機本体9よりばね体10で
吊り下げ、防振ダンパー11により制振支持するととも
に、脱水時の振動を低減するバランサー12を設けてい
る。ヒータ13は、水槽3内の洗濯水を加熱するもので
ある。
【0005】熱交換器14は排気ホース15を介して水
槽3内に連通しており、この熱交換器14と連通した送
風ファン16を設け、送風ファン16と連通し、水槽3
内に開口して温風ヒータ17を設けている。温度検知手
段18は、サーミスタで構成し、熱交換器14内に設け
て乾燥を検知するものである。
【0006】第1の給水弁19は、洗濯またはすすき行
程で水槽3内へ水を供給するものであり、第2の給水弁
20は、乾燥行程で熱交換器14内へ冷却水を供給す
る。洗剤投入ケース21は、内部に洗剤投入ケース21
を一方向に通気解放する弁体22を有する給水ホース2
3を通して洗剤を投入するものである。排水ポンプ24
は、水槽3内の水を排水するものである。
【0007】制御装置25は、モータ6、ヒータ13、
送風ファン16、温風ヒータ17、第1の給水弁19、
第2の給水弁20、排水ポンプ24などの動作を制御
し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥などの各行程を逐次制御
するものである。
【0008】上記構成において動作を説明すると、蓋8
を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗濯行程に入り第1の給水弁19が開くと、水
が洗剤投入ケース21内の洗剤を溶かしながら、弁体2
2を押し開け水槽3内に供給される。所定の水位まで給
水されると第1の給水弁19が閉まり、回転ドラム1は
モータ6によって低速で回転駆動され、回転ドラム1内
の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうし
て洗濯行程が進行する。洗濯行程の後、排水ポンプ24
を駆動して水槽3内の洗濯水を排水し、すすぎ行程に入
る。
【0009】すすぎ行程では、洗濯行程と同様の動作を
行うためすすぎと中間脱水との組み合わせを複数回行
う。中間脱水では、回転ドラム1は高速で回転駆動さ
れ、洗濯物は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1
内の洗濯物の片寄り、すなわちアンバランスが生じる
と、回転ドラム1および水槽3は振動するが、防振ダン
パー11により振動を減衰させ、水槽3の過度の振動を
防いでいる。
【0010】すすぎ行程の後の脱水行程でも、中間脱水
と同様に、回転ドラム1は高速で回転駆動され、洗濯物
は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗濯物
の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転ドラ
ム1および水槽3は振動するが、防振ダンパー11によ
り振動を減衰させ、水槽3の過度の振動を防いでいる。
【0011】その後、乾燥行程では、送風ファン16お
よび温風ヒータ17を駆動し、水槽3、熱交換器14を
通過する一連の経路を熱風が循環する。さらに第2の給
水弁20を動作させて熱交換器14内に給水し、熱交換
器14内で湿った熱風と接触し、熱交換して除湿を行
う。このとき、衣類から発生した蒸気は、給水ホース2
3を逆流し、洗剤投入ケース21内に結露したり、隙間
から外部に漏れないようにするため、弁体22を設けて
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
において、洗濯及び乾燥行程が終了し衣類を取りだそう
と蓋8を開いたとき、水槽3内の蓋8の体積減少分の空
気の入れ換えが遅れるため、一瞬水槽3内の気圧が低下
する。このため、大気圧側から水槽3内に空気が流れ込
もうとし、給水ホース23内の弁体22を開く。このと
き、洗濯行程の給水によって洗剤投入ケース21や給水
ホース23内に残った水滴等の残水が、弁体22を通過
し水槽3内に落下し、乾燥した衣類を濡らすという問題
を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、乾燥行程にて洗剤投入ケースや給水ホース内に残っ
た残水を水槽内へ滴下させ、乾燥を再開することによっ
て乾燥し、乾燥終了時に蓋を開けても、水滴が落下し衣
類や床等を濡らすことがないようにすることを目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、略水平方向に回転する回転ドラムを水槽に
内包し、水槽と送風手段とを排気ホース、熱交換器を介
して連通し、送風手段と水槽内に開口した加熱手段とを
連通し、第1の給水手段により水槽内に給水するととも
に第2の給水手段により熱交換器内に給水し、洗剤投入
手段により水槽に洗剤を投入し、水槽と洗剤投入手段を
弁体により一方向に通気解放する。制御手段は、洗濯、
すすぎ、脱水、乾燥行程を制御するとともに、乾燥行程
中に送風手段および加熱手段を一時停止するようにした
ものである。
【0015】これにより、乾燥行程にて洗剤投入ケース
や給水ホース内に残った残水を水槽内へ滴下させ、乾燥
を再開することによって乾燥することができ、乾燥終了
時に蓋を開けても、水滴が落下し衣類や床等を濡らすこ
とがないようにできる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、略水平方向に回転する回転ドラムと、前記回転ドラ
ムを内包する水槽と、前記水槽と排気ホース、熱交換器
を介して連通した送風手段と、前記送風手段と連通し前
記水槽内に開口した加熱手段と、前記水槽内に給水する
第1の給水手段と、前記熱交換器内に給水する第2の給
水手段と、前記水槽に洗剤を投入する洗剤投入手段と、
前記水槽と前記洗剤投入手段を一方向に通気解放する弁
体と、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥行程を制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、乾燥行程中に前記送風手
段および加熱手段を一時停止するようにしたものであ
り、乾燥行程にて送風手段の駆動による吹き出しによっ
て水槽内が加圧され、弁体は大気圧側に押しつけられ、
加熱され湿った衣類から発生した蒸気は洗剤投入ケース
側に漏れるのを遮断される。一方、洗剤投入ケース側の
残水は、時間の経過とともに重力によって弁体へ集まっ
てくる。このとき、送風手段および加熱手段を一時停止
させることにより、水槽内の気圧がほぼ大気圧まで下が
り、弁体にたまった残水は自らの重さで弁体を開き、水
槽内へ滴下し、乾燥を再開することによって乾燥するこ
とができ、乾燥終了時に蓋を開けても、水滴が落下し衣
類や床等を濡らすことがないようにできる。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水槽内の給水量を検知する水位検
知手段と、前記水槽内の水を排水する排水手段とを備
え、制御手段は、乾燥行程中に、前記水位検知手段によ
り所定の水位を検知したとき、送風手段および加熱手段
を一時停止するとともに、排水手段によって排水するよ
うにしたものであり、送風手段および加熱手段を一時停
止して、排水手段により排水することにより、水槽内の
水位が急激に下がり、それに伴い内圧が下がるため、大
気圧側から水槽内へ空気が流れ込もうとして給水ホース
内の弁体を開き、弁体に溜まった残水を水槽内へ滴下
し、乾燥を再開することによって乾燥することができ、
乾燥終了時に蓋を開けても、水滴が落下し衣類や床等を
濡らすことがないようにできる。
【0018】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗剤投入手段と水槽とを連通させ
る給水ホースを備え、前記給水ホース内部にスポンジ等
の吸水性部材を取り付けたものであり、弁体にたまった
残水が給水ホース内を落下してきても、吸水性部材に吸
い取られて、水槽内には落下することがなく、乾燥終了
時に蓋を開けても、水滴が落下し衣類や床等を濡らすこ
とがないようにできる。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水槽と送風手段との間の送風経路
に、送風経路減圧時に大気圧に開放する弁等の調圧手段
を設けたものであり、蓋を開いたとき水槽内が減圧しよ
うとするが、調圧手段によって水槽内の減圧が起こら
ず、したがって給水ホース内の弁体が開くことがなく、
乾燥終了時に蓋を開けても、水滴が落下し衣類や床等を
濡らすことがないようにできる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0021】(実施例1)図1に示すように、制御装置
26は、モータ6、ヒータ13、送風ファン(送風手
段)16、温風ヒータ(加熱手段)17、第1の給水弁
(第1の給水手段)19、第2の給水弁(第2の給水手
段)20、排水ポンプ24などの動作を制御し、洗濯、
すすぎ、脱水、乾燥などの各行程を逐次制御するもの
で、図2に示すように構成している。
【0022】制御手段27は、マイクロコンピュータで
構成し、双方向性サイリスタなどで構成したパワースイ
ッチング手段28を介して、モータ6、ヒータ13、送
風ファン16、温風ヒータ17、第1の給水弁19、第
2の給水弁20、排水ポンプ24などの動作を制御し、
洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各行程を逐次制御する。
【0023】入力設定手段29は、使用者が必要な設定
コース、動作のスタートなどを入力するもので、制御手
段27に入力している。表示手段30は、入力設定手段
29による設定内容、動作状態などを表示する。水位検
知手段31は、水槽3内の水位を検知し、水温検知手段
32は、水槽3内の水温を検知して、それぞれ制御手段
27に入力している。
【0024】温度検知手段33は、サーミスタで構成
し、熱交換器14内に設けて乾燥を検知するものであ
り、制御手段26に入力している。記憶手段34は、制
御手段27により洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各行程を
逐次制御するのに必要なデータを記憶している。なお、
35は電源スイッチ、36は商用電源である。
【0025】また、制御手段27は、乾燥行程中に送風
ファン16および温風ヒータ17を一時停止するように
している。他の構成は従来例と同じである。
【0026】上記構成において動作を説明すると、乾燥
行程で、送風ファン16および温風ヒータ17を駆動
し、水槽3、熱交換器14を通過する一連の経路を熱風
を循環させると、送風ファン16の吹き出しによって水
槽3内が加圧され、弁体22は大気圧側に押しつけられ
る。これによって加熱され湿った衣類から発生した蒸気
は洗剤投入ケース(洗剤投入手段)21側に漏れるのを
遮断されている。
【0027】一方、洗剤投入ケース21や給水ホース2
3内に残った水滴等の残水は、時間の経過とともに重力
によって給水ホース23から弁体22へ集まってくる。
このとき、送風ファン16および温風ヒータ17を一時
停止させることにより、水槽3内の気圧がほぼ大気圧ま
で下がり、弁体22の外側にたまった残水は自らの重さ
で弁体22を開き、水槽3内へ滴下する。
【0028】この滴下した残水は乾燥を再開することに
よって乾燥され、乾燥終了時に蓋8を開けても、水滴が
落下し衣類や床等を濡らすことがないようにできる。
【0029】(実施例2)図2に示す制御手段27は、
乾燥行程中に、水位検知手段31により所定の水位を検
知したとき、送風ファン16および温風ヒータ17を一
時停止するとともに、排水ポンプ24によって排水する
ようにしている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0030】上記構成において動作を説明すると、乾燥
行程で、送風ファン16および温風ヒータ17を駆動
し、水槽3、熱交換器14を通過する一連の経路を熱風
を循環させる。さらに第2の給水弁20を動作させて熱
交換器14内に給水し、熱交換器14内で湿った熱風と
接触し、熱交換して除湿を行う。
【0031】このとき、第2の給水弁20より熱交換器
14内に給水した水は、熱交換器14内で熱交換した
後、水槽3内に溜まる。この水槽3内に溜まった水が所
定の水位になると水位検知手段により検知し、送風ファ
ン16および温風ヒータ17を一時停止するとともに、
排水ポンプ24によって排水する。
【0032】この送風ファン16および温風ヒータ17
を一時停止するとともに、排水ポンプ24によって排水
することにより、水槽3内の水位が急激に下がり、それ
に伴い内圧が下がるため、大気圧側から水槽3内へ空気
が流れ込もうとして給水ホー23ス内の弁体22を開
き、弁体22に溜まった残水を水槽3内へ滴下する。
【0033】この滴下した残水は乾燥を再開することに
よって乾燥され、乾燥終了時に蓋8を開けても、水滴が
落下し衣類や床等を濡らすことがないようにできる。
【0034】(実施例3)図3に示すように、給水ホー
ス37は、洗剤投入ケースと水槽(いずれも図示せず)
を連通させるもので、内部に洗剤投入ケースを一方向に
通気解放する弁体38を設けるとともに、スポンジ等の
吸水性部材39を取り付けている。他の構成は上記実施
例1または2と同じである。
【0035】上記構成において動作を説明すると、洗剤
投入ケースや給水ホース37内に残った水滴等の残水
は、時間の経過とともに重力によって給水ホース37か
ら弁体38へ集まってくる。この残水が給水ホース37
内を落下してきても、吸水性部材39に吸い取られて水
槽3内には落下しない。
【0036】したがって、乾燥終了時に蓋を開けても、
水滴が落下し衣類や床等を濡らすことがないようにでき
る。
【0037】(実施例4)図4に示すように、調圧弁
(調圧手段)40は、水槽3と送風ファン16との間の
送風経路に設け、水槽3の内圧が減少した時に大気圧に
開放し、かつ送風時には風圧によって閉まるよう構成し
ている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0038】上記構成において動作を説明すると、乾燥
終了後、蓋を開いたとき、水槽3内が減圧しようとする
が、調圧弁40が先に開くことによって水槽3内の減圧
が起こらず、したがって給水ホース内の弁体22が開く
ことはない。
【0039】したがって、乾燥終了時に蓋を開けても、
水滴が落下し衣類や床等を濡らすことがないようにでき
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、略水平方向に回転する回転ドラムと、前
記回転ドラムを内包する水槽と、前記水槽と排気ホー
ス、熱交換器を介して連通した送風手段と、前記送風手
段と連通し前記水槽内に開口した加熱手段と、前記水槽
内に給水する第1の給水手段と、前記熱交換器内に給水
する第2の給水手段と、前記水槽に洗剤を投入する洗剤
投入手段と、前記水槽と前記洗剤投入手段を一方向に通
気解放する弁体と、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥行程を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、乾燥行程中
に前記送風手段および加熱手段を一時停止するようにし
たから、乾燥行程にて、送風手段および加熱手段を一時
停止させることにより、水槽内の気圧がほぼ大気圧まで
下がり、弁体にたまった残水は自らの重さで弁体を開
き、水槽内へ滴下し、乾燥を再開することによって乾燥
することができ、乾燥終了時に蓋を開けても、水滴が落
下し衣類や床等を濡らすことがないようにできる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、水
槽内の給水量を検知する水位検知手段と、前記水槽内の
水を排水する排水手段とを備え、制御手段は、乾燥行程
中に、前記水位検知手段により所定の水位を検知したと
き、送風手段および加熱手段を一時停止するとともに、
排水手段によって排水するようにしたから、送風手段お
よび加熱手段を一時停止して、排水手段により排水する
ことにより、水槽内の水位が急激に下がり、それに伴い
内圧が下がるため、大気圧側から水槽内へ空気が流れ込
もうとして給水ホース内の弁体を開き、弁体に溜まった
残水を水槽内へ滴下し、乾燥を再開することによって乾
燥することができ、乾燥終了時に蓋を開けても、水滴が
落下し衣類や床等を濡らすことがないようにできる。
【0042】また、請求項3に記載の発明によれば、洗
剤投入手段と水槽とを連通させる給水ホースを備え、前
記給水ホース内部にスポンジ等の吸水性部材を取り付け
たから、弁体にたまった残水が給水ホース内を落下して
きても、吸水性部材に吸い取られて、水槽内には落下す
ることがなく、乾燥終了時に蓋を開けても、水滴が落下
し衣類や床等を濡らすことがないようにできる。
【0043】また、請求項4に記載の発明によれば、水
槽と送風手段との間の送風経路に、送風経路減圧時に大
気圧に開放する弁等の調圧手段を設けたから、蓋を開い
たとき水槽内が減圧しようとするが、調圧手段によって
水槽内の減圧が起こらず、したがって給水ホース内の弁
体が開くことがなく、乾燥終了時に蓋を開けても、水滴
が落下し衣類や床等を濡らすことがないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のドラム式洗濯乾燥機の
一部切欠した斜視図
【図2】同ドラム式洗濯乾燥機のブロック回路図
【図3】本発明の第3の実施例のドラム式洗濯乾燥機の
要部断面図
【図4】本発明の第4の実施例のドラム式洗濯乾燥機の
要部断面図
【図5】従来のドラム式洗濯乾燥機の断面図
【図6】同ドラム式洗濯乾燥機の一部切欠した斜視図
【符号の説明】
1 回転ドラム 3 水槽 14 熱交換器 15 排気ホース 16 送風ファン(送風手段) 17 温風ヒータ(加熱手段) 19 第1の給水弁(第1の給水手段) 20 第2の給水弁(第2の給水手段) 21 洗剤投入ケース(洗剤投入手段) 22 弁体 27 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平方向に回転する回転ドラムと、前
    記回転ドラムを内包する水槽と、前記水槽と排気ホー
    ス、熱交換器を介して連通した送風手段と、前記送風手
    段と連通し前記水槽内に開口した加熱手段と、前記水槽
    内に給水する第1の給水手段と、前記熱交換器内に給水
    する第2の給水手段と、前記水槽に洗剤を投入する洗剤
    投入手段と、前記水槽と前記洗剤投入手段を一方向に通
    気解放する弁体と、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥行程を制
    御する制御手段とを備え、前記制御手段は、乾燥行程中
    に前記送風手段および加熱手段を一時停止するようにし
    たドラム式洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 水槽内の給水量を検知する水位検知手段
    と、前記水槽内の水を排水する排水手段とを備え、制御
    手段は、乾燥行程中に、前記水位検知手段により所定の
    水位を検知したとき、送風手段および加熱手段を一時停
    止するとともに、排水手段によって排水するようにした
    請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 洗剤投入手段と水槽とを連通させる給水
    ホースを備え、前記給水ホース内部にスポンジ等の吸水
    性部材を取り付けた請求項1記載のドラム式洗濯乾燥
    機。
  4. 【請求項4】 水槽と送風手段との間の送風経路に、送
    風経路減圧時に大気圧に開放する弁等の調圧手段を設け
    た請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
JP10161833A 1998-06-10 1998-06-10 ドラム式洗濯乾燥機 Pending JPH11347297A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030061192A (ko) * 2002-01-11 2003-07-18 엘지전자 주식회사 건조겸용 드럼세탁기
KR100926065B1 (ko) * 2002-05-27 2009-11-11 엘지전자 주식회사 건조겸용 드럼세탁기
JP2010082200A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
JP2015204862A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯乾燥機

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