JP2950976B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衣類乾燥機に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に衣類乾燥機においては、乾燥運転終了前に熱源
には通電せず、送風のみの運転を行って乾燥室を冷ます
ようにしているが、運転途中で一時停止した場合は、送
風運転がなされず、乾燥室が熱いため、使用者が衣類の
乾き具合を確認するため手を入れて熱い衣類を取り出す
場合に火傷をする恐れがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように従来の衣類乾燥機は、衣類の乾き具合を
確認するため運転途中で一時停止し、乾燥室内に手を入
れた場合、乾燥室内が熱いため火傷をする恐れがあると
いう問題があった。
本発明の目的は、衣類の乾き具合を確認するため運転
途中で一時停止し、使用者が手を入れて熱い衣類を取り
出す場合に火傷をする恐れが無く、しかも衣類を取り出
すのでなく衣類を継ぎたして乾燥したいような場合にも
迅速に対応することの出来る衣類乾燥機を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、被乾燥物を乾燥する乾燥室と、前記乾燥
室に空気を送るための送風ファンと、前記送風ファンを
回転駆動する電動機と、前記乾燥室に送られる空気を加
熱するための熱源と、前記電動機と前記熱源に電力を供
給又は停止を行う制御手段を有する衣類乾燥機におい
て、前記制御手段は、衣類乾燥運転中に一時停止を行う
一時停止手段と前記熱源に電力の供給を停止する熱源切
替手段を有し、衣類乾燥運転中に使用者が前記一時停止
手段のみ選択した場合には前記熱源への電力の供給およ
び前記電動機の運転を停止し、使用者が前記一時停止手
段および前記熱源切替手段を選択した場合には前記熱源
への電力の供給を停止した後に前記送風運転を行ってか
ら運転を停止する構成とすることによって達成される。
〔作用〕
本発明によれば、衣類乾燥機を運転途中で一時停止す
る場合、使用者が熱源切替手段および一時停止手段を選
択した場合には熱源への電力の供給を停止した後に送風
運転を行ってから運転を停止するため、衣類の乾き具合
を確認するために衣類乾燥機内に使用者が手を入れて熱
い衣類を取り出す場合に火傷をする恐れが無く、他方、
衣類乾燥運転中に使用者が前記一時停止手段のみ選択し
た場合には前記熱源への電力の供給および電動機の運転
を停止するため、衣類を取り出すのでなく衣類を継ぎた
して乾燥したいような場合にも迅速に対応することが出
来、使用者のニーズに合った衣類乾燥機の運転が可能と
なる。
〔実施例〕
以下発明の一実施例を図面により説明する。
1は外枠、2はこの外枠1内に回転自在に軸支され、
衣類乾燥庫を構成するための回転ドラム、3は乾燥用の
温風を得るための熱源、4は前記回転ドラム2に電動機
5の回転力を伝達するためのドラム駆動ベルトである。
前記回転ドラム2の後部には第1図に実線矢印で示し
た乾燥用の循環空気を排出するためのドラム空気出口6
が設けられており、その後方には前記ドラム空気出口6
に対向させて入口7を設けるとともに、前記循環空気お
よびこの循環空気流を冷却するための冷却空気(第1図
に破線で示す)を発生させるための送風機の役割を有
し、かつそのブレード壁面を介して循環空気と冷却空気
の熱交換を行なうための両翼ファン8を収納したファン
ケーシング9が配設されている。そしてこのファンケー
シング9はその内周全周に渡って設けられた仕切板10
と、両翼ファン8の外周に設けたフェルト11とで循環空
気側と冷却空気側に仕切られている。
12はこのファンケーシング9と前記回転ドラム2との
気密を保つための気密用フェルトである。そして、ファ
ンケーシング9の循環側出口は、途中に排水口21を設け
たダクト13とダクト14とで熱源装置3に連通されてい
る。また冷却空気流は第1図に破線矢印で示したように
裏板15の中央部に設けられた吸気口から吸い込まれ裏板
15の上部から排出される。
なお16は両翼ファン8用のベルト、17は両翼ファン8
用のプーリ、18はドラム支持部材、19は前記外枠1の前
方に設けられた被乾燥物(衣類)出し入れ用の開口を開
閉するためのドア、22はフィルター、20はその外周で前
記回転ドラム2を回転自在に支持するためのドラム前部
固定壁である。
次に運転制御方法について説明する。
第2図に本発明による衣類乾燥機の制御回路を示す。
23は100V商用電源に接続される電源プラグ、24は電源ス
イッチ、25は衣類乾燥機の運転制御プログラムを内蔵し
たマイクロコンピューター26および制御用の電子回路に
直流電圧を供給するための電源回路、27は商用電源の10
0Vの電圧を電子回路用の電圧に降圧するための変圧器、
28は前記マイクロコンピューター26を電源投入時にリセ
ットさせるためのリセット回路、29はマイクロコンピュ
ーター26に必要なシステムクロックを発生させるクロッ
ク回路、30は乾燥コースの設定,熱源の強さの設定,運
転スタート等使用者の選定したスイッチ入力をマイクロ
コンピューター26に伝送するためのスイッチ入力部、31
は衣類乾燥機の運転状態,乾燥コース,フィルター22が
目づまりしたことなどをランプの点燈や点滅で使用者に
知らせるためのランプ表示部、32は、入力スイッチの操
作をマイクロコンピューター26が受け付けたとき,運転
が終了したとき、フィルター22が目づまりしたときなど
にブザーを鳴らして使用者に知らせるためのブザー報知
部、33は循環空気の湿度や温度の変化をとらえて、衣類
の乾き具合を検知するための乾燥検知手段、34は乾燥検
知手段33の情報をマイクロコンピューター24に伝送する
ための乾燥検知回路、35はドア19の開閉に伴なってON,O
FFするドアスイッチ、36はドアスイッチ35のON,OFF状態
をマイクロコンピューター26に伝送するためのドアスイ
ッチ入力取り込み回路、37は電源スイッチ24のON,OFF状
態をマイクロコンピューター26に伝送するための電源ス
イッチ入力取り込み回路、38は運転が終了したときや運
転しない電源スイッチが一定時間以上ON状態のままにさ
れたときなどに自動的に電源スイッチ24を切るために電
源スイッチ切断用のソレノイド39へ通電するための電源
スイッチ切断回路、40は時間計時に使用する電源の周波
数をマイクロコンピューター26に取り込むための周波数
信号取り込み回路、41はマイクロコンピューター26から
の信号で電動機5を駆動するための電動機駆動回路、42
は同じくマイクロコンピューター26からの信号で熱源3
を駆動するための熱源駆動回路、43は熱源3の電流を検
知する熱源電流検知回路である。
第3図は、スイッチ入力部30とランプ表示部31の一実
施例を示したもので、44は運転を開始させたり、運転途
中で一時停止させたりするためのスタート/一時停止ス
イッチ、45は熱源3の強さを切り換えるためのヒーター
切換スイッチ、46は乾燥コースを切換えるための乾燥コ
ース切換スイッチである。
次に前記衣類乾燥機の動作について説明する。電源プ
ラグ23がコンセントに差し込まれると、電源回路25によ
って直流電圧が作られるとともにクロック発生回路29に
よりシステムクロックがマイクロコンピューター26に伝
送される。また同時にリセット回路28によりマイクロコ
ンピューター26がリセットされ動作状態となり、衣類乾
燥機または使用者の操作待ちの状態となる。使用者が電
源スイッチ24を入れると、この情報が電源スイッチ入力
取り込み回路37を介してマイクロコンピューターに伝送
され、あらかじめ設定された初期表示をランプ表示回路
31で行なうと共に、スイッチ入力部31のスイッチ入力を
受け付けられる状態となる。
次に使用者によりドア19が開かれ、回転ドラム2内に
被乾燥物である衣類等が入れられ、ドア19が閉じられる
とドアスイッチ35がON状態となり、ドアスイッチ入力取
り込み回路36を通してドア19が閉じられた情報がマイク
ロコンピューター26に入力され運転開始待ちの状態とな
る。次に使用者が、スイッチ入力部31の乾燥コース切換
スイッチ46により、複数設けられている乾燥コースのう
ちのいずれかを選択し、ヒータ切換スイッチ45で熱源3
の強さを選択し、スタート/一時停止スイッチ44を操作
すると衣類乾燥機は乾燥運転を開始する。
乾燥運転が開始されるとマイクロコンピューター26の
指示により熱源3,電動機5に電力が供給され、回転ドラ
ム2,両翼ファン8が回転する。これにより熱源3で熱せ
られた循環空気が回転ドラム2内に流入し、被乾燥物か
ら水分を奪った後回転ドラム2から排出され、両翼ファ
ン8に吸引される。そして両翼ファン8を通電するとき
に両翼ファン8の熱交換作用で、冷却空気により冷却さ
れ、被乾燥物から奪った水分は結露し水滴となって排水
口21から機外に排出される。両翼ファン8を通過した循
環空気はダクト13,14を経て再び熱源3に至り、ここで
熱せられて回転ドラム2内に流入し、これが連続的に繰
り返えされて乾燥が進行する。衣類が乾いたらこれを乾
燥検知手段33で検知しこれが乾燥検知回路34を経てマイ
クロコンピューター26に伝送される。衣類が乾いたこと
が伝送されるとマイクロコンピューター26は所定のプロ
グラムに従って電動機駆動回路41および熱源駆動回路42
に指令を出し運転を終了させる。そして運転終了後所定
の時間が経過したら電源スイッチ切換回路38に指示を出
し電源スイッチ24を自動的に切断する。
そして、前記の乾燥運転途中に、スタート/一時停止
スイッチ44を単独で操作した場合にはすぐに運転停止
し、ヒーター切換スイッチ45を押しながらスタート/一
時停止スイッチ44を押したときに送風運転を行なってか
ら運転停止するように構成されている。
以上の構成において、衣類乾燥機を運転途中で一時停
止する場合、使用者がヒータ切換スイッチ45およびスタ
ート/一時停止スイッチ44を操作した場合には熱源3へ
の電力の供給を停止した後に送風運転を行ってから運転
を停止するため、衣類の乾き具合を確認するために衣類
乾燥機内に使用者が手を入れて熱い衣類を取り出す場合
に火傷をする恐れが無く、他方、衣類乾燥運転中に使用
者が前記スタート/一時停止スイッチ44のみ選択した場
合には前記熱源3への電力の供給および電動機5の運転
を停止するため、衣類を取り出すのでなく衣類を継ぎた
して乾燥したいような場合に迅速に対応することの出来
る。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば、衣類乾燥機を運転途中で一時停
止する場合、使用者が熱源切替手段および一時停止手段
を選択した場合には熱源への電力の供給を停止した後に
送風運転を行ってから運転を停止するため、衣類の乾き
具合を確認するために衣類乾燥機内に使用者が手を入れ
て熱い衣類を取り出す場合に火傷をする恐れが無く、他
方、衣類乾燥運転中に使用者が前記一時停止手段のみ選
択した場合には前記熱源への電力の供給および電動機の
運転を停止するため、衣類を取り出すのでなく衣類を継
ぎたして乾燥したいような場合に迅速に対応することが
出来、使用者のニーズに合った衣類乾燥機の運転が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は制
御回路のブロック図、第3図はスイッチ入力部,ランプ
表示部の一実施例を示す図である。 1……外枠、2……回転ドラム、3……熱源、5……電
動機、8……両翼ファン、22……フィルター、30……ス
イッチ入力部、44……スタート/一時停止スイッチ、45
……ヒーター切換スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被乾燥物を乾燥する乾燥室と、前記乾燥室
    に空気を送るための送風ファンと、前記送風ファンを回
    転駆動する電動機と、前記乾燥室に送られる空気を加熱
    するための熱源と、前記電動機と前記熱源に電力を供給
    又は停止を行う制御手段を有する衣類乾燥機において、 前記制御手段は、衣類乾燥運転中に一時停止を行う一時
    停止手段と前記熱源に電力の供給を停止する熱源切替手
    段を有し、衣類乾燥運転中に使用者が前記一時停止手段
    のみ選択した場合には前記熱源への電力の供給および前
    記電動機の運転を停止し、使用者が前記一時停止手段お
    よび前記熱源切替手段を選択した場合には前記熱源への
    電力の供給を停止した後に前記送風運転を行ってから運
    転を停止することを特徴とする衣類乾燥機。
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JP4772471B2 (ja) * 2005-11-22 2011-09-14 株式会社東芝 衣類乾燥機
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