JPH0747195A - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯乾燥機

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JPH0747195A
JPH0747195A JP5194601A JP19460193A JPH0747195A JP H0747195 A JPH0747195 A JP H0747195A JP 5194601 A JP5194601 A JP 5194601A JP 19460193 A JP19460193 A JP 19460193A JP H0747195 A JPH0747195 A JP H0747195A
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JP
Japan
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drying
water tank
drum
hot air
temperature
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Application number
JP5194601A
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English (en)
Inventor
Eiji Matsuda
栄治 松田
Katsuhiko Sumiya
勝彦 角谷
Katsuaki Yoshida
勝昭 吉田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乾燥性能を下げずに乾燥行程時のランニングコ
ストを低減するドラム式洗濯乾燥機を提供することを目
的としている。 【構成】ドラム26を回転自在に収納する水槽20と、
水槽20内に熱風を循環させる熱風循環経路と、熱風循
環経路の途中に配した熱交換器39と、熱風循環経路に
配され、熱風温度を検出する第1のサーミスタ41と、
熱交換器39に供給する冷却水の熱交換後の温度を検出
する第2のサーミスタ46と、第1、第2のサーミスタ
41、46の温度差により乾燥終了を検知を行う乾燥制
御部42を備え、第1、第2のサーミスタ41、46の
温度差から乾燥開始から恒率乾燥期にはいる期間を検出
し、この期間内には熱交換器39への冷却水を供給しな
いようにしている。よって、この期間内の温度上昇を速
め、乾燥時間の短縮及び無駄な冷却水の供給によるラン
ニングコストの増大を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で用いられ、衣
類の洗浄をドラム内の転動によって行なうとともに、脱
水をドラムの高速回転によって行ない、さらに温風を転
動するドラム内の衣類にあて、熱交換器によって除湿を
行い衣類を乾燥させるドラム式洗濯乾燥機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム式洗濯乾燥機は図6に示す
ような構成であった。すなわち本体1と、この本体1内
にサスペンション2によって支持された水槽3と、前面
を開口し後面に回転軸4を備えたドラム5を備えてい
る。また回転軸4は水槽3の後面に設けられた軸受け6
によって支持されている。また回転軸4端部には洗濯モ
ータ7とベルト8によって連動したプーリ9が取り付け
られている。10はダクト11に取り付けられたサーミ
スタで温風の温度を検出している。12はサーミスタ1
0の温度を検知し適切な熱風温度にするための制御部で
ある。13は送風用の送風ファンで、ダクト11、ヒー
タ14、水槽3、熱交換器15、冷却水ノズル16によ
って一連の温風循環経路を構成している。また前記水槽
3前面には本体1との間に水密性を保持するベローズ1
7を備え、前記テーパ状の蓋18と嵌合するようになっ
ている。そして水槽3と本体1との間にはダンパー19
が取り付けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
て、洗濯、すすぎ、脱水を終えて乾燥行程にはいると、
湿気を含んだ温風が熱交換器15内で、冷却水ノズル1
6によって供給された水と直接接触し冷却され除湿され
衣類の乾燥を行う。このときドラム5と水槽3が二重構
造になっている等の構成上の理由から、乾燥開始から恒
率乾燥期に至るまでの間、筐体の温度上昇に費やす時間
が長くなる。さらに乾燥時間が非常に長い場合、冷却水
のランニングコストが高くなり、乾燥性能を落とさずに
冷却水量をいかに減らすかが課題となっている。
【0004】また乾燥行程が終了してもドラム式の洗濯
乾燥機の場合、ドラム5と水槽3が二重構造になってい
る等の構成上の理由から、乾燥効率が悪く衣類の乾きむ
らやしわ発生の課題があった。さらにこの種の洗濯乾燥
機は従来機械式のタイマーによって乾燥時間を設定して
おり、一部電極によって乾燥検知を行うものもあるがは
なはだ検知精度が悪く、少容量の過乾燥や大容量の乾燥
不足等の問題を引き起こしていた。
【0005】本発明は上記課題を解決するものであり、
乾燥性能を下げずに乾燥行程時のランニングコストを低
減することを第一の目的とする。
【0006】また、減率乾燥期に循環風の風量を上げ熱
風温度を下げ、減率乾燥期を長くすることによって乾き
むらや未乾燥を防止することを第二の目的とする。
【0007】さらに、乾燥容量が少ない時に乾燥行程を
所定の時間で終了させ衣類の過乾燥を防止することを第
三目の的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るため本発明の第一の手段は、本体と、本体内にサスペ
ンションによって支持された水槽と、この水槽内に回転
自在に配したドラムと、このドラムを回転駆動する洗濯
モータと、前記水槽に取り付けられ前記ドラムの開口部
を開閉する蓋と、前記水槽と連通し、ヒータ、送風ファ
ン及び熱交換器を有する熱風循環経路と、前記熱交換器
と導通し冷却水を供給する給水手段と、前記熱風循環経
路に取り付けられ、熱風温度を検出する乾燥検知センサ
ーと、この乾燥検知センサーによって乾燥終了検知を行
う乾燥制御部とからなる乾燥検知手段とを備え、前記乾
燥検知センサーは恒率乾燥期と減率乾燥期を示す温度変
化曲線を検知し、この温度変化曲線が乾燥開始から恒率
乾燥期にはいり一定になったことを判断するまでの間、
冷却水を給水しない構成とするものである。
【0009】また、上記第二の目的を達成するため本発
明の第二の手段は、本体と、本体内にサスペンションに
よって支持された水槽と、この水槽内に回転自在に配し
たドラムと、このドラムを回転駆動する洗濯モータと、
前記水槽に取り付けられ前記ドラムの開口部を開閉する
蓋と、前記水槽と連通し、ヒータ、送風ファン及び熱交
換器を有する熱風循環経路と、前記熱交換器と導通し冷
却水を供給する給水手段と、前記熱風循環経路に取り付
けられ、熱風温度を検出する乾燥検知センサーと、この
乾燥検知センサーによって乾燥終了検知を行う乾燥制御
部とからなる乾燥検知手段とを備え、前記乾燥検知セン
サーは恒率乾燥期と減率乾燥期を示す温度変化曲線を検
知し、この温度変化曲線が恒率乾燥期から再び上昇を始
めて減率乾燥期にはいってから乾燥終了するまでの間、
送風ファンの風量を上げる構成とするものである。
【0010】さらに上記第三の目的を達成するため本発
明の第三の手段は、本体と、本体内にサスペンションに
よって支持された水槽と、この水槽内に回転自在に配し
たドラムと、このドラムを回転駆動する洗濯モータと、
前記水槽に取り付けられ前記ドラムの開口部を開閉する
蓋と、前記水槽と連通し、ヒータ、送風ファン及び熱交
換器を有する熱風循環経路と、前記熱交換器と導通し冷
却水を供給する給水手段と、前記ヒータと水槽の間に位
置する熱風循環経路内に取り付けられ、熱風温度を調節
するための温調サーミスタと、熱風温度を検出する乾燥
検知センサーと、この乾燥検知センサーによって乾燥終
了検知を行う乾燥制御部とからなる乾燥検知手段とを備
え、乾燥開始後任意の時間で前記乾燥検知センサーと温
調サーミスタの温度差が所定の値以下の時、所定の時間
で強制的に乾燥行程を終了する構成とするものである。
【0011】
【作用】第一の手段のドラム式洗濯乾燥機は、洗濯、す
すぎ、脱水を終えて乾燥行程にはいると、湿気を含んだ
温風は熱交換器内で、冷却水ノズルによって供給された
水と直接接触し冷却され除湿される。一般に乾燥工程に
おける循環風温度は供給熱量が衣類の蒸発潜熱で奪わ
れ、熱的に平衡状態を保つ恒率乾燥期と、乾燥終了時に
衣類の乾燥と共に徐々に温度が上昇する減率乾燥期に分
けられる。ここで乾燥開始から恒率乾燥期にいたるまで
の間、熱交換器冷却水の給水を停止する。これによって
冷却水の蒸発を無くすと同時に循環風の冷却を抑え、筐
体の温度上昇速度と循環風の温度上昇速度を速め、恒率
乾燥期に到達するまでの時間を短くすることができる。
【0012】また第二の手段のドラム式洗濯乾燥機は、
洗濯、すすぎ、脱水を終えて乾燥行程にはいると、湿気
を含んだ温風は熱交換器内で、冷却水ノズルによって供
給された水と直接接触し冷却され除湿される。この時の
循環風と冷却水の熱的な挙動は上述で説明した通りであ
る。ここで恒率乾燥期において乾燥速度を速くするには
ヒータの入力を大きくし、送風ファンの風量を上げれば
よいが、ランニングコストや信頼性の問題で限界があ
る。さらにドラムと水槽が二重構造になっているため、
熱風が奥の衣類までとどき難くくなっている。そこで恒
率乾燥期から減率乾燥期に移行したときを乾燥検知セン
サーで検出し、この時点から乾燥終了の所定の値になる
まで送風ファンの風量を多くする。これによってヒータ
が冷やされ減率乾燥期における循環風の温度上昇が緩慢
になり乾燥終了検知までの時間が長くなる。また風量を
あげることによってドラム内の奥の衣類まで循環風がと
どき、従来のように減率乾燥期になると循環風の温度が
短時間で上昇し、ドラムの前部の衣類にのみ熱風を直射
し過乾燥やしわ、乾きむらを発生する事が少なくなる。
【0013】さらに第三の手段のドラム式洗濯乾燥機
は、被乾燥衣類の容量が非常に少ない場合(約500g
以下)、ドラム内に吹き込まれた循環風は一部衣類の乾
燥に関与するもののそのほとんどは素通りし、ドラム内
の衣類から熱はあまり奪われずにそのままドラムからで
ていく。この状態では恒率乾燥期が検出温度に表れず循
環風温度の変曲点を検知する検知方式が使えなくなる。
この時ドラム入り口前の温調サーミスタとドラムの出口
後に位置する乾燥検知センサーの検知温度差が、被乾燥
容量が多い場合に比べて小さくなることから、この温度
差を検出することによって少容量であることを判定し、
所定の乾燥時間で終了させることができる。
【0014】
【実施例】以下、第一の実施例を図1および図2に基づ
いて説明する。図1、図2において、20は本体21に
複数のサスペンション22によって、半拘束的に吊り下
げられた水槽であり、内部に回転軸23によって軸支さ
れ、適宜通水孔24及び前面の開口部25を設けたドラ
ム26を有している。また前記水槽20には軸受27を
介して、ドラムプーリ28が取り付けられており、この
ドラムプーリ28と洗濯モータ29のシャフト30に取
り付けられたモータプーリ31との間にはベルト32が
張り渡してある。33は前記ドラム26の衣類投入口3
4を開閉する外蓋であり、一端が水槽20に、他端が本
体21に固定したベローズ35に当接している。さらに
前記水槽20下部と本体21との間にはダンパー36が
取り付けられている。37は送風用の送風ファンで、ヒ
ータ38、水槽20、熱交換器39と共にダクト40を
介して一連の温風循環経路を構成している。41は前記
熱交換器39に取り付けられた循環風の温度検知用の第
1のサーミスタで、42は乾燥制御部、43は循環風の
温度を所定の値に保つための温調サーミスタ、44は熱
風吸い込み口、45は冷却水ノズルで、46は冷却水温
検知用の第2のサーミスタである。
【0015】以上の構成における動作を説明する。洗
濯、すすぎ、脱水を終えて乾燥行程にはいると、湿気を
含んだ温風は熱交換器39内で、冷却水ノズル45によ
って供給された水と直接接触し冷却され除湿される。一
般に乾燥工程における循環風温度は図2に示すように、
供給熱量が衣類の蒸発潜熱で奪われ、熱的に平衡状態を
保つ恒率乾燥期と、乾燥終了時に衣類の乾燥と共に徐々
に温度が上昇する減率乾燥期に分けられる。さらに冷却
水は高温の循環風と接触しながら熱交換を行い、循環風
の温度(飽和蒸気圧)を下げ除湿を行う。乾燥開始時点
では循環風の温度上昇ともに冷却水の温度も上がるが、
恒率乾燥期にはいると循環風の温度(熱量)が一定とな
るため、循環風から冷却水への供給熱量も一定となり平
衡状態を保つ。この時の循環風は飽和蒸気の状態であ
り、冷却水への熱量授受の媒体は循環風内の水分および
結露水となる。
【0016】次に減率乾燥期になると循環風内に含まれ
る水分量(相対湿度)が、衣類の乾燥と共に減少し、こ
れによって冷却水との交換熱量(除湿量)が減少し冷却
水温度が徐々に下がる。このように本発明では減率乾燥
期に上昇する循環風温度と、徐々に温度が下がっていく
冷却水の温度をそれぞれ第1、第2のサーミスタで検知
し、その差が所定の値となったときに乾燥終了と判断し
ている。
【0017】これらの乾燥行程において最も効率的に入
力を衣類の乾燥に費やしているのは恒率乾燥期であるか
ら、図3に示すように乾燥開始から恒率乾燥期にいたる
までの間、熱交換器39の冷却水の給水を停止し冷却水
の蒸発と循環風の冷却を抑える。これによって筐体の温
度上昇速度と衣類表面の飽和蒸気圧の上昇速度を上げ、
恒率乾燥期に到達するまでの時間を短くする。以上の事
から乾燥をより効率的に行え、ランニングコストを下げ
ると共に乾燥時間を短縮することができる。
【0018】次に第二の実施例を図4に基づいて説明す
る。この実施例においてドラム式洗濯乾燥機の全体構成
は図1と同様であるので説明を省略し、以下、相違点を
中心に説明する。
【0019】洗濯、すすぎ、脱水を終えて乾燥行程には
いると、湿気を含んだ温風は熱交換器39内で、冷却水
ノズル43によって供給された水と直接接触し冷却され
除湿される。この時の循環風と冷却水の熱的な挙動およ
び検知方式は第一の実施例で説明した通りである。ここ
で恒率乾燥期において乾燥速度を速くするにはヒータ3
8の入力を大きくし、送風ファン37の風量を上げれば
よいが、ランニングコストや信頼性の問題で限界があ
る。さらにドラム26と水槽20が二重構造になってい
るため、熱風が奥の衣類までとどき難くくなっている。
【0020】そこで図4に示すように、恒率乾燥期から
減率乾燥期に移行したときを第1、第2の乾燥検知セン
サー41、46で検出し、乾燥終了の所定の値になるま
で送風ファン37の風量を多くする。これによってヒー
タ38の温度が下がり減率乾燥期における循環風の温度
上昇が緩慢になり乾燥終了検知までの時間が長くなる。
また風量をあげることによってドラム26内の奥の衣類
まで循環風がとどき、従来のように減率乾燥期になると
循環風の温度が短時間で上昇し、ドラム26の前部の熱
風吹き出し口周辺の衣類のみに熱風を直射し、過乾燥や
しわ、乾きむらを発生する事がなくなる。
【0021】次に第三の実施例を図5に基づいて説明す
る。この実施例においてドラム式洗濯機の全体構成は図
1と同様であるので説明を省略し、以下、相違点を中心
に説明する。
【0022】洗濯、すすぎ、脱水を終えて乾燥行程には
いると、湿気を含んだ温風は熱交換器39内で、冷却水
ノズル45によって供給された水と直接接触し冷却され
除湿される。この時の循環風と冷却水の熱的な挙動およ
び検知方式は第一の実施例で説明した通りである。ここ
で被乾燥衣類の容量が非常に少ない場合(約500g以
下)、ドラム内に吹き込まれた循環風は一部衣類の乾燥
に関与するものの、そのほとんどは素通りし、ドラム内
26の衣類から熱はあまり奪われずにそのまま水槽20
の背後に設けられた熱風吸い込み口44からでていく。
この状態では恒率乾燥期が検出温度に表れず変曲点検出
による検知方式が使えなくなる。よってドラム26入り
口前の温調サーミスタ43と熱風吸い込み口44の後に
位置する第1の乾燥検知センサー41の検知温度差が、
被乾燥容量が多い場合に比べて小さくなることから、こ
の温度差を検出することによって少容量であることを判
定し、所定の乾燥時間で終了させることができる。これ
によって少容量の衣類でも過乾燥やしわにならない信頼
性の高い乾燥終了検知を実現できる。
【0023】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように請求項1
の発明のドラム式洗濯乾燥機は、乾燥開始から恒率乾燥
期にはいったことを判断するまでの間、冷却水を給水し
ない構成なので、乾燥開始から恒率乾燥期に到達するま
での時間を短くすることができ、よって、衣類の乾燥を
より効率的に行いランニングコストを下げることがで
き、さらに乾燥時間を短縮することができる。これによ
って低コスト化をはかった使い勝手の良いドラム式洗濯
乾燥機を実現することができる。
【0024】また請求項2のドラム式洗濯乾燥機は、減
率乾燥期で送風ファンの風量を多くする構成なので、乾
燥終了検知までの時間を長くしかつドラム内の奥の衣類
まで循環風をとどかせることができ、これまでのように
減率乾燥期になると循環風の温度が短時間で上昇し、ド
ラムの前部の衣類にのみ熱風を直射し過乾燥やしわ、乾
きむらを発生する事が少なくなる。これによって信頼性
の高い乾燥終了検知手段を備えたドラム式洗濯乾燥機を
実現することができる。
【0025】さらに請求項3のドラム式洗濯乾燥機は、
温調サーミスタと乾燥検知センサーの温度差を検出する
ことによって被乾燥物の少容量を判定し、少容量の場
合、所定の乾燥時間で終了させる構成なので、少容量の
衣類でも過乾燥にならない信頼性の高い乾燥終了検知手
段を備えたドラム式洗濯乾燥機を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例を示すドラム式洗濯乾燥機の縦断
面図
【図2】同実施例における第1、第2のサーミスタの温
度変化を示す図
【図3】同実施例における第1のサーミスタの給水別温
度変化を示す図
【図4】第二の実施例における第1、第2のサーミスタ
の温度差変化を示す図
【図5】第三の実施例における温調サーミスタ、第1の
サーミスタの温度変化を示す図
【図6】従来例におけるドラム式洗濯乾燥機の縦断面図
【符号の説明】
20 水槽 21 本体 22 サスペンション 26 ドラム 29 洗濯モータ 37 送風ファン 38 ヒータ 39 熱交換器 40 ダクト 41 第1のサーミスタ 42 乾燥制御部 44 温調サーミスタ 46 第2のサーミスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と、本体内にサスペンションによって
    支持された水槽と、この水槽内に回転自在に配したドラ
    ムと、このドラムを回転駆動する洗濯モータと、前記水
    槽に取り付けられ前記ドラムの開口部を開閉する蓋と、
    前記水槽と連通し、ヒータ、送風ファン及び熱交換器を
    有する熱風循環経路と、前記熱交換器と導通し冷却水を
    供給する給水手段と、前記熱風循環経路に取り付けら
    れ、熱風温度を検出する乾燥検知センサーと、この乾燥
    検知センサーによって乾燥終了検知を行う乾燥制御部と
    からなる乾燥検知手段とを備え、前記乾燥検知センサー
    は恒率乾燥期と減率乾燥期を示す温度変化曲線を検知
    し、この温度変化曲線が乾燥開始から恒率乾燥期にはい
    り一定になったことを判断するまでの間、冷却水を給水
    しないドラム式洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】本体と、本体内にサスペンションによって
    支持された水槽と、この水槽内に回転自在に配したドラ
    ムと、このドラムを回転駆動する洗濯モータと、前記水
    槽に取り付けられ前記ドラムの開口部を開閉する蓋と、
    前記水槽と連通し、ヒータ、送風ファン及び熱交換器を
    有する熱風循環経路と、前記熱交換器と導通し冷却水を
    供給する給水手段と、前記熱風循環経路に取り付けら
    れ、熱風温度を検出する乾燥検知センサーと、この乾燥
    検知センサーによって乾燥終了検知を行う乾燥制御部と
    からなる乾燥検知手段とを備え、前記乾燥検知センサー
    は恒率乾燥期と減率乾燥期を示す温度変化曲線を検知
    し、この温度変化曲線が恒率乾燥期から再び上昇を始め
    て減率乾燥期にはいってから乾燥終了するまでの間、送
    風ファンの風量を上げるドラム式洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】本体と、本体内にサスペンションによって
    支持された水槽と、この水槽内に回転自在に配したドラ
    ムと、このドラムを回転駆動する洗濯モータと、前記水
    槽に取り付けられ前記ドラムの開口部を開閉する蓋と、
    前記水槽と連通し、ヒータ、送風ファン及び熱交換器を
    有する熱風循環経路と、前記熱交換器と導通し冷却水を
    供給する給水手段と、前記ヒータと水槽の間に位置する
    熱風循環経路内に取り付けられ、熱風温度を調節するた
    めの温調サーミスタと、熱風温度を検出する乾燥検知セ
    ンサーと、この乾燥検知センサーによって乾燥終了検知
    を行う乾燥制御部とからなる乾燥検知手段とを備え、乾
    燥開始後任意の時間で前記乾燥検知センサーと温調サー
    ミスタの温度差が所定の値以下の時、所定の時間で強制
    的に乾燥行程を終了するドラム式洗濯乾燥機。
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