JPH0716398A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JPH0716398A JPH0716398A JP5187255A JP18725593A JPH0716398A JP H0716398 A JPH0716398 A JP H0716398A JP 5187255 A JP5187255 A JP 5187255A JP 18725593 A JP18725593 A JP 18725593A JP H0716398 A JPH0716398 A JP H0716398A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- input
- temperature
- level
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 精度の高い目詰り表示を行い、実用性を高く
する。 【構成】 乾燥機本体内に回転自在に設けられ衣類を収
容するドラム13と、ドラム13の後面に配設されたフ
ィルタ16と、フィルタ16を介してドラム13に乾燥
風が循環する乾燥風路25と、乾燥風路25に設けられ
たヒータ31と、電源投入時の室温又は乾燥風路25の
ヒータ31の手前の温度を検知する温度検知手段32
と、ヒータ31の入力を検出する入力検出手段46と、
運転時間と,検知手段32により検知された検知温度と
により,検出手段46により検出された運転中のヒータ
31の入力のレベルを判定する判定手段と、判定手段に
より判定された入力のレベルによりフィルタ16の目詰
りのレベルを表示する表示部43とを備える。
する。 【構成】 乾燥機本体内に回転自在に設けられ衣類を収
容するドラム13と、ドラム13の後面に配設されたフ
ィルタ16と、フィルタ16を介してドラム13に乾燥
風が循環する乾燥風路25と、乾燥風路25に設けられ
たヒータ31と、電源投入時の室温又は乾燥風路25の
ヒータ31の手前の温度を検知する温度検知手段32
と、ヒータ31の入力を検出する入力検出手段46と、
運転時間と,検知手段32により検知された検知温度と
により,検出手段46により検出された運転中のヒータ
31の入力のレベルを判定する判定手段と、判定手段に
より判定された入力のレベルによりフィルタ16の目詰
りのレベルを表示する表示部43とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ヒータ、即ちP
TCヒータの入力によりフィルタの目詰りを表示する衣
類乾燥機に関する。
TCヒータの入力によりフィルタの目詰りを表示する衣
類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種衣類乾燥機は、例えば特公
昭57−42360号公報(D06F58/28)に示
すように、フィルタが目詰りした場合、循環風量が減
り、PTCヒータの冷却が悪くなり、温度が高くなるた
め、ヒータの抵抗が増加し、入力が減少する。このヒー
タの入力をカレントトランスにより検出し、表示メータ
の指針の振れによりフィルタの目詰りの状態を表示して
いる。
昭57−42360号公報(D06F58/28)に示
すように、フィルタが目詰りした場合、循環風量が減
り、PTCヒータの冷却が悪くなり、温度が高くなるた
め、ヒータの抵抗が増加し、入力が減少する。このヒー
タの入力をカレントトランスにより検出し、表示メータ
の指針の振れによりフィルタの目詰りの状態を表示して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記衣類乾燥機
の場合、循環風量に応じて変化するヒータの入力を検出
しているが、このヒータの入力は、風量だけではなく、
運転時間,供給される空気の温度又は室温にも影響され
る。
の場合、循環風量に応じて変化するヒータの入力を検出
しているが、このヒータの入力は、風量だけではなく、
運転時間,供給される空気の温度又は室温にも影響され
る。
【0004】即ち、運転時間と,前記空気の温度,ヒー
タの入力との間には、図6に示す関係がある。同図にお
いて、前記空気の温度は図6の実線で示すように、運転
時間に比例して上昇し、運転開始から15分程度で定常
状態になる。これに対してヒータの入力は図6の鎖線で
示すように、運転時間に反比例して低下し、運転開始か
ら15分程度で安定する。
タの入力との間には、図6に示す関係がある。同図にお
いて、前記空気の温度は図6の実線で示すように、運転
時間に比例して上昇し、運転開始から15分程度で定常
状態になる。これに対してヒータの入力は図6の鎖線で
示すように、運転時間に反比例して低下し、運転開始か
ら15分程度で安定する。
【0005】つぎに、目詰りのない正常なフィルタ,該
フィルタに対してヒータの入力が100W程度低くなる
目詰りしたフィルタの場合の,室温と定常状態時のヒー
タの入力との関係を示した図7について説明する。同図
において、正常なフィルタの場合、図7の実線で示すよ
うに、室温が低い時、ヒータの入力は高く、室温が高い
時、ヒータの入力は低い。例えば0℃の時と30℃の時
のヒータの入力を比較すると、約200Wの差がある。
フィルタに対してヒータの入力が100W程度低くなる
目詰りしたフィルタの場合の,室温と定常状態時のヒー
タの入力との関係を示した図7について説明する。同図
において、正常なフィルタの場合、図7の実線で示すよ
うに、室温が低い時、ヒータの入力は高く、室温が高い
時、ヒータの入力は低い。例えば0℃の時と30℃の時
のヒータの入力を比較すると、約200Wの差がある。
【0006】一方、目詰りしたフィルタの場合、図7の
破線で示すように、室温が15℃の時に、室温が30℃
の時の,正常なフィルタの場合のヒータの入力と同等に
なる。即ち、ヒータ入力が低くても、室温が高く、ヒー
タの入力が定常状態ならば、フィルタの目詰りがない場
合がある。
破線で示すように、室温が15℃の時に、室温が30℃
の時の,正常なフィルタの場合のヒータの入力と同等に
なる。即ち、ヒータ入力が低くても、室温が高く、ヒー
タの入力が定常状態ならば、フィルタの目詰りがない場
合がある。
【0007】したがって、風量,運転時間,供給される
空気の温度又は室温を考慮せずにヒータの入力のレベル
を表示しても誤差が大きく、ヒータの入力のレベル表示
がフィルタの目詰りレベルと同じにならず、結果として
精度が悪くなり、実用性が低いという問題点がある。本
発明は前記の点に留意し、精度の高い目詰り表示を行
い、実用性の高い衣類乾燥機を提供することを目的とす
る。
空気の温度又は室温を考慮せずにヒータの入力のレベル
を表示しても誤差が大きく、ヒータの入力のレベル表示
がフィルタの目詰りレベルと同じにならず、結果として
精度が悪くなり、実用性が低いという問題点がある。本
発明は前記の点に留意し、精度の高い目詰り表示を行
い、実用性の高い衣類乾燥機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の衣類乾燥機は、乾燥機本体内に回転自在に
設けられ衣類を収容するドラムと、ドラムの後面に配設
されたフィルタと、フィルタを介してドラムに乾燥風が
循環する乾燥風路と、乾燥風路に設けられたヒータと、
電源投入時の室温又は乾燥風路のヒータの手前の温度を
検知する温度検知手段と、ヒータの入力を検出する入力
検出手段と、運転時間と,検知手段により検知された検
知温度とにより,検出手段により検出された運転中のヒ
ータの入力のレベルを判定する判定手段と、判定手段に
より判定された入力のレベルによりフィルタの目詰りの
レベルを表示する表示部とを備えたものである。
に、本発明の衣類乾燥機は、乾燥機本体内に回転自在に
設けられ衣類を収容するドラムと、ドラムの後面に配設
されたフィルタと、フィルタを介してドラムに乾燥風が
循環する乾燥風路と、乾燥風路に設けられたヒータと、
電源投入時の室温又は乾燥風路のヒータの手前の温度を
検知する温度検知手段と、ヒータの入力を検出する入力
検出手段と、運転時間と,検知手段により検知された検
知温度とにより,検出手段により検出された運転中のヒ
ータの入力のレベルを判定する判定手段と、判定手段に
より判定された入力のレベルによりフィルタの目詰りの
レベルを表示する表示部とを備えたものである。
【0009】
【作用】前記のように構成された本発明の衣類乾燥機
は、温度検知手段により電源投入時の室温又は乾燥風路
のヒータの手前の温度を検知し、入力検出手段によりヒ
ータの入力を検出し、運転時間と,検知手段により検知
された検知温度とから,検出手段により検出された運転
中のヒータの入力のレベルを判定する判定手段が設けら
れ、判定手段により判定された前記入力のレベルからフ
ィルタの目詰りのレベルを表示する表示部が設けられて
いるため、ヒータの入力に影響する運転時間の要素と検
知温度の要素とが加味されることにより、判定手段によ
り判定されたヒータの入力のレベルがフィルタの目詰り
のレベルに一致し、精度の高い目詰り表示が可能にな
り、実用性が向上する。
は、温度検知手段により電源投入時の室温又は乾燥風路
のヒータの手前の温度を検知し、入力検出手段によりヒ
ータの入力を検出し、運転時間と,検知手段により検知
された検知温度とから,検出手段により検出された運転
中のヒータの入力のレベルを判定する判定手段が設けら
れ、判定手段により判定された前記入力のレベルからフ
ィルタの目詰りのレベルを表示する表示部が設けられて
いるため、ヒータの入力に影響する運転時間の要素と検
知温度の要素とが加味されることにより、判定手段によ
り判定されたヒータの入力のレベルがフィルタの目詰り
のレベルに一致し、精度の高い目詰り表示が可能にな
り、実用性が向上する。
【0010】
【実施例】1実施例について図1ないし図5を参照して
説明する。まず、衣類乾燥機の全体構成を示した図2に
おいて、1は衣類乾燥機2の機枠、3は機枠1の前面中
央に設けられた衣類の投入口、4は機枠1の後面に止着
された後面板であり、中央に外部空気の導入孔5が多数
設けられている。6は機枠1の底部に形成された複数個
の導出口、7は投入口3を開閉するドア、8は機枠1内
の前部に投入口3を囲むよう取り付けられた環状の板金
製ドラム支持板、9は機枠1の後部に後面板4と間隔を
有するよう横方向に架設された支持板、10は支持板9
に固定されたファンケーシングであり、これにより機枠
1内が乾燥室11とファン室12とに区画されている。
説明する。まず、衣類乾燥機の全体構成を示した図2に
おいて、1は衣類乾燥機2の機枠、3は機枠1の前面中
央に設けられた衣類の投入口、4は機枠1の後面に止着
された後面板であり、中央に外部空気の導入孔5が多数
設けられている。6は機枠1の底部に形成された複数個
の導出口、7は投入口3を開閉するドア、8は機枠1内
の前部に投入口3を囲むよう取り付けられた環状の板金
製ドラム支持板、9は機枠1の後部に後面板4と間隔を
有するよう横方向に架設された支持板、10は支持板9
に固定されたファンケーシングであり、これにより機枠
1内が乾燥室11とファン室12とに区画されている。
【0011】13は乾燥室11内に配設された横軸型の
ドラムであり、前面開口を前記投入口3に対向させてド
ラム支持板8にフェルト等を介して支持され、後面側が
後面板4と支持板9とで支持された軸14に回転自在に
支持されている。15はドラム13の後面中央に放射状
に設けられた乾燥風出口、16はこの出口15の前面を
覆うリントフィルタ、17はドラム支持板8の下部に設
けられた乾燥風入口、18は支持板9に設けられ乾燥室
11とファン室12とを連通した連通口、19は乾燥風
出口15からの風を確実に連通口18に案内するための
シール部材である。
ドラムであり、前面開口を前記投入口3に対向させてド
ラム支持板8にフェルト等を介して支持され、後面側が
後面板4と支持板9とで支持された軸14に回転自在に
支持されている。15はドラム13の後面中央に放射状
に設けられた乾燥風出口、16はこの出口15の前面を
覆うリントフィルタ、17はドラム支持板8の下部に設
けられた乾燥風入口、18は支持板9に設けられ乾燥室
11とファン室12とを連通した連通口、19は乾燥風
出口15からの風を確実に連通口18に案内するための
シール部材である。
【0012】20はファン室12において軸14に固定
された円板状の合成樹脂製両面ファンであり、乾燥室1
1側に位置する循環ファン面21と後面板4側に位置す
る冷却ファン面22とを表裏一体に形成して構成され、
冷却ファン面22側中央部にはプーリ23が一体に設け
られている。24はファンケーシング10に両面ファン
20を囲むように設けられた合成樹脂製仕切板であり、
この仕切板24の中央の円形開口内に前記両面ファン2
0が収容され、仕切板24と両面ファン20とによりフ
ァン室10内が乾燥風路25と冷却風路26とに区画さ
れている。
された円板状の合成樹脂製両面ファンであり、乾燥室1
1側に位置する循環ファン面21と後面板4側に位置す
る冷却ファン面22とを表裏一体に形成して構成され、
冷却ファン面22側中央部にはプーリ23が一体に設け
られている。24はファンケーシング10に両面ファン
20を囲むように設けられた合成樹脂製仕切板であり、
この仕切板24の中央の円形開口内に前記両面ファン2
0が収容され、仕切板24と両面ファン20とによりフ
ァン室10内が乾燥風路25と冷却風路26とに区画さ
れている。
【0013】ここで、両面ファン20の外周部には、乾
燥風路25へ向けて開口する同心円状の複数の溝を形成
した回転リブ群27が一体形成され、さらに、両面ファ
ン20の外周部に対向する仕切板24の内周部には、冷
却風路26へ向けて開口する同心円状の複数の溝を形成
した固定リブ群28が一体形成されており、回転リブ群
27の各リブが固定リブ群28の各リブに対して、相互
に非接触状態で遊嵌され、回転リブ群27と固定リブ群
28とによりラビリンス結合を構成している。
燥風路25へ向けて開口する同心円状の複数の溝を形成
した回転リブ群27が一体形成され、さらに、両面ファ
ン20の外周部に対向する仕切板24の内周部には、冷
却風路26へ向けて開口する同心円状の複数の溝を形成
した固定リブ群28が一体形成されており、回転リブ群
27の各リブが固定リブ群28の各リブに対して、相互
に非接触状態で遊嵌され、回転リブ群27と固定リブ群
28とによりラビリンス結合を構成している。
【0014】29は乾燥風路25の連通口18の背部に
配設され,ドラム13から排出された空気の温度を検知
するサーミスタからなる第1の温度検知手段、30は乾
燥風路25の下部と乾燥風入口17とを接続したダク
ト、31はダクト30内の乾燥風入口17の手前に配設
された加熱用のPTCヒータ、32はダクト30内のヒ
ータ31の手前に配設され,供給される空気の温度、即
ちヒータ31の手前の温度を検知するサーミスタからな
る第2の温度検知手段であり、第1の温度検知手段29
との温度差により衣類の乾燥を検知する。33はダクト
30の最下部に設けられダクト30内に流下した除湿水
を機外に排出するための排出口、34は駆動モータであ
り、前記プーリ23に小プーリ35及びベルト36を介
して連結され、前記ドラム13にプーリ37及びベルト
38を介して連結されている。
配設され,ドラム13から排出された空気の温度を検知
するサーミスタからなる第1の温度検知手段、30は乾
燥風路25の下部と乾燥風入口17とを接続したダク
ト、31はダクト30内の乾燥風入口17の手前に配設
された加熱用のPTCヒータ、32はダクト30内のヒ
ータ31の手前に配設され,供給される空気の温度、即
ちヒータ31の手前の温度を検知するサーミスタからな
る第2の温度検知手段であり、第1の温度検知手段29
との温度差により衣類の乾燥を検知する。33はダクト
30の最下部に設けられダクト30内に流下した除湿水
を機外に排出するための排出口、34は駆動モータであ
り、前記プーリ23に小プーリ35及びベルト36を介
して連結され、前記ドラム13にプーリ37及びベルト
38を介して連結されている。
【0015】そして、乾燥時、駆動モータ34の駆動力
により、ドラム13が低速で、両面ファン20が高速
で、それぞれ一方向に回転され、同時にヒータ31が通
電される。これにより、両面ファン20の循環ファン面
21の回転で生起した乾燥風が、図2の細線矢印に示す
ように、乾燥風路25,乾燥ダクト30,ドラム13を
通って循環し、ヒータ31により加熱されてドラム13
内の被乾燥物と熱交換を行う。また、両面ファン20の
冷却ファン面22の回転により、図2の太線矢印に示す
ように、導入孔5から冷却風路26内に外気が導入さ
れ、これが冷却風として両面ファン20を冷却し、導出
口6から導出される。
により、ドラム13が低速で、両面ファン20が高速
で、それぞれ一方向に回転され、同時にヒータ31が通
電される。これにより、両面ファン20の循環ファン面
21の回転で生起した乾燥風が、図2の細線矢印に示す
ように、乾燥風路25,乾燥ダクト30,ドラム13を
通って循環し、ヒータ31により加熱されてドラム13
内の被乾燥物と熱交換を行う。また、両面ファン20の
冷却ファン面22の回転により、図2の太線矢印に示す
ように、導入孔5から冷却風路26内に外気が導入さ
れ、これが冷却風として両面ファン20を冷却し、導出
口6から導出される。
【0016】したがって、被乾燥物と熱交換した乾燥風
が乾燥風路25内に導入されると、これが両面ファン2
0に接して冷却され、乾燥風中の水分が凝縮し、この凝
縮水が乾燥風路25内を流下して排出口33から排出さ
れ、この動作が継続されることにより被乾燥物の乾燥が
進行する。
が乾燥風路25内に導入されると、これが両面ファン2
0に接して冷却され、乾燥風中の水分が凝縮し、この凝
縮水が乾燥風路25内を流下して排出口33から排出さ
れ、この動作が継続されることにより被乾燥物の乾燥が
進行する。
【0017】つぎに、機枠1の前面に配設されたコント
ロール部を示した図3において、39はスタート/一時
停止スイッチであり、コントロール部の右側部に配設さ
れ、乾燥の運転をスタート,一時停止する。40はコー
ス切換スイッチであり、コントロール部の中央部に配設
され、乾燥コースを選択する。41はスタート/一時停
止スイッチ39,コース切換スイッチ40からなるキー
入力手段である。
ロール部を示した図3において、39はスタート/一時
停止スイッチであり、コントロール部の右側部に配設さ
れ、乾燥の運転をスタート,一時停止する。40はコー
ス切換スイッチであり、コントロール部の中央部に配設
され、乾燥コースを選択する。41はスタート/一時停
止スイッチ39,コース切換スイッチ40からなるキー
入力手段である。
【0018】42はコントロール部の中央上部に配設さ
れ,衣類の種類,運転時間等の表示部、43は目詰りレ
ベル表示部であり、マイクロコンピュータ(以下マイコ
ンという)内の後述の判定手段により4段階に判定され
たヒータ31の入力のレベルに基づいてフィルタ16の
目詰りのレベルをLEDにより表示し、フィルタ16の
目詰りのない「1」から、目詰りの進行した「4」まで
下がってゆく。44は表示部42,43からなる表示手
段である。
れ,衣類の種類,運転時間等の表示部、43は目詰りレ
ベル表示部であり、マイクロコンピュータ(以下マイコ
ンという)内の後述の判定手段により4段階に判定され
たヒータ31の入力のレベルに基づいてフィルタ16の
目詰りのレベルをLEDにより表示し、フィルタ16の
目詰りのない「1」から、目詰りの進行した「4」まで
下がってゆく。44は表示部42,43からなる表示手
段である。
【0019】つぎに、ブロック回路を示した図4におい
て、マイコン構成の制御手段45には、キー入力手段4
1からのコース選択,スタート等のキー信号や第1の温
度検知手段29,第2の温度検知手段32からの温度信
号,カレントトランスからなる入力検出手段46からの
検出信号が入力され、制御手段45は、これらの入力情
報を基にあらかじめ設定されたプログラムに従い、モー
タ駆動回路47,ヒータ駆動回路48を介してモータ3
4,ヒータ31の駆動を制御し、表示手段44により衣
類の種類,フィルタ16の目詰りのレベル等を表示し、
異常が発生した場合、報知手段49によりブザー等を用
いて異常を報知する。
て、マイコン構成の制御手段45には、キー入力手段4
1からのコース選択,スタート等のキー信号や第1の温
度検知手段29,第2の温度検知手段32からの温度信
号,カレントトランスからなる入力検出手段46からの
検出信号が入力され、制御手段45は、これらの入力情
報を基にあらかじめ設定されたプログラムに従い、モー
タ駆動回路47,ヒータ駆動回路48を介してモータ3
4,ヒータ31の駆動を制御し、表示手段44により衣
類の種類,フィルタ16の目詰りのレベル等を表示し、
異常が発生した場合、報知手段49によりブザー等を用
いて異常を報知する。
【0020】つぎに判定手段によるヒータ31の入力の
レベルの判定方法について説明する。例えばファジー理
論を用いた場合、ファジー理論の入力に当るヒータ31
の手前の温度及び乾燥時間のメンバーシップ関数を図5
A及び図5Bに示すように設定し、ファジールールを下
記の4つとする。
レベルの判定方法について説明する。例えばファジー理
論を用いた場合、ファジー理論の入力に当るヒータ31
の手前の温度及び乾燥時間のメンバーシップ関数を図5
A及び図5Bに示すように設定し、ファジールールを下
記の4つとする。
【0021】乾燥時間が短くて前記温度が低い時、ヒ
ータ31の基準入力を1500Wとする。 乾燥時間が長くて前記温度が高い時、ヒータ31の基
準入力を1100Wとする。 乾燥時間が短くて前記温度が高い時、ヒータ31の基
準入力を1300Wとする。 乾燥時間が長くて前記温度が低い時、ヒータ31の基
準入力を1400Wとする。
ータ31の基準入力を1500Wとする。 乾燥時間が長くて前記温度が高い時、ヒータ31の基
準入力を1100Wとする。 乾燥時間が短くて前記温度が高い時、ヒータ31の基
準入力を1300Wとする。 乾燥時間が長くて前記温度が低い時、ヒータ31の基
準入力を1400Wとする。
【0022】そして、ファジー制御するのに最も簡単な
方法は、ルックアップテーブル参照方式、即ち図5A,
Bに示すメンバーシップ関数とファジールールとからデ
ータのテーブルを予め作成し、乾燥時間、即ち運転時間
と前記温度とが入力されると、各条件におけるヒータ3
1の基準入力が出力されるようにする。
方法は、ルックアップテーブル参照方式、即ち図5A,
Bに示すメンバーシップ関数とファジールールとからデ
ータのテーブルを予め作成し、乾燥時間、即ち運転時間
と前記温度とが入力されると、各条件におけるヒータ3
1の基準入力が出力されるようにする。
【0023】今、ヒータ31の基準入力を「H」とし、
運転中のヒータ31の入力を「h」とした時、 ヒータ入力レベル1:h≧H ヒータ入力レベル2:H>h≧H−50 ヒータ入力レベル3:H−50>h≧H−100 ヒータ入力レベル4:H−100>h となるように4段階のヒータ31の入力のレベルを決定
する。これらにより、運転時間,前記温度,運転中のヒ
ータ31の入力が入力されると、運転中のヒータ31の
入力のレベルが4段階のうちから判定される。
運転中のヒータ31の入力を「h」とした時、 ヒータ入力レベル1:h≧H ヒータ入力レベル2:H>h≧H−50 ヒータ入力レベル3:H−50>h≧H−100 ヒータ入力レベル4:H−100>h となるように4段階のヒータ31の入力のレベルを決定
する。これらにより、運転時間,前記温度,運転中のヒ
ータ31の入力が入力されると、運転中のヒータ31の
入力のレベルが4段階のうちから判定される。
【0024】つぎに、動作を示した図1において、ま
ず、乾燥機の運転が開始されると、両温度検知手段2
9,32の検知温度が入力(S1 )され、その後、モー
タ34,ヒータ31がON(S2 )し、乾燥行程が始ま
る。つぎに、ヒータ31に通電される電流、即ち入力が
入力検出手段46により検出(S3 )され入力される。
ず、乾燥機の運転が開始されると、両温度検知手段2
9,32の検知温度が入力(S1 )され、その後、モー
タ34,ヒータ31がON(S2 )し、乾燥行程が始ま
る。つぎに、ヒータ31に通電される電流、即ち入力が
入力検出手段46により検出(S3 )され入力される。
【0025】そして、乾燥行程の運転時間のカウント
(S4 )が開始され、運転時間と第2温度検知手段32
により検知されたヒータ31の手前の温度とから、ファ
ジールールによりヒータ31の基準入力を決定(S5 )
する。このヒータ31の基準入力と入力検出手段46に
より検出された運転中のヒータ31の入力とを比較する
ことにより、運転中のヒータ31の入力のレベルを判定
(S6 )する。
(S4 )が開始され、運転時間と第2温度検知手段32
により検知されたヒータ31の手前の温度とから、ファ
ジールールによりヒータ31の基準入力を決定(S5 )
する。このヒータ31の基準入力と入力検出手段46に
より検出された運転中のヒータ31の入力とを比較する
ことにより、運転中のヒータ31の入力のレベルを判定
(S6 )する。
【0026】つぎに、判定したヒータ31の入力のレベ
ルに対応するLEDを点灯させて表示(S7 )する。そ
して両温度検知手段29,32の温度差により衣類が乾
燥したか否かを判別(S8 )し、衣類が乾燥していなけ
れば、乾燥するまで前記動作を繰り返す。衣類が乾燥す
ると、ヒータ31の入力のレベルの表示を解除(S9)
し、クールダウン(S10)した後、運転を終了する。
ルに対応するLEDを点灯させて表示(S7 )する。そ
して両温度検知手段29,32の温度差により衣類が乾
燥したか否かを判別(S8 )し、衣類が乾燥していなけ
れば、乾燥するまで前記動作を繰り返す。衣類が乾燥す
ると、ヒータ31の入力のレベルの表示を解除(S9)
し、クールダウン(S10)した後、運転を終了する。
【0027】なお、前記実施例では、供給される空気の
温度、即ち第2温度検知手段32のヒータ31の手前の
温度を入力の1つに用いたが、電源投入時の室温を入力
してもよい。さらに、判定手段の判定方法としてファジ
ー理論を用いたが、これに限るものではない。また、ヒ
ータ31の入力をレベル判定に用いたが、ヒータ31の
入口温度とヒータ31の出口温度とを測定し、両温度の
差を基準にレベル判定することも考えられる。
温度、即ち第2温度検知手段32のヒータ31の手前の
温度を入力の1つに用いたが、電源投入時の室温を入力
してもよい。さらに、判定手段の判定方法としてファジ
ー理論を用いたが、これに限るものではない。また、ヒ
ータ31の入力をレベル判定に用いたが、ヒータ31の
入口温度とヒータ31の出口温度とを測定し、両温度の
差を基準にレベル判定することも考えられる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の衣
類乾燥機は、温度検知手段32により電源投入時の室温
又は乾燥風路25のヒータ31の手前の温度を検知し、
入力検出手段46によりヒータ31の入力を検出し、運
転時間と検知手段32により検知された検知温度とか
ら,検出手段46により検出された運転中のヒータ31
の入力のレベルを判定する判定手段が設けられ、判定手
段により判定された前記入力のレベルからフィルタ16
の目詰りのレベルを表示する表示部43が設けられてい
るため、ヒータ31の入力に影響する運転時間の要素と
検知温度の要素とを加味することにより、判定手段によ
り判定されたヒータ31の入力のレベルをフィルタ16
の目詰りのレベルに一致させることができ、精度の高い
目詰り表示を行うことができ、実用性を向上することが
できる。
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の衣
類乾燥機は、温度検知手段32により電源投入時の室温
又は乾燥風路25のヒータ31の手前の温度を検知し、
入力検出手段46によりヒータ31の入力を検出し、運
転時間と検知手段32により検知された検知温度とか
ら,検出手段46により検出された運転中のヒータ31
の入力のレベルを判定する判定手段が設けられ、判定手
段により判定された前記入力のレベルからフィルタ16
の目詰りのレベルを表示する表示部43が設けられてい
るため、ヒータ31の入力に影響する運転時間の要素と
検知温度の要素とを加味することにより、判定手段によ
り判定されたヒータ31の入力のレベルをフィルタ16
の目詰りのレベルに一致させることができ、精度の高い
目詰り表示を行うことができ、実用性を向上することが
できる。
【図1】本発明の1実施例のフローチャートである。
【図2】本発明の1実施例の切断側面図である。
【図3】図2の一部の正面図である。
【図4】本発明の1実施例のブロック回路図である。
【図5】A,Bはヒータ手前の温度,乾燥時間のメンバ
ーシップ関数図である。
ーシップ関数図である。
【図6】運転時間と,供給される空気の温度,ヒータ入
力との関係図である。
力との関係図である。
【図7】室温と定常状態時のヒータの入力との関係図で
ある。
ある。
13 ドラム 16 フィルタ 25 乾燥風路 31 ヒータ 32 温度検知手段 43 表示部 46 入力検出手段
Claims (1)
- 【請求項1】 乾燥機本体内に回転自在に設けられ衣類
を収容するドラムと、該ドラムの後面に配設されたフィ
ルタと、該フィルタを介して前記ドラムに乾燥風が循環
する乾燥風路と、前記乾燥風路に設けられたヒータと、
電源投入時の室温又は前記乾燥風路の前記ヒータの手前
の温度を検知する温度検知手段と、前記ヒータの入力を
検出する入力検出手段と、運転時間と,前記検知手段に
より検知された検知温度とにより,前記検出手段により
検出された運転中の前記ヒータの入力のレベルを判定す
る判定手段と、該判定手段により判定された前記入力の
レベルにより前記フィルタの目詰りのレベルを表示する
表示部とを備えた衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187255A JPH0716398A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187255A JPH0716398A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716398A true JPH0716398A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16202774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5187255A Pending JPH0716398A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716398A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100872216B1 (ko) | 2007-04-18 | 2008-12-05 | 엘지전자 주식회사 | 건조기의 표시장치 |
KR100872233B1 (ko) | 2007-04-18 | 2008-12-05 | 엘지전자 주식회사 | 건조기 |
US8146265B2 (en) | 2007-04-18 | 2012-04-03 | Lg Electronics Inc. | Display device of dryer |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5187255A patent/JPH0716398A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100872216B1 (ko) | 2007-04-18 | 2008-12-05 | 엘지전자 주식회사 | 건조기의 표시장치 |
KR100872233B1 (ko) | 2007-04-18 | 2008-12-05 | 엘지전자 주식회사 | 건조기 |
US8146265B2 (en) | 2007-04-18 | 2012-04-03 | Lg Electronics Inc. | Display device of dryer |
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