JP2960612B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
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Description
検出して乾燥運転を制御する衣類乾燥機に関する。
は、被乾燥衣類の乾燥率を検出して乾燥運転を制御する
ようにしたものが供されている。このものの場合、乾燥
運転時に被乾燥衣類の乾燥率が所定値に達したところ
で、残り一定時間だけ乾燥運転を行なう制御をするよう
になっている。
ると、被乾燥衣類の質や量に関係なく、被乾燥衣類の乾
燥率が所定値に達したときに一義的に残り一定時間だけ
乾燥運転を行なうのであるから、被乾燥衣類の質が天然
繊維より乾燥しやすい化学繊維であるときや、被乾燥衣
類の量が少ないときに、過乾燥になり、それだけ、被乾
燥衣類の傷みや、電力消費の無駄、並びに時間の無駄が
多くなるいう問題点を有していた。
であり、従ってその目的は、被乾燥衣類の質や量、更に
は厚さに合った乾燥運転ができる衣類乾燥機を提供する
にある。
に、本発明の衣類乾燥機においては、被乾燥衣類を収容
した乾燥室に熱風を供給して被乾燥衣類を乾燥させるよ
うにしたものにおいて、上記被乾燥衣類の乾燥率を検出
する乾燥率検出手段と、上記乾燥室の温度を検出する温
度検出手段とを具備すると共に、乾燥運転時に上記被乾
燥衣類の乾燥率が第1の乾燥率に達したことが検出され
たときにそのときの上記乾燥室の検出温度を記憶する第
1の記憶手段と、上記被乾燥衣類の乾燥率が第2の乾燥
率に達したことが検出されたときにそのときの上記乾燥
室の検出温度を記憶する第2の記憶手段と、これら記憶
された温度の差を算出する演算手段と、その演算結果か
ら残りの乾燥運転時間を決定しその時間に達するまで乾
燥運転を実行する制御をする制御手段とを具備したこと
を特徴とする。
る衣類量検出手段を具備し、制御手段が、その衣類量検
出手段による検出結果と演算手段による演算結果とから
残りの乾燥運転時間を決定するものであるとなお良い。
以下であった場合に、その演算結果から決定し実行した
残りの乾燥運転の時間の経過後に更に乾燥室の温度を検
出し、制御手段が、この検出温度と第2の記憶手段によ
り記憶した温度との差が所定値になるまで乾燥運転を継
続する制御をするのも良い。
温度差は、7[℃]に定めるのが良い。
が判明した。すなわち、乾燥運転を行なったとき、天然
繊維から成る被乾燥衣類は、乾燥速度が遅く、乾燥率が
最初の第1の乾燥率に達したときと次の第2の乾燥率に
達したときとの温度差は小さい。これに対して、化学繊
維から成る被乾燥衣類は、乾燥速度が速く、乾燥率が最
初の第1の乾燥率に達したときと次の第2の乾燥率に達
したときとの温度差は大きい。このことから、その温度
差により、被乾燥衣類の質の判断ができる。
被乾燥衣類の質が天然繊維であるほど残り乾燥運転時間
を長く決定し、逆に温度差が大きい、すなわち、被乾燥
衣類の質が化学繊維であるほど残り乾燥運転時間を短く
決定することにより、被乾燥衣類の質に合った残り乾燥
運転ができる。
ほど速く乾燥状態に達する。そこで、衣類量を検出する
ことによるその結果から、衣類量が多いほど残り乾燥運
転時間を長く決定し、逆に衣類の量が少ないほど残り乾
燥運転時間を短く決定することにより、被乾燥衣類の量
にも合った残り乾燥運転ができる。
したときと次の第2の乾燥率に達したときとの温度差が
小さ過ぎる場合、被乾燥衣類は、特にバスタオルのよう
な厚物の場合、表面は充分な乾燥率に達していても、内
部は充分な乾燥率に達していないものであり、このよう
なとき、残りの乾燥運転の時間の経過後に更に乾燥室の
温度を検出して、その検出温度と第2の記憶手段により
記憶した温度との差が所定値になるまで乾燥運転を継続
する制御をすることにより、上記厚物の被乾燥衣類もそ
の内部まで充分に乾燥させることができる。
目標温度差を7[℃]に定めることにより、より充分
で、過度にもならない乾燥を行なわせることができる。
図8を参照して説明する。まず図2には衣類乾燥機全体
の外箱1を示しており、これの前面部のほゞ中央に被乾
燥衣類出入口2を形成し、且つ、その出入口2を開閉す
る扉3を枢設している。
4を収容しており、収容したドラム4は、その前面部に
形成した径大な開口部5を、外箱1の前部に設けたドラ
ム支え6に回転可能に支承せしめ、後面部の中心部に設
けた軸7を、外箱1の後部に設けた支持板8に同じく回
転可能に支承せしめている。ドラム4外の外箱1内上部
にはモータ9を配設しており、このモータ9により、ベ
ルト10を介してドラム4を回転させるようにしてい
る。
して出気口11を形成しており、この出気口11にドラ
ム4外の後方でファンケーシング12を連通させ、ファ
ンケーシング12には下方でダクト13を連通させて、
このダクト13の先端部を、前記ドラム支え6の下部に
多数の小孔を穿設して形成した入気口14に連通させて
いる。上記ファンケーシング12内には、それを前後に
仕切るように両翼形の熱交換器を兼ねるファン15を配
設しており、このファン15を、前記モータ9により、
ベルト16を介して回転させるようにしている。
で示すように、ドラム4内の空気が出気口11からファ
ンケーシング12内の前部に吸入されて、ダクト13内
へと吐出される一方、機外の空気が外箱背板17の中央
部に形成した外気取入口18からファンケーシング12
内の後部に吸入されて、外箱背板17の下部に形成した
外気戻し口19から機外へ排出されるものであり、これ
らによって、ファンケーシング12内では、ドラム4内
の空気と機外の空気とがファン15を境に接して熱交換
され、ドラム4内空気の除湿が行なわれる。よって、ダ
クト13内には除湿されたドラム4内空気が通り、入気
口14からドラム4内に供給される。
裏側部分にはヒータ20を配設しており、これが発熱す
るときに、ダクト13内を通る上記ドラム4内の空気が
加熱されて、ドラム4内には熱風が供給され、発熱しな
いときには、ダクト13内を通る上記ドラム4内の空気
は加熱されず、ドラム4内には冷風が供給されるように
なっている。
口11のドラム4内側部分にはフィルタ21を装着して
いる。
御回路の主要構成部品を実装した回路基板22を配設し
ている。上記制御回路にあっては、後述のごとく第1の
記憶手段、第2の記憶手段、演算手段、及び制御手段と
して機能するマイクロコンピュータ23を具えており、
このマイクロコンピュータ23に、電源24から整流回
路25を介して直流電源を供給するようにしている。
ドラム4内に臨ませてドラム支え6の下部に取付けた電
極26から検出回路27を介して被乾燥衣類の乾燥率検
出信号並びに衣類量検出信号が次に述べるごとく入力さ
れるようにしている。
ると、相応の電圧が発生するもので、その電圧は被乾燥
衣類の湿り度が高いときには大きく、乾燥が進むに連れ
て小さくなる。そこで、この電圧を検出回路27により
検出することによって、被乾燥衣類の乾燥率が検出され
るものであり、検出回路27はその乾燥率検出信号をマ
イクロコンピュータ23に向け出力するようになってい
る。
ことに基づいて大きな電圧が発生するごとにそれを検出
回路27により検出することによって、被乾燥衣類の量
が検出されるものであり、検出回路27はその乾燥率検
出信号をもマイクロコンピュータ23に向け出力するよ
うになっている。
乾燥率検出手段並びに衣類量検出手段として機能するよ
うになっている。
3には、運転を開始するためのスタートスイッチ28か
らスタート信号が、又、ドラム4内(乾燥室)の温度を
検出するように設けた温度検出手段である温度センサ2
9(図2参照)からその温度検出信号が、更に、クロッ
クパルス発生回路30からクロックパルスがそれぞれ入
力されるようになっており、それらの入力並びにあらか
じめ記憶した制御プログラムに基づいて、マイクロコン
ピュータ23は、前記モータ9及びヒータ20並びに異
常報知器であるこの場合ブザー31を駆動するための駆
動回路32にその駆動制御信号を与えるようになってい
る。又、電源24から上記モータ9及びヒータ20並び
にブザー31へと至る回路には電源スイッチ33を介挿
接続している。
タ23の制御に基づく作用について説明する。
タートスイッチ28が操作されると、マイクロコンピュ
ータ23は、図1に示すように、乾燥運転を開始(スタ
ート)して、その最初に、モータ9に通電すると共に、
ヒータ20に通電する(ステップS1)。これによっ
て、ドラム4が回転されると共に、ファン15が回転さ
れ、ドラム4内には熱風が供給されるから、図4に示す
ように、ドラム4内の温度tが漸次上昇する。
23は、電極26から検出回路27を介して入力される
衣類量検出信号の数Nをカウントし(ステップS2)、
それをその後2分が経過したと判断されるまで行なって
(ステップS3)、その後にそのカウント数Nを記憶す
る(ステップS4)。
は、電極26から検出回路27を介して入力される乾燥
率信号から、被乾燥衣類の乾燥率Xが第1の乾燥率X1
(例えばアイロンをかけるに適した90〜95[%])
に達したか否かの判断をし(ステップS5)、達したと
判断されたところ(図4中時刻T1)で、そのときのド
ラム4内の温度tをt1 として記憶する(ステップS
6)。
は、同様に、電極26から検出回路27を介して入力さ
れる乾燥率信号から、被乾燥衣類の乾燥率Xが第2の乾
燥率X2 (例えば完全乾燥に近い97〜99[%])に
達したか否かの判断をし(ステップS7)、達したと判
断されたところ(図4中時刻T2 )で、そのときのドラ
ム4内の温度tをt2 として記憶する(ステップS
8)。
の差t′を算出する演算(t′=t2 −t1 )を行ない
(ステップS9)、その算出温度差t′と先の衣類量検
出信号のカウント数Nから残り乾燥運転時間T′を決定
する(ステップS10)。
温度の経時変化を、被乾燥衣類の質(綿100[%]の
アンダーシャツと、綿35[%]・化繊65[%]のカ
ッターシャツ)及び量(1[kg]、2.3[kg]、
4.5[kg])別に表わしたもので、綿100[%]
のアンダーシャツは、乾燥速度が遅く、温度差t′は小
さい。これに対して、綿35[%]・化繊65[%]の
カッターシャツは、乾燥速度が速く、温度差t′は大き
い。又、量的には、少量であるほど速く乾燥状態に達す
る。
の乾燥率の経時変化を表わしたもので、綿100[%]
のアンダーシャツのもの(図6)でも、又、綿35
[%]・化繊65[%]のカッターシャツのもの(図
7)でも、やはり、少量であるほど速く乾燥状態に達す
る。
率X2 に達して以降は、化学繊維を含むものほど速く、
又、量的には少量であるほど速く乾燥状態に達すること
が分かる。
ウント数Nから残り乾燥運転時間T′を決定するもの
で、それは、具体的には例えば図8に示すように行なう
ものであり、すなわち、温度差t′が小さい(被乾燥衣
類の質が天然繊維寄り)ほど残り乾燥運転時間T′を長
く決定し、逆に温度差t′が大きい(被乾燥衣類の質が
化学繊維寄り)ほど残り乾燥運転時間T′を短く決定す
るものである。
ては、それが大きい(被乾燥衣類の量が多い)ほど残り
乾燥運転時間T′を長く決定し、逆にカウント数Nが小
さい(被乾燥衣類の量が少ない)ほど残り乾燥運転時間
T′を短く決定するものである。
の2分の間、8[m秒]ごとに行なうもので、その2分
の間は、 2(分)×60(秒)×103(m秒)=120000[m秒] で、その間の衣類量検出信号の最大カウント数Nmax
は、 120000÷8=15000 であり、これに基づいて図8のカウント数N分け(被乾
燥衣類の量分け)を行なっている。
定した後、マイクロコンピュータ23は、その残り乾燥
運転時間T′が経過したか否かの判断をし(ステップS
11)、経過したと判断されたところで、ヒータ20の
通電を断って乾燥運転を終了し(ステップS12)、そ
の後、モータ9のみ通電し続けてドラム4の回転とドラ
ム4内への送風(冷風)とを行ない、更にその後、10
分が経過したか否かの判断をして(ステップS13)、
経過したと判断されたところで、モータ9の通電も断っ
て(ステップS14)、全運転を終了(エンド)する。
行なったときの被乾燥衣類の乾燥率Xが第1の乾燥率X
1 に達したときのドラム4内の温度t1 と、第2の乾燥
率X2 に達したときのドラム4内の温度t2 との差t′
が、被乾燥衣類が天然繊維から成るときに小さく、化学
繊維から成るときに大きいという事実があることに基づ
き、その温度差t′を演算して、それが小さいときほど
残り乾燥運転時間T′を長く決定し、逆に大きいときほ
ど残り乾燥運転時間T′を短く決定するようにしたもの
で、それにより、被乾燥衣類の質に合った残り乾燥運転
ができることから、化学繊維から成る被乾燥衣類にあっ
ても、従来のもののようには過乾燥にならず、程度良く
乾燥させ得るもので、被乾燥衣類の傷みや、電力消費の
無駄、並びに時間の無駄をなくすことができる。
ど速く乾燥状態に達する事実があることに基づき、被乾
燥衣類の量を検出して、その検出結果から、衣類量が多
いときほど残り乾燥運転時間T′を長く決定し、逆に衣
類の量が少ないほど残り乾燥運転時間T′を短く決定す
るようにしたことにより、被乾燥衣類の量にも合った残
り乾燥運転ができるもので、少量の被乾燥衣類にあって
も、従来のもののようには過乾燥にならず、程度良く乾
燥させ得るもので、この場合にも、被乾燥衣類の傷み
や、電力消費の無駄、並びに時間の無駄をなくすことが
できる。
例を示したもので、以下、このものについて、上記実施
例との相違点のみを述べる。このものの場合、マイクロ
コンピュータ23は、ステップS11で残り乾燥運転時
間T′が経過したと判断された後に、被乾燥衣類の乾燥
率が第1の乾燥率X1 に達したときのドラム4内の温度
t1 と第2の乾燥率X2 に達したときのドラム4内の温
度t2 との差t′が1以下(t′≦1)であったか否か
の判断をし(ステップS15)、1以下ではなかったと
判断されれば、ステップS12に進むが、1以下であっ
たと判断されれば、更にドラム4内の温度tを検出し
て、それをt3 として記憶する(ステップS16)。そ
して、その後、その記憶した温度t3 と先の被乾燥衣類
の乾燥率が第2の乾燥率X2 に達したときのドラム4内
の温度t2 との差ta ′を算出する演算(ta ′=t3
−t2 )を行ない(ステップS17)、次いで、その算
出温度差ta ′が所定値、この場合、7[℃]になった
か否かの判断をして(ステップS18)、7[℃]にな
ったと判断されるまでステップS16〜S18を繰返
し、乾燥運転を継続する。そして、ステップS18で算
出温度差ta ′が7[℃]になったと判断されるように
なれば、ステップS12に進み、全運転の終了へと向か
う。
被乾燥衣類もその内部まで充分に乾燥させることができ
る。すなわち、乾燥率がまず第1の乾燥率X1 として9
0〜95[%]に達したとき、被乾燥衣類はその表面に
水分がなくなったということであり、その後は内部に残
留する水分を蒸発させることになる。この場合、通常の
被乾燥衣類は、その厚さが大ではないため、内部に残留
する水分は僅かで、出やすくもあり、このため、乾燥率
が次の第2の乾燥率X2 として97〜99[%]に達し
たときには、その内部の水分はほとんど蒸発し切ってお
り、よって、その後、前述のように冷風運転等を行なっ
て取出したときには、充分に乾燥されている。
燥衣類は、その厚さが大であるため、内部に残留する水
分が多く、出にくくもあり、このため、乾燥率が第2の
乾燥率X2 として97〜99[%]に達したときにも、
その内部の水分は蒸発し切っておらず、よって、その
後、前述のように冷風運転等を行なって取出したときに
も、充分には乾燥されていない。
うに内部の水分を早々に出し切るから、乾燥率が第1の
乾燥率X1 に達して以後、ドラム4内の温度は順当に上
昇するものであり、従って、乾燥率が第2の乾燥率X2
に達したときとの温度差t′はある程度大きな値を示
す。しかし、それに対し、厚物の被乾燥衣類は、内部の
水分を早々には出し切れないから、乾燥率が第1の乾燥
率X1 に達して以後も、ドラム4内の温度は上昇せず、
従って、乾燥率が第2の乾燥率X2 に達したときとの温
度差t′は小さな値を示す。
さな値、上述の場合、1以下であれば、温度差t′如何
により決定し実行した残り時間の乾燥運転後にも、ドラ
ム4内の温度を検出して、乾燥率が第2の乾燥率X2 に
達したときとの温度差ta ′が所定値(7[℃])にな
るまで乾燥運転を継続することにより、厚物の被乾燥衣
類もその内部まで充分に乾燥させることができる。
目標温度差を7[℃]に定めたことにより、より充分
で、過度にもならない乾燥を行なわせることができる。
施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない
範囲内で適宜変更して実施し得る。
りのもので、下記の効果を奏する。請求項1の衣類乾燥
機においては、乾燥運転を行なったときの被乾燥衣類の
乾燥率が第1の乾燥率に達したときの乾燥室の温度と、
第2の乾燥率に達したときの乾燥室の温度との差を演算
して、その演算結果から残り乾燥運転時間を決定するよ
うにしたことにより、被乾燥衣類の質に合った乾燥運転
ができて、被乾燥衣類が化学繊維から成る場合にも、過
乾燥にならず、程度良く乾燥させることができて、被乾
燥衣類の傷みや、電力消費の無駄、並びに時間の無駄を
なくすことができる。
被乾燥衣類の量を検出して、その検出結果と上記温度差
の演算結果とから残りの乾燥運転時間を決定するように
したことにより、被乾燥衣類の質だけでなく量にも合っ
た乾燥運転ができて、被乾燥衣類の傷みや、電力消費の
無駄、並びに時間の無駄を一層確実になくすことができ
る。
段による演算結果の値が所定値以下であった場合に、そ
の演算結果から決定し実行した残りの乾燥運転の時間の
経過後に更に乾燥室の温度を検出し、制御手段が、この
検出温度と第2の記憶手段により記憶した温度との差が
所定値になるまで乾燥運転を継続する制御をするように
したことにより、厚物の被乾燥衣類もその内部まで充分
に乾燥させることができる。
乾燥運転を継続するときの目標温度差を7[℃]に定め
たことにより、厚物の被乾燥衣類を、より充分で、過度
にもならずに乾燥させることができる。
ャート
表わした図
衣類の質及び量別に表わした図
時の被乾燥衣類の乾燥率の経時変化を量別に表わした図
の乾燥運転時の被乾燥衣類の乾燥率の経時変化を量別に
表わした図
0はヒータ、23はマイクロコンピュータ(第1の記憶
手段、第2の記憶手段、演算手段、制御手段)、26は
電極(乾燥率検出手段、衣類量検出手段)、27は検出
回路(乾燥率検出手段、衣類量検出手段)、29は温度
センサ(温度検出手段)を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 被乾燥衣類を収容した乾燥室に熱風を供
給して被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおい
て、前記被乾燥衣類の乾燥率を検出する乾燥率検出手段
と、前記乾燥室の温度を検出する温度検出手段とを具備
すると共に、乾燥運転時に前記被乾燥衣類の乾燥率が第
1の乾燥率に達したことが検出されたときにそのときの
前記乾燥室の検出温度を記憶する第1の記憶手段と、前
記被乾燥衣類の乾燥率が第2の乾燥率に達したことが検
出されたときにそのときの前記乾燥室の検出温度を記憶
する第2の記憶手段と、これら記憶された温度の差を算
出する演算手段と、その演算結果から残りの乾燥運転時
間を決定しその時間に達するまで乾燥運転を実行する制
御をする制御手段とを具備したことを特徴とする衣類乾
燥機。 - 【請求項2】 被乾燥衣類の量を検出する衣類量検出手
段を具備し、制御手段が、その衣類量検出手段による検
出結果と演算手段による演算結果とから残りの乾燥運転
時間を決定することを特徴とする請求項1記載の衣類乾
燥機。 - 【請求項3】 演算手段による演算結果の値が所定値以
下であった場合に、その演算結果から決定し実行した残
りの乾燥運転の時間の経過後に更に乾燥室の温度を検出
し、制御手段が、この検出温度と第2の記憶手段により
記憶した温度との差が所定値になるまで乾燥運転を継続
する制御をすることを特徴とする請求項1記載の衣類乾
燥機。 - 【請求項4】 乾燥運転を継続するときの目標温度差を
7[℃]に定めたことを特徴とする請求項3記載の衣類
乾燥機。
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