JP2002273099A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2002273099A
JP2002273099A JP2001073735A JP2001073735A JP2002273099A JP 2002273099 A JP2002273099 A JP 2002273099A JP 2001073735 A JP2001073735 A JP 2001073735A JP 2001073735 A JP2001073735 A JP 2001073735A JP 2002273099 A JP2002273099 A JP 2002273099A
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JP
Japan
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time
clothes
rotating drum
drying
temperature
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JP2001073735A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kawai
哲夫 河合
Takashi Komatsu
隆 小松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱風を回転ドラム内に供給して衣類を乾燥す
る衣類乾燥機において、回転ドラム内の衣類の量に応じ
て冷却行程の時間設定を行い、運転終了時での衣類の温
度を適度な温度まで冷却する。 【解決手段】 衣類を収納し乾燥させる回転ドラム内に
ヒータ12により加熱された熱風を送風ファンにより供
給し、回転ドラム内に設けた衣類に接触する電極14の
抵抗値から乾燥度検出手段17により衣類の乾燥度を検
出し、制御手段18により乾燥度検出手段17の情報に
より駆動源となるモータ8とヒータ12の動作を制御す
る。制御手段18は、乾燥度検出手段17により運転中
に検出された乾燥度に応じて運転終了直前の冷却行程の
時間を設定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱風を回転ドラム
内に供給して衣類を乾燥する衣類乾燥機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、衣類乾燥機においては、運転終了
時の衣類の表面温度を下げるため、運転終了直前に熱源
を停止し駆動源だけを運転する冷却行程を設けるように
構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、回転ドラム内の衣類の量に応じた冷却行程
の時間設定の制御ができなかったので、運転終了時に衣
類の温度が高過ぎたり低過ぎたりすることがあるという
問題があった。
【0004】また、温度検知手段によって検出された温
度が所定値に下がるまで冷却行程を行うものにあって
は、運転中に最終の冷却行程に要する時間が判らないた
め、残り時間の表示に誤差が多いという問題があった。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、回転ドラム内の衣類の量に応じて冷却行程の時間設
定を行い、運転終了時での衣類の温度を適度な温度まで
冷却することを第1の目的としている。
【0006】また、冷却行程にて、回転ドラム内の衣類
の量と雰囲気温度に応じて衣類の温度を適度な温度まで
冷却し、運転初期に冷却行程の時間を含む残り時間を正
確に表示することを第2の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、衣類を収納し乾燥させる回転ドラム
内に熱源により加熱された熱風を送風ファンにより供給
し、回転ドラム内に設けた衣類に接触する電極の抵抗値
から乾燥度検出手段により衣類の乾燥度を検出し、制御
手段により乾燥度検出手段の情報により駆動源となるモ
ータと熱源の動作を制御するよう構成し、制御手段は、
乾燥度検出手段により運転中に検出された乾燥度に応じ
て運転終了直前の冷却行程の時間を設定するように構成
したものである。
【0008】これにより、回転ドラム内の衣類の量に応
じて冷却行程の時間設定を行い、運転終了時での衣類の
温度を適度な温度まで冷却することができる。
【0009】また、第2の目的を達成するために、衣類
を収納し乾燥させる回転ドラム内に熱源により加熱され
た熱風を送風ファンにより供給し、回転ドラム内に設け
た衣類に接触する電極の抵抗値から乾燥度検出手段によ
り衣類の乾燥度を検出し、回転ドラムからの排気温度を
温度検知手段により検知し、運転終了までの残り時間を
残時間表示手段により表示し、制御手段により乾燥度検
出手段および温度検知手段の情報により駆動源となるモ
ータと熱源の動作を制御するよう構成し、制御手段は、
運転終了直前において温度検知手段により検出された温
度が所定値に下がるまで冷却行程を行い、乾燥度検出手
段と温度検知手段の情報により運転終了直前の冷却行程
の時間を含む残り時間を運転初期において算出するよう
に構成したものである。
【0010】これにより、冷却行程にて、回転ドラム内
の衣類の量と雰囲気温度に応じて衣類の温度を適度な温
度まで冷却し、運転初期に冷却行程の時間を含む残り時
間を正確に表示することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、駆動源となるモータと、衣類を収納し乾燥させる回
転ドラムと、前記回転ドラム内に熱源により加熱された
熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラム内に設け
た衣類に接触する電極の抵抗値から衣類の乾燥度を検出
する乾燥度検出手段と、前記乾燥度検出手段の情報によ
り前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記乾燥度検出手段により運転
中に検出された乾燥度に応じて運転終了直前の冷却行程
の時間を設定するように構成したものであり、運転開始
から所定時間経過したときの乾燥度検出手段により検出
した乾燥度は回転ドラム内の衣類の量と相関があり、運
転開始から所定時間経過後の乾燥度に応じて冷却行程の
時間を設定することにより、回転ドラム内の衣類の量に
応じた適度な冷却行程の時間設定を行うことができ、衣
類の量に関係なく、運転終了時での衣類の温度を適度な
温度まで冷却することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、運転終了までの残り時間を表示す
る残時間表示手段を備え、制御手段は、乾燥度検出手段
の情報により設定した運転終了直前の冷却行程の時間を
含む残り時間を運転初期において算出するように構成し
たものであり、運転初期の所定時間経過したとき乾燥度
検出手段により乾燥度を検出することにより、回転ドラ
ム内の衣類の量に応じた適度な冷却行程の時間設定を行
うことができ、かつ運転初期に正確な残り時間を表示す
ることができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、駆動源となるモ
ータと、衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記回
転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風
ファンと、前記回転ドラム内に設けた衣類に接触する電
極の抵抗値から衣類の乾燥度を検出する乾燥度検出手段
と、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知
手段と、運転終了までの残り時間を表示する残時間表示
手段と、前記乾燥度検出手段および温度検知手段の情報
により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、運転終了直前において前記
温度検知手段により検出された温度が所定値に下がるま
で冷却行程を行い、前記乾燥度検出手段と温度検知手段
の情報により運転終了直前の冷却行程の時間を含む残り
時間を運転初期において算出するように構成したもので
あり、冷却行程にて、回転ドラム内の衣類の量と雰囲気
温度に応じて衣類の温度を適度な温度まで冷却し、運転
初期に冷却行程の時間を含む残り時間を正確に表示する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】(実施例1)図2に示すように、外枠1
は、回転ドラム2を前部の開口部に設けたドラム支持板
3で支持し、回転ドラム2の後部はシャフト4を介して
ファンケース5にて回転自在に支持している。この回転
ドラム2の奥壁にフィルター6およびフィルターカバー
7を装着し、衣類から出るリントが機外に放出しないよ
うにしている。モータ8は、ファンベルト9にてファン
ケース5内に設けた送風ファン10に連結し、回転ドラ
ム2内に熱風を送風して衣類を乾燥する。
【0016】また、回転ドラム2内の衣類を撹拌するた
めに、モータ8と連結したドラムベルト11を介して回
転ドラム2を回転する。ヒータ(熱源)12は、回転ド
ラム2内に供給する熱風を加熱する。矢印Aは風の流れ
を示す。温度センサ13は排気温度THを検出するもの
である。
【0017】電極14は、ドラム支持板3に取り付け、
回転ドラム2内に投入した衣類に接触するようにしてい
る。この電極14は、図3に示すように、2個の導電部
材15と絶縁部材16とにより構成し、図1に示すよう
に、乾燥度検出手段17に入力している。乾燥度検出手
段17は導電部材15間の抵抗値Rを検出することによ
って衣類の乾燥度を検出するよう構成している。
【0018】制御手段18は、マイクロコンピュータに
より構成し、図1に示すように、運転初期、すなわち、
図4または図5に示すように、運転開始から所定時間
(たとえば、2分)経過した時刻tsにて、乾燥度検出
手段17により乾燥度を検出し、この乾燥度の情報によ
り、回転ドラム2内の衣類の量を判定し、モータ8およ
びヒータ12を制御し、運転終了直前の冷却行程の時間
を設定するように構成している。
【0019】上記構成において図4および図5を参照し
ながら動作を説明する。図4に示すように、単位時間当
たりに抵抗値Rが所定値RSよりも小さくなった回数Rk
が大きい場合は、電極14の導電部材15に湿った衣類
が頻繁に当たっているため、時刻tSにおいて衣類の量
が多いと判定する。逆に、図5に示すように、単位時間
当たりに抵抗値Rが所定値RSよりも小さくなった回数
Rkが小さい場合は、電極14の導電部材15に頻繁に
湿った衣類があまり当たっていないため、時刻tSにお
いて衣類の量が少ないと判定する。
【0020】時刻tSにおいて判定した衣類の量に応じ
て、運転終了直前の冷却行程の時間TRを設定する。す
なわち、衣類の量が多い場合は冷えにくいので、図4に
示すように、運転終了直前の冷却行程の時間TRを長く
設定する。逆に、衣類の量が少ない場合は冷えやすいの
で、図5に示すように、冷却行程TRの時間を短く設定
する。
【0021】また、制御手段18は、単位時間当たりに
導電部材15間の抵抗値Rが所定値RSよりも小さくな
った回数Rkが所定時間T1の間、連続して設定値R1よ
りも小さくなった時刻t2より、設定された所定時間T3
経過した時刻t4においてヒータ12をオフして冷却行
程に移行し、運転初期の時刻tSにおいてに設定した冷
却行程をTR時間行い、時刻t5においてモータ8をオフ
して運転を終了する。
【0022】このように本実施例によれば、運転開始か
ら所定時間経過したときの乾燥度検出手段17により検
出した乾燥度により回転ドラム2内の衣類の量を判定
し、冷却行程の時間を設定するにより、回転ドラム2内
の衣類の量に応じた適度な冷却行程の時間設定を行うこ
とができ、衣類の量に関係なく、運転終了時での衣類の
温度を適度な温度まで冷却することができる。
【0023】なお、本実施例では、運転開始から所定時
間(たとえば、2分)経過した時刻tsにて、乾燥度検
出手段17により乾燥度を検出し、この乾燥度の情報に
より回転ドラム2内の衣類の量を判定しているが、乾燥
度を検出するタイミングは、これに限定されるものでな
く、乾燥運転中のいつであってもよい。
【0024】また、本実施例では、乾燥度検出手段17
を制御手段18とは別に設け、導電部材15間の抵抗値
Rを検出することによって衣類の乾燥度を検出するよう
構成しているが、乾燥度検出手段17を制御手段18と
一体に設けてもよい。
【0025】(実施例2)図6に示すように、制御手段
19は、マイクロコンピュータにより構成し、上記実施
例1と同様に、運転初期、すなわち、運転開始から所定
時間(たとえば、2分)経過した時刻にて、乾燥度検出
手段17により乾燥度を検出し、この乾燥度の情報によ
り、回転ドラム2内の衣類の量を判定し、モータ8およ
びヒータ12を制御し、運転終了直前の冷却行程の時間
を設定するとともに、残時間表示手段20によって運転
終了までの残り時間を表示するよう構成している。他の
構成は実施例1と同じである。
【0026】上記構成において動作を説明する。上記実
施例1と同様に、図4に示すように、制御手段19は、
単位時間当たりに抵抗値Rが所定値RSよりも小さくな
った回数Rkが大きい場合は、電極14の導電部材15
に湿った衣類が頻繁に当たっているため、時刻tSにお
いて衣類の量が多いと判定する。逆に、図5に示すよう
に、単位時間当たりに抵抗値Rが所定値RSよりも小さ
くなった回数Rkが小さい場合は、電極14の導電部材
15に頻繁に湿った衣類があまり当たっていないため、
時刻tSにおいて衣類の量が少ないと判定する。
【0027】時刻tSにおいて判定した衣類の量に応じ
て、運転終了直前の冷却行程の時間TRを設定する。す
なわち、回転ドラム2内の衣類の量が多い場合は冷えに
くいので、図4に示すように、運転終了直前の冷却行程
の時間TRを長く設定する。逆に、衣類の量が少ない場
合は冷えやすいので、図5に示すように、冷却行程TR
の時間を短く設定する。
【0028】また、制御手段19は、単位時間当たりに
導電部材15間の抵抗値Rが所定値RSよりも小さくな
った回数Rkが所定時間T1の間、連続して設定値R1よ
りも小さくなった時刻t2より、設定された所定時間T3
経過した時刻t4においてヒータ12をオフして冷却行
程に移行し、運転初期の時刻tSにおいて設定した冷却
行程をTR時間行い、時刻t5においてモータ8をオフし
て運転を終了する。
【0029】さらに、制御手段19は、運転初期の時刻
tSにおいて判定した衣類の量に応じて時刻t2、時刻t
4を予測する。そして、設定した冷却行程の時間TRを加
えて、運転を終了させる時刻t5を予測する。現在の時
刻と予測した時刻t5との差を演算して残り時間tNと
し、残時間表示手段19によって表示する。
【0030】ただし、実際の時刻t2と予測したものと
に誤差があった場合は途中で補正する。このようにして
運転初期の時刻tS以降、残時間表示手段20によって
運転終了までの残り時間を表示する。
【0031】このように本実施例によれば、運転初期の
所定時間経過した時刻tsにて、乾燥度検出手段17に
より乾燥度を検出することにより、回転ドラム2内の衣
類の量に応じた適度な冷却行程の時間設定を行うことが
でき、かつ、残時間表示手段20によって運転初期に正
確な残り時間を表示することができる。
【0032】(実施例3)図7に示すように、制御手段
21は、マイクロコンピュータにより構成し、上記実施
例1と同様に、運転初期、すなわち、図8に示すよう
に、運転開始から所定時間(たとえば、2分)経過した
時刻tsにて、乾燥度検出手段17により乾燥度を検出
し、この乾燥度の情報により、回転ドラム2内の衣類の
量を判定し、モータ8およびヒータ12を制御する。ま
た、運転終了直前において温度センサ(温度検知手段)
13により検出した排気温度が所定値に下がるまで冷却
行程を行う。
【0033】また、乾燥度検出手段17により検出した
乾燥度の情報により、判定した回転ドラム2内の衣類の
量と、運転開始時に温度センサ13により検出した雰囲
気温度により、冷却行程の時間を含む残り時間を運転初
期において算出し、残時間表示手段20によって運転終
了までの残り時間を表示するよう構成している。他の構
成は実施例1と同じである。
【0034】上記構成において図8および図9を参照し
ながら動作を説明する。まず、制御手段21は、運転開
始時に温度センサ13により検出した排気温度より、雰
囲気温度Taを判定する。
【0035】そして、図8に示すように、制御手段21
は、単位時間当たりに抵抗値Rが所定値RSよりも小さ
くなった回数Rkが大きい場合は、電極14の導電部材
15に湿った衣類が頻繁に当たっているため、時刻tS
において衣類の量が多いと判定する。逆に、図9に示す
ように、単位時間当たりに抵抗値Rが所定値RSよりも
小さくなった回数Rkが小さい場合は、電極14の導電
部材15に頻繁に湿った衣類があまり当たっていないた
め、時刻tSにおいて衣類の量が少ないと判定する。
【0036】また、制御手段21は、単位時間当たりに
導電部材15間の抵抗値Rが所定値RSよりも小さくな
った回数Rkが所定時間T1の間、連続して設定値R1よ
りも小さくなった時刻t2より、設定された所定時間T3
経過した時刻t4においてヒータ12をオフして冷却行
程に移行し、温度センサ13により検出した排気温度T
Hが所定値THS以下に下がるまで冷却行程を行い、時刻
t5においてモータ8をオフして運転を終了する。
【0037】この運転終了直前の冷却行程の時間TR
は、衣類の量と雰囲気温度Taに応じて変化する。すな
わち、衣類の量が多い場合は冷えにくいので、図8に示
すように排気温度THが所定値THS以下に下がるまでの
時間が長くなる。逆に、衣類の量が少ない場合は冷えや
すいので、図9に示すように、排気温度THが所定値TH
S以下に下がるまでの時間が短くなる。
【0038】また、雰囲気温度Taが高い場合は冷えに
くいので、排気温度THが所定値THS以下に下がるまで
の時間が長くなる。逆に、雰囲気温度Taが低い場合は
冷えやすいので、排気温度THが所定値THS以下に下が
るまでの時間が短くなる。
【0039】制御手段21は、運転初期の時刻tSにお
いて判定した衣類の量と雰囲気温度Taに応じて時刻t
2、時刻t4、時刻t5を予測する。すなわち、衣類の量
と雰囲気温度から、衣類の乾燥が終了するまでの時間と
衣類が適度な温度まで冷える時間を予測する。現在の時
刻と予測した時刻t5との差を演算して残り時間tNと
し、残時間表示手段20によって表示する。ただし、実
際の時刻t2、時刻t4、時刻t5と予測したものとに誤
差があった場合は途中で補正する。このようにして運転
初期の時刻tS以降、残時間表示手段20によって運転
終了までの残り時間を表示する。
【0040】このように本実施例によれば、運転終了直
前において温度センサ13により検出された排気温度T
Hが所定値THSに下がるまで冷却行程を行い、乾燥度検
出手段17の情報より判定した衣類の量と雰囲気温度か
ら、運転終了直前の冷却行程の時間を含む残り時間を運
転初期において算出し、残時間表示手段20により表示
するので、冷却行程にて、回転ドラム2内の衣類の量と
雰囲気温度に応じて衣類の温度を適度な温度まで冷却
し、運転初期に冷却行程の時間を含む残り時間を正確に
表示することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、駆動源となるモータと、衣類を収納し乾
燥させる回転ドラムと、前記回転ドラム内に熱源により
加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラ
ム内に設けた衣類に接触する電極の抵抗値から衣類の乾
燥度を検出する乾燥度検出手段と、前記乾燥度検出手段
の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記乾燥度検出手段
により運転中に検出された乾燥度に応じて運転終了直前
の冷却行程の時間を設定するように構成したから、回転
ドラム内の衣類の量に応じた適度な冷却行程の時間設定
を行うことができ、衣類の量に関係なく、運転終了時で
の衣類の温度を適度な温度まで冷却することができる。
【0042】また、請求項2に記載の発明によれば、運
転終了までの残り時間を表示する残時間表示手段を備
え、制御手段は、乾燥度検出手段の情報により設定した
運転終了直前の冷却行程の時間を含む残り時間を運転初
期において算出するように構成したから、回転ドラム内
の衣類の量に応じた適度な冷却行程の時間設定を行うこ
とができ、冷却行程にて適度な温度まで衣類を冷却する
ことができ、かつ運転初期に正確な残り時間を表示する
ことができる。
【0043】また、請求項3に記載の発明によれば、駆
動源となるモータと、衣類を収納し乾燥させる回転ドラ
ムと、前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を
供給する送風ファンと、前記回転ドラム内に設けた衣類
に接触する電極の抵抗値から衣類の乾燥度を検出する乾
燥度検出手段と、前記回転ドラムからの排気温度を検知
する温度検知手段と、運転終了までの残り時間を表示す
る残時間表示手段と、前記乾燥度検出手段および温度検
知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御
する制御手段とを備え、前記制御手段は、運転終了直前
において前記温度検知手段により検出された温度が所定
値に下がるまで冷却行程を行い、前記乾燥度検出手段と
温度検知手段の情報により運転終了直前の冷却行程の時
間を含む残り時間を運転初期において算出するように構
成したから、冷却行程にて、回転ドラム内の衣類の量と
雰囲気温度に応じて衣類の温度を適度な温度まで冷却
し、運転初期に冷却行程の時間を含む残り時間を、回転
ドラム内の衣類の量と雰囲気温度に応じて、正確に表示
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の衣類乾燥機のブロック
【図2】同衣類乾燥機の縦断面図
【図3】同衣類乾燥機の電極の斜視図
【図4】同衣類乾燥機の衣類の量が多い場合の動作タイ
ムチャート
【図5】同衣類乾燥機の衣類の量が少ない場合の動作タ
イムチャート
【図6】本発明の第2の実施例の衣類乾燥機のブロック
【図7】本発明の第3の実施例の衣類乾燥機のブロック
【図8】同衣類乾燥機の衣類の量が多い場合の動作タイ
ムチャート
【図9】同衣類乾燥機の衣類の量が少ない場合の動作タ
イムチャート
【符号の説明】
2 回転ドラム 8 モータ 10 送風ファン 12 ヒータ(熱源) 14 電極 17 乾燥度検出手段 18 制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源となるモータと、衣類を収納し乾
    燥させる回転ドラムと、前記回転ドラム内に熱源により
    加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラ
    ム内に設けた衣類に接触する電極の抵抗値から衣類の乾
    燥度を検出する乾燥度検出手段と、前記乾燥度検出手段
    の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制
    御手段とを備え、前記制御手段は、前記乾燥度検出手段
    により運転中に検出された乾燥度に応じて運転終了直前
    の冷却行程の時間を設定するように構成した衣類乾燥
    機。
  2. 【請求項2】 運転終了までの残り時間を表示する残時
    間表示手段を備え、制御手段は、乾燥度検出手段の情報
    により設定した運転終了直前の冷却行程の時間を含む残
    り時間を運転初期において算出するように構成した請求
    項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 駆動源となるモータと、衣類を収納し乾
    燥させる回転ドラムと、前記回転ドラム内に熱源により
    加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラ
    ム内に設けた衣類に接触する電極の抵抗値から衣類の乾
    燥度を検出する乾燥度検出手段と、前記回転ドラムから
    の排気温度を検知する温度検知手段と、運転終了までの
    残り時間を表示する残時間表示手段と、前記乾燥度検出
    手段および温度検知手段の情報により前記モータと前記
    熱源の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
    は、運転終了直前において前記温度検知手段により検出
    された温度が所定値に下がるまで冷却行程を行い、前記
    乾燥度検出手段と温度検知手段の情報により運転終了直
    前の冷却行程の時間を含む残り時間を運転初期において
    算出するように構成した衣類乾燥機。
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JP2010240007A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Panasonic Corp 衣類乾燥機
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