JP6064158B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、乾燥時の衣類の乾燥度合いを検出し、乾燥終了を自動的に判定するドラム式洗濯乾燥機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯乾燥機は、電極を洗濯槽内に設け、電極間に接触する衣類の抵抗値および接触頻度により乾燥度合いを判断し、その後一定時間動作をおこない乾燥率が100%超となるように乾燥運転を制御するのが一般的である。
また、洗濯槽内の衣類が乾燥したか否かを判断するために、一定期間毎に回転槽を停止し、その時の衣類量を測定することで、初期状態からどの程度軽くなったか、すなわち、水分の減少分から乾燥度合いを判断し、乾燥時間を決めるようにすることが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の洗濯乾燥機の制御ブロック図、図8は、同乾燥工程での布量の時間変化図を示したものである。洗濯乾燥機の回転槽を駆動するモータ201を制御手段202で駆動し、その駆動に必要なモータ201のロータの位置を検出する位置検出手段203を設け、乾燥運転中に一定時間毎にモータ201を停止させ、その都度、位置検出手段203からの信号をもとに布量検出手段204で回転槽内の衣類の布量を検出する。この場合、衣類は水に濡れた状態の見かけ上の布量を検知していることとなる。
乾燥工程において、回転槽を一定時間毎に停止させ、モータ201のロータの位置検出手段203からの信号により布量変化を検出する場合、図8に示すように、乾燥運転時の水分を含んだ見かけ上の布量が、ヒータによる乾燥運転時間の経過で変化する。
一定期間毎の布量の変化度合は、各10分間の変化量をそれぞれ示している。乾燥開始前と開始10分後の布量の変化量△T10、開始20分後から開始後30分の布量の変化量△T30、開始50分後から開始後60分の布量の変化量△T60、開始70分後から開始後80分の布量の変化量△T80、開始90分後から開始後100分の布量の変化量△T100を示している。
したがって、一定期間毎に布量の変化量を測定することにより、経過時間に対して布量の変化量が減少してくることで乾燥度合いを把握することができる。例えば、乾燥工程開始10分後の変化量△T10は、衣類がヒータにより温まるための熱量が必要なため、水分の減少が少ないことで変化量が小さい。次の開始後20分から30分の変化量△T30は、大幅に水分量が減少することで変化量が大きい。しかし、衣類が乾燥終了に近くなると、蒸発する水分量が減少してくるため、変化量△T80および△T100は、変化量△T60よりも減少している。その結果、乾燥しているかどうかを判断することが可能となる。
特開2004―148053号公報
しかしながら、前記従来の構成では、乾燥工程の一定期間毎に回転槽を停止させ、その都度、布量の測定をおこなう必要がある。その結果、乾燥時間を延長する必要がある。また、乾燥工程中に停止および起動をおこなうため、消費電力量が多くなる。また、乾燥工程前の脱水回転数や脱水時間によって衣類に含まれる水分量が変わるため、一定時間毎の停止回数が増加することもあり、消費電力の増加および乾燥時間が延長する。
さらに、乾燥工程の途中で回転槽を停止させることで、ヒータで加熱された乾燥風が部分的に衣類に偏って当たるため、衣類の乾燥ムラが発生する。例えば、回転槽の停止時にヒータや乾燥風の送風を停止した場合には、停止中に回転槽内の温度が低下することで、蒸発した水分が再び衣類に付着し、さらに乾燥時間が延びることとなる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、乾燥工程の途中で回転槽を停止することなく、衣類の乾燥度合いを正確に検出し、乾燥補正時間を精度よく設定できるドラム式洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯乾燥機は、衣類を収容する導電性を有した回転槽と、前記回転槽を駆動するモータと、前記回転槽を回転可能に内包した洗濯槽と、乾燥用空気を加熱する加熱部と、前記加熱部で加熱した乾燥用空気を前記洗濯槽内に送風する送風部と、前記洗濯槽の前部に設けた電極と、衣類の乾き度合いを検知する検出部と、前記回転槽と前記電極との間の導電特性から衣類の乾燥度合いを判定する判定部と、前記判定部が乾燥判定した際の衣類容量別の乾燥率をあらかじめ保持している乾燥率記録部と、あらかじめ洗濯前の衣類容量毎に単位時間当たり乾燥進行度合いを保持する傾き記録部と、前記回転槽内の衣類量を検知する衣類量判定部と、前記判定部が乾燥と判定した後の乾燥補正動作時間を算出する補正時間算出部と、機体を制御する制御部とを備え、前記補正時間算出部は、前記衣類量判定部が検知した衣類量と前記傾き記録部に保持された乾燥進行度合いと前記乾燥率記録部に保持された乾燥率とから、前記判定部の乾燥検知判定後の乾燥工程の補正時間を決定するようにしたものである。
これによって、布量を洗濯工程前に検知することで衣類量を把握し、その衣類量に応じて電極方式による乾燥検知時の乾燥率および乾燥検知後の動作時間を容易に確定することができる。また、脱水工程での脱水回転数や脱水時間に影響する乾燥工程前の脱水率に関係なく、電極方式による乾燥検知のみでその後の乾燥運転時間を決定できるため、布質や衣類に含まれる水分量の変化など検出する必要がなく、衣類容量に依存した乾燥運転時間を確定できる。その結果。乾燥工程の途中で停止し、乾燥度合いを確認するような運転をする必要がなく、時間短縮や省エネ運転ができる。
本発明のドラム式洗濯乾燥機は、衣類の乾燥度合いを正確に検出し、乾燥補正時間を精度よく設定することができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の構成を示す要部断面図 (a)同ドラム式洗濯乾燥機の要部構成を示す斜視図(b)同ドラム式洗濯乾燥機の要部構成を示す拡大図 同ドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図 同ドラム式洗濯乾燥機の衣類容量毎の乾燥率時間変化図 同ドラム式洗濯乾燥機の乾燥性能別の乾燥率時間変化図 (a)同ドラム式洗濯乾燥機の電極を環状に設けた例の正面図(b)同ドラム式洗濯乾燥機の電極を下側半分に設けた例の正面図 従来の洗濯乾燥機の制御ブロック図 同洗濯乾燥機の乾燥工程での布量の時間変化図
第1の発明は、衣類を収容する導電性を有した回転槽と、前記回転槽を駆動するモータと、前記回転槽を回転可能に内包した洗濯槽と、乾燥用空気を加熱する加熱部と、前記加熱部で加熱した乾燥用空気を前記洗濯槽内に送風する送風部と、前記洗濯槽の前部に設けた電極と、衣類の乾き度合いを検知する検出部と、前記回転槽と前記電極との間の導電特性から衣類の乾燥度合いを判定する判定部と、前記判定部が乾燥判定した際の衣類容量別の乾燥率をあらかじめ保持している乾燥率記録部と、あらかじめ洗濯前の衣類容量毎に単位時間当たり乾燥進行度合いを保持する傾き記録部と、前記回転槽内の衣類量を検知する衣類量判定部と、前記判定部が乾燥と判定した後の乾燥補正動作時間を算出する補正時間算出部と、機体を制御する制御部とを備え、前記補正時間算出部は、前記衣類量判定部が検知した衣類量と前記傾き記録部に保持された乾燥進行度合いと前記乾燥率記録部に保持された乾燥率とから、前記判定部の乾燥検知判定後の乾燥工程の補正時間を決定するようにしたことにより、布量を洗濯工程前に検知することで衣類量を把握し、その衣類量に応じて電極方式による乾燥検知時の乾燥率および乾燥検知後の動作時間を容易に確定することができ、安定して乾燥率100%超過状態にすることができる。その結果、乾燥検知後の補正時間を洗濯前の衣類容量を検出するのみで容易に確定できる上に、乾燥途中で停止することなく乾燥時間を短縮することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の傾き記録部は、乾燥工程で加熱部が切換える乾燥能力に応じて変化する乾燥進行度合いをそれぞれ保持するようにしたことにより、加熱部であるヒートポンプ装置のコンプレッサの回転数を変化させることで、乾燥能力を向上した場合でも、その時の乾燥進行度合いを把握していることで、容易に乾燥時間を確定することができる。したがって、乾燥検知手段が乾燥検知するまでの動作に関係なく、乾燥検知後の補正時間を加熱部であるヒートポンプ装置の乾燥性能の状態に応じて容易に算出が可能である。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の加熱部は、圧縮機を駆動するモータが誘導モータである一定速ヒートポンプ装置で構成したことにより、誘導モータとすることで経済性が高く、駆動装置を容易に構成することができるので、制御が簡単で、かつ、経済性の高い構成で実現することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の電極は、回転槽の回転軸のベアリングを介して接地された一方の電極と、前記回転槽の前方に一定距離を有して洗濯槽に平行に配置された他方の電極で構成し、前記他方の電極を前記洗濯槽の前部の全周に環状に設けたことにより、回転槽内の衣類が回転時に上部や下部などの回転槽内のどの位置に衣類が移動した場合であっても、回転槽背面部からの送風により衣類が前面部に配置されることで、乾燥検知の接触頻度を高めることができ、電極への衣類の接触が安定しておこなえ、乾燥検知精度を向上させることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の電極は、回転槽の回転軸のベアリングを介して接地された一方の電極と、前記回転槽の前方に一定距離を有して洗濯槽に平行に配置された他方の電極で構成し、前記他方の電極を前記洗濯槽の前部の下側に半周設けたことにより、回転槽内の衣類が回転時に上部から下部へ落下し、回転槽内の下部位置に衣類が移動した場合に、回転槽背面部からの送風により衣類が前面部に配置されることで乾燥検知の接触頻度を高めることができ、安定した乾燥検知をおこなうことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯乾燥機の構成を示す要部断面図、図2(a)は、同ドラム式洗濯乾燥機の要部構成を示す斜視図、図2(b)は、同ドラム式洗濯乾燥機の要部構成を示す拡大図、図3は、同ドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図、図4は、同ドラム式洗濯乾燥機の衣類容量毎の乾燥工程での乾燥率の時間変化を示す乾燥率時間変化図、図5は、同ドラム式洗濯乾燥機の一定容量(例えば3kgの衣類)での乾燥率とヒートポンプ装置の性能を変えた場合の乾燥率変化を示す乾燥性能別の乾燥率時間変化図、図6(a)は、同ドラム式洗濯乾燥機の電極を環状に設け、乾燥容量を定格として衣類を収容した例の正面図、(b)は、同電極を下側半分に設け、乾燥容量を定格の半分として衣類を収容した例の正面図である。
図1ないし図3において、ドラム式洗濯乾燥機の本体1は、正面側に開口部2aを有して衣類イを収容し、導電性を有する例えば金属製の回転槽2と、回転槽2を内部に回転可能に収容し、導電性を有していない例えば合成樹脂製の洗濯槽3とを有している。洗濯槽3と管路前4で連通接続されているヒートポンプ装置(加熱部)5と、ヒートポンプ装置5に接続され、管路後6を介して洗濯槽3と連通接続している送風部7とを有している。回転槽2は、制御部10が指令することで、洗濯槽3の外周側面の後方の下部に取り付けたモータ11により、ベルト11aを介して駆動され回転する。
管路前4は、洗濯槽3からヒートポンプ装置5へ送風する風路であり、管路後6は、ヒートポンプ装置5から洗濯槽3へ送風する風路である。送風部7は、送風ファンと送風ファンを駆動するファンモータからなるファンユニットで構成している。
回転槽2内の衣類イは、回転槽2内に設けたバッフル(図示せず)によって回転方向へ持ち上げられ、回転槽2の後部から吹き出す送風部7からの送風ロの流れにより風を受けて回転槽2の前方方向に押され、導電性を有し一方の電極A(電極)を構成する回転槽2と、環状に形成され洗濯槽3の前部に設けた他方の電極B(電極)を構成する蓋ウラ板9との間に接触することで、濡れた衣類イの導電特性を検出する構成としている。
すなわち、電極は、回転槽2の回転軸2bのベアリング(図示せず)を介して接地された、導電性を有する金属製の回転槽2で一方の電極A(電極)を構成している。また、回転槽2の前方に一定距離dを有して回転槽2の前面と平行に配置され、回転槽2の前面に設けた衣類投入用の開口部2aに対向して洗濯槽3の前部に対抗するように設けた、例えば環状の金属板で形成した蓋ウラ板9で他方の電極B(電極)を構成している。
ヒートポンプ装置5は、送風部7によって管路後6を介して洗濯槽3内に送風した送風ロが回転槽2内を通過し、衣類イと接触して湿度を含んだ状態で管路前4を介して戻ってきた空気を、熱交換器53により除湿加温して、送風部7から再度送風する構成としている。ここでは、ヒートポンプ装置5の圧縮機51の駆動モータを一定速の誘導モータ52で構成しているが、インバータ駆動による可変速モータとしても同様である。
制御部10は、ヒートポンプ装置5の圧縮機51の誘導モータ52を駆動する駆動部101と、回転槽2内に収納される衣類の量を判定する衣類量判定部105を有している。また、一方の電極A(電極)である導電性の回転槽2と、他方の電極B(電極)である蓋ウラ板9間の導電特性から衣類の乾き度合いを検知する検出部104と、検出部104の検出結果から衣類の乾燥度合いを判定する判定部103と、判定部103が乾燥したと判定する衣類容量別の乾燥率をあらかじめ記録する乾燥率記録部102を有している。
また、制御部10は、あらかじめ時間当たりの乾燥進行度をデータとして保持する傾き記録部106と、衣類量判定部105の判定値と傾き記録部106の乾燥進行度と判定部103が乾燥と判定した際の衣類容量別の乾燥率記録部102の乾燥率とから、乾燥率が100%超過するまでの残り時間を算出する補正時間算出部107を有している。
モータ11は、制御部10の指令により回転槽2を回転させる構成である。ヒートポンプ装置5は、誘導モータ52を内蔵した圧縮機51と、熱交換器53とから構成し、回転槽2内の湿った空気を除湿し、加熱して送風部7を介して回転槽2へ送風する構成としている。
図4は、乾燥工程の開始時に、脱水率70%(乾燥率70%)で動作させた場合に、衣類容量1kg時の乾燥率時間変化A、衣類容量2kg時の乾燥率時間変化B、衣類容量3kg時の乾燥率時間変化Cとなる状況を示している。この乾燥率時間変化は、図4に示すように、衣類容量別に乾燥率の時間変化(傾き)が異なり、容量別に判断が可能である。
また、衣類の種別が変わった場合においても(例えば、化繊衣類のみ、綿衣類のみ、混在衣類など)衣類容量別に傾きがほぼ同じとなることが実験でわかっており、衣類量判定部105が動作開始時に衣類容量を判別することで、乾燥率の時間変化が判断できる。
さらに、衣類の電極間の導電性から検出部104が検出し、判定部103が乾燥したと判定した際の乾燥率を、衣類容量1kg時は乾燥率A1(例えば92%)、衣類容量2kg時は乾燥率B1(例えば94%)、衣類容量3kg時は乾燥率C1(例えば95%)となる。
この検出部104の回転槽2で構成した一方の電極A(電極)と、蓋ウラ板9で構成した他方の電極B(電極)により、判定部103が乾燥したと判定する際の乾燥率は衣類容量に依存し、衣類の種類(化繊衣類のみや綿衣類のみ、または混在衣類など)が異なっても関係なく、ほぼ衣類容量別の同じ乾燥率で検出するものである。
さらに、それぞれの衣類容量が乾燥率100%超過する時点を、衣類容量1kg時の乾燥率A2、衣類容量2kg時の乾燥率B2、衣類容量3kg時の乾燥率C2となり、その時に経過時間をそれぞれT1、T2、T3となる。また、乾燥したと判定部103が判定してから乾燥率が100%超過するまでの時間を、それぞれの容量でTa、Tb、Tcとなることを示している。
次に、図5は、乾燥率時間変化を示すもので、衣類容量を3kgとした場合に、ヒートポンプ装置5の圧縮機51内の駆動モータをインバータモータとした場合に、回転数を可変することでヒートポンプ性能を可変することができ、その時の能力別の乾燥率時間変化を示すものである。
ヒートポンプ性能が25%時の乾燥率時間変化CA、ヒートポンプ性能が50%時の乾燥率時間変化CB、ヒートポンプ性能が100%時の乾燥率時間変化Cを示している。また、乾燥率が100%超過時のそれぞれのヒートポンプ性能別の経過時間はT4、T5、T6であることを示している。このとき、一定速誘導モータ52の動作時がヒートポンプ性能100%で衣類容量3kgの時の乾燥率変化Cと同じである。
図6(a)は、衣類の乾燥度合いを検出する他方の電極Bである蓋ウラ板9を、円周状の全周とした場合を示し、衣類が乾燥時の定格容量(ここでは約3kg)とした状態を示している。また、図6(b)は、他方の電極Bである蓋ウラ板9を、円周状の下半分とし
た場合を示し、衣類が乾燥時の定格容量の約半分(ここでは約1.5kg)とした状態を示している。
以上のように構成されたドラム式洗濯乾燥機について、以下にその動作、作用を説明する。まず、ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程が用意され、洗濯前に回転槽2内に収納された衣類量を検知するために、衣類量判定部105がモータ11を駆動し、回転槽2を回転させることで衣類量を判定する。
また、乾燥工程からおこなう場合には、脱水後に衣類イを回転槽2内に収納し、その乾燥工程前に同様に衣類量判定部105がモータ11を駆動し、回転槽2を回転させることで、脱水後の濡れた状態から衣類量を判定する。
したがって、洗濯工程からおこなう場合でも、乾燥工程からおこなう場合でも、衣類量判定部105が回転槽2内の衣類イの量を検出する。
その後、乾燥工程において、制御部10がモータ11を駆動し、回転槽2を特定の制御動作で約45rpm〜60rpmで回転させ、回転槽2内の衣類イが回転槽2内の上部から落下し、その状態で回転槽2の後部から送風される送風ロが、管路後6を介して回転槽2内に吹き付けられて衣類イに当たり、回転槽2内で衣類イの除湿が開始される。
次に、回転槽2内に送風された送風ロは、衣類イと接触した後、管路前4を通過し、ヒートポンプ装置5内で圧縮機51により圧縮された冷媒が、熱交換器53で除湿するとともに空気を加温乾燥し、再度、温風ロとして送風部7から洗濯槽3内に送風される。この除湿乾燥のサイクルが繰り返されることで衣類イが徐々に乾燥される。その結果、図4に示すように、乾燥率が時間とともに変化する。
図4は、例えば乾燥容量3kgのドラム式洗濯乾燥機の場合に、1kg、2kg、3kgの容量で乾燥をおこなった場合の容量毎の乾燥率の時間変化を示している。図4では、衣類の容量毎に乾燥率の時間変化(傾き)がヒートポンプ装置5の動作状態によりほぼ決まっており、乾燥率時間変化は衣類容量に依存することとなる。
また、衣類の種類別(化繊のみ、綿衣類のみ、混在衣類)に乾燥率の時間変化を確認した場合でも同様に衣類容量に依存し、衣類種別に依存しないことが実験で分かっている。この乾燥率の時間変化(傾き)のデータを傾き記録部106であらかじめ保持している。
さらに、判定部103が電極Aおよび電極Bから検出部104で検出した乾燥度合いから、乾燥したと判断する乾燥検知時の乾燥率について、図4に示す衣類容量毎の乾燥率A1、B1、C1のようにほぼ安定した結果となり、衣類容量に依存し、衣類種別による依存しないことが実験から分かっている。この乾燥検知時の乾燥率データを乾燥率記録部102であらかじめ保持している。
したがって、図3に示す構成から、例えば衣類容量1kgを衣類量判定部105が、回転槽2をモータ11が駆動することで洗濯工程前に検出し、傾き記録部106から乾燥工程の乾燥率の時間変化(傾き)が、図4に示す乾燥率時間変化Aであること、乾燥率記録部102から乾燥検知時の乾燥率が乾燥率A1であることがそれぞれ判定部103に条件として入力される。
次に、乾燥工程で、制御部10の駆動部101がヒートポンプ装置5内の圧縮機51を一定速回転でおこなう誘導モータ52を駆動し、熱交換器53により除湿および加熱乾燥をおこない、送風部7により回転槽2内の衣類イを乾燥する。ここで誘導モータ52は一
定速回転の誘導モータであり、ヒートポンプ装置5の乾燥性能は、ほぼ一定である。電源の周波数が50Hzまたは60Hzで多少の性能差は発生するが、それは乾燥率記録部102および傾き記録部106の条件として2種類保持することで実現可能である。
さらに、乾燥工程が進行し、乾燥工程で検出部104が蓋ウラ板9である環状の電極Bと、回転槽2である電極Aとの間に直流電圧を印加することで、衣類イの抵抗値または導電性から衣類乾燥度合いを検出し、判定部103が乾燥したと判断(一定抵抗値以上、または導電性がいい定値以下)するまで継続され、乾燥したと判断した際(乾燥検知)、衣類の乾燥度合いは乾燥率A1(ここでは92%)となっている。
次に、判定部103が乾燥検知した後、補正時間算出部107が、傾き記録部106の乾燥率時間変化Aと乾燥検知時の乾燥率A1とから、乾燥率100%に至るまでの補正時間Taを算出し、判定部103が補正時間Taだけ乾燥工程を延長する。同様に衣類容量2kgではTb時間、衣類容量3kgではTc時間延長する。
また、図4に示す乾燥率時間変化は、開始時に乾燥率が70%の状態を示しているが、衣類の種類によっては、脱水工程で同じ回転数により脱水を実施した場合でも脱水率が異なるため、同じ衣類容量でも乾燥工程開始時の乾燥率が異なる。
しかし、乾燥工程初期の乾燥率は、特に関係なく、判定部103が、電極Aと電極B間の導電性により乾燥したと判定した乾燥検知時の乾燥率が、衣類容量毎に乾燥率記録部102に記録していることで確定できることから(衣類種別に依存しない、衣類容量に依存する乾燥率となる乾燥率A1、B1、C1)補正時間算出部107は、容易に乾燥検知後の補正時間を算出できる。
例えば、衣類容量1kg時の乾燥率時間変化の傾きAが0.32%/分で、乾燥検知時の乾燥率が92%の場合、補正時間算出部107は(100%−92%)/0.32%=25分となり、乾燥検知後に乾燥運転を25分おこなう。
同様に、衣類容量2kg時の乾燥率時間変化の傾きBが0.20%/分で、乾燥検知時の乾燥率が94%の場合、補正時間算出部107は(100%−94%)/0.20%=30分となり、乾燥検知後に乾燥運転を30分おこなう。
同様に、衣類容量3kg時の乾燥率時間変化の傾きBが0.16%/分で、乾燥検知時の乾燥率が95%の場合、補正時間算出部107は(100%−95%)/0.16%=31分となり、乾燥検知後に乾燥運転を31分おこなう。
したがって、あらかじめヒートポンプ装置5の乾燥性能から衣類容量毎の乾燥率時間変化および乾燥検知時に乾燥率を実験から求め、傾き記録部106および乾燥率記録部102にデータとして保持することで、乾燥検知後の補正時間を補正時間算出部107が容易に算出できることで、正確に乾燥率100%までの乾燥運転をおこなうことができ、省エネ性も向上する。
今回、図6(a)に示すように、回転槽2である電極Aの前部と蓋ウラ板9である電極Bが、一定距離の間隔で平行して回転槽2の正面側の環状の全周とすることで、衣類と電極Aおよび電極Bの接触頻度が高くなり、乾燥度合いの検出が安定するとともに、衣類容量毎に乾燥率がほぼ確定できる。
また、回転槽2の後部から送風部7が送風することにより、回転槽2の前部に衣類イが押し出されることで電極Aおよび電極B間の接触頻度を高め、環状の電極Bのどの部分で
も検知することとなり、乾燥度合いの検出精度を高め、衣類種別に関係なく、衣類容量に依存する乾燥検知判定を判定部103でおこなうことができる。その結果、乾燥工程の乾燥検知後の補正時間算出部107の補正時間を正確に算出することができる。
また、図6(b)に示すように、回転槽2である電極Aの前部と蓋ウラ板9である電極Bが、一定距離の間隔で平行して回転槽2の正面側の環状の下側半周とすることで、衣類イが重力により必ず下側に落下してくることから、下側半周とすることでも衣類イとの接触頻度は高く維持され、乾燥検知の精度が維持されることに加え、蓋ウラ板9の材料が半分でよく経済性を高めることも可能である。
また、図5に示すように、加熱部であるヒートポンプ装置5の圧縮機51が回転数可変のインバータモータである場合に、乾燥性能は回転数毎に乾燥性能が変わるため、傾き記録部106および乾燥率記録部102のデータは、回転数毎にデータとして保持されることとなる。しかし、制御部10では、ヒートポンプ装置5の圧縮機51の回転数や、その運転時間を把握できるため、乾燥率の時間変化は把握可能である。
例えば、図5に示すように、衣類容量3kgの場合、ヒートポンプ性能100%では、図4に示す乾燥率時間変化(傾き)Cと同じであり、乾燥率100%超過時の時間T3とT4は同じである。しかし、圧縮機51の回転数を下げ、性能を50%とした場合、乾燥率時間変化CAであり、性能を25%とした場合、乾燥率時間変化CBとなることを示している。
したがって、圧縮機51の駆動モータをインバータモータとして回転数可変とした場合には、それぞれの乾燥性能に応じた乾燥率時間変化の傾きを傾き記録部106にデータとして記録し、制御部10が駆動部101からヒートポンプ装置5の性能を可変することでその時の乾燥率時間変化を傾き記録部106から判定部103に入力し、動作時間とから乾燥検知後の補正時間を補正時間算出部107で算出することができる。
したがって、ヒートポンプ装置5の乾燥性能が可変となる場合でも、あらかじめその可変性能に応じて傾き記録部106に乾燥率時間変化を記録しておくことで、補正時間算出部107の補正時間は正確かつ容易におこなうことができる。
以上のように、乾燥検知を判定部103が判断し、その後の乾燥補正時間を補正時間算出部107がおこなうことにより、乾燥工程の途中で一旦停止し、その都度、衣類量を測定し、軽量化することを確認しながら残りの乾燥時間を算出する必要がなく、乾燥時間途中で停止することや、衣類量を計測するなどの無駄な時間や電力の消費を防止することができる。
さらに、環状の電極による衣類イの接触頻度を向上することで、乾燥率の検出を安定化し、判定部103の乾燥検知時の乾燥率を衣類容量毎にほぼ同一条件とすることができ、乾燥検知後の補正時間の算出を容易にすることができ、安定した乾燥性能を実現し、未乾燥などの誤検出を防止することができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯乾燥機は、衣類の乾燥度合いを正確に検出し、乾燥補正時間を精度よく設定することができるので、ドラム式洗濯乾燥機として有用である。
2 回転槽(電極)
3 洗濯槽
5 ヒートポンプ装置(加熱部)
7 送風部
9 蓋ウラ板(電極)
10 制御部
101 駆動部
102 乾燥率記録部
103 判定部
104 検出部
105 衣類量判定部
106 傾き記録部
107 補正時間算出部
11 モータ

Claims (5)

  1. 衣類を収容する導電性を有した回転槽と、
    前記回転槽を駆動するモータと、
    前記回転槽を回転可能に内包した洗濯槽と、
    乾燥用空気を加熱する加熱部と、
    前記加熱部で加熱した乾燥用空気を前記洗濯槽内に送風する送風部と、
    前記洗濯槽の前部に設けた電極と、
    衣類の乾き度合いを検知する検出部と、
    前記回転槽と前記電極との間の導電特性から衣類の乾燥度合いを判定する判定部と、
    前記判定部が乾燥判定した際の衣類容量別の乾燥率をあらかじめ保持している乾燥率記録部と、
    あらかじめ洗濯前の衣類容量毎に単位時間当たり乾燥進行度合いを保持する傾き記録部と、
    前記回転槽内の衣類量を検知する衣類量判定部と、
    前記判定部が乾燥と判定した後の乾燥補正動作時間を算出する補正時間算出部と、
    機体を制御する制御部とを備え、
    前記補正時間算出部は、前記衣類量判定部が検知した衣類量と前記傾き記録部に保持された乾燥進行度合いと前記乾燥率記録部に保持された乾燥率とから、前記判定部の乾燥検知判定後の乾燥工程の補正時間を決定するようにしたドラム式洗濯乾燥機。
  2. 傾き記録部は、乾燥工程で加熱部が切換える乾燥能力に応じて変化する乾燥進行度合いをそれぞれ保持するようにした請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. 加熱部は、圧縮機を駆動するモータが誘導モータである一定速ヒートポンプ装置で構成した請求項1または2記載のドラム式洗濯乾燥機。
  4. 電極は、回転槽の回転軸のベアリングを介して接地された一方の電極と、前記回転槽の前方に一定距離を有して洗濯槽に平行に配置された他方の電極で構成し、前記他方の電極を前記洗濯槽の前部の全周に環状に設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  5. 電極は、回転槽の回転軸のベアリングを介して接地された一方の電極と、前記回転槽の前方に一定距離を有して洗濯槽に平行に配置された他方の電極で構成し、前記他方の電極を前記洗濯槽の前部の下側に半周設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載のドラム式洗濯乾燥機。
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