JP3864745B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱風を回転ドラム内に供給して衣類を乾燥する衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、衣類乾燥機においては、運転終了時の衣類の表面温度を下げるため、運転終了直前に熱源を停止し排気温度が所定の値以下になるまで駆動源だけを運転する冷却行程を設けるように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の衣類乾燥機では、回転ドラムまたは送風ファンが故障により停止していることを想定すると、排気温度が所定の値以下になったときに衣類の表面温度が十分下がっていないという問題があった。
【0004】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、回転ドラムまたは送風ファンが故障により停止していることを識別して、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却するとともに、回転ドラム、送風ファン、モータのいずれかが故障していることを識別して報知することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラム内に、熱源により加熱された熱風をモータにより駆動される送風ファンにより供給し、回転ドラムからの排気温度を温度検知手段により検知し、回転ドラムの回転数をドラム回転検知手段により検知し、送風ファンの回転数をファン回転検知手段により検知し、制御手段により温度検知手段およびドラム回転検知手段またはファン回転検知手段の情報によりモータと熱源の動作を制御するよう構成し、制御手段は、乾燥運転終了直前において、熱源をオフし温度検知手段により検知した温度が所定の値以下になるまで運転終了直前の冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、ドラム回転検知手段またはファン回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、温度検知手段の情報によらずに回転ドラムまたは送風ファンが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、冷却行程終了後回転ドラムの回転数または送風ファンの回転数が所定値より低いことを報知するように構成したものである。
【0006】
これにより、回転ドラムまたは送風ファンが故障により停止していることを識別して、運転終了時での衣類の温度を適度な温度まで冷却することができるとともに、回転ドラム、送風ファン、モータのいずれが故障しているのかを特定して報知することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記回転ドラムの回転数を検知するドラム回転検知手段と、前記温度検知手段および前記ドラム回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段により検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ドラム回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記回転ドラムが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記回転ドラムの回転数が所定値より低いことを報知するように構成したものであり、回転ドラムが故障により停止していることを識別して、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができるとともに、回転ドラムが故障しているのを特定して報知することができる
【0008】
請求項2に記載の発明は、駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記送風ファンの回転数を検知するファン回転検知手段と、前記温度検知手段および前記ファン回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段より検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ファン回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記送風ファンが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記送風ファンの回転数が所定値より低いことを報知するように構成したものであり、送風ファンが故障により停止していることを識別して、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができるとともに、送風ファンが故障しているのを特定して報知することができる
【0009】
請求項3に記載の発明は、駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記回転ドラムの回転数を検知するドラム回転検知手段と、前記送風ファンの回転数を検知するファン回転検知手段と、前記温度検知手段、前記ドラム回転検知手段および前記ファン回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段より検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ドラム回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低く、かつ、前記ファン回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記回転ドラムおよび前記送風ファンが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記モータが故障していることを報知するように構成したものであり、モータが故障により停止していることを識別して、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができるとともに、モータが故障しているのを特定して報知することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
(実施例1)
図2に示すように、外枠1は、回転ドラム2を前部の開口部に設けたドラム支持板3で支持し、回転ドラム2の後部はシャフト4を介してファンケース5にて回転自在に支持している。この回転ドラム2の奥壁にフィルター6およびフィルターカバー7を装着し、衣類から出るリントが機外に放出しないようにしている。モータ8は、ファンベルト9にてファンケース5内に設けた送風ファン10に連結し、回転ドラム2内に熱風を送風して衣類を乾燥する。
【0012】
また、回転ドラム2内の衣類を撹拌するために、モータ8と連結したドラムベルト11を介して回転ドラム2を回転する。ヒータ(熱源)12は、回転ドラム2内に供給する熱風を加熱する。矢印Aは風の流れを示す。温度センサ(温度検知手段)13は排気温度THを検出するものである。
【0013】
電極14は、ドラム支持板3に取り付け、回転ドラム2内に投入した衣類に接触するようにしている。この電極14は、図3に示すように、2個の導電部材15と絶縁部材16とにより構成し、図1に示すように、乾燥度検出手段17に入力している。乾燥度検出手段17は導電部材15間の抵抗値Rを検出することによって衣類の乾燥度を検出するよう構成している。
【0014】
マグネット18は回転ドラム2に取り付け、磁気近接スイッチであるドラム回転検知スイッチ19の開閉信号を、図1に示すように、ドラム回転検知手段20に入力している。ドラム回転検知手段20は、ドラム回転検知スイッチ19の開閉信号から回転ドラム2の回転数Ndを検知するように構成している。
【0015】
マグネット21は送風ファン10に取り付け、磁気近接スイッチであるファン回転検知スイッチ22の開閉信号をファン回転検知手段23(図6参照)に入力している。ファン回転検知手段23は、ファン回転検知スイッチ22の開閉信号から送風ファン10の回転数Nfを検知するように構成している。
【0016】
制御手段24は、マイクロコンピュータなどにより構成し、図1に示すように、乾燥度検出手段17、温度センサ13およびドラム回転検知手段20からの情報により、モータ8およびヒータ12を制御し、温度センサ13により検知した温度が所定の値以下になるまで運転終了直前の冷却行程を行い、ドラム回転検知手段20により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、温度センサ13の情報によらずに長めの冷却行程時間を設定するように構成している。
【0017】
上記構成において図4および図5を参照しながら動作を説明する。ドラム回転検知手段20により検知した回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より高い場合は、図4に示すように、単位時間当たりに導電部材15間の抵抗値Rが所定値RSよりも小さくなった回数Rkが所定時間T11の間、連続して設定値R1よりも小さくなった時刻t12より、設定された所定時間T13経過した時刻t14においてヒータ12をオフして冷却行程に移行する。温度センサ13によって検出した排気温度THが所定の温度TH1より低くなった時刻t15においてモータ8をオフして運転を終了する。
【0018】
つぎに、図5に示すように、運転中の時刻t16において、ドラム回転検知手段20により回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より低いことを検知した場合は、ヒータ12をオフして冷却行程に移行し、所定の時間T17経過後の時刻t18においてモータ8をオフして運転を終了する。このとき、温度センサ13によって検出した排気温度THは、時刻t18以前に所定の温度TH1より低くなっているが無視するように設定している。
【0019】
すなわち、回転ドラム2の回転が正常であるときは、排気温度THと実際の衣類温度とは相関関係があるので、排気温度THが所定の温度TH1より低くなるまで冷却行程を行うことにより衣類を適度に冷却することができる。
【0020】
一方、回転ドラム2が何らかの理由(たとえば、ドラムベルト11の切断等)により停止しているときは、ヒータ12をオフすると、排気温度THは下がりやすいが、衣類が撹拌されないので実際の衣類温度は下がりにくい。したがって、排気温度THが所定の温度TH1より低くなったときには、衣類温度はまだ十分に下がっていないので、回転ドラム2が停止したときに衣類が適度に冷却されるために必要な時間T17を設定している。
【0021】
このように本実施例によれば、回転ドラム2が故障により停止していることを識別して、排気温度THが所定の温度TH1より低くなるまで冷却行程を行うのではなく、所定時間T17だけ行うことにより、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができる。
【0022】
なお、本実施例では、熱源としてヒータ12を設けているが、ガスバーナーや温水式の熱交換器を設けてもよい。
【0023】
(実施例2)
図6に示すように、制御手段24aは、マイクロコンピュータなどにより構成し、乾燥度検出手段17、温度センサ13およびファン回転数検知手段23からの情報により、モータ8およびヒータ12を制御し、温度センサ13により検知した温度が所定の値以下になるまで運転終了直前の冷却行程を行い、ファン回転検知手段23により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、温度センサ13の情報によらずに長めの冷却行程時間を設定するように構成している。他の構成は実施例1と同じである。
【0024】
上記構成において動作を説明する。上記実施例1と同様に、図7に示すように、ファン回転検知手段23により検知した送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より高い場合は、単位時間当たりに導電部材15間の抵抗値Rが所定値RSよりも小さくなった回数Rkが所定時間T11の間、連続して設定値R1よりも小さくなった時刻t12より、設定された所定時間T13経過した時刻t14においてヒータ12をオフして冷却行程に移行する。温度センサ13によって検出した排気温度THが所定の温度TH1より低くなった時刻t15においてモータ8をオフして運転を終了する。
【0025】
つぎに、図8に示すように、運転中の時刻t26において、ファン回転検知手段23により送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より低いことを検知した場合は、ヒータ12をオフして冷却行程に移行し、所定の時間T27経過後時刻t28においてモータ8をオフして運転を終了する。このとき、温度センサ13によって検出した排気温度THは、時刻t28以前に所定の温度TH1より低くなっているが無視するように設定している。
【0026】
すなわち、送風ファン10の回転が正常であるときは、排気温度THと実際の衣類温度とは相関関係があるので、排気温度THが所定の温度TH1より低くなるまで冷却行程を行うことにより衣類を適度に冷却することができる。
【0027】
一方、送風ファン10が何らかの理由(たとえば、ファンベルト9の切断等)により停止しているときは、ヒータ12をオフすると、排気温度THは下がりやすいが、送風されないので実際の衣類温度は下がりにくい。したがって、排気温度THが所定の温度TH1より低くなったときには、衣類温度はまだ十分に下がっていないので、送風ファン10が停止したときに衣類が適度に冷却されるために必要な時間T27を設定している。
【0028】
このように本実施例によれば、送風ファン10が故障により停止していることを識別して、排気温度THが所定の温度TH1より低くなるまで冷却行程を行うのではなく、所定時間T27だけ行うことにより、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができる。
【0029】
(実施例3)
図9に示すように、制御手段24bは、マイクロコンピュータなどにより構成し、乾燥度検出手段17、温度センサ13、ドラム回転検知手段20およびファン回転数検知手段23からの情報により、モータ8およびヒータ12を制御し、温度センサ13より検知した温度が所定の値以下になるまで運転終了直前の冷却行程を行い、ドラム回転検知手段20により検知した回転数が所定の値よりも低く、かつ、ファン回転検知手段23により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、温度センサ13の情報によらずに長めの冷却行程時間を設定するように構成している。他の構成は実施例1と同じである。
【0030】
上記構成において動作を説明する。実施例1と同様に、図10に示すように、ドラム回転検知手段20により検知した回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より高く、ファン回転検知手段23により検知した送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より高い場合は、単位時間当たりに導電部材15間の抵抗値Rが所定値RSよりも小さくなった回数Rkが所定時間T11の間、連続して設定値R1よりも小さくなった時刻t12より、設定された所定時間T13経過した時刻t14においてヒータ12をオフして冷却行程に移行する。温度センサ13によって検出した排気温度THが所定の温度TH1より低くなった時刻t15においてモータ8をオフして運転を終了する。
【0031】
つぎに、図11に示すように、運転中の時刻t36において、ドラム回転検知手段20により回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より低いことを検知し、かつ、ファン回転検知手段23により送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より低いことを検知した場合は、ヒータ12をオフして冷却行程に移行し、所定の時間T37経過後時刻t38においてモータ8をオフして運転を終了する。このとき、温度センサ13によって検出した排気温度THは、時刻t38以前に所定の温度TH1より低くなっているが無視するように設定している。
【0032】
すなわち、モータ8の回転が正常であり回転ドラム2および送風ファン10の回転が正常であるときは、排気温度THと実際の衣類温度とは相関関係があるので、排気温度THが所定の温度TH1より低くなるまで冷却行程を行うことにより衣類を適度に冷却することができる。
【0033】
一方、モータ8が何らかの理由(たとえば過負荷保護装置の動作等)により停止しているときは、ヒータ12をオフすると、排気温度THは下がりやすいが、衣類が撹拌されず、送風もされないので実際の衣類温度は下がりにくい。したがって排気温度THが所定の温度TH1より低くなったときには、衣類温度はまだ十分に下がっていないので、モータ8の停止により回転ドラム2および送風ファン10が停止したときに衣類が適度に冷却されるために必要な時間T37を設定している。
【0034】
このように本実施例によれば、モータ8が故障により停止していることを識別して、排気温度THが所定の温度TH1より低くなるまで冷却行程を行うのではなく、所定時間T37だけ行うことにより、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができる。
【0035】
(実施例4)
図9に示す制御手段24bは、温度センサ13より検知した温度が所定の値以下になるまで運転終了直前の冷却行程を行い、ドラム回転検知手段20により検知した回転数が所定の値よりも低く、かつ、ファン回転検知手段23により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、温度センサ13の情報によらずに冷却行程を行わずに運転を終了するように構成している。他の構成は実施例3と同じである。
【0036】
上記構成において動作を説明する。なお、ドラム回転検知手段20により検知した回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より高く、ファン回転検知手段23により検知した送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より高い場合の動作は、上記実施例3の動作と同じであるので説明を省略する。
【0037】
図12に示すように、運転中の時刻t46において、ドラム回転検知手段20により回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より低いことを検知し、かつ、ファン回転検知手段23により送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より低いことを検知した場合は、ヒータ12およびモータ8をオフして運転を終了する。このとき、温度センサ13によって検出した排気温度THは、時刻t46において所定の温度TH1より高くても低くても無視するように設定している。
【0038】
すなわち、モータ8の回転が正常であり回転ドラム2および送風ファン10の回転が正常であるときは、排気温度THと実際の衣類温度とは相関関係があるので、排気温度THが所定の温度TH1より低くなるまで冷却行程を行うことにより衣類を適度に冷却することができる。
【0039】
一方、モータ8が何らかの理由(たとえば過負荷保護装置の動作等)により停止しているときは、衣類が撹拌されず送風もされないため、時刻t46において運転を終了する。
【0040】
このように本実施例によれば、モータ8が故障により停止していることを識別して、排気温度THが所定の温度TH1より低くなるまで冷却行程を行うのではなく、運転中の時刻t46において運転を終了することができる。
【0041】
(実施例5)
図13に示すように、制御手段24cは、マイクロコンピュータなどにより構成し、乾燥度検出手段17、温度センサ13、ドラム回転検知手段20およびファン回転数検知手段23からの情報により、報知手段25、モータ8およびヒータ12を制御し、ドラム回転検知手段20およびファン回転検知手段23からの情報により、回転ドラム2の停止、送風ファン10の停止、モータ8の停止を識別して報知手段25によって報知するように構成している。他の構成は実施例1〜4と同じである。
【0042】
上記構成において動作を説明する。上記実施例3と同様に、図10に示すように、ドラム回転検知手段20により検出した回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より高く、ファン回転検知手段23により検出した送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より高い場合は、単位時間当たりに導電部材15間の抵抗値Rが所定値RSよりも小さくなった回数Rkが所定時間T11の間、連続して設定値R1よりも小さくなった時刻t12より、設定された所定時間T13経過した時刻t14においてヒータ12をオフして冷却行程に移行する。
【0043】
温度センサ13によって検出された排気温度THが所定の温度TH1より低くなった時刻t15においてモータ8をオフして運転を終了し、報知手段25によって正常に終了したことを報知する。
【0044】
つぎに、上記実施例1と同様に、図5に示すように、運転中の時刻t16において、ドラム回転検知手段20により回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より低いことを検知した場合は、ヒータ12をオフして冷却行程に移行し、所定の時間T17経過後時刻t18においてモータ8をオフして運転を終了し、報知手段25によって回転ドラム2の回転数が低いことを報知する。
【0045】
また、上記実施例2と同様に、図8に示すように、運転中の時刻t26において、ファン回転検知手段23により送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より低いことを検知した場合は、ヒータ12をオフして冷却行程に移行し、所定の時間T27経過後時刻t28においてモータ8をオフして運転を終了し、報知手段25によって送風ファン10の回転数が低いことを報知する。
【0046】
さらに、上記実施例3と同様に、図11に示すように、運転中の時刻t36において、ドラム回転検知手段20により回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より低いことを検知し、かつ、ファン回転検知手段23により送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より低いことを検知した場合は、ヒータ12をオフして冷却行程に移行し、所定の時間T37経過後時刻t38においてモータ8をオフして運転を終了し、報知手段25によってモータ8が故障により停止していることを識別して報知する。
【0047】
さらに、上記実施例4と同様に、図12に示すように、運転中の時刻t46において、ドラム回転検知手段20により回転ドラム2の回転数Ndが所定の値Nd1より低いことを検知し、かつ、ファン回転検知手段23により送風ファン10の回転数Nfが所定の値Nf1より低いことを検知した場合は、ヒータ12およびモータ8をオフして運転を終了し、報知手段25によってモータ8が故障により停止していることを識別して報知する。
【0048】
このように本実施例によれば、回転ドラム2、送風ファン10、モータ8のいずれが故障しているのかを特定して報知することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記回転ドラムの回転数を検知するドラム回転検知手段と、前記温度検知手段および前記ドラム回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段により検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ドラム回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記回転ドラムが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記回転ドラムの回転数が所定値より低いことを報知するように構成したから、回転ドラムが故障により停止していることを識別して、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができるとともに、回転ドラムが故障しているのを特定して報知することができる
【0050】
また、請求項2に記載の発明によれば、駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記送風ファンの回転数を検知するファン回転検知手段と、前記温度検知手段および前記ファン回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段より検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ファン回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記送風ファンが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記送風ファンの回転数が所定値より低いことを報知するように構成したから、送風ファンが故障により停止していることを識別して、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができるとともに、送風ファンが故障しているのを特定して報知することができる
【0051】
また、請求項3に記載の発明によれば、駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記回転ドラムの回転数を検知するドラム回転検知手段と、前記送風ファンの回転数を検知するファン回転検知手段と、前記温度検知手段、前記ドラム回転検知手段および前記ファン回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段より検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ドラム回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低く、かつ、前記ファン回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記回転ドラムおよび前記送風ファンが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記モータが故障していることを報知するように構成したから、モータが故障により停止していることを識別して、運転終了時における衣類を適度な温度まで冷却することができるとともに、モータが故障しているのを特定して報知することができる。
図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図2】 同衣類乾燥機の縦断面図
【図3】 同衣類乾燥機の電極の斜視図
【図4】 同衣類乾燥機の正常時の動作タイムチャート
【図5】 同衣類乾燥機の回転ドラムが故障により停止している場合の動作タイムチャート
【図6】 本発明の第2の実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図7】 同衣類乾燥機の正常時の動作タイムチャート
【図8】 同衣類乾燥機の送風ファンが故障により停止している場合の動作タイムチャート
【図9】 本発明の第3の実施例の衣類乾燥機のブロック図
【図10】 同衣類乾燥機の正常時の動作タイムチャート
【図11】 同衣類乾燥機のモータが故障により停止している場合の動作タイムチャート
【図12】 本発明の第4の実施例の衣類乾燥機のモータが故障により停止している場合の動作タイムチャート
【図13】 本発明の第5の実施例の衣類乾燥機のブロック図
【符号の説明】
2 回転ドラム
8 モータ
10 送風ファン
12 ヒータ(熱源)
13 温度センサ(温度検知手段)
20 ドラム回転検知手段
24 制御手段

Claims (3)

  1. 駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記回転ドラムの回転数を検知するドラム回転検知手段と、前記温度検知手段および前記ドラム回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段により検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ドラム回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記回転ドラムが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記回転ドラムの回転数が所定値より低いことを報知するように構成した衣類乾燥機。
  2. 駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記送風ファンの回転数を検知するファン回転検知手段と、前記温度検知手段および前記ファン回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段より検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ファン回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記送風ファンが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記送風ファンの回転数が所定値より低いことを報知するように構成した衣類乾燥機。
  3. 駆動源となるモータと、前記モータにより駆動され衣類を収納し乾燥させる回転ドラムと、前記モータにより駆動され前記回転ドラム内に熱源により加熱された熱風を供給する送風ファンと、前記回転ドラムからの排気温度を検知する温度検知手段と、前記回転ドラムの回転数を検知するドラム回転検知手段と、前記送風ファンの回転数を検知するファン回転検知手段と、前記温度検知手段、前記ドラム回転検知手段および前記ファン回転検知手段の情報により前記モータと前記熱源の動作を制御する制御手段と、運転状態を報知する報知手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転終了直前において、前記熱源をオフし前記温度検知手段より検知した温度が所定の値以下になるまで前記モータを駆動する冷却行程を行うようにし前記冷却行程において、前記ドラム回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低く、かつ、前記ファン回転検知手段により検知した回転数が所定の値よりも低いときは、前記温度検知手段の情報によらずに前記回転ドラムおよび前記送風ファンが停止した状態でも収容された衣類が適度な温度まで冷却される長めの冷却行程時間を設定して実行するとともに、前記冷却行程終了後前記モータが故障していることを報知するように構成した衣類乾燥機。
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