JP2778212B2 - 衣類乾燥機の制御装置 - Google Patents

衣類乾燥機の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類の乾燥状態に応じて自動的に運転を停止
する衣類乾燥機の制御装置に関する。
従来の技術 近年、衣類乾燥機は自動的に乾燥状態を検知し停止さ
せる方式のものが主流となっている。
従来この種の衣類乾燥機の制御装置は第11図,第12図
および第13図に示すようなものが一般的であった。以
下、図面にもとづいて説明する。図に示すように、本体
1の下部に駆動源となるモータ2を設けてあり、このモ
ータ2と本体1の背面側に設けたファン3およびこのフ
ァン3の前方に設けた回転ドラム4との間にそれぞれベ
ルト5,6を張設して、モータ2の駆動によりファン3お
よび回転ドラム4を回転させるようにしている。また、
本体1の正面側の熱源となるヒータ7を配設し、ファン
3の回転によりヒータ7を通って加熱された熱風が回転
ドラム4内に導入され、回転ドラム4内に収容された被
乾燥物(衣類)が加熱乾燥される。図中の矢印Aは風の
流れを示す。また8は電極であり運転中は回転ドラム4
内の被乾燥物に接触するようにしている。
第12図に示すように、電極8は2個の導電部材9と絶
縁部材10により構成され、導電部材9間の抵抗値rを検
出することによって被乾燥物の乾燥状態を検知する。11
は温度センサーであり、回転ドラム4内の被乾燥物を通
過した後の温度を検出し、温度の過昇を防止するため
に、ある設定温度よりも高い温度が検出されたときはヒ
ータ7への通電やめ、ある設定温度よりも低い温度が検
出されたときはヒータ7への通電を行うように構成され
ている。
第13図に示すように、薄電部材9間の抵抗値rが所定
時間T1連続して設定値aよりも大きくなった時刻t2
り、一定の遅延時間T3経過した時刻t4において運転を終
了するように構成している。なお遅延時間T3を設定する
のは、時刻t2においては乾燥が不充分であるためであ
る。
発明が解決しようとする課題 このような従来の衣類乾燥機の制御装置では、回転ド
ラム4内の被乾燥物の容量が非常に少ない場合を考える
と、被乾燥物が電極8にほとんど当たらないために、抵
抗値rは運転当初からaよりも大となる。したがって、
時間T1に遅延時間T3を加えた時間が運転時間となる。ま
た、回転ドラム4内の被乾燥物がほとんど乾燥状態に近
い生乾きの状態で運転した場合を考えると、抵抗値rは
運転当初からaよりも大となる。したがって、時間T1
遅延時間T3を加えた時間が運転時間となる。すなわち、
被乾燥物が小量である場合と生乾きである場合は、被乾
燥物の乾燥状態にかかわらず一定の運転時間が設定され
る。その結果、被乾燥物の乾燥が不充分であったり過乾
燥になる恐れがある。
本発明は上記のような課題を解決するもので、被乾燥
物の容量、初期の湿り具合に応じて、最適の運転時間で
自動的に運転を停止させることを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明の衣類乾燥機の制御装置は上記目的を達成する
ために、熱源と、駆動源となるモータと、被乾燥物を回
転撹拌させる回転ドラムと、前記熱源により前記回転ド
ラム内に熱風を導入させるファンと、前記回転ドラム内
の被乾燥物に接触する位置に配設された電極と、前記電
極間の抵抗値を検出する抵抗検知手段と、前記抵抗検知
手段により検出された抵抗値を設定値と比較する抵抗比
較手段と、被乾燥物を通過した後の熱風の経路内に配設
された温度センサーと、前記温度センサーからの温度を
検出する温度検知手段と、前記温度検知手段により検出
された温度を設定値と比較する温度比較手段と、前記熱
源の動作状態を検出する熱源検知手段と、前記抵抗比較
手段および前記熱源検知手段にて得られた情報に基づき
運転時間を設定する演算手段と、前記演算手段により設
定された運転時間に基づいて前記熱源および前記モータ
を制御する制御手段を備え、前記制御手段は前記温度検
知手段からの検出温度と設定値とに対応させて熱源をO
N、OFFし、前記演算手段が設定する運転時間は、前記抵
抗比較手段により抵抗値が設定値よりもある時間連続し
て大となった時点から遅延時間を加えたものとし、この
遅延時間は前記熱源検知手段により検出された熱源の動
作時間の割合が少ないときは短くなるように設定したも
のである。
作用 本発明は上記した構成により、遅延時間は熱源検知手
段により検出された熱源の動作時間の割合が少ないとき
は短くなるように設定することにより、乾燥物の初期の
湿り状態と布量によって遅延時間を決めることができる
ことになる。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図〜第10図を参照
しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品には同
一符号を付し、その説明は省略する。
第1図に示すように、抵抗検知手段12は単位時間毎に
電極8の2個の導電部材間の抵抗値を検出し、温度検知
手段13は、温度センサー11の温度を検出する。マイクロ
コンピュータ14は、前記抵抗検知手段12により検出され
た抵抗値を設定値と比較する抵抗比較手段15と、温度検
知手段13により検出された温度を設定値と比較する温度
比較手段16と、ヒータ7の動作状態を検出する熱源検知
手段17と、抵抗比較手段15と熱源検知手段17にて得られ
た情報に基づき運転時間を設定する演算手段18を内臓す
るものである。制御手段19は、マイクロコンピュータ14
から出力される制御信号に従ってモータ2とヒータ7へ
の制御を行うものである。
上記構成おいて、回転ドラム4内に比較的多い容量の
被乾燥物を洗濯機で通常に脱水して投入し運転した場合
の抵抗検知手段12により検出された抵抗値Rの時間変化
を第2図に示す。そのときの温度検知手段13により検出
された温度Tempの時間変化を第3図に示す。また、その
ときの熱源検知手段17により検出されたヒータ7の動作
状態Eの次観変化を第4図に示す。第2図〜第4図にお
いて、Rが所定時間T5連続して設定値bよりも大きくな
った時刻t6より、遅延時間T7経過した時刻t8において運
転を終了する。温度Tempが設定値Cよりも高くなればヒ
ータ7への通電をやめ、設定値dよりも低くなればヒー
タ7へ通電する。時刻t8までTempは設定値Cよりも低い
ので、EはON状態である。
次に、回転ドラム4内に非常に容量の少ない被乾燥物
を投入した場合のRの時間変化を第5図に示す。そのと
きのTempの時間変化を第6図に、Eの時間変化を第7図
にそれぞれ示す。第5図〜第7図において、被乾燥物の
容量が少ないために電極8にほとんど接触しないので、
抵抗値Rは運転当初から設定値bよりも大きい。抵抗値
Rが所定時間T5連続して設定値bよりも大きくなった時
刻t′より、遅延時間T′経過した時刻t′にお
いて運転を終了する。温度Tempが設定値Cよりも高くな
ればヒータ7への通電をやめ、設定値dよりも低くなれ
ばヒータ7へ通電するためヒータ7は第7図のような状
態になる。ヒータ7の通電状態の割合P′は第7図に示
すように で表わされる。遅延時間T′はP′が小さいほど短く
なるように設定している。
次に、回転ドラム4内にほとんど乾燥状態に近い生乾
きの状態の被乾燥物を投入し運転した場合の抵抗値Rの
時間変化を第8図に、Tempの時間変化を第9図に、Eの
時間変化を第10図にそれぞれ示す。第8図〜第10図にお
いて、被乾燥物が当初から乾燥状態にあるために、抵抗
値Rは設定値bよりも大きい。抵抗値Rが所定時間T5
続して設定値bよりも大きくなった時刻t″より、遅
延時間T″経過した時刻t″において運転を終了す
る。ヒータ7は第10図のような状態になり、第7図の少
容量の場合に比べると通電状態の割合が少ない。ヒータ
7の通電状態の割合P″は で表わされる。すなわち、少容量の場合P′よりも小乾
きの場合のP″の方が小さい。遅延時間T″はP″が
小さいほど短くなるように設定しているので、T′
T″となる。
以上のように、電極8により乾燥状態の検出が正確に
できない少容量や生乾きの場合は、遅延時間を別のパラ
メータにて設定する必要がある。少容量の場合、ヒータ
7を通過した熱風が被乾燥物に当たらずに温度センサー
11部を通過する割合が高いため、温度は上昇しやすく下
降しやすい傾向になり、第7図に示すようにヒータ7は
ON−OFFを小刻みに繰り返し、P′は約0.5になる。これ
に対して、容量が多く生乾きの場合は、被乾燥物の熱容
量が少容量の場合よりも大きいため、温度は上昇しやす
く下降しにくい傾向になり、第10図に示すようにヒータ
7のON時間の割合が少なく、P″は0.5よりも小さくな
る。少容量の場合は乾燥効果が悪いため、運転時間を比
較的長く設定する必要がある。すなわち、少容量の遅延
時間T7は生乾きのT7よりも大きくなるように設定してい
る。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によ
れば、衣類の湿り状態により電極で抵抗値を検出する抵
抗検知手段と、温度センサーの温度を検知する温度検知
手段と、この温度検知手段により検出された温度を設定
値と比較する温度比較手段と、熱源の動作状態を検知す
る熱源検知手段と、この熱源検知手段および抵抗比較手
段によって得られた情報にもとづき運転時間を設定する
演算手段と、この演算手段により設定された運転時間に
もとづいて熱源およびモータを制御する制御手段とを備
え、前記演算手段が設定する運転時間は抵抗比較手段に
より抵抗値よりもある時間連続して大となった時間に遅
延時間を加えたものとし、この遅延時間は熱源検知手段
により検出された熱源の動作時間の割合が少ないときは
短くなるように設定することにより、乾燥物の量または
初期の乾燥状態に応じて適切な運転時間が設定でき、精
度の高い衣類乾燥機の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の衣類乾燥機の制御装置を示
すブロック図、第2図,第3図および第4図はそれぞれ
比較的多い容量の被乾燥物を投入して運転したときの検
出抵抗値、温度センサーの温度およびヒータの動作状態
の時間変化を示すグラフ、第5図,第6図,第7図はそ
れぞれ少容量の被乾燥物を投入して運転したときの検出
抵抗値,温度センサーの温度およびヒータの動作状態の
時間変化を示すグラフ、第8図,第9図および第10図は
それぞれ比較的多い容量のほとんど乾燥状態に近い被乾
燥物を投入して運転したときの検出抵抗値,温度センサ
ーの温度、ヒータの動作状態の時間変化を示すグラフ、
第11図は従来例の衣類乾燥機を示す縦断面図、第12図は
同衣類乾燥機の電極部を示す斜視図、第13図は従来例の
衣類乾燥機の制御装置の電極の抵抗値の時間変化を示し
たグラフである。 2……モータ、7……ヒータ、8……電極、11……温度
センサー、12……抵抗検知手段、13……温度検知手段、
14……マイクロコンピュータ、、15……抵抗比較手段、
16……温度比較手段、17……熱源検知手段、18……演算
手段、19……制御手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源と、駆動源となるモータと、被乾燥物
    を回転撹拌させる回転ドラムと、前記熱源により前記回
    転ドラム内に熱風を導入させるファンと、前記回転ドラ
    ム内の被乾燥物に接触する位置に配設された電極と、前
    記電極間の抵抗値を検出する抵抗検知手段と、前記抵抗
    検知手段により検出された抵抗値を設定値と比較する抵
    抗比較手段と、被乾燥物を通過した後の熱風の経路内に
    配設された温度センサーと、前記温度センサーからの温
    度を検出する温度検知手段と、前記温度検知手段により
    検出された温度を設定値と比較する温度比較手段と、前
    記熱源の動作状態を検出する熱源検知手段と、前記抵抗
    比較手段および前記熱源検知手段にて得られた情報に基
    づき運転時間を設定する演算手段と、前記演算手段によ
    り設定された運転時間に基づいて前記熱源および前記モ
    ータを制御する制御手段を備え、前記制御手段は前記温
    度検知手段からの検出温度と設定値とに対応させて熱源
    をON、OFFし、前記演算手段が設定する運転時間は、前
    記抵抗比較手段により抵抗値が設定値よりもある時間連
    続して大となった時点から遅延時間を加えたものとし、
    この遅延時間は前記熱源検知手段により検出された熱源
    の動作時間の割合が少ないときは短くなるように設定し
    た衣類乾燥機。
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