JP2970036B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JP2970036B2 JP2970036B2 JP3102399A JP10239991A JP2970036B2 JP 2970036 B2 JP2970036 B2 JP 2970036B2 JP 3102399 A JP3102399 A JP 3102399A JP 10239991 A JP10239991 A JP 10239991A JP 2970036 B2 JP2970036 B2 JP 2970036B2
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- Japan
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- control valve
- drying
- proportional control
- clothes
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスを熱源に使用し
て、比例制御弁を用いてガス消費量を可変制御する衣類
乾燥機に関する。
て、比例制御弁を用いてガス消費量を可変制御する衣類
乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年衣類乾燥機は、熱源に使用するガス
の種類毎に、比例制御弁を用いて衣類の乾燥度合や庫内
温度に応じて、ガス消費量をリニアに制御する（例えば
2200〜4000kcal/h）方法が主流となってきている。
の種類毎に、比例制御弁を用いて衣類の乾燥度合や庫内
温度に応じて、ガス消費量をリニアに制御する（例えば
2200〜4000kcal/h）方法が主流となってきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、開発段階において、例えば3000kcal/h一定
時の燃焼状態や酸欠特性を測定するのが非常に困難であ
った。
乾燥機では、開発段階において、例えば3000kcal/h一定
時の燃焼状態や酸欠特性を測定するのが非常に困難であ
った。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、外部
からの操作で比例制御弁の２次圧を一定にし、所定のガ
ス消費量で長時間運転できるようにすることを目的とし
ている。
からの操作で比例制御弁の２次圧を一定にし、所定のガ
ス消費量で長時間運転できるようにすることを目的とし
ている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風
を供給するバーナと、前記バーナのガス消費量を調整す
る比例制御弁と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度合を
検知する乾燥度合検知手段と、前記乾燥度合検知手段の
出力を入力し前記比例制御弁を制御する制御手段と、運
転コースなどを設定する入力設定手段とを備え、前記制
御手段は前記入力設定手段により前記比例制御弁の２次
圧を任意の２次圧に設定できる衣類乾燥機。
するために、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風
を供給するバーナと、前記バーナのガス消費量を調整す
る比例制御弁と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度合を
検知する乾燥度合検知手段と、前記乾燥度合検知手段の
出力を入力し前記比例制御弁を制御する制御手段と、運
転コースなどを設定する入力設定手段とを備え、前記制
御手段は前記入力設定手段により前記比例制御弁の２次
圧を任意の２次圧に設定できる衣類乾燥機。
【０００６】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、外部か
らの操作で比例制御弁の２次圧を一定にし、所定のガス
消費量で長時間運転できるようにしたことにより、任意
のガス消費量での燃焼状態や酸欠特性を測定することが
容易になる。
らの操作で比例制御弁の２次圧を一定にし、所定のガス
消費量で長時間運転できるようにしたことにより、任意
のガス消費量での燃焼状態や酸欠特性を測定することが
容易になる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１から図５を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【０００８】図に示すように、機器本体１内の回転ドラ
ム２は前面をドラム前板３で回転自在に支持し、このド
ラム前板３の平面部に多数の熱風穴４を設け、バーナ５
の燃焼による熱風を燃焼筒６により熱風穴４まで導き、
回転ドラム２内に流入させる。また、回転ドラム２の後
部には送風ファン７を設け、衣類乾燥後の湿気を排気ガ
イド８を介して機器本体１の外に排出する。なお、９は
機器本体１の前面の衣類投入口を覆う扉である。
ム２は前面をドラム前板３で回転自在に支持し、このド
ラム前板３の平面部に多数の熱風穴４を設け、バーナ５
の燃焼による熱風を燃焼筒６により熱風穴４まで導き、
回転ドラム２内に流入させる。また、回転ドラム２の後
部には送風ファン７を設け、衣類乾燥後の湿気を排気ガ
イド８を介して機器本体１の外に排出する。なお、９は
機器本体１の前面の衣類投入口を覆う扉である。
【０００９】ドラム前板３に電極１０を固着し、この電
極１０を乾燥度合検知部１１に接続し、乾燥度合検知部
１１は、回転ドラム２が回転することにより回転ドラム
２内の衣類が電極１０に接触し、衣類の抵抗値が衣類の
乾燥度合と相関があることを利用して衣類の乾燥度合を
検知する。排気ガイド８にサーミスタ１２を取りつけ、
このサーミスタ１２を温度検知部１３に接続している。
ファン回転数検知部１４はバーナ５に設けたファンモー
タ１５の回転数を検知するものである。入力設定部１６
は運転コースなどを設定するもので、図３のように、ふ
んわり切換スイッチ１７、タイマースイッチ１８、セン
サスイッチ１９、スタート／一時停止スイッチ２０など
で構成している。制御手段２１はマイクロコンピュータ
などで構成し、乾燥度合検知部１１の出力、温度検知部
１３の出力、ファンモータ回転数検知部１４の出力およ
び入力設定部１６の設定入力を入力し、ファンモータ１
５、比例制御弁２２、電磁弁２３およびモータ２４をそ
れぞれファンモータ駆動部２５、比例制御弁駆動部２
６、電磁弁駆動部２７および回転駆動部２８を介して制
御し、一連の乾燥制御動作を行う。表示部２９はＬＥＤ
などで構成され、入力設定部１６の設定に基づいて動作
するときの動作状態を表示するものである。また、制御
手段２１は入力設定部１６の入力状態に応じて比例制御
弁２２の２次圧を調整可能としている。不揮発性メモリ
３０は、制御手段２１との間でデータの送受信が可能
で、比例制御弁２２の２次圧調整データを記憶するよう
にしている。
極１０を乾燥度合検知部１１に接続し、乾燥度合検知部
１１は、回転ドラム２が回転することにより回転ドラム
２内の衣類が電極１０に接触し、衣類の抵抗値が衣類の
乾燥度合と相関があることを利用して衣類の乾燥度合を
検知する。排気ガイド８にサーミスタ１２を取りつけ、
このサーミスタ１２を温度検知部１３に接続している。
ファン回転数検知部１４はバーナ５に設けたファンモー
タ１５の回転数を検知するものである。入力設定部１６
は運転コースなどを設定するもので、図３のように、ふ
んわり切換スイッチ１７、タイマースイッチ１８、セン
サスイッチ１９、スタート／一時停止スイッチ２０など
で構成している。制御手段２１はマイクロコンピュータ
などで構成し、乾燥度合検知部１１の出力、温度検知部
１３の出力、ファンモータ回転数検知部１４の出力およ
び入力設定部１６の設定入力を入力し、ファンモータ１
５、比例制御弁２２、電磁弁２３およびモータ２４をそ
れぞれファンモータ駆動部２５、比例制御弁駆動部２
６、電磁弁駆動部２７および回転駆動部２８を介して制
御し、一連の乾燥制御動作を行う。表示部２９はＬＥＤ
などで構成され、入力設定部１６の設定に基づいて動作
するときの動作状態を表示するものである。また、制御
手段２１は入力設定部１６の入力状態に応じて比例制御
弁２２の２次圧を調整可能としている。不揮発性メモリ
３０は、制御手段２１との間でデータの送受信が可能
で、比例制御弁２２の２次圧調整データを記憶するよう
にしている。
【００１０】比例弁駆動部２６は、図４に示すように、
Ｄ／Ａ変換回路３１と電流制御回路３２とで構成してお
り、制御手段２１のＰＷＭ出力に対して比例制御弁２２
の２次圧は図５に示すような特性を有している。ここ
で、制御手段２１のＰＷＭ出力とは、たとえば、一周期
が512μsecで、ハイレベルの期間を0〜512μsecの範囲
で任意に変えられるパルスのことである。また、比例制
御弁２２の２次圧とガス消費量との関係は図６に示すよ
うな特性を有している。
Ｄ／Ａ変換回路３１と電流制御回路３２とで構成してお
り、制御手段２１のＰＷＭ出力に対して比例制御弁２２
の２次圧は図５に示すような特性を有している。ここ
で、制御手段２１のＰＷＭ出力とは、たとえば、一周期
が512μsecで、ハイレベルの期間を0〜512μsecの範囲
で任意に変えられるパルスのことである。また、比例制
御弁２２の２次圧とガス消費量との関係は図６に示すよ
うな特性を有している。
【００１１】上記構成において動作を簡単に説明する
と、運転開始時は比例制御弁２２はバーナ５を最大ガス
消費量になるように駆動し、回転ドラム２内に熱風を供
給する。このとき、バーナ５の燃焼状態に応じてバーナ
５に適切な風量を与えるために、制御手段２１はファン
回転数検知部１４からの信号に基づいてファンモータ駆
動部２５を介してファンモータ１５の回転数を制御す
る。時間経過とともに衣類が乾燥し、乾燥度合検知部１
１が第１の乾燥率（たとえば、８５〜９０％）を検知す
ると、制御手段２１は比例制御弁２２を制御してガス消
費量をある変化率で徐々に低下させる。つぎに、乾燥度
合検知部１１が第２の乾燥率（たとえば、９０〜９５
％）を検知すると、制御手段２１は比例制御弁２２を制
御してガス消費量を別の変化率で低下させる。第２の乾
燥率を検知した時間と運転開始時の電極１０により検知
した衣類の平均抵抗値に応じて目標乾燥率に達する時間
△Ｔを推定し、△Ｔ経過すると乾燥を終了する。
と、運転開始時は比例制御弁２２はバーナ５を最大ガス
消費量になるように駆動し、回転ドラム２内に熱風を供
給する。このとき、バーナ５の燃焼状態に応じてバーナ
５に適切な風量を与えるために、制御手段２１はファン
回転数検知部１４からの信号に基づいてファンモータ駆
動部２５を介してファンモータ１５の回転数を制御す
る。時間経過とともに衣類が乾燥し、乾燥度合検知部１
１が第１の乾燥率（たとえば、８５〜９０％）を検知す
ると、制御手段２１は比例制御弁２２を制御してガス消
費量をある変化率で徐々に低下させる。つぎに、乾燥度
合検知部１１が第２の乾燥率（たとえば、９０〜９５
％）を検知すると、制御手段２１は比例制御弁２２を制
御してガス消費量を別の変化率で低下させる。第２の乾
燥率を検知した時間と運転開始時の電極１０により検知
した衣類の平均抵抗値に応じて目標乾燥率に達する時間
△Ｔを推定し、△Ｔ経過すると乾燥を終了する。
【００１２】このような衣類乾燥機で、入力設定部１６
のセンサスイッチ１９とスタート／一時停止スイッチ２
０とをオンした状態で電源スイッチ（図示せず）をオン
すると、ガス消費量チェックモードとなるように構成さ
れている。このガス消費量チェックモードでは、ふんわ
り切換スイッチ１７を押す毎に、表１に示すモードＡか
らモードＤまで切換えることができ、所定のガス消費量
に簡単に設定することができる。
のセンサスイッチ１９とスタート／一時停止スイッチ２
０とをオンした状態で電源スイッチ（図示せず）をオン
すると、ガス消費量チェックモードとなるように構成さ
れている。このガス消費量チェックモードでは、ふんわ
り切換スイッチ１７を押す毎に、表１に示すモードＡか
らモードＤまで切換えることができ、所定のガス消費量
に簡単に設定することができる。
【００１３】
【表１】
【００１４】なお本実施例ではモードを４種類とした
が、これは４種類以上でも同等以上の効果がある。ま
た、センサスイッチ１９とスタート／一時停止スイッチ
２０とをオンした状態で電源スイッチ（図示せず）をオ
ンすると、ガス消費量チェックモードになるようにした
が、これは他の入力方法にしても同様の効果がある。
が、これは４種類以上でも同等以上の効果がある。ま
た、センサスイッチ１９とスタート／一時停止スイッチ
２０とをオンした状態で電源スイッチ（図示せず）をオ
ンすると、ガス消費量チェックモードになるようにした
が、これは他の入力方法にしても同様の効果がある。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風を
供給するバーナと、前記バーナのガス消費量を調整する
比例制御弁と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度合を検
知する乾燥度合検知手段と、前記乾燥度合検知手段の出
力を入力し前記比例制御弁を制御する制御手段と、運転
コースなどを設定する入力設定手段とを備え、前記制御
手段は前記入力設定手段により前記比例制御弁の２次圧
を任意の２次圧に設定できるため、任意のガス消費量で
長時間運転できて、そのときの燃焼状態や酸欠特性を容
易に測定することができる。
によれば、衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱風を
供給するバーナと、前記バーナのガス消費量を調整する
比例制御弁と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度合を検
知する乾燥度合検知手段と、前記乾燥度合検知手段の出
力を入力し前記比例制御弁を制御する制御手段と、運転
コースなどを設定する入力設定手段とを備え、前記制御
手段は前記入力設定手段により前記比例制御弁の２次圧
を任意の２次圧に設定できるため、任意のガス消費量で
長時間運転できて、そのときの燃焼状態や酸欠特性を容
易に測定することができる。
【図１】本発明の一実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図２】同衣類乾燥機の縦断面図
【図３】同衣類乾燥機の入力設定部と表示部の拡大正面
図
図
【図４】同衣類乾燥機の比例制御弁駆動部のブロック回
路図
路図
【図５】同衣類乾燥機の比例制御弁の特性図
【図６】同衣類乾燥機の比例制御弁の２次圧とガス消費
量の関係特性図
量の関係特性図
５ バーナ １１ 乾燥度合検知部（乾燥度合検知手段） １６ 入力設定部（入力設定手段） ２１ 制御手段 ２２ 比例制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−300593（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−209199（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−300600（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−78630（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) D06F 58/28 D06F 58/02 D06F 58/26
Claims (1)
- 【請求項１】 衣類を収容し乾燥する回転ドラム内に熱
風を供給するバーナと、前記バーナのガス消費量を調整
する比例制御弁と、前記回転ドラム内の衣類の乾燥度合
を検知する乾燥度合検知手段と、前記乾燥度合検知手段
の出力を入力し前記比例制御弁を制御する制御手段と、
運転コースなどを設定する入力設定手段とを備え、前記
制御手段は前記入力設定手段により前記比例制御弁の２
次圧を任意の２次圧に設定できる衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3102399A JP2970036B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3102399A JP2970036B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04332600A JPH04332600A (ja) | 1992-11-19 |
| JP2970036B2 true JP2970036B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14326373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3102399A Expired - Fee Related JP2970036B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2970036B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP3102399A patent/JP2970036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04332600A (ja) | 1992-11-19 |
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Legal Events
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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