JPH08103598A - 衣類乾燥機の制御装置 - Google Patents
衣類乾燥機の制御装置Info
- Publication number
- JPH08103598A JPH08103598A JP6242793A JP24279394A JPH08103598A JP H08103598 A JPH08103598 A JP H08103598A JP 6242793 A JP6242793 A JP 6242793A JP 24279394 A JP24279394 A JP 24279394A JP H08103598 A JPH08103598 A JP H08103598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary drum
- time
- resistance
- rotation speed
- dried
- Prior art date
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衣類を収容し乾燥させる回転ドラムの回転数
を制御可能とした衣類乾燥機の制御装置において、被乾
燥物の量に応じて最適の回転ドラム回転数を設定し、効
率よく乾燥できるようにする。 【構成】 回転ドラム内の衣類に接触するように電極1
0を設け、電極10間の抵抗値を抵抗検知手段16によ
り検知し、抵抗検知手段16により検知した抵抗値が所
定値よりも所定時間連続して大となった時間を予め設定
した時間と電極検知時間比較手段20により比較する。
回転ドラムの回転数を検知する回転数検知手段17の出
力と電極検知時間比較手段20の出力とを回転ドラムの
回転を制御する制御手段21に入力し、制御手段21
は、運転開始より予め設定した時間までに抵抗検知手段
16の出力が所定時間連続して所定値以上のとき、回転
ドラムの回転数を低減するようにしている。
を制御可能とした衣類乾燥機の制御装置において、被乾
燥物の量に応じて最適の回転ドラム回転数を設定し、効
率よく乾燥できるようにする。 【構成】 回転ドラム内の衣類に接触するように電極1
0を設け、電極10間の抵抗値を抵抗検知手段16によ
り検知し、抵抗検知手段16により検知した抵抗値が所
定値よりも所定時間連続して大となった時間を予め設定
した時間と電極検知時間比較手段20により比較する。
回転ドラムの回転数を検知する回転数検知手段17の出
力と電極検知時間比較手段20の出力とを回転ドラムの
回転を制御する制御手段21に入力し、制御手段21
は、運転開始より予め設定した時間までに抵抗検知手段
16の出力が所定時間連続して所定値以上のとき、回転
ドラムの回転数を低減するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類を収容し乾燥させ
る回転ドラムの回転数を制御可能とした衣類乾燥機の制
御装置に関する。
る回転ドラムの回転数を制御可能とした衣類乾燥機の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衣類乾燥機は使い勝手をよくする
ために自動的に運転を停止する制御装置を備えたものが
主流となってきている。
ために自動的に運転を停止する制御装置を備えたものが
主流となってきている。
【0003】従来、この種の衣類乾燥機には図7に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0004】図に示すように、乾燥機本体1の上部にモ
ータ2を吊設し、乾燥機本体1の背面側に設けたファン
3および回転ドラム4はベルト5、6を介してモータ2
により駆動される。乾燥機本体1の正面側に設けた熱風
吹出口7を有する内周板8には熱源となる正の温度特性
を有するヒータ9を配設し、ファン3の回転により、ヒ
ータ9を通って加熱された熱風が熱風吹出口7から回転
ドラム4内(矢印A)に導入され、衣類が加熱乾燥され
る。電極10は、内周板8に取り付けられて被乾燥物
(衣類)に接触するようにしている。この電極10は、
図8に示すように、2個の導電部材11と絶縁部材12
とにより構成され、導電部材11間の抵抗値Rを検出す
ることによって被乾燥物の乾燥状態を検知する。
ータ2を吊設し、乾燥機本体1の背面側に設けたファン
3および回転ドラム4はベルト5、6を介してモータ2
により駆動される。乾燥機本体1の正面側に設けた熱風
吹出口7を有する内周板8には熱源となる正の温度特性
を有するヒータ9を配設し、ファン3の回転により、ヒ
ータ9を通って加熱された熱風が熱風吹出口7から回転
ドラム4内(矢印A)に導入され、衣類が加熱乾燥され
る。電極10は、内周板8に取り付けられて被乾燥物
(衣類)に接触するようにしている。この電極10は、
図8に示すように、2個の導電部材11と絶縁部材12
とにより構成され、導電部材11間の抵抗値Rを検出す
ることによって被乾燥物の乾燥状態を検知する。
【0005】上記構成において図9を参照しながら動作
を説明すると、運転時間の経過とともに電極10の導電
部材11間の抵抗値Rは徐々に上昇し、図9に示すよう
に、導電部材11間の抵抗値Rが所定時間T1の間、連
続して設定値R1よりも大きくなった時刻t2より、予め
設定された所定時間T3経過した時刻t4において運転を
終了するようになっている。
を説明すると、運転時間の経過とともに電極10の導電
部材11間の抵抗値Rは徐々に上昇し、図9に示すよう
に、導電部材11間の抵抗値Rが所定時間T1の間、連
続して設定値R1よりも大きくなった時刻t2より、予め
設定された所定時間T3経過した時刻t4において運転を
終了するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、回転ドラム4の回転数が一定であるので、特に、
被乾燥物の量が少ないとき、被乾燥物に熱風が効率よく
当たらず、被乾燥物の乾燥状態を誤検知して過乾燥また
は未乾燥になるという問題があった。
では、回転ドラム4の回転数が一定であるので、特に、
被乾燥物の量が少ないとき、被乾燥物に熱風が効率よく
当たらず、被乾燥物の乾燥状態を誤検知して過乾燥また
は未乾燥になるという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、被乾
燥物の量に応じて最適の回転ドラム回転数を設定し、効
率よく乾燥できるようにすることを第1の目的としてい
る。
燥物の量に応じて最適の回転ドラム回転数を設定し、効
率よく乾燥できるようにすることを第1の目的としてい
る。
【0008】また、被乾燥物の量に応じて最適の回転ド
ラム回転数を設定するとともに、熱風による被乾燥物の
傷みを防止することを第2の目的としている。
ラム回転数を設定するとともに、熱風による被乾燥物の
傷みを防止することを第2の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、回転ドラム内の衣類に接触するよう
に設けられた電極と、前記電極間の抵抗値を検知する抵
抗検知手段と、前記抵抗検知手段により検知した抵抗値
が所定値よりも所定時間連続して大となった時間を予め
設定した時間と比較する電極検知時間比較手段と、前記
回転ドラムの回転数を検知する回転数検知手段と、前記
電極検知時間比較手段の出力と回転数検知手段の出力と
を入力し前記回転ドラムの回転を制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、運転開始より予め設定した時間
までに前記抵抗検知手段の出力が所定時間連続して所定
値以上のとき、前記回転ドラムの回転数を低減するよう
にしたことを第1の課題解決手段としている。
を達成するために、回転ドラム内の衣類に接触するよう
に設けられた電極と、前記電極間の抵抗値を検知する抵
抗検知手段と、前記抵抗検知手段により検知した抵抗値
が所定値よりも所定時間連続して大となった時間を予め
設定した時間と比較する電極検知時間比較手段と、前記
回転ドラムの回転数を検知する回転数検知手段と、前記
電極検知時間比較手段の出力と回転数検知手段の出力と
を入力し前記回転ドラムの回転を制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、運転開始より予め設定した時間
までに前記抵抗検知手段の出力が所定時間連続して所定
値以上のとき、前記回転ドラムの回転数を低減するよう
にしたことを第1の課題解決手段としている。
【0010】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、回転ドラム内の熱風温度
を検知する温度検知手段を備え、制御手段は、前記温度
検知手段の出力により前記回転ドラムの回転数を制御す
るようにしたことを第2の課題解決手段としている。
第1の課題解決手段に加えて、回転ドラム内の熱風温度
を検知する温度検知手段を備え、制御手段は、前記温度
検知手段の出力により前記回転ドラムの回転数を制御す
るようにしたことを第2の課題解決手段としている。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
回転ドラムの被乾燥物の量が少ないときは、被乾燥物が
遠心力により回転ドラムの外周部に寄ってしまうため、
運転開始より予め設定した時間までに抵抗検知手段の出
力が連続して所定値以上になり、被乾燥物の量が少ない
と判定することができ、被乾燥物の量が少ないときは、
回転ドラムの回転数を低くして、被乾燥物が遠心力によ
り回転ドラムの外周面に寄ってしまうことにより効率が
悪くなることを防止できる。
回転ドラムの被乾燥物の量が少ないときは、被乾燥物が
遠心力により回転ドラムの外周部に寄ってしまうため、
運転開始より予め設定した時間までに抵抗検知手段の出
力が連続して所定値以上になり、被乾燥物の量が少ない
と判定することができ、被乾燥物の量が少ないときは、
回転ドラムの回転数を低くして、被乾燥物が遠心力によ
り回転ドラムの外周面に寄ってしまうことにより効率が
悪くなることを防止できる。
【0012】また、第2の課題解決手段により、回転転
ドラム内の被乾燥物の容量が少ないとき、回転ドラムの
回転数を低くすると、回転ドラム内のの流れが弱くなっ
て熱風に温度が上昇するため、温度検知手段の出力によ
り回転ドラムの回転数を制御することによって、熱風の
温度が設定値を越えないようにでき、熱風による被乾燥
物の傷みを防止することができる。
ドラム内の被乾燥物の容量が少ないとき、回転ドラムの
回転数を低くすると、回転ドラム内のの流れが弱くなっ
て熱風に温度が上昇するため、温度検知手段の出力によ
り回転ドラムの回転数を制御することによって、熱風の
温度が設定値を越えないようにでき、熱風による被乾燥
物の傷みを防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
【0014】図に示すように、回転ドラム4の外壁に磁
石13を設け、ファンケーシング14上の磁石13に対
向する位置に磁気近接スイッチ15を設けている。抵抗
検知手段16は、電極10の導電部材11間の抵抗値R
を検出し、回転ドラム4内の被乾燥物の乾燥度を検知す
るものである。回転数検知手段17は、磁気近接スイッ
チ15により回転ドラム4の回転数Nを検知するもので
ある。
石13を設け、ファンケーシング14上の磁石13に対
向する位置に磁気近接スイッチ15を設けている。抵抗
検知手段16は、電極10の導電部材11間の抵抗値R
を検出し、回転ドラム4内の被乾燥物の乾燥度を検知す
るものである。回転数検知手段17は、磁気近接スイッ
チ15により回転ドラム4の回転数Nを検知するもので
ある。
【0015】マイクロコンピュータ18は、抵抗検知手
段16により検出された抵抗値Rを設定値と比較する抵
抗比較手段19と、抵抗比較手段19により抵抗値が所
定値よりも所定時間連続して大となった時間を予め設定
した時間と比較する電極検知時間比較手段20と、回転
数検知手段17の出力と電極検知時間比較手段20の出
力とを入力し、回転ドラム4の回転を制御する制御手段
21とによって構成している。駆動手段22、23は、
それぞれ制御手段21から出力される制御信号に従っ
て、モータ2およびヒータ9を駆動するようにしてい
る。
段16により検出された抵抗値Rを設定値と比較する抵
抗比較手段19と、抵抗比較手段19により抵抗値が所
定値よりも所定時間連続して大となった時間を予め設定
した時間と比較する電極検知時間比較手段20と、回転
数検知手段17の出力と電極検知時間比較手段20の出
力とを入力し、回転ドラム4の回転を制御する制御手段
21とによって構成している。駆動手段22、23は、
それぞれ制御手段21から出力される制御信号に従っ
て、モータ2およびヒータ9を駆動するようにしてい
る。
【0016】制御手段21は、運転開始より予め設定し
た時間までに抵抗検知手段16の出力が所定時間連続し
て所定値以上のとき、回転ドラム4内の被乾燥物の量が
少ないと判定し、駆動手段22を介してモータ2の回転
数を低くして、回転ドラム4の回転数が低くなるように
運転するようにしている。
た時間までに抵抗検知手段16の出力が所定時間連続し
て所定値以上のとき、回転ドラム4内の被乾燥物の量が
少ないと判定し、駆動手段22を介してモータ2の回転
数を低くして、回転ドラム4の回転数が低くなるように
運転するようにしている。
【0017】上記構成において、図3(a)(b)および図4
(a)(b)を参照しながら動作を説明する。回転ドラム4内
の被乾燥物の容量が多いときは、湿った状態の被乾燥物
が比較的長時間電極10に当たっているので、図3(a)
に示すように、電極検知時間比較手段20は、電極10
の抵抗値Rが所定時間T5連続して所定値R0よりも大き
くなった時刻t6が予め設定した時間t0よりも遅いと判
断する。そして、時刻t6より所定時間(遅延時間)T7
経過した時刻t8において運転を終了する。この場合の
回転ドラム4の回転数Nは、図3(b)に示すように、設
定値N1となるように制御される。
(a)(b)を参照しながら動作を説明する。回転ドラム4内
の被乾燥物の容量が多いときは、湿った状態の被乾燥物
が比較的長時間電極10に当たっているので、図3(a)
に示すように、電極検知時間比較手段20は、電極10
の抵抗値Rが所定時間T5連続して所定値R0よりも大き
くなった時刻t6が予め設定した時間t0よりも遅いと判
断する。そして、時刻t6より所定時間(遅延時間)T7
経過した時刻t8において運転を終了する。この場合の
回転ドラム4の回転数Nは、図3(b)に示すように、設
定値N1となるように制御される。
【0018】つぎに、回転ドラム4内の被乾燥物の容量
が少ないときは、回転ドラム4の回転数が設定値N1な
らば、被乾燥物が遠心力により回転ドラム4の外周部に
寄ってしまうので、被乾燥物に熱風が効率よく当たらな
い。また、被乾燥物が電極10にほとんど当たらないの
で、電極10の抵抗値Rは、図4(a)に示すように、当
初から所定値R0よりも大きい。すなわち、電極検知時
間比較手段20は、電極10の抵抗値Rが所定時間T5
連続して所定値R0よりも大きくなった時刻t9が予め設
定した時間t0よりも早いと判断する。そして、時刻t9
より所定時間(遅延時間)T10経過した時刻t11におい
て運転を終了する。また、この場合の回転ドラム4の回
転数Nは、図4(b)に示すように、時刻t9以降は設定値
N1よりも低い設定値N2となるように制御される。
が少ないときは、回転ドラム4の回転数が設定値N1な
らば、被乾燥物が遠心力により回転ドラム4の外周部に
寄ってしまうので、被乾燥物に熱風が効率よく当たらな
い。また、被乾燥物が電極10にほとんど当たらないの
で、電極10の抵抗値Rは、図4(a)に示すように、当
初から所定値R0よりも大きい。すなわち、電極検知時
間比較手段20は、電極10の抵抗値Rが所定時間T5
連続して所定値R0よりも大きくなった時刻t9が予め設
定した時間t0よりも早いと判断する。そして、時刻t9
より所定時間(遅延時間)T10経過した時刻t11におい
て運転を終了する。また、この場合の回転ドラム4の回
転数Nは、図4(b)に示すように、時刻t9以降は設定値
N1よりも低い設定値N2となるように制御される。
【0019】このように本実施例によれば、被乾燥物の
量の多少により電極10の抵抗値Rが所定値R0よりも
大きくなる時刻が変化することを利用して、電極検知時
間比較手段20によって設定値と比較することにより、
被乾燥物の量の多少を知ることができ、被乾燥物の量が
少ないときは、回転ドラム4の回転数Nを低く設定し
て、被乾燥物が遠心力により回転ドラム4の外周面に寄
ってしまうことにより効率が悪くなるのを防止できる。
さらに、最適の運転時間で自動的に運転を停止させるこ
とができる。
量の多少により電極10の抵抗値Rが所定値R0よりも
大きくなる時刻が変化することを利用して、電極検知時
間比較手段20によって設定値と比較することにより、
被乾燥物の量の多少を知ることができ、被乾燥物の量が
少ないときは、回転ドラム4の回転数Nを低く設定し
て、被乾燥物が遠心力により回転ドラム4の外周面に寄
ってしまうことにより効率が悪くなるのを防止できる。
さらに、最適の運転時間で自動的に運転を停止させるこ
とができる。
【0020】つぎに、本発明の第2の実施例を図2およ
び図5を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
び図5を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0021】図に示すように、温度センサ24は、内周
板8の熱風吹出口7の下部に設けて熱風温度を検出する
ようにしている。温度検知手段25は温度センサ24か
らの温度Tsを検出する。
板8の熱風吹出口7の下部に設けて熱風温度を検出する
ようにしている。温度検知手段25は温度センサ24か
らの温度Tsを検出する。
【0022】マイクロコンピュータ26は、抵抗比較手
段19と電極検知時間比較手段20と制御手段27とに
よって構成し、制御手段27は、運転開始より予め設定
した時間までに抵抗検知手段16の出力が所定時間連続
して所定値以上のとき、回転ドラム4内の被乾燥物の量
が少ないと判定し、駆動手段22を介してモータ2の回
転数を低くして、回転ドラム4の回転数が低くなるよう
に運転するとともに、温度検知手段25の出力により回
転ドラム4の回転数を制御するようにし、温度検知手段
25により検出した温度センサ24からの温度Ts(熱
風温度)が上がり過ぎないようにしている。
段19と電極検知時間比較手段20と制御手段27とに
よって構成し、制御手段27は、運転開始より予め設定
した時間までに抵抗検知手段16の出力が所定時間連続
して所定値以上のとき、回転ドラム4内の被乾燥物の量
が少ないと判定し、駆動手段22を介してモータ2の回
転数を低くして、回転ドラム4の回転数が低くなるよう
に運転するとともに、温度検知手段25の出力により回
転ドラム4の回転数を制御するようにし、温度検知手段
25により検出した温度センサ24からの温度Ts(熱
風温度)が上がり過ぎないようにしている。
【0023】上記構成において、図6(a)(b)を参照しな
がら動作を説明する。回転ドラム4内の被乾燥物の容量
が少ないときは、上記第1の実施例と同様にして、図6
(a)に示すように、時刻t9において回転ドラム4の回転
数Nが設定値N1から設定値N2となるように制御され
る。回転ドラム4の回転数を低くするためにモータ2の
回転数を低くすると、それに伴ってファン3の回転数も
低くなる。
がら動作を説明する。回転ドラム4内の被乾燥物の容量
が少ないときは、上記第1の実施例と同様にして、図6
(a)に示すように、時刻t9において回転ドラム4の回転
数Nが設定値N1から設定値N2となるように制御され
る。回転ドラム4の回転数を低くするためにモータ2の
回転数を低くすると、それに伴ってファン3の回転数も
低くなる。
【0024】ファン3の回転数も低くなると、図2に示
す矢印Aの風の流れが弱くなり、ヒータ9を通過する風
量も少なくなる。ヒータ9は正の温度特性を有するの
で、温度センサ24の温度Tsが上昇する。温度センサ
24の温度Ts、すなわち熱風温度が上昇し過ぎると、
被乾燥物が熱により傷みやすくなるので、図6(b)に示
すように、時刻t12以降は温度センサ24の温度Tsが
設定値T0を越えないように、モータ2の回転数を制御
する。
す矢印Aの風の流れが弱くなり、ヒータ9を通過する風
量も少なくなる。ヒータ9は正の温度特性を有するの
で、温度センサ24の温度Tsが上昇する。温度センサ
24の温度Ts、すなわち熱風温度が上昇し過ぎると、
被乾燥物が熱により傷みやすくなるので、図6(b)に示
すように、時刻t12以降は温度センサ24の温度Tsが
設定値T0を越えないように、モータ2の回転数を制御
する。
【0025】その結果、回転ドラム4の回転数Nは、図
6(a)に示すように変化し、時刻t9までは設定値N1で
あるが、時刻t9以降は設定値N2となり、時刻t12以降
はモータ2の回転数制御に伴って設定値N2よりも高い
回転数となり、時刻t9 より遅延時間T13経過した時刻
t14において運転を終了する。
6(a)に示すように変化し、時刻t9までは設定値N1で
あるが、時刻t9以降は設定値N2となり、時刻t12以降
はモータ2の回転数制御に伴って設定値N2よりも高い
回転数となり、時刻t9 より遅延時間T13経過した時刻
t14において運転を終了する。
【0026】このように本実施例によれば、被乾燥物の
量が少ないときは、回転ドラム4の回転数Nを小さく設
定し、しかも、熱風温度の過昇による被乾燥物の傷みを
防止することができる。
量が少ないときは、回転ドラム4の回転数Nを小さく設
定し、しかも、熱風温度の過昇による被乾燥物の傷みを
防止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、回転ドラム内の
衣類に接触するように設けられた電極と、前記電極間の
抵抗値を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手段に
より検知した抵抗値が所定値よりも所定時間連続して大
となった時間を予め設定した時間と比較する電極検知時
間比較手段と、前記回転ドラムの回転数を検知する回転
数検知手段と、前記電極検知時間比較手段の出力と回転
数検知手段の出力とを入力し前記回転ドラムの回転を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、運転開始よ
り予め設定した時間までに前記抵抗検知手段の出力が所
定時間連続して所定値以上のとき、前記回転ドラムの回
転数を低減するようにしたから、被乾燥物の量が少ない
ときに、被乾燥物が遠心力により回転ドラムの外周面に
寄ってしまうことによる効率が悪くなるのを防止するこ
とができ、最適の乾燥方法を設定することができる。
衣類に接触するように設けられた電極と、前記電極間の
抵抗値を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手段に
より検知した抵抗値が所定値よりも所定時間連続して大
となった時間を予め設定した時間と比較する電極検知時
間比較手段と、前記回転ドラムの回転数を検知する回転
数検知手段と、前記電極検知時間比較手段の出力と回転
数検知手段の出力とを入力し前記回転ドラムの回転を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、運転開始よ
り予め設定した時間までに前記抵抗検知手段の出力が所
定時間連続して所定値以上のとき、前記回転ドラムの回
転数を低減するようにしたから、被乾燥物の量が少ない
ときに、被乾燥物が遠心力により回転ドラムの外周面に
寄ってしまうことによる効率が悪くなるのを防止するこ
とができ、最適の乾燥方法を設定することができる。
【0028】また、回転ドラム内の熱風温度を検知する
温度検知手段を備え、制御手段は、前記温度検知手段の
出力により前記回転ドラムの回転数を制御するようにし
たから、被乾燥物の量により回転ドラムの回転数を制御
しながら、熱風温度の過昇による被乾燥物の傷みを防止
することができ、最適の乾燥方法を設定することができ
る。
温度検知手段を備え、制御手段は、前記温度検知手段の
出力により前記回転ドラムの回転数を制御するようにし
たから、被乾燥物の量により回転ドラムの回転数を制御
しながら、熱風温度の過昇による被乾燥物の傷みを防止
することができ、最適の乾燥方法を設定することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例の衣類乾燥機の制御装置
のブロック回路図
のブロック回路図
【図2】同衣類乾燥機の縦断面図
【図3】同衣類乾燥機の制御装置の被乾燥物の量が多い
ときの要部動作タイムチャート
ときの要部動作タイムチャート
【図4】同衣類乾燥機の制御装置の被乾燥物の量が少な
いときの要部動作タイムチャート
いときの要部動作タイムチャート
【図5】本発明の第2の実施例の衣類乾燥機の制御装置
のブロック回路図
のブロック回路図
【図6】同衣類乾燥機の制御装置の被乾燥物の量が少な
いときの要部動作タイムチャート
いときの要部動作タイムチャート
【図7】従来の衣類乾燥機の縦断面図
【図8】同衣類乾燥機の制御装置の電極の斜視図
【図9】同衣類乾燥機の制御装置の電極の検出抵抗値と
時間変化との関係を示す特性図
時間変化との関係を示す特性図
4 回転ドラム 10 電極 16 抵抗検知手段 17 回転数検知手段 20 電極検知時間比較手段 21 制御手段
Claims (2)
- 【請求項1】 回転ドラム内の衣類に接触するように設
けられた電極と、前記電極間の抵抗値を検知する抵抗検
知手段と、前記抵抗検知手段により検知した抵抗値が所
定値よりも所定時間連続して大となった時間を予め設定
した時間と比較する電極検知時間比較手段と、前記回転
ドラムの回転数を検知する回転数検知手段と、前記電極
検知時間比較手段の出力と回転数検知手段の出力とを入
力し前記回転ドラムの回転を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、運転開始より予め設定した時間ま
でに前記抵抗検知手段の出力が所定時間連続して所定値
以上のとき、前記回転ドラムの回転数を低減するように
した衣類乾燥機の制御装置。 - 【請求項2】 回転ドラム内の熱風温度を検知する温度
検知手段を備え、制御手段は、前記温度検知手段の出力
により前記回転ドラムの回転数を制御するようにした請
求項1記載の衣類乾燥機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6242793A JPH08103598A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6242793A JPH08103598A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103598A true JPH08103598A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17094380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6242793A Pending JPH08103598A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 衣類乾燥機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH08103598A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100459188B1 (ko) * | 2002-09-25 | 2004-12-03 | 엘지전자 주식회사 | 의류건조기의 건조도 감지 구조 |
JP2010240007A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Panasonic Corp | 衣類乾燥機 |
JP2016013363A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 布材処理装置 |
CN106149330A (zh) * | 2015-03-31 | 2016-11-23 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种干衣机及其控制方法 |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP6242793A patent/JPH08103598A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100459188B1 (ko) * | 2002-09-25 | 2004-12-03 | 엘지전자 주식회사 | 의류건조기의 건조도 감지 구조 |
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EP3279382A4 (en) * | 2015-03-31 | 2018-11-21 | Qingdao Haier Washing Machine Co., Ltd. | Clothes dryer and control method therefor |
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