JP3237771B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3237771B2
JP3237771B2 JP05791992A JP5791992A JP3237771B2 JP 3237771 B2 JP3237771 B2 JP 3237771B2 JP 05791992 A JP05791992 A JP 05791992A JP 5791992 A JP5791992 A JP 5791992A JP 3237771 B2 JP3237771 B2 JP 3237771B2
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類の乾燥状態に応じ
て自動的に運転を停止する回転ドラム式の衣類乾燥機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の衣類乾燥機は、図7ないし
図9に示すようなものが一般的であった。以下、図面に
もとづいて説明する。図7に示すように本体51の下部に
駆動源となるモータ52を設けてあり、このモータ52と本
体51の背面側に設けたファン53およびこのファン53の前
方に設けた回転ドラム54との間にそれぞれベルト55,56
を張設してモータ52の駆動によりファン53および回転ド
ラム54を回転させるようにしている。また、本体51の正
面側に熱源となるヒータ57を配設し、ファン53の回転に
よるヒータ57を通って加熱された熱風が熱風吹出口58を
介して回転ドラム54内に導入され、回転ドラム54内に収
容された被乾燥物(衣類)が加熱乾燥される。矢印Aは風
の流れを示す。また、59は電極であり運転中は回転ドラ
ム54内の被乾燥物に接触するようにしている。図8に示
すように、電極59は2個の導電部材60と絶縁部材61によ
り構成され、導電部材60間の抵抗値rを検出することに
よって被乾燥物の乾燥状態を検知する。図9に示すよう
に、導電部材60間の抵抗値rが所定時間T1連続して設
定値aよりも大きくなった時刻t2より、一定の遅延時
間T3経過した時刻t4において運転を終了するように
構成している。なお遅延時間T3を設定するのは時刻t
2においては乾燥が不十分であるためである。また、62
は温度センサーでありヒータ57の近傍に配設されてい
る。63はフィルターであり被乾燥物の糸屑を回収する。
使用者がフィルター63を掃除せずに繰り返し運転を行っ
た場合、糸屑がフィルター63に堆積し矢印Aの風の流れ
が弱くなる。すなわちヒータ57を通過する風量が小さく
なるため近傍に配設された温度センサー62の温度が高く
なる。温度センサー62の温度が設定値よりも高くなった
ときは安のために運転を停止するように構成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、運転中に温度センサーの温度が設定値よりも高く
なったときは安全のために運転を停止するため、使用者
にフィルターを掃除する習慣がない場合、何回かに1回
は必ず被乾燥物が未乾燥状態のまま運転が途中で停止す
ることとなり不便である。本発明は上記のような課題を
解決するもので、使用者にフィルターを掃除する習慣が
ない場合でも安全性を確保しつつ被乾燥物を乾燥でき自
動的に運転を停止させることができる衣類乾燥機を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の衣類乾燥機は上
記目的を達成するために、熱源と、駆動源となるモータ
と、被乾燥物を回転撹拌させる回転ドラムと、前記熱源
より前記回転ドラム内に熱風を導入させるファンと、前
記熱源の近傍に配設された温度センサーと、前記温度セ
ンサーからの温度を検出する温度検知手段と、前記温度
検知手段により検出された温度を所定の設定値と比較す
る比較手段と、前記比較手段にて得られた情報に基づき
前記熱源および前記モータの運転方法を設定する演算手
段と、前記演算手段により設定された運転方法に基づい
て前記熱源および前記モータを制御する制御手段と、前
記比較手段にて得られた情報を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段の情報を報知する報知手段とを備え、前記演
算手段が設定する運転方法は、前記比較手段によって
記温度検知手段により検出された温度が前記所定の設定
値よりも高いと検出されたときは前記制御手段により前
記熱源の入力を低くしかつ乾燥が不十分にならないよう
運転時間が長くなるよう設定し、運転終了後には前記
記憶手段に記憶された情報にもとづき前記報知手段によ
り報知するように構成したものである。また本発明は、
温度検知手段により検出された温度が所定の設定値より
も高いと検出されたとき、熱源の入力を低くしても、前
記温度検知手段により検出された温度が前記所定の設定
値よりも高くなった場合、制御手段により運転を停止
し、報知手段により報知するように構成したものであ
る。
【0005】
【作用】本発明は上記した構成により、使用者にフィル
ターを掃除する習慣がない場合でも安全性を確保しつつ
被乾燥物を乾燥でき自動的に運転を停止させることがで
きることとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図6を参照しながら説明する。図1に示すように本体1
の下部に駆動源となるモータ2を設けてあり、このモー
タ2と本体1の背面側に設けたファン3の前方に設けた
回転ドラム4との間にそれぞれベルト5,6を張設して
モータ2の駆動によりファン3および回転ドラム4を回
転させるようにしている。また、本体1の正面側に熱源
となるヒータ7を配設し、ファン3の回転によりヒータ
7を通って加熱された熱風が熱風吹出口8を介して回転
ドラム4内に導入され、回転ドラム4内に収納された被
乾燥物(衣類)が加熱乾燥される。矢印Bは風の流れを示
す。また、9は電極であり運転中は回転ドラム4内の被
乾燥物に接触するようにしている。図2に示すように、
電極9は2個の導電部材10と絶縁部材11により構成さ
れ、導電部材10間の抵抗値Rを検出することによって被
乾燥物の乾燥状態を検知する。また、12は温度センサー
でありヒータ7の近傍に設置されている。13はフィルタ
ーであり被乾燥物の糸屑を回収する。図3に示すよう
に、抵抗検知手段14は、電極9の2個の導電部材10間の
抵抗値Rを検出し、温度検知手段15は、温度センサー12
からの温度Tsを検出する。マイクロコンピュータ16
は、温度検知手段15により検出された温度を設定値bと
比較する比較手段17と、比較手段17にて得られた情報に
基づき運転方法を設定する演算手段18と、比較手段17に
て得られた情報を記憶する記憶手段19によって構成され
ている。制御手段20は、マイクロコンピュータ16から出
力される制御信号に従ってヒータ7およびモータ2への
制御を行うようになっている。報知手段21は、マイクロ
コンピュータ16内の記憶手段19の情報を報知する。
【0007】以上のように構成された衣類乾燥機につい
て、図4ないし図6を用いてその動作を説明する。温度
検知手段15により検出された温度Tsが比較手段17によ
って設定値bよりも低いと検出されているときは、図4
に示すように、2個の導電部材10間の抵抗値Rが所定時
間T5連続して設定値cよりも大きくなった時刻t6よ
り、遅延時間T7経過した時刻t8において運転を終了
するように構成している。遅延時間T7を設定するのは
時刻t6においては乾燥が不十分であるためである。使
用者がフィルター13を掃除せずに繰り返し運転を行った
場合、糸屑がフィルター13に堆積し矢印Bの風の流れが
弱くなる。すなわちヒータ7を通過する風量が小さくな
るため近傍に配設された温度センサー12の温度が高くな
る。図5および図6に示すように、温度検知手段15によ
り検出された温度Tsが時刻t9において比較手段17に
よって設定値bよりも高いと検出されたときは、制御手
段20によりヒータ7の入力を低くして運転を続行し、演
算手段18によって低い入力でも乾燥が不十分にならない
ように長めの運転時間を設定する。そして、温度検知手
段15により検出された温度Tsが比較手段17によって設
定値bよりも高いと検出されたという情報は記憶手段19
により記憶され、運転終了後報知手段21によって報知さ
れる。この構成により使用者にフィルターを掃除する習
慣がない場合でも安定性を確保しつつ被乾燥物を乾燥で
き自動的に運転を停止させることができる。温度検知手
段15により検出された温度Tsと設定値bとの比較は常
時行っており、ヒータ7に入力を低くしても温度Tsが
設定値bよりも高くなったときは安全のために運転を停
止し報知手段21によって報知する。本実施例では、熱源
として入力可変のヒータを備えた電気衣類乾燥機の例を
示したが、熱源としてガスバーナー、その制御手段とし
て比例制御弁を備えたガス衣類乾燥機においても同様の
効果が得られる。
【0008】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明
は、熱源と、駆動源となるモータと、被乾燥物を回転撹
拌させる回転ドラムと、前記熱源より前記回転ドラム内
に熱風を導入させるファンと、前記熱源の近傍に配設さ
れた温度センサーと、前記温度センサーからの温度を検
出する温度検知手段と、前記温度検知手段により検出さ
れた温度を所定の設定値と比較する比較手段と、前記比
較手段にて得られた情報に基づき前記熱源および前記モ
ータの運転方法を設定する演算手段と、前記演算手段に
より設定された運転方法に基づいて前記熱源および前記
モータを制御する制御手段と、前記比較手段にて得られ
た情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の情報を報
知する報知手段とを備え、前記演算手段が設定する運転
方法は、前記比較手段によって前記温度検知手段により
検出された温度が前記所定の設定値よりも高いと検出さ
れたときは前記制御手段により前記熱源の入力を低くし
かつ乾燥が不十分にならないように運転時間が長くなる
う設定し、運転終了後には前記記憶手段に記憶された
情報にもとづき前記報知手段により報知するように構成
したことにより、使用者にフィルターを掃除する習慣が
ない場合でも安全性を確保しつつ被乾燥物を乾燥でき自
動的に運転を停止させることができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における衣類乾燥機の縦断面
図である。
【図2】本発明の一実施例における衣類乾燥機の電極部
を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例における衣類乾燥機のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の一実施例における衣類乾燥機において
電極の検出抵抗値の時間変化を示したグラフである。
【図5】本発明の一実施例における衣類乾燥機において
温度センサーの温度が設定値よりも高いと検出された場
合の温度センサーの温度の時間変化を示したグラフであ
る。
【図6】本発明の一実施例における衣類乾燥機において
温度センサーの温度が設定値よりも高いと検出された場
合のヒータ入力の時間変化を示したグラフである。
【図7】従来の衣類乾燥機の縦断面図である。
【図8】従来の衣類乾燥機の電極部を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の衣類乾燥機における電極の検出抵抗値の
時間変化を示したグラフである。
【符号の説明】
1,51…本体、 2,52…モータ、 3,53…ファン、
4,54…回転ドラム、5,6,55,56…ベルト、
7,57…ヒータ、 8,58…熱風吹出口、 9,59…電
極、 10,60…導電部材、 11,61…絶縁部材、 12,
62…温度センサー、13,63…フィルター、 14…抵抗検
知手段、 15…温度検知手段、 16…マイクロコンピュ
ータ、 17…比較手段、 18…演算手段、 19…記憶手
段、 20…制御手段、 21…報知手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−309998(JP,A) 特開 平1−175898(JP,A) 特開 平4−64396(JP,A) 特開 平1−135396(JP,A) 特開 昭63−19197(JP,A) 特開 昭58−221996(JP,A) 特開 平4−33699(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源と、駆動源となるモータと、被乾燥
    物を回転撹拌させる回転ドラムと、前記熱源より前記回
    転ドラム内に熱風を導入させるファンと、前記熱源の近
    傍に配設された温度センサーと、前記温度センサーから
    の温度を検出する温度検知手段と、前記温度検知手段に
    より検出された温度を所定の設定値と比較する比較手段
    と、前記比較手段にて得られた情報に基づき前記熱源お
    よび前記モータの運転方法を設定する演算手段と、前記
    演算手段により設定された運転方法に基づいて前記熱源
    および前記モータを制御する制御手段と、前記比較手段
    にて得られた情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
    の情報を報知する報知手段とを備え、前記演算手段が設
    定する運転方法は、前記比較手段によって前記温度検知
    手段により検出された温度が前記所定の設定値よりも高
    いと検出されたときは前記制御手段により前記熱源の入
    力を低くしかつ乾燥が不十分にならないように運転時間
    が長くなるよう設定し、運転終了後には前記記憶手段に
    記憶された情報にもとづき前記報知手段により報知する
    ように構成したことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 温度検知手段により検出された温度が所
    定の設定値よりも高いと検出されたとき、熱源の入力を
    低くしても、前記温度検知手段により検出された温度が
    前記所定の設定値よりも高くなった場合、制御手段によ
    り運転を停止し、報知手段により報知するように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
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