JP2940202B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JP2940202B2 JP2940202B2 JP3066331A JP6633191A JP2940202B2 JP 2940202 B2 JP2940202 B2 JP 2940202B2 JP 3066331 A JP3066331 A JP 3066331A JP 6633191 A JP6633191 A JP 6633191A JP 2940202 B2 JP2940202 B2 JP 2940202B2
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- Japan
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- drying
- time
- degree
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転ドラム内の衣類の量
および乾燥度合に応じて加熱手段の加熱量を制御する衣
類乾燥機に関する。
および乾燥度合に応じて加熱手段の加熱量を制御する衣
類乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、衣類乾燥機は乾燥効率の向上と乾
燥時間の短縮が強く求められている。
燥時間の短縮が強く求められている。
【０００３】従来、この種の衣類乾燥機は図７および図
８に示すような構成が一般的であった。以下、その構成
について説明する。
８に示すような構成が一般的であった。以下、その構成
について説明する。
【０００４】図に示すように、機器本体１内の回転ドラ
ム２は前面をドラム前板３で回転自在に支持し、このド
ラム前板３の平面部に多数の熱風穴４を設け、バーナ５
の燃焼による熱風を燃焼筒６により熱風穴４まで導き、
回転ドラム２内に流入させる。また、回転ドラム２の後
部には送風ファン７を設け、衣類乾燥後の湿気を排気ガ
イド８を介して機器本体１の外に排出する。なお、９は
機器本体１の前面の衣類投入口を覆う扉である。
ム２は前面をドラム前板３で回転自在に支持し、このド
ラム前板３の平面部に多数の熱風穴４を設け、バーナ５
の燃焼による熱風を燃焼筒６により熱風穴４まで導き、
回転ドラム２内に流入させる。また、回転ドラム２の後
部には送風ファン７を設け、衣類乾燥後の湿気を排気ガ
イド８を介して機器本体１の外に排出する。なお、９は
機器本体１の前面の衣類投入口を覆う扉である。
【０００５】ドラム前板３に電極１０を固着し、この電
極１０を乾燥度合検知部１１に接続し、乾燥度合検知部
１１は、回転ドラム２が回転することにより回転ドラム
２内の衣類が電極１０に接触し、衣類の抵抗値が衣類の
乾燥度合と相関があることを利用して衣類の乾燥度合を
検知する。排気ガイド８にサーミスタ１２を取りつけ、
このサーミスタ１２を温度検知部１３に接続している。
乾燥度合検知部１１の出力と温度検知部１３の出力を制
御部１４に入力し、制御部１４の出力は熱源制御部１５
を介して開閉弁１６を制御する。開閉弁１６はバーナ５
に供給するガスの供給、停止を制御する。
極１０を乾燥度合検知部１１に接続し、乾燥度合検知部
１１は、回転ドラム２が回転することにより回転ドラム
２内の衣類が電極１０に接触し、衣類の抵抗値が衣類の
乾燥度合と相関があることを利用して衣類の乾燥度合を
検知する。排気ガイド８にサーミスタ１２を取りつけ、
このサーミスタ１２を温度検知部１３に接続している。
乾燥度合検知部１１の出力と温度検知部１３の出力を制
御部１４に入力し、制御部１４の出力は熱源制御部１５
を介して開閉弁１６を制御する。開閉弁１６はバーナ５
に供給するガスの供給、停止を制御する。
【０００６】上記構成において動作を説明すると、衣類
を回転ドラム２に入れ回転させ、バーナ５の燃焼による
熱風を燃焼筒６を介して回転ドラム２内に流入させ、衣
類を乾燥させる。このとき、衣類の乾燥率は時間ととも
に図９のように変化する。一方、サーミスタ１２により
検知する排気ガイド８内の温度、すなわち排気温度は図
１０のように変化する。排気温度がＴHに達すると、制
御部１４は開閉弁１６を閉にしてバーナ５へのガスの供
給を停止し、排気温度がＴLになると開閉弁１６を開に
してバーナ５へガスを供給し回転ドラム２へ熱風を供給
する。したがって、ガス消費量は図１１に示すように、
排気温度のみによって制御されるもので、衣類の量また
は乾燥度合には関係しない。いいかえれば、衣類に当た
る熱風の温度は常に一定で、乾燥が進行し殆ど乾燥した
状態の衣類にも最大ガス消費量で燃焼は制御され、高温
の熱風が衣類に断続的に当たることになる。電極１０に
より目標の乾燥度合を検知すると、制御部１４は回転ド
ラム２の回転とバーナ５の燃焼を一定時間継続した後、
停止するようにしていた。
を回転ドラム２に入れ回転させ、バーナ５の燃焼による
熱風を燃焼筒６を介して回転ドラム２内に流入させ、衣
類を乾燥させる。このとき、衣類の乾燥率は時間ととも
に図９のように変化する。一方、サーミスタ１２により
検知する排気ガイド８内の温度、すなわち排気温度は図
１０のように変化する。排気温度がＴHに達すると、制
御部１４は開閉弁１６を閉にしてバーナ５へのガスの供
給を停止し、排気温度がＴLになると開閉弁１６を開に
してバーナ５へガスを供給し回転ドラム２へ熱風を供給
する。したがって、ガス消費量は図１１に示すように、
排気温度のみによって制御されるもので、衣類の量また
は乾燥度合には関係しない。いいかえれば、衣類に当た
る熱風の温度は常に一定で、乾燥が進行し殆ど乾燥した
状態の衣類にも最大ガス消費量で燃焼は制御され、高温
の熱風が衣類に断続的に当たることになる。電極１０に
より目標の乾燥度合を検知すると、制御部１４は回転ド
ラム２の回転とバーナ５の燃焼を一定時間継続した後、
停止するようにしていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、バーナ５をオン、オフ制御をするため、熱
量の調整範囲が限られたものであり、温度調節動作時の
非燃焼時間の増加で乾燥時間が長くなるという問題を有
しており、また、乾燥率が１００％付近の殆ど乾燥した
状態で衣類に高温の熱風が当たり、衣類の収縮、傷みを
起こすという問題を有していた。加えて、近年、衣類乾
燥機の使用方法は、衣類を洗濯後一度自然乾燥し、その
後仕上げ乾燥に衣類乾燥機を使用する場合があり、ま
た、衣類の素材は、綿、化繊、またはその混紡と非常に
多用化しており、これら多用化した使用方法、衣類に適
した乾燥方法を実現するという課題があった。
乾燥機では、バーナ５をオン、オフ制御をするため、熱
量の調整範囲が限られたものであり、温度調節動作時の
非燃焼時間の増加で乾燥時間が長くなるという問題を有
しており、また、乾燥率が１００％付近の殆ど乾燥した
状態で衣類に高温の熱風が当たり、衣類の収縮、傷みを
起こすという問題を有していた。加えて、近年、衣類乾
燥機の使用方法は、衣類を洗濯後一度自然乾燥し、その
後仕上げ乾燥に衣類乾燥機を使用する場合があり、ま
た、衣類の素材は、綿、化繊、またはその混紡と非常に
多用化しており、これら多用化した使用方法、衣類に適
した乾燥方法を実現するという課題があった。
【０００８】本発明は上記課題を解決するもので、衣類
の量、乾燥率に応じて加熱手段の加熱量を低下させて、
温度調節動作時の非燃焼時間の減少によって乾燥時間を
短縮させるとともに、熱風温度の低下によって多用化す
る衣類の収縮、傷みを防止することを目的としている。
の量、乾燥率に応じて加熱手段の加熱量を低下させて、
温度調節動作時の非燃焼時間の減少によって乾燥時間を
短縮させるとともに、熱風温度の低下によって多用化す
る衣類の収縮、傷みを防止することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風
を供給する加熱手段と、前記加熱手段の加熱量を調整す
る加熱制御手段と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度合
いを検知する乾燥度合い検知手段と、前記乾燥度合いの
検知手段の出力を入力し前記加熱手段を制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、運転開始時の乾燥度合い
および運転開始から所定乾燥度合いを示す第１の設定値
に至るまでの時間とにより、加熱熱量を減少方向へ変化
させる第１の熱量変化率と、運転開始から第１の熱量変
化率へ変化させるための時刻（ＤＩＳ）を設定し、運転
開始から第１の設定値による乾燥度合いより高い第２の
設定値までの時間と運転開始時の乾燥度合いに応じて、
第１の熱量変化率より小さい第２の熱量変化率と前記第
２の設定値に達した時間から終了時までの時間（ΔＴ）
を決定することを課題解決手段としている。
するために、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風
を供給する加熱手段と、前記加熱手段の加熱量を調整す
る加熱制御手段と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度合
いを検知する乾燥度合い検知手段と、前記乾燥度合いの
検知手段の出力を入力し前記加熱手段を制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、運転開始時の乾燥度合い
および運転開始から所定乾燥度合いを示す第１の設定値
に至るまでの時間とにより、加熱熱量を減少方向へ変化
させる第１の熱量変化率と、運転開始から第１の熱量変
化率へ変化させるための時刻（ＤＩＳ）を設定し、運転
開始から第１の設定値による乾燥度合いより高い第２の
設定値までの時間と運転開始時の乾燥度合いに応じて、
第１の熱量変化率より小さい第２の熱量変化率と前記第
２の設定値に達した時間から終了時までの時間（ΔＴ）
を決定することを課題解決手段としている。
【００１０】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、電極の
抵抗値いいかえれば、衣類の乾燥率の上昇にしたがって
加熱手段の加熱量を小さくして熱風温度を低下させるこ
とができ、ほぼ乾燥した衣類に高温の熱風が当たること
がなく、しかも加熱手段を停止させることがないため、
乾燥時間を短縮できる。
抵抗値いいかえれば、衣類の乾燥率の上昇にしたがって
加熱手段の加熱量を小さくして熱風温度を低下させるこ
とができ、ほぼ乾燥した衣類に高温の熱風が当たること
がなく、しかも加熱手段を停止させることがないため、
乾燥時間を短縮できる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１を参照しなが
ら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号
を付して説明を省略する。
ら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号
を付して説明を省略する。
【００１２】図に示すように、バーナ（加熱手段）５は
回転ドラム内に熱風を供給する。比例制御弁（加熱制御
手段）１７は入力電流によってバーナ５に供給するガス
量を制御するものである。抵抗検知部（抵抗検知手段）
１８は電極１０に接続し、電極１０間の抵抗値が単位時
間当り一定の抵抗値以下になる回数、いいかえれば平均
抵抗値をとらえ、回転ドラム内の衣類の乾燥度合を検知
するもので、第１の設定値とこの第１の設定値より高い
第２の設定値を検知できるようにしている。第１および
第２の設定値の判定は、それぞれの設定抵抗のしきい値
以上になったことで判断する。制御部（制御手段）１９
はマイクロコンピュータなどで構成し、抵抗検知部１８
の出力と温度検知部１３の出力とを入力し、熱源制御部
２０を介して比例制御弁１７を制御するもので、運転初
期の電極１０間の抵抗値Ｒと抵抗値が第１の設定値以上
になるまでの時間Ｔ1に対応して、回転ドラムに供給す
る熱量を小方向に変化を開始する時間Ｄ１Ｓと第１の熱
量変化率θ1を設定し、抵抗値が第２の設定値以上にな
るまでの時間Ｔ2と前記運転初期の抵抗値Ｒに応じて第
２の熱量変化率θ2と運転を終了するまでの時間△Ｔを
決定し、比例制御弁１７を制御するようにしている。
回転ドラム内に熱風を供給する。比例制御弁（加熱制御
手段）１７は入力電流によってバーナ５に供給するガス
量を制御するものである。抵抗検知部（抵抗検知手段）
１８は電極１０に接続し、電極１０間の抵抗値が単位時
間当り一定の抵抗値以下になる回数、いいかえれば平均
抵抗値をとらえ、回転ドラム内の衣類の乾燥度合を検知
するもので、第１の設定値とこの第１の設定値より高い
第２の設定値を検知できるようにしている。第１および
第２の設定値の判定は、それぞれの設定抵抗のしきい値
以上になったことで判断する。制御部（制御手段）１９
はマイクロコンピュータなどで構成し、抵抗検知部１８
の出力と温度検知部１３の出力とを入力し、熱源制御部
２０を介して比例制御弁１７を制御するもので、運転初
期の電極１０間の抵抗値Ｒと抵抗値が第１の設定値以上
になるまでの時間Ｔ1に対応して、回転ドラムに供給す
る熱量を小方向に変化を開始する時間Ｄ１Ｓと第１の熱
量変化率θ1を設定し、抵抗値が第２の設定値以上にな
るまでの時間Ｔ2と前記運転初期の抵抗値Ｒに応じて第
２の熱量変化率θ2と運転を終了するまでの時間△Ｔを
決定し、比例制御弁１７を制御するようにしている。
【００１３】回転ドラムに供給する熱量を小方向の変化
を開始する時間Ｄ１Ｓは、図２(a)に示すように、衣類
の量が多く（１／Ｒが大）、衣類の含水率が大（Ｔ1が
大）になるのに応じて大きく設定し、第１の熱量変化率
θ1は、図２(b)に示すように、衣類の量が多く（１／Ｒ
が大）、衣類の含水率が大（Ｔ1が大）になるのに応じ
て小さく設定し、衣類を傷めない程度で、より熱量を多
くして乾燥時間を短縮できるようにする。また、第２の
熱量変化率θ2と運転を終了するまでの時間△Ｔは、そ
れぞれ図３(a)、(b)に示すように、衣類の量が多く（１
／Ｒが大）、衣類の含水率が大（Ｔ1が大）になるのに
応じて大きく設定する。
を開始する時間Ｄ１Ｓは、図２(a)に示すように、衣類
の量が多く（１／Ｒが大）、衣類の含水率が大（Ｔ1が
大）になるのに応じて大きく設定し、第１の熱量変化率
θ1は、図２(b)に示すように、衣類の量が多く（１／Ｒ
が大）、衣類の含水率が大（Ｔ1が大）になるのに応じ
て小さく設定し、衣類を傷めない程度で、より熱量を多
くして乾燥時間を短縮できるようにする。また、第２の
熱量変化率θ2と運転を終了するまでの時間△Ｔは、そ
れぞれ図３(a)、(b)に示すように、衣類の量が多く（１
／Ｒが大）、衣類の含水率が大（Ｔ1が大）になるのに
応じて大きく設定する。
【００１４】上記構成において図４から図６を参照しな
がら動作を説明すると、運転開始時は比例制御弁１７は
バーナ５を最大ガス消費量になるように駆動し、回転ド
ラム内に熱風を供給する。このとき、運転初期の抵抗値
Ｒは衣類の量が多く、湿っている場合には低い値とな
り、衣類の量を判定するパラメータとなる。時間経過と
ともに衣類が乾燥し、時間Ｔ1で抵抗検知部１８が第１
の設定値（乾燥率で８５〜９０％）を検知すると、制御
部１９は時間Ｄ１Ｓより比例制御弁１７を制御してガス
消費量を図５に示すように、第１の熱量変化率θ1で徐
々に低下させ、衣類を傷めない程度で、より熱量を多く
して乾燥時間を短縮できるようにする。
がら動作を説明すると、運転開始時は比例制御弁１７は
バーナ５を最大ガス消費量になるように駆動し、回転ド
ラム内に熱風を供給する。このとき、運転初期の抵抗値
Ｒは衣類の量が多く、湿っている場合には低い値とな
り、衣類の量を判定するパラメータとなる。時間経過と
ともに衣類が乾燥し、時間Ｔ1で抵抗検知部１８が第１
の設定値（乾燥率で８５〜９０％）を検知すると、制御
部１９は時間Ｄ１Ｓより比例制御弁１７を制御してガス
消費量を図５に示すように、第１の熱量変化率θ1で徐
々に低下させ、衣類を傷めない程度で、より熱量を多く
して乾燥時間を短縮できるようにする。
【００１５】つぎに、乾燥がより進行し、抵抗検知部１
８が時間Ｔ2で第２の設定値（乾燥率で９０〜９５％）
を検知すると、制御部１９は時間Ｔ2と運転初期の抵抗
値Ｒに応じて、第２の熱量変化率θ2と運転を終了する
までの時間△Ｔを決定し、比例制御弁１７を制御する。
このときの第２の熱量変化率θ2は衣類の量が多く、衣
類の含水率が大ほど小さくし、運転を終了するまでの時
間△Ｔは初期抵抗値Ｒと時間Ｔ2に応じて決定し、初期
抵抗値Ｒが小さいとき長くし、時間Ｔ2が長いとき長く
する。時間Ｔ2から△Ｔ経過すると乾燥を終了する。こ
のとき、排気温度は温度調節オフ温度に達することがな
く、回転ドラムには常に熱風が供給され、乾燥時間が短
縮される。
８が時間Ｔ2で第２の設定値（乾燥率で９０〜９５％）
を検知すると、制御部１９は時間Ｔ2と運転初期の抵抗
値Ｒに応じて、第２の熱量変化率θ2と運転を終了する
までの時間△Ｔを決定し、比例制御弁１７を制御する。
このときの第２の熱量変化率θ2は衣類の量が多く、衣
類の含水率が大ほど小さくし、運転を終了するまでの時
間△Ｔは初期抵抗値Ｒと時間Ｔ2に応じて決定し、初期
抵抗値Ｒが小さいとき長くし、時間Ｔ2が長いとき長く
する。時間Ｔ2から△Ｔ経過すると乾燥を終了する。こ
のとき、排気温度は温度調節オフ温度に達することがな
く、回転ドラムには常に熱風が供給され、乾燥時間が短
縮される。
【００１６】なお、上記実施例は加熱手段にバーナ５を
使用し、比例制御弁１７によってガス消費量を制御する
ようにしているが、加熱手段にヒータなどを使用して電
力量を制御するようにしてもよい。
使用し、比例制御弁１７によってガス消費量を制御する
ようにしているが、加熱手段にヒータなどを使用して電
力量を制御するようにしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風を
供給する加熱手段と、前記加熱手段の加熱量を調整する
加熱制御手段と、前記回転ドラム内に衣類が接触する位
置に設けた電極と、前記電極に衣類が接触することによ
る抵抗変化を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手
段の出力を入力し前記加熱制御手段を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、運転初期の前記電極間の抵
抗値と前記抵抗値が第１の設定値以上になるまでの時間
に応じて回転ドラムに供給する熱量を小方向に変化を開
始する時間と第１の熱量変化率を設定し、前記抵抗値が
第２の設定値以上になるまでの時間と前記運転初期の抵
抗値に応じて第２の熱量変化率と運転を終了するまでの
時間を決定し前記加熱制御手段を制御するようにしたか
ら、衣類の乾燥度合に応じて加熱手段の熱量を徐々に低
減でき、温度調節動作をすることがなく、乾燥効率を向
上でき乾燥時間を短縮できる。また、衣類の乾燥度合に
応じて加熱手段の熱量を徐々に低減することで、回転ド
ラムに供給する熱風温度を徐々に低下させることがで
き、衣類を高温にさらすことがなく、収縮、傷みを防止
できる。
によれば、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風を
供給する加熱手段と、前記加熱手段の加熱量を調整する
加熱制御手段と、前記回転ドラム内に衣類が接触する位
置に設けた電極と、前記電極に衣類が接触することによ
る抵抗変化を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手
段の出力を入力し前記加熱制御手段を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、運転初期の前記電極間の抵
抗値と前記抵抗値が第１の設定値以上になるまでの時間
に応じて回転ドラムに供給する熱量を小方向に変化を開
始する時間と第１の熱量変化率を設定し、前記抵抗値が
第２の設定値以上になるまでの時間と前記運転初期の抵
抗値に応じて第２の熱量変化率と運転を終了するまでの
時間を決定し前記加熱制御手段を制御するようにしたか
ら、衣類の乾燥度合に応じて加熱手段の熱量を徐々に低
減でき、温度調節動作をすることがなく、乾燥効率を向
上でき乾燥時間を短縮できる。また、衣類の乾燥度合に
応じて加熱手段の熱量を徐々に低減することで、回転ド
ラムに供給する熱風温度を徐々に低下させることがで
き、衣類を高温にさらすことがなく、収縮、傷みを防止
できる。
【図１】本発明の一実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図２】(a) 同衣類乾燥機の熱量変化を開始する時間
の推論を示す図 (b) 同衣類乾燥機の第１の熱量変化率の推論を示す図
の推論を示す図 (b) 同衣類乾燥機の第１の熱量変化率の推論を示す図
【図３】(a) 同衣類乾燥機の第２の熱量変化率の推論
を示す図 (b) 同衣類乾燥機の乾燥終了時間の推論を示す図
を示す図 (b) 同衣類乾燥機の乾燥終了時間の推論を示す図
【図４】同衣類乾燥機の電極により検知する抵抗変化特
性図
性図
【図５】同衣類乾燥機の回転ドラムへ供給する熱量変化
特性図
特性図
【図６】同衣類乾燥機の要部動作フローチャート
【図７】従来の衣類乾燥機の縦断面図
【図８】同衣類乾燥機のブロック図
【図９】同衣類乾燥機の乾燥率変化特性図
【図１０】同衣類乾燥機の排気温度変化特性図
【図１１】同衣類乾燥機のガス消費量変化特性図
５ バーナ（加熱手段） １７ 比例制御弁（加熱制御手段） １８ 抵抗検知部（抵抗検知手段） １９ 制御部（制御手段）
フロントページの続き (72)発明者 松井 久哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 大谷 昭仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−198198（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−141691（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) D06F 58/26 - 58/28
Claims (1)
- 【請求項１】 衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱
風を供給する加熱手段と、前記加熱手段の加熱量を調整
する加熱制御手段と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度
合いを検知する乾燥度合い検知手段と、前記乾燥度合い
の検知手段の出力を入力し前記加熱手段を制御する制御
手段とを備え、前記制御手段は、運転開始時の乾燥度合
いおよび運転開始から所定乾燥度合いを示す第１の設定
値に至るまでの時間とにより、加熱熱量を減少方向へ変
化させる第１の熱量変化率と、運転開始から第１の熱量
変化率へ変化させるための時刻（ＤＩＳ）を設定し、運
転開始から第１の設定値による乾燥度合いより高い第２
の設定値までの時間と運転開始時の乾燥度合いに応じ
て、第１の熱量変化率より小さい第２の熱量変化率と前
記第２の設定値に達した時間から終了時までの時間（Δ
Ｔ）を決定する衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3066331A JP2940202B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3066331A JP2940202B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04300599A JPH04300599A (ja) | 1992-10-23 |
| JP2940202B2 true JP2940202B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=13312760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3066331A Expired - Fee Related JP2940202B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2940202B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP3066331A patent/JP2940202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04300599A (ja) | 1992-10-23 |
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