JPH053998A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JPH053998A JPH053998A JP3158792A JP15879291A JPH053998A JP H053998 A JPH053998 A JP H053998A JP 3158792 A JP3158792 A JP 3158792A JP 15879291 A JP15879291 A JP 15879291A JP H053998 A JPH053998 A JP H053998A
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- drying
- clothes
- heating
- time
- temperature difference
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱乾燥を衣類の量や種類に応じた適正な運
転時間行うようにし、以て、衣類の量や種類に関係な
く、高い乾燥度合いで衣類を完全乾燥するようにした、
しかも無駄な電力消費なく乾燥できるようにした、使用
しやすい衣類乾燥機１を得る。 【構成】 複数の感熱手段３１、３２を有し、回転ドラ
ム８内に乾燥風を送り込んで衣類を乾燥する加熱乾燥を
行うとともに、前記感熱手段３１、３２の温度差によっ
て乾燥運転を制御する衣類乾燥機１において、前記温度
差によって測定される乾燥度合いが所定値に達した後、
前記加熱乾燥の開始から一定時間後の前記温度差と、乾
燥度合いが前記所定値に達するまでの運転時間の組み合
わせによって設定される延長時間だけ、前記加熱乾燥を
延長するように制御した。
転時間行うようにし、以て、衣類の量や種類に関係な
く、高い乾燥度合いで衣類を完全乾燥するようにした、
しかも無駄な電力消費なく乾燥できるようにした、使用
しやすい衣類乾燥機１を得る。 【構成】 複数の感熱手段３１、３２を有し、回転ドラ
ム８内に乾燥風を送り込んで衣類を乾燥する加熱乾燥を
行うとともに、前記感熱手段３１、３２の温度差によっ
て乾燥運転を制御する衣類乾燥機１において、前記温度
差によって測定される乾燥度合いが所定値に達した後、
前記加熱乾燥の開始から一定時間後の前記温度差と、乾
燥度合いが前記所定値に達するまでの運転時間の組み合
わせによって設定される延長時間だけ、前記加熱乾燥を
延長するように制御した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種衣類乾燥機においては、例
えば特開昭６０−１７４１９５号公報に示すように、複
数の感熱手段の測定温度差があらかじめ定められた所定
値以上になると加熱乾燥を終了させる制御が知られてい
る。しかしながらこの従来例において、高い乾燥度合い
を出すのは（完全に乾燥するのは）、感熱手段の精度に
バラつきが多いので、非常に困難であった。そこで、加
熱乾燥の時間を一定時間延長することが考えられたが、
この場合少量の衣類や乾きやすい布などは乾きすぎ、多
量の衣類や厚手の布などは十分に乾かない状態で加熱乾
燥が終了する欠点があった。
えば特開昭６０−１７４１９５号公報に示すように、複
数の感熱手段の測定温度差があらかじめ定められた所定
値以上になると加熱乾燥を終了させる制御が知られてい
る。しかしながらこの従来例において、高い乾燥度合い
を出すのは（完全に乾燥するのは）、感熱手段の精度に
バラつきが多いので、非常に困難であった。そこで、加
熱乾燥の時間を一定時間延長することが考えられたが、
この場合少量の衣類や乾きやすい布などは乾きすぎ、多
量の衣類や厚手の布などは十分に乾かない状態で加熱乾
燥が終了する欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、加熱乾燥を
衣類の量や種類に応じた適正な運転時間行うようにし、
以て、衣類の量や種類に関係なく、高い乾燥度合いで衣
類を完全乾燥するようにした、しかも無駄な電力消費な
く乾燥できるようにした、使用しやすい衣類乾燥機を得
ることを目的としている。
衣類の量や種類に応じた適正な運転時間行うようにし、
以て、衣類の量や種類に関係なく、高い乾燥度合いで衣
類を完全乾燥するようにした、しかも無駄な電力消費な
く乾燥できるようにした、使用しやすい衣類乾燥機を得
ることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の感熱手段を有し、回転ドラム内に
乾燥風を送り込んで衣類を乾燥する加熱乾燥を行うとと
もに、前記感熱手段の温度差によって乾燥運転を制御す
る衣類乾燥機において、前記温度差によって測定される
乾燥度合いが所定値に達した後、前記加熱乾燥の開始か
ら一定時間後の前記温度差と、乾燥度合いが前記所定値
に達するまでの運転時間の組み合わせによって設定され
る延長時間だけ、前記加熱乾燥を延長するように制御し
たことを特徴としている。
に、本発明は、複数の感熱手段を有し、回転ドラム内に
乾燥風を送り込んで衣類を乾燥する加熱乾燥を行うとと
もに、前記感熱手段の温度差によって乾燥運転を制御す
る衣類乾燥機において、前記温度差によって測定される
乾燥度合いが所定値に達した後、前記加熱乾燥の開始か
ら一定時間後の前記温度差と、乾燥度合いが前記所定値
に達するまでの運転時間の組み合わせによって設定され
る延長時間だけ、前記加熱乾燥を延長するように制御し
たことを特徴としている。
【０００５】
【作用】上記構成により、衣類の量や種類に応じて変化
する、加熱乾燥の開始から一定時間後の前記温度差と、
複数の感熱手段の温度差によって測定される乾燥度合い
が所定値に達するまでの運転時間との組み合わせによっ
て設定される延長時間だけ加熱乾燥を延長し、衣類の量
や種類に応じた適正な運転時間だけ加熱乾燥が行われ
る。
する、加熱乾燥の開始から一定時間後の前記温度差と、
複数の感熱手段の温度差によって測定される乾燥度合い
が所定値に達するまでの運転時間との組み合わせによっ
て設定される延長時間だけ加熱乾燥を延長し、衣類の量
や種類に応じた適正な運転時間だけ加熱乾燥が行われ
る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明衣類乾燥機の実施例を、図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
【０００７】衣類乾燥機１の機枠２は、その前部の中央
に衣類の投入口３を設け、その後部に外部空気の導入口
４と導出口５を設けた後面板６を取り付けている。前記
投入口３は樹脂製のドア７を左右方向に回動することに
より、開閉される。
に衣類の投入口３を設け、その後部に外部空気の導入口
４と導出口５を設けた後面板６を取り付けている。前記
投入口３は樹脂製のドア７を左右方向に回動することに
より、開閉される。
【０００８】前記機枠２内にあって、樹脂製で横軸型の
回転ドラム８は、その前部内周縁が環状のドラム支持板
９の外周縁にフエルト等を介して回転自在に支持され、
後面中央が支軸１０に回転自在に軸支されている。
回転ドラム８は、その前部内周縁が環状のドラム支持板
９の外周縁にフエルト等を介して回転自在に支持され、
後面中央が支軸１０に回転自在に軸支されている。
【０００９】前記ドラム支持板９は、投入口３の口縁に
固定され、支軸１０は、機枠２の後部の後面板６と、そ
の内側に横方向に架設された支持板１１とに固定されて
いる。
固定され、支軸１０は、機枠２の後部の後面板６と、そ
の内側に横方向に架設された支持板１１とに固定されて
いる。
【００１０】支持板１１と後面板６との間にはファンケ
−シング１２で被われたファン室１３が形成されており
このファン室１３は仕切部材１４で仕切られている。
−シング１２で被われたファン室１３が形成されており
このファン室１３は仕切部材１４で仕切られている。
【００１１】前記仕切部材１４の中央開口１５内には、
前後面に羽根を有した合成樹脂製両面ファン１６が、支
軸１０に回転自在に軸支されて収納されている。この両
面ファン１６の外周部分１７は前記中央開口１５内周縁
に形成された環状覆い部１８で覆われ、該環状覆い部１
８にラビリンス結合により非接触状態で遊嵌される。そ
して前記仕切部材１４と両面ファン１６とにより前記フ
ァン室１３を両面ファン１６前面側の乾燥風路１９と後
面側の冷却風路２０とに区画している。
前後面に羽根を有した合成樹脂製両面ファン１６が、支
軸１０に回転自在に軸支されて収納されている。この両
面ファン１６の外周部分１７は前記中央開口１５内周縁
に形成された環状覆い部１８で覆われ、該環状覆い部１
８にラビリンス結合により非接触状態で遊嵌される。そ
して前記仕切部材１４と両面ファン１６とにより前記フ
ァン室１３を両面ファン１６前面側の乾燥風路１９と後
面側の冷却風路２０とに区画している。
【００１２】前記乾燥風路１９には、前記ドラム支持板
９の下部一側に設けられた回転ドラム８への入口２１に
至る循環ダクト２２を連通配設している。回転ドラム８
の後面及び支持板１１には、ファン室１３の乾燥風路１
９に通じる出口２３が設けてあり、この出口２３をシ−
ル材２４が囲んでいる。前記冷却風路２０は、導入口４
と導出口５を介して機枠２外部と連通している。前記両
面ファン１６及び仕切部材１４が乾燥風を外気と熱交換
して除湿する除湿装置を構成する。
９の下部一側に設けられた回転ドラム８への入口２１に
至る循環ダクト２２を連通配設している。回転ドラム８
の後面及び支持板１１には、ファン室１３の乾燥風路１
９に通じる出口２３が設けてあり、この出口２３をシ−
ル材２４が囲んでいる。前記冷却風路２０は、導入口４
と導出口５を介して機枠２外部と連通している。前記両
面ファン１６及び仕切部材１４が乾燥風を外気と熱交換
して除湿する除湿装置を構成する。
【００１３】入口２１近くの循環ダクト２２内には、セ
ラミック材料をハニカム状にした正温度抵抗特性の半導
体ヒータ２５が設けられ、循環ダクト２２の最下部に
は、機枠２外に通じるドレン口２６が設けられ、回転ド
ラム８内には出口２３を被うリントフィルター２７が着
脱自在に設けられ、回転ドラム８及び両面ファン１６に
は、モータ２８の回転力がドラムベルト２９及びファン
ベルト３０を介して伝達されるようになっている。前記
半導体ヒータ２５は第１ヒータ２５ａと第２ヒータ２５
ｂとからなる。
ラミック材料をハニカム状にした正温度抵抗特性の半導
体ヒータ２５が設けられ、循環ダクト２２の最下部に
は、機枠２外に通じるドレン口２６が設けられ、回転ド
ラム８内には出口２３を被うリントフィルター２７が着
脱自在に設けられ、回転ドラム８及び両面ファン１６に
は、モータ２８の回転力がドラムベルト２９及びファン
ベルト３０を介して伝達されるようになっている。前記
半導体ヒータ２５は第１ヒータ２５ａと第２ヒータ２５
ｂとからなる。
【００１４】リントフィルタ−２７及び出口２３の下流
側の支持板１１には、除湿前の乾燥風温度を検知する第
１温度検知素子３１が配置してあり、循環ダクト２２内
の半導体ヒータ２５の上流側には、外気との熱交換によ
る除湿後の乾燥風温度を検知する第２温度検出素子３２
が配置してあり、さらに、循環ダクト２２内の半導体ヒ
ータ２５の下流に位置する半導体ヒータ２５と入口２１
の間には、再加熱された乾燥風温度を検知する第３温度
検知素子３３が配置してある。第１温度検知素子３１は
ドラム出口温度Ｋ１を、第２温度検知素子３２はヒータ
入口温度Ｋ２を、第３温度検知素子３３はヒ−タ出口温
度Ｋ３を夫々測定する。
側の支持板１１には、除湿前の乾燥風温度を検知する第
１温度検知素子３１が配置してあり、循環ダクト２２内
の半導体ヒータ２５の上流側には、外気との熱交換によ
る除湿後の乾燥風温度を検知する第２温度検出素子３２
が配置してあり、さらに、循環ダクト２２内の半導体ヒ
ータ２５の下流に位置する半導体ヒータ２５と入口２１
の間には、再加熱された乾燥風温度を検知する第３温度
検知素子３３が配置してある。第１温度検知素子３１は
ドラム出口温度Ｋ１を、第２温度検知素子３２はヒータ
入口温度Ｋ２を、第３温度検知素子３３はヒ−タ出口温
度Ｋ３を夫々測定する。
【００１５】図２は衣類乾燥機１の機枠２前部の投入口
３下部に配設された制御操作部３４の図で、スイッチ操
作部３５と運転状況を表示する表示部３６とからなる。
前記スイッチ操作部３５は電源スイッチ３７と、運転開
始及び一時停止を入力するスタートスイッチ３８と、乾
燥運転のコースを標準の乾燥度合いで終了する「標準」
コース、生乾き状態で終了する「アイロン」コ−ス、標
準の乾燥度合いより更に乾燥させて終了する「念入り」
コ−ス等のコースに切り換えるコース切換スイッチ３９
と、半導体ヒータ２５を第１、第２ヒータ２５ａ、２５
ｂ同時に使用する「強」、第１ヒータ２５ａのみ使用す
る「弱」に切り換えるヒ−タ切換スイッチ４０と、回転
ドラム８内の温度を高温にして衣類に付着している細菌
やダニ等を駆除する「キンコロ」コースを設定するキン
コロコース設定スイッチ４１を有している。前記表示部
３６は乾燥運転の進行状況を示す第１、第２、第３表示
素子Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３、ヒータの強弱に対応して点灯す
る「強」表示素子Ｌ４、「弱」表示素子Ｌ５、乾燥運転
のコースを表示する「６０分」表示素子Ｌ６、「アイロ
ン」表示素子Ｌ７、「念入り」表示素子Ｌ８、「ちょっ
と乾燥」表示素子Ｌ９、「標準」表示素子Ｌ１０、及び
フィルタ−目詰まり報知用表示素子Ｌ１１とキンコロコ
−ス表示部４２を有している。
３下部に配設された制御操作部３４の図で、スイッチ操
作部３５と運転状況を表示する表示部３６とからなる。
前記スイッチ操作部３５は電源スイッチ３７と、運転開
始及び一時停止を入力するスタートスイッチ３８と、乾
燥運転のコースを標準の乾燥度合いで終了する「標準」
コース、生乾き状態で終了する「アイロン」コ−ス、標
準の乾燥度合いより更に乾燥させて終了する「念入り」
コ−ス等のコースに切り換えるコース切換スイッチ３９
と、半導体ヒータ２５を第１、第２ヒータ２５ａ、２５
ｂ同時に使用する「強」、第１ヒータ２５ａのみ使用す
る「弱」に切り換えるヒ−タ切換スイッチ４０と、回転
ドラム８内の温度を高温にして衣類に付着している細菌
やダニ等を駆除する「キンコロ」コースを設定するキン
コロコース設定スイッチ４１を有している。前記表示部
３６は乾燥運転の進行状況を示す第１、第２、第３表示
素子Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３、ヒータの強弱に対応して点灯す
る「強」表示素子Ｌ４、「弱」表示素子Ｌ５、乾燥運転
のコースを表示する「６０分」表示素子Ｌ６、「アイロ
ン」表示素子Ｌ７、「念入り」表示素子Ｌ８、「ちょっ
と乾燥」表示素子Ｌ９、「標準」表示素子Ｌ１０、及び
フィルタ−目詰まり報知用表示素子Ｌ１１とキンコロコ
−ス表示部４２を有している。
【００１６】また、図３は制御回路の概略回路ブロック
図で、図３に基づいて説明すると、４３は乾燥制御手段
としての働きをするマイクロコンピュ−タ（マイコ
ン）、４４は前記スタ−トスイッチ３８等が配列される
入力キー回路、４５はドアスイッチ、３６は前記表示
部、３１、３２、３３は前記した第１、第２、第３温度
検知素子である。４６は電源周波数同期信号検出回路
で、商用周波数の交流電圧のゼロクロスを検出してマイ
コン４３に送る。４７は電源回路である。４８はクロッ
ク発振回路で、マイコン４３の作動用クロックとしてプ
ログラムを進行させるとともに、時間カウントに使用す
る。４９はリセット回路で、電源スイッチ３７が押され
たときにマイコン４３内のプログラムを初期状態にリセ
ットする。５０は負荷駆動回路で、マイコン４３からの
制御出力によりモータ２８及び半導体ヒータ２５（第１
ヒータ２５ａ、第２ヒータ２５ｂ）をオンオフ制御す
る。 ５１は乾燥運転の終了等を報知するブザー回路で
ある。
図で、図３に基づいて説明すると、４３は乾燥制御手段
としての働きをするマイクロコンピュ−タ（マイコ
ン）、４４は前記スタ−トスイッチ３８等が配列される
入力キー回路、４５はドアスイッチ、３６は前記表示
部、３１、３２、３３は前記した第１、第２、第３温度
検知素子である。４６は電源周波数同期信号検出回路
で、商用周波数の交流電圧のゼロクロスを検出してマイ
コン４３に送る。４７は電源回路である。４８はクロッ
ク発振回路で、マイコン４３の作動用クロックとしてプ
ログラムを進行させるとともに、時間カウントに使用す
る。４９はリセット回路で、電源スイッチ３７が押され
たときにマイコン４３内のプログラムを初期状態にリセ
ットする。５０は負荷駆動回路で、マイコン４３からの
制御出力によりモータ２８及び半導体ヒータ２５（第１
ヒータ２５ａ、第２ヒータ２５ｂ）をオンオフ制御す
る。 ５１は乾燥運転の終了等を報知するブザー回路で
ある。
【００１７】かくして、スタ−トスイッチ３８が操作さ
れると、マイコン４３がモータ２８及び半導体ヒータ２
５（第１ヒータ２５ａ、第２ヒータ２５ｂ）を作動さ
せ、モータ２８の作動により回転ドラム８及び両面ファ
ン１６が回転し、半導体ヒータ２５は加熱する。回転ド
ラム８内の乾燥風は、リントフィルター２７、出口２
３、両面ファン１６の循環側、循環ダクト２２、半導体
ヒータ２５、入口２１、回転ドラム８の順に循環し、外
部空気（外気）は、導入口４、両面ファン１６の冷却
側、導出口５の順に流れる。回転ドラム８内での乾燥作
業で生じたリントのほとんどはリントフィルター２７で
取られる。高温多湿の乾燥風は、両面ファン１６で外気
と熱交換し、冷却されて水分を凝縮させ、その後半導体
ヒータ２５で再加熱されて回転ドラム８に供給され続け
る。凝縮水は、ドレン口２６から排出される。
れると、マイコン４３がモータ２８及び半導体ヒータ２
５（第１ヒータ２５ａ、第２ヒータ２５ｂ）を作動さ
せ、モータ２８の作動により回転ドラム８及び両面ファ
ン１６が回転し、半導体ヒータ２５は加熱する。回転ド
ラム８内の乾燥風は、リントフィルター２７、出口２
３、両面ファン１６の循環側、循環ダクト２２、半導体
ヒータ２５、入口２１、回転ドラム８の順に循環し、外
部空気（外気）は、導入口４、両面ファン１６の冷却
側、導出口５の順に流れる。回転ドラム８内での乾燥作
業で生じたリントのほとんどはリントフィルター２７で
取られる。高温多湿の乾燥風は、両面ファン１６で外気
と熱交換し、冷却されて水分を凝縮させ、その後半導体
ヒータ２５で再加熱されて回転ドラム８に供給され続け
る。凝縮水は、ドレン口２６から排出される。
【００１８】次に、前記マイコン４３に記憶されている
プログラムの概略の動作説明用フローチャートを示す図
４、図５及び該フローチャートにおける延長時間ｔｘを
得るためのマトリクス表図を示す図６に基づき乾燥運転
を説明する。
プログラムの概略の動作説明用フローチャートを示す図
４、図５及び該フローチャートにおける延長時間ｔｘを
得るためのマトリクス表図を示す図６に基づき乾燥運転
を説明する。
【００１９】乾燥運転の開始からマイコン４３は時間カ
ウントを開始し、使用者がヒータ「強」を設定している
と第１、第２ヒータ２５ａ、２５ｂをオンし、ヒータ
「弱」を設定していると第１ヒータ２５ａをオンし、モ
ータ２８をオンして加熱乾燥運転を開始する。運転開始
からカウントしている運転時間をＴと置き、その運転時
間Ｔにおける第１温度検知素子３１の検知温度（ドラム
出口温度Ｋ１）と第２温度検知素子３２（ヒータ入口温
度Ｋ２）との温度差をＳと置く。
ウントを開始し、使用者がヒータ「強」を設定している
と第１、第２ヒータ２５ａ、２５ｂをオンし、ヒータ
「弱」を設定していると第１ヒータ２５ａをオンし、モ
ータ２８をオンして加熱乾燥運転を開始する。運転開始
からカウントしている運転時間をＴと置き、その運転時
間Ｔにおける第１温度検知素子３１の検知温度（ドラム
出口温度Ｋ１）と第２温度検知素子３２（ヒータ入口温
度Ｋ２）との温度差をＳと置く。
【００２０】前記運転開始から一定時間後、即ち、前記
Ｔが１５分のときのＳの値をＡと置き、前記Ｔが６０分
のときのＳからＡを引いた値をＢと置く。
Ｔが１５分のときのＳの値をＡと置き、前記Ｔが６０分
のときのＳからＡを引いた値をＢと置く。
【００２１】そして、このＡ、Ｂ、Ｔの値の組み合わせ
により、ヒ−タ「強」のときには図６（イ）のマトリク
ス表図に従って、ヒ−タ「弱」のときには図６（ロ）の
マトリクス表図に従って、夫々延長時間ｔｘを決定す
る。
により、ヒ−タ「強」のときには図６（イ）のマトリク
ス表図に従って、ヒ−タ「弱」のときには図６（ロ）の
マトリクス表図に従って、夫々延長時間ｔｘを決定す
る。
【００２２】図６の説明をここで行うと、Ａの値を１０
ｄｅｇ以下、１０〜２０ｄｅｇ、２０ｄｅｇ以上と３段
階に、Ｂの値を０〜２ｄｅｇ、２〜４ｄｅｇ、４ｄｅｇ
以上の３段階に、Ｔの値を０〜６０分、６０〜９０分、
９０分以上の３段階に夫々分け、これら３つのパラメ−
タによるマトリクスによってｔｘを決定する。ここでＴ
＜１５分ではＡの値が決まらないため、Ａ＝２０ｄｅｇ
以上、とし、Ｔ＜６０分ではＢの値が決まらないため、
Ｂ＝４ｄｅｇ以上、とする。
ｄｅｇ以下、１０〜２０ｄｅｇ、２０ｄｅｇ以上と３段
階に、Ｂの値を０〜２ｄｅｇ、２〜４ｄｅｇ、４ｄｅｇ
以上の３段階に、Ｔの値を０〜６０分、６０〜９０分、
９０分以上の３段階に夫々分け、これら３つのパラメ−
タによるマトリクスによってｔｘを決定する。ここでＴ
＜１５分ではＡの値が決まらないため、Ａ＝２０ｄｅｇ
以上、とし、Ｔ＜６０分ではＢの値が決まらないため、
Ｂ＝４ｄｅｇ以上、とする。
【００２３】再びフロ−チャ−トの説明に戻る。ｔｘ決
定後、「アイロン」コ−スであれば「アイロン」表示素
子Ｌ７を点滅させ、他の制御によるアイロン検知が行わ
れると終了工程に進む。
定後、「アイロン」コ−スであれば「アイロン」表示素
子Ｌ７を点滅させ、他の制御によるアイロン検知が行わ
れると終了工程に進む。
【００２４】「標準」コースであれば「標準」表示素子
Ｌ１０を点滅させ、他の制御の標準前検知が行われるま
で各情報を取り込みｔｘを決定する工程を繰り返す。こ
こで標準前検知とは衣類の乾燥度合いが、各温度検知素
子３１、３２、３３によって得られた情報により所定の
乾燥度合いに相当する所定値、即ち標準の乾燥度合いに
相当する所定値、あるいは標準の乾燥度合いより更に乾
燥させた状態に相当する所定値に達したことを検知する
ことである。この状態に達した後、「標準」コースでは
加熱乾燥を延長するもので、標準前検知が行われるとそ
れまでに得られていたｔｘをカウントしてその間だけ加
熱乾燥を延長する。運転時間ｔｘだけ加熱乾燥を延長し
た後は、終了工程に進む。
Ｌ１０を点滅させ、他の制御の標準前検知が行われるま
で各情報を取り込みｔｘを決定する工程を繰り返す。こ
こで標準前検知とは衣類の乾燥度合いが、各温度検知素
子３１、３２、３３によって得られた情報により所定の
乾燥度合いに相当する所定値、即ち標準の乾燥度合いに
相当する所定値、あるいは標準の乾燥度合いより更に乾
燥させた状態に相当する所定値に達したことを検知する
ことである。この状態に達した後、「標準」コースでは
加熱乾燥を延長するもので、標準前検知が行われるとそ
れまでに得られていたｔｘをカウントしてその間だけ加
熱乾燥を延長する。運転時間ｔｘだけ加熱乾燥を延長し
た後は、終了工程に進む。
【００２５】「念入り」コ−スであれば、「念入り」表
示素子Ｌ８を点滅させ、前記「標準」コースと同様の加
熱乾燥の延長制御を行った後、更に割増し時間だけ加熱
乾燥を行い、その後終了工程に進む。
示素子Ｌ８を点滅させ、前記「標準」コースと同様の加
熱乾燥の延長制御を行った後、更に割増し時間だけ加熱
乾燥を行い、その後終了工程に進む。
【００２６】終了工程では、半導体ヒータ２５（第１ヒ
ータ２５ａ、第２ヒータ２５ｂ）を停止してモータ２８
のみを運転し、回転ドラム８を冷却する送風運転（ク−
ルダウン）を行う。
ータ２５ａ、第２ヒータ２５ｂ）を停止してモータ２８
のみを運転し、回転ドラム８を冷却する送風運転（ク−
ルダウン）を行う。
【００２７】所定時間後にモータ２８を停止して終了工
程を終了し、終了を報知するブザーをブザ−回路５１に
より鳴らし、表示を運転開始前に戻して乾燥運転を終了
する。
程を終了し、終了を報知するブザーをブザ−回路５１に
より鳴らし、表示を運転開始前に戻して乾燥運転を終了
する。
【００２８】このように、衣類の量や種類に応じて変化
する、加熱乾燥の開始から一定時間後の前記温度差と、
複数の感熱手段の温度差によって測定される乾燥度合い
が所定値に達するまでの運転時間との組み合わせによっ
て設定される延長時間だけ加熱乾燥を延長することによ
り、衣類の量や種類に応じた適正な運転時間だけ加熱乾
燥が行われ、これにより、衣類の量や種類に関係なく、
高い乾燥度合いで衣類を完全乾燥することができ、しか
も無駄な電力消費なく乾燥できる。
する、加熱乾燥の開始から一定時間後の前記温度差と、
複数の感熱手段の温度差によって測定される乾燥度合い
が所定値に達するまでの運転時間との組み合わせによっ
て設定される延長時間だけ加熱乾燥を延長することによ
り、衣類の量や種類に応じた適正な運転時間だけ加熱乾
燥が行われ、これにより、衣類の量や種類に関係なく、
高い乾燥度合いで衣類を完全乾燥することができ、しか
も無駄な電力消費なく乾燥できる。
【００２９】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成しており、衣
類の量や種類に応じて変化する、加熱乾燥の開始から一
定時間後の前記温度差と、複数の感熱手段の温度差によ
って測定される乾燥度合いが所定値に達するまでの運転
時間との組み合わせによって設定される延長時間だけ加
熱乾燥を延長することにより、衣類の量や種類に応じた
適正な運転時間だけ加熱乾燥が行われ、これにより、衣
類の量や種類に関係なく、高い乾燥度合いで衣類を完全
乾燥することができ、しかも無駄な電力消費なく乾燥で
きる、使用しやすい衣類乾燥機を得ることができる等の
効果を奏する。
類の量や種類に応じて変化する、加熱乾燥の開始から一
定時間後の前記温度差と、複数の感熱手段の温度差によ
って測定される乾燥度合いが所定値に達するまでの運転
時間との組み合わせによって設定される延長時間だけ加
熱乾燥を延長することにより、衣類の量や種類に応じた
適正な運転時間だけ加熱乾燥が行われ、これにより、衣
類の量や種類に関係なく、高い乾燥度合いで衣類を完全
乾燥することができ、しかも無駄な電力消費なく乾燥で
きる、使用しやすい衣類乾燥機を得ることができる等の
効果を奏する。
【図１】本発明衣類乾燥機の実施例の側断面図である。
【図２】同制御操作部の正面図である。
【図３】同制御回路の概略回路ブロック図である。
【図４】同概略の動作説明用フローチャートである。
【図５】同図４に連続する概略の動作説明用フローチャ
ートである。
ートである。
【図６】同延長時間ｔｘを得るためのマトリクス表図
で、（イ）はヒ−タ「強」のときのマトリクス表図、
（ロ）はヒ−タ「弱」のときのマトリクス表図である。
で、（イ）はヒ−タ「強」のときのマトリクス表図、
（ロ）はヒ−タ「弱」のときのマトリクス表図である。
１ 衣類乾燥機 ８ 回転ドラム ３１ 第１温度検知素子（感熱手段） ３２ 第２温度検知素子（感熱手段）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 複数の感熱手段を有し、回転ドラム内に
乾燥風を送り込んで衣類を乾燥する加熱乾燥を行うとと
もに、前記感熱手段の温度差によって乾燥運転を制御す
る衣類乾燥機において、前記温度差によって測定される
乾燥度合いが所定値に達した後、前記加熱乾燥の開始か
ら一定時間後の前記温度差と、乾燥度合いが前記所定値
に達するまでの運転時間の組み合わせによって設定され
る延長時間だけ、前記加熱乾燥を延長するように制御し
たことを特徴とする衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3158792A JP2657130B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3158792A JP2657130B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053998A true JPH053998A (ja) | 1993-01-14 |
| JP2657130B2 JP2657130B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=15679445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3158792A Expired - Fee Related JP2657130B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2657130B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0928770A (ja) * | 1995-07-14 | 1997-02-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気機器 |
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| US9410924B2 (en) | 2007-05-18 | 2016-08-09 | Ce-Mate B.V. | Test chip with plug for measuring the concentration of an analyte in a liquid, housing for test chip and socket for plug |
| CN106429368A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-22 | 安庆市佳美饮料有限公司 | 一种转盘式饮料瓶风干分类设备 |
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| US9927387B2 (en) | 2005-07-15 | 2018-03-27 | Trividia Health, Inc. | Embedded strip lot autocalibration |
| CN110565345A (zh) * | 2018-06-05 | 2019-12-13 | 林内株式会社 | 衣物干燥机 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH02229000A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衣類乾燥機 |
| JPH03133500A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衣類乾燥機 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3158792A patent/JP2657130B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN110565345B (zh) * | 2018-06-05 | 2023-01-06 | 林内株式会社 | 衣物干燥机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2657130B2 (ja) | 1997-09-24 |
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